■ 無責任×自己中
クライマーとしての在り方が
ただの無責任 × 自己中心
になってしまったこと。
まさにこれが日本のクライミング界の問題点です。
つまり、アクセス問題と事故対策の欠如の原因は、無責任×自己中心、 です。
■ よそ者排除意識を上手に使う
アクセス問題がある岩場は多い。しかし、それを改善するモチベーションは小さい。
しかし、よそ者を排除したい!よそ者に取られるくらいなら自分でやる!ということが、リボルトやローカルクライマーの結束のモチベーションになることがある。
例えば、よそ者を排除したい!という気持ちが勝った結果、八面という岩場は、古参の女性がリボルトの音頭取りをする羽目になりました(笑)。そうしないと、やばい!誰かに取られる!有料になる!という気持ち?が、岩場のローカルクライマーを動かしたみたいでした。
一般に、岩場がある過疎地の地方行政は、岩場による地域振興に好意的です。
しかし、ローカルクライマーの側は、行政に黙っていて、今まで好き勝手していたので、好き勝手できなくなる!と思うだけで、誰もまだ何も言っていないのに、例えば、ただ中津の市役所の人を紹介しただけでそうなりました…(笑)。つまり、行政からの監視の目がある、という思いが、好き勝手やってることがばれたらヤバイ!という気持ちにつながり、自主的なリボルトにつながるのです。
家の留守番で散らかしていたのに、親が家に帰ってくるというので、片付け始める子供みたいな感じですね。
なので、地域行政が自分の地域資源、現金獲得の資源である岩場に意識的である、というのはクライマーたち自身の安全性のためにも必要なことなのです。
■ 内輪だけで楽しみたい
一般に、岩場ではローカルクライマー内での内輪で、コッソリ一般の人には、黙って楽しみたい、という気持ち…が強いです。というのは、岩場の使い方を初心者に教えるとか、超面倒な仕事なので、やりたくないからです。
そんなことは分かっている人だけで、登りたい。
そうすれば空いているし。
…という、仲間だけの秘密主義、がはびこっていると思います。
まぁ、小川山の混雑を見ると分からないでもありませんよね?
■ トップクライマーでも、自己中…
奥多摩の小鹿野ですが、トップクライマーの平山ユージさん率いる団体でも、古参のクライマーに文句を言われたら安易になびいてしまって、腰抜けです(笑)。
それは、ユージさんの戦略的に、町の一般住民のコンセンサスというのは取られていないからです。小鹿野のクライマーのコミュニティが頑張っても、外野の古参クライマーが文句を言えば、容易に靡いてしまって、結局町の利益を守れない…。
根拠希薄なクライミングエシックを振りかざすトップクライマーの論法に翻弄されてしまって、結局のところ、何が大事な価値だったのか?が分からなくなってしまうということに陥ってしまったのが去年でした。
町の一般住民が、クライミングを町起こしとして、利活用したい!という認識や認知なしに、クライマーだけで事を勧めようとしてもこうなるっていう事例です。
まぁ失敗して、良い方法を見つけるわけですから、失敗は良いことです。
誰のための岩場なのか? 地域住民のためだし、適切なバウンダリー が必要です。
それがない人は、古いクライミングエシックを悪用して、クライマーの自己中心的で社会性のない行動を擁護します。那智の滝の事例に明らかでしょう。
結局、ユージさん単体がすごいクライマーというか、素敵なクライマーってだけで、奥多摩地方の岩場は、もう悲惨ですよね…日本のアクセス問題発祥の地みたいな感じです。
まぁそういう問題を作った同時代人たちが片付けていくのが順当な順番だと思います。
■ アウトドアクライマーの流れ
私の結論的には、アウトドアアドベンチャーツーリズムにアウトドアクライミングを活用するには、日本のクライミング界自体が幼稚すぎ、時期尚早というか…
私は内心、城ケ崎はウェールズを参考にすればいいのではないか?と思い、トポを取り寄せましたが、まぁ私が私費を投じてウェールズに行っても、仕方ないよなぁと思っていたら、ユージさんが行っていたのを見て良かったです。
終了点もないようなくらいにきちんとしたクライミングを城ケ崎はするべきで、ウェールズのクライマーとしての倫理観の高さを見習うべきです。
だいたい日本のクライマーが堕落しすぎているのが、問題なのです。残置いっぱい残す悪習慣を辞めるのは、古いアルパインクライミングのエイドクライミングの名残を捨てるということです。懸垂下降を習得しないで来るクライマーは歩いておりましょう。
■ 問題を作り出した人が問題を解決するのが、人的成長であり成熟
クライミング界はアクセス問題を作った人がアクセス問題を解決すべきというか、東京の古参のクライマーがことに当たるべきだと思います。
というのは、男性が男性のケツを拭くとなると、当事者意識が湧くからです。
男性しか住んでいない家では、「男性も座っておしっこしてください」とトイレに書かれています(笑)。
要するに、ジブンゴトとならない限り、自分の行動の異常さが理解できないということなのです。
誰かがこぼしたおしっこを拭きたい人います?いないですよね?
