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2023/02/23

老化

■ 老化 

これは私の感想です。

中学の頃テニス部でした。19歳からバレエを20年やり、そのうち半分はヨガを同時進行してやり、38歳から山をやり、39歳からヨガを教えて6年、43歳から本格的なクライミングして、47歳で水泳を習い、50歳でMTBとテニスに取り組んでいます。 

25 歳になるとそれまでと違い、動きのキレ、反応の低下を感じまました。また、25 歳~29 歳の間は大きく変化は感じず、夜中まで働いていましたが、 30 歳になるとまた、ガクッと体力の低下を感じ海外出張が堪えるようになりました。35 歳を超えると 3 歳刻みで、動き、感覚が鈍くなるそうです。さらに 40 歳を超えると 2 歳刻みで身体の動きが悪くなるそうです。

大学の頃は昼間フルタイムで働いて夜授業を受けるにも、8時間も座っているのが辛くて、昼休みと就業後には走りに行っていました… そんなに余剰体力があったのに、30歳になると海外出張が辛い… なんせ海外って時差で、結局16時間働くハメになるんですよね。休みも二週間に1日しかくれないし。 

その後、バレエではレッスン数を週4だったのに、週3がちょうどよくなりました。あれ?ヨガでは、全く影響なかったですが、ヨガがのんびりすぎるヨガだったためで、アシュタンガに行ったら、その二日後くらいに胸椎捻挫。膝もダメだし、靭帯に強度が強すぎるヨガはやめて置くことになりました。

登山は38歳からですが、あっという間に雪の山くらいは楽勝で行けるようになりましたが、その頃からスタートしているアイスクライミングでも、今、自分の登攀を見ると、あちゃーこれはリードさせられないなーと思います。ムーブは悪くないけど、アックス効いていない。…バチ利きじゃないとリードでは登れないですね。

43歳頃から本格的にクライミングしていますが、インスボンや台湾、ラオスに行くのは、良きことでした。ボルトもしっかりしており、市民クライミングの文化もあり、日本のクライミングとは全く違います。日本の岩場は、若い男性で5.12が登れる人がゆとり力で5.9を登るというスタイルにマッチしており、日本での登攀は、40代でスタートした人には厳しすぎる環境と思います。冷静になりましょう…人は、みな老いるものなのです。 

もうやっと50歳になって、クライマーなら命かけてみろ、と男性の基準で裁かれなくなった。その裁き自体が謎でした。拒否っているのは正解だと思う。みんな老化に無自覚な人か、もしくは、早く死にたい人が多いクライミング界です。私は道連れにはなりたくない。 

若い男性クライマーがよく私と登りたがるのは、彼らも命かけたくないからなのでは?
 

私の場合は、バレエで先生の動きをコピーする能力が上がった(というか下がらなかった)ためか、動作の習得速度はそこまで下がっていないのですが、単純に

基礎体力

が下がっているように思います。心肺機能と筋強度。

しかし、基本的にそのために、走って筋トレ、が嫌だから、それを楽しくするためにやるのが、スポーツのような気がするよなぁ…

ようは、体が鍛えられ、あるいは老化が遅延されるように、

楽しくスポーツをやