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2019/05/25

クライマーのゲストハウス The Bivy 

龍洞の岩場では、宿泊先が増えつつあるそうです。

今日は友人が、台湾人のオーナー経営のクライマーのゲストハウスを教えてくれました。

こちら。https://dujikinal.exblog.jp/29428313/?fbclid=IwAR3L0iqf6m07QbYz9SEHWoRVMABT-q3QMTO_9xoTmfKIVcBMGvHnGXEAcGA

■ The Bivy

私がお泊りしたのは、シンガポール人のクライミングガイドのQXと奥様がやっているThe Bivyです。

https://thebivylongdong.com/

行くには、バスで、鼻頭角 へ行きます。

これが英語だと分かりにくいです。

日本人には、漢字が一番♪

このような道です。この右手側にThe Bivyはあります。










お宿の外観。

降り立つバスのバス停と同じ側です。
階段を下りて、公衆トイレを過ぎ、さらに奥に上り詰めたところにあります。

看板等は出ていないので、分かりづらいです。
















入ったら、すぐリビング。

目の前にヨセミテのトポがドーン!















緑のドアの奥は、2段ベッドが3つ。6人でシェアするお部屋です。

一泊1000円程度。

ロッカーが一人一つあります。












バストイレは一緒。

シャワーです。バスタブはないです。

海外ではバスタブはあるほうが珍しいかも。













シャンプーやソープは備え付けで持っていく必要はないです。













1階の簡単でシンプルなキッチン。

とっても簡素なものなので、ここでちゃんとした食事を作るという想定にはないと思います。










ボルト基金用に、ビールとコーヒーが提供されています。

飲み物を作ったり、お弁当を温めたり、トーストを焼く程度をして、あとは外食です。













チョンチョンという名のわんこがいて、とってもいい子ですが、おねだり犬です(笑)

犬が苦手な人は泊まれないです(笑)。














2階に行く階段で、ロープワークの講習中。
近くにセブンがあり、セブン最強。

このおかげで車がなくても生活できます。












近所に朝ごはん屋さんがあります。

クライマー全員集合みたいになる。




ここも近所のフードコート。

















岩場と宿の中間くらいの場所に合ったお食事処で食べた台湾料理。

安くておいしかった。


ここはクライミングの帰りはもう閉まっています。

一番問題になるのは、晩御飯です。

QXたちが混ぜてくれることがありました。

その時に頑張って栄養を摂る!って感じ(笑)。



こちらが情報です。

2018/11/26

クライミングインストラクターが運営するゲストハウス

■クライミングインストラクターが運営するクライマーのゲストハウス

台湾の岩場では、現地ガイドのXQがゲストハウスを運営していました。

QXはシンガポール人のクライミングガイドですが、資格はアメリカの資格です。(つまりシンガポールはアメリカ文化圏ということ、最近技術ですね)

彼の地元シンガポールのクライミングジムで募集した人たちがゲストハウスに泊まり、クライミングツアーに参加し、雨の日は技術講習。つまり、初心者が体験する初めての外岩がシンガポール人の場合は、台湾ってことです。

ゲストハウスでは、ビールとコーヒーを飲めば、ボルト基金になります。QXが、実質、岩場の管理者として岩場のリボルトを管理しており、管理台帳を発表しています。

https://allnevery.blogspot.com/2018/10/13.html

岩場についてまずやることは、最新の管理台帳のアンカー状態をトポに書き写すことです。

トポはこちらから購入できますが、現地で買う方がかなり安いです。倍くらいかな。
http://www.t-mapa.com/item/bk-rctw/


おそらくQXは管理人として誰かに指定されているわけでも何でもないですが、仕組みとしてうまく行っているようです。

QXは1対1の講習であれば、一日6000元。日本円で24000円。1対2であれば、4000元。16000円だそうでした。ゲストハウス宿泊費は、一泊600元(2400円)でした。1週間以上の滞在で割引があります。

私はガイドされず自分で登ってきました。このような仕組みは、大変有効な仕組みだと思います。

■ 無料で教わる場所

今の日本は山岳会=教えてもらうところ、技術を盗むところ、という過去の習わしに、縛られすぎているのではないでしょうか?

