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2023/04/29

「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学

■ ”5歳児の大人”

クライマーってこんな人が多いんですよね…

私は趣味でクライミングをするようになって、”?”と感じる出来事が増えました。

例えば…

・山登りに行っているのに、「オレ○○高校卒」。

・子供が6人いるということが、なぜかオレってかわいそうだよね~ってノリで周囲の同情を買うためのネタになっている。

・もうメタボになって登れないのに一升瓶を担いで雪山に行き、仲間を凍傷に陥れる

菊地さんの本によると、昔はクライマーって、社会不適応者の集まりだったのだそうです。たぶん、それがかっこいいって価値観になっていたみたいなんですよね…。

昔はタバコ吸っていたのがかっこよくて、今はタダの迷惑行為になってしまったのと同じなんだろう…

なので、フィクションではなく、ほんとにココに書いてあるように

 5歳児の大人

です。

 

 

結果、

  アクセス問題という社会問題

になっているのです。

その解決の糸口を掴みたくて読みました。

正常な他者の目には、”自分で招いた結果”にしか見えないことに対して、その事件を引き起こした当事者は、被害妄想を持っているってことです。

そして、同情を求めています。

■ だめクライマーは、”脱抑制型アタッチメント症候群”

大人としての正常な社会性や責任感を身につけそこねた人は、嬉しい、悲しい、から始まって、豊富な感情ラベリング… ”これは嬉しいという感情だ”、とか、”悲しいという感情だ”、という感情への名前付け(ラベリング)を養育者から、もらえなかった人たちなのだそうです。

だから、例えば、自分のほうが間違っているのに、逆に権利意識や被害意識を持つことになります。

権利意識だと、盗人猛々しい、ですし、被害意識だと卑屈です。日本の自虐史観みたいな感じです。

小鹿野の件をロクスノで読んで、それが起こっていることを確認しました…。

業界で、かなり有名な人が、そうだったので驚いた…。

尊敬していた人もいたので、残念に思いました。

たぶん、クライミングというのは、現実逃避やアディクション(依存症)という一面があるので、クライミングの上手下手は、現実逃避の量や依存の量でしかなかったのかも知れません。

どんな活動も、その人の人間的成熟を高めるために行われると、良い方向に働き、そうでないなら、結局は、社会の厄介者、迷惑としかなり得ないもの、のような気がします。

■ 解決に向けて

この本には、解決案は示されていませんが、昨日アタッチメント障害のセミナーに出て解決案を教えてもらいました。

おそらくアタッチメント理論でいくと、そういう大人は、

 脱抑圧性アタッチメント症候群

 なのです。親から基本的な良し悪しのフィードバックが得られなかった人たちです。

そのため、主体性を与えてしまう、と通常の大人が考えるような反応ではなく、感情が満たされていない子供としての反応…駄々っ子…をしてしまいます。

しかも、大人の屁理屈でやるので、コミュニケーションが裏面化、つまり、言葉上の本音と裏の真意がちがう、という心理学上の現象が現れます。

裏面化すると、その人の言う通りに、こちらが要求を飲んだところで、結局は、文面上の要求とその人が本当に願っていること=構ってもらうこと…は、ちがうので、問題は解決しません。