誰かが作ったアクセス問題で、自分はそこに生まれてもいないのに叱られたい人いると思います?
いないですよね?
と思います。
■ 開拓の偵察なら、無許可で岩場にボルトを打っていいのか?
最初の偵察で、五木の岩場にボルトを打つと言われたときは
目が点
になりました。たしかに岩肌を偵察するだけでも、頂上からの懸垂下降が必要で、ロープは長くてもせいぜい100mですから、懸垂で降りるとせいぜい50mしか降りれません。
支点がそこになければ、マルチプル懸垂はできないので、打たない限り、さらに降りるって無理・・・岩間に生えた立木なんて信頼できたものではないですし…
しかし、そこで、ボルト一本でも無断で打ったら、町の人から得られたはずのクライマー社会に対する信頼、もうゼロですよね?
そこで町の人に対する説明とか、理解を端折ってはダメなんですよ…
最初から嘘ついてきた人をあなたは信頼しますか?しませんよね?
■ 既得権者のプライベート岩場化の機序
熊本の五木の岩場は日本最大の石灰岩の岩場で、手つかずなので、昨今のジム出身のクライマーが、外岩デビューするのにふさわしい岩場だと私は思います。
しかし、行政や町の一般住民に対する説明責任を充分推し進めないまま、少数の人だけが了解する形で、開拓許可を取り、それを駐車や岩場のマナー、初歩的なロープワーク教育などの必要な措置を講じずに…つまり、これまで通りのやり方で、ですが…公開した場合、公開一年後に閉鎖になる可能性が高いですよね。
開拓者の名誉だけが残り、肝心の地域には、何のメリットもお金も落ちませんね。
そして後世のクライマーに残せる岩場資源はすでに著名人になった人たちの、いまさら追加されたところでインパクトのない名誉や楽しみに使われるということです。
初めて開拓する、ということがもたらす岩との会話はどれほどの”岩知性”をそのクライマーにもたらすことができるでしょう?アイスのリードでは、それを皆、行っているわけですが。
■ 岩場閉鎖の利得
実はローカルクライマーには、岩場閉鎖になったとしても、メリットがあります。
いったん開拓されて、そして誰も来ないとなると、プライベートビーチならぬ、プライベート岩場です。
結局また、アクセス問題を繰り返して、メンテされず、危険なボルトでも登る方法を知っている人だけがコッソリ登るという繰り返しになります。将来にツケを回すという作戦ですよね。
これはたぶん、分かっていてやっている んではないでしょうか…?
確信犯というか、知能犯というか、このうまみの作り方をこの70年で覚えたというか…。
■ 傍証
なぜなら、地域山岳会って結構そうだからです。
山岳会の入会者にしか教えない秘密の岩場がどこの会にもあります。堂々とネットでそういう岩場での訓練を上げている会が多いです。
ということなので、いったい誰が国家の利益、地域の利益を、我が懐に入れているか?という視点でみると、そういうタイプの開拓者クライマーたちなのではないかと思います。
いや、お金はもらっていない!というかもしれませんが、結局、名誉は手に入れて、そして後世の人々から岩場資源を奪っている、ということは事実ですよね?
