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2023/11/04

【クライマーのゲストハウス構想】クライミングが本命ではなく、絆でつながる助け合い型コミュニティの創造が本命

■ 単なるタイトルです

 クライマーのゲストハウス構想と書いたが、もうすでに、

 分散型民泊&コミュニティ共同住宅 のほうがベターだろう(より地域貢献できるだろう)

と転換している。分類上のタイトルなのでご勘弁。

■ クライミングさえできれば何でもいいとは思っていない

というのは、そういう、がつがつとクライミングするだけがクライマーだ!という固定観念が、逆にクライミング周辺文化を不幸に、貧しくしていると思うから。

人間の幸福の源泉は?

 クライミングでーす → ×


 感謝でーす → 〇

 思いやりでーす → 〇

 理解しあうことでーす → 〇

 認め合うことでーす  → 〇


とクライマーは、たぶん、クライミングしてうれしい、というのを起点に理解しあえばいいのに、

 5.9で落ちるなんてくらいまーじゃねえ! → 認め合いの欠如

 これくらい登れよー → 身体の境界線の侵害

 ケガをしても連れまわす → マッチョ幻想の押しつけ&思いやり欠如

 怪我して後のリハビリクライミングなのにリード無理強い → 思いやり欠如

と、俺の言うとおりにしろ系の境界線侵害のほうが上回っている根拠に、

 クライマーなら〇〇して当然、

が悪用されている。そういう風に自分が押し付ける割には、本人はクライマーなら〇〇して当然の内容を守っていないようなんだが…。

例えば、年配のクライマーは、クライマーだったらビレイくらいちゃんとできて当然、を守っていない…。そこは、ビレイくらい確実に出来てくれないと登れませんよーなことになっちゃってる。

若い人は若い人で、結び変えくらい出来てくれないと、登れませんよーになっちゃってる。

■ 私にとってのクライミング活動は、余暇の”ついで”です。

私にとっては、クライミングは、”本命”ではなく”ついで”の活動です。

”ついで”なのに、周囲の人たちが、レベル低下しているせいで、積雪期ガイドステージⅡが取れてしまう日本の登山業界のレベル低下の実態です…。私が優秀なのではなく、周囲がヘボいのが、事の原因です。

本当に作りたいのは、

 ”人々の絆による連帯”

で、たまたまそれが海外にクライミングに行ったときのコミュニティに在った(ラオス)、というのが成り行きです。

私が海外を勧めるのは、コミュニティの在り方が正常だから、です。

日本クライミング界は、男性のエゴの発露場、になっており、そんなものはくだらんものです。

若いクライマーが自分の生命を捧げるようなものではなく、箸にも棒にもかからない、つまらないものです。

確かに私も日本人なので、世界を見渡して、日本が遅れている現状は理解できますし、それを見ると、助けてあげたい気になりますが、権利意識で、俺をサポートして当然だ、と言われているようなのは勘弁って感じ。それって俺様思考、っていうんですよ。

九州では男性は俺様思考するのが当然と社会に受け入れられているので、ダメだということに気が付いていないようですが…。

例えば、開拓クライマーのホームセンター手作り終了点が時代遅れであることは、自分で自覚して自分で気が付くべき内容です。指摘してもらったら、「気が付かなかったよ、ありがとう」がノーマルな人間の態度です。

ベテランクライマーで、「他の人は何を使っているんですか?(怒)」とクライミング歴3年の私に聞いてきた人がいましたが、は?と思いました。

助けてほしいと言われたら、そうしたいと思いますが、なんだか、現状は、私の優秀さに付け込んで、逆ギレ…。「なんで教えてくれないんですか?」って言われても…な感じです。

なんで私が知っていると思うんですかね?

開拓歴が長いのは、あなたであって、私じゃないですよねぇ?

なんか、責任を転嫁されているような気がします…。これは、悪い奴がよく使うコントロールって手段ですよね。

ってわけで、九州の皆さんは、いくら故郷の人でも、つきあってらんねー感ありました。

自分を反省してもらうほうが、私に助けてもらうより先ですよね…

その点は、日本全体でも同じような気がしますね…

なんでUIAAが私に連絡してきたか?って?そりゃ、みなさんがヘボいから…ですよ。私のせいじゃないです。

↑現代アイス



2023/11/03

【日本に健全な市民クライミングをもたらす】ゲストハウスもとい分散型民泊 &コレクティブハウス

 ■ コミュニティ型共同住宅

もともと、コミュニティ型共同住宅が好きで、

ひつじ不動産

シェアハウス暮らし

好きでした。大学も学生寮で、7人で住んでいましたし、学生寮自治会では、委員を務めてNTTと電話回線を増やせという交渉窓口でした。

ラオスでは、クライマーが集まって住んでいれば、パートナー問題が解決して便利!ということで気に入ったのですが、それより以前も、バレエでバレエスタジオ付きの共同住宅が気に入っていました☆

■ ゲストハウスは地域分散型民泊

日本ではサービス業への転換が遅れ、インバウンドから収入を得る、となると、ホテル一択の状況がなかなか改善されません。インバウンドしか、現在の日本市場で、潤沢な資金を持っているお客さんがいない。

しかし、ホテルやゲストハウスなどの宿泊施設を作ると、そこだけが一人勝ちしてしまう、という問題がありました。

一人勝ちを作ってしまうと、日本社会は、特質的に足の引っ張り合いが起きます。すると、全員が倒れることになります。

これは、分散型民泊、にて解消できるのではないかと思われました。おぢか島の事例があります。

■ 日本人クライマーたちは、コミュニティ型共同住宅

が良いのではないか?と思います。

近所に自転車乗りに便利なように作られたマンションがありますが、割高でも、入居があるようです。

マウンテンバイクで有名な選手が発起人でスタートしているみたい。

クライミングでも、ウォール付きの共同住宅を作り、一階をコインランドリーで、そこに筋トレマシンを置けば、洗濯しながら、待ち時間には、筋トレでき、地域の人とも、交流できる場が作れるような気がします。

コミュニティ型共同住宅では、たぶん、大事なのは管理人です。

管理人が外交的な人でないと(笑)。もともとヒッキーな日本人だと、人見知りで終わってしまいますね…

コミュニティ共同住宅ではありませんが、アメリカでは、大きな一軒家に、学生5人とインレイと言われる車庫を改造した部屋に、ジムおじいさん84歳が同居していました。

学生は昼間いないので、ジムがいてくれて安心でしたし、ジムのほうも、若い人と話せてボケ防止。

クライマーなら、年配のクライマーが住んでくれると、相談ごとができていいのではないでしょうかね?

米国暮らしの経験では、清潔さに要求度が高い日本人の私が掃除してしまうのが常でしたが、そこはハウスクリーニングを入れるほうがいいかもしれません。

というので、いろいろ経験値はありますが、発起してから実践に行くまでどうやってしたのか?興味があります。

https://wissquare.life/

というのでここに話を聞きに行こうかな!

2023/10/21

【振り返り】ゲストハウスじゃなくて地域全体で民泊がいいのかも?

■ 福岡の本当の顔は、田舎&昭和

昨日は、近所のプールがお休みだったので、車で西市民プールへ行った。

なんか運転中デジャブー感…。

世界水泳に合わせて作られた立派なプール以外は、街並みは甲府そっくり…。

福岡は世界の中でも最も住みたい都市みたいに言われているが、おしゃれなのは、大名だけのことで、運転して、20分も離れれば、なんだかなーな感じと言うか、衰退の気配が濃厚な一昔前の昭和の街並みが現れる…。結局のところ、ということだ、と思った。

オサレな町と言うわけでは全くないよ?なんか雑誌が取り上げたからオサレイメージなんですかね?

だから、え?!FIXE社も知らないの?!となるのは、致し方ないのかもしれない。

…というか山梨もクライミング以外の分野では、とても先進県とは言えない状況だったよなぁ…。ま、山梨の開拓者でカットアンカーはまさかいないと思うが。

■ 飽きっぽいワタクシ

サンフランシスコでは6回引っ越した。

一番気に入ったのは、裕福な世帯が多いノイバレーや、丘の上の町ツインピークスの当たりだった。バーナルハイツも、比較的長い間いたが、消防士の町だったので、安心感があった。ただ、ミッション地区が隣だし、お向かいはマーケットストリートという危険地区で、有色人種である私には住みよいけど、白人はちょっと…と言う感じで、誰でもOKと言うわけでもなさそうだったよなぁ…。海外では人種の対立は根深い。

そういうハラハラドキドキする世界は疲れたので、日本国に帰ってきてから、もう休憩したいよ~みたいなモードに入っていたのかなぁ…。最近元気になってきたせいか、大阪に帰りたい気持ちになってきている…。やっぱり九州に肌感覚として合わないっていうか…。

■ FIXE社のボルト

ふと、JFAのリボルトリストを見たら、普通にFIXEのボルトと書いてあった…。

思えば、福岡のボルトが変だということに気が付いたのは、FIXE社のどのボルトを使うべきか?が分からなかったためで、FIXE社以外のボルトを使う発想自体が全くなかった…。

