■ 日経平均やっと34年ぶり回復
相場格言 「頭と尻尾はくれてやれ」ですよ。
■ 日経平均やっと34年ぶり回復
相場格言 「頭と尻尾はくれてやれ」ですよ。
■年1トラベリング・フレッドベッキー化は、達成したかも?
フレッドベッキー化へのベイビーステップで
目標:運用益で、年1回、ラオスにクライミングに行ける収益
にしていましたが、2023~の投資スタートで、それが出せたかと言うと?
出せた♪
ので、もしかして、年初に立てた 年1フレッドベッキー化計画は達成したかも?
■ 4Qラリーの成果を計測
10月~1月12日までの約2か月で、損益通算で、投資利回りは
11.57%
でした。これってめちゃ良いです。
投資信託一本だと、ishares 225で 8.81%でした。つまり、約3.47%の利率上乗せ。
個別株をする意味はある、ということです。
もちろん、損も出しました。
個別株に入れる意味があるのかな?と思って、いろいろ、業界を散らしてみたんですが、業種を分散するとインデックス投資に近づくわけなので、意味がないかも?
成績が良かった業界に集中投資がいいのかもです。今回では、海運と商社、AI関連です。ほかの業種はあまり良くないです。特に製造業。
■ サマーラリーも120%でした
2023年のサマーラリーは、5月ごろに仕込み、9月に利確し、夏は相場かなり好調で、20%程度の利益でした。
つまり、
サマーラリー 10000円が12000円に
クリスマスラリー 10000円が、11870円に。
ですので、2勝0敗です。まぁ、相場が上げ相場なので、勝たない人がいない相場ではありましたが…。
これは田中泰輔師匠のサイクル理論にのっとって、相場の流れに乗った結果です。普通に順張りです。トレンドのフォロースルーと言うものです。
■ あてずっぽうではない
近所の80代のおばあちゃんが、FXで旅行代金をひねり出しているそうですが、まぁ、あてずっぽうです。見ていて大変あぶなっかしい…。
そのあてずっぽうのひどさを指摘したら…、その方いわく、
「小額しかトレードしないから」
これ、どこかで聞いたセリフです。
山。「私たち、丘しか登らないから」
中高年で、考えない登山している人にありがちですよねぇ…。丘だって、さえぎるものがないですから、強風は、十分人を殺しうるリスクですけど…。丘で雷に会ったら最悪。
クライミング。「俺たち、ボルトルートしか登らないから」
いや~ ボルトルートのボルトが40年経過しているとか、新品でも5kNしか強度がないとかだと、もうカムより危ないですけど? その上、そのボルト位置がランナウトしていたら、プロテクションとしては、超・意味なし。
IT。「暗号化は要らない。なぜなら、パスワード知っているのは少数の人間だから」
ばかっぽい…。
この80代のおばあちゃんは、なってはいけない事例です。
■ 当方の手法
私の手法は、
・小学生で中学受験したときから、
・中学でBasic言語を習得したときから、
・そして大学で英語をマスターしたときから、
・また、登山でも本格的と言えるロープが出る山を習得したときから
…全く同じです。
独学。ACの生存戦略です。めちゃ強いので、助かってはいる。
■ 師匠を定める ここを誰にするか?がポイント
さて、投資の勉強法ですが、まず、師匠を決めます。
私の場合は、最初に決めた師匠は、大井幸子さん、です。Kindle本が出ています。
師匠を決めたら、その方の理論通りに、まずは投資を行うのが大事です。大井さんのおうちポートフォリオでは、米国ETFを中心のポートフォリオが組んであります。
さて、次は、その師匠ではカバーできない部分を補う師匠を見つけます。私は田中泰輔師匠にしました。
そして、その両者の言うとおりに運用します。
これで、私は、大体、一年の中の2サイクルで、約120%の成長を取れる投資ができました。120%×118%だと、複利で言えば、40%取ったことになります。残念ながら単利で、上がった収益は、もう使ってしまいましたが(笑)。
みなさんもぜひ、
優れた師匠をぐるっと丸ごと模倣する、というテクニック
を使ってみてください。ポイントは優れた師匠を模倣することです。
多くの人が間違うのは、模倣するに適さない、隣の友達とかを模倣してしまうことです。
それでは、模倣ではなく同調になってしまいます。
投資において、
優れた投資家の模倣は? → その師匠の言うとおりに投資ポートフォリオを自分で組むこと
であり、
同調は?→ よくわかんないけど、80代でもFXやってるらしいから、俺も…です。
クライミングにおいて
優れたクライマーの模倣は?→ UIAA登山技術解説で、ロープワーク等を確認することです。
同調は?→ あいつも登ってるから、俺もできるだろう…です。
全く似て非なるものですので、決して同調で物事を行わず、きちんと優れた先人、指導者の模倣をされることをお勧めいたします。同調は、特に相場において自殺行為です。
現在日経平均は最高値にいますので今入ると、下がります。今は利確タイミング。
違いは、
市場経済に対する理解度
クライミングに対する理解度
に現れます。
フレッドベッキー化への千里の道も一歩から…。彼のように年がら年中、投資だけで食べながらクライミングするというのは、無理でも、年に一回であれば、多少の勉強と自己投資で何とかなりました。
最近、アキレスけん断裂したので、資産を整理ということでNISAをスタートしたりしているが…ひと夏、投資をやってみて(投資と言う言葉が適切でないような気がしますが。資産保全とかそういう言葉があっていそうですが)、
目の前のステーキを食べないのはその人の自由だ
と思うことになりました。
これは、私の口座の前日比ですが、前の年ではなく、前の日ですからね…。トータル4.11%の成長。残念なことは、多くの人が、日本企業の景気が良くなっても、株、持っていないから、
俺、関係ない…
と思っていると思いますが、それは間違いで、投資信託は100円から買えます。