今のクライマーが開拓すれば、適正ボルトになったかもしれないルートを、アルパインのクライマーがエイドで登って、できるだけ遠くにボルトを打つ、という論理で開拓 すると、フリークライミングとは似ても似つかない危険ルート が作られてしまい、その危険ルートは開拓者権利に守られて、ボルト位置の改定すら許されない、という有様になってしまいます。
そんな変な位置にボルト打つくらいなら(機能不全ボルト)、最初から開拓しないで、そっとしておいてくれたほうが…と若い世代なら誰でも思うでしょう。
■ 結局のところ、狭い仲間の内輪内での名誉争い
結局は、開拓は名誉があるからするが、メンテはしない…という立場で明白になるのは、その人が持っている動機が何か?ということです。
開拓 は、自分のために行うもの。
メンテ は、みんなのために行うもの。
と明白です。
九州の岩場は、一向にカットアンカーから更新される気配ないです。一方で開拓だけは進む。
いくら自腹でボルト代持っているからと言っても、だから偉い、とは言えない。上司面したいためにおごってくれる上司はいっぱいいますよね?
開拓者の質の是非は、開拓した内容を、質を問うべきです。そして、管理責任を持つべきです。
名誉だけを得て、責任を取らない、というのは、子供を産ませるだけ産ませて、その子の父親であることを誇り、その子の養育費は出さない、というようなものです。
日本の開拓者を盲目的に保護する文化は、男性のセックスの喜びが一番優先される日本のセックス文化に似ています。周りの人のことを全く考えていない、一発出して終わり、って奴です。相手がいることを考慮していない。
岩場のある地域の人は、何か知らんがクライマーが来ている…なんだろう?という謎の状態に長年置かれて、知らない間に托卵させられていたカッコウみたいなことになります。
本当にクライミング界のことを思っていたら、すでに開拓本数100本です!と自慢する老兵による開拓より若い人に栄誉を譲るのでは?
少なくとも、故・吉田和正さんは、私へのクライミング指導の中で、昇仙峡のスラブで私に開拓の醍醐味を感じてもらおうと思っていたと思います。そうすれば、どれほどの意欲を新しいクライマーに与え、岩との対話について、実施で教えることができるでしょう?
結局、開拓には、至りませんでしたけど。
多くの市町村は、市として町として、村として、クライマーの受け入れに好意的でした。こちらでかなり多くの自治体の観光行政側、あるいは議員などに会いましたが、それでもそんなんで、ローカルクライマーの側が、こうした行政との取り持ちをするクライマーに対しては、否定的反応を自動反応として行います。
つまり、その排除の姿勢こそが、既得権を示しています。今まで自分のモノだったおもちゃが、幼稚園全員に属して貸してあげなきゃいけないと言われた幼稚園児は、最初にどんな反応をするでしょうか?言わなくても分かりますよね?
要するにこれは、業界ぐるみの国益や地域利益の搾取構造…いわゆる戦後、日本国民をアメリカに売り飛ばした財閥や国賊と同じ構造なんではないか?と思います。
全体の利益より、自分の個人の利益。ってことです。売国奴は誰か?ということです。
大体の地方は、大雨で災害になってくれないと道路のメンテナンス費用すら、出せないほど地方財政は悪化しています。地域が自立しようという意欲はない場所も多く、災害が起こってくれてホッとしているっていうのが地方の現実です。
そんな中でクライミングによる地域おこしの可能性を聞かされた議員はどう思うでしょう?
このインバウンドでにぎわう時世をみて?
よし!と思い、未来に希望を抱くでしょう…
しかし、その希望は、日本人同士の内輪から打ち砕かれるのです…
ローカルクライマーだと自称する人たちから、有料化はけしからん!だとか、駐車場代を払うなんてトンデモだ!とか言い出すだけでなく、町のお金を使って、整備してくれ、と言い出す始末…
ならば、と整備してやっても、その何億か?は有効利用されないまま、箱もの行政として、閉じていくわけです・・
行政が悪い?
行政の担当官が海外にトポ発信して海外クライマーを呼び寄せるとかできると思いますか?
