2024/10/31

【技術情報】トップクライマーによる、前衛アルパインクライミング情報が聞けます!

■ アルパインクライミングの話を聞こう!

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海外の山で活躍するアルパインクライマーたちの活動を紹介する「第2回アルパインクライミング懇談会」が2024年11月26日(火)に東京・錦糸町およびウェブ配信で開催

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というお知らせが来ました☆ 現地にいなくても、ネット参加可能。

 https://www.climbing-net.com/news/jmsca_alpine_2024_20241030/

みなさん、出ましょう☆

■ 伊藤さんの思い出

伊藤さんとお会いしたのは、荒船のアイスにドはまりしていたころでした…。

基本的にクライミングの習得って、

1)テクニカル要素を習得してしまったら、

2)次は長くしていく

のですが、湯川のアイスはみな短いので、習得後、私は4級で長くしていく必要がありました。

それで出てきたのが、4級の荒船山相沢大滝。長くて大きな滝、大滝です。4級なので、基本的に、技術的には初心者でも登れますが、まぁ、安全にリードするとなると別ですね。

4級の技術課題は、ムーブではありません。

・もろそうなアイスをたたかない(含、登らない判断)

・叩き壊して進路を破壊しない

・スクリューを打ちこむべき氷を適切に判断できる

・気温の上昇、壁面、太陽光など気象条件を見極められる (含、登らない判断)

・適切なビレイができる

などです。細かく言えば、もっと他にたくさんあります。

別にムーブは、誰でもできるような簡単なものです。4級と言うグレードがそのように定義されています。なので、登れたこと自体が自慢になる、という世界ではありません。

■ 現代の主流はウィル様登り

ただ、アイスのムーブに関して言えば、古い登りは、正対×ひきつけ 登り。可能なら、この段階、つまり4級で、ウィル様登りを習得したほうがいいです。ダイアゴナル、つまり、体を斜めに使えたほうが5級になった時、楽ですし、6級になれば、それしかないです。

余談になりますが、フリークライミングから入ったアイスクライマーは、4級が登れず、6級が得意です。これは、岩でスラブが登れず、オーバーハングが得意なのと同じです。

私は4級は、スタートした元年にすら、リードしていましたし、登れていましたが、チャレンジな課題を登る予定が先々あるなら、バラエティがあるアイスに接したほうが良いです。一か所に詳しくなること(ホームグランドを持つこと)も大事だが、様々な条件の氷に接することも大事、ということですね。”氷の見極め”が大事だから、です。そこが、安全か、安全でないかを決める要素です。

成長方法を簡単にまとめると、

人工氷壁→三つ峠→醤油樽→小滝→大滝→湯川→荒船 みたいな順番かな?途中に初級のルートを挟みましょう。

私は初級ルートとしては、広河原沢左俣に連れて行ってもらった後、同レベルの仲間で硫黄岳を詰めるジョーゴ沢に行き(自分がリーダー)、その次は、自分のリードで後輩を連れて、峰の松目沢に行っています(オールリード)。

■ズルしないのが大事

その際ですが、GPSで入渓点を探るような”ズル”をするようでは、沢登りに差し戻しです。

ちゃんと、紙の地図を見て、〇〇から数えて2本目の沢…などと読図ができるような状態になり、地形を見る目も、寒さで時間的余裕が緊迫している冬ではなく、ちゃんとゆとりがある夏に、沢に行ってから行きました。

つまり、アイスのルートというのは、沢登りが済ませた人の、ご褒美、ということです。

その前に沢登りで、ひと夏をささげ、その夏は20本以上の沢山行を毎週のように、行っています。1本、2本、誰かに連れられて、沢に行っても、読図のあれやこれやは、身につかないと思います。(これは言葉の端に現れます。赤布を追っているような山をしてはいけません。)

当方のアイスクライミングの成長記録はこちらです。

https://iceclmb.blogspot.com/

さて、そのような何段階をものステップを経て、晴れて迎えた荒船時代…。

■ 華やかになった

その最後を彩ってくれたのが、伊藤仰二さんというトップクライマーでした。

伊藤さんは、師匠の飲み会に来てくれたので、私は大慌てで、知り合いの5.13男性クライマー全員に声をかけたのですが… みんな、ビビってきませんでした…(汗)。

私みたいな成人から山をスタートした人、しかも女性が、伊藤さんにあっても何を質問したらいいんだか…想像もつかない、と思っていました。(実際、その通りだった)

で、アイスクライミングにも来てくれたのですが…えー、荒船の大滝ですいません、というか…4級のアイスなんて、伊藤さんにとっては退屈なんではないか?と思い、もっと難しいラインを、と水を向けると?

「〇〇さん、私に何をさせようとしているんですか?」と…。

やっぱりちゃんとしている人は、変に粋がって難しいライン…=強点を行こうとかしない、確実堅実な登りでした。

その後、お隣のマルチに行ったのですが、伊藤さんペアはなかなか降りてこない…なんかトラブった?

私はその隣では、垂直の5級を初リードして、満足でした。短い5級です。氷が硬かったので、プロテクション面では、安心なんだけど、フィジカル面ではパワーが必要で、それが私は欠点であるので、ビレイしていた師匠の青ちゃんは寿命が短くなったみたいでした。すいません。

女性はやっぱり上半身が弱いです。最近、筋トレでラットプルダウンしているんですが、広背筋使う前に首が疲れてしまい、全然ダメ。ダンベルを持ち上げるやつも、たったの3㎏でふらついているという、よわよわ具合です。なので、私に6級のリードはないな…と自覚中ですが…まぁ5級までは体を戻さねば!とがんばっています。

さて、話がそれましたが…

伊藤さんはこのような、とても気さくなアルパイントップクライマーです。

アニキにいろいろ質問して、若いクライマーは、世界の山を目指しましょう☆

■ アックスで登るクラック

伊藤さんがプレゼントしてくれたもの、としては、私にとっては

1)伊藤さんはセルフを取る=軽いクライマーにはビレイ時にセルフは必至

2)アックスで登るクラック 

3)荒船昇天

の3つがありました。

私はそれまで、自分が軽くて小さいことに負い目を感じており、ビレイは、積極的に出来ませんでした。なんせ自分がぶっ飛んで、アイスに激突した、っていうのが、自立したアイスクライミング1本目の経験で、相手は80kgくらいありそうな男性でした。

その男性も初心者だったと思うので、その様子は、石田さんというガイドさんが、”それとなく” 危険予知してくれ、守ってくれたような恰好でした…。

その後、私はアイスクライミングのビレイが自分の核心だと心得、しばらくビレイのことばかりを考えて過ごしました。それで保科ガイドのクライミングに行き、リードのビレイを初体験させてもらったほどです。(しかし、何も教えてはくれなかった)

というのは、アイスクライミングでは、フリークライミングの外岩の時のように、

 直下には立てない

からです。そこには打ち砕かれた氷のかけらが落ちてきます。したがって、離れなくてはなりませんが、離れすぎてもリスク…。ロープが出ないとクライマーは登れませんし。

というので、立ち位置の研究。

そして、ビレイとビレイ器、ロープの相性、ロープのメンテナンスなどのワンセットで安全は成り立つものです。

■リスク管理は危険予知

リスク管理に無関心な人は、ビレイがいい加減なだけでなく、ビレイ器とロープの相性など考えたこともなく、ロープもアイス専用ではなかったりします。

専用にしないと毛羽立ちで凍り付いて、すべり、握っても、滑ってロープが出てしまいますよ?そして、登った後はコーティング剤を再度塗布して、ロープをメンテします。

こうしたことは師匠を見て、盗んで学びました。すぐにコーティング剤を買いにホームセンターに行きました。

こうしたことは言葉に出して、「こうしなさい」と言われたことはないです。たぶん、近年男子ができないのはここです。見て盗むということです。

というような様々な要素がすべてクリアされて、安全というものは積み上げられています。

■ なぜアックスでクラックなのか?

荒船のアイスでは、アックスで登るクラックを経験し、アイスと岩のミックスへ片足を突っ込みました。

私は6級にTRしに行くのは、すでにほかの人の手を借りずに、自分で行ける場所があり、6級も直上の氷柱は上手に登っており、誰かが動画を取ってくれたほどでした。

しかし、これを長くしていくというのが私のアイスクライミングにあるか?というとないでしょうし…長い6級(=パワー)より、岩とアイスのミックスと言うような悪さに対応できる力をつけるほうが、ルート志向の私のようなクライマーにとっては有益です。

自分の山で、穴が開いた氷瀑で下で水がジャンジャン流れているようなのに、もうすでに遭遇していましたし、そういうのを楽しい、と思うタイプなのです…

というわけで、易しいけれど危険な要素があるルート に行くためには、難しい&危険な要素があるというルートをゲレンデでは経験してギリギリに迫って、自分の限界はどこかを知る必要があり、それがアックスで登るクラックでした。これ、めっちゃ落ちましたけど、楽しいクライミングでした。

その結実で出かけたのが、荒船昇天。4Pのマルチです。セカンド。青ちゃんの復習山行のお手伝いガールです。2P目とかはただのアイスだったので、私でもリードできるかもしれませんでした。未知のルートはリードしていいかどうか?自己判断が付かない感じでした。2度目なら、まぁいいでしょう。

ここは、4P目の落ち口が悪かったそうです。私が行ったときは悪くなかったので、そこまで大変に感じず。アイスにせよ、アルパインのロックにせよ、その日のコンディションで難易度というのは大きく揺らぎます。ので、私が行ったから簡単だ、と思うのは早計です。

男性クライマーってどうしても、その発想から逃れられないみたいなんですよねぇ…。

でも、ロープ屈曲して、流れなくなり、自分で自分が登れないようにしているような段階の人って、フィジカル的に難しいのや、テクニカル的に難しいのに挑戦するのではなく、易しいルートで、ロープの流れをしっかり作れるようになる、っていうのが、その人に妥当な技術課題だと思います。

技術課題を克服せず、フィジカルの強度だけをあげて行って、

 身体エネルギーを発散したい人に向いているのは、ボルダリング

です。技術不要なので。今のクライミング界は、フィジカルの難易度を上げることだけがクライミングのすべてだ、という短視眼に陥っています。

高難度アルパインは、フィジカルの強さは、ただの基礎力。体力は、

 ・40㎏担げて歩きが遅くならず、

 ・5.12が、レッドポイントではなく、すいすいと5.9みたいに登れる力

が、

前提

です。そのフィジカルのさらに前提に

 ・確実なロープワーク

があります。誰ですか?ロープの計算もできない人は? 

そして、この2点が揃った後で、その上に、

 ・悪いところに対応する力(テクニカル)

 ・度胸

が来ます。度胸だけで、賞賛されると思ったら、大間違いです。それは九州だけの出来事ですよ。




2024/10/29

【追加】終了してから人気が急上昇している記事

総括すると、

 日本クライミング界のレベル低下の実態を語る

記事が人気なようです。

オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが単独初見でフリーソロで登れるルート(例:阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいるいたり、ベテランと称した人が仲間を凍傷に陥れているような現状ですからね…

体力ではなく、知性の問題。

先生の言う通りではなく、自分の判断で登りましょう。

セーフクライミングに必要なのは、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではなく、

  自分の頭できちんと考えること

です。そうしないと、25+35すら分からずに、60mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも

自分で考えていないこと、

です。この事例だけでなく、

・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる

とか

・動くものに道標つけて、これで良し、

とか、

すべて自分の頭で考えていないから起きる。

他者評価と自己評価

 オールドクライマーvsニュークライマー

デイドリーム VS コブラクラック

だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない

立木の強度

ビレイを教える

たぐり落ちのキャッチ

ニュースにしていいレベル感とは?

現代クライマー=お粗末系です

大衆化

明日なき暴走

九州クライミング4年の総括

後日談

クライマーの身長別プロテクションの考察

ベストセレクション集


【技術資料】結び変え

 この動画は今まで見た結び変えの教育資料の中では一番分かりやすいです。

https://www.facebook.com/share/r/zfi23U6mMmPw5EpV/

2024/10/27

【アブナイ人の見ぬき方】山岳会に所属して新人教育をきちんと受けていない場合が抜け道化している

 ■ 山岳会に所属していても、新人教育をきちんと受けているかどうか?は、相手の人格次第

これまでの経験を総合してみると、

 リスクをきちんと見れるようになっているかどうか?

は、山岳会に入っていない人のほうがきちんとしており、山岳会に入っている人は、全くダメ、ってケースの方が多かった。

特に山梨〇パインクラブの所属の人は、特にそうだった…

1)5.11がジムで登れるからバットレス4尾根

2)白亜スラブ 

福岡〇の会も、もう新人教育がこなせなくなっている会のようだったし、ピ〇クルはもともとが助け合い前提なので、間違った知識が間違ったまま伝播していそうだったし、雪訓なしの冬山合宿なんてやっているからには、素人雪山から脱するのは無理だと思えた。

私はピッケルが必要な山にステップアップするニーズが出てきたとき、ピッケルを使いこなす目的で、各所を訪ね歩いたら、雪訓に至ったが、彼らはそうならない…。どこで思考回路がずれているのだろうか?世の中の人たちがみな、ピッケルを実際には使えもしないで、雪の山に登っているとでも思っているのだろうか?道具って持っているだけでは意味がなく、使いこなせないといけないんですよ?

山岳会の所属、非所属の問題は、

 山岳会所属が抜け道化

することである。

なんせ、会に入っているから大丈夫なんじゃないの?と誰しもが思うわけなのです。

大丈夫という前提で仮免許が渡される。

ところが、試験を受けずにずっと仮免で路上に出ているわけで、他の人が行った座学がないので、とんでもない誤解をしたまま、10年も登り続けることになる…という事例が

 白亜スラブ

の登攀でした。

私も、以上のことが勉強になりました。

相手がきちんとリスクを管理できているか?は、観察力で分かります。

周囲で起きている危険行為にそもそも気が付いていない

= 危険予知お留守

= リスク管理お留守

です。


2024/10/26

【フレッド・ベッキー化】生き残る為のゴールド投資

■ 本当に生き残り、が大事になってくる現在の市場

新NISA入っている人は、SPDR1326 のゴールドETFに年末までは入れておくのが安全資産かもしれません。

比率は40%までOKだそうです。一般的には10%なのですが、今回は上げたほうがいいかもしれません。印刷できない資産を持つのが大事だそうです。


■ 今金融市場で起きていること… アメリカが破産する?

アメリカの債務超過がすごい…35兆ドルでしたっけね? この石原さんの動画以外でも、コロナ後の債務超過すごいっていう話…

友人のイタリア系オーストラリア人と去年、「世界情勢がおかしい…」という話をしました。

彼わざわざシンガポールから飛んできてくれたんですよねぇ… 彼の考えを伝えるために。

彼は各国にソフトウェアのメンテや指導で出ることが多かったので、各国の事情を良く見ている、ということがありました。ここ20年来の友人です。

色々な話をしたのですが、米国の破産についての話。超・債務超過。

ロシアが保有していた米国債券は、勝手に差し押さえられて、ウクライナ復興支援金に使われることが米国議会で決まっていましたよねぇ… 

人の金を勝手に使い道を決めるんだ、ということが、他国に知れ渡り=米国債券売り加速=

ドルの信頼はどこへ?

ということになっているので、通常、株高の時はゴールドは下がるのに上がっているという事態です…。

中国はとっとと米国債券は売り払いました…私も債権に入れていますが、解除してゴールドへ移そうと思います。

高いとか安いではない…という言葉が印象的です。

2024/10/25

【主張】考えていないからみんな死んでる。自己陶酔に現実逃避している場合ではない!