海外では、クライミングはインストラクターから手ほどきを受けるもの、というのは、通常のことのようです。

そこから段々自立を獲得して、インストラクター不要になっていく。

日本の山岳会というのは仕組み的に時代遅れになっていますが、無料で技術を教えるという前提がある組織です。ので、「俺は教わっていなんだから、勝手に盗めよな」「こんなに懇切丁寧に解説しているのに、全然分かるようにならない」という不満や不服も出てきます。

無料では教えないというのが当たり前な海外…日本も、そうしたほうが、教える側にも責任感が出て、きちんと最新の技術を教わろうとするでしょうし、教わる側も真剣でしょう。

一番損をしているのは、有料で教わって無料で教えている私のような人で、一番得をしているのは、無料で教わって有料で教えている現代の60代のガイドさんのような気がしますが。最後は愚痴でした。

そう言えば、山岳会の先輩が、「おれ教えられるような技術持ってない」と言っていましたが、その人が一番しっかりした先輩でしたっけ…。

2018/10/31

Long Dong in Taiwan 1st day

The flight from Fukuoka Airport to Taipei was scheduled at 9:30 am. The airport is so close to the downtown Fukuoka... 20 min. or so. I got there around 7:00. and the ticket counter was not open yet.

The ticket costed me 32800 yen this time(about 300 USD), and I forgot to add check in baggage when on reservation so I had to pay extra 5000 yen(about 50USD) for 21kg.

The plane arrived on time and was around 11:00 and it was RAIN.... "Oh, no..." was my first response. 

From the airport, a train took me to the main station for about 40 min or so, and then walked the underground, I get to the bus station to 1812 and 1811, I was about to catch.

The destination was only in Kanji(Chinese character) and the instruction I was given was in English, so I had to come up with matching the right Kanji and the name of the bus stop that I'm supposed to get off.

An older man who was waiting for his bus helped me to find out the bus station. It was 鼻頭角. I thanked him. Then I felt alright.

The bus came without much of waiting so I showed the driver the photo the man pointing the bus stop and made sure the bus was going there. Also asked the driver to get me off the stop. I was not sure if he got it.

In the bus I slept a bit so the bus ride felt a much shorter than an hour and a half.

I got off from the bus at the right stop. Started off trying to find out the guesthouse that I am staying from tonight, for 7 days, the Bivy.

I saw a white car pulled to the road side and from the car, I heard someone calling my name. It was David and his family, a wife and 1 year old toddler.  We are going to climb together. I was so delighted to see them. We've met in Laos, Green Climber's home, this year.

They were looking for my guesthouse to see me, which was so nice of them.

So we all, started off to find the place but it was so hard to find. We even asked the local police but of course no one understand Chinese.

So after all, what we used was google... I think the iPhone is a must item for the trip like this.

Anyway, we finally found the place and there were no sign.

The next was the opening the door. The key was in a key box and was easy enough to unlock but the door was kind of hard... to open. I was lucky that QX came back while I was struggling the door to open.

We all entered the house then, Chong chong the dog, welcomed us. The dog was sort of a mascot of the house, everyone pat him and love him. So she is a pretty good dog.

QX showed me the house, bathroom, bedroom, the washer and the kitchen... we asked general information on the crag and I bought the guide book. I had one from my Japanese friend but I wanted my own.

We had a cup of tea or something then we headed off for a dinner together.

It was raining, a bit stormy, and local vendor was almost closing... we were their last customers. We had whatever they can offer to us. I think it was a rather tasty good dinner but so stormy that time.

I was so impressed that my friends said that they were going to camp in the parking lot this night again... camping in stormy weather must be hard and especially cold at night...

The weather is the no.1 worry but also, my friends will be tired by camping a night like this, I thought.