子供だったら、”よしよし”して欲しい、というのが真意なのです。しかし、大人はそれをストレートに言うことができません。

そこで、コミュニケーションは、袋小路化してしまいます。

つまり、こちらが相手を尊重しても、相手はこちらを尊重しない(平たく言えば、舐めていると言われる状態)が生まれます。

ああ言えばこういう、こう言えばああいう、と返され、出口のない、現状維持が続くだけになります。そうなると、相手のペースにこちらが踊らされることになります。

ので、相手に先手で、あり方を指示することが正解です。

”○○というあり方、態度をすると、ポジティブなフィードバックを返しますよ”と、こちらが価値観を示し、リードして、導いていく必要があります。

いわゆるリーダーシップってやつ。誤解しないでほしいのは、オレの言うことを聞け!とか、そういうのではないってことです。

■ 反応事例

例1)「俺、一高」 「俺、○○会社社長」

という人に対しては 一高とか、学歴を持ち出す前に、

「山登りは、学歴とか関係なく、自然と向き合って、自分自身と向き合うことなんだよ。

 安全に山を楽しみたいから、みんなで協力しあおうぜ。」

と最初に教えてしまいます。

例2)無謀な計画

ーーーーーーーーー

「阿弥陀北稜に行くぜ。一升瓶持っていき宴会した後、のぼろうぜ」

に対しては、

(子供バージョン):

「あのね、メタボで山登りに向いてない人が、こんなアグレッシブな計画たてても、それはちょっと危ないっていうか、ちょっと現実的じゃないよ。

山には、事前準備とか、体力とか、気象条件とか、いろんなリスクがあるから、危険だから、やめたほうがいいと思うよ。」

(大人バージョン):

「すみませんが、その計画は非常に危険です。

山登りは十分な準備と経験が必要であり、酒を飲んで登山することは危険極まりない行為です。山岳事故を引き起こす可能性が高く、他の人々の安全にも危険をもたらします。

私たちが山を楽しむためには、自己責任を守り、安全な行動を取ることが大切です。」 

…と返すだけの対応力が必要です。(ちなみに私には、この対応力はなかったです)

例3) 無謀な計画

「○○ルートに行こう!敗退無しで!」

(子供バージョン)

「ちょっと待って!敗退用ロープを用意しないのは、とても危険なことだよ。万が一に備えて、ちゃんと準備してから行こうね。安全第一だよ!○○は、またの機会に挑戦しよう!」

 (大人バージョン)

「敗退用ロープを用意せずにマルチピッチに挑戦するのは、非常に危険です。

もしも落ちたり、故障した場合、救助が困難な事態になりかねません。

登山は危険を最小限に抑えるための準備が必要です。

敗退用ロープや他の安全装備を持参することが、自分だけでなくパートナーと周囲の人々を守ることにも繋がります。

安全に楽しむために、適切な装備を持参しましょう。」

例4) 無謀な計画

「俺、インドアクライミングジムで、人工壁で、5.11が登れるんだ、北岳バットレス四尾根に行こう!」

「人工壁での技術と、自然の岩場での登りは異なるから、実際に岩場での経験が必要だよ。北岳バットレス四尾根は、かなりの難所だから、登山経験と技術が必要になるよ。

今は、自分の技術に合った山から挑戦していこう!」

例5)倫理逸脱

「登攀禁止の岩場だけど、誰も見ていないから登っていいよね!」

「周りに人がいなくても、登攀禁止の岩場は絶対に登らないようにしよう。

そのルールは危険を減らすためにあるんだ。

自分だけが危険を冒しているわけではなく、他の人にも迷惑がかかることがあるからね。登山は楽しいけど、安全第一で行こう。」

例6)倫理逸脱

「ねぇねぇ、この残置カラビナ、持って帰ろう!」

「カラビナを持ち帰ることは盗難にあたります。

登山者として、岩場を守り、他の人々の安全を考えるようにしましょう。

カラビナはその場所に置いておくのが適切です」

■ 子供の頃の自動反応

と、このような感じで、私の身に起きたことには、回答ができたハズです。

その場にいた私には、このような反応はできず、黙ってその場を立ち去るのが、精一杯の挙動でしたが…。

これは、子供時代に経験した、大人の大人げない行動に対する自動反応です。

子供は無力で、大人に反論したり、抵抗したりすると逆に、立場が悪くなるからです。

というわけで、”?”なクライミング業界は、私にとっても試練でした(笑)。

いい勉強になったってことかな。

 

