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2024/03/27

【Beta情報】米国のレンタカー事情 

■ 米国レンタカー料金

用事ができたので、問い合わせたら、こんな返事でした。

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1週間のレンタル料金

車両代(日産VERSA SV / 三菱 MIRAGEなど)

$189.99 / 週

CDW

$9/日

$9 x 7 =$63

liability

$80~$115

*こちらの金額に関しては保険会社の判断になりますので、

 目安の金額を明記致しました。

追加のドライバー料金(吉成様以外にも運転される方がいる場合)

$25 / 人

また、併せて当日ご持参頂きたいものを明記致します。

ー有効なドライバーライセンス

 国際免許証と日本の免許証

ー自動車保険

 自動車保険はこちらでご紹介させて頂きますので問題ございません。

ーメジャーなクレジットカード(Visaやマスターカードなど。日本で発行されたクレジットカードでも問題ございません。)

ー保証金(25歳以上の場合:$300 / 24歳以下の場合:$500)

 こちらに関しては、1次的にお預かりさせて頂きますが、ご使用前と同じ状態でご返却頂ければお返し致します。

ーーーーーーーーーーーー

という具合です。

日本円で約3万円なら、今でも、日本のレンタカーのほうが高いかもしれませんね。

アメリカでは運転していましたが、日本より運転は簡単だったと思います(除く、都心)。

国際免許証は日本で取っておきましょう。


2023/07/26

【海外情報と日本の進化】クライミングとバレエ

■ちあこチャンネルの衝撃

ここまであけすけに語ってすごい楽しい!と思って驚いた… ちあこちゃんねる。

https://www.youtube.com/watch?v=ciooVJfMZw8

海外カンパニーで踊っている人の、赤裸々な日常、ですが、別に日本人だからと言って特別な何かがあるわけではなく、フツーです。私の海外生活の時もこんな感じでした。

そのフツー感がいいですねぇ!!

普通に10年スロバキアで踊り、退団、芸術監督が突然いなくなる、などなど、就職活動や各国のカンパニーの様子が、普通の普段着感覚でわかる。

こういうYouTubeをクライマーの若い人もやったらどうか?と思いました。

■ バレエでも海外

バレエは19歳からです。大人になってから習ったので、ヘタウマというか、

 3歳から習っている人=プロクラス、
 小学生から習っている人=先生クラス、
 60代になってから習う一般の大人=もうパは何も出現しない

という構成の中で、

 先生たちには、当然、遠く及ばないが、大体の他の大人リーナより上手

という微妙な立ち位置に長いこと、いました。それはヨガの先生になって生かすことになりましたが。

バレエ同様、クライミングでも、海外で行う、ということが、私の中では喜びの源泉になりました。

なぜか? 日本の仕組みが、普通の大人にとっても、成長の足かせになっているっぽいんですよねぇ…

その証拠は、若い人は、みんな海外に出ます。クライマーもそうですよね?

■ 国内トップクラスでなくても、海外クラスに出てもいいですよ?

バレエは、サンフランシスコでもクラス取っていましたし、メルボルンでもそうでした。日本である程度には、なっているから(つまり、プリエが何か分かりません、とかないです)、どこへ行ってもクラスに参加しても、ばかにされるようなことはないです。

クライミングと同じですね、別に高グレードが登れるわけではないですが、ロッククライミングの方法を心得ているので、誰と組んでも登れます。(つまり、懸垂下降が何か、分からないってことはないです。これ日本のクライマーは、身に着け損ねていますよね)

バレエ鑑賞のほうは、パリオペラ座でバレエを見るのが初めての海外で、サンフランシスコ時代は、シーズンでチケット買って、マチネとソワレ両方、見たりしていました。当然、天井座敷ですが…。最後は、世界のコレオグラファー、ジョン・ノイマイヤーの通訳をして終わりました。 そういうことなので、バレエの事情というのは詳しいです。

で、

1)海外のバレエクラスは、別にプロ級だけの人のクラスではない。民主化されている。

その辺は、クライミングと同じですね。日本のクライミングに足りないのは、民主化です。

分厚い愛好者という層があってこそ、真のバレエのすごさや価値が理解され、プロが生きていく道が成立するわけです。歌舞伎役者が、いきなりイギリスに行って、プロです、って言っても生きていけるわけがないでしょう…その逆が日本のプロバレリーナの流出ですが、それは、国内に、プロが生きていくだけの十分な愛好者層がないからです。

クライミングに関しては、もう岩場を登るロッククライミングの技術伝播は、青色吐息で、虫の音です。例えると、町のバレエ教室つぶれそう、みたいな感じで、山岳会は全く機能しないどころか、間違った技術を伝える場になっています。

■ プロの男性バレエダンサーのチャンネル

Tomoチャンネルも衝撃でした。


バレエコンクールの闇 プロバレエダンサーが語る

とタイトルもショッキングですが… 日本のバレエ界って、お茶やお花を習うとき、免状制度であるように師弟制度を取り入れたことで、日本に広まったんですが…それは導入時は妥協だったんですよね。海外のやり方では日本はバレエをできない、ということで。それで古い思想のバレエ団は、個人名を冠したバレエ団であることが多いです。しかし、時を経てそれは良い面よりも、悪い面が大きくなりました。

今、日本で成功しているバレエ団は、新国立とか、スターダンサーズとか、Kバレエとか、海外の仕組みでやっているところです。

このTomoさんの素晴らしいところは、海外の男性ダンサーと互角に戦って勝っているところです。外国人より足長い(笑)。

クライマー男子も、海外のトップクライマーと互角に登る人が出てきてほしいですね、なんかユージさんで打ち止め感ありますが。

私も東京にいたころ、原宿で男性の若い先生のクラスがあって、取っていましたが、また取りたくなりました。

■ 谷桃子バレエ団の衝撃

古いバレエ団って、プロ級のアマチュア、みたいなことになっています。しかし、バレエのレベルが高騰する中に合ってそんなやり方ではやっていけなくなったのが、谷桃子バレエ団。 例えるなら、古い山岳会。

YouTubeで包み隠さず全て話す【老舗バレエ団の覚悟】https://www.youtube.com/watch?v=XcRHcZfQRO8&t=13s

色々あるんですが、最大の差は、ダンサーの地位で、日本ではバレエ団にお金を払って踊らせてもらうもの、海外は逆で、当然ですが、出演してお金をもらうのは、ダンサーです。

日本では、ちびっこから大人までチケットノルマ持たされます。私も経験あります。そのせいで、バレエ教室を辞めたことは一回だけではありません。なんせ、よその家の4歳児が衣装着て踊るのを見たいというひとんちの事情に、数万円ものお金を寄付する羽目になるのか、みたいな感じでした。チケットノルマは日本だけの現象です。

■ 反論も出ている

プロとしての姿勢が甘い!という指摘も、出ています。


下調べが足りていない、という指摘…私が海外のクライマーに出している指摘と同じでした(笑)。

■ 日本のトップ → 海外 → 日本に還元

バレエも昔は歌舞伎と同じく、幼少期から特訓受けてプロ級になった人だけのもの。

クライミングは、バレエと比べると…海外帰国者からの良い影響を日本のクライミング界に反映し損ねているように思いました。

逆に言えば、日本のクライミングは、いまだに世界が狭い、視野が狭い、ってことです。

■ クライマー界=日本男性、バレエ界=日本女性

バレエ=女の世界、クライミング=男の世界、とすると、本当に日本の男性の”クライミングを進化させる力”は、バレエの進化と比べると、劣後するんだなぁ…と思いました。

バレエも古い世界なので、クライミング同様、有名な古株のバレエの先生、が障壁になっている。しかし、バレエのほうは、日本バレリーナつまり若い人(女性)の世界進出がすごくて、もうほとんど国境の垣根がない。

そうやって海外のバレエ団で踊り、一流になった人たちが今度は、帰国して日本で教えるので、日本の指導者レベルは一気に上がっている。昔みたいに、著名な先生に滅私奉公しないと、先生に慣れないっていうのはないです。

一方、クライミングは?といえば、情けない。いまだにビビって、大勢で海外に行き、誰とも交流せず、現地のクライミングを学ぶこともなく、現地の友人を作ることすらなく、ただ行って、帰ってきて、ヨセミテで登ったぞーと自慢するのは、国内の行ったことがない相手向け。昭和の前半のノリのままなんじゃないだろうか?