クライマーですらできない人がほとんどなのに、できる訳ないですよね?
■ 那智の滝事件ですら、身内擁護する身内主義
高い倫理観で右に出る者はいない、日本の誇るアルパインクライマーの山野井さんですが、那智の滝事件が起きたとき、もしかしたら、声明などを出されていたら良かったのではないかと思います。
トップクライマーとしての義務は、倫理面などでリーダーシップを取ることで、これはトップクライマーにしかできません。
だって、男子、お母さんの言うこと聞きます?先生の言うこと聞きます?聞かないですよね?
でも自分の憧れのヒーローの言うことなら聞く。
それが男の子ってことに日本ではなっているんです。文化的に。人は文化的奴隷です。
山野井さんも、結局は古いクライマーなので、社会性と先鋭的冒険の線引きを若い世代に示す、見せるということはできないのかもしれません。
現に現在のお住まいは、城ケ崎、以前は奥多摩。どっちもアクセス問題の火種で有名な土地というか、そこに引っ越して行ったら、かなり深くかかわる、ということは確実だなぁって場所です。そういう場所で日常的に登ってきたということは、その岩場がある地域住民には恩がある。
私は自然は多くの人の共有財産と言う面もあり、私有物ではないので、場所によっては秘密の岩場をこっそり登るのも、それでも良いと思いますが…。例えば、誰の私有物でもない国立公園内の岩場など、ガラガラだったりします。
例えば、温泉が湧く川辺とか、地域の人だけが知っていて、使っている、ってのは、九州では多くて、誰の管理もされていない…そういうので自分だけの秘密の場所を持つのもアリだと思います。まぁ同じところに誰かが来ても、先着順ではありません よね。分かち合い でしょう。
私は、私しか行かないようなところを行ってくれるクライマーがいたらうれしいです。通だなぁっていうかね。特に破線のコースです。山梨なら板敷渓谷とか面白かったですよ。
さて、しかし、開拓者として名前を世に上げ、岩場を公開するからには、それに伴う
準備条件:アクセス問題の回避
を行わないといけないです。
これがない人が、アクセス問題を作ってしまう開拓者です。
たぶん、開拓する → アクセス問題起きる → 禁止される → 東京の人は来れず、内輪だけで登れてラッキー
という循環にあるので、懲りない。
本人らは、名誉だけ得て、岩場は秘密になり、誰も来れないだけだからです。
しかも、
”おれらは被害者なんだよ、迷惑クライマーが多いんだよ”
という都合の良いスタンスを取り続けることができる(=偽善者ペルソナ)を着れば、このサイクルが温存される。
という循環にあると思います。
上手いこと、考えられた手ですよね!あっぱれではありませんか?
そもそも、わざとトポにどう駐車したらよいのか書かないのかもしれないですよね?罠に入れるために。
自己愛性パーソナリティ障害の人は、こういうことを考える天才が多いです。
■ ネット動画を上げても人が来ない理由
〇〇を開拓しました!と、特に新人クライマーにとって教育的でも、インフォーマティブでもない登攀姿をただ一方的にネットに動画上げるのも、効果がない上、オンサイトができなくなるので、辞めたらどうでしょうか?
ユージさんが大西さんと上げていたデイドリーム動画は、多少、教育的配慮がされていました。
大西さんがスリングに落ちて、皆さんもお気をつけて、とか言っていましたよね(笑)。
大西さんほどのトップクライマーでも、解除忘れて登り、スリングに落ちて、コマネチ状態になって痛い痛いって言ってるんですよ(笑)?
ちなみにビレイヤーに遠慮して、途中でスリングにセルフ取るのは日本だけのクライミング習慣で海外ではそんなことしません。
むしろビレイヤーがクライマーを見なくなるので、悪習慣である可能性もあります。
さて、動画の質が教育的でも、インフォーマティブでもない、つまり見る人にメリットがない動画を上げている動機は何でしょうか?
名誉欲、以外ないですよね?