・FIXE社のどのボルトを使うべきか?が分からなかった → 2000年代以降のクライマー

・FIXE社そのものを全く知らないクライマー → 1980年代のオールドクライマー

ということなのかもしれない。

■ロクスノ100号

奥村さんのロクスノ記事の画像がネットに転がっていたので、なら買おうか?と思って、珍しくロクスノを購入した。

…ら、北山真さんが手抜きしたのが、ロクスノはちゃんと唯一の情報誌と言う使命を果たせ、と苦言を言われる原因になったらしいことが分かった(笑)。

北山さん、なんかめんどくさいことお嫌いそうですよね。最近心理学の勉強中ですが、クライマーって全体的に言って、大人になり切れていない行動というか、子供らしい行動というか、

 あ、時間ない → どうするか上と相談 = 普通の社会人

 あ、時間ない → はしょっちゃえ~ = えー?編集長も知らないで事が起こった

みたいなことが起こりやすい気がします。これは北山さんがそうだというわけではありませんが、私のクライミングパートナー経験値も偏っていますが、九州で組んでいた男性の性格を照らし合わせて、クライマーとしての行動を当てはめたら、なんとなく納得感がある、北山真さんの説明だった(笑)。

”あ、めんどくさ!”→ ”スルースルー”ってやったら、あとでさらにめんどくさい羽目になるよなぁ…。

ロクスノも、小鹿野協会も両方が、それやっちゃったんですねぇみたいな顛末記だった。

普通の人は、後先を考えて、踏みとどまるけど、その踏みとどまるブレーキがない…という人が多い印象というか。

この”後先考えるっていう能力”が、海外ではかなり重要というか… あちこち行きたいなら特にそうなんだよなぁ…

■ 結局のところ、小鹿野町や協会は、どういうことになるんだろうか…

日本には、スペインのアルコみたいなクライミングの町がない…(私はアルコは知りませんが…)

それにしても、クライミングで町おこしを、という将来を見据えた考えを町の高橋議員が後押ししてくれたというのは、素晴らしいことなのに、なぜそれを一般クライマーは歓迎と感じないのだろうか?

二子なんて、登攀禁止の歴史一号!みたいな不名誉な歴史の場所らしかったぞ?

その不名誉な登攀禁止状態… イスラエルのガザ地区みたいなのを続けたいのだろうか?

そこには、どんなメリットがあるんだろうか?

■ クライマーのゲストハウスもとい、地域で民泊! 

最近、五島の一つである小値賀島を知った。外国人の口コミマーケティングが成功している島だ。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000316904.html

口コミマーケティングというのが、クライミング業界はとてもやりやすい。だからこれは向いている方法だと思う。

実は、ラオスのグリーンクライマーズホーム(GCH)も、2度も消失の憂き目に逢っている。

というのは、GCHも地域経済への貢献を無視し、GCHだけで一人勝ちの状況を作ってしまった、ということがあったらしい…

クライマーが自分たちのお金で自分たちのボルトを打つ…これは自治や、自己責任の在り方として正しいと思うが、そのためにGCHだけが利益独占する(していないとしても、そう思われる)と、やはり相手がたとえラオスのような最貧国であっても、仕返しはされてしまうってことだ。

それを回避するには? これこそが、私が考えていたこと…

小鹿野で、同じようなことを起こさないためには?

民泊で、ゲストクライマーの宿泊先を小鹿野の個人宅に分散させ、ゲストクライマーと

 地域住民との交流を軽視しない

ことが大事なのではないだろうか?

だれしも自分ところにきたお客さんには、親切にしたいものだが、よその誰とも知れない人がやっているゲストハウスが儲かっているとなると腹も立つだろう…

■ Fireした友達にクライマー界を説明してみた

最近、水泳していたら、FIREを確立した人と友達になった。結構、頻繁に食事しているんですが…クライミング界の話をしたら、

 ボルトがそもそも安全装置として機能していない件

を話したところ、そんなん

 法律で規制しろ、

と言う発想で、驚きました。彼だけの発想かもしれませんが、不動産業で財を成した人が言うのだから、一理あるのかもですよねぇ…。

なんせ不動産業って、クライマー界以上に腹黒いというか、なんでもあり、な業界で、素人がうかつに近づくとやけどする、みたいな感じなんですよね。

そういうところで、長い人が、法がない限り収集つかんじゃろ、そりゃ!っていうのなら…

しかし、自浄作用で自己規制できるほうが、法と言う他者に、なんとかして!と投げることになるよりうんと良いよなぁ…

なんで、クライマーはそもそも、自分の命も、他者の命も粗末にしたいんでしょう?

そこから、問題の根は発しているような気がしますが。

■ Linked In詐欺

日本人には利用者が少ないLinked In… 以前のメインフレーム系のソフトウェアベンダーにいたときからの付き合いのアメリゴがいるので、使っているんだが…しょっちゅう、リクルーティングが来る。

こないだ来たのは、ScaleAIのリクルーター…

しかし、採用プロセスが詐欺と紛らわしい…。ScaleAIならしたいけど、詐欺と見分けがつかなかったので、本社のほうにLinked Inでこんなリクルーティングやってるんですか?と問い合わせを出して、確認中だ。

海外のITへ就くことは、もともとの希望で夢だったのだが…。チャンスはなかなか転がっていない。

30代のころ、テレコムニュージー(ニュージーランドのNTT)を断ったことが残念でならないんだよなぁ。

しかし、今考えても、やはり私の夫には、ニュージーランドで暮らすのは無理なんではないか?と思うんだが。客観的にみて。

そうなると、そういう奴を選ぶなよ、みたいな、クライミングあるある、な話になってしまうよなぁ。

■ 分子栄養学

分子栄養学は本当の意味で、拠るに足る最新栄養学だった。だいぶ救われ、メンタルも危機を脱した。

1年半は独学で、古典になっている三石理論やホッファー博士の本、ポーリーン博士の本を読んだ。もうすっかり独学が終わって、日本の権威に学んでも、何も得るところがないのではないか?と恐れていた。

それで、講座を受講するかどうか迷い、3度も見送ったんだが…最近学習をスタートして、受けてよかったなぁと実感中。

まるで、都岳連の岩講習を初めて受けたときのような感動だ(笑)。

たしかに、御坂の先輩とかも、小瀬運動公園の人工壁で、全山梨県民に向けてロープワークの講習をしてくれたんだが、あれ、講習をしました、という体裁を取り繕うためのもので、本当に身に着けてもらうためのものではない、と言う感じだったんだよなぁ…。

おそらく山岳会だと、どうせこんなスキルがいるところにはうちの会のメンバーでは行けないし…とあらかじめ分かってしまうので、教えたところで、となるんだろうと思う。

今でも都岳連のに出るのが、九州からの泊りがけで出かけたとしても、正解であるのではないか?と思っています。

私の時は、渡辺輝男さんが講師でした。講習に出ると、クライミングを分かっている奴と分かっていない奴が自然に分かれて、分かっていないヤツグループと分かっている奴グループは交流が無くなる(笑)。あれはなぜなんでしょう?

この講習会で知り合った分かっている奴グループの人と明神主稜は行きました。

■ 私の本当の願い 

アルパインはできなくてもせめてフリーでも… 

 →フリーもできなくてもいいから、せめてラオスにでも…

と、いう具合に、どんどん繰り下げられている(汗)。

私は、もうアルパイン…明神主稜程度の簡単な山…でも、夫の元君が高所恐怖症では、一緒に行くのは無理ですし… 本当は彼にビレイしてもらいたいのですが… 性格的に、慌て者でストレスには弱いと思うので、それを客観視すると、頼めない。

彼、耳当てを落としたとき、傾斜の急さも確かめず、一目散に山を駆け下りたくらい、リスク感性ないんです… そのくせ、ゆるい傾斜でも怖い怖いと言います。いうこととやっていることがマッチしていないのですが、本人は、そう感じるんだろうなぁというのは分かる。中山峠くらいでも怖くて降りれない。さらに言えば、ちょっとしたピンチ…早く下りないとガスが来そう…とか、その程度の頑張りでもがんばれないのです。たぶん、自分が置かれている状況を客観視する力が弱いんだと思うのですが…。というので山は無理。

山が無理なら、安全なフリークライミングでビレイを頼めるか?というと、こちらはクライミング=怖いの先入観で無理。

クライミングは、二人一組の活動なので、私は余暇を夫と楽しむことができず、フラストレーションがたまりますし、夫も夫で、妻にかまってもらうことができず、フラストレーションがたまります。

ただ、クライミングが悪いわけではなく、かつては、私の”仕事”が、クライミングの位置づけにあったわけで、親が働いている子供がさみしい…みたいなことになるわけです。

どうしたもんか…と思っていましたが、最近、良い本を見つけました☆

■ 子育て本からパートナー問題を見つめる

臨床心理士と精神科医の夫婦が子育てで大事なこと全部まとめてみました 単行本 – 2023/3/24

https://amzn.to/3rT7rjJ

めちゃおすすめ。

親(妻、クライミングパートナー)が常に子供(夫、クライミングパートナー)に応じる必要はない、と発達の視点から解説してありました。

なんで、罪悪感を着せようとするのか?

