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2023/09/30

【心理学】 心理的安全のない場所vsある場所

■心理的安全性

最近、モビトレクリニックののち、初〇負〇ジムに行って、分かったこと。

心理的安全のないジムのほうは、入会したときから、「最近、会員が入ってこなくて困っているんです、どうしたらいいんでしょうか?」と相談される…(汗)。全く人気なし…。

しばらく通ったのだが、結局、目の前のマシンに偶然座ったヤツと無言の競争をおっぱじめるような世界観だった…。無言で、”奴は20kgか、ならこっちは25kgだ!”とか、そんな感じだ。空気はいや~な感じだった。

なので、最小単位が2か月なので、通わなくて済むようになり、ほっとした(笑)。いや~もうお金を払ってしまったら、通わない訳には行かないというので通ったが…我慢の勝利です。

”この空気の悪さ”は、残っている人は分からない。

ほかを知らない子供が、アル中のお父さんでも、親は親なのと同じで、他の世界があるとは想像がつかないのかもしれない。ジムの人に空気が割るかどうか?聞いても、残っている人に、分かるはずがない…。

残っている人は、そんな嫌な空気の場所でも平気でいられる、”神経の図太い人”だけだからだ。

■ モビトレは思いやりの世界観で良かった

ここでも紹介したモビトレクリニックが使っていたホグレルマシンは、リハビリ用だが、クライマーの円背の矯正にも良いと思う。

初〇負〇は、マシンの性能うんぬんより、運営が…もう、いや~な空気が流れているのである…それは、一般ジムでも、競争心の強く、ナルシズムの強い男性が黙々と筋肉を見つめているような環境では、同じかもしれない、アレ、である。

献身とか、努力とか、そういうものとは、全く別のもののような気がするんだが…。

心理的安全性は、競争社会の中にないことが、よく分かる世界観だった。

 学校に行かなくてはならない。→ 行きたくないなら行かなくてよい。

 会社に行かなくてはならない。→ 行きたくないなら行かなくて良い。

それしか、社会がホワイト化する方法はないと思う。

日本社会がブラック化するのは、儒教文化の押しつけを一般常識として他人に押し付けるときである。

女性を家に入る道具のように思っていたり…女性は女性で、”女は耐えるもの”、”目下の者は耐えるのが美徳”とされ、リーダーの間違いを間違っていても、指摘するのが倫理違反になるような文化だと、例えば、炎天下で水を飲まなければならない、みたいな生理的欲求ですら、リーダーへの服従のため、に抑圧される。

みんなが自分に合わせてくれ、自分を持ち上げてくれる環境で成長できますかね?

できないでしょう…

大きくは、その姿が今の日本の政治ってことになっている…っていうので、

 結局、弱者が声を上げないこと=現状維持、

になってしまうって意味です。

本来は、弱者の声が拾われてこそ、民主主義であるので、モビトレとの違いから、集団が違えば、世界観がこんなにも違うのか、ということが分かった今回の経験だった。

良かったのは、

  嫌な集団からは離れることが大事だ、

ということが分かったことかな? なんせモビトレはとっても良い感じのトレーニングジムでした。

院長の光安先生は、サッカー出身だそうですが、運動理論が私のアキレス腱に会っているということで初動負荷を進めてくれましたが、初動負荷は運動理論がどうこうと言うより、カルチャーが全くダメ、でした…。


2023/04/01

眠れぬ夜に振り返る…2023年3月

やっぱり、目が冷めてしまった…。が、腫れてはいない。

どうも、靴底が一枚取れ、段差が変わるたびに、力がかかる方向が代わり、そのたびに足首が腫れる、という法則にあるらしいです。腫れる=痛み。

理学療法士の先生のおかげで、拘縮は免れ、なんと、31日から、先生たちには秘密だが、家の中では装具を外して、全荷重しているが、まぁ、小股で、よちよち歩きだが、なんとか歩ける。 

以下、アキレス腱断裂の経過のまとめ。

2月26日 11時 受傷 当日RICE 受診 診断  歩いて受診

2月27日 南川整形受診

2月28日 入院 

3月1日 手術

3月2日 リハビリ1日目 車いす

3月5日 松葉杖開始

3月 7日 抜糸 退院

3月8日 サボって受診せず 家で休憩

3月9日 リハビリ用整形外科でリハビリ開始   早くこい!と怒られる 装具開始 18kg

3月15日 装具一枚目 外す  角度がおかしく歩きにくい 装具やさんに問い合わせるが要領を得ない返事  20Kg 片松葉杖になる

3月 21日 装具2枚め 外す いよいよ歩きにくく、これはおかしいとなる 全荷重できるがしないよう進められる

3月 23日 装具を調整して歩きやすくなる  足の角度が代わり、腫れる。

3月28日 3枚目 外す また腫れる 痛み止め湿布をもらう

3月31日 腫れも引く 松葉杖なしでも歩ける

■ 症例14では…

南川整形外科は、アキレス腱専門ではないので、術式も古典的で(つまり低侵襲ではないということ)まぁしっかり縫ってくれたからいいんだが…、装具やさんも、装具についてあまり詳しくなく、質問しても的を得ず、理学療法士の質としても、若い人が多いので致し方ないが…みたいな感じ。

先生、この装具どっちから外すの?って聞いてたからなぁ…。それだけ、あんまり事例が溜まっていないってことだと思う。

というので、主治医の先生も、リハビリは、他院の先生に依頼して、人任せだし、理学療法士の先生も、別に足首に詳しいわけではないので、症例が載っている医学論文を持っていったりした。