■ 第三次世界大戦、勃発の危機について

ウクライナ戦争がスタートしたとき、まぁ、誰でも分かるはずだと思うが、これはアメリカが仕掛けた代理戦争だと思った。

日本国民の有権者は、自分たちを率いるエリートが、全くエリートして、知識階級としての役割を担っていないことに気が付いても、もはや、社会は、DSの支配体制にあり、どうすることもできない…というお先真っ暗感がある。

これは、九州で財界(経済界)や行政の実態を知って、さらに強化された。議員にも知り合いがいるが、善意はあっても、羊、つまり無能、だ。

しかし、

コロナパンデミックがプランデミックだったことが明らかになり、
マスメディアがマスゴミと揶揄されるようになって、

徐々に正しい情報がもたらされるようになると、政治家にも新たに政治に参戦しようという人達も出てきた。(吉野先生、うつみん、参政党

日本は今、結構ヤバイ… 選挙より、ヤバイこと。

1)台湾有事

ウクライナ飛び火で北朝鮮 → 台湾有事=日本有事

もう沖縄諸島の人は、念のために、避難しておいた方がいいんじゃないか?って感じだけどなぁ…

2)ホルムズ海峡 封鎖

もし封鎖されたら、日本に石油は入らなくなる。日本に入る石油の97%は、ホルムズ海峡経由。

イギリスではすでに電力は配給制になるそう… 

ということで日本ヤバイ感あるが、ニュースではそんなことは出てこないが、一般ニュースで戦争の話題が上っている…。解析したら、こうなるよなぁ、という感じだ。

対策で、ポータブル電源を購入した。

ちなみに、食料自給は、早く食べれる野菜でも、最低3カ月はかかります。一人前に自給できるスキルゲットに3年くらいかかる。

3)アメリカ大統領選は、イーロンマスクvsゲイツの戦い

トランプvsカマラではなく、イーロンマスクvsゲイツの戦いであり、

  DSを打倒するかどうかの歴史の転換点

である。

日本の自民党政権は、DSに首根っこを押さえらえている。

日本の株価って、新NISAをしている人には、大問題だと思いますが、米国の大統領選の行方次第な感じです。利益はこまめに確定しましょう。年末までは、ゴールドへ入れましょう(1326)。

不案内な人は、大統領選の行方が決まって、大暴落が起きたのちに入れましょう。

もちろん、日本の一般庶民にとっては、トランプ政権が勝たないと、戦争は終わらず、私たちの国税は、ウクライナ支援などという自国の利益と全く関係ないところにつぎ込まれ、国民はいつまでたっても豊かになれない=アメリカの属国扱いだから…を免れないでしょう。

トランプ政権が勝てば、日本は独立国となることを促されるでしょう。…ということで、日本の将来にとってポジティブな影響があるのはトランプ政権側の勝利です。

独立国になるということは、核を保有しないと、やられるという意味です。

4)ケムトレイル

どうも、ハリケーンなどの気象災害がケムトレイルによる気象操作ではないかという疑いもある。

日本の台風、地震なども疑わしいです。

5)中国とロシア経済 Bricsの台頭

Brics諸国とは日本は中立的な立場で、経済協力をする方が、属国扱いを免れそうです。

トラベリングクライマーとして、働きに行くならBricsに行くほうがいいのかもしれません。

6) メディア支配

独自メディアを持つということが大事と中国は理解している。

■ 当方の情報源リスト

1)大井幸子 金融情報 
2)エミン・ユルマズ 金融情報 
3)ここみチャンネル 中東・世界情勢
4)伊藤貫  アメリカ政治基本情報
5)BOGDAN in Ukrain ウクライナ情勢
6)及川幸久 日本政治経済
7)興梠一郎  中国経済情報
8)西鋭男  史的バックグランド 
9)モハPチャンネル 金融情勢

大体、一人の知識人の意見ではきめず、複数の方の意見の合致がある見解を採用します。

もう陰謀論は陰謀ではなく、世界的に白日の下のさらされてしまったかも?

経済情報は、現地在住の方の動画を拝見しています。

クライマーも海外岩場へ渡航する場合、現地情報には気を付けましょう。

私は海外では生活経験がありますが、アメリカの場合、安全・非安全は、人種と地区のマッチングが決めます。日本人はアジア人なので、ヒスパニックのエリアでは安全だけど、黒人エリアでは危険です。白人はヒスパニックのエリアでは危険。

日本人は国際感覚に疎いので、高額なホテルに泊まってぼられることになっています。 

■ 欧米崇拝への洗脳

私の母校は、大阪外国語大学(現・阪大)なのですが、中東やロシア、中国の語科って、外大では、あまり有力な語科ではなく、英語科が一番偏差値が高い語科なので、「私、ロシア語科にしか入れなくて…」みたいな感じだったりしました…。

今思うと、ここにも、なんか、欧米列強主義みたいなものが反映されていたんじゃないだろうか?英語が一番みたいな?

どの言葉がエライわけでもないだろうし、言語に優劣があるはずがないが、日本では、アメリカやイギリスが、一番人気の国みたいな感じだよなぁ…

そういう文化土壌を作ったのも、GHQの政策だったのかもしれない…

■ 民族劣化の結果がクライミングのバカみたいな死?

日本が平和だったのは、本当に貴重な時間だったのかもしれない。

その平和の間に、すっかり、ぬるま湯につかりすぎて、民族劣化みたいな気がしないでもない。

そうでなければ、25mと35mのピッチをつないで、ロープは60だね!なんていうだろうか?

懸垂のすっぽ抜けも然り・・・ 

どう見ても考えていない…。

戦後の支配体制で、

 自分で考えることを辞めて、他に追従していればいいんだよ…みたいな人ばかりになった

ということだ。

そもそも、原理から考える習慣というのを取り戻すには、クライミングは良い活動

と思うけどなぁ。

考えていないから、みんな死んでる。

死なないためには、自分で考えましょう。

    久しぶりに住んでいる、大阪の我が家。快適。ジム再開予定。

2024/10/24

弟恋し…とクライミングの結末、ブレイムシフト

■ 私のロッククライミング=弟の死への代償行為?

なのかもしれません。だとしても、

なんせ無意識なんだから、分かるはずがない。

(ということで、自分を許します)

ーーーーーーーーーーー 棚田克彦 メールマガジンより引用ーーーーーーーー


家族の誰かに突然の死や早すぎる死が起きると
残された家族のメンバーに無自覚に
死に向かう衝動が現れる場合があります。
無自覚に死に向かう衝動を持つ者は


・ 大きな事故や怪我を繰り返す
・ 深刻な病気(ガン、糖尿病、うつ、拒食症等)や自殺衝動に苦しむ
・ 生命を危険にさらす職業に従事する(冒険家、レーサー、とび職、消防隊員、機動隊員等)
・ 生命の危険を伴う趣味を楽しむ(スカイダイビング、危険な登山やロッククライミング、バンジージャンプ等)

といった症状を示します。

そして、その背景には

・ 愛する大切な人を失った寂しさ
・ 自分も死んで早く愛する人のところに行きたい恋しさ
・ 愛する人を救えなかった罪悪感が存在します
ーーーーーーーーー


■ 罪悪感のこと

長く、クライミングで危険なことをする人たちに、

 なぜ、このブログのように、ここまでかみ砕いて説明しても、理解自体ができないのだろうか?


と思っていました… その疑問は解決しました…。


その理由とは、そもそも、クライミングをしたいのではなく、カッコをつけたい、仲間から尊敬されたい、女性からモテたい、が目的だったのです…。


なので、こうした人たちは


 クライミングそのものには全く興味がない、


というわけです。

クライミングに興味があれば、栗城劇場が生まれるでしょうか? ムササビスーツで死んだヨセミテクライマーは、クライミングそのものに興味があるのではないのは、明らかでしょう? あれって冒険? 冒険ってより、死への希求でしょう… 興味があるのは死であって、クライミングではない。

一般的に、こうした人が興味があるのは、

どうやったら、有名になれるか?
どうやったら、カッコつけることができるか?
どうやったら、仲間に認められるか?
どうやったら、女性にモテるか?

つまり、賞賛 ほしさ。

のほうで、その手段として、危険なことをする、ということを選んでいるだけなので、全然クライミングそのものには興味がなかったりします。

こういう人たちのことを 

  ナルシスト

というのです。 これは健全な自己愛とは全く異なるものです。

クライミングに興味がある人が、60シングルロープで、今25m登っていて、次のピッチは35mのとき、ロープが足りないことに気が付かないはずがないです。

登攀中のクライマーの頭の中というのは、自分が取れるリスクと現在のリスクの常時比較状態なのです。

というわけで、私はクライマーではない人たち、からの攻撃にさらされていたのでした…。

(ちなみに、今現在、自分が取れるリスクと現在のリスク常時比較というストレスに対する強さ=クライマー資質は、今、私はトレーディングで生かしています。)

■ 弟への愛が、私の脆弱性の理由だった

まぁ、誰でも分かりそうな、ナルシストを見逃してしまった理由は、

弟へのトラウマ反応でした。

トラウマって気が付かない間に発動しているのです。そこが厄介です。

私は、弟を早く亡くしたため、弟への愛情や弟を救えなかった罪悪感が基盤にありました。

弟の死のように、無駄な死を作りたくない、という無意識のトラウマ反応です。

さらに、このトラウマを強化する数々の死がありました。

最初は新井和也さん、レジェンドクライマーで私がビレイをさせていただいた故・吉田和正さんの死、そして、山岳総合センターの恩師村上周平先生の死。

罪悪感が強化されました。

その罪悪感を憤りに変換したのが、自分が殺されかける経験です。しかも複数回…。

そして、なんとしても思い出さないといけない記憶…父に殺されかけた2歳児の記憶まで私はなんとか、復活させたのです…

記憶というのは必要ないと忘れてしまうのです。こいつらはオヤジと同じだ、と思い出す必要があったのです。

■ まともなクライマーの死が利用されている

いや~、まともなクライマーも死んでる。野田勝さん。平出和也さん。杉野保さん。きのぽん。

カッコつけたいだけのクライマーはもっと死んでる。

カッコつけたいだけのクライマーたちの死を、まともなクライマーの死が、利用され、正当化することになってしまっています。

まさしく冒とくですね…

だって、エベレストで死んだマロリーが、栗城さんに天国であって、よお!というと思います?まともなクライマーなら思いませんね。格が違いすぎます。

私はまともなクライマーの死は悲しみの必要はないような気がします。というのは、

 良く生きて死んだ、

のだからです。

もったいないのは、犬死って奴です。させられそうな羽目になりましたけど!