つまり、昨日の100円が、104円に今日はなっているってことです。100円持っている人ならだれでも。
こうなると、給料の多寡と言うのは、職業選択において、限りなく問題ではなくなってきますね…。
職業は、その人が社会貢献できるあり方を提示するもの、で、対価のためにやるものではなくなってくるかもしれません。
クライマー界では、ながらく、登れるだけでは食えないんだよ…が、課題になってきましたが、海外のクライマーは、登りながら仕事する、と言う両立をしています。
日本人だってできるはずです。
昔は故・吉田さんのように何もかも捨て人生を捧げる覚悟がクライミングには必要だったと思いますが、たぶん、もうそういう時代は終わりつつあります。
さっさと知識をつけて、4%をもらいましょう。
■ 市場を上回るには、高い知性が必要
市場平均の4%を得るのは、インデックス投信にいれるだけ、と、かくも簡単だが… なぜなら、インデックス投資が市場をそのまま反映したもの…
一方、市場を上回るパフォーマンスを出すには、リスクに関する高い分析力と知性がいる。
そこのところは、クライミングとかなり似ている。
これは私がリードできるようになった歴史を書いた過去ログだが…
https://allnevery.blogspot.com/2019/07/blog-post_20.html
白亜スラブに一緒に登りに行ったのは、山梨アルパインクラブの先輩だが、”先輩”というのは全く時間の長さだけのことで、私の経験によるクライミング理解のほうが、とうの昔に彼の理解を上回っていたということが、結局、結論だ。
クライミングは、リスクを分解し、リスクをより深く理解した者だけが、リスクの中から安全を選り分け、その成果を得ることができる活動だ。その点は投資と似ている。
市場から、市場平均である4%の利益を取り出すことは、ほとんど何の努力もなしにでき、それを取らずして、金がない、誰も助けてくれない…と嘆くのは、目の前に置かれているステーキ皿に手を付けないのと同じだ。
しかし、市場を上回るパフォーマンスを出すのは、市場と同じ考えをしていては、達成できない。
クライマーの仲間の真似をしていては、凡庸な成果しか出せないのは当然だ。違う戦略を持たなければ、非凡な成果は出せない。
これまでの日本の岩場は、削るのはダメだが、つけ足すのはOKとか、理解に苦しむ理論で、俺が俺が、と自己主張してきた人たちが、岩場を登攀禁止にしてきた歴史だ。
これまでと同じことをして、別の結果を得ることはできないだろう。
■ すべての人にチャンスは開かれており、そしてそれを自らの意思で素通りしている
昨日は、今夏の投資成績のまとめは終わり、そして、次の仕込みを考えていたのですが…
自分の投資内容を振り返り、ものすごく大きなチャンスを逸していたことに気が付きました。
現在の目で過去を見ても、入れることができたか?は疑問ですが、
伸びに気が付かなった、
というのは事実。
ある投資銘柄、43%の伸びです… なんか良く伸びるなぁとは思っていたのですが、それを見ながら、なんと…私は、そのチャンスに全く気が付いていなかったのです…。頭っから個別銘柄では、利益は度外視していたんですよね。
日経平均が大天井を付けたときは、インデックス投信から少し利確しました。それくらいは自覚があったのですが…。
逃げることばかり考えており、攻めのタイミングが到来したのに気が付かなかった…(汗)。
一体何のために、28の時に株の学校に通って、方眼紙と三角定規で罫線引っ張っていたのか…
目の前にチャンスが転がっていても、本人が手に取らなければ、運を開きようもありませんよね。
■ なぜそのような行動しか取れなかったのか?
第一には、私が、とらわれていたからです。
今年は株式投資を始める初年度だったので、2023年のサマーラリーは様子見、と頭から決めつけて、思っていたので、毎日チャートを見ても、ほー上がってるね~で、これが30年に一度のチャンスだということに気が付けなかったのです。
5月9日に入れるなんて、本格的なトレンドラインが始まる、まさに手前で、その頃はバフェットが入れたとかで市場は、急にウキウキモードでした… そのウキウキモードを冷ややかに眺め、
「だまされてはいけない」
と考えていました。ので、ほんの少し入れて様子見。まぁ、それは1,2週間様子を見てみるのは正しいと思いますが… いやはや…ラリーがすっかり終わってから気づくなどはやりすぎですね。
そして、第二に、もともと、
私がリスクを見るほうを優先し、チャンスに気が付くことが少ない
ことがあるのかもしれません。
自分では、バランスが取れた性格だと思っていますが、九州に来て以来なんか変な感じで、リスクばかりが目につきます…。環境による悪影響をモロに被るにも限度がありますよね。
■ WhyではなくHow?
リスクと言うか、間違っている行為、が目につく… そして、なぜそうなったのか?が気がかりになる…ので、そういうネガティブサイドが、どうして起きるのか?Whyということに対して、持ち前の好奇心が発動してしまっていました。
Whyではなく、How…で、事象を観察するようにしないと、
取れるチャンスを取り損ね
てしまいますね。
これには大いに反省しました…というか、自分が目の前のチャンスを白昼堂々とスルーしたことについて、かなり大きなショックを受けました。
一方で、ショートを勉強したいのに、できないんだよなぁ…などと頓珍漢に悩んでいました。
確かにショートもできれば、いいんですけど、市場は別にショートの技術を要求はしていない。普通にトレンド追従型の投資をしていればよかったのです。
いやホントに反省しました。
■ 日本株のおすすめ銘柄 <日本版ダウの犬>
https://www.youtube.com/watch?v=mVhNPPtMqlY
「日本版ダウの犬投資法」
年末時点でTOPIXコア30に採用されている30銘柄から、配当利回りの高い順に上位の10銘柄を選別します。 ...
上位10銘柄それぞれに、均等に投資を行います。 ...