まぁ、開拓クライマーは死ぬまで開拓し続ける、がん細胞みたいなものかもしれません。
一方、40年前のアルパインしかフォローしていないアルパインクライマーの情弱ぶりは、カットアンカーのルートを、再度、カットアンカーでリボルトしようとするほどです。
もう全体に日本の男性社会というのが、私が父親を知らずに育ち、そのために理想の父親をクライマーに投影しているから期待値が高すぎる、とか、に寄らず、
誰が見ても、もう目を覆いたくなるような低レベル
と言えます。これが客観的事実で、私の側の期待が高すぎるとか、理想が高すぎるという問題ではありません。
■ 海外クライマーも日本の上を行っている
じゃ、海外が違うか?というとそういうこともないようです。
なんせUIAAの事務局長ですら、ロープを持ってこないクライマーの何が問題なのか、分からないくらいです。
ロープは個人装備です。
共同装備に入れて登るのは、まだ一人では岩場を安全にこなすことができない段階の、今から、クライマーになるところの人です。
たぶん、ラオスが特別にうまく行った事例かもしれません。そういうレベルのクライマーも、ロープを自分で持ってくるクライマーも楽しく登れるようになっていました。
私は特別クライミング自体には思い入れはなく、
クライミングをすることでゾーンに入れる、ということが私の目的
です。
しかし、九州クライミングで、嘘を教えているクライミング教育を見て、「これは…」と絶句した、というのが真実です。
全国的な視点で見れば、現在のままの岩場でも、日本100岩場に載っている、小さな岩場をつないで
ジャパンツアーを組める
ようにしてやれば、現在の岩場状況でも、日本一周を企画する外国人クライマーが岩場をめぐって全国を徘徊することで、海外のマネーが日本の僻地に収入をもたらすと思います。
バムされてしまうと飲食費しか落ちません。クライマーが徘徊することで儲かるのは石油産業だけ 、ということになってしまいますね(笑)。
■ 日本人クライマーたちは、シェアの精神は持ち合わせていない
日本のクライマー界自体が、それを受け入れたいという気持ちはないと思います。
まずクライマーという人種は嫉妬深いのです…他人が楽しむために情報提供するか?しないでしょう…
そもそも、クライマーは、岩場がある地域を、
搾取するための対象、
つまり、
地域の人に許してもらってタダで登る…
と思っていて、それに不思議さを感じていない からです。
タダって搾取ですよね? 与えずに受け取ることを搾取と言います。
クライマーは貧乏だから…
ってホント?だって、クライマーが人工壁で登っているホールド、一個4000円とかで、ボルト代より高いですよね?
ジム代に毎月1万円くらい払っていますよね?なんで駐車場代の300円が高いのかなぁ?
それは、地域経済にクライマーの側が貢献する、とは全く思っていないからです…
出来れば税金払いたくない、っていう寄生虫みたいなのとメンタルとしては似ています。
■ アウトドアクライミングも観光産業ですよ
いわゆるクライミングを観光産業とはとらえていない、ということです。
逆にニュージーランドなど、観光産業と捉えているので、歩くだけのミルフォードサウンドですら、有料です。
もちろん、めちゃ安いですけど。
しかし、そうしないと、誰でも彼でも来てしまい、多くの人に踏破されて、自然破壊が起こりますし、コントロールが効かないです。
料金徴収が、そのルートに入る人の名簿にもなるので、遭難した場合の対処もしやすいですし、要するに入場者数をコントロールをするための手段でしかないので、額そのものは安いわけです。
今時は、ネットで応募できます。ミルフォードサウンドとかそうなっています。
同じような仕組みが日本にもあれば、当然それは大きな収入を地方行政にもたらし感謝されることになると思います。
特に富士山ですね。
岩場では、人数が多い奥多摩や山梨、静岡の岩場ですね。長野まで東京人が足を延ばしていくことは少ないように思います。
それには古参のクライマーが得ている既得権の返上が必要ですよね。
というわけで、たぶん、
意識改革も、含め、
なんというか、クライマー集合体の業界としての人間的成熟性の問題が絡んでいる ように思います。
いまだに、水源地に放尿するようなのを自慢する人を業界トップらが擁護するような論説を出しているわけなので、精神的成熟は遠い、ということが客観的に言えると思います。
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