しかも、足の引っ張り合いが著しい…世界のユージですら、自国を良くしようとしただけで、自国の仲間に足を引っ張られる始末なんである。

吉田都さんは日本では受け皿がなかったのでロイヤルでイギリス人を楽しませることに人生を使い、40歳で引退して帰ってきて日本で芸術監督をしているんだが、彼女の才能を日本に還元できなかったのは日本人の器が小さいからってだけで、別に彼女のせいではない。

吉田都クライマー版は、平山ユージさんだと思うが、それにしても、結局、そのユージですらうんざりさせるのが、日本の古い山岳業界なんである。

それもこれも、日本男性の意識が、俺が俺が、で、本来競争の土台は、世界を舞台にするべきところ、勝つ見込みがないからか、狭い範囲、俺の岩場とか、俺の山岳会とか、せいぜい大きくても国内岩場、みたいなことをやっているうえ、俺の俺のと言う割には、再整備をする気はゼロ、だから、結局、遠目に見ると、足の引っ張り合いにしかなっていない…

俺様PRに忙しくて、能力を伸ばす、という方向に時間と労力を割けない、からである。

日本バレエと日本クライミング。

女性の世界のほうが、気が付けばワールドクラス、になっているという現実を日本男性は真摯に受け止めたほうがいいですよ。

いつまでママー、誰かーって泣きついている気なんだろう…

誰かもいない、ママもいない、いるのは、自分だけである。

というわけで、提案。

1)海外で登っているクライマーは、その様子を知らせる
2)山岳会は惨状を知らせる
3)みんなで、日本が世界に遅れている現実を見つめる

2023/07/18

【海外情報】 アメリカのアクセスファンドでのクライミングスチュワード求人

https://www.accessfund.org/about/careers/red-river-gorge-climber-stewards

のDeepLの翻訳です。太字当方。

ーーーーーー

 概要

アクセス・ファンドは、持続可能なアクセスとクライミング環境の保全に向けてクライミング・コミュニティをリードし、鼓舞する非営利のアドボカシー団体である。1991年に設立されたアクセス・ファンドは、全国800万人以上のクライマーを代表し、土地の保護と保全、持続可能なアクセスのための活動、そして刺激的な支持者のコミュニティ形成に取り組んでいます。公有地の政策とアドボカシー、スチュワードシップと保全、土地の取得と保護、草の根のアドボカシーと組織化、クライマー教育、リスク管理と土地所有者のサポートなど、6つのコア・プログラム分野でその使命を遂行しています。

アクセス・ファンドでは現在、レッド・リバー・ゴージ(RRG)地域のクライミングエリアで、クライマーを中心とした来訪者と交流し、教育するクライマー・スチュワードを2名募集している。クライマー・スチュワードはアクセス・ファンドのスチュワードシップと自然保護プログラムの一部です。スチュワードはアクセス・ファンド、USFSスタッフ、レッド・リバー・ゴージ・クライマー・アライアンス・オブ・クライマーとともにレッド・リバー・ゴージ・クライミング地域全域で活動し、増え続けるクライマーとつながり、刺激を与え、教育します。

クライマースチュワードは、クライミング・コミュニティとリーブ・ノー・トレース(LNT)の重要なメッセージや、重要な保護倫理や行動をつなぐ重要な役割を担っています。クライマースチュワードは、土地管理者や地元の支持者と共に働きながら、レクリエーション管理、資源保護、教育とアウトリーチ、公有地管理などのスキルを学び、開発する機会があります。クライミングエリアの保護に情熱を持ち、他のクライマーとの交流や教育が好きな方には、1シーズンだけレッド・クライミングを楽しみながら、現在と未来の世代のためにクライミングエリアの保護に貢献するチャンスです。