1年後の年末に、再びTOPIXコア30採用銘柄から配当利回りの高い上位10銘柄を選別し、均等額投資のリバランスを行います。
実は銘柄選択ですら、ネットに転がっています。今の時代は、なんという親切な時代でしょう。
これを5月9日に仕込んで、一部は43%の上昇でした。ダウの犬という、この投資手法に限らず、私の取り組んでいるコアサテライト投資の今期の私の成績は、120%でした。ダウはサテライト投資です。
2割アップですが、それでも投資初心者からすると、まぁ、上出来かな。
来年は2023年ほどのラッキーはとても見込めず、それこそ暴落元年かもしれません。そうなったら、本格的にショートを入れる能力が必要です。
しかし、ほんと、目の前のチャンスが来ても分からないのならば、そんな投資手法を学ぶ以前の問題です。
ほんと日本の株式市場は30年に一度の活況です。
楽天の投資指南は選べば、良い内容があると思います。
大事なことは、一つの投資案件に対して、最低3つの投資情報を聞くことですかね?例えば、
米国株投資がGoか?Noか? について3件
日本国内株に入るべきか否か?について3件
債券投資について 3件
です。反対意見も聞く。すると、偏りのない(rounded)な考えがまとめられます。
■ 株の学校に通っていた20代後半
私は、もともとがすごく自立志向でした。
親元から経済的に自立したのは、公式には18歳ですが、実際のところは、15歳あたりから…です。朝からパン屋でバイトして、自分のお受験に必要な模試代とか、Z会の費用は自分で出していました。
金融教育の重要さは、アメリカの富裕層に暮らしたころ実感。みなさん、投資信託でお金を増やすというのが普通みたいでした。30年前なので、日本では投資信託って、一部の富裕層のもの、みたいな感じです。
さて、アメリカの市民並みの運用を目指していたのですが、日本ではなかなか適切な金融教育がなく、FPは結婚してすぐのころサクっと終了。28のころに株の学校に通いましたが、当時はチャート、なんと手書きでした…(汗)。こんなのやってらんなーい!とすぐになりましたけど…
さて、愚痴はひとまず、やっとこさ、私の財務内容も米国市民並みになりました…。
現在はシャープレシオ1.1で運用されている状態なので、ほっと一息つけるというか、まずは安全圏に着地みたいな感じです。とはいえ、暴落を恐れて市場ウォッチから目を背けることができないというのは開放されていません。何とかしなくては。
しかし、本当に今の日本は20年前、28歳のころと比べても、雲泥の差で、もうガンガンテクニカルな分析がPC上で可能になりました。
しかし…現代日本を見渡すと、30年前の私と比べても意識が低いというか、自分で自分の年金をつくるという意識がある若い人にはあまり会いません。
■ 依存から自己責任へ
https://www.ntaa.or.jp/ntaw/02-cnt/uploads/2023/07/technicalhandbook1_20230701.pdf より引用■ 戦略立案中です…
クライミングできないのなら、フレッド・ベッキーを目指してみようかね、ということです。
最初は、肉離れでベッドから離れられず、そういう人でもできる活動ということで始めたんですが。
新NISAも始まると、ますます投資環境整って、非課税で投資生活が過ごせるということで、来年は今年よりも、もっと楽しく過ごせそうです。
投資利益で登ったらいいんじゃないかと。
■ 伝説のクライマー フレッド・ベッキー
フレッド・ベッキーというアメリカのクライマーがいましたが、相場で生計を立てていたことで有名です。ライフスタイルはバム。
ここで動画が見れます。
https://www.facebook.com/watch/?v=1785396731510978
ここまで徹底しなくても、旅行資金が少しでも安定するといいですよね。
■ インフレ=現金は目減り
現金でお金を持っていても、全然増えない…のは30年続いていますが…それでも、デフレ経済だったので、現金で持っているだけで、お金は実質価値を増やしていたのでした…
しかし、ここ最近、インフレに日本経済も転換しつつあります。
つまりお金を持っているだけだと、毎年インフレ率と同じペースで目減りしているということに。
減らさないためには、最低インフレ率と同じくらい・・2%は増えていかないとお金の価値が減っているということになります。
■ 年金資金
日本の年金公社も、
国内株:国内債権:外国株:外国債券=25%:25%:25%:25%
で運用されています。これが金融商品への分散投資。
ので、個人も同じような分散投資という戦略が、信頼性のある投資戦略ということになります。
年金について国が責任を取って運用しても、下手なのだったら、個人で上手に運用できる方がいいですよね?
■ 巨人の肩に乗る1 = 大井幸子さん
さて、投資が大事と分かったら、みなさんどうしますか?