2018/10/27

龍洞の岩場 (14) カムのお手入れ

さて、龍洞は塩害がある岩場。

だからこそ、ボルトを整備するよりも、トラッドで登るほうが意味があるのだろう、と今回思いました。

易しいクラックで登ってロープを上げ、高難度フリーに挑戦するということなのかなぁと。

何しろ、12と7が混在しています。

ボルトがコロージョンしている様子を見ると、ボルトを打っても仕方ないよね~と確かに思います。

というわけで、ボルトより、トラッドの支点が合理的になるわけですね。

となると、今度はカムのお手入れが必須と言うことです。

QXは、

This is my life

と言っていました…。もうしょっちゅうやっていて、まるで生きることそのものみたいなもんだよ、って意味です。

命を預けるプロテクションですので、やっぱり大事にしないと行けないですね。

龍洞の岩場 (13)アンカー情報

さて、龍洞の岩場は海岸なので、アンカーの信頼性がかなり問題となります。

最近のアンカー状況が、The Bivyでは、ファイルにまとめられています。


Solid=強固、questionable =疑問アリ

お宿に到着したら、まずトポにこれらの情報を書き写すことから、クライミングは始まります。これ、ほんと。この情報がないと、どれを登るか、確定できない…。

アンカーが疑問あり、ってのには、海外で登りたくありませんよね?怪我したら、面倒が多いのが海外です。

アンカーの信頼性って、見た目では分かりません…。

こちらが、QXが作っているムービー! 怖いですよ~




2018/10/26

龍洞の岩場 (12) 愛を紡ぐ

まぁ大体のことは書きつくした感じですが…

今回も、愛の山が紡げて良かった☆

愛というのは大げさですが、クライミングって、より強いもの、より恵まれている人が、続く人を助ける、というペイフォーワード活動なんです。

まずはデイビッドと私が一緒に龍洞の岩場に行こう!というところから、思いやりの連鎖がありました。

私が行きたい!というので、デイビッドが一肌脱いてくれたのかなって。Pキャンには驚きましたが、奥様のワンや1歳のアントワンもPキャンで、パパと私に付き合ってくれたってことでしょう? 結構、頑張らないとPキャンは…しかも、雨の中。

1歳児連れの旅は大変だろうと思います… ワンは、「デイビッドの重荷になっているの…」と遠慮していましたが、家族と楽しい思い出を分かち合うのは、とても大事です。

実は私もそう思ったので、初期のころは、夫を人工壁とか、菊池さんのクラック講習会とか、吉田さんのクラック講習とか、兜岩でのクライミングとか、重要度が高いクライミングには、連れて行っていましたが、彼は一緒に楽しもうという姿勢がないというか、どっちかというと連れてこられて迷惑なんだよ、おれは、みたいな態度なので、同行は無理です。

ワンが一緒に旅行に行きたい!というのは、家族のきずなや思い出を作る意味でとっても重要だと思います。

そして、素晴らしかったのがタオ…。タオはヨセミテ経験ありということで、ヨセミテには、とっても難しい課題しかないみたいなので、これはタオが”先輩”です。ので、岩を見る目とか、どこをリードするかとか、ギアはとか、一緒に相談できてよかった。

何しろ、私もクラックはまだ初心者です。外岩経験値は高いですが、岩って言っても、色々あるんですよね。

クライミングをする人は、大体相手の経験値やどれくらい任せていいか?などが瞬時に判別できますが(笑)、タオ、リーダー決定、で、私の肩の荷が少し降りました。タオにとっては、自分より劣るクライマーと登るのは、ちょっと面倒を抱える感じと思う。

タオの思いやりのクライミングでした。

途中で自立可能になり、デイビッドと二人で、校門へ行きましたが、ロープスタック3回です(笑)。これは外岩経験が多い私のほうが出番でした。

私は勝手にどこかでクラック登りたいな~ 

どこか横にワイヤー渡してある岩場ないですかねぇ‥‥ 5.9くらいのクラックがダーッと横に。クラック登りを習得するのと、カムエイドとを習得したい。

今ではジムがあるので、ジムでクライミングのムーブを覚えるのがまずは手っ取り早いと思いますが、クラックってジムでは、なかなか覚えられないですよねぇ。

クラックは、外岩チックな登りです。

今回は、とても楽しかったですが、雨対策だけはもっと手厚くすればよかったです。レインウェアくらいしかなく、これは…(汗)。

実は、日本からも、心強い応援を貰い、ほんとに助かった。ベーシック中国語は多少必要です。

ニーハオ、シェイシェイ、以上終わり、では、結構大変。

QXは、実は私とデイビッドの様子を見て、これは…と思い、タオを呼んでくれたのではないか?とすら思えたのですが、QXのクライミングガイドに参加するのもいいかも?一日1対1だと6000元と言っていました。2人だと4000元だそうです。グループだともっと安いかも?