仕事の責任

クライマースチュワードは、レッド・リバー・ゴージ地域のレクリエーションの長期的な持続可能性においてユニークな役割を果たします。以下はクライマースチュワードが指導・参加するプログラムやアウトリーチの代表例です:

クライマーコーヒー(Climber Coffee) - クライマーにコーヒーを無料で提供する朝のイベントを、持ち回りで開催する。クライマー・スチュワードは、コーヒーを淹れて提供する、情報を提供するテーブルを設置する、クライマー・コーヒーの開催場所のチラシを掲示する、クライマーとクライミングやキャンプ、自然・文化資源保護などに関する最新の問題やベストプラクティスについて話し合うなど、イベントの運営を担当する。

クラッグ・チャット - クライマーがクライミングをしている間、岩場を訪れてクライマーと交流する。クライマースチュワードはシーズン中、さまざまなクライミングスポットを訪れ、現在の問題やベストプラクティスについてクライマーとコミュニケーションをとり、レッド・リバー・ゴージの特別な自然に対する理解を深める手助けをします。スチュワードはクライミングをする必要はありません。

コミュニティ・イベント - パートナー団体に参加し、コミュニケーションをとることで、レッド・リバー渓谷全体で開催される幅広いコミュニティ・イベントをサポートします。

スチュワードシップ - クライマースチュワードはボランティアの機会を奨励、促進し、レッド・リバー・ゴージ内の様々なスチュワードシップの機会に参加します。

応募資格

経験とは、ボランティア活動を含む、有給・無給を問わず、当社の募集職種に直結する能力、知識、スキルの構築に役立つ経験を指します。応募資格の有無にかかわらず、ご興味のある方はぜひご応募ください。カバーレターで、あなたが私たちのチームにどのように貢献できるかをお聞かせください。

レッド・リバー・ゴージとその保護に対する情熱。

レッド・リバー渓谷の登山エリアや歴史に関する知識。

環境教育、科学、自然保護、スチュワードシップ、または関連分野での経験。

自然・文化資源保護のベストプラクティスに精通し、それを伝えた経験があること。

信頼できる車を利用できること。

シーズン中(下記参照)、様々な天候の中、RRGまたはその近郊でキャンプをし、生活する意欲のある方。

口頭でのコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルが高いこと。

外向的な性格で、教育的なメッセージを伝えることに熱心であること。

クライミングエリアのスチュワードシップ、教育、アドボカシーに情熱を持っていること。

強い組織力。

自主的に、またパートナー団体と協力しながら仕事ができる方。

アクセス・ファンドの正義、公平性、多様性、包括性(JEDI)の旅に参加し、クライミングエリアを誰もが利用できるようにする方法を学ぶ意欲のある方。

応募資格

きれいな運転記録と有効な運転免許証。

身元調査が十分に終了していること。

現在COVID-19の予防接種を受けていること、またはその免除を証明できること。

凸凹、緩い、急な地形を歩く/ハイキングする能力。

35ポンドまでの重量物を持ち上げ、移動する能力。

必要に応じて、継続的な教育やその他のトレーニングに積極的に参加する意志があること。

望ましいスキルと経験

スピーチ、アウトリーチ、教育の経験。

地元の動植物、地質、歴史に関する知識。

自然保護科学や土地管理のベストプラクティスに関する経験があること。

リーブ・ノー・トレース・マスター・エデュケーターとウィルダネス・ファーストエイドの資格。

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このような職種が募集になるなんて、アメリカはうらやましいですね!

日本の岩場のある自治体でも同じような内容で、地域おこし協力隊を設計してはどうかと思います。


2023/07/08

【海外バム活動】ルートセッター募集広告

 


https://www.ukclimbing.com/news/job_finder/head_routesetter_-_singapore-15219

ルートセッターって、クライマー版 手に職系かも…。

セットするのに別に英語はいらないので、テキトーに応募してもいけるような気がするなぁ。

2023/07/02

【海外情報】イギリスのライムストーン 岩はダイナミックなメディアである

■クライミングの伝統の権化イギリスでのライムストーンはどうなっているのか?

