■ 山岳会に所属していても、新人教育をきちんと受けているかどうか?は、相手の人格次第
これまでの経験を総合してみると、
リスクをきちんと見れるようになっているかどうか?
は、山岳会に入っていない人のほうがきちんとしており、山岳会に入っている人は、全くダメ、ってケースの方が多かった。
特に山梨〇パインクラブの所属の人は、特にそうだった…
1)5.11がジムで登れるからバットレス4尾根
2)白亜スラブ
福岡〇の会も、もう新人教育がこなせなくなっている会のようだったし、ピ〇クルはもともとが助け合い前提なので、間違った知識が間違ったまま伝播していそうだったし、雪訓なしの冬山合宿なんてやっているからには、素人雪山から脱するのは無理だと思えた。
私はピッケルが必要な山にステップアップするニーズが出てきたとき、ピッケルを使いこなす目的で、各所を訪ね歩いたら、雪訓に至ったが、彼らはそうならない…。どこで思考回路がずれているのだろうか?世の中の人たちがみな、ピッケルを実際には使えもしないで、雪の山に登っているとでも思っているのだろうか?道具って持っているだけでは意味がなく、使いこなせないといけないんですよ?
山岳会の所属、非所属の問題は、
山岳会所属が抜け道化
することである。
なんせ、会に入っているから大丈夫なんじゃないの?と誰しもが思うわけなのです。
大丈夫という前提で仮免許が渡される。
ところが、試験を受けずにずっと仮免で路上に出ているわけで、他の人が行った座学がないので、とんでもない誤解をしたまま、10年も登り続けることになる…という事例が
白亜スラブ
の登攀でした。
私も、以上のことが勉強になりました。
相手がきちんとリスクを管理できているか?は、観察力で分かります。
・周囲で起きている危険行為にそもそも気が付いていない
= 危険予知お留守
= リスク管理お留守
です。