それは、その行動で、親が動いた経験があり、その行動が、強化、されてきたからですね。

■ フレッドベッキー化=サイクル投資は道半ば

さて、投資のほうですが、サイクル投資を身に着けるのは難しいです。

…過去のデータがあっても、パッと分からない…。分からないまま進むのは危険です。

昨日は債権をとりあえず買ってみたんですが、一日で850円の損失。今日損キリしました。投資では損キリ上手だけど、クライミングはなかなか損切れない。

現在の高金利を債権で固定したいですが、円安の影響で、投資妙味はプラマイゼロ圏です。

140円台前半に下がらんかなぁ… 海外にも行く計画立てづらいんですよね。円安で。

とりあえず、米金利が上がると円安。ドル買いが進む。円は弱小通貨なので、スイスの次に金利が低い順で売られる=円売りが進む=円安。

円安は、貿易には有利だが、貿易黒字は、19兆円しかなく、120000兆円のインターバンク取引で米国にお金は流れていくので、結局米国でお金がじゃぶじゃぶと余る=インフレという流れらしい…

日本の不景気=世界の好景気=円安。

■ テクニカル分析?また取り組もうかなぁ…

若いころ大阪の株式の学校に通ったことがあるんだが、当時は手書きチャートだった。実は、大阪にいたころは会社四季報が家にあったよなぁ…。

最近、テクニカル指標を再度勉強しようか思案中です。すごい良い勉強先を知ったため。

日本テクニカルアナリスト協会 https://www.ntaa.or.jp/

FXも今の相場なら入り時、だからですね…ほんと相場は中長期の景気変動を見れるようになれば、そう慌てることもなく、利益を増やせるような気がします。

なんか私には、クライミングより相場は適しているみたいな感じなんですよね…。

合理的に理詰めで進むことが、勝率アップにつながるからです。

クライミングって、私には、特に九州に来てからは、なんかベビーシッター感があったというか、子守しているような気分になることが多かったです。


2023/07/09

【クライマーのゲストハウス】時期尚早…今は、国内岩場の整備のしょぼさに気が付く段階

■ 昨今、空き家はゼロ円

クライマーのゲストハウス、って実は簡単にできます。

そもそも日本は不動産余りまくっており、ゼロ円ゲットなどは簡単です。

https://ieichiba.com/

固定資産を払い続けるだけの不動産など、負債でしかありません。

みんなのゼロ円物件 https://www.facebook.com/zeroestate

そもそも海外クライマー自体が、ゲストハウス代、払いたくないってくらいなバムクライミング人たちだから、雑魚寝OKなんですよ。

そもそもゲストハウスっていうより、バム設備、程度クライな話で、ジムの床にごろ寝でOKな人たち=クライマー人種。

別にラオスの施設も立派ではありません。掘っ立て小屋です。雰囲気、野戦病院。

しかも、クライマーって情報収集する箇所、偏っているので、マーケティングも簡単なんです。

しかし、

 ・終了点40年前のボロ、

 ・不必要な大ランナウト、

 ・後ろに走らないといけないビレイを強いられる不適切なボルト配置

の岩場を

「いいところだから遊びにおいでよ~」

って言えますか? 言えませんよねぇ? それ、おもてなしですか?

どこがおもてなしなんだ…。

飛行機代、払ってまで海外の人は来るんですから…その価値あるか?っていうと?

って、要するに

  日本の岩場は世界的にみてしょぼい

ってことです。中国、韓国にすら負けています。

■ 日本人クライマー=DV家庭に生まれ育った子供?

DV親父が、自分の実父で、娘や息子は親にDVされながら育ち、

 それがフツーだよー

と父には聞かされて育ったのに、大人になったら、

 全然よその家はそんなことしてなかった、

っていうのに似ています。

 終了点は直がけフツーだよ、 

 横に二つ並んだホームセンター型終了点がふつーだよ

 カットアンカーがフツーだよ

じぇんじぇん、フツーではありません!!

外人さんが気の毒がって、自分のロープを提供して治してくれようとするレベル!

不幸に気が付きましょう… 貧困に気が付きましょう… 



2023/02/02

ゲストハウス アサヒカワライド Asahikawa ride

 ■イケていない観光案内の人

今回の旅を通じて感じたのが、観光案内の人がイケていないこと…。

事例1:旭川駅でも到着してすぐ、観光案内所に行ったが、層雲峡に行く方法すら案内できない有様で、となりのバスセンターで聞け、とか言う。層雲峡って旭山動物園の次くらいにみんなが行く場所なんだから、案内できるようになっているのが自分の仕事だという自覚がゼロのようだった(汗)。

事例2:その上、この日はアサヒカワライドに泊ると言ったのに、どうやってたどり着くのか、道案内されず。携帯で見れば分かるでしょという最初からそんな感じだ。しかし、Googleの案内は、時に大きく間違えるので、ただまっすぐ行けばいいだけの道で、雪が深々と降る中を遠回りして着いた…(ーー;)

たぶん、旭川市は、一般的な観光案内、普通に自分で立案していくとしたら、こうやって調べるだろう、という案内が可能なくらいには、係員をトレーニングしたほうがいいですよ…あれじゃ、案内にならないだけで、観光客むしろ追い返している…

ま、糸島もそんな感じでしたけど…。

■ スキーが超ビックなアトラクション

が、アサヒカワライドは、海外の、ワールドツアー型スキー客の滞在がある、バッパー型のゲストハウスで、海外からのゲストのマルコとケビンに話を聞くことができた。

オーナーの杉浦さん自身も旅行経験が豊富なようで、海外の地図がいっぱい置いてあった。

風呂はシャワーのみ。キッチンは必要なものは、大体、何でもそろう。必要十分して、簡素な宿で定宿にしたい。

私はお風呂は入らないタイプというか、好みがうるさすぎて、塩素がダメとか言うし、それくらいなら、入らない、みたいな感じで、2週間くらい山小屋みたいに入らないで平気なので…施設も十分だった。もちろん、温泉は大好きなんだが。

オーナーの杉浦さんはもとはクライミングもしたようだが、今はあまり興味がないようだったが…。海外のMTBとか投稿があったので、楽しそうだったんだが、ちょっと疲れていそうだった。ゲストハウス運営は、拘束時間がネックなのかもしれない。

ちなみに、台湾のTheBivyでは、ゲストは誰もいない部屋につくことになる(笑)。勝手に鍵を探して家の中に入るんだけど(笑)。オーナーのケリーも、QXも他に仕事持っていて忙しそうなんだよな。

コモンルームの本棚には、ちゃんと『生と死の分岐点』『百岩場』もおいてあり、その他山の本が多くて、大分、参考になった。クライミングもするが、アルパイン寄り、山寄りなのか、フリークライミングの技術書はあっても、ロクスノは置いていなかった。


 北海道のクライマーは、全体に、ずいぶん、アルパイン寄り、というか、冬山寄りみたいだ。きっと北大山岳部が優秀だからなんだろう…そういえば、沢で一度ご一緒したNHKの米山カメラマンは、北大だったよなぁ。

私は岩場がある場所にゲストハウスがあって、ゲストたちが岩場に行くのに足を用意しなくていい、というのが肝だと思って適地を探しているが、スキーヤーは連日、あっちこっちのスキーリゾートに行きたいみたいなので、そうなると旭川がベストロケーションかも?

■ 北海道ではスキー三昧が正解

アルパインクライミングは、どこでも廃れているが、北海道では山が本格的過ぎて、私みたいな入門者が気軽に入れる山は、あまり見当たらないかもしれない。

いきなり冬山の大雪山ってないしなぁ…。初めての山に入るには、最初は夏山から。そして、ゼロ合目から…。できるだけ長いコースをたどって入るのが作法だ。

そういう山屋の礼儀を考えなくて良いのが、整備されたスキーリゾートに入る、スキーヤー。

それに雪もパウダーなので、雪洞も作りにくいみたいだし、北海道の冬に雪を満喫するなら、冬山とか、アイスクライミングより、スキーなのかもしれない。

■ マルコ、ワールドツアー中のスキーヤー

実際、アラスカから来ているマルコが、なんと4か国、16スキー場も回っているので、びっくりしてしまった。

ラオスでも、同じようなことをしているクライマーが一杯いて、グリーンクライマーズホームには、ヒマラヤ行って、韓国で登って、台湾に言って来て、今ラオスで、次はタイ、ってクライマーが結構いた…。

そこに日本は入っていないし、日本人クライマーも入っていない…。なんだかイケていないんだよなぁ…日本。なんでこんなことになってしまったのだろう?

■ ロングバケーション

ヨーロッパでは、みんなロングバケーションなので、一か所に滞在する時間も長く、一か月も国を開けることがそう珍しくないみたいだ。

そうやって、みんな、勤めを持ちながらも、バム・クライマーの夢をミニサイズで叶えている訳なんだが…。

そういう西洋人を見ながら、日本人だけは、労働改革が遅れて、いまだに24時間働けますか?みたいな勤労観から抜け出せず、ロングバケーションを取り損なって、嫉妬で怒り狂わんばかりになっているのかもしれない…

働いている人がみじめに感じられ、バケーション中の生理学者マルコは生き生きしていた(笑)。

したいことやるぜ!みたいな?ということで、色々北海道のスキー観光について、アドバイスを受けたんだが、日本で困っていることは、やっぱり交通の便。

 レンタカーが高すぎる、

ということだった。

一般にレンタカーは先進国でも50ドル/日くらいなのに、日本は、ぼりすぎ。一日2万とか誰が払うの? 

ちなみに合理主義の精神の西洋人は、お金持ちでも払わないと思う。

■ タクシー?

スキーもだが、クライミングもギアがいっぱいあるので、移動が大変だ。いわゆる身一つで移動できる、温泉宿に行くのにタクシーで行けば、みたいなわけにはいかないことが多い。

韓国のクライミングでは、タクシーが激安だったので、結構使ったが、日本では…高くて使えない。日本の登山ガイド資格では、お客を下界から車に乗せることが許されていないという、全く本末転倒なことになっており、そんな縛りがあるガイド業なんて、ほとんど海外でありえない。

言い分は白タク、タクシー業界を守るため、だが、お客さんから見たら、現地に行くのが難しいのに、現地に来たら案内しますよ、って言われても…(笑)。

現地についたら好き勝手に遊ぶから、ほっといてっていうのがクライマーなんで…

結局、日本ではクライミングガイドは意味がない、ので、どの課題が登りやすいか教えてくれる人がクライミングガイドみたいなことになっている…ので、その知識を誰も分かち合いたがらない…。

日本では、5.9は、5.12が登れる人が作っているので、ほとんどの場合、ランナウトしていて、5.9を登れる初心者が登るには適していない。

愚痴になってきたが、システムと市場にニーズがマッチしていない、ということが基本的問題としてあり、マルコのケースもそのようだった。

それでも、アラスカのさらに離島から、彼が知っているだけで7人も北海道に滑りに来ているそうですよ(笑)。

■ カムイスキー場とツリーラン

彼のようなワールドツアー組は、口コミで、情報が広がっているらしく、こうしたゲストハウスで情報交換がされるらしい… 私も色々教えられたからなぁ…

ジョージアにあるスキー場はねらい目だそうです。ニセコは、グリーンクライマーズホームのスキー版だったんですね…。予約が取れないクライマーの宿ですが。

スキーをするワールドトラベラーたちは、どうも、ツリーランが目当てだそうです。そして、出来れば、そのスキーで登ってもいいというようなのが好きなのだそうですが、スキー場は衝突などの面から許可していないのかもしれませんね…

アウトドア専門の、バンでのタクシー業がリーズナブルな価格であれば、流行るような気がします。海外だと空港のお迎えに来てくれるような奴。大体10ドルが相場だけどな。

カムイスキー場は大人気で、コロラド出身の人が、そのために移住を検討するほど、雪質が良いのだそうでした。

■ 地域おこし協力隊出身

というような、ゲストハウスでした。私以外は、アメリカ人の他は、韓国のカップルと韓国人男性一人でした。

杉浦さんというオーナーさんは、地域おこし協力隊でビジネスプランを出して、そこから、ゲストハウス業をスタートしたそうで、新聞記事が張ってありました。

岐阜にクライミングで地域おこししている若い人がいますが、北海道もクライミングを目的とする旅としては、アイス以外は、あまり岩場は無いと思います…。ボルトも悪そうだしね…。

北海道はまだレッドポインターの町なので、九州みたいなめちゃくちゃなランナウト文化はないと思うのですが、どうなのかなぁ…。

故・吉田さんは、私にランナウトしたルートを作るような指示はしなかったけど…。

ここは、Sさんに教えていただいたのですが、ホントに教えてもらって良かったです。

杉浦さんとSさんは仲良しなのかな?ここ、杉浦さん、突然泊まりに行ったため、驚いているようでしたが、泊めてくれて、ホントありがたかったです。

ビジネスホテルなんて、何が面白いの?誰とも合わない独房に閉じ込められるなんて。

何の情報収集にもならないところに、一円も落とす価値感じられないんだよな…。

何しろ、海外のクライマーのニーズと近いと思うんですよね、スキーヤーのニーズって。

たぶん、西洋の人は、中国やタイなどの新興中産階級とは違って、ただの観光っていうのはもはや興味がないと思います。日本人の私だってないくらいだもん。

旭川で他に行ったのは、ジムとスケート場、後はアイヌの歴史を知る博物館だけです。良かったのは、Yoshinoriコーヒー。2回も朝ごはん頂きました。

ギリシャのオリンポス神殿は、カリノモス行くなら、ついでで見てもいい、みたいな感じです(笑)。

なので、たぶん、クライマーやスキーヤーも、旭山動物園は行かないと思います(笑)。

 マルコは、アイヌすら知らなかったくらいなんですよ(笑)。 

私はクライミングの師匠に、山に登るなら民族や文化も知れ、という特殊な教育を受けましたが、普通のスポーツ愛好家は、文化や芸術、民俗とか、興味ないですよねぇ…

そういえば、よしのりコーヒーで、刑務所を見に愛別に行く、という人を見ましたが…。外国の人はテーマ型観光なので、一般的な観光客のように十パ一からげでは扱えないです。

あ、らーめんすがわらは旭川でおいしいラーメンでした。初日に堪能。

2022/07/11

クライマーのゲストハウス理想

クライマーゲストハウス理想

伝統と多様性
・日本の古民家利用で、
・ダーッとフラットなベッドをラオスのように並べてある男女混合ドミトリーと
・FUTONのお部屋(個室)と
・テント泊のお部屋と選べる

最新のクライミングカルチャー
・カルチャー的には、欧米の最新のクライミングカルチャーで、
・つまり、師弟制度で登らず、
・つまり、リードは強要されず

安全
5.9のルートは、5.9を限界グレードとする人のためにボルトが整備されており、
・アンカー強度はUIAAスタンダードで、
毎年、定期的にボルト腐食のチェックがされて、それがエクセルシートで最新版が提供されており、
・常駐クライマー(米国の有資格者)がいて、メンテに熱心で、

学べる
・年配のクライマーが常駐していて、
・アルパインもフリーも入門者はリクエストに基づき手ほどきが受けれて、
・行けば、年中ぶらりと一人旅で来たクライマーがパートナーを求めてうろついており、パートナーに事欠かない。
・課題はやさしい5.2からで子供でも登れる。
・が、高難度課題もある。
・読書室には山とつまれた日本登山大系と岩雪全巻。山書コレクション。
・つまり、クライミングの情報発信と教育の場。
・テレビはない(交流促進のため)

地域の特色を生かす
・食事は地元のおばちゃんが郷土食を提供してくれて、
・素材は近所の畑で作った自然農の食材で 売れず捨てられるようなもの
・地元の人にも観光収入をもたらしてくれると感謝されている。
・廃材や貰い物でできている
・子供がぶらりと遊びに来て、様々な年齢層の大人に触れることができ、
・お腹のすいた子はお腹を満たし
・そして、大人は年を取ることが恐ろしいことでなくなる。
・ニワトリ、犬、猫、を飼っている。

ドネーションをベースとする
・常においしいコーヒーが飲める。
・飲んだコーヒーとビールは、ボルト基金になる。

交流
・異文化交流も好きならできて
・英語も自然な形で学べる
・世界はフラットで、人類は皆兄弟だと感じることができる

外の世界へのゲートウェイ
・海外に登りに行きたい人には、自然な形で訪ねるクライマー仲間ができるクライマーのネットワークハブで
・クライミング留学のあっせんも可能

そんなゲストハウス。
■ 参考記事
ラオスの記事(英語)
ラオスの記事(日本語)

あったらいいな!




2022/06/01

楽しすぎて仏法が聞けない → 分かち合いの世界へ

私の作りたい岩場(村)について、誤解があるようなので、記載。

■ ミンダナオの子ども ニアイコール ラオスのクライマー

ーーーーーーーFBから引用ーーーーーーーーーーーー
日本の子どもミンダナオの子ども (4)        
http://www.edit.ne.jp/.../mindanewsdaiaryfuture2021.html...

「自分の力できりぬけろ」という言葉への、現地の子どもたちの返答は、

「でも、自分の力なんてたかがしれている、みんなでやるほうが、楽しいよ。」

「自分のことは自分でやれ」への返答は

「一人で出来ないことなんて山ほどあるよ。みんなで力をあわせるほうが大事だよ。」
 

「日本では、自殺する人が多いんだよ」というと、子どもたちはびっくりして

「なんで自殺するの?あんな豊かな国なのに!」

「孤独で死ぬんだよ」というとさらに驚く。「孤独で死ぬってどういうこと?」  
 

MCLの子たちは、親がいなくなって一人取り残されても死のうとしない。どこかで誰かが助けてくれるから!


一人ストリートチルドレンになっても、必ず別のストリートチルドレンがやってきて言葉をかける。

「一人じゃさびしいだろう!俺たちの仲間になれよ。」
 

日本では、孤独な母子家庭がふえている、という話をすると、

「近くの人たちといっしょに住んで、いっしょに食べたら良いのに、なぜしないの?」
 

子どもの貧困が増えている話をすると、

「自分の家によんで、自分の子にしたら良いのに。MCLみたいに!」

こういった言葉が、自然にポンポン飛びだしてくる。  


経済的な貧困で大変なのが、医療と教育。
 

でも日本もMCLのように、医療と教育を無償にして生活を保障すれば、子どもをたくさん産んでも、何の問題もないはずだ。


それどころか、生活の喜びが倍増し、地方も活性化するだろう。  
 

ミンダナオのように、子どもが学校を引けたら、親の職場に直行し、職員もお客も大喜びで子どもに声をかけてむかえたら、親も子育てが楽しくなる。  


MCLみたいに(地方都市の役所や銀行でもそうだが)、職場に子どもたちがはいってきたら、「・・・ちゃん。おかえりなさーい」といって、母親の仕事机の横に、ござをひいて昼寝をさせたり、工場の修理工の後ろでも、木の長椅子をおいて、そこで妊娠中の奥さんが、ごろ寝をしている風景があれば、仕事場と家庭の壁もくずれて、社会は生き生きとしてくるだろう。  


個人と社会、家庭と会社、保育園や幼稚園、学校と家にしか、意識が向かない思考は閉じこもりの壁型思考だ。


その中間に存在する曖昧な場所、「ちまた」こそが壁をときはなち、人々の心を解放し孤独から救う場所。


ちまたで、子どもたちがおおぜい生き生きと遊んでいる姿をみることがない国は、本当にさびしい。  


個人と個人の間に存在しつつ、人をささえるのが愛だとすれば、ちまたこそ愛と友情の空間。  


妖精のように存在していても見えない、友情と愛の力こそが、人々を幸せにし、生きる力をあたえてくれる。

ーーーーーーーー

これが私が目指したい姿です。

ただ、問題は、「みんなでやろうよ」という精神にちゃっかり便乗して、じぶんの都合、自分の手柄にしようとする人がいることです… 

地獄の三寸箸は、そういう自己中の人からスタートします。

■ 現状

クライミングさえできれば良いと開き直れば、この豊かな現代ではそれが可能なので、クライマーは楽しすぎて、仏法を聞くことができない。


  

2022/04/27

電気・ガス・水道無し“その辺のもので生きる”・・・ 注目集める究極エコ生活とは【山口豊アナが見たSDGs最前線】(2019年2月)

■ これが私が作りたい生活です

その辺のもので生きる… その辺の石ころで生きましょう(笑)

2022/04/08

クライマーのゲストハウス…の進捗

■エココンシャスでインクルーシブなクライマーの宿

ラオスで見た、クライマーのゲストハウス… 半年先まで予約が取れず、地元経済に貢献している…を見て、日本に必要なのはこれだ!と思ったわけなのですが…、それを実現したい夢として、活動してきましたが、現在どのような具合か?ということをまとめておきたいと思います。

九州では踊り場です。やれることはやりつくし、問題も出尽くしたかな…ということです。

八女 → 近所にあるゲストハウス『天空の茶屋敷』さんに日向神が九州クライマーにとってはホームベースであることを伝えてある。地元クライマーの会もできた。ベータをまとめたサイトも出来ているので、後は地元行政の意思と、マーケティング次第だが、今のボルト状態で、あまり人が増えてしまっても、事故が増える。…と、問題がこじれると思われるので、現状で働きかけはしない方が得策と思える。海外に売り出すなら、リボルト後、ボルトの適正配置がなされた後、にしないと、現代クライマーはスポーツクライミング出身なので、クライマー本人の過失に起因しない事故ばかりが増えて、多分、問題のほうが多く出てしまう…

八面 → 地元の主体的な活動が始まって良かった。地元観光協会の人たちもクライミングに対する理解ができた。規模が小さい。

大村 → 野岳の岩場は土砂崩れで当面、登攀禁止だが、野岳湖公園に人工壁移設は可能になりそう。議員さんがかなり力強い助っ人。当面、動きなし。今、マーケティングしても仕方がない。

日向神と同じで、こちらもカットアンカーのボルトなので、リボルトは必須。ただ東さんの開拓なので、ボルト配置などは、適性であると思われる。規模が小さいため、国際的な広がりには満たないかと思われる。

全体を通じて、昔のように、クライミングがコソコソと行われるもの、非常識なスポーツという一般市民の認識、ではなくなっているのではないか?と思いますが…世間の認識は変わっても、もっと変えるのが難しいのが、ローカルクライマーの認識、のほうのような気がします。

繋ぐ壁…でプロモーションされていたのは、地元と世界的クライマーの繋がり…まで、であり、それでも相当大変そうでした。

老若男女、それこそ、多人種だったり、LGBTだったりするわけではない…ラオスでは、なんと僧侶まで興味を持って、登りに来たんですよね(笑)。登る坊主、ですよ(笑)。おかもん先生、頼んだら、やってくれるのかなぁ?

みんなが登って、みんなが楽しんだら、素晴らしいなって思うのですが… 

そうなると私が打ちだしたらいいのは、多様性、かもしれませんねぇ…(遠い目)

クライマーのステレオタイプである”若い男子”以外のユニークな人材求む!かな?!

ある意味、自分が、非・ステレオタイプであるような気がしますが(笑)

■ 上手にはなりたいけど、グレードは上がらなくていい

最近、新しい仲間ができそうになり、ちょっとお話ししてみましたが、私の登りたいところって、今は野北とかなので… それを思うと、やはり

丁寧に登攀経験を積み上げていきたい!

というのが、私の一番強烈な願いなのだということが分かりました。それが尊重される世界がすき。

間をすっ飛ばして、いきなり上手に登れるということに、嫌悪に近い、なにか避けるべきリスクというか、そういうことを感じます…。

小さな一歩を積み上げる 

一歩が小さければ、小さいほど堅牢

そう思っていそうです。それは私の信念であるように思います。

■ ローモチベーション

今日みたいに晴れた日は、ロープにぶら下がって登るだけでも、戸外で登っていたら気分いいかな~とは思いますが、やっぱり重い腰は上がらないんですよねぇ…。

膝の痛みがあるので、歩く気にすらなれない… 

モチベーション、ひくーい感じです。たぶん、誰か一緒に行く人がいたら、重い腰も上がりそうですが、そもそも、誰かといないと行く気になれないのであれば、行かなくていいという意味かもしれぬと思いました…。

なにしろ、湯川のアイスですら、一人で行った日があり、青ちゃんに、”言ってくれたら、つきあったのに…”と言われたくらいだったので、一人で行くのが怖いから、という理由ではなさそうです…。

それだけ、身体的なダメージというのは、私にとってローモチベーションってことですね。

頭を7針縫っても、翌日ボルダーしに行ってしまったほどなのに、膝の脱臼が再発するかもしれないと思ったら、もう全然、リスクを取る気持にはなれません。

歩いて治す、というソウルでやった自主的治療も意欲、湧かない…。

■ 自給自足と無料物件ゲットと伐採技術…

夢の実現に必要そうな技術ということでは、自給自足の自家菜園を作る能力は、身に着いたように思います。

自然農はタイミングです。稲作も2年で分かるようになったし、畑作も大丈夫なので、こちらの方面でも、意欲を失いつつあります。分かってしまうと学ぶ意欲にならないんだよなぁ…。

チェーンソーによる伐採の技術も身に着いたと思うので、これも終了。もちろん、プロの技はありませんが、女性が身に着ける分としては十分な技能があると思います。ギアも。刈払機もあるしね。

後は、物件が取得できれば、というところですが、物件取得は、もうかれこれ6年くらいは横目でにらんでいますが、後になればなるほど、無料取得に近づく感じで、20年くらい前に私が立てた市場予測と同じです。少子高齢化で家余りなので不動産価格は下がる、というもの…です。

大事なことは、大きな岩場がある地域が過疎地であるということです。岩場のそばが過疎地であれば、観光資源としての岩場もありがたがれ、歓迎され、物件も、そんなことなら無料で差し出すよ、となることが見込めます。

そうでないと、あまり価値を感じてもらえないです。特に人工のクライミングウォールだと、ランニングコストがかかるので、費用対効果、という話になってしまいます。

自治体が過疎化で追い詰められているほど有利ということです。ただ、岩場がある多くの自治体は、岩場が世界的な観光資源になるということ事態に気が付いていないことが多いので、AIDOMAの法則で、気が付く、というところからスタートなので、かかる時間が長い、ということがあり、その事例は、五木の天狗岩、ですね。町役場などの自治体の認知が育っていないということは、非常に不利で、都会のほうが分かっていたりするので、トレードオフになります。

地元行政の理解が進んでいない場合、あまり性急に事を進めるのは、逆効果、です。無理強いされて喜ぶ人はいない、という道理です。

…という以上の理由で、私はこちらでは、やれることはやりつくした感があります。

■ メッカで…

日本全国を見渡した時に、やはりGCH日本版ができるとすれば、それは、小川山周辺であろう…とは思います。

金峰山荘や岩根山荘は、すでにクライマーの宿、となっていると思いますが、長期滞在ができるような形にはまとめられていないかもしれないですね…そこは、既存の施設で、すでに成り立っているという場合は、マーケティングの方角を変えたい、という意思が、働らかないかもしれません。

最近、グリーンクライマーズホームを作ったターニャが、ドイツに新たなクライマーの宿をオープンしたというニュースが流れてきました…

こちらです。Tullis Climbers Home https://tullis-climbershome.com/

クライミングインストラクターによる手ほどきも受けれる。

https://tullis-climbershome.com/kletterkurse/

いいなぁ!と真っ先に感嘆符が出ました!