2023/01/01

お正月は気分循環性障害の反省から…

■ 鬱の回復は2~3年かかる
 
正月早々、夜更かしとお餅で調子がくるって、廣瀬ドクターの動画を再視聴中です…。
 
去年、2,3月の鬱発症で、治ったと感じたのが8月で、現在1月1日ですが、今日はめちゃメンタル調子悪かったので、反省中です。
 
原因は、たぶん、お餅食べすぎ(=糖質過多で、ナイアシンによる分解が追い付かなかった、& 腸内環境悪化)。お餅は一日一個限定ですね。やっぱり食事は用心しないといけないですね…。
 
ここしばらく、めっちゃ元気があり、やる気で(ノルアドレナリン)、イケイケ路線だったので、揺り戻しが大きい。
 
運動習慣をまだ取り戻していないので、まだアクセル踏む段階ではない。
 
こちらは、長期かかるという話。早稲田メンタルクリニック。
https://www.youtube.com/watch?v=9dO__xIipWQ&t=95s

■気分循環性障害ーAC-境界性人格障害(診断)

 

廣瀬ドクターのとつとつとした語りは、心安らぎます。

■ まとめ

・気分循環性障害とアダルトチルドレン(AC)は表裏一体。ACの生育環境=機能不全家庭、繊細な子供の気分の変化を親が調節できない家庭で育つ=気分循環性障害になる。

 ・もともと繊細な子供がなりやすい。(HSP)

・機序

(我慢・頑張り・自責)で、頑張りすぎる → (怒り・悲しみ・自己破壊性)になる

(我慢・頑張り・自責) → (伝える・協力・客観的な責任分析)に変えることが大人になること

 (我慢・頑張り・自責)= いい子 (しずかちゃんタイプ)で症状が軽くなると、鈍感つまり、ま、いっかと流せるようになる。

ちょっとしたこと が きっかけで、気分の調節ができない、というのが症状

・デパケンが第一処方

・医薬を求めない場合、タウリンを選択

・HSPには、B6、亜鉛、ナイアシン

・月経前症候群がある場合、漢方は、加味逍遙散、抑肝散

・SDSを受けると気分循環性障害が分かる

■ 驚いた

車を運転しながらあの壁にぶつかったらどうなるかな~とか、欄干に立って飛び込んだらどうなるかな~というのは、私にとって非常に慣れた妄想で、子供のころからあるので、吹き消すのは慣れっこなのですが…またか~みたいな感じ…

しかし、これってほかの人にも共通の症状だったんですね… 

これの強烈なのが希死念慮なんですね…。

クライミングでは、あまりにリスク感性が低い人に会うと、わざと落ちて意味が分かるようにしてやりたい!という怒りと自傷の衝動が起きることがあります。

例えば、白亜スラブの時は、自己確保で登りましたが、自力解決せず、わざとずっと待っていようか?そのほうが相手のためでは?と考えたりしました(笑)。 

この動画を見て、鬱の作られ方が分かるようになると、血も涙もないクライミング界から足を洗って全くの正解だと分かりました。

 ■ 身近な人(配偶者)や依存症に向かう

(我慢、頑張り、自責) → (自己否定=過食症、ギャンブル依存、アルコール依存、買い物依存) 

だそうです… 最近、飲酒を捨てました…。赤ワインを好んで飲んでいたのですが、アルコールは、ビタミンBを消耗するので…。最近、やっと見ても平気になりました。

怒りは、自責 だけでなく、身近な人に向かうのだそうです…

これは、そうかも?

