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2023/05/22

長い長い暗いトンネルを最近抜けつつある…

 最近、長い長い暗いトンネルを抜けつつある…

今朝は、盛大にカラスが喧嘩している声で目を覚まさせられた。カラスの世界もいろいろあるんだろう。

二重拘束になっていた理由を色々と考えたら、やはり 18歳山岳部男子の体力前提で、私は色々と裁かれていたからだということがわかった。

そのことは詳細は別途書くことにしよう。

最近良かったことは、内なるつながりを回復中。内なる繋がりが断たたれことが最も、大きな混乱を招いた。

統合する自己は

・トレード(仕事)

・クライミング

・瞑想的活動

の3つかなぁ。

希死念慮=殺されかけた恐怖の別の形での表出、かもしれません。

2023/05/18

【本当にしたいこと】体力核心

 ■ ホメオパシーのレメディ適用書

 昨日は、レメディの処方相談を受けた。豊菌グルトの掲載をされていたブログに相談に乗ります、という記載があったので、ピンと来て、相談。
ちょっと前にも適用書を出してくれる人を探したけど、見つからなかったんですよね… 今回は、スムーズに繋がれた。

あんまり構えなくていい先生で、素直に話せたような気がする。

■ 海外バムについて

で、驚いたのが、なんにも制約がなかったとしたら、何をしたいか?という質問に自分が
 

 海外クライミングバムをしたい
 

と答えたこと。そうだったのか、私って感じだなぁ。

ただバムって言っても、あちこちに車で放浪して回るのは、私には合っておらず、一箇所に定点で登るのが合っているんだよなぁ…。

というのは、若い頃、カリフォルニアには住んでおり、レイクタホにデイビッドの父親がハウスボートを持っていたので、出かけたりしたんだが、アメリカって大きな国なんですよね。運転だけでクタクタ系です(笑)。

もともと、子供の頃から体力がない系なので、海外に行くにも同じところにずっと泊まっているってタイプの滞在法でした。だから、山が好きなんだと思うんだけど。

登山ってテント泊縦走でも、店じまい早いですよね、4時で今日は終わり、で。

■ 必要なのは用心棒

クライミングの定点旅行の大問題は、クライミングに行く先がアメリカやヨーロッパの先進国で価格が高いことです。


無料で泊まれるカウチサーフという仕組みもあり、私はホストはこなしており、ゲストを受け入れ経験は楽勝で貯まるが、不公平なのが女性の立場。自分がゲストになって女性一人で見知らぬ人の家に泊まるのは、さすがの私でもリスクが大きい…ので、一人で行くなら、そこはお金で解決せざるをえない。


一緒に働きながら海外放浪をやってくれる男性クライマーがいれば、やはり用心棒として便利なんだよなぁ。

しかし、英語も話せず、私に連れて行ってもらいたい、と思っている人だと、用心棒どころか、ただのお荷物だし…。

というので、相方は悩ましいものなんである。女性の同じような人がいたら最強なんだがな。

スコーミッシュは今年は足の回復が間に合いそうにないかもしれない。今円安だが、円高局面になるのかなぁ…少し待ったら。

どうしたもんだか。

ラオスは行きたいと思っているが、その後はスペインの友達のところに行こうかなぁ…。

どちらにしても、体力という資産を大幅に失っていると思われる今。体力戻ってこないかなぁ…

 はちみつ栄養療法、がんばります。

2022/06/26

岸良 実際に起こったことvs起こってほしかったこと

■ 岸良での肉離れ

3年前、岸良にクラックを登りに行ったら、一本も登る前に右足のふくらはぎを肉離れしてしまった。根性で3本、筋断裂した足で登った。 その後私に起きたこと…。大怪我をしたのに、介抱もされず、ロープとカム一式が詰まった重たいザックすら持ってもらえず、家にも帰してもらえず、何度「立っているのすら辛い」と訴えてもダメで、二日間、迷路のような悪路の林道で、運転手を強いられた挙句、やっと宿について相手を置き去りにしても大丈夫そうだったので、一人で家に帰ると言ったら、相手がやっと事態を理解したものの、謝罪の内容は、「大した怪我でないと思った」。年配の父親のようなクライマーだった。

■ 起きてほしかったこと

「どうしたの?足を見せて見なさい」

「ああ~これはダメだね、筋断裂しているね。そこに沢があるから冷やそう」

「包帯してあげるね」

「これは温めるとダメな怪我だから、君は温泉なしね」

「明日、私が運転後退するからすぐ帰って医者にかかろう」

そういう風になってほしかった。

これが私がもし負傷者にあったら、しなさい、と教わっている内容です。

日赤救急救命は3回も受けています。


 

2021/08/31

他者評価と自己評価

昔に自分で書いた記事がFBからアップされた。自分でもよい内容だと思ったので、あげておこうと思う。これを読んで、誰かほかの人の”登れる判定”で登らなくて良かったと思った。

何が登れて何が登れないのか? あるいは、何を登りたくて何を登りたくないのか?それを決めることが自己責任、ということだからだ。

一般に

アルパインクライマー=登れるところを登るのが自己責任、であり、

フリークライマー=登れないところを登りたいと思うのがクライマーに足る情熱ある態度

とされている。その混乱が日本では見受けられ、アルパインの流儀でフリーのルートが開いてあって、フリーしか知らない現代初心者クライマーを危険に陥れている。多くのクライマーはそこを理解するのに時間がかかるので、一定数が事故ったりなんだりで亡くなっている。

■他者評価と自己評価

私が自分で思っている登れる感(自己評価)と師匠が思っている登れる感(他者評価)が、大幅に違うので、そこに少しリスクを感じています。

例えば、アイスですが、私はまだ醤油樽の滝のリードも終わっていないのに、相沢55mのリードが来て驚きました… 

一応、断っておくと、先輩や師匠と言うものは、登れる!と思わない限り、後輩にリードを勧めないものなので、55mリードできると思ったんでしょう。

一方で私が満足したリードは広河原沢の中央ルンゼに行ったとき、勝っちゃんのビレイで登った滝。4級でそんなに大きくない、たぶん20mくらい? ロープだいぶ余ったので。

上手にロープの流れを作ってリード出来たよな~と自画自賛中でした(笑)。大した滝でないので、シラケた顔してたよなー 青ちゃんは。

乗鞍の滝に行ったときも、こんなの、何がいいの~くらいなノリだったよな~

というので、安全マージンというか、何に達成感を感じるか?というのは、

初心者は先輩が思うより、すごく小さくても、しっかり達成感

なのかもしれません。私は10m→20m→30m→40m→50mと成長していくつもりだったというか、それが死なないための秘訣だと思っているので、10m→50mになると、喜ぶというより、”んなわけないじゃん!”という反応です…すいません。

先輩に、「その場合は楽勝そうに登ったらだめだよー」と言われたんですが、アイスって、登るための苦労の90%が、スクリュー打ちなので、それがないトップロープだと誰でも楽勝モードっぽい登りになってしまいます。

ので、私は疑似リードがしたかったのですが、それはできなかったので、いつまでたってもリードに必要な技術が身につかないということに…

岩に置き換えると、やはり、クライミングの初期から、5.6でいいので、リードしてプロテクションやランナウト等を学びつつ、傾斜をきつくして困難度を上げて行くのがいいのかなと思います。登攀距離は自然に伸びると思いますし…

大変なのは、フェイス、スラブ、ハング、クラック、ワイド、とタイプの違うクライミングのすべてで、それをやって、苦手の部分がないクライマーになることで、一般に現代クライマーは、フェイスやオーバーハングは人工壁で登れるので得意で、スラブやクラック、ワイドは下手くそになりがちだということです…

苦手克服には、簡単なところから

 登れる自信&落ちない自信

を積み上げるしかないんですが、土地柄や環境に左右されます。




2021/07/24

対象喪失からの復活と現在地

■対象喪失

”対象喪失”というのは、自分にとって大切なものを失うこと、です。

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ここで言う対象とは、強い情緒的な結びつき、すなわち愛着を感じる存在のことを言います。 

対象は近親者や友人など実在する人物や、幻想の中の人物など実際には会うことができない存在のこともありますし、人ではなく長年勤めた会社や、自分の健康が対象となる場合もあります。

したがって対象喪失は、誰かとの死別や別離に限らず、強い情緒的なつながりのある対象を失うことを指します。

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私にとっては、白い山、アイスクライミングのことですね…

■ グリーフワークの終わりが見えてきた

考えてみれば、九州に来てからの4年間は、ペアレント、アダルト、チャイルドの自我のうち、辞めておいた方が良い、ということを私に忠告して来るアダルト自我が活発になるような、危険な出来事ばかりが起きました。

山梨時代の正反対です。私に前進せよと言ってくるような素晴らしい出来事ばかりが起きた山梨の時代とは反対に、このまま行くと死につながると警告するような、そんな出来事ばかりが起きた九州クライミング時代…もう4年ですから、山梨でクライミング接した時代以上の長さがあります。

とくに大きな喪失体験だったのは、白亜スラブの件ですかね… あのクライミングで、いかに私がフリーを頑張ってグレードを上げようとも、自分のリードでルートに行くことは、まぁ、将来的にありえないということが見えてきました。

その後は、喪失体験…肉離れの岸良海岸、膝亜脱臼のボルダー。

肉離れは、頼りになるべき相手…年配者、あるいは真正のベテラン…であっても、頼るに足らない、ということを理解する経験でした。

亜脱臼は予後が思わしくなく、いまだに痛いので、この亜脱臼で決定的にクライミングから足を洗うことになりました。次の9月で2年になりますので、亜脱臼がとどめを刺した感じですかね…

その後は長い闘病生活と、プライベートでも仕事を失い、金銭を失い、と否定的な出来事が続きました。孤立無援の戦いでした。

長い喪の期間でした…孤独で大変でした。

■ 新しい生きがいを模索

去年に引き続き、自然農での充実感は非常に大きなものがあります。

去年、マキイ農園にアルバイトに行き始めたころからの進展具合、理解の進み具合を考えると感慨深い。

岸良海岸で肉離れをした折、すぐに帰福できず、肉離れは応急処置もできず、どんどん悪化し、歩くのも苦痛でした。しかも、相方が素直に福岡に帰してくれなかった。しかし、そのおかげで大隅半島の反対側、根占方面に行くことになり、根占で自然農のきっかけをつかんだのです。野草茶を売っている女性に自然農のお話をしてもらいました…一度お電話も頂いたのですが…。

その方はとても”気”が発達している方だったので、弱った私の生体エネルギーを感じて、助けないと!と思ってくれたのかもしれません。年賀状も頂き、そこに会った福岡自然農に現在お世話になっています。

つまり、相方が素直に私の怪我を中心に行動していたとしたら、その日にクライミングは中止となり、速攻で福岡に帰ることになったのでしょうから、この出会いはなかったことになります。愛さんにも、自然農にも出会えていなかった、ということですね…。

自然農は、自然界の中に、人間の必要な者…作物…をただ置かせていただく、という農法です。マキイ農園での仕事、松国での赤米稲作、農業ベンチャーへの就職、大村での研修… 広がった知見の大きさは、かなりなものかもしれません。

人としてまだ成長できる分野があるということは本当に力づけれる経験です。私は大学のころ、つまり親元を離れてすぐから、半農半xを目指していました。しかし、どうしてもその道が見えてこなかったのです。

半農半x生活ということでいえば、半農は、もはや達成したと言ってよいかもしれません。

それがここ一年の変化です。

■ 昇華

さて、心理学によると、クライマーが目指すべき方向性は…

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昇華

昇華とは特に性の衝動や自らの攻撃性などの本能に基づく欲求を、社会的に認められた目標に向けてそれを満たすことである。低俗とされる本能的な欲求を、文化的に価値のある 学問・研究・芸術・スポーツ・ボランティア活動などに向け、創造的な活動のエネルギーに転化して発散させることである。心理学者のフロイトは、芸術や宗教などの文化は本能的な性の欲求が昇華されて生まれたものであるとした。

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ということで創造的活動に昇華することが、クライマーとしての完成形であるようです。

自我でいえば、チャイルド自我で登っているのが、ただ楽しいから登るという時代です。

次に、チャイルド自我+アダルト自我で登るようになると、ギブアンドテイク(助け合い)の関係性で登るということになり、友達と登りに行くということになります。

コーチクラスになれば、さらに加えて、ペアレント自我で登っているということになりますが…そうなって初めてクライマーとしては、昇華というプロセスに乗ったということになります。

もちろん、ペアレント自我であれば、別にコーチという発現の仕方でなくても、どのような発現の仕方であっても構わないのです。

ある人は、クラウドファンディングで岩場のイベントを行い、

ある人はリボルト職人になることで、それを行い、

ある人は、アクセスファンドを立ち上げ、

ある人は子供クライミング教室を主宰する、

自分のためではなく、多くの人のために創造的に行動するときに、昇華が起こっているということですね。

長い喪が明けつつあり、自然農の世界でも物事がレールに乗り始め、後は自分自身が肉体的に回復したり、経済的ダメージを回復したりする段階に来ました。

長いトンネルでした。光がその先に見えそうな気がしてきました。

まだ長い紆余曲折を経なければならないとは思いますが、ひとまず、現在地が一瞬見えたので、タイミングを逃さず、記録に取ることにした次第。



2020/07/08

2017年9月26日の私へ

■2017年9月26日の私へ

この日、私は2度目の韓国クライミングへ行き、それはちょっと本来の望みではない、と言う気がしていたのでした…。

ところが、その旅でみたUIAAのテキストが気になり、発行元に書いた一通のメールが、起点となって、小さな水滴が同心円を描いて、影響を広めるように…私の願いが叶ったのでした…。

前提)クライミングの技術書がないことを痛感し、脳がクライミング技術を求めてGoogle状態になる


引き寄せ)
1)二番目の師匠と出会う 2016年4月
2)韓国に行く 2017年 9月

行動)
1)スティーブにメールを書く 2017年9月26日

結果)

★★★2020年6月 翻訳書が出版される★★★
(シンクロニシティ)
・沢で川嶋事務局長と面識があったこと

祝福のサイン)
・JWAFが翻訳してくれたこと
私はクライミング界から嫌われているのではないか?と言う思いがありましたが、

2番目の師匠との出会いと言い、
JWAFが翻訳をしてくれたことと言い、
またUIAAのスティーブが反応してくれたことと言い、

”クライマーに技術伝達しないと危険だ!”という私の善意が伝わっているし、その思いの実現のために、協力もしてくれるよ!というのが事実です。

当時のメールを読み返すと、私は、とても良いテキストなので、クラウドファンディングで、翻訳に取り組もうとすら思っていたくらいだったのでした…。そんなに頑張って、一人っきりで取り組まなくてもいいよ、ってことですね。

クライミング人生は奇跡の連続だと思っていましたが、本当にその通りですね!