イギリスのライムストーン(石灰岩)の岩場のトポが発売されたそうだ。

引用記事

https://www.ukclimbing.com/gear/publications/guidebooks/north_wales_limestone_-_the_definitive_guide-15228

購入先

https://www.cordee.co.uk/North-Wales-Limestone-det-1-0-0-19807.html

以下、翻訳ーーーーーーーーーーーー太字当方

アンディ・ブアマンとイアン・カーによる『ノース・ウェールズ・ライムストーン』第2版が出版された: アンディ・ブアマンとイアン・カーが執筆した『The Definitive Guide』の第2版が出版された。10年近く前の原著をベースに、新版ではさらに何百もの最新ルートが追加され、この地域の主要なデスティネーションとしての評判を確固たるものにしている。スティーブ・ロングが紹介する。


私が最初に買ったガイドブックのひとつは、小学生が書いたものだった。今にして思えば、アンディ・ポリットの極めて早熟な文学的幕開けだった。この本がクライミング・ストアの本棚に並んだ直後、クレイグ・イ・フォーウィンへの新年の遠足で親しくなった著者と数歳しか違わない熱心な若手クライマーだった私の想像力をかき立てた。扉絵には、クライマーを凌駕するナイフエッジの舳先に乗り、空を背景にシルエットを描くポリットが描かれていた。新次元」という誤ったラベルが貼られたこの古典的な「サイキック・スレッショルド」のイメージは、40年以上ものあいだ、憧れの象徴として私を悩ませてきた。


ノース・ウェールズ・ライムストーンの表紙 © On Sight publishing

ノース・ウェールズの石灰岩と(A55沿いの他の様々な岩石)についてのガイドブックが本当に必要だろうか?その答えは「イエス」である。たとえ表紙の写真だけであったとしても、この象徴的なイメージをカラーで再解釈し、新たなカメラアングルでこの見事な突端の張り出した真の姿を捉えたものである。


2014年版に記録されたルネッサンスのおかげで、この地域は着実な開発と再整備を続け、世界クラスのスポーツクライミングの目的地へと変貌を遂げた。このガイドブックには、ほとんどのピュアリストを何年も飽きさせないだけのトラッドピッチも記録されている。


全部で約2000のルートが収録され、そのうち約600は新たに追加されたもの。また、多くの老舗ルートのグレードと星再評価されている。2014年のタフなハードカバーは、どこにでもあるソフトシェルに取って代わられた。これで出版コストが抑えられたのだろう。2014年版に掲載された、本当に悶絶しているあなたの感動的な2ショットは、残念ながら(主に)若いモデルに取って代わられたが、素晴らしいアクション写真が満載だ!


NWL 1 © On Sight publishing

ガイドブックのレビューとクライミングを切り離すのは難しいので、まずは600の追加点から。価値があるのか、それともクズな詰め物なのか?もちろん、他のエリアと同じようにつまらない山もあるが、新しく追加された山の多く(数百)は本当に素晴らしい山だ!


 Fedw Fawr地域は何十もの路線を獲得し、それ自体で休暇を過ごす価値のある目的地となっている。ペンメーン・バッハ(Penmaen-bach)の微小花崗岩の採石場と断崖は、いくつかのレベルのクライミングと、いくつかの素晴らしいトラッドルートを獲得した(そして失った)。冬の太陽に向けては、すぐに人気となったトラムステーション・クラッグや、以前は不気味だったマナー・クラッグが最近新しく生まれ変わったように、たくさんの魅力的なクライミング・スポットが追加され、活気を取り戻している。ノーティスボード・クラッグには、熱心なチームを一日中満足させるに十分なクライミング・コースがある。