友達の真似をする ×
成功者の真似をする 〇
ですよ。たぶん、日本人の躓きポイントは、最初のここです。クライミングで分かった。
クライミングで、友達を真似てロープを持ってこないトンデモクライマーになっても、別に痛手はありませんが(あるか…笑)、投資でやると、大きな損失を被ることになりますよ。
成功者の真似をすることを、”巨人の肩に乗る”と言います。私が選んだ巨人は、大井幸子さんです。ここで選ぶ巨人は誰でもいいですが、プロにしてくださいね。
余談ですが、子供のころから思っていましたが、勉強ができない人は選ぶ参考書があんまりイマイチなことが多かったと思います。
さて 大井幸子さんのポートフォリオ理論に従い、4月に仕込みました。
『お金を増やしたいなら、これだけやりなさい!』https://amzn.to/48Qvgcu
■ ポートフォリオの評価 =シャープレシオ
さて、師匠を決めたら、真似して、さらには、師匠を超えないといけない訳ですが…
投資信託による、投資成績の良しあしっていうのは、シャープレシオで決まります。
で、こちらのサイトで簡易計算できます。
https://myindex.jp/user/myaa.php
このサイトで師匠のポートフォリオと比べてみたら、私のポートフォリオはシャープレシオは1を超えていました。
■ ガーン、相場が入り時ではなかった…
で、師匠に教わった通りに投資してみようと思ったのですが、現在は、市場は
逆イールドが発生中
で、金利上昇で、
株価は大天井
、つまり数十年来高値圏にいますので、今相場に入りたくないと思い、悩みました。
2人目の師匠の出番です。相場のサイクルにはどう乗ったらいいの?というので
田中泰輔さん
の相場理論をお手本にすることにしました。https://amzn.to/46sJjDt
結果、FOMCの金利だけ見ていれば、暴落のタイミングは掴める、ということが分かりました。逆イールド解消したら、暴落は近いです。
とはいえ、長期保有が基本なのに、暴落が来ると分かっていて、株式に入れるといつも見張っていないといけなくなり、疲れます。
と思ったので、安定安心の債権にあらかじめ逃がしておくことがいいかなと思っています。
市場では、数十年に一度の債権買い時です。残念ながら今、円安なので…今後、円高に振れるとせっかくの利率もおじゃんだよなぁ…というので試算。
■ 円の将来
となると、今度はドル円の将来を教えてくれる師匠が必要になりますよね?
いらっしゃいました。佐々木融さんです。https://www.youtube.com/watch?v=a8ZhdOXdiM0
まぁ、何度も言いますが、トップクラスの人に拠るのがいいと思います。(隣の○○さんをまねするとか、ダメです。金融機関に相談に行くのも、相手のカモにされるので、ダメです。)
どうも円安傾向は2021年来の動きのようです。
まぁ、国の将来を見たときに、日本は明るい材料がほとんどないのは事実ですよねぇ。
■ 現状の突発事例… 中国、ウクライナ、イスラエル紛争→ 地政学
ウクライナ紛争では、ドル離れ、米国離れが進みました。中国はコロナで一人勝ちだと思われていたら不動産バブル崩壊。欧州のEV戦略は、打ち上げただけでしぼんだようです。
中国に流入していた資金が逃げ場を探して、日本株高、になりました。日本株は私の計算だと、120%くらい2、3か月で上がりました。
米国の覇権の終わり、ドルの終焉とか皆に言われつつ、現実問題を見るとドルしかないよね~と言う感じだったのですが、イスラエルの紛争で、米国債券に資金が逃げると、米国は安泰になります。
国がつぶれたら困ると思ってくれる人が多い=債権の格付けが上、です。なんか、マイクロソフトの劣後債のほうが米国債券より安全と目す人もいるそうです(笑)。国はつぶれても、マイクロソフトはつぶれないと思っているってことですよね…
インドは中国に代わる成長国として見直されています。インドの投資信託で買えるものが少ないのが玉に瑕。
債券市場を見るとなんか日本国債が切ないです。日本がつぶれても、日本人以外の誰も困らないよ、と言われているかのようです。
■ 事象への対応 有事=ゴールド、債権、コモディティ
有事には、債権やゴールドに資金が動きます。
遠くの有事は買い、という相場格言があるので、今、いろいろ買われているところです。
すでに債権とゴールドはもっていましたが、勉強中で動きを見たいので、とりあえずコモディティのETFを仕込みました。
債権は楽天証券に債権マルシェができたほどなので、人気の投資期先であるようです。安定志向の日本の人には受け入れられやすい商品ですよね。
しかし、適格のAより上の格付けは、米国の大企業か、米国債です。日本企業はいなかった(汗)。
■ まずはリスクを見る
日本国債は話にならんので、次の選択肢の米国債権では
ブレークイーブンレート
を見ます。
100ドルの債権を40%で買うと?40ドル。
1ドル=150円(円安)で、40ドル買うと?6000円。
満期が来たら100ドルもらえます。
その時、1ドル=150円(まま)だと1万5000円。
100円(円高進行)だと? 1万円。
1ドル=200円(円安)だと? 2万円。
1ドル=50円(さらに円高)だと?5000円
と投資妙味が無くなってしまいます。
どれくらい円高になると赤字になるか?というのがブレークイーブンレート、損益分岐点みたいな感じです。
という皮算用があらかじめできるのが債権で、ストリップ債以外は、利息が毎年入ります。
預貯金に入れている場合じゃない、っていう感じになりますよね。
■ 為替
為替はほんと分からないのです… FXではグランビルを使って取引していましたが、毎日相場とにらめっこは、ほかにすることがない人やそういう時期にいる人向き、と思いました。
佐々木さんによると、1ドル=180円までの相場予想が出ているので、今後ずっと円安が続くという話もありますが、為替だけはよく分からないです。
為替は、どうも移動平均線より、一目均衡表が良いようなので、それで勉強しようかな。
とりあえず、方向性は掴みたいですが、円安傾向、というのは否定できない大きな流れのようです。
当分、海外旅行は先ですかねぇ…(はぁ)
■ 新NISA
話は戻しますが、新NISAでは、切った張ったの投資活動が非課税枠で出来るようになったので、投資を試してみたい、と言う人にはかなりおすすめです。
そもそも投資するお金がないよ!と言う人は、インデックス投信に毎月積み立てればOKです。
こちらの動画が良くまとまっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=IQ_3HssJEh4
特に若い方は、積み立て×複利が大事です。
■ まとめ
戦略としては、今は日本株と外国債券、あとは、入れ先がないですね。
新NISAの一括投資枠には、債権を入れると非課税期間が少なくなるのでお勧めできないです。
いくら投資が非課税でもそれは、もうけが出ている時で、減益時、つまりみんながマイナスの時は自分もマイナスです。債権でも、不況時にはマイナス成長します。
今の時点では、市場は混乱中なので勉強時間に充てるのが一番ですね。
移動平均線やローソク足は、投資する人ならだれでも知っている常識で、クライミングで言えば、クライミングシューズと確保器くらいな、誰でも分かることです。
債権は今が入れ時なので、課税の先延ばし、と言う面からも入れたほうがいいですね。
期間をずらして入れることで、配当生活っぽいことができます。こちらの動画を参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=g2NZfaVFO5U
■ 課題
・社債の研究
・高配当株の勉強
・リートの勉強
・一目均衡表
・引き続き、サイクル投資の習得
・資金を債券に退避させる
■ 約定
昨夜、仕込んだミニ株が今朝、約定しました。
投資も山と同じで、記録をつけておくのが大事です。
信越化学 4566円
キーエンス 55883円
ダイフク 2882円
高いのは、キーエンスだけ。ミニ株は1単元から買えます。
■ 好景気=資本主義における富の再分配機能
投資信託、つまり、ファンドなら、100円から買えます。
こうしたことを書くのは、好景気なんて自分には関係ない!とあきらめている人に、
あきらめているのは幻想だよ、と伝えたい
からです。特に年配の人に多い意識レベルです。
■ 言葉に対するアレルギー反応?