こういうのを作れたら、ホントにいいな!と思いますが…日本では諸般の事情で…道のりは遠そうな気がします。

私のライフタイム以内での実現は難しいと思うので、自分の周りにダイバースなコミュニティを作ることで代替え案とする以外ないと思います。

それには、グレード偏重の九州は環境的に不向きなので、思案中です。

 町の人とクライマーの分離…クライマーは一目散に宿へ。交通費1000円


2022/02/14

開拓が著しい行縢

 ■ 開拓が著しい行縢

6ピッチ175m掃除と試登が完了とのことで、いや登攀が楽しみな行縢。誰でも登れる5.9のラインも作ってほしいなぁ。

■クライマーのゲストハウス@行縢

行縢がある延岡は、サーファーの町、日南が近く、インターナショナルで自由なクライマーのゲストハウスを設立するにしても、可能性がある町だよなぁ。気候が温かいから、自然農とも両立できるし。

行縢はルート数として、どれくらいの規模なんだろうか?

海外クライマーが来てくれる可能性があるとしたら、ルート数で1000くらいはあるといいんだがなぁ…。ルート数が少ないと、なんで海外からわざわざ来てまで、となるしなぁ。(まぁ、岩場が一切存在しないシンガポールみたいな町もあるにはあるが)

延岡は、土地が安く、老後は温かい土地に…みたいな発想ができそうな場所だった。しかも、サーファーたちが先駆者的にいるので、田舎の論理に縛られない、自由な空気というのも作り出しやすそうだった。

田舎の論理=よそ者排他で自分さえよければよい、という文化なので、これが強い地域だと、なかなか、田舎で快適に暮らすのは難しいのである。

北杜市なんて、ローカルと移住者で対立している始末であるのだし…。

2021/08/30

ターニャの冒険譚とその日本版の冒険の進捗

■ 日本にもグリーンクライマーズホームを

”登ってさえいれば後は質素な暮らしで十分…”、そんなグリーンクライマーズホームに感動して早4年。

日本版グリーンクライマーズホームを作るという夢は、非常に遠い。

とはいえ、ココは日本、歴史が長い。人々のクライミング認知も低い。いたし方あるまい。

■ 日本では首長の理解次第

私のストレングス(強み)の中で最も強いのは、戦略性、という資質で、その資質によると、日本では、トップを巻き込んだ、つまり、

鶴の一声

がないと何も動かない…。私の三井物産時代の経験もそう告げるし、実際に最近見聞きしている事例、例えば、学校給食のオーガニック米導入にしてもそうだ。

もっと簡単な例でいえば、自転車を観光用途にプロモーションする地図作り、というような簡単なこと…ですら同じで、阿蘇の方では素晴らしい地図を見かけたが、どうもあれも、ほとんどトップダウンの作りだった…。

日本では、市井の人々、つまり、ボトムアップで、何か整合性が取れ、社会の変化に適合するようなものを作るのは難しい。

のは、市井の人たちが小さなこと…メンツだとか、各県の競争だとか、そういうものに目を奪われ、大きな目標(大志)を抱きにくいからだ。ここに来るコメントでも、そういう小さな視野に囚われているものが多い。

教育もあると思う。日本では、藩校制度の名残で、最初から公共の視野でモノを見る癖があるエリート教育と、そうでない自分の事だけを考える一般教育に強烈に分かれてしまっている。

大学に進学するような、限られたエリート教育を受けた、視野の広い人たちの資源は、一般の人たちの利害調整…メンツの調整、に割かれて、肝心の大局をどう動かすべきか?と言う思案に使えない。時間も能力も。そこに日本のアキレス腱がある。

■成り行き任せ

クライミングで言えば、

 どういうクライミングがそもそも皆にとって望ましいのか?

という発想ができない。だから、成り行き任せになる。クライミングで当然知っているべき、結び替えも教えずに、終了点ロープ直がけで降りてきなさい、というようなことになってしまい、終了点は痛む、コストはかかる、交換する要員はいない、という悪循環が始まる。

それを分かっている老年のクライマーは黙々と残置ビナ交換に励み、若い方は何も知らずに間違った技術を使いづづけ、結論としては、日本の常識=世界の非常識、となる。

■ 目の前のことに翻弄される

望ましい未来の姿が分からない、となれば、即席で得られる喜びを得ることに終始するのが人間だ。

一般社会生活なら、とりあえず食える、こと。クライミングなら、グレード競争。

単純なものさしによる、単純な勝利に簡略化される。

しかし、考えてもみたまえ。1000人のクライマーがいれば、そのうち勝者は1人の世界なんですよ?まぁ、金、銀、銅のせいぜい3人しか幸せにしないシステムで、残りの999人は、”挫折と敗北”を味わうことになるシステム…そんなところで勝負したいですかね?

そこは改めて考えることが無くなるわけだ。特にクライミングは、体重や身長でのグレード区別もなく、老若男女を一列の序列に並べているだけのため、基準自体、ものさし自体が公平でない。

誰でも分かることだが、手が届けば5.9、届かなければ、グレードはいくらでも困難化する。

そんな、そもそも公平でもなんでもない基準で、自分が最下位でないことにホッとしたところで…だ。特段に優越…真の意味での…をもたらすわけではない…。たまたまの偶然で自分に優位性があった、ということだからだ。真の自信や自己信頼にはつながらない。もちろん、自分の中の基準で成長幅に感動するというような喜びはいつでもあるのだが、それにはグレードはほとんど役立たない。

ので、裏を返せば、そこで敗者に分類されたからと言って特に何も意味しない。

■ 戦略1

私の最も強い資質…戦略性という資質にとっても、日本にグリーンクライマーズホームを作るという夢は、かなり困難だ。そして深淵なる戦略が必要だが…

現在のところ、

1)地域おこし協力隊の職枠を使い、各地の岩場による地域起こし事例を増やして、岩場の認知を高める、のが良いのではないか?

と思う。

理由としては、

・日本ではクライミングは、過去50年間、市民権を得ていなかった

ので、

・地域の人すら岩場の存在を知らない

で、

・クライマーはコソコソと勝手に岩場を登ってきた…

だが、

・オリンピック種目にもなったことだし、どこでクライマーは登っていたの?っていう話で、実は〇〇という地域では各県からクライマーが集まって登ってきたんですよ…と、地域の首長らに、

 カミングアウト

しても良いのではないか?と思う。それが地域の振興につながるのだったら…。

(正直、地域振興につながらないで、ただの迷惑につながるという事実があるから、今まで隠れてコソコソしてきた訳だが。これは今までクライマーたちは、いかに国内資源にフリーライドしてきたか…ということなんだが…。これは元を正すと長くなるので割愛)

というわけで、日本は、グリーンクライマーズホームの建立に至る以前に、何歩も前段階にあるわけである。

残念ながら…えーそこから~?!というような状況であるわけだ。

■ ターニャの冒険譚

ターニャたちの素晴らしいラオスでの冒険が、本にまとめられたそうである。

これは、本のホームページを日本語に訳したもののスクリーンショット。現代ではグーグル翻訳でここまで読めるので、別に私のような高度な英語力はイラナイ。普通の人でも、誰でも簡単に情報を得ることができる。


日本にグリーンクライマーズホームで見た、真に自由なクライミング、市民生活に根付いたクライミングが早期に実現されることを願う。


2020/06/27

クライマーも幸せの脱物質化

■ 幸せの脱物質化

私は経験を売るのは興味があるのですが、モノを売るのは興味がないのです。

例えば、いくらヴィーガンクライマーが良いと思っても、トウフミート売ってくれと言われても断ります。トウフミートを食べるより、豆腐そのものを食べる方が同じ金額で10倍の量食べれるし、むりに肉に似せている必要がないからです。「モノ」を売って儲ける、というビジネスモデルは魅力を感じない。

「人や自然とのつながりを創り出し、維持し、そこから幸せを得るお手伝い」

なら、やりたいです。その一つが外岩クライミング。なので、プラスチックホールドのクライミングジムのお姉さんをしなくて良くて、むしろ良かったのかもです。

だから、私がやっている会は、岩とお友達になる会、です。

■ 事例

事例としては

・農具やアドバイザーなどを備えた「都市型農園」や、共同農園付きシェアハウス、
・単なる観光ではなく、自分で汗をかき現地の人とのふれあいを目玉にしたボランティアツアー、
・自然や環境との共生を実感するエコツアー、
・入居予定者が時間をかけていっしょに暮らし方のルールを作っていくエコビレッジ
など。

クライミングバージョンが、

ギアとクライミングインストラクターが常駐する外岩クライミングパーク

でしょう。

「人や自然とのつながりやふれあい」
「モノによらずに感動を創りだす体験」

モノはもういらない。色々な方が私を手助けしようとしてくださり、差し出してくださった手を払うようで申し訳ない気はしましたが、山道具屋でバイトも没にしましたし、モンチュラも没、高級食材店も没、です。

自分でボランティアで海外の人を、エコツアー、ボランティアツアーを主宰して、充実感が非常にあります。

あとはマネタイズですが、徐々にですね。収入が伴わないだけで、すでに主宰する能力は十分以上に備わっていることが、おと年から怪我するまでの去年の活動で確認できました。

考えようによっては、思索の時、企画の時を与えるために、肉離れや膝の脱臼という怪我がおきたのかもしれませんね。

■ ビンボーハッピー=脱物質化

1)「無料コンテンツ」
2)「ファストファッション」
3)「リアルのバーチャル化」
4)「シェア(共有)」
5)「価格比較・共同購入」
6)「ソーシャルメディア」
7)「スマートフォン」
→ クライマーバージョン
1)ジムではなく、外岩(無料だから)
2)アークテリクスではなく、ワークマン
3)クライミング動画
4)クライミング共同開催
5)クライミングギア、売ります・買います 海外通販共同購入
6)国際的にはFB アメリカではWhat’sup 日本はここが弱い
7)スマホ??? 