■ 罪悪感については解消しました

罪悪感の出所は、まったく別のことでした…

また別途解説したいと思いますが、結論的に言えば、

 責任を回避したい

というブレイムシフトという転移にありました。

クライミングで私が経験したようなことは、ごく一般的なことです。

そのため、1世クライマーは、自分の子供である2世クライマーをこのような経験から、守ろうと必死です。

それは、自分の弟子を師匠がどう扱うか?ということから分かります。青ちゃんは、私に対して、あいつはやめとけと、ああだ、こうだ、とイチイチうるさかったです。というのは、このような惨状であることを40年登っている自分が一番良く知っているからでしょう…

私はなぜ、こんな、ひどい目に遭ったのか?それは、このことを

 世に知らしめるため

です。でも、私は

 その責任から逃れたかった

のです。 だって…

 なんで私が??

って私でなくても、誰でも、思いますよね。

私は一般クライマーです。才能のあるクライマーでも、上級のクライマーでも何でもありません。

なのに、なんで、私にこのお役目が来るの? って、私の立場に立ては、誰だって思いますよね?

ということで、私は自分の責任に立ち向かうのが、不満だったのです…私より適任者はいくらでもいると思っていました。例えば、今動画を出している若い人など、良く頑張ってくれていると思っていますが、この問題については触れることができないでいるようだ、と観察しています。というのは、ビレイがまずいクライマーなんて、ゴロゴロいるからです。

なんで私が?感の中には、、こう言っちゃあなんですが、クライミングで良い目に合ってる?合ってないですよねぇ。むしろひどい目に合ってる。3回のインスボンで、この大役を引き受けることになる?いやならんだろう…だって、アレ、お付き合いクライミングよ?

なので、そこも不満でした。

しかし、結局、弟がくれたギフトはこういうことだったのです。

私はこの罪悪感をシフトして、夫のせいで、社会のせいで、イケイケクライマーのせいで、自分が生き生きと登れないのだ、と思っていました。

主婦は家に居ろ、みたいな世間の声と混線していました。

私の夫は、私の幸せを望んでくれていますが、ビレイはできません。

彼には適性自体がないのです。(そこは別途書きますが、ビレイってピンチに強いメンタルの人向けです。なんせ、登っているクライマーがギリギリに挑む=落ちるかもしれない、って意味ですから、メンタルが弱い人はそういうクライマーを見ているだけでストレスなのです。)

そして、夫はビレイをできないけれども、私の幸福を望んでくれていると思いますので、ひとりで、あちこちクライミングに行っても、別に問題になることはないのです。

にもかかわらず、儒教国の九州では、女性は男性を立てろ、とかいう謎の文化圏ですので…(実際はほとんど女性が支配している)、おかしなことになってしまったわけです。

ということでした。

罪悪感はもはや消えました。分かってみたら、なんだーバカみたい、と思いました。


ーーーーーーーーーーーーーー 棚田メマガ より引用

愛する人の後を追って 自らの命を絶ったとしても 誰一人として喜ぶ人はいません。 

もしも本当に愛する人のことを大切に思うならば 死を思いとどまって幸せになることが、先に亡くなった人物に対する 最善の愛の表現方法です。
ーーーーーーーーーーーーー






2024/10/22

回避すべき外国人訪問クライマーの経験値も貯まりつつあります

 ■ 回避すべきクライマーもようさん来てる

このブログのおかげか、外国人クライマーからは、問い合わせを良くもらいます。

しかし、一般クライマーには紹介できないレベル…。

はっきり言って、クライミングガイドに紹介するのが、適切なレベルの人がほとんどです。

したがって、その見分け方。

■ 見分け方1) 何を登りたいの?と聞く

一般的に、クライマー同士だと、

 登りたい課題

があります。何を登りたいの?と互いに聞いて、答えが出て、それを交渉で、大体は交代バンコ、かわりバンコで、登る。

のですが、この問いをしても、

「みんなが登っているのを僕も登ります」

みたいな人もいます。つまり、大勢のクライミングに混ぜてもらって、おこぼれを登ってきたクライマーって言うのは、順番待ちの列に並んでいれば自分も登れるという、おかしな成長の仕方をしてきた人です。

クライミングは、何を登るべきか?というところからリスク管理の一環です。男性同士であれば、後ろをついて行けばOKかもしれませんが、そのようなクライマーのことを

 金魚の糞クライマー

と一般的には呼びます。金魚の糞をされてもお荷物と感じない人はいいかもしれませんが、一般的にはお荷物かな。

■ 2)低身長の女性はパートナー選びに特に注意が必要

一般的な男性が安全なところと、一般的な女性が安全なところは全く違います。

低身長であることが多い女性は、相対的に非常に不利に課題そのものが作られていますので、自分で課題を選んで登るという視点がない男性クライマーと、女性が登ると、ひどい目に遭います。

クライミングにおけるひどい目というのは、一発で死ぬかもしれないリスクがありますので、分かっていない男性クライマーと登ることは、死活問題、です。

■ 3)低グレードクライマー

低グレードクライマーは経験値が浅いことが多く、上記の質問をしてみるべきです。

低グレードを登るクライマーでも、責任感がしっかりしており、自分でリードできるところを責任もって登るクライマーもいます。

私は、小川山は全部トップロープしか登れないナインアンダー時代は、西湖の岩場でリードしていました。ここも大変なランナウトです。しかし、ランナウトに対する対処法は、落ちない以外ありませんので、自分で落ちないレベルを向上するしかありません。またスラブは登るための練習がインドアジムではできませんから、外岩でトップロープを張ってもらう以外は練習する場所がないです。

危険が伴うスラブやクラックで、トップロープでスタートするのは、世界的標準です。

そこから、疑似リード、リードと進みます。疑似リードを飛ばしてリードさせようとする人とは登らない判断をしなくてはなりません。

疑似リードを飛ばして、リードに行くのは、時限爆弾を抱えたまま、グレードを上げるつまり引き金を引き続けることです。落ちて、カムが3つ飛んだ人を知っていますが、そのような人は、そこで反省をせず、自慢話にしてしまいます。

本来自慢になるのは、カムが一回も外れたことがない、という高い技術力のほうです。

■ ギアに不足がある人

ギアに不足があることについては、アルパイン出身の人は寛容です。私も寛容で、ギアどころか、ウエア一式を全部貸して、初心者をアイスクライミングに連れて行ってあげたことがあります。これは、ガイドがする以上のサービスです。

しかし、この伝統に胡坐をかき、最初から、ギア期待の人もいます。

おんぶにだっこで連れて行ってもらえるのを期待している外国人クライマーは多いです。これは、ホストする側が、相手へのサービス精神が過剰であることに寄ります。

一つはロープを所持しているか?があります。ロープは文字通り命綱ですので、他人のロープを期待すべきではありません。

また、確保器を持ってきていない人は、ロープと確保器の相性などの機微を理解していない可能性が濃厚です。ロープは現地の登山用品店で借りるという選択肢があっても、確保器は持ってくることが可能なものです。