■ 今回の不調のキッカケ めっちゃ些細なことでした‥

毛糸のセーターで、ハウスダストでアレルギーが出たのですが、そのあと、ずっと鼻詰まりが取れず、自律神経失調症になりました…。なんと、手首を温めて、回復。

お腹を冷やしてはいけないとか、ちゃんと気を付けていたOL時代…山をやって筋肉がついたので、その必要がなくなったのですが、ここ数年で前に戻っているので、再度体を作らないといけないですね。

反省して、筋トレを取り入れるようにしないといけません。 

https://www.youtube.com/watch?v=4V7IoI-fcuQ

この動画によると、長期鬱の人は、起床後4時間以内に運動をするようにすると良いようです。私は朝一の運動は、ふらふらしてしまうのですが、食後に運動を取り入れるように工夫してみようと思っています。

■ タンパク質の充足

こちらの動画によると、アルブミン4.5がタンパク質充足の目安のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=4t1Tn4JcFMI&t=101s

藤川医師は、BUN20を目安にしています。 そろそろ私も血液検査を受けないとですが、病院で受けると高額なので、正月明けくらいに、郵送で出来る検査を受けれるといいなと思っています。 

■ プロテイン強化ワッフル

お餅でメンタル悪化したので、餅は午後、一日1個限定ですね。

今使っているプロテインが水に溶けにくく、上手く飲めていなかったので、ワッフルにしています。

卵1個、小麦胚芽、バナナ、もしくはリンゴ、オートミール、プロテインパウダー、シナモン、を混ぜてワッフルメーカーにかける。ナッツを足してもOK。

 ■ 現在のサプリ状況

朝:B50、ナイアシン1000㎎、ビタミンc1000㎎、VA

昼:オメガ3、VC1g、

番 :亜鉛、マグネシウム、ナイアシンアミド1000㎎

補食: 10時 プロテイン5g  15時プロテイン5g

 これにタウリン500㎎を朝晩で追加するようにします。糖質を摂り過ぎた場合はギムネマを食べておくと糖質を帳消しにできます。

余った糖質はすべて体脂肪になります(笑)。

■ 参考プロテイン 運動しない日の最低量 体重×1g

ヨーグルト 50gで タンパク質 1.75g (200g入り 4日分)

ブリー 25g 5g (125g入り =5日分)

イワシ味付け 19g ※ 肉類は大体、100gで10g前後のタンパク質となる 赤身

油揚げ 1枚 4.7g (2枚入り、二日分)

温泉卵 1個 7g  (10個入り、10日分)

納豆 50g 8.5g (3P 3日分)

プロテイン 10g (5g×2)

豆腐 50g 3.5g (300g 6日分)

■ 参考

うつぬきや

https://icsphere.com/

 


2022/12/04

発達障害 × クライマー

■発達障碍者支援について

クライミングの師匠がADHDだったり、私の次のパートナーも多動だったりし、また私を落としたクライマーも発達障害っぽい人だったりしたので、発達障害×クライマーの問題は深刻そうだと思って学習しています。

どうも、「俺は支援されて当然だ」という感じが強かった…のは、周囲に合わせてもらう時間が長かったのでしょうか…。私は子供のころから、めちゃ定型発達というか…クラスの遅れている子をカバーする立場だった…ので、この人と一緒なら大丈夫、という匂いというか、そういうのがあったような気がします。頼られるということです。


現代の発達障害の支援は、

定型発達の側が、発達障害の困り感をどれだけ理解し支援できるか?



という対策に尽きる感じがあります。人間同士の”共感”というのは、同質性 に起因するそうです。


つまり男性は男性に共感し、女性は女性に共感するって感じ。おおざっぱに言えば。

発達障害の人は、人口の1%程度だとすると、共感されにくいです。クライミングの中では女性は5%程度だと思いますが、女性の立場からみた客観的な事実は、いくら事実であっても、


俺はそうは思わない
 

の一言で却下されてしまいます。そりゃそうです。自分は手が届くでしょう…

例えば、リーチがないためにホールドに届かないというような、そのような明らかに客観的な事実であっても…です。

■ クライミング界は、過去の数の普通ではなく、多くの人を迎え入れる方に動いている

つまり、現在起っていることは、数の暴力、ということです。マジョリティは困っていないという根拠で問題が改善されない。

しかし、世界では、子供たちが5.13を登り始め、リーチの問題やボルト間隔が不適切である問題は認知されています。

■ 田舎との類似性

そして、マジョリティの数による暴力で正当性を得てきたのが日本の田舎の思想。

間違ったことでもみんながやっているとやめられない… たとえば、田んぼの害虫ウンカに対する防除は、日本に来る頃には薬剤耐性をつけて飛来しているので、やっても無駄、って専門家が言っても、言っても、となりもやるから、うちも…という精神構造を辞められないです。

まったく客観的事実に基づかない、非科学的な態度で、物事を受け入れてしまっているっていう結果になるのですが、それに対して、みなが
 

 そういうもんだ、仕方がない
 

とあきらめるというのが、なんとも言えない無力感というか、脱力感です。
 

九州は特にそれが顕著で、まぁ山梨でも同様の点は散見したのでしたが…それでもそうでない移住組の世界もありました。九州では移住者は肩身が狭いようで、なんだか、私のうんざり感を募らせます。


合理的客観的事実に基づく判断こそ、仏教が説いているものです。

これは、なぜ科学的根拠がないことも右へ倣えこんなことになるのかな?という疑問に対してのある人の答えです。 私がこうかもしれないと思うだけでなく、誰でもそう思うかもしれません…

シンプルに頭が悪いんじゃないでしょうか。
あと、自分で考えない。
善悪の価値基準ない。
多様性を認められないから、発展しない

 

2022/09/20

大人のADHD

■ 小児ADHDの学習

クライミングの師匠のお孫さんがADHDだったので、彼は俺も大人のADHDかも?ということで、クライミングでADHDって言葉を知ることになったんだが…、最近、栄養学の本で、私の症状(鬱)とADHDや自閉症、発達障害の根本原因が同じ(栄養欠損による脳内物質の棄損)なので、自分もそうだった、もしくは、そうであるのかなぁ?と思いつつ、学習。

結論的には、私は全くの定型発達で、鬱は、葉酸、B12,ナイアシン欠乏、でした。

 

集中力をあげる(=ドーパミンレベルを上げる)のに、お酒が必要になる、という話だったんですね…。てっきり、アル中かと思ってたよ…。

いや~、数々の、師匠の謎の行動… の”謎”が解けて良かった…。

以下、謎の行動の数々‥‥

1)レスキューワークを教えるからと公園に呼び出された…んだが、呼び出した本人が思い出せず、「ビール買って来て」。え?ビール?昼から? ええから、ええから…と言われ、目が点になったが、言われた通り、買って来て、ホントにお酒飲んだら、思い出し、ロープワークの紹介、無事終了した。

2)自分が勝手に集合時間、間違えて、1時間早く集合したのに、私に「なんで教えてくれないんだ」 え?だって間違えるってこと、わたし、予言できないよ?

3)クライミングに若い男子を連れて行くと怒る 

4)かといって宴会に誰も連れて行かないと、誰か連れてこいと言う

5)吉田クライミングにつき合わせたら、喧嘩

6)韓国に行ったら、突然切れて、放置プレイ

7)飛行機券を手配してあげないと怒る 

8)絶対ガラガラのバスなのに、きっちり予約しないと怒る

9)安全な日本で荷物のそばから離れたがらず、コーヒーも飲めない。のに、安全でない韓国でトイレのために、気安く荷物を離れて盗難にあう

10)めちゃくちゃ、あれこれ、頼みごとが多い 普通は頼まないようなことを頼んでくる

…と、解釈に困る感じで、大変だった…。

善意で娘さんと私を重ねているのだろうと思っていた。が、それは普通の人の発想で、ADHDの人としては、特別扱いが必要なのは目に見えているでしょ、ということなので、ADHDの人は、単純に無能(=できないんだよ!)を分かってもらいたい、という要求が正義なのだ、ということがよく分かった…。(例:PCが苦手)

普通の大人社会と突き合わせると、全体に

 それは自分の責任でやるべきことでしょう 

ということを他者に丸投げしようとすることが多い(=できないのが当然だから)ような気がします。

PCが苦手って言われても、あまりにも誰でも出来るような程度のことなので、てっきり、共依存しようと持ち掛けているのか?と思っていました。

私は超がつく定型発達児なので、発達障害がある人の側から見たら、頼れる人。それは共通理解よね、みたいな感じなのでしょう…。

■ 脅し

自分の思い通りにならないと、すぐ「お前とは登らない」と

 脅す

ので、愛着障害なのか?とも思っていました。

お前とは一緒に登らない!と脅されても、全然、一緒に登れる環境に、そもそもないので、あんまり意味がないような状況の時でも、脅しとして、これを言うので、あんまり深く考えて発言しているとは思えず、逆に可愛いとも言える感じだったのです…

…が、これも発達障碍、独特なんだろうな。

元気にしていてほしいな。 ずいぶん、無理を重ねて私のために頑張ってくれたということが分かり、ホントにありがたいなと思いました。そうだったんですね…。

絶賛クライミング中の時は、分かってあげられなくてすみませんでした…。

結論: 私のことは、だいぶ無理を重ねて、クライミング指導を頑張ってもらったようだ


2022/08/31

大人の発達障害の増加=現代初心者登山者の遭難増加 かもしれません

■ 大人も発達障害 

こちらにNHKの記事がありますが、成人の発達障害の事例も増えているようです。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4480/

師匠の青ちゃんは、確実に、「俺、ADHDだから」という自覚があったようですが…それでも、お勤めを立派に果たし、お孫さん数名の立派なおじいちゃん。

日本初のレスキュー隊の隊長を30代の若い時から務めて、山でADHDが問題になる、という様子だったことは、集合時間を間違えて、車で凍えていた時くらいでしたが… 先入観というのは、強くて、阿弥陀のバリエーションの初級のにさえ、警戒して行きたがらない…『八ヶ岳研究』くらい、上級者だから知っているハズというのは、こちらの先入観で、知らないようでした。

行ってみて、なんだ簡単じゃん、となって、途端に「もー帰ろーよー」となってしまい、勝っちゃんと私のリード練習には一切無関心なようでした(笑)。この行動、今思うと発達障害っぽい。

青ちゃんは、上級者でしたが、そうでなくて、一般登山(ロープが出ないレベルの山しかしない)人たちの間で、

  認知症&発達障害

の度合いが強いのではないか?と思います。

■ 自閉症? 文字通りにしか言葉を受け取れない

先生が教室に入って「暑いね」と言えば、何も言われなくても、窓を開ける、のは、私は日本文化の問題かな?と捉えていました。アメリカでは、先生の側が、「窓を開けてください」と指示するのが普通です。が、多文化カルチャーなので、日本人のように、相手の意図を察する、というのが、社会人の常識化されていないためです。

しかし…日本でも同じ現象が起きているので、これは、教育や文化の問題ではなく、

発達障害

としてとらえ、

栄養学的欠損

の問題としてとらえたほうがいいのかもしれません。

事例としては、

 落石注意

本当に立ち止まってラクを見てしまう人が多数。

「落石注意」→ 「速やかに通行せよ」

アクションベースの指示語に書き換えるべきかもしれません。 

 

■ 栄養施策の違い

実際のところ、米国では、法的に強制添加されている葉酸が日本の小麦には添加されておらず、ガンを含む、ほとんどの成人病が

質的栄養欠損

の結果であると指摘する医師もいます。実際、米国で下がっている認知症患者やがん患者の数は、日本国内では増加しています。 

 

 

■ 負の強化子

しかも、山小屋は、ジャンクフードを推進する負の強化子になってしまっているのです。


 

2022/08/17

クライマーには発達障害の人が多いのかもしれません

■ クライマー=ADHD? クライマー=アスペルガー?? 

私は、外大の後は、元々がパナソニックのロボット開発室のスタートですし、最後は三井物産新事業開発室を経て、競争社会を卒業したのち、山の世界に来たので、山の世界に来るまで、エリート社会しか、社会人経験がなく、山岳会、というのが、自分が初めて経験する、偏差値的意味では平均的な社会人集団、ということになりました。

日本社会では、偏差値で選り分けられた人が基本的に集団を作るので、あまり、自分の期待値と異なる反応を相手がする、ということは起こりにくいです。そのため、私はこれまでクライマーたちが、「え?」という行動を示す場合、

知性の問題、あるいは、無知の問題

と捉えてきました。例えば、カムの配置が悪くてロープがスタックする、など、です。

 教えられていないのでは?

です。これは善意での解釈ですが、一部からは、えらそうだ、という指摘を貰ったかもしれません。しかし、この批判へ反論するとすれば、私にも、アルパインの初級者としての限られて経験からしか見えないことは、当然ながら、あります。私は神ではないのですから、例えば、菊地さんやヒロケンさんレベルの理解を期待されても、当然できません。

が、同じ経験年数の男性と比して理解のスコープが格段に広い、あるいは長年(30年とか・・)経験していると自己主張する人(=ペテラン)と比しても、大きな失態(凍傷等)をせずに、生き残っている、とは言えるかもしれません。

自分自身をどれだけ客観的に見れているか?という比較では、やはり私自身のほうが見えている、気がします。これは傲慢ではなく、残念ながら、男性は男性としてのエゴ(慢)が目をくらませている、という傾向によります。皆さんの指摘より、最初から自分を初心者だと思って調べものしている、私の目のほうが確かだと思います。なんせ、95%まではクライミング界は男性なので、多数決…周りの男性クライマーがこう言っているからあっているだろうという判断基準…は、母集団的に間違います。

しかし、最近、知性の問題ではなく、性格や精神疾患も、絡んでいるのでは?と発見しました。

■ 新しい視点… 精神疾患の問題では…?

 最近、栄養欠損で深刻な鬱に陥ったので、精神疾患について、色々、勉強しました。

社会人クライマー = 相手の事情が分からない率が高い人たち

         = 結構、高確率で精神疾患保持者

かもしれないな~と思案中です。

■ エビデンス

1)自分が楽勝で手が届くボルトに、手が届かない人がいることが分からない

2)カム配置は、個人によって異なることが理解できない

3)すべてのボルトを一律、無条件に信頼。オールアンカーはさすがに信頼しなくても、グージョンとカットアンカーは見分けられない。ハンガーがついていたら、すべて信頼。
 

4)追い込まれたら、パワープッシュという戦略は、パワーに優位性がある人だけの戦略だと分からない。パワーに優位性がなく、ムーブにある人がやったら、落ちること確実な戦略になります。
 

5)特定のカルチャーが自分に優位に働いているだけだと分からない。

例:若さをたたえるカルチャー、蛮勇をたたえるカルチャー、など。

九州では、コーチ職の人が自己をなげうってビレイに徹しており、相手のビレイが不安な状態で登る関係性(=チャレンジすること自体にリスクがある)とか、信頼関係を一緒に構築していくプロセス(=最初はあいまいなビレイを受け入れて登るしかない)とか、分からない。

蛮勇カルチャーも、フリークライミングでは、落ちてもロープがクライマーをキャッチして死に至らないという原則なので、フリークライミングでのみ、歓迎される資質だが、アルパインクライミングで、蛮勇路線でやっていたら、初級ルート(=そもそも脆い)で死んでしまうし、現代のフリークライミングの岩場は、ボルトの経年劣化で、フリーではどこで落ちてもOKという原則が維持されていない上、身長が低い人にとってはクリップタイミングが、核心部の後になるので、墜落リスクとボルト脱落リスクの2重のリスクを同時に受け入れないといけない、ということになる。