投資と言う言葉が悪いのかもしれませんが、投資なんてお金持ちだけのもの、と言う思い込み、投資は危険だ、という思い込みが強すぎるような気がします。
投資は投資でも、投資信託に預けておけば、世間の景気と同じになるだけなので、置いてきぼりではなく、みんなと同じ、つまり同調、です。
同調大好きの日本人がなんで、投資信託に預け入れるくらいのことができないのか?なぞ。
投資の中には危険なものもありますが、投資信託なんて、日本の年金ですら、投資信託で運用されているのですから…。
ちなみに年金は、国内株式:海外株式:国内債券:海外債券の比率が、25%の均等です。
私のお勧めは、大井幸子さん推奨の
外国株式30%、外国債券10%、国内株式20%、国内債券30%、金10%
です。ゴールドは、戦時の暴落時の保険です。
■ 日本株の株高は富の再分配
今回の日本株の5-6月の上昇は120%というのが、私の投資実績だったのですが、夏はずっと安定推移で今少し下がっています。下がった時買って、上がった時売るのが基本。
なので、5-6月前に入れて、利確するのは、7、8、9月のどれでも同じ感じです。サマーラリーと言って夏の盛り上がりが終わった後に振り替えるが、定番かもしれませんが、今回に関しては、特にいつ利確しても同じでしたね。
さて、120%も株が上がったので、
100円 日経平均連動の投資信託を持っていた人 → 120円
1万円 同上 → 1.2万円
10万円 同上 → 12万円
100万円 同上 → 120万円
になっていたってことです。 どうです? ちゃんと分配されている。分配の順がお金持ち順ってのは、資本主義の課題ですが…。
資本主義社会に暮らしていて、富の再分配のゲームに参加していなかったら、再分配、待っていても一生来ないですよ。
■ 選択肢が多い場合の調べ方
投資信託は、ノーロード、信託手数料が低いもの、相場全体に投資するもの、が定番なのですが…、実際は、
選択肢が多すぎるくらい多い、
です。
4か月に3本、各1万円ずつ、入れてみた結果。ベイビーステップで1万円です。
①<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド
→ 11,576 円 信託手数料0.09889%
②投資信託 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
→ 11,777 円 信託手数料 0.162%
③投資信託 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→ 11,825 円 信託手数料 0.09372%
大体、120%上昇だった…という実感と同じくらいの上昇をです。ただ細かい金額は、投資額1万円だと、どんぐりの背比べ。
なので、好きなのでいいんじゃないかって数値です。
これが100万円の投資なら、115万円になるか、117万円になるか、118万円になるかは、絶対額で3万円の開きがありますが…。
小額だったら、入れることそのものの行為としてのインパクトのほうが勝っていますね。
■ 心理的要因がボトルネック
「怖い、怖い」、「不安だ、不安だ」一辺倒では…。赤ちゃんと同じことになってしまいます。せっかく、大脳があるのに、使っていないことになります。
心理的要因で、投資活動ができない…
これが、私が心理学が必要だと思う理由なんですが…。今、絶賛、勉強中です。
心理的要因で、クライミングは危険だと思っている
のと同じですよね。
■ 基本は暴露療法 + ベイビーステップ
怖がっている場合の、基本は、
暴露療法 + ベイビーステップ
です。 怖くない程度の小さいステップで始める。低リスクで始める、ということです。
まぁ、最初はトップロープからみたいなのと同じです。
■ 今回のベイビーステップに選んだ先
現在の経済状況では、日本株にしても、天井付近ですし、長期投資は、あまり先が見えていないので(暴落予兆が経済指標で出ている)、放置したい投資(別名:長期投資)には向かないです。放置したい人は暴落したときに仕込みます。(しばらく先に起こりそう)
選び先が分からないと思いますが、最初は
インデックスノーロード
に入れておけば、日経平均と同じ動きをします。
■ 模倣する先
個別株は、チャートを見るのが難しいので、最初は人まねで良いと思います。
私の投資先も、まずは、捨てても良いお金で… このファンドマネージャーの個別株選択を模倣しました。
まぁ、株式はゼロ円になるリスクは限りなく低いです。今後、数年後には暴落が予想されているので、手放す時期は、次の天井が来た時です。要するに中期投資って意味です。
朝倉さんが、かなり信頼がおける方であると私は思いますが、そこは自己責任で判断してください。
https://www.youtube.com/watch?v=TkHnU1WpyM
模倣する先は、当然ですが、友達、ではなく、師匠クラスのプロにしてください。
みんな、模倣する先が間違っています。
そうしないと、クライミングと同じで、友達をまねして、
クライミングしている人がATC持ってこない、
みたいな、頓珍漢なことが起こります。人のロープでリードしようとする、とかも同じですね…。依存的な人の依存症が、発露したケースです。
■ ウクライナ戦争 → 日本の株高
結局、何が起こっているのか?を知ると、ほんと、なんだかなぁと世界の因果律に不思議な気分がしてきます。
今回の株高をもたらしたのは、ウクライナ戦争で、ヨーロッパは戦費がかさみ、経済活動にひっ迫が来ているからなんですよね。
それに中国の大手企業の破綻が重なり、今まで中国に投資してたマネーが逃げて、日本株に来ている、というのが日本株高の理由です。
誰かが死ぬことで、自分が豊かになる、という仕組みに、資本主義がなってしまっており、自分が賛同していなくても、その流れは、原理として働いてしまっているということです。
だからと言ってウクライナに募金したら、この流れを一層強めてしまうだけなのですから。
なんという因果な世界の現実でしょう…
金持ち父さんのロバート・キヨサキの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=RryCN3tuUSY
やっぱり逆イールドによる恐慌予測が一番のトピックなんですが…アメリカの債務上限問題って、政治的駆け引きになっており、米国がデフォルトに陥るのは、ぎりちょんで避けられるだろう… というのが大方の見方なんですが… 普通はそう思いますよねぇ…
ところがFEDって、銀行潰して全然ベイルアウトしていませんよねぇ?