途中でシンガポールから来た3人組がいましたが、彼らはジムでいつも登っている仲間だそうでした。3人でQXをガイドとして雇ったみたいでした。ちゃんとした技術を学べるし、今どきはこういう路線で勉強するのがいいのかも?

今回は、さらに中国のクラックへの興味が沸きました。

カムエイドと初歩的なクラックが登れるようになったら…中国ですね。その前にスコーミッシュへ行かないといけないようですが…。

ラオスで石灰岩をバンバン登ったら、なんかアイスが上達したので、しばらくはラオスで登り、スコーミッシュと龍洞で、クラックを覚えるといいのかなぁ…

作戦をいろいろ考えています。まぁまずは体幹なので、ヨガを精進することですね。

実は今も指が痛くて左手とか変なので、ジムにはいけないです…


龍洞の岩場 (11)Best Climb

これはMovie Dickをセカンドで登っている私です。

これ、とっても有名課題らしい。

そういうのってどこで仕入れるのかなぁ?

アメリカのクライミングマガジン??

しかし、こうしてみると、落石怖そうな岩場ですな~

この日はヘルメットもっていくの忘れて、タオのをかぶっているんですけど、頭のサイズが違いすぎて、ずり落ちてきて大変。



これはいいクライムだった☆

モービーディックは、白鯨、と訳されているのですが、有名なアメリカの小説です。メルヴィル。

『老人と海』は、ヘミングウェイ。この岩場にお似合いの小説です。

このMovie Dick 5.10Aが今回のベストクライム!

 とこの日は、QXはなんとユタにクライミングに出るらしい…

タクシー呼んであった。出る間際に写真撮ってもらいました☆

これは、登っていたら、QXとChenが屋てきたのですが、ふと見ると、ゴミ拾い中!

すっごくゴミが多いんですよね…この海岸も。 ゴミ、無尽蔵。

どうでもいい話ではありますが、QXはいつもアーク。

アークテリクスのスポンサーを受けているそうです。

ので講習生の皆さんもみんなアーク。

私はパタゴニア派。タオはノース派。

個性出ます…アーク高すぎ!

 エルキャピタンのトポを前に、タオがエルキャップ講習会開催。

Free Riderとサラテ…ちょっと一部ルートが違うだけとは知らなんだ。

ヨセミテのトポって日本語訳があるんでしょうかね?

しかし、ヨセミテは難しすぎて、私のクライミンググレードでは楽しめないでしょう。




これは、私も持っているタイのクライミングガイドブックですが…

あら?

タオもデイビッドも載っているそうです。

タイのコミュニティは小さいみたいですね。

タイは石灰岩クライミングで有名で、とっても観光で栄えているようですが・・・ 

観光が苦手なワタクシ…

観光にはあまり興味がなくて、いまひとつタイには惹かれていないのですが。

でもアメリカのクライマーは、みな行きたがっていたよなー


年を取って、フィジカルが弱くなると、強固なボルトと適切なボルト間隔がありがたく感じるようになるのではないかと思うのですが、違うのかな?
逆に言えば、弱い体にならないと弱い人のことは分からないってことかもですね。


龍洞の岩場 (10)人々

さて、お腹いっぱいやっと遊んで、楽しくクライミングした。

キーロン郊外のレストランに出かけた日ですが、新しく、ケイティがゲストハウスに到着しました。

ケイティはタイからの若い女性クライマーで、とても美しい人でした。日系人を叔母にもつとは思えない容姿。容姿からはインドかなぁ、イスラムかなぁという感じでした。歴史の先生だそうです。

その美人のケイティは、おんぼろバイクを借り、台湾一周中。友人のご夫婦のうち、奥様がクライミングにはまってビレイヤーで、旦那さんは付き添い?で来ているそうでした。

あとでビレイの様子を見たら、ビレイヤーの問題は深刻そうでした。旦那さんはあまりクライミングには、はまっていないそうでしたが、気の良い感じで、お付き合い(笑)。

うちの旦那さんも、そうしてくれればいいのに…。夫は、そういうのはダメで、クライミングに同行してもらうと、ずっとスマホでゲームで見ざる聞かざる言わざる状況に入ってしまいます。ので別行動しています。

さて、朝ごはん、みんなで、”例の店”、です。もう定番化してしまった(笑)。お店の人も、例の外人さんら、みたいな感じ。

これさえあれば、最強!


たぶん、勝手に開けて、選んでくださいね!って書いてあるに違いない。

 この方がキーパーソン!

後ろのお父さんは邪魔~みたいな扱いを受けつつ、あたふたお手伝いされている様子がほほえましかった。世界中、男の人の台所仕事は・・って感じ。

おいしそうなお米のクレープ?冷凍庫から出してきます。

どうも鉄板焼きっていうメニューにあるっぽい。
お店はこんな感じ。

地元の新聞とかが置いてあり、内容は漁業新聞(笑)

ウミガメ生息域らしい…

タオのお膝に座ったり、私のお膝に来たり、と、アントワンは忙しく動き回っていました。

大人に囲まれて、すっかりリラックスらしい。

ヨガの集まりみたいです。


タオが、「よし、俺はバッドアンクル役やる!」と宣言。つまり、お父さん=ヒーロー役、叔父サン=悪いことを教える役
 これは、5.7のワイドクラックです。なかなか楽しく登れました。

上のワイド部分はメタボチェックです。
太めの方は苦労しそう。

 現地のクライマーの皆さんの様子。

何してるのかなぁ???

これが私がリードしたWedding Route ですがカムの配置を見ておかないと。スリングで伸ばしたり、など色々考えて行かないと行けないから、リードは、セカンドよりも勉強になります。


タオが回収に行ってくれた。やっぱりカムエイドでカムを覚えたいです。

 これは、ケイティたちのパーティが登ったスポーツの5.11bをタオが登っているところ。

ビレイはララの旦那さん。

体重が釣り合っている人のほうが、互いに安全。

ララは、妹にそっくりでビックリ。

写真を撮ったら、ララと私は似ているらしい…

まぁ妹に似ているってことは、私にもどこかは似ているってことですよねぇ…驚く。

実は、今回は、似ている人にバッカリあったんですよね~
 これもタオ。リード中だっけ?

この日も楽しく登ったのですが、最後、ロープがスタックしてヘッデン下山になった。

実はタオのカムが見つからず、岩場に残置したのかなぁと。

それで、昨日登ったステアケースに再度出かけたのですが、ロープスタック。通りがかったQXに35mロープを借りて回収。

クラック多い=ロープスタックは要注意です。


ケイティとタオ、私の三人で出かけたのですが、近所で開いている唯一の店は、高級海鮮レストランで… イケスから出して魚を調理してくれる店だった…

https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B5%B7%E5%9C%92%E6%B4%BB%E6%B5%B7%E9%AE%AE%E9%A4%90%E5%BA%81/@25.1233624,121.9142637,17z/data=!4m7!3m6!1s0x345d438ffdc196bb:0xea7393bbc8ece57b!5m1!1s2018-10-31!8m2!3d25.1241984!4d121.9130603

このお魚一匹で900元ですよ!!!3600円!!高い!

チャーハンでお腹をいっぱいにする作戦に…。チャーハン2皿3人でペロリ。

ケイティの話はとても興味深かった… 歴史認識が世界中でおかしいという話です。史実を教えないこともある。

そして、アメリカの教員免許が州で異なり、教えられる州が限定されるということでした。

タイで教えているそうです。歴史の先生は、社会問題について造詣が深くなるように思います。


龍洞の岩場 (9)Stearcase 5.4

さて、やっとクライミングできたので、気分も麗しい翌日。

今日も行くぞ~と士気が上がっていました。もう3人で登るっていうのは、規定路線のようです。

朝は、セブンのお隣の朝食の店へ… ここでは、デイビッド一家と合流。この日はデイビッド一家は午前中で引き上げて、午後は拠点(ホテル)を移動するそうでした。

アントワンは、朝のご挨拶にハグに来てくれました。かわいい~ アントワンのまつげはとっても長いので、時々女の子みたいに見えるんですが、とってもハンサム。

大根餅+薄焼き卵

朝ごはんを注文するのは、一種の冒険で、いかに目ざとく、ほかの人が注文しているおいしそうなものを、中国語しか解さないおねえさんに、了解してもらうか?がポイントで、手ぶり身振りで大奮闘です。