確保器を借りるという選択肢は一般にクライマーにはありません。

■ トポだけで情報収集力がない人

トポだけが頼りで、そのほかの情報収集をしようという意識そのものがない人。

私は日本のトポの情報が頼りにならないことを、海外のトポを見ることで知りました。

 ボルトの本数、

の情報が日本のトポには抜けています。ですので、トポだけを見るクライマーは日本では、ランナウトしたルートに容易に誘導されてしまいます。

ボルト本数が書いてあれば、たとえ、自分に適したグレードでも、避けて登らないでしょう。

ですので、日本を訪れるクライマーが低グレードを登りたいと発言する場合は、要注意です。

■ 高グレードでもインドアオンリークライマーのケースもある

オーバーハングが普通である石灰岩も、日本のクライマーとは理解が異なる場合が多いです。

特に人工壁上がりの人。人工壁では墜落は見せ場です。

外岩では、そうはなっておらず、特に日本の石灰岩は、ランナウト前提の花崗岩と同じポリシーで作られている歴史的経緯があるので、どこでも落ちるクライミングは許されていません。

岩場の個性ということを理解できるだけの基礎教育がないクライマー、特定の国、特定の岩場しか知らないクライマーは要注意です。




【クライミング界現状】無免許運転で路上に出れば、事故るのは当然…

私のクライミング界の観察をまとめる。

  結論:無免許運転で路上に出れば、事故るのは当然

という状態が、

  放置されて40年

みたいな感じだったんだろうなぁ…。

■ 1)何年登っても新人状態

という状態が、ショートの岩場(クラッギング)しか知らないで、何年、レッドポインター登り=5.12波状攻撃登り、を積み上げても、

 何年登っても新人状態

という状態を抜け出すことはできなかったんだろうなぁ…とアラーキーとのクライミングを通じて結論しました。

彼は私の”先輩”、つまり、山梨〇ルパインクラブでの入会は、私より先でした。

しかし、一緒に2年登った結果、彼は、ほとんど何も知らない人と同じだった、という結論だった。

ただ、腕力や体力が私より優れるだけでした。でも、それって男性なら当然ですよね、しかも年下の男性だし。

なので、最初に先輩だという意識が入った結果、私のガードが甘くなるので、初対面の人より悪い。

ここから学んだことは、男性クライマーは、最初にロープワークやリスク管理、危急時にどうしたらいいか?ということを”顕示的”に叩き込まないと、現場ではピンチが訪れるタイミングが、どんどん後ろ倒しになってしまい、一般的には、”こんだけ長い間登っていたら、大丈夫だろう…”と思われる期間…、例えば10年とか、でも、え?!なんでこんな初歩的なミスをするの?という状態になってしまうということです。例:白亜スラブ

私も逆クリップをうっかりしたり、ポッケにモノが入ったまま登ったりと、うっかり、というのはありますが、うっかりレベルではない、肝心かなめの肝…

例えば

 ロープ長

など、死に直結するような、必ず外してはいけない点、というのがあり、それを外してしまう。その結果、

 一発であの世行き

の可能性が、ぐんと高まります。その可能性を下げる努力がゼロだからです。

ゼロというより、形骸化している、って感じですかね?

やったふり、ってことです。

■ 2)言語化能力が低い

結局、山やクライミングに行っても、そのプロセスで学んだことを言語化はできていないので、その能力の低さのために、

 自ら学ぶ

とか

 1を学んで10を知る

ことができないのだと思います。

それは、おそらく言語化能力の低さによるものです。

そのため、皆が、阿吽の呼吸でやっていることが、習得できないことになります。

■ 3)共感力が低い

クライミング界では、相手を危機に追い込む人がいます。

1)ビレイで

これは分かりやすく、へたくそビレイヤーですが…。体重差があるクライマーで重いほうが下の場合のびったんこビレイが、登っているクライマーに負担であることは知られていないです。

2)中間支点への意識が低い(ランナウト)

これは、人工壁でのクライミング慣れの弊害です。

ボルトの間隔が外の岩場では大きく異なることを最初明示的、顕示的、言語的に教える必要があります。

3)グレードの無意味さ=様々な体力レベルへの理解の無さ(共感力不足)

一般的な身長のある男性同士でしか登ってこなかった歴史上の経緯から、一般的な身長でない人にとってグレードは意味がない、ということが分かっていない人が多数です。

グレードは、男性を基準に儲けられているので、女性の体力では意味がないです。

10cは女性の体感では11cです。これは歩荷が女性にとって25㎏と男性にとっての35kgがほぼ同じ重さに感じられるのと同じです。

そもそも、筋肉量が違うように、届く場所も違うのです。

同じことで子供に対しても、標準男性を基準にしたグレード意味がないです。

4)リーチに対する理解の無さ

子どもには子供向け課題があるように、リーチの無さは、実力とは全く関係がない、白黒タイプのリスクです。

男性でも、子ども並み身長、女性並み身長の人に登らせれば、同じことが起きます。

■ 4)低いボルト強度の岩場の量産

カットアンカーの支点を再度カットアンカーでリボルトしてしまうというミスのことです。

情報弱者に陥っている開拓者が全国レベルで存在すると思われます。

特に70代、60代の年配のクライマーは人生の集大成として、開拓に取り組む人が多く、その中の一定数は開拓未経験者ですが、従来の山岳会の上位下達システムが壊れた結果、正しい情報はSNS経由でしか伝播しませんので、結局IT弱者が開拓するということになると正しい情報が伝達されないため、です。

ただ、事故については、ボルトの脱落事故というよりは、外のボルトを人工壁並みに信頼して、どこでも落ちてしまう悪習慣が事故を作っています。

そして、カットアンカーの使用によって時限爆弾を仕込んでいるという状態になっています。

これは結局リボルトになるので、次世代へのつけを回しているだけになります。

■ 5)ボルト追っかけクライミング

ボルトを追いかけるために、なんだか自然の造形である岩との対話を軽視する人、多数な現在。

その結果、作り出しているのが、

 グレードおっかけの大量のナルシスト集団

という結末に陥っているのがクライミング界の悲しいところです。

これは情状酌量の余地もあり、初期のマーケティングでは、男性たちの勧誘に、カッコよさ、が強調されたためだと思いますが、行き過ぎて、もはやカッコ悪い羽目に陥っている。

現在ボルダラーの世界では有段者はゴロゴロしています。しかし、どの人もパッとしない。

花開いていない感があります。

クライミンググレードだけではマネタイズしません、という明らかな事実を見落としている。

クライマーとしての開花方向が、有名になる、という一点に凝縮しており、有名になっても、それだけで食える世界はクライミング界にはありません。

トップクライマーである、世界のユージがクライミングジムを経営していることからも明らかでしょう。室井さん、小山田さん、みなジム経営者です。

アルパインのクライマーなら、皆がガイドです。

能力をマネタイズするという視点が欠けると、誰かに自分が登るためのお金を出してもらおう、みたいなことになります。

それがかっこいいことか?というと? 疑問ですね。

       キング… お茶畑で鶏を飼う生活は楽しかったです♪

2024/10/20

【終了のご挨拶】【詳細版】これまでありがとうございました☆

■ ブログ終了について

実は当ブログ唐突に終了宣言したのですが…、まぁ唐突感があったので、

みんなが置いてきぼりになったであろう…と。

すいません。

え~、あんなに必死のパッチで頑張っていたのに?みたいな?

でも… 察しの良い方は、当の昔にお気づきだったでしょう。

私の中では、別にフリークライミングは重要な活動ではなく、余暇、レジャーに過ぎないことを。

■ ゆとり枯渇しました

ただ余暇に過ぎないことに、本業並みの精神力を傾ける、

  ”精神的&経済的ゆとり”

が、クライミング界には必要だったのだろう。

そのような人が一人もいない結果が、アクセス問題となって、クライミング界には噴出していたのであろう…。

しかし、私自身の”ゆとり”が減じてきたのです。

今はクライミングのことを考えるのではなく、他のことを考えたい…

それで、やっとクライミングの神様が、「もういいよ、これまでありがとう」と言ってくれたようです。

■ 江戸城無血開城みたいな?