もしかして潰したいのかな?FEDは何をしようとしているんでしょう???
レイ・ダリオの動画。https://www.youtube.com/watch?v=lPYmD7CyHlY&t=3545s
アメリカの覇権が終わる=ドル基軸通貨も終わり?
アメリカの覇権の終わり=米中戦争?
基本、米国の覇権の陰りが見えている、ということは言えそうですが… イケイケムードの日本株式相場… こっちのほうがリアルにバブル感あって怖い。
大井幸子さんの動画。https://www.youtube.com/watch?v=OamWIK_5unI
すでに、リーマン・ショック時の規模を超えている。
■世界は超物価高
2月にアイルランドの日本人にあったら、物価高で生きて行くのが大変すぎて、日本への帰国を考えているそうだった。
大井さんの動画でも、世界のインフレは、深刻。https://www.youtube.com/watch?v=5dB_AtWMAVk&t=146s
日本でもインフレ大変ですけど、日本では給料が上がっていないので、価格に転嫁しようにもできない‥ 海外では、さっさと価格転嫁されてしまう。
■お金をすりすぎた結果
結局、金融緩和でお金をじゃぶじゃぶに刷りすぎた結果、バブル崩壊で、みんなで苦労するんだが、お金が儲かる人は一部で、バブル崩壊の影響を被るのは全員。つまり、貧乏人には割が合いませんね。
恐慌が起きるのは、逆イールド解消から、数カ月後から、2年後の間くらいです。ので、まだまだ時間的には先ですが、ロバートキヨサキの動画では、資産はとっくにキャッシュで積み上がっているそうです。
米国債権も、デフォルトに陥れば、ただの紙切れ。投資信託も銀行がきちんと機能しなく慣れば、軒並み基準価格を下げるのではないでしょうか?ETFこそ、市場で成り行きで売買されているので同じです。
そもそも、銀行って預かったお金を勝手に運用できるっていう商売なのが、基本的にはすごく預金者に不公平な仕組みのようにも思えます。
ビットコインの映画を見たら、やっぱり良い仕組みだと思いました。銀行からの支配、金融機関からの支配、を終わることができるからです。
今後の世界の仕組みがどうなるにせよ、暴落への備えは必要ですね。
■ 乗馬クラブ
プロモーションがきたので、わたりに船と思って気軽な気持ちで、乗馬体験に行ったら、すごい乗馬クラブでした。もしかしたら、日本で一番うまく行っている乗馬クラブかもしれないのだそうです。80頭ものサラブレッドがいました。
馬は、”引退した”サラブレッドだそうでした…。競馬は人間の都合なのに、引退後は引き取り手がなく、乗馬クラブ=馬の老人ホーム。といっても、馬もまだ人間でいえば、30代くらいです。引退が5歳、人間なら、22.5歳で、競争馬としては終わりなそうです。たしかに人間でも、クライミング力のクライマックスは25歳くらいですよね。後は落ちる一方です。
餌代が大変なようで、乗馬クラブは入会金16万円。月会費16500円。そのうえで、乗りたいときは都度1650円。ということで、ものすごーく高級な趣味、ということらしいです。
まぁ、ペットを買うのだって、都会では高額所得者の楽しみみたいな感じだもんねぇ…
北海道の競走馬の老人ホームが福岡にある、ということがわかりました。
乗馬クラブにはもちろん入会しないことにしました… なんか違う感ありました。
■ クライマーのピーク
クライマーも選手としてみると、ピークは25歳。グレードだけで競争することの無意味さがわかるというものだと思うのですが、なんでやめないんだろうか…。
グレード競争ってホント、虚しい戦いだなぁと思うのですが、それは私の受け取り方なのかもしれん…
永遠に課題がある…ということを嬉しい!と感じる人もいるのだそうです。
永遠に、5.12と5.13の間の課題をやり続けるのかなぁ…
その生き方だと、時間つぶし感というか、なんとなく現実逃避の一種、のような気がしないでもないですが…。
やはり、クライマーとしての成長は、
全人的成長、
というか、人間の人格として、成長していく、より良い人格になっていく、ということを目指し、グレードは副次的なもの、として捉えるほうが、
生涯クライミング、としての考え方
には適しているような気がします。その意味でも、グレード至上主義のスポーツクライミングをフリークライミングに持ち込んでいるだけの九州の文化的土壌とは私は合わないですね。
■ 競走馬…闘争心を植え付けられる
競走馬として成長期に躾けられた馬って、
わざと闘争心を植え付けられている
のだそうです。そのため、いわゆる乗馬クラブの馬としては、性格的に不向きなのだそうです。
そこで、競走馬として引退後の馬が、乗馬クラブの馬として生き残りたければ、
性格を穏やかに作り直す
必要があり、調教され直すのだろうです。
これが、クライミングジム上がりの人には必要なのではないですかね? クライミングジムでは、面白さを演出するために、グレードで色分けしたり、セッションで競争させたりするわけなんで。
クライミングジム上がりの人や、人工壁上がり、国体選手上がりの人が、向き合う困難って、サラブレッドが 乗馬クラブに就職するときの困難と同じなのかも?