このリスクフリーの岩場は、国内岩場には存在しない。したがって、初級者同士が自立的に登れる岩場がない。
 

6)客観性の欠如 
 

自分の余った身体エネルギーの消費(出し切る=すごいエネルギー消費量)が、目的のクライミングは、逆に言えば、非常に身体負荷が大きい活動だということに、無理解、がある。

■ 発達障碍者と認知症患者は、日本では増え続けている = 原因は葉酸

葉酸はアメリカでは、小麦に法的に強制添加されています。


 


 

登山のほうでも、夏山で、80歳の老女が北岳に一人で来たりしています。

皆ができることは、あなたもできる=誰でも登れる、と思っている節あり。人の能力は様々だということを心底は分かっていない。というのが私の過去の見解でした。

しかし、そもそも、北岳に80歳で来る=認知症、かもしれません。

■ クライミング

その上、体力量、困難度の標準化がされていないので、パワーの持続量に、全然、理解が届いていない。

例: 

量: (5.9をうんうんうなりながら、やっとこさ1本登れる人) < (5.9 を10本登っても楽勝の人)

困難度: 5.12の中でも様々な質、スラブ、フェイス、ワイド、トラッド、オーバーハング

 

他にも、色々あるかもしれません。

例えば、背が高く体重が重たい、がっちり体形=アルパインで歩荷が強いタイプの体形の男性は、クライミング下手、と、大体みんな分かっていますよね…。それは能力ではなく、個性、と判断されていると思います。 

(ふと思った…。そういう人は、セカンド専門要員として、技術を与えられず、誤解したまま、相手にいいように使われている、というようなことも起きるかもしれません。なぜなら、男性クライマーは、俺がトップを取る、と基本、リードを取るのが争い、だからです。その人が、ぼうっとした人だと、テクニックの間違いも指摘されないまま、かもしれませんね。そのほうがリードできるようには成長しないので、便利なうえ、安全、だからです。ある意味、気の毒ですね…)

■ ADHDでは?事例

私の経験から、ですが、年配の初心者をマルチにセカンドで連れて行ったとき、懸垂のセットをしてもらおうとしたら、なんと支点にロープを通す前に、ロープを投げてしまいそうにしていました…。

これなど、私は、手順だけを暗記して、肝心の要点をきちんと理解していないために起こる現象、と捉えていましたが、そうではなく、

注意力散漫=ADHDやアスペルガー等=精神疾患

かもしれません。

もし、そうだとしたら、その人は、本人がいくらしたい、と言っても、クライミングのトップは、させないほうがいいですよね?

人的エラーは、主たるクライマーの死因です。

また、エゴグラム診断で、NPが低い人は、事故率が高い、なども統計的に抽出できるかもしれません。トップを登るリーダーに必要な資質は、伝統的には山岳会で観察により、より分けられた来たものと思いますが、より客観的な指標を導入するべきかもしれません。

マルチでトップが取れなくても、別にショートでのリードは誰でも出来ると思いますし。

(でも、スポーツ出身の人はスタティックに取らないで、すぐランジやデッドするので、これも性格による認知のゆがみなのだとしたら、スポートルートに限定させる根拠となるかもしれません)

だとすれば、山岳会でも互いの性格を知っておくために、

  全員がエゴグラムを受けておく、

というのは、事故の防止に有効な手段かもしれません。性格の見える化で客観的に意思決定できます。日本の文化では、男性と言うだけで間違った意見を押し通すことができますが、現在の社会政治を見ても、男性の判断だけだと、困難な時代を生き抜くことはできないでしょう。男性の判断はエゴで曇っていることが多いです。

とくにトップを登るリーダークラスには、体力が必要なので誰でも取れる地位ではないと思いますが、その中にはアスペルガーの人もいると思いますが、それを乗り越えられるだけの十分な教育を与える、という主たる動機になるかもしれません。