ひょんな事情で、8月は急遽時間が空いてしまったので、大阪のクライミングジムのヒグラシさんは、課題の内容が良いジムだと知っていたので…福岡に帰らず、一か月をジムクライミングに投資!することにしました。

というのは、怪我のリハビリからクライミングに復帰するなら、インドアジムが必要で、ジムはあんまり好きでないとか言ってる場合ではないから、です。

要るモノは要る。なら質の良いところで登るべきでしょう。ニーズは満たされました。

■ ヒグラシの店長さんが教えてくれた…

さて、フリークライミング時代に入ろう!として、福岡時代になり、九州クライミングがあまりに危険すぎて挫折した件ですが…

たしかに自分で書いている通り、福岡には、山梨のピラニア並みに良いジムがない、です。

大阪長堀のヒグラシを登れば分かりますよ。8級、7級からもうムーブおもろい、ですから。

ヒグラシさんでは、8級ですら課題の質が良いです。

真にクライマーを育てる気があるな、って感じ。

ただ8級には、余分なホールドが付いています。で、8級を飛ばしで登る方法を昨日は編み出しました(笑)。

■ アルパインのロッククライミングとフリークライミングのロッククライミングの質的差

私は外岩リードでは、青ちゃんと組み始めた初期にデッドを矯正されてデッドを封印していたのですが…、ムーブで困ったときにデッド以外の選択肢がない人には、外岩のリードはさせられないです。外岩では、落ちれるかどうか?も含めてクライマーの判断です。

ただ、グレードが上がり、フリークライミングの領域となると…?

フリークライミングのクライミングの質というのは、アルパインと違って、デッド大あり、ってことなのです。ただデッドはランジと違って100発100中の確実さでないといけません。

リーチで50cmくらいは延長できるみたい。特に私は、ジャンプ力が他の女子よりあるので…小柄ですが、ジャンプ力で、一般的なリーチになりそうです。自分が思ったリーチよりも、あと10cm上が届きそうです。

(もちろん、静的にクリップしないといけないクリッピング時のリーチは別

で、リーチ出しが自分の課題と分かり、あとはレイバックと足の踏みかえですかね。体を対角線に使うことは、思い出す系でした。

あと、指力と腕力は、やっているうちにつくって奴です…

とまぁ、技術的な戦略…欠点の羅列…欠点をつぶす系な活動がクライミングですが…は、出そろったんですが…

■ 暗記による自動化

小島さんの解説によると、”レッドポインター登り”っていう登り方は、丸暗記なのだそうです。登るたびにムーブが違う人なんて信じられない!ってことでした。

たしかに岩って登ってたら、同じムーブなんだよなぁ…。飽きてきたなぁってなりますよね。

毎回、同じ岩場に通っていると…。

しかし、それを意図して暗記するってのが、登り方らしく、ああ~これは私のやりたいことではないなぁ…となりました。

アイスは毎年凍結具合が違うから…同じ岩場でも同じムーブってことはないし、学ぶことがない、というのもないですが…。毎年、さらなので。

岩場はなぁ…。いつも同じ。まぁ、結局は、ムーブは固まってくるのですが、

 固まってくる

vs

 固める

の差というか… 

私のアイスクライミングでの成功体験は、

 もう体が覚えている

ってものなのです。

逆に

 体に覚えさせた

というより… 

夢中で登っている間に体が独自の知性を発揮して、覚える。脳はその時、ほとんど考えていないんです。

で、それが私がやりたいことで、

 頭を主人公にして、体を家来として、頭が体を連れていく、

という活動は興味がないんです… 全く真逆。

■ エリート族ではなく雑草系です

思い出すのは、お受験エリートたちの在り方です。

これまでのいわゆる学校生活でも、私は進学校の育ちなのに、暗記で定期テストで良い点を取る、というエリートガリ勉強の活動はしたことがないんですよ…。実は。暗記型学習との闘いって感じ。暗記力主体の定期テストでは、ビリケツ…でも、実力テストでは点が良い、ってのが私なのです。

なんせ英語でも赤点ですよ。英語なんて、あっという間に喋れるようになりましたけど。
20代から、TOEIC900点以上です。単語帳暗記なんてしてません。するわけないでしょう。

同じ感じで、私が興味があるのは、

 オンサイト能力を上げること、

で、各駅停車のレッドポイントでもいいから、なんとか岩と格闘する、ってのは興味がない…。

ヌンチャク掛けたことがないのか?としつこく聞かれましたけど、九州の課題ってヌンチャク3mくらい先なんで、掛けれるはずがない。つまり、低グレードはかなりランナウトしているので、かけれないですよ。

だから、きっと低グレードでランナウトした課題は登ったことがないんじゃないかな? 

大体、5.12から上は、日本の岩場では、基本ランナウトしていないです。

米澤先生の課題でも、12は、地面で立てるところでヌンチャク掛けれる。

でも、このレッドポインター登り…何とかヌンチャクをかけて、ムーブをばらして暗記で登る…スタイル…は、グレードの階段を上がるのが早いのだそうです。

レッドポインター登りをしないのならば、持久力を上げていくしかないそうです。

なるほど~。

だから、55mを3本連続登りとか、アイスではしていました…。55m×3でも楽勝になり、さて、どうしようかな~みたいな?もう米子行くしかない?それで韓国に行って…。そういうのもあって、コンペに出たんですよね。

でも、ドラツーって長野でしか練習すらできないので、持久力を上げる作戦はできなくなりました。

…というので、私はムーブの引き出しを広げるぞ~!と福岡に来て当初は息巻いていたわけです。

なんせ外でアイスクライミングできる環境があれば、問答無用でそっちが自動的に優先なんで。

しかし、暗記力を高め、暗記で登るクライミング…というのは、私のやりたいことではない。

■ ムーブの引き出しを広げるには?

小島さんはムーブのものすごい目利きなので、私の登りを見て、できていないところを確実に言えるみたいでした。

一方、素人さんというか、そこまですごくない人=バイトのお姉さん…が言っていたのですが、私が登っているところをみたら、まぁ3級くらいは登れそうなムーブをしているように見えるそうです。

これか~。

九州では、みんなに、”登れる登れる”って、私が嫌がっているところに、プッシュされていました… 無理強いしたリード…ってこと。

つまり、小島さん並みに目利きではない人たちは、私の欠点が見えないので、えー、ムーブきれいじゃん、頑張れば登れるよーみたいに見えていたんでしょうねぇ…(遠い目)。

悪気はなかったらしい…。

まぁ、私は、もう全くの初心者時代、ジムってなんのこと?って時代から、岩を登っていて、それは三つ峠とか、鎖場みたいな楽勝なところがスタートで、長いこと登っていますから、そういう経験もなく、都会の人でいきなりジムに来ました、みたいな、ド初心者の人と比べれば、そりゃムーブきれいだろうと思いますが、そのような登りでも、ベテランフリークライマーの小島さんから言わせれば、穴だらけ。

たぶん、師匠の登りだって、小島さんから見たら、あちゃーってなると思う。師匠を人工壁連れて行ったら、下手でびっくりだったもん…(私は師匠に会う前は、2段とかの人と登っていたので)

で、その穴…アルパインの登りから、フリークライミングの登りへ…を埋めるのが、テンプラクライマーから、11クライマーへの脱却となるわけですね。

例えば、苦手のレイバック的なムーブとか、踏みかえとか、リーチ出しとか完了すると、外岩11ノーマルも夢ではない…そうです。

たぶん、このムーブ的な脱却は、男性だと、5.11から5.12レベルでしょう…

ところが、その道すがらが…暗記。頭がご主人で体が家来。

ふむ。

まぁ、苦手ムーブはそりゃ克服しないといけないですよね… なんでも好きなモノばかり食べていたら、栄養が偏ります。そりゃそうだ。

ただ私が嫌なのは、プロセスを楽しめない、急いでそこへ到達しようとするために効率的な方法を選ぶ、ということなんで…

私は鈍行列車で行きたいのです。プロセスを楽しみながら…

踏みかえをマスターするのに、私の体はどれくらいの時間がかかるのかしら~とか、デッドのリーチを安定的に出せるためにどれくらいの繰り返しをすれば私の体はマスターするのかしら~な実験というか…。

おい!カラダ!頭の言うこと聞けよ!

って活動はしたくないんですよ…


師匠の最後の教えが、これからも、楽しんで登ってほしい、でした…。

というわけで、ヒグラシの小島さんには、すごく良い解説をしてもらって、なんかつきものが落ちた…。そうか~、私はこっちの道の人ではないんだ~って。スポ根?ないない…。

もう、これ以上ないほど、はっきりわかりました☆

■ たぶん、私は寂しかったのでは?