NWL 4 © On Sight publishing

個人的に好きな開発のひとつは、ほとんどのラインの初登者であるデイブ・ライオンオームズマン・クラッグをスポーツクライミングの場に変えたことだ。不気味なアザラシの鳴き声が聞こえてくることもある、人里離れたこの場所は、7級から中級のクライマーにとって秋の一日を過ごすのに最高の場所だ。そのすぐ隣には、この地域で最高の6b+のルートの1つを含む、3次元への素晴らしい新しい冒険がある。その上方には、簡単にアクセスできるライトハウス・クラッグス(Lighthouse Crags)が変貌を遂げ、午後の日向や日陰を提供する素晴らしい岩場がいくつもある。 ダイヤモンドはもちろん、7aから上のルートで多くの開発と改修が行われ、世界クラスのクライミング場としての地位を固め、今ではジェムストーン・ハンドラインからアクセスできるハイタイド・スポーツを提供している。スティーブ・マクルーアをブロックしたことで有名なジェムストーン自体も、素晴らしいスポーツクライミングに改造されている(ただし、細い核心部は湿っていることが多いので、頭上の古いピトンがそのまま残っているうちに登ることをお勧めする)。最近レインボー・ウォールが加わったおかげで、トレンチ・ウォールは一見の価値がある。 クレイグ・イ・フォルウィンは素晴らしいクライミングの場であることに変わりはないが、アクセスは大目に見てもらえる程度なので、推奨されるアクセス方法に従い、目立たないように目立たないように心がけてほしい。

NWL 2 © On Sight publishing

さらに足を伸ばせば、モールドの近くにあるパンディ石切り場(Pen y Fron)5~6級のルートを求めるクライマー向けの岩場もある。

スマホアプリ版の情報を選ぶのが好きなクライマーのために、3年間アクセスできるユニークなコードが書かれたステッカーが謝辞の反対側に挟まっている。新ルートの大当たりが続くにつれて、これがさらに追加されて更新されるかどうかはまだわからないが、現在のところ完成にはほど遠い。登攀にチェックを入れたり、グレードやクオリティなどのクオリティを推薦することができる。個人的には、エントリーが重複するよりも、UKCログブックとリンクしているほうがいい。

NWL 3 © On Sight publishing

本そのものに焦点を当てると、あなたはお金に対して何を得ることができますか?

まず第一に、制作費以上に集まったお金はすべて岩場の開発と改修に還元される。このガイドを購入することは、地元の人たちがスポーツと冒険(ときには同じルートで両方)のためにイギリスのハイライトになりうるといつも知っている岩場の継続的な改良に貢献する、とてもシンプルな方法なのだ。岩場のベータ版のスプレッドシートは、季節のおすすめや日照時間(時計のマークが日照時間の中に暗闇の時間も含まれていることに気づくのに時間がかかったが)など、岩場の質の要約がかなり改善されている。

レイアウトは論理的で、アングルシーからA55に沿って東に向かい、モールドに向かって下っていく。岩場とセクターはクライマーの左から右へと説明されているが、もちろん右からアプローチするものもある。旧版では星の数が少なかったことで有名で、何人かのパーティーがザ・メドウズの岩場を放棄している。ちなみにこの岩場はガイドブックにある数少ない誤りのひとつを主催していた。ガイドに示された2つのアブジールステーション(懸垂支点)のうち、一番西側のステーションが崩壊していたのだ。私たちがこれを発見したのは、降雨と地元のピットブルテリアによる悲しい飛行失敗が重なり、アブジールの撤退と清掃を余儀なくされたためだった。著者のひとりがこのことを話してから1週間もしないうちに、ピカピカの新しいステーションが現れたのだ。

岩はダイナミックなメディアである。この本が発売された後、2つ星のトラッドライン「グレート・コーナー」で最近落石があり、残念ながらこのルートは危険なほど不安定になった。

たとえば、468ページのキャプションで "Over the Rainbow "がオリジナルのグレードを保っていたり、395ページで同じクライマー(快活なロジャー・ベニオン)がジャグのためにストレッチするのではなくランナーを置いているのを、非常に鋭い目が発見するかもしれない。多くの改良点のなかでも、以前はわかりにくかったクレイグ・イ・フォーウィンのマンハッタンエリアがわかりやすく図解され、アクセスポイントのQRコードや、岩場のスケッチマップに分類されたルートの合計が掲載されている。ルートやアブジール(懸垂下降)の長さなどの多くの情報は、ルートの説明に繰り返し記載されるのではなく、トポに組み込まれている。


要するに、この新版は、私がこれまで使ってきたこの地域のガイドに取って代わるにふさわしいものである。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

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■ 日本では花崗岩vs石灰岩 の主張をぶつけ合って、話がまとまらない段階

これは、UIAAの事務局長であるスティーブ・ロング氏のブックレビューの翻訳です。

現代的なトポにとって必要な要件を洗い出すのに、使えないかなと思って、DeepLにかけてみました。

DeepLにかけるくらいのことは、小学生でも今時、できます。

ーーーーーーーートポ比較ーーーーーーーーーー

英国     vs  日本

・10年で第二版  → 日本百岩場は、もう何十年も同じ内容…

・写真がかっこいい → 日本のトポはほとんど写真がない

・スポーツクライミングの岩場であるが、トラッドもある 

 → 日本ではトラッドの岩場はボルトルートであっても、スポーツクライミングのルートとは言えない作りになっていることが多い

・各グレードの人を満足させる豊富なグレード → 日本では岩場ごとにグレードが偏っていることが多い

・UKCログブックとリンク → 飽きさせない工夫がある

・QRコード → 岩場のロケーション

・落、アクセス問題、懸垂支点などの重要情報の記載 → 問い合わせ先すらない

・季節のおすすめ、日照時間 → 日本のトポには、ほとんど書かれていない

・収益は、岩場の保護やアクセス問題の解決に利用される → 個人の懐に入る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

となりました。

いまだに

 ・トイレ問題と

 ・駐車場問題

が中心的課題で、アクセス問題をクライマー自らが作り出している段階である日本の岩場とは大違い。

トイレがどことか、どこに駐車しろと言う問題は、レビューにはとりあげられていない。

つまり、それは、すでに周知されているということみたいですね。

■ 日本のクラッギングは世界に比べて遅れている現状

日本のクラッギングが世界に比べて出遅れてしまっているのは、日本のクライミング界の重鎮と扱われていた人たち・・・ この人たちを差し置いてトポを出版したら、睨まれるだろうなぁと言う人たちが、IT弱者だった…という事情が、実は原因にあるのかもしれませんねぇ(遠い目)。

なんか、ITを憎んですらいるみたいな感じですもんね、古いクライマーって。

■ オウンドメディアの入り口に

でも、岩場にWifiは飛んでいないことが自然の岩場で登る良さ=紙のトポはいつでも必要。

紙のトポを入り口に、オウンドメディア(岩場の最新情報を提供する場)、コミュニティメイキング(そこからグレードに意見反映するとか、共同購入するとか共同体運営)に、いざなうのが、良きことと思いますよ。

■ 伝統 = 何も変えない ではない

イギリスと言えば、クライミング発祥の地…慣例と言う名の伝統が、大好きな古い御仁にとっても、イギリスはあこがれの地であるのですから、そのイギリスが発展する先は、日本が発展する先と言って、あながち間違っていることはないのではないでしょうか?

戦後70年だって、日本は何一つ自分たちオリジナルの歴史を作ってきたわけではありません… 

逆に、純粋に西洋を後追いしていれば、なかっただろう社会のゆがみを、西洋社会に対する間違った解釈…例えば個人主義…アメリカ人って家族を大事にしていますけど、日本では核家族化が進行…