若い人はSNSはLine利用者が多いですが、ラインだと情報を共有できない。新しい人ともつながれない。

5)の感性に、岩場の共同使用、が入ればいいのだと思う。

今は、なぜか、特権階級、暗黙の許可制になっている。

■ ドネーション制

岩場の共同使用、ということですが、今行っている自然農の畑で採用されている仕組みが使えないか?と思います。ドネーション制です。

ドネーション制にすると実際は、料金固定制にしたときよりも多くの収入をもたらします。

大事なのは岩場の整備をジブンゴト化する、いくら岩場を整備するのにお金がかかるのか、見える化する、と言うことだと思います。

そうすれば、おのずと、いくらくらい差し出すのが妥当な金額なのか?が見えてきて、出そうという人が増えてくると思います。

そうなっていないのは、いくらかかっているのか、そういう情報を出さないできた経緯で、ボルトなどがあって当然のもの、になってしまっているからと思います。

まずは知識を広めるところからですね。

2020/03/23

新たに問題を抱えない道を模索中

■新たに問題を抱えない

私はクライマーのゲストハウスを作りたいと思っているのですが、なかなか適地がない。

日本の岩場は、ボルト問題があり、整備に関しては、後ろ手後ろ手で、海外からクライマーに来て、登ってもらって楽しいという岩場ではないからです。腐っているボルトで登りたいクライマーなどいない。

というので、この計画は、20年ほど時期尚早かなぁ…と延期路線です。まぁ、その間、他にすることは?というので、エコビレッジの研究をしようかなぁと思い、今回はアースバッグハウスの作り方を勉強したいと思って出かけてきましたが、これは、全くのハズレでした。

ここを読んでいる方もいるかもしれないのですが、日本とは思えない衛生ぐあいで、海外のバッパーでも、稀にみる汚さ…。

そうだ~、私は衛生面で”自由人”は受けいれられなかったんだよなーと思い出しました(笑)。サンフランシスコは、自他認めるヒッピーの町ですが、まぁ、ほんと、汚い家は相当汚い。

海外では、衛生はタダではない。お金を出して買うもので、ダウンタウンの安ホテルのおぞましい事!

ついでに言えば、安全もお金を出して買うものです。

インバウンド施策で、海外にいた日本人ヒッピーの人たちが戻ってきて???日本に作っているバッパーは、デザイン性の高さから、ゲストハウスづくりにハマった人たちと違い、海外の水準を日本に持ち込んしまうリスクがある。いや~、日本国内で稀に見るレベルでした…。

ので、そのままとんぼ返りで自宅に戻り、作戦変更して、クライミングを充実させることにしました。

エコハウス路線は、エコハウスという衣装を着た、社会規範が壊れた人の集まりに陥る可能性もあり、それは良い場合と悪く出る場合があります。特に衛生面などは、良い言葉で言えば、緩やか、悪い言葉で言えば、汚い、です。

コロナウイルスさわぎで、免疫力、と言われますが、汚い=免疫力強いと思っている場合は要注意です。

なぜインドでは、左手が不浄の手か、ちゃんと考えないと…。またインドのお食事では作り置きNGです。これも衛生のためと思います。インドはカーストが厳しく制限されているのも、衛生の関係があるのかもしれません。

というので、知見が広まりました。


また、今サトビックな(純粋性の性質の高い)人たちは、どちらかというと小さいジムにあるのかもです。

道場の岩場、土日はNGです…事故者が出ても、あまり関心出来ない対応だったのは、無知と自己中がそこに鎮座しているためです。

ので、自分自身のサトビックを守り、いかに余計な荷物を抱えずに生きていくか、そこらへんが大事なことだ、と思うようになりました。

2020/02/06

クライマーのゲストハウス まとめ 2020

クライマーのゲストハウスで、目的としていること


クライマーのゲストハウス構想 現在地

です。

空き家にみんなで寄り合って住んだら、パートナー問題も、生活苦も改善だし、いいんじゃない?と思っただけなんですけどね~

ポイントは、これは私だけがメリットがあることではない、ってことです。

私にとっては、今の現状でもあまり不満があるわけではなく、私の不満の解消だけなら、これを続けていく理由にはならないってところです。






クライマーのゲストハウス構想 現在地

■現状 

と言う訳で、やっと現状のところまで来ました。

ゲストハウスを作ることを山、作り終わることを登頂、としたら、現状は、ルートA、ルートB、ルートCのうち、どれが良き道か?を選定し終わったくらいの段階で、スタートも切っていません。

ルートA = 自分で、物件購入ルート 
       最短だがハイリスク、敗退は死。シェア発想ではなく、独り勝ち発想。
ルートB = 地元でコツコツルート 普通にクライマーとして知られるだけ  
ルートC = コミュニティ作りからルート 三方良しの可能性があり

クライマーのゲストハウスを作るには、最初に賛同して、シャア住居状態で住んでくれるクライマーが5人くらい必要です。増冨(今の候補地)に住んでくれる独身クライマー(家族持ちでもいいのですが、たくさんのクライマーに囲まれて子供を育てたい家族でないと無理)が最低でも5人くらい必要です。

一人は私として、もう一人はすでに候補の男性がいます(笑)。あと女性も候補が一人います(笑)。他に2名くらい必要だなぁ…。

と言う訳で、コミュニティづくりが大事になります。場所は、仕事の具合によっては、遠くなったりして、不便になったりもするのを寄り添って住まう賃料の安さとか、コミュニティの心地よさとかで、補えるとその個人が考えてくれないと難しくなります…

ので、ある程度、コミュニティづくりと、物件の選定は、協調して進めないといけないです。

岩場から遠くても意味がないし…。

とは言っても核心は、全員がそこそこ持続可能に住める場所と環境を見つけること、になります。

というので、色々考えてはいますが、現地の方との接点がないので、今のところ、福岡でできることは大体やりつくしている感じです。

ので、時間つぶしにならない選択肢として、他の方のコミュニティづくりを手伝うことで、コミュニティ作りを学ぶ、ということを考えています。

これは、畑を学ぶついでに、マキイさんで実現できないか?と考えています。


クライマーのゲストハウス×エンジョイワークスさんの手法

■クライマーのゲストハウス×エンジョイワークスさんの手法

エンジョイワークスさんの手法は、大変すばらしい手法です。

クライマー人種の貧乏さは、ある種、芸術家人種と似ています。とにかく、クライミングだけしていれば幸せで、世俗の幸福をあまり求めていないクライマー人種。とにかく、絵を描いてさえいれば幸せで、世俗の贅沢と無縁な芸術家人種。

エンジョイワークスさんの手法で、いいな~と思ったのは、アーティスト向けの倉庫の改装です。

これは、まず、困っているアーティストたちがいます。アトリエがなくて困っている。

そこにEWさんがヒアリングします。

「いくらなら出せそう?」
「月額2万円ならだせそう」

とアーティスト達が言ったそうです。そういう人が15人、集まったそうです。

2万円×15人=30万円です。これなら、大きな倉庫を30万で借りることも可能です。

まずテナントがいて、その人たちに必要な物件を探す。

これなら、入居者がいない、ということが起こるはずがありません。

クライマーが15人集まるのは大変かもしれませんが、5人は確実にできますよね。2万で住めたら、クライマーだってしあわせでしょう。5×2=10万円です。

田舎では、立派な古民家でも、月額5000円/家賃で、おつりが来ます。

5000円でレンタルした家を、残りの95000円で改築すれば、少しは家の状態も良くはなるでしょう…

運がよければ季節が良い時期には客人も泊まってくれるでしょう。無料で泊めても、その人が宣伝してくれる効果が計り知れないです。

5000円の家賃でも、年なら6万円で固定資産税1万円を毎年垂れながしにしているよりは、大家さんも5万円のプラスで、なにもしないで得れる金額としては、普通預金よりうんと有利でしょう。今どき、5万円の利子くれる貯金あります?ないですよね?