朝ごはんの注文をするだけで、難関をクリアした達成感、満点です。

大体、このころには、皆頭が良くなっていて、ほかの仲間が注文したものを写真に収め、それをお姉さんに見せて、注文します。



たまに中身の具を聞かれますが、全部、”シェイシェイ”。つまり、”ありがとう”。 

多分、「ベーコンにしますか?ハムにしますか?」みたいなことを聞かれているんだろう…と思うのですが、「ありがとう」一点張りだったら…? まぁ、あきらめますよね(笑) テキトーに入れてやれ~と思うでしょうが、それがこちらの願いなので、まぁ問題なし(笑)。

中国語のメニュー、漢字は日本人なので、読めますが、発音が全く違うので、ダメ…次回は、メモ帳持参です。よみがえる若いころのパリの思い出…筆談、大活躍。

さて、早速クライミングで、校門エリアへ向かいます。今日はデイビッドは半ドン。昨日ザックが重すぎると判断されたみたいで、私はロープ免除になりました。まぁ3人で2本は普通なのでいっか。やっぱりロープは多いほうが良いです。二人パーティのときでも、すごく遠くなければ2本。

私はスクールゲートでは、登りたいのがありましたので、一番で。ステアケース5.4 ☆三つ課題です。

これは誰でも登れます。カムさえあれば。登山初心者でも登れる。

Stearcase 5.4 これは降りるときは隣のアンカーで。ロープスタックします
5.4は日本でいうⅢ級~Ⅳ級で、登山道でフィックスロープが出ている程度のところです。フィックスロープが出ていても、それは補助で、それに全体重をかけて、なんて登りませんよね?

というわけで、一番で朝一リード。カムは丁寧に考えて行きました。簡単なので、まぁ楽勝。ただ終了点位置が奥まっていて、ロープがこすれる可能性があるので、タオの指示で隣のアンカーに降りました。これで、降りながら回収ってのはなくなり、誰かが回収にセカンドで上がらないといけなくなります。

セカンドは当然、デイビッド。これは簡単なので、別の面の5.6を全員TRで登り、アップ完了。

次はタオが、お隣の5.10B Suprise Crackをリード。セカンドはTRでデイビッド。これは私は、TRで楽勝で登れました。ちょうどハンドサイズだったので。

私が最後だったので、回収ついでにバックロープを引いて上がり、となりのTiger'sTooth5.11bにロープを掛けました。TRするため。

まだ11を登るのに、ビレイヤー誰でもいいわけではありません。これは結構、感触が良く、意外に登れる感ありました。まぁトップロープだからね。


 1歳も岩場参加。

落ちれないかも…

この岩は一通り感があり、お隣の岩へ。人面岩です。英語では、Disco Buttress。人面岩がなんでそういう訳出になるのか不明。

さて、人面岩では、タオが活躍してくれました。DiscoFistcrack 5.10Aです。これは、フィストサイズではない!!全然すっかすかでした。いったい誰のフィストサイズなんでしょう? タオに下から、リービテーションをするように言われました…やってみたけど、そのあとが…。何にもできないよ~。

岩の外に出たら、ドスラブ。カンテ持ちにクラックをもって、スラブを上がろうとしてみたんですが、それって、5.12Aです(><)。無理でしょう~ っていうので、こここそ、カムエイドな場面でしたが、カムは持っていなかったので、引き上げてもらいました。

あとで聞いたら、地元ガイドのQXも初めてではこれは登れなかったそうです。ので、みなさん、頑張ってください(笑)。

このDisco...は右に逃げても12、左に逃げても12、で、ほんとにクラックが一番弱点というルートです。

このディスコで、良かった点は、タオが、デイビッドにビレイヤーのセルフビレイを設置していたことです。この課題出だしから、被りです。落ちる可能性があり、落ちるときちんとビレイしていないとグランドしそうな高さですし、ビレイヤーが軽いと浮き、被った岩に、頭、激突です。