なんか、悪い仲間に翻弄された5年でした…

逆から考えると、結局、私は寂しかったんだろうと…

■ 5.12波状攻撃=レッドポインターな登り

ガメラこと菊池さんが、論文で、5.12波状攻撃登りを解説していましたが…

かいつまむと、分不相応なルートに取り付いて、一日中何度も登り、そして、それが一度でも登れたら、”登れた”と思いこむ…みたいな感じだったとおもいますが…

菊池さんが受けた衝撃の要点は、海外のクライマーでそんなのしている人はいない、ってところでした(笑)。

5.12波状攻撃登りをしている男性たちって、クライミング界のお受験エリートの暗記組だったのか~です…(笑)。

そんな必死でみんな登ってたんですね。てっきり楽しんでいるのかと思ってた。

私は海外の人みたいに、楽しんで登る組になろうかな。

■ 実は雑草系

お受験エリートって、私もその一味だと良く誤解されるんですが…学歴が高いので…。

それで、勘違いしたリクルーターが、エリート企業…例えば三井物産とか…誘ってもらったりもしたんですが、私は中身は、全然お受験エリートではない…(汗)。

だから、エリートの人に仲間として語り掛けられると、私の反応が予想と違うので、相手は、あれ?となることが多かったりもしました。どっちかというと雑草系なんですよ、私。

全然仲間じゃなかったりして(笑)。あ、来ちゃった…に近いです(笑)。

同じことがクライミングでも起こっていたんですね…

■ 師匠の思い出

そういえば、師匠の青ちゃんは、屈辱的なダイエットすら、甘んじて受け入れて、トレーニングに打ち込み、なんとか5.12まで行ったそうです…

なんだけど、結局、こんなの楽しくない、って思って、5.12ノーマルの栄誉より、楽しい方を取ったのだそうです。しかし、怪我やなんやら重なっていたので、いくらクライミング歴40年でも、岩では登れるのは、せいぜい5.11って結論になっていました…。ジャク豆とか楽勝だったそうですが、最後の当たりは、え?俺ジャク豆で落ちるの?となっていました。まぁ、人というのは動物ですから、老いるものです。

蒼氷の先輩も同じで、ある時、え?私のほうが登れてる?みたいな日が起きて、なんか先輩がショックを受けてた…。それで、私のほうは、それ以上成長してはいけない気分になりました…。その先輩は最初から5.11マックスな感じでした…。トップロープはしないし、レッドポイントもしないからです。落ちたら終わり。

まぁ、40年登っても、5.10bのジャク豆が厳しくなってしまうのですから…。

43歳スタートの私が5.11を一本でもオンサイトするあたりまで行った、というのは、素晴らしい成果と言えるでしょう。レッドポイントではなくオンサイトですからね…。まぁ、野岳のなので、お買い得品だったような気はしますが。

九州の岩場で偶然会った、高齢スタートのジムクライマーである外岩リード組…女性たち…も、頑張っても、万年イレブンだそうでした。そうかぁ。まぁ、そんなところが私にとっても終着点なのでしょう。

もちろん、デッドでリーチを出すとか、踏みかえとか、苦手系のレイバックムーブとかをマスターしない言い訳にはなりませんが、マスターしたとして、5.11が、5.12になる可能性というか、そこまで行きたい気持ち?はないです。

つまり、老いがスタートした人には、オープンエンドな成長は、ここにはない。

まぁ別にオープンエンドな成長を求めているわけではありませんが…。好きな活動かどうか、実りが期待できるか?というと、どっちもNOみたい。

■ カチラーなら5.12の可能性もある

それでも、プライドが高くて、なんとしても5.12の称号が欲しい、という人もいるでしょう。

そういう人には、たぶん、カチカチな課題が多い八面は、女性でも5.12が見える岩場だと思います。

カチ=指力。小さい身長でも細かなカチを拾う能力を上げれば、男性に取れない小さいカチで登れる可能性があります。

ただ、私は指に変形を作ってまで頑張る気持ちにはなれない…

趣味で体を壊していたら本末転倒です。

…というので、私のクライミングの旅は、テンプラクライマーで終わりでも、私にとっては十分楽しめた活動、ということでした。

今後もクライミングジムには行くかもしれませんが、体のニーズが満たされれば十分で、肩こりにクライミングは良いです(笑)。

■フローに入る活動

要するに、登れること=自分、ということはなく、自尊心や自己肯定感が、それで上がるということはないのです。

そもそも、ゾーンとかフローと言われる状態に入るためにクライミングをしているので…。

ある程度、困難なことをしないとゾーンやフローに入れないADHD気味、多動気味ってのが問題なのかもしれないです…(笑)。

というので、瞑想の習慣を身に着けるほうが、私のウェルビーイングにとってはベターな戦略だ、ということが分かりました。

ヘッドスタンドの習慣や、合気道でもいいかもしれない。

…という以上が、クライミングブログを唐突に終わった理由です。

■ クライミングによる地域おこし

もちろん、サブカテゴリ―として活動してきた、クライミングによる地域おこしは、クライミング業界にとって一大関心です。

私には、5年分ほどの知見がたまっていますし、三井物産時代の知見も生かせたし…成功の道筋みたいなのは何となく見えていますので、クライミングによる地域おこしに関心がある方には、ぜひ知見を共有したい、と思います。

気軽に聞いてきてくださいね。

■ 担い手の適任者は誰か?

しかし、私が地域おこしの担い手になることが最適か?と言いますと…

もちろん、UIAAのスティーブには、君がやったら水を得た魚のようになるね…と言われており、自分でもそうだと思うのですが…

今の日本人クライミング界で主流のレッドポインターたちが、私の言うこと聞きますかね?

いや~ 聞かんだろう…。

  登れないヤツの言うことは聞かなくていい

ってのがクライマー界の掟なので…。まぁ、なんかおばさんがグダグダ言ってる、くらいの受け取り方しかされないでしょう…。

■ トポに現れている

…ということは、関西のボルダーのトポ…私家版をジムで読んで、悟りました…。

ボルダラーの世界観が、垣間見れました。

若い人が出している外ボルダーのトポでしたが、ちゃっかり感というか…このトポを公開なんかしないでね!これは秘密結社なんだからね!なノリでした。思わず、にやにやしてしまいましたけど(笑)。

高校生が大人に隠れて秘密のあばら家をアジトにするみたいな感じというか… 

今、めちゃ反抗期?みたいな?

実は、私もそういうのが好きなタイプで、手の内に、いくつも、ひそめる岩小屋持っているんですけどね…。

なんせ、私の反抗期である、高校時代は、学校半分くらい出席していない…家にも帰っていないです。そんなことが許されるのは進学校くらいですから、その意味で進学校に行って良かったのですが…。

みんなには、それが成人後来るんだ~と分かった。

で、そんな秘密の岩場…アジト…特別な人にしか、それ渡さないです…。トポにもしない。

とっておきの場所として自分用にしておきますね…

けど、この若い人たち…トポにはしたいんでしょう? 

…って、つまり、見ず知らずの人からも承認されたいっていう承認欲求はあるってことでしょう?

つまり、なんだ、悪ガキの遊びか、中二病か…って気が付きました…。

要するに、ほとんどのクライマーは、”親に隠れてこっそり反抗期を味わうのが楽しい”っていう精神状態にまだいるわけです。

それが仲間との連帯の中身、です。

私もやりましたけど…。

瑞牆なんて英語版トポでましたけど、”国際レベルで中二反抗期をしたいって意味”でしょう…。

瑞牆山がある増冨町…つまり地域への貢献(つまり親に協力する)なんてことは、まったく想像もつかない、うーんと前の精神発達段階だろうなぁということが、良く分かりました。

社会貢献って、かなり精神的に成熟した心の人が考えることなのです…

中二ではなく、自分が親の立場になってから…ですね。なんなら、孫ができてから、かもしれん。

15歳の人に、70歳がやることを期待します?しませんよね?

増冨のおじいちゃん、おばあちゃんたちを見て、この人たちを守ってあげるのが俺たち若いクライマーである自分たちの役目なのだ…これは順番なのだ…という風に、彼らがなるのは…?

うーん、30年後?

…ということなので、例えば、私のような奇特な人がいて、地域おこしを提唱したところで、クライマー側からすると、

えー、そんなことしたら、親に隠れてコソコソやるのが楽しいのに、できなくなるじゃーん!

つまり、楽しみの大半が奪われてしまう、ということになるのです…

そんなの、クライマー界から歓迎されるはずがないでしょう…

そもそも、隠れて吸うからタバコはおいしい・・・ みたいなことですから。

ということが、一気に分かったのが、この一か月でした。

ということで、ブログは終了にいたします。

長らくのお付き合い、ありがとうございました。

Ogawayama Rest day

 This is how I would spend my rest day or rainy day in Ogawayama... 

1) Goto Onsen(hot spring)

Takimino yu was the best place I have tried... there are some other public bathing facilyty in Kawakami valley but Takiminoyu has a little cubic booth you can put yourself in and get some privacy, and they have free wifi. 

They also have so many numbers of Manga. Restaurant was good.

https://takiminoyu.com/

2) Goto Ogawayama Layback 

there are some routes that you can climb in rainy day, under the roof, but if rain is not much. 

There are some crags that is rain resistant, but approach is hard and winding road, also most times over hang. If you are interested, check 100 crags topo book, you will find something like Kofu Makuiwa. Those were not maintained like in Ogawayama.  

3) Goto Fujimidaira Hut (Hiking)

Mizugaki is a big mountain so you can just hike. Along the trail you will check the approach to the climbing area. 

Japanese climbing area is NOT marked. Trails are not clear, because we want normal hikers to be away from climbing area usually more dangerous than hiking trails.  

3) Goto climbing gym

No1 climbing gym in Yamanashi is  Pirania but it is kind of far.  2.5 hour drive.

https://www.pirania.jp/

Grappa is the nearest climbing gym. 

https://www.grappa-bouldering.jp/

If you don't want to pay too much, there is Kose athletic park in Kofu city but that is kind of far too. 

If you are visiting Japan, The world famous Yuji Hirayama's climbing gym, Base Camp may be a good choice but it takes 4 to 5 hour away from Ogawayama. 

Base camp is near Tokyo, so if that rainy day is Saturday and Sunday, every outdoor climber goes to Base Camp so you can kind of socialize that day. 

https://b-camp.jp/

  



父へのトラウマ反応

以下は、南ゆうたさんのメマガより引用です。

当方、HSP。

ーーーーーーーーーーーーーー 

アダルトチルドレン(AC)や愛着障害、HSPの方の中には、過去の怖いお父さん、厳格過ぎるお父さん、自己中心的で支配的なお父さんのトラウマ記憶に悩まされている人も多いです。

トラウマ記憶は、「思い出している」という感覚抜きに蘇りやすいです。

だから、最初のうち、アダルトチルドレン(AC)や愛着障害、HSPの方の多くは「これは過去のお父さんを重ねてしまっているのだな」と気づいていません。

例えば、あなたに上から目線で話しかけてくる子どもっぽい男性の同僚。

例えば、短気でわがままな上司の男性。

例えば、無口でぶっきらぼうな喋り方をする男性。

人により引き金は異なりますが、過去のお父さんとよく似た人に対して、無自覚にトラウマ反応が出ている人が多いです。

ーーーーーーーーーーーーー

■ 私がトラウマ反応を起こす相手

1)ナルシスト男性

2)子供っぽい男性

3)無責任で酒飲みな男性

■ トラウマ反応を抽出すると?

1)自力で何とかしようとする

2)相手を助けようとする

3)相手に同情する

4)相手に近づこうとする

5)相手のせいで自分がこうなったと糾弾する

なぜなら、本来、親であるべき相手が、ナルシストで、子供っぽく、世話を必要としている場合、子供である自分が、

 世話が得られず → 自力で何とかするしかない

 親のほうが助けを必要とし → 助けようとする

 それを正当化してあげないといけない → 親にはそうせざるを得ない理由があるんだ、と合理化しようとして同情する

 子どもの立場は親を必要とする → クライマーはパートナーを必要とする

■ 事例

事例1: 子供が6人もいるから俺は被害者だと嘆く登山ガイド

事例2: ジムで5.11が登れるから北岳バットレス四尾根

事例3: 阿弥陀北稜へ一升瓶担いでいき7人凍傷

事例4: 40年登っているのに新人と比べて俺のほうがすごいというベテラン 比べるならトップクライマーと比べないと意味がない

事例5: 25+35=60が計算できないでツッコんで行ってしまい、やっぱりロープは60だねと的外れな反省をしてしまう人

事例6: 現代の記録とならないようなしょぼい記録を気づかずに公表してしまう若い人

■ 反応の仕方

以上の事例で、ぜんぶ、”私が何とかしてやらねば!”と反応(境界線侵害)してしまっていたのでした。

私の責任かというと?

全然違う。全部、単に相手の知性が足りないんじゃないの?という事例だ。

しかし、その知性の足りなさ、に対して、本当に何ともやりきれない、すごく嫌な気分がするのだ。ヤレヤレ感もそうだし、再教育しないといけないんじゃないの的な。誰か何とかしてやって!的な。

しかし…

心理学で明らかになったところによると、これらの人々は

 脅迫的な自己中心性 

をもった

 ほとんどパーソナリティ障害

に近く

 自ら、メンタルクリニックやカウンセリングに訪れることは、ほとんどない

のだから

 自ら、クライミングの教科書を読んで自学自習することはほとんどない

のだ。

クライミング×SNSという活動が、彼らのナルシスティックなエゴのエネルギーの供給源になっている。(賞賛をエネルギーとして彼らは行動する)

賞賛が、自分に向かっていないと、誰に対しても攻撃するのだ。

それが明らかに表れたのが、私がアイスクライミングで韓国に行ったときだ。私が登れるようになってしまったら、師匠はなぜか怒り心頭、だったのである。普通は組んでいる相手がより上手に登れるようになれば、うれしいはずだ。

まぁ、その所作で、私はすごく上手に登っているんだなぁということが、明らかになって、私の側は自分の動画などを確認しなくても、エライ自信になった。

■ 離れられなさ =トラウマ反応

相手のメンタルが通常状態ではない=自分が窮地に置かれる

その上、相手や状況が変わる可能性がない場合に

 このような状況は、相手のせいだ!と糾弾・指摘する行為から、離れられない

のがトラウマ反応だ。

一回の指摘なら普通だ。しかし、繰り返しとなると?

離れられなさ…が一般の人との違いだ。普通の人は、ここまで執着しない。とらわれない。さっと手放すことができる。

■ なぜ手放せないのか? 理性での正誤の判断に囚われているため。

 親であるはずの親が親として機能していないのは、実際に、事実

であるので、指摘は間違っていないからだ。

指摘が、事実か?事実でないか?正しいか?正しくないか?で判断すると、事実であり、正しいのである。

つまり、理性で判断すると正しい。私は間違っていない。強い理性の力が、自分を不利にするという逆効果になっている。

 クライミングで指導する側が間違った指導をしている、のも事実

であり

 クライミング教育が不在

というのも、全く事実の指摘なのである。(やってもあいつらは来ないが)

■ 社会性

また、社会的に正義かどうか?で判断しても正義であるので、変に正義感や使命感を刺激する社会背景…社会にとって役立つこと、正しいことをすべきだ…があると、手放せない。

社会的に意義があるか?ないか?で判断しても、間違いを辞めさせ、正しいことを広めるのは、社会的に意義があるのである。

そもそも、私が2歳で親に殺されそうになった、というのは事実であったし…

・クライミングパートナーに殺されかけた、というのも事実であるし…

・クライミング界が、新人さんを庇護していないというのも、全くの事実である。

これは、したがってクライミング界への指摘というのは、最初にスタートしたところがトラウマ反応であったとしても、客観的で正しい指摘、だと思う。

■ なぜ40年も放置されていたのか?

というか、トラウマ反応を起点にするくらいの人でないと、こんなしょぼいヤレヤレ感満点の、バカっぽい行動に対しては、間違いが明らかすぎて、大人なら自分で直せよ、みたいな感じなので、まともなクライマーは

 誰も指摘する気力すらわかなかった

んじゃないだろうか? 

それが何十年も、間違いが放置された理由で、その放置によって、間違ったクライミング技術や自己顕示欲だけのクライマーがイネイブルされてきた理由だ。

■ 立場の考察

では、だとしても、クライミング世直しをするのに、私が適した立場か?

いや違うだろう。

クライミングをスタートして3年でフリークライミングのレベルに来たが、まだフリークライミング自体をスタートすらしていないのだから。

もっと楽しんでどっぷりつかった人たち、このような文化をイネイブルしてきた、放置してきた人たちこそ、世直しの責任者にふさわしいだろう。

平たく言えば、なんで私が?である。

楽しんでもいないのに、最初から、世話を焼かされる羽目になるのはいやだ。

子供役をやっていないのに、親役をやらされるのは、いやなだけでなく、そもそも無理であるのは、だれしも当然である。

しかるに、私は適任者ではない。

そう私の理性が言うから、今立ち止まっているわけだ。

■ 癒し&対策

さて癒しについての考察。

本来の友情で結ばれた、クライマーとしてクライマーらしいクライミングをする。

それ以外はスルーする。

同情はするけど、手助けはしない。