つまり、闘争心、勝ちたい、みたいな気持ちが環境的にじゃまになるってことです。
(一般市民クライミング)、の感覚と、グレード至上主義に貫かれた(コンペクライミング)では、意味が違ってきて当然ですよね。
クライミング界は、前者は積極的にプロモートしていないです。
■ 個別の能力を一つのグレードにまとめることはできない
なんせ、グレード主義で、フリークライミングをやっていると、RPでのグレードを伸ばすことばかりに関心が行き、肝心のムーブ自体の安定とか、お留守だったりします。
5.13俺登れるから…と思って、自信があっても、インスボンのワイドクラックの5.8は登れない人が多い、と 師匠は言っていましたが、これなど、
一つのグレードですべてのタイプの異なるクライミングがまかなえる、
と誤解するところから生まれます。
つまり、すべてのクライミングをグレード1本で測ってしまいましょう、みたいな考えに染まりやすいということ。
X=3に違和感を感じないタイプの人…学歴社会で成功してきた人に多い考え方なのだそうです。
スラブとワイドでは 必要な能力違いますよね? 外岩とインドアでも違うし。インドアジムのホールドってカチラー向きです。
私は、やっとフェイスでのナインが安定してきた…ムーブのバリエーションが十分溜まった…ので、色々なタイプのナイン…クラックとか、ワイドとか、オーバーハング?に触りたい、と思っていた頃合いに九州に来たのですが…全然カルチャーが合わず、成長ゼロどころか、マイナスです(涙)。前にはあった登攀力すら失っている状態ですね。
九州のカルチャーは、日本社会の悪いところがより色濃く出ているような気がします。ので、私にとってはそういうカルチャーを跳ね返すという、メンタル課題のほうがより大きな障壁みたいな感じです。
■ へんてこな可愛そうな人競争?
九州人の対談を聞いていたら、九州人は、特に勝利者を嫌い弱いものを応援したい器質が強いそうです。しかし、それが完全に裏目に出ている。
というわけで、助けてくれ、という人を見ていては、こちらのほうが身ぐるみ剥がされてしまいそうだ、と思いました…。
なんか…基本的に自分が可愛そうだ、という視点を持つ事自体が、その人があまちゃんの印なのかもしれないと思うのですが、どうでしょうか?
今の時代、クライミングを解説した書籍はいっぱい出ているでしょ、とある山屋が言っていました。私もそう思う。
それでも、どこにも、日本中が40年経過したカットアンカーだらけという現実は言語的には記述されていないと思いますが…
以前、友人で、国立大学の私に、「あ~、国立大だから、お金持ちなんだね」といってきた人がいましたが… 私は長屋住まいで、育英奨学金400万円の返済を抱えた身で、言ってきた人は、親元から通い、自分の部屋を持っている、という人でした。もう、思考が反転しているというのはこのことだなーと思いました。
これ、20年くらい前のことですから、その頃から日本には、本当に困っている人はおらず、
贅沢したいのにできないから自分は貧乏だ
と思っている人ばかりだってことです。 それは貧乏とは言わないんですよ。
■ ソーシャルビジネスを支援する
身の回りの人は、そんなアホタレばかりなので、投資で、ソーシャルビジネスを支援することにしました。
自閉症のある知的障害者を支援している会社です。
ヘラルボニー https://www.heralbony.jp/about
支援したい場合は、投資信託を購入することになります。
https://www.kamakuraim.jp/tsubomi/tsubomi-news/detail/---id-15.html
■ 温かいお金
お金の勉強は、物産OL時代から、テーマとしてやっていました。
鎌倉投信という会社は、エシカルな会社だけを集めた投資ファンドです。
私の母はお買い物症候群で、思い通りにならないストレスを発散できる場が、お買い物、だったようで、困ったお金の使い方をする人でした…。ワープロが出てすぐの頃、買ってくれたりとか、良い面もあったのですが…お陰で、10代からブラインドタッチですし…でも、食費とワープロでは、普通、食費ですよねぇ?
私は、小中学校の修学旅行が嫌いな子供でした… 行きたくないのに、「かわいそう」。
それより、家のお金の使い方を正常化してもらいたかったです。
うちでは、不必要に母が子供を子供扱いするので、母の間違った使途を子供が指摘することができず、予想通り、私の進学にも影響しました。
私は考えることができる子供だったのに、その強みが生かされなかった…ので、とても残念でした。
というので、自分の思考力という資産を活かすには、投資信託の会社選び、何が良い投資か?何が自分が作り出したい未来を創る助けになるか?ということに、思考力を少し使っていこうかと思います。
今日のめっけもんは、ヘラルボニー、でした。
■ そもそもNISAって何?
「生活のための資金なら、投資しても非課税にしてあげるよ~」という制度のことです。
■ 新NISAで何が新しいの?
