総括すると、
日本クライミング界のレベル低下の実態を語る
記事が人気なようです。
オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが単独初見でフリーソロで登れるルート(例:阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいたり、ベテランと称した人が仲間を凍傷に陥れているような現状ですからね…
体力ではなく、知性の問題。
先生の言う通りではなく、自分の判断で登りましょう。
セーフクライミングに必要なのは、赤信号みんなで渡れば怖くない、ではなく、
自分の頭できちんと考えること
です。そうしないと、25+35すら分からずに、60mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも
自分で考えていないこと、
です。この事例だけでなく、
・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる
とか
・動くものに道標つけて、これで良し、
とか、
すべて自分の頭で考えていないから起きる。
だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない