2019/09/21

明日からのインスボン

明日からインスボンで、あらかた用意は済んではいるのですが、最終チェックしています。

膝を12日に亜脱臼してしまったですが、予後が悪く、まだ不安定感があり、立ちこめません(><)。
なのに、スラブのインスボンとは…3月にふくらはぎを断裂したため、まだ右足がきちんと回復していなかったのかもしれませんが、右の膝のじん帯は、バレエの頑張りすぎで、もともと緩くなっており、ロンデジャンプをすると、カクン、カクン、と音がします。可動域が広がりすぎたところに、体重が今1,2kgですが重いため、膝が外れる方向に力がかかった時、対抗できなかったのだろうと思っています。

というのは、膝にガングリオンができたためです。実は手首にもガングリオンがあり、これは平均台で模範演技をしていて、中学のころ作ってしまったものです。私は体幹とじん帯の柔らかさのコーディネイションが悪いのではないかなと思っています…

そんな足では、登れないだろうとは思うのですが、最初の三日は別の人が登ってくれそうだし、後半だけでも登れたらいいし、韓国に行く、めったにない機会なので、行くことにしました。

例え、登れなくても、トラベリングロッククライマーと言う理想を追いかけることはできるだろうと。行くだけでも得るものがあるのが海外です。

というので、今、パッキング中ですが…

ユマールとアブミを一台入れましたが、ユマール…米澤さんが一人登攀用に加工してくれた痕があり、それを外すのが結構大変なのですが、これはこれで、大変、ありがたいことをしていただいたなと思って感謝しています。

しっかり加工してくれているので、加工を説くのにエライ時間がかかった…(笑)。

本来の用途ではない使用方法なので、加工が必要になるので、私は2つチェストアッセンダーを買いました。ので、ユマールは本来の仕事をしてもらおうかな…今回。

今回は、自分がリードしたい初心者向けのルートをたくさん研究したのですが、その努力もむなしく、この足では、セカンドであってもオールユマールが適当なように思います。

悲しい…でも、やれることをやっていく、それが大事なことですから…。

なら休息しているべきだという声も、どこかしらから、聞こえては来ますが…どんな形で会っても登攀しつづけるのは、大事かなと思っています。


それにしても、高くついたなぁ…

初心者にボルダーを紹介してあげるというの…

住み込み内弟子×クライミング×国際交流

■クライマーのゲストハウス

住み込み内弟子×クライミング×国際交流

=日本の岩場整備

という目論見が私のクライマーのゲストハウスという話です。


囲碁の世界では、日本は他国に負け始めたそうで、巻き返しで、住み込み内弟子制度を取り入れたそうです。そうしたら、強くなったそうです。

これをクライミングでやれば、失われつつある技術というか、ものの考え方が、伝承できると思います。

「山に一か八かはない」

と私は教わりました。そういう技術以外の面、ものの考え方、精神を伝えなければ、男性はすぐドラミングを始めるもののようです。

国際交流で、海外からのクライマーをおもてなしすれば、日本の常識が世界の非常識となってしまっている乖離現象を縮めることができます。

日本人はほかの分野でもガラパゴス化しやすいのです。

いかに愚かしいか、はっと気がつけば、それだけで、後ろに走らないと、ちゃんとビレイもできないような、変なルートを引っ込めるでしょう。

2019/09/16

できないことをできるようになりたい

先日、2名の初心者を連れて、クライミングに行きました。

2名は対照的で、一人は執念深く何度も岩に足を掛け、一人は結構ふーんって感じ?

「岩登りの面白さとは何ですか」

と聞かれたのですが、私は自分がまだ修行中のため、的確にこたえるのが難しいのですが、

  面白さは、人それぞれ

なんですが…

・スリルが好きと言う人もいるし、
・私には今ここ、の強制瞑想
・肉体を使ったパズル
・てっぺんに立ちたい!

と言う人もいます。実は、私は岩は苦手で、どうしても、あの灰色で憂鬱な、ごつごつとした岩肌が、私をいざなっているとは思えないのですが、これが白い雪山のピークだったり、しっかり凍った美しいアイスクライミングルートで、おとぎの国みたいだったり、になると…あ~、行く行く~みたいになります(笑)。それでも、しっかり凍った易しいの、限定です。私はスリルを求めているクライマーじゃないので。

でかい!というのが、男性の征服欲を盛り上げるようですが、私はきれい!というのしか盛り上がらないです。

でも、スリルを求めているクライマーを否定するものではありません。クライマー人種の何割かは、国を問わず、必ずそういう人です。

もう一人の方は、若きお医者さんだったのですが、岩に執着心が!あとちょっとで、登れそうだったんですよね!それで、だいぶチャレンジしていました。できそうで、できないから、できるようになりたい!というのが、その人の動機かも?

遊びなんで、動機は何でもいいんですけど、私の場合に限って言えば、岩が楽しくなってきたのは、ラオスに行ってからで、自分で自分の登りたい課題を選ぶ、と言う自由が与えられてからです。

日本の岩場は、易しい課題が超ランナウトで、初心者が取り付くにはリスクが大きく、そこは経験者が吟味して、これなら君にも登れるよ、と味見や毒見をして登らせてあげるのが、残念ながら安全のために仕
方なく通例となっているので、楽しみが見いだせない人も場合によってはいるかもしれない…

海外に行きたいクライマーの動機の半分くらいは、勝手にやらせろ、というものかもしれません(笑)。海外では、スポーツルートという性格がスポーツルートらしく収まっているというか。

遊びなので、やってみて楽しくなければやらなくていい訳なんで、気軽に取り組んでください☆

2019/09/14

ゲストハウスの代行をしました(天空の茶屋敷)

英語で感想を書いたのですが、日本語版も必要だと分かったので、書いています。

■海外放浪

数か月から数年にわたる海外放浪や世界一周旅行、憧れている人も多いと思いますが、経済的に無理!とあきらめている人もいるかもしれませんね?

みんなどうやってんだろう~?でも聞きにくいな~と思っている人もいるかも???

でも実は、そういう時は短期の旅行、会社を辞めないで行ける範囲で行って見たら、

 端緒が開ける

かもしれせん。実は海外のバックパッカーの宿では、無料で宿泊できる仕組みがあります。宿のお掃除などをして、宿泊費と相殺するとかお留守番して、相殺などです。お宿代自体が10ドル~30ドルと安いので、労働時間も1時間~3時間と短いので、観光をメインしている旅行者は、メリットがあります。それで1か月も2か月も滞在する人もいるくらいです。

■ 定年退職者の間でもポピュラー

欧米では定年退職した人の間でもこうした仕事はポピュラーで、日本で言えば、住み込みのビル管理人みたいな? マンションの一室を無料で提供してもらう代わりに管理人しているとか、駐車場の管理人とか、多いですよね?あれのゲストハウスバージョン?

私はニュージーのオークランドで泊まった時は、大きなビクトリアンハウスに泊まったのですが、イギリスの年配の人が、ご夫婦でゲストハウスの代理をしており、なんか雰囲気にマッチして素敵でした。1か月くらいいるそうでした。もともとはパン職人だったそうで、パンを焼いてくれていました!近所のパン屋にもアルバイトに行っているそうだった…ので、経済格差が少しあることにより、イギリスの人の老後は、ニュージーランドなんだーと思いました。日本だと年金だけでフィリピンなら暮らせる!みたいな感じ?

■ 今回の目的

今回は、私は古民家ということに、そこはかとない不安があったので、その不安が解消できてよかったです。古い家ってなんか私の体質に合わないっていうか…アトピーひどくなるんですよね。それは湿気とカビとカビに来るダニのためだと理解。

私が洗濯が大好きなのは、私がアトピーもちで、寝具の清潔が、私の快不快に直結するからです。お肌弱いです。

1)古い家に住む経験ができて良かったです☆

2)あと鶏を買う生活☆

3)農村に住む生活☆

4)一日即席茶摘み娘体験☆

5)一日即席茶づくり体験☆

玄米とお茶と卵が食べ放題(卵は生まれたときだけ)でした。お茶は緑茶とほうじ茶。

畑で採れたなすが数本。ピーマン。畑は猫の額ほどだったので、もう少し大きかったら、全然自給自足できそうでした。

都会のお客さんが、生ごみを燃えるゴミに入れてショック!!ええ~?! 燃やせばゴミ、貯めておけば堆肥!=栄養。コーヒーかすとか、茶殻とか、めっちゃ再利用していました。

山の生産力が絶大なので、冬に木こりをして炭焼きすれば燃料は十分、雑草は緑肥になり、夏は釣りして、ヤマメを取って、秋に仕掛け罠でイノシシ取れば、完璧?!

できないことはなさそうな羨ましい住環境でした!

■ ワールドツアーの若者

このゲストハウスはワールドツアーの若者…メインはヨーロッパ人がコンスタントに流れを作って来ています。

世界放浪はヨーロッパは豊かになり、休暇が長くなったのでやっている人が多いです。日本人の発想のように高級ホテルに泊まって、世界放浪をする人はすごく少ないです。なぜなら、ホテル=孤独。誰とも交流しなかったら、何のために世界を見て歩いているのだか、となります。

クライマーのようにテーマを持った世界の旅も、市民権を得ているようで、お茶で泊まっていたフランスの方は、宇治、静岡、八女、と泊まっていたそうでした。まさにお茶の歴史をたどる世界の旅です。

クライマーの場合は岩場に限定されますが、ヒマラヤ→中国の岩場→韓国の岩場→台湾→日本(福岡)→タイ→ラオス→アラスカ?! などはできそうです。

日本の岩場が東アジアクライミングツアー中の若者の中継点になれば、こんなにうれしいことはありません。

日本の岩場にも海外の岩場の情報が入ってきて、良い影響がありそうです。





 茶畑の中に小さいボルダーがあり、子どもには受けそうです。
 鶏さんは、ここのメインのプロテイン源、卵を産んでくれ、虫も食べてくれるので、共存共栄の選択肢です。
 トランポリン…浮遊感?

クライマーの余暇としては、

スラックライン

がおすすめです。
 トランポリンは快適なベッドでした。

というか室内が湿度が高くて不快でした…雨が続いたためですね。

福岡も湿度が高く不快です…

ああドライな山梨に戻りたい。
 ここは集落の最果てです。

お隣さんのおじいさんがスーパーおじいさんです。

毎日遊びに来てくれます。

 ゲストが大喜びする、餌やり。なごみます。
  お台所でお料理。


 庭で採れたものの食卓!

薄あげは違うか・・・焼いて醤油をかけただけです。

豆腐は頑張れば自家製が可能です。
クライミングで国際交流!

ポーランド人の若きお医者様です。


お茶の葉の中にカエル君がいます。

子どもがいたら、大ハッスル。
 夕食がだんらんです。

現代では失われた家族の時間は、地球規模の拡張家族と!

2019/09/13

Working in Sky Tea Guest House

Temporary job
I have been working as a temporary guest house keeper in Sky Tea Guest House, for 12 days.

https://www.skyteahouse.com/en-facilities

This guest house is in 40 min drive away from Hyugami Crag but the Owner Jiro, speaks English, since he has done travelling around the world for about 6 years. He says he's done with it and now he wants to start a family.

So he was on his way for his bride and I took care of the house while he is away. The place is bit far away from the crag but I had such a great farm stay!

Hyugami Crag and world climbers

The Hyugami Crag is the crag that all Kyusyu climbers gather... and Fukuoka, the capital city of Kyusyu, is attracting a lot of foreigners, many are on south Asian world tours...  so I thought Kyusu has a potential to be a gateway for travelling climbers also.

Since world travelers are on "general" world tour,  so to say. Climbing trip in series  is like "climbing specific" world tour.

When I went to Laos, two years ago, I met so many climbers on world tour, connecting, Himaraya, China, South Korea, Taiwan, and Thai and Laos.  Climbers are on "climbing specific " world tour.

I did it in miniature version last year, I rock climbed in Laos, then ice climbed in Japan, then went to ice climb in Korea, in February. (https://allnevery.blogspot.com/2018/02/blog-post.html)

I think the world tour is getting popular and popular among European and American people, as we move toward freedom economically.

Tea traveler; travelling as pilgrimage

Not just climbing, I met a woman who were chasing after the places for tea... a french woman was visiting a tea source land, like Sizuoka, Kyoto, and Yame.  She was going after the history of tea, and tea has spread from India to China, then to Japan... she was experiencing the history of tea also, by visiting place to place.

I think this style of world tour will get people more reason to go travelling... to dig deeper and deeper the theme, what ever the theme it is... for me, it just happen to be "climbing", and for her it happen to be "tea".  I am so sure that people will soon chose specific theme to travel the world for.

I myself think, just a general world tour is boring... to be honest.

I have done travelling on my business in my 20's a lot... involving like one month stay in Intercontinental hotel... not just once... in series.  I hired a translator and driver and visited the company executives for marketing researches. It was interesting and I learned a lot but that was all... so I am more knowledgeable on the world than an average Japanese but I saw what's common than what's different... so I lost my appetite for trip. I am more skeptical on a dreaming of luxury world trip around the world. I guess I was lucky that I was given the opportunity to experience such thing at my early age...

Anyway, so far, I am dreaming something more worthwhile, or what I think worthwhile...

... which is to increase "world travelling climbers in South Asia"!

I hope this working at Jiro's guest house had become a baby step toward my dream to come true...

One day, I hope Hyugami crag to be included in Hymaraya, China, South Korea, and Japan, then, Thai, and Laos! Maybe Alaska!

The general information on this guest house is here;
https://climbhyugami.blogspot.com/2019/06/climber-friendly-guest-house-in-yame.html

Free Accomodtion (plaese google translate)
https://www.skyteahouse.com/post/free_accomodation

 Jiro on a small boulder in his rice and tea field.
 Jiro's Kitchen. Classical Japan.
 Chekens are let play all day at his garden and they produce about 5 eggs a day.

Our main source of protein.
 The trampoline in front yard was the best place to sleep unless it rains...
 In a morning dawn... with chickens.  They will wake you up!
 The house is located in the end of Kasahara village.

No house further more... so, it is pretty isolated.

There is one house down below, and old farmer couples are living there... they are so nice visit each other every day!
 Guest are having fun feeding chickens.
  A couple fixing something to eat...


 Traditional Farmer's dinner, vegan!
Climbing in a secret area.


 A tiny frog in the tea leaves...
 Dinner is usually fun time together.