まぁ、とりあえず、理学療法士としては、初期の拘縮さえ防げば、◎ということだと思う。

■ 装具が悪い

つま先立ちの角度を維持し、アキレス腱の癒着を促進するというのが装具の目的なんだが、なんか底板を外すたびに、地面の衝撃がダイレクトに足に伝わるようになり、インソールがないので、足が不自然に痛い。

これは、装具やさんがインソールを入れ忘れているということなのではないか、と思ったんだが、どうなんだろうか(笑)。

これで、歩けば、健常者だって痛いぞ?みたいな感じなんですよね。

■ 濃厚だった

この1ヶ月は濃密だった。特に最初の10日。入院生活がものすごく勉強になった。

日本人女性の栄養状態がこんなに悪いとは…そして牛乳パラドックスが知られていない。

おばあちゃんたちは食べることを拒み、栄養を拒み、認知症になって、そして、骨がポロポロと折れて、痛い痛いと泣き叫びながら亡くなっていっている。

男性はメタボに、女性はフレイルになる、というのが、基本的な、この生きた心地のない半死んだような状態の生き地獄への片道切符ということのようだ。

これを見たら誰だってスイッチが入る。

■ 色々な出会い

思えば色々な出会いがあった。

西島さん、理学療法士の先生、認知症のおばあちゃんたち、ワタミの宅食のおじさん、無料の野球チケットをくれたおじさん…

西島さんは、かなり印象に残った。私は、妹のかこちゃんにそっくりなそうだったのだ。それで親切にしたかったが、どうしたら良かったのだろうか?と今でも考える。

アキレス腱リハビリは、どうも主治医の先生も無知らしく、かと言って理学療法士の先生も、自分の経験には限界があるのだし、というのでたらい回しの憂き目にあっているが、私が主体的なタイプなので、特に問題なく過ごせており、理学療法士の先生が自信がなさそうなのが、あまり問題にはなっていない。私で事例研究して、良い自信を付けてくれたらいいなぁと思う。

装具やさんは、ほんとに頼りなかった…情報も間違っていた。

それから、大井幸子さん…。いや~怪我にならなかったら、資産をリバランスしようとは思わなかっただろうが、暇ができたからこその活動だった。

昨日はビタミンD合成タイムに、大井さんの『魂の求める仕事をしよう―ニューヨーク発・よいキャリアの築き方』を読んだ。

前に、大学のクラスメートで鬱になって引きこもった友達が、映画のワーキングガールを見て、あんなふうな成功を夢見ていた、と話してくれ、驚いたのを覚えているが、地で行った人がいる、という事実に驚いてしまった。

私自身もアメリカで、どういう生き方がしたかったのか?というと、帰国間際、デイビッドに泣かれたときは、親戚のおじさんに自分の借金…育英奨学金…を押し付けるのはダメだ、ということ以外はわからなかったのだった。

大井さんは、アメリカエリート社会で戦ってきた人だが、本人は、至って自然体で、素晴らしい方だった。

物事をきちんと説明する能力だけで、その人の知性は示されるということなのだ。

だとすると、私が磨くべき能力は、やさしく解説する力だが、クライミング、もうこれ以上易しく解説しようがないくらい易しく解説しているつもりだがな。

 ■ 生活を変える

退院直後は生活を変えるぞ!と意気込んでいた私だが、パソコン中心の生活からは足はまだ洗えていない。

すでに、リハビリにも飽きつつあり(なんていっても楽勝すぎて)、リハビリのためのリハビリとか、やる気になれないでいる。

買い物に行って、リハビリになってちょうどよかった、というのが今の現状で、これだと、何も生活を変えたことにならない。

■ 食事

食事なんて、手作りしたところで、決して栄養価が100の食生活を送れるということはないのだ、ということに観念した…

ワタミでランチの分だけ宅食を摂っているが、5食で3000円。ご飯はついてこない。これでぜんぜん、気持ち的に楽になり、一日の大半を締めていた労働から開放された。

現代力からサプリを除去するなんて、土台無理だということだ。現代の野菜から農薬を抜いたとしても、栄養価も昔の野菜の3分の1だし、ミネラルは更に低い。

私の調理、にぶら下がる人材がいると こうした割り切りができなかったようだ…。

どれだけ強く、家族の食事を作るという任務に私が縛られていたか?ということだと思う。

■ 次はルルベ(ヒールレイズ)生活

この症例研究によると、私はもう全荷重できるので、 6週目からヒールレイズをすることになる。(これはバレエのルルベという)

https://www.rinspo.jp/journal/2010/files/25-2/215-222.pdf

いかににバレエが体に良い生活だったか、ということを感じる。バレエをしている頃は都会で暮らしていたこともあるが、地下鉄ではルルベ、していた。

別にアキレス腱を鍛えようとしていたわけではなく、ルルベを習得しようとしていただけだが、それが本当に良いエクササイズになっていたというわけなのだった。

またバレエのバーレッスンの習慣を復活しなくては。 バレエは万能ではなく体は偏る。ヨガも万能ではなく、必ず体が偏る。クライミングも万能ではなく、体が必ず偏る。水泳もそうだ。

結局のところ、体を使っていく中で偏らないということがかなり難しい。が、そうした偏りは、自分自身で自覚的になって、自分で矯正していくしか無い。

さて・・・腹筋でもするか。