1)出し入れ自由
2)期間の縛り → 無期限化 (生涯非課税の枠がある)
■ 年に40万円貯金しよう!から、定年退職時に1800万円程度の貯蓄を持っていよう!へゴールが変わっているようです
正確には貯金みたいな性格の投資ですが。
非課税=国民よ、蓄えても課税せんよ、って意味なので、この変更をみると、年に40万円程度貯蓄する生活を国が想定していたのが、もはや、景気の波の振れ幅が大きくて年に40万は難しく、生涯1800万トータルで持っていればいいや、みたいなことになったっぽいですね。
国民的なトップクライマーだった谷口ケイさんが亡くなった時、700万円の貯蓄があった、ということが印象的でしたが…、適切な金融感覚の方だったんだなぁ~と思いました。
一般にライフプランニングの観点から見ると、子供がいない限り、働ける前提のある人は、年収と同等の預金があれば、それ以上あっても仕方ないです。
月収なども、必要以上に稼いでも…お金って、そのお金で何をするのか?のほうが大事なので、ガボっと税収に持っていかれるだけなので、賢い人は、必要以上に収入を上げようとしないと思います。
その釣り合っているところ…が、どこだと国が考えているのか?大体分かる制度がNISA…年金の代替えみたいな感じですね。
■ 白いお金に投資する (エシカル投資)
私は三井物産にいる頃は、事業性資金の審査をする上司のために、資料を作る担当でした。
ちょうどグロービスでファイナンスを学習し終わったところだったから…。
昔は、サラ金といえば、黒いカネということで社会が了解しており、例え、末端の窓口嬢みたいな職種だったとしても、そのような反社会的な会社に勤める前には、だれもが”このような会社ですが、いいでしょうか?”と聞くような社会だったのに、現代では立派な都市銀がサラ金を運用している、とかです。
つまり、あまりに低成長で利率が低いので、お金に対する倫理観が著しく曖昧になってしまいました…。
たとえば、UFJとかが、海外の工場に投資しているとして、その工場が、児童労働搾取していないと誰が言えるでしょうか?
結局、先進国の豊かさがあれやこれやの何十ものレイヤーを重ねて、搾取の構造の上に成り立っている、ということが、基本的に分かるのがファイナンスの勉強でした。
例えば、10数年前に福岡の筑紫野市に新設されたイオンの出資者を調べたら…あらー、オーストラリアの年金を運用する会社…いわゆる機関投資家、でした。
(潰れたら困る資金が入っているので、イオンがかなり安泰なことは確実ですね…)
ということは、イオンでレジ打ちするおばちゃんは、資本家であるオーストラリア人の老後の安泰のために働いているのであり、けっして日本国民(お客様)でも、上司を養っているのでもないですよね(笑)。
日本人は、世界的に見て非常に低時給に抑えられているので、労働が生み出す価値のうち、日本国への税収となるのは最低限に抑えられ、国民の可処分所得も最低限に抑えられ、投資家だけが労働の余剰を潤沢に受け取る構造…なので。
予断ですが、日本人が割安労働なんで、最近しょっちゅう、外資から誘いが来ます…もう、現金ですよねぇ?
話は戻りますが、そもそも資本主義というのが資本家にならないと豊かになれないという意味でしたよねぇ?
…というので、投資をしない限り、豊かになれない。ところが、問題が。
白い会社がない…。
世の中のあまたの会社から、黒と白を選り分ける作業は、ホント大変なのです。知的な作業的に作業量が多い。
鎌倉投信はそういう点を肩代わりする、白いお金に投資する投資信託です。
■ 基本はインデックス
ただ、インデックス投資より利回りは低そうです…白い会社は、やはり成長が地味。それでも過去10年で、元本割れしたところはないそうです。
新NISAで投資信託の非課税枠が拡張されたそうなので、投資信託の運用を自分でできる金融リテラシー上級者は自分で選べばいいですが、選べない!という人は、鎌倉投信はおススメできると思います。なんせ、商品を選ぶのが難しいのが金融商品。
■ 同調圧力派はインデックス
なんも分からんという人は、インデックス投資が定番ですが、これは世間と同調するという意味です。
…余談ですが、世間と同調しておらず、40年前のまま固まっている九州のクライミングの在り方がいかに時代遅れか?ということを顧みると…世間の波にとりあえずは付いていくというのが、最低限の動きだということは分かるでしょう…
世間の流れについていくということは、世界恐慌が起きれば、そのまま価値が暴落するというだけなので、あんまり世界恐慌に対するリスクヘッジにはならないです。
世の中の流れについていくということ=変化に対して、そのまんま受け取る、ということで、まずは最低限、かな。
鎌倉投信には仕事(収入源)を見つけたら、口座開設しようと思っていましたが、仕事見つかっていないけど、口座開設することにしました。情報が得られます。
私が思うには、海外のホワイト企業から収入を得て、国内で運用するのが一番手堅いのではないですかね? あ、日本の税制で生きていたら同じか…
個人的には、私は、生活保護の対象になるくらいの米と塩しかないような低収入の暮らしから、丸の内OLとしてパソコン持って海外出張にバンバン行くという高収入ライフスタイルもやってみましたが、収入は高くなっても出ていく額も大きいので、残るのは同じなんですよね。
なので、収入はそこそこに抑えて、今の時間を大切に生きる方が若い方にはおススメです。
若さは二度と来ない。35歳のころ、「もう人生は終わりだな~」と漠然と思っていましたが、今、思うと、めちゃ人生のプライムタイムですね。
働くために生きているんではなく、生きるために働いているんだしね…今という時間は二度と来ません。
NISAが求めるくらいの貯蓄をやったら、後はゆっくり好きなこと…例えば、クライミングバム…をして過ごすのが良いと思われます。
アメリカのバムで有名なフレッド・ベッキーは、米国のバリエーションルートを登りまくった人ですが…投資で身を立てていたことで知られています。
公務員です、みたいな人が人生に飽きたがために、クライミングにアドレナリンを求めてやってきている日本とはわけが違いますね(笑)。
人生そのもののリスクにも真っ向から向き合っている、ということなのですから…
日本人が足りていないのは、向き合い力=自分で考える力、のような気がしてなりません。