大事なのは家を買わないことかもしれません…特に取り壊し費用が膨大なぼろ家屋。

古民家調査士という仕事をしようかと考えたこともあるくらいのリスクです。下手を打つと、取り壊すのに400万円とかかかります。もうそれだけで、関わる全員ババ引いたも同然です。

とくに個人でこのようにリスクを取って物件を購入できるのは、購入費用全体をどぶに捨てても、まぁ余剰資金だからいい、と考えられる富裕層だけです。つまり、自分の生活に影響がない人。身銭ではなく、余剰資金で、全体に無駄になっても、かまわない人だけが取れるリスクです。


クライマーのゲストハウス×イベント

■役立った経験×クライマーのゲストハウス

ここまでのところ、私にとってクライマーのゲストハウスを作りたいという夢への戦略立案に役立った経験は以下です。

1)5年にわたる不動産の監視と勉強
2)空き家プロジェクトIn福岡でのセミナー参加
3)建築不可物件再生セミナーへの参加
4)地域おこし協力隊の理解
5)八女のゲストハウスでのアルバイト
6)岩根でのアルバイト
7)不登校の子どもの支援をしているまさみさんとの出会い(移住経験者)
8)エンジョイワークスさん


とくに、今年1月に不登校の子供たちへの無料クライミング体験を実施させていただいたのですが、お母さんのまさみさんはすでに地方移住を経験した身で、都会からの移住者が地方で直面する課題を教えてくださり、やっぱり私の予想は合っていると思いました…。

田舎の人は、自分たちの地域にプラスになることでも、Noと言ったらNOと言う人たちです。逆に害になることでも、例えば太陽光パネルとか…すぐ騙されてしまいます。

それをうまく解決しているのが、次郎さんで、八女のゲストハウスを運営されている方です。彼は生まれ育った村でゲストハウスができるので、最初から、部外者でないから、空き家を譲り受けることも簡単で、周囲の人からのサポートも受けやすい。その上、運が重なり、たまたま部外から来た地域おこし協力隊の人が地域貢献するための実証ケースになっていて、そういうめぐりあわせが勝因です。協力隊の人も地域の一員として認められるし、次郎さんもゲストハウスが開業でき、村もそのゲストハウスのおかげで国際化して、まさに三方良し、です。

また、4万円程度、講習費用は掛かりましたが、エンジョイワークスさんの手法は、とても役立ちました。イベントを起こして、地域の人を巻き込むことで、

「なに?あの人たち、なんかやってる」(意味:おれらに無断でけしからん!)



「一緒にやろう」(へぇ~頑張ってるね~)

に変えていくことができます。ので、”クライミング&清掃”などのイベントを実施したり、地域の人たちを巻き込んだ、餅つき大会とか、障碍者支援とか、老人支援、環境運動、そういうイベントをしていくことは、かなり意味がある行為です。

■ 社会性がない

が…クライマー人種は、伝統的に人とコミュニケーションすることに興味がありません。

ただクライミングだけしたい、というエネルギーが強すぎて、社会性一切なし(笑)。

まぁ、そうじゃないと世界レベルのクライマーにはなれません。

でも、この世に、ほかの人が要らないのか?というとそうではなく、”観客”は必要なのです。自分がすごいことをしている、命がけのクライミングをしている、ということを分かってくれる人類=観客、です。

クライマーが岩場がある地元に興味がないのは、地元の人が観客ではないからです。自分のすごさは分かってくれない(笑)。

結果、双方の根本的な 無関心、が現状であり、伝統です。そこにアクセス問題の種があります。

無関心=愛の正反対、ですから…。互いに好き合っていないのに協力しようって言ったって無理つー話です(でした)。

そこを変えるのがイベントの力です。

空き家×クライマーのゲストハウス

■空き家×クライマーのゲストハウス

空き家については、山梨時代に内覧も含め、かれこれ5年程度、見ています…。福岡に来て、再建築不可物件などを再建築可能にする手法なども教えてもらいに行きました。

ただ、私が空き家を購入して、民泊でゲストハウス化するのは簡単だけど、なんか違う気がするんですよね。

というのは、田舎では、コミュニティが大事コミュニティが先、だからです。

知らない人がいきなり土地家屋を買って、住み始めるというのは、地球外生物がやってきて住み始めるのと同じように田舎の人には感じられるようです。要するに、そこに住み始めるだけで、

侵害

なんですね。なんで、

違うと本能的に感じていました。

だから物件を買わないのです…。物件だけの問題だったら、甲府はバカ安物件がたまに出て、150万円で明日から住める家が買えます。それくらいだったら、無理をすれば誰でも買えちゃいます。

家賃より安いくらいの損な物件を、なんで誰も買わないか?というと、そういう家は朽ち果てそうな古屋で、建て替えもできず、壊して更地にしても駐車場にもならないからです。ただ固定資産税を払うだけになってしまいます。ずっとボロ屋に住む決心があれば別ですが、固定資産税が1万円とすると、150万払った上に役に立たないものに、毎年1万払うことに。

住むならボロ屋に住む覚悟が必要で、その分、家賃は安く上がります。が現代的な生活を求めるとなると、修繕費のほうが高いくらいになるでしょう…

一時的にでも、カフェとかで運営利益が出ればいいですが、たぶん人口と集客の関係で、出ないと思います。民泊は、消防法の関係で許可が出ない可能性が高い。

北杜市にある、廃業したペンションが1800万円などで売られていたりして、往時を思うと格安感あるのは、分かりますが、往時ってバブル期でしょう?バブル期の価格はバブル価格で実態価格じゃない。1800万円でいま売り出し中のは、ざっくりした感覚でいえば、バブル期は1億円、実体価格は3600万円、その半額にいま下げ止まって1800万円って思います。実際、ソロバンが合う収益はもたらさないと思いますので、こんなの買ったら、もうそれこそババです。絶対一生身を粉にしても返せない借金を背負う羽目になるだろうと。買ってもらった人は一生に一度のラッキーですが。その辺、空き家だらけなのに。北杜市は都会から近いですが、いくら東京から近くても、営業利益がそんなに取れる土地柄じゃないです。バブル時代を基準にしてはいけない。

色々と調査した結果、やはり、田舎の人たちに、

請われて来て!と言われて行く

のが大事で、”請われて行く”には、どういうことが考えられるか?というと、その土地にメリットをもたらすと考えてもらえるということです。

ほとんど田舎の移住に成功した人たちは、最初に家をぽーんと買った人ではありません。最初は行くところないから困っています…ということで移り住んでいます。

そうしないと、田舎の人は、現金収入の当てがないので、助け合いスイッチではなく、めったにない現金収入のチャンスが来たスイッチが入ってしまうのです。

一反5000円が相場の畑に5万円払いました・・・(笑)。

1を学んで10を知る人でありたいと思っています… ので、一番大事なことは、

クライマーのカルチャーを増冨にもたらすことで、増冨地域の活性化になる、と増冨の人に実感してもらえること、だと思います。

実際、ラオスでは、ターケークで唯一に等しい観光目玉がグリーンクライマーズホームでした…

ので、どんなに不便で閑散としていても、

クライミング三昧

ができる環境があれば、世界の果てへでもクライマーは頑張って来てくれます。

■ これに役立った経験

1)5年にわたる不動産の監視と勉強
2)空き家プロジェクトIn福岡でのセミナー参加
3)建築不可物件再生セミナーへの参加
4)地域おこし協力隊の理解
5)八女のゲストハウスでのアルバイト
6)岩根でのアルバイト
7)不登校の子どもの支援をしているまさみさんとの出会い(移住経験者)
8)エンジョイワークスさん

私のクライマーのゲストハウス 第一の候補地

■増冨

私のクライマーのゲストハウス構想では、第一の候補は

瑞牆(増冨)

です。理由は、

・英語トポがあり、
・瑞牆が世界的クライマーもそこで訓練しているという岩場

だから。

■ パイロットテスト

瑞牆が良い場所かどうか?とか、外国人のクライマーがどう感じるのか?とか、パイロットケースが必要です。

その人材はすでにいて、アメリカのヨセミテで訓練を受けたタイ人のクライマー君で、私と龍洞で一緒に登ってくれたタオくん。彼は車がネックで、去年、瑞牆での登攀は、断念しました…。

英語が話せそうな人にタオを振ったりもしましたが、自信がないとか、タオのほうも信頼できるクライマーじゃないと無理、とかで… なんで私はオッケーだったのか?ってなりますが、まぁ、易しいところからしか登っていないからなぁ…。

青ちゃんにも降りましたが、英語がネックでダメ、ということでした。ので、タオがもしまた5月などに瑞牆チャレンジしたいとしたら、もう私が車出すしかないかな…と思っていますが、福岡から瑞牆まで運転48時間で、交通費6万円…(汗)。しかも、自分は得るものなし…。タオが瑞牆は世界のクライマーも楽しんで来れそうだよ、と言うか、いや~これだったらお金払ってもヨセミテだね、というか分かりませんが…。

というので、まぁ今の時点では、タオはいい人材ですが、私の環境が許さず、タオを瑞牆に案内したいなーというのは、クライマーのゲストハウス構想にとって、プラス材料になりそうなのですが、停滞中です。

今度、大堂海岸も行くので、可能性ありそうか調べてこようかなと思っています…