昨日、四阿屋の岩場で、グランドフォールを見た。インディアンフェイス 5.10bで。
友人談。
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四阿屋はトポより
ワングレード高いと言われているから10bが11bぐらいのグレーディングだったかもしれませんね
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■ グレードではなく、目視で判断する
最初の師匠は、グレードを追いかける山が嫌いな人だった。
だから、私がクライミングジムに通い始めると、嫌味を言っていた…。それが、なぜなのか?私にはわからなかったが、
それは、このような事故を防ぐためだと、今、分かる。
グレード依存症
になっている人だと、
・ジムで5.11bが登れるから、のノリでピッチグレード4級の本チャンに出かけてしまう
・5.10bなら登れると思って、登れない課題に取り付いてしまう
昨日のグランドフォールでは、登っていた人は、1ピン目でヌンチャクを掴む、Aゼロしていたので、3ピン目で落ちるのは必然だったかもしれない…
3ピン目から出ているロープ長は、グランドスレスレの長さ。手繰り落ちるとアウトだ。
しかし、ワングレード辛いの意味が、10b→10cではなく、10b→11bとは…
■ 岩のルートファインディング能力を磨く
でも、トップロープで取りついてみたら、昇仙峡でやった11bと近い感じがしたので、私のグレード感覚は、あながち間違っていないことが、せめてもの救いか。
大事なことは、自分の目で見て、自分が登れるか登れないかの判断力をつけていくことである。
まぁグレーディングが当てにならない、ということを考えると、自分の目で見て、登れるか登れないか?を判断するという格好のトレーニングなのかもしれない。
岩のルートファインディング能力を磨く、
ということだ。
クライミング用語では、オブザベーション。
実は、オブザベはあまり好きでない。のは、未知が好きだから、取りついて、それから、考える派。
でも、見て登りたいかどうかを決め、それが大体あっているのは、大事だ。
よし!テーマは、ルートファインディング能力、オブザベ能力ということにしよう。
■追記
この時みたグランドフォールでは、腰椎3か所骨折で、11月現在も療養中だそうである。
ここはベテランによると、5.10dではないかとのことだ。