このNOTEは、日之影ボルダーに林業就業者として移住者候補で来ていたボルダリング初心者男性との出会いをもとにして、書いたものですが、彼は驚くべき無知さでした。
https://note.com/kinny2021/n/n8f7f52539e46
3級しか登れないのに、2段をノーマットで登ると意気込んでおり、ノーマットとか言うから、室井登喜男さんのファンかと思ったら、全然違い、アルパインのクライマーである私ですら聞き及んでいるような、黒本と言う言葉すら知らない、まったくの無知の方でした。2年も登っていても、山梨に換算すると、1か月目でも知っているようなことを知らない方でした。
福岡ではジムは、そもそも、クライマーでない人によって運営されています。
DIYが得意だから、というのがクライミングジムの経営の理由。クライミングについて知っている人は、スタッフで雇えばいいや、ということになるのですが、そうなると、アルバイトレベルの人に多大な責任が行っていることになりますね。
此方のけんけんさんとおっしゃる5段を登れた方は、ジムの5段なのかアウトドアの5段なのか、買いていませんが、往年のペテランクライマーが、かつてはトップクラスだった5.9をもはや入門グレードで誰もが登るようになり、栄誉がはく奪されて、不貞腐れているのと同じように、せっかく5段を登ったのに、誰にもそれにふさわしい承認をもらっていない、と拗ねています。
https://note.com/_kemkem/n/ne55b0290e838
5段ってすごいですよね。気の毒ではありませんか?
ジムのグレードなんだから、ほっといてくれ、って言っているようですが、そもそも、ジムオーナー自体が、クライマーがやらないで、ただDIYが得意な人がブームだからと言ってやる時代が来るなんて、きっと昔のクライマーたちは思ってもみないでしょう。
私はピラニア育ちなので、あーだこーだ、と最初から、クライミング界の事情がうかがえる短所を得て育ちましたが、そんな環境ないですもんね。
というので、こうして、事故が手弁当だということを自覚する機会が訪れないまま、インターネットに転がっているトポを頼りに、あるいはウェブザべ用の他のクライマーのウェブ記録を頼りに、ボルダーに登っている人たちがたくさんいるのだろう…と言うことが明らかになりましたが…
私はボルダーしたくないんです。食わず嫌いにならないように、岸良のボルダリングフェスまでは行ってみましたが、リスク管理お留守。ジャンプオフのランディングしかみんなやっておらず。フリークライミング協会がある長崎の添加違法での初心者向けフェスも同じで、ランディングが核心だ、と言うことを誰も教えていないのです。
自然と分かるようになる、と皆言いますし、私も、この目で見るまでは、そうだと思っていましたが…10年登っていても、ロープ長を計算しないで登るクライマーが、この世に存在するのだ、ということは、本当にいろいろ実体験するまでは、本当に納得できず、この件健さんと同じように、そんなはずはない!相手をバカにするのは良くない!と思っていました。
なので、自分が殺されそうな羽目に陥るまで、相手の善意、善意と言うか、知性ですかね・・・を信じることに。
クライミングでわかっていない人って、ご自身では何が分かっていないのかわかっていないので、例としては、ボルダラ―はランディングが核心と言うことを分かっていない、リードならロープ長の範囲で登らないといけないことを分かっていない、ですが、これって、本人は指摘されるまで気が付かないうえ、人によっては指摘されても、スルーです。
たとえばランディングで危険なのでも、その一回が安全ならば、何を大げさな、でおわりです。そうして、小さい危険の芽が事故、ケガ、死亡になるまで、大げさと言われ続け、事故等花が咲いたときには、言い出しっぺの当人ではなく、他者に自己やけがを背負わせるという結果になることがままあります。
私もホント、白亜スラブについていく、あれは、てっきり台湾で登るためにクラックを触らせてあげようという先輩の優しい思いがあったからだと思っていたので、そのおめでたい性格を利用されたということなんですよね。
相手の行動が善意から出たものなのか、ちゃっかり相手を利用する、便乗したい思いから出たものなのか?あるいは悪意からなのか?きちんと判別していないと、クライミングでは、小さなミスが一生の後悔につながる。
もちろん、ジムとか、リスクフリーのところで登る分には問題がないですが、そういう人に限って、危険なクライミングでリスクを釣り上げて、かっこいいアピールをしたいわけなので…。私のリスク管理の土俵で、リスクをつりあげ、無謀さをPRしても、かっこいいということになるのかな?と思いますが…客観的に見たら、そうはならないだろうのに、なぜかやっちまうんですよね。
女性パートナーを連れている男性クライマーは、その男性クライマーが女性を保護しているからではなく、逆にその男性クライマーが無謀なので他に誰も登ってくれる男性クライマーがおらず、その女性のお情けでビレイしてもらっている、情けをかけてくれるのはその女性しかいなかったのだ、という可能性もありますね…
あ、話がずれましたが、福岡昇事務クライマーには、山梨ではじむにいくだけでもれなくあえる、日本ボルダリングのビッグネーム室井さんに会えるような、恵まれた環境はない、と言うことが言いたいことです。
したがって、ジムで登っているうちになんとなく、あそこの岩場は2グレード辛いとか、どこそこのジムはグレードが甘いとか、聞こえるようになってくるというのは、ジムにより蹴りであるということです。
此方のジムで初日に行ったJoyでは、大学生が5,6人で来ていましたが、その人たちは私が登ったところは登れませんでした。「どうするんですか?」と聞いてきたので、嫌だな思いつつ、「あの一手が取れたら終わりだよ」と答えると、ジムの人がすっ飛んできて、「ムーブを教えるな」と言ってきたのですが、こんなジムもあり、これではムーブどころか、クライミング周りのほかのことも全然教えないであろう、ということが想像できます。
私は、山岳総合センターでロープを買わないといけないということになったときに、近所の山道具屋のエルクではイマイチ、納得感がなかったのではるばる東京のカラファテまで行って、中根穂高さんと4時間くらい話して、鈴木昇己さんも使っているというロープを買いました。中根さんのおかげで、ロープクランプも買ったので、ロープアップされないときにこれでトップロープソロで登れるように。念のための道具でしたが、安い投資でした。
こんな風に初心者を守ってくれる機能、っていうのが全くないのが、福岡で、逆に教えると怒られるくらいなので、正しい情報が広がっていく、と言う機能も期待できない。
ただクライミングのグレードが上がるだけで、ランディングがボルダリングの基礎であることも自覚できないで、初心者講習を開いてしまうわけです。5級以下は全部5級に含まれます、ということだったので、ほんとにどれだけ初心者がかろんじられているか、ということになりますが、そこは自覚がない。
それは、グレードがインフレしているせいでしょう。5段って、Vグレードに直すと
五段以上 / Font 8A+ 以上 / V12以上
人類でもごくわずかなトップエリートのみが到達できる極限の世界
なのだそうなので、そんなすごいグレードなら、おれだって、みんなの注目の的になりたい!と思っても、それは当然ではないでしょうかね?
努力しないで、ちゃっかり褒められる側