タオは、「僕は重すぎますか?」と私にも聞いてきてくれました。お返事は、「下にセルフを取れば大丈夫です」。

体重差が大きければ大きいほど、クライマー同士で互いに安全管理意識がより必要です。下にビレイが取れない課題で、1本目で落ちる可能性が大きい場合は、浮いて激突、が問題になるので、体重がより重いほうがビレイし、軽いほうが登るほうがより安全です。それでも衝撃荷重があると、ビレイヤーは衝撃受けますし、ビレイがーが浮かないということは、その分を支点やあるいはロープが吸収していることになります。私は軽いビレイヤーなので、人間ショックアブゾーバー、です。

さて、このDisco Fistcrackは、今回のベストストラグル、でした。

この斜めクラックが有名課題らしい


デイビッドはトライしましたが、これはかなりあぶなかっしかった…。私は裏から歩いて1本目を4番で取ってあげました。下が水たまりなんですよね。

水たまりのお魚


次の岩へ移動します。デイビッドはお昼までで帰ったので、タオと二人で。とりあえず、長い課題を登りたかった。二人ともクライミングに飢えていました(笑)。

私がリードしたかったので、昨日のデイビッドが登った、Wedding Routeを5.8の難しいほうでリード。まぁ登ってみて、これなら落ちないだろうと納得しました。クラックではなく、トラッドのプロテクションが一杯取れるフェイスって感じでした。これもプロテクションを念入りに。自分の感触では、なかなか良い感じでした。

私は、徐々にグレードを上げて行ったので5.9のクラックをたくさん登れたらいいな~と思っていたのですが… 5.9のクラックって龍洞では結構、グレードより難しそうです。

というのは、龍洞って易しくても、被りがあるのが当然。日本の課題の感覚だと、5.8ってのは被りがないって意味ですが、こちらでは5.8でもかぶっています。あれ?

要するに、かぶり=側体=ムーブという図式はない。易しいかぶりにはムーブ要らないので、易しいグレードでもかぶり出てきます。というので、認識を新たにしました。

順番的にタオのリードになったので、MovieDick 5.10Aを。この辺で最も易しい5.10Aです。タオはとても気遣いがあり、「5.10Aだけどセカンドも上がらないといけないんだ。快適じゃないかもしれないけど、セカンドやってくれる?」と…。なんて紳士なんだ
~。

私としては、「10A?行く行く~」という感じだったので、喜んで行ったのですが、最後の最後の1ポイントまで、楽々快適で、こっちの10A楽勝じゃーん、な勢いだったのですが、最後に出てきたのがクラックじゃなくて、苦手のピンチホールド。スタンスは大きかったけど、ここだけ怖かった…ピンチ持てない。

クラックは私がそのスタンスに立っても届かない位置にあり、赤キャメが差してありましたが、カムエイドしようにも、ステムにすら届かない。つまり回収もそのピンチでのムーブがこなせていないと、届かないんです。しかもトラバース気味にロープは出ていて、ムーブを作ろうと思って下がるとロープが出る=怖い。近づくとロープが引かれる=ムーブしづらい。どっちもどっちです。3回落ちて、3回ってのは十分と思ったので、一回だけプルージック登攀。足をかけて体を上げたらすぐ別のホールドが取れました。赤キャメ回収も楽勝。そのワンムーブだけで、5.10Aついていたみたいです。

あとは山頂で写真を撮り、懸垂で降りました。

この日はお腹いっぱい登って楽しかった。

 夕飯は、みんなで、と思ったので、昨日出かけた海鮮の店に、出かけました。車がないと行けないですしね。

そのレストランに東洋人の赤ちゃんもいたので、引き合わせると、アントワン、この顔。誰?って感じなのかなぁ?

 昨日摂った写真で注文したのですが…

なぜか魚が勝手に追加され、こうなった。


お持ち帰り用容器に詰めて帰ったほうがいいかな?というくらい量がありましたが、みんなまともなお食事に飢えていたのか、あっという間になくなりました。