で日本独特の社会問題を作ってしまった…みたいな感じです。過労死とかもそうですよね。

西洋社会で過労死はないです。滅私奉公の日本にだけ起きる現象。

■ 花崗岩vs石灰岩の対立は不毛

岩場のこれまでの歴史的発展も、日本だけがなぜこうなるのか?みたいな現象…つまり、

 花崗岩クライマーと石灰岩クライマーの対立…

が起きていますが、こうしたことはクライミングの進化にとっては、

 ブレーキ

で合ってアクセルではないですね。 

それも、これも、もともと花崗岩で登っていたオールドクライマーが、石灰岩クライミングの世界へのステップアップをし損ねて、自分よりクライミングを分かっていない若者が自分より登れる世界を受け入れられなかったことが原因なのでは…。

海外で登ったユージさんはじめ、若いクライマーは海外で登れば、その対立…コンプレックスに基づく…が、ちんけなものに感じられるように思うのですけど…。

40代でロッククライミングをスタートした私、程度の入門クライマー(10代がマックスです)であっても、海外で登れば、楽しい…誰も、6Aしか登れない奴!なんて見下したりしません…ので、石灰岩を不必要に避けているオールドクライマーの行動は本来不必要なコンプレックスと思われるのですけど…。

これも、日本男児のメンツに関する何かが、ブロックになっているんじゃないかって思いますが。

登れる奴のほうがえらい!っていうのは、コンペとか、昔のアルパインで誰もが国威発揚に登攀を使っていた事態の名残です。

現代は、みんなクライミングをスタートした時期はいろいろなんだし、身長だって色々なんだし、落ちたときの体の壊れやすさ、もいろいろなんだし… そもそも、クライミングと名誉って切り離されて、普通に趣味として楽しんだらいかが?な時代ですよ。

オレ!オレ!って…肩の力を抜きましょう☆

そうすれば、きっと女性なのに5.12登っている人がいても、ほほえましく観察することができるでしょう…

2023/04/26

オススメクライミングブログ


    Evening Sends - https://eveningsends.com/
    プロクライマーのアンドリュー・ビッシュハートが運営するブログ。彼の自身のクライミングの経験や、業界ニュース、クライミング技術などについての記事が充実しています。

    Climbing Narcissist - http://climbingnarc.com/
    ブライアン・ルンディンとジェイソン・キンケイドによって運営されるブログ。アメリカ中西部を中心にクライミング情報を提供しています。

    Splitter Choss - https://www.splitterchoss.com/
    ウィスコンシン州在住のクライマー、ブライアン・タナカによって運営されるブログ。主に中西部やロッキー山脈地域のクライミングについての記事が多く、彼自身のクライミング経験や技術についての記事も掲載されています。

    Crux Crush - http://cruxcrush.com/
    リズ・マクリーズによって運営されるブログ。女性クライマーを中心に、クライミングやアウトドアについての記事が充実しています。

    The Stone Mind - https://thestonemind.com/
    デビッド・パッグリーによって運営されるブログ。彼の自身のクライミング経験や、文化的、哲学的な考察なども含め、幅広いテーマについての記事があります。

2021/11/14

岩場整備の資金源

■新しい仕組みのニーズ

日本のフリークライミング協会の仕組みでは、岩場は整備が進まず、うまく行っているとは言えないようだ。

台湾の岩場龍洞では、クライミングインストラクターのQXが整備や見回り、リボルトも含めやっており、ビールを飲めばリボルト基金になる、コーヒーを飲めばリボルト基金になる、ということで、とてもうまく行っている仕組みと思われた。ささやかなお金だから進んで出すし、端数が出た小銭も重いの、嫌だから入れちゃう。イラナイモノを出すのだから、あまり負担にもならない。

ラオスは、ゲストハウスを運営して、その営利資金から岩場の整備費用が出たということだろう。地域の観光資源にもなっており、地域にお金を落としているので、地域貢献企業ともいえる。たくさんの外国人を集めている。

台湾と同じことで、旅行中でイラナイモノはみんなが置いていくので、置いて行ってもらったもので、ほかの訪問者が成り立つという仕組みらしい。2度目に行ったら、余暇に読む本が増えていたり、ゲームが置いてあったりした。ヨガマット、私のは置いてきた。

ので、日本の岩場でも新しい仕組みを考えたほうがいいのではないだろうか?

庵はたぶん、先行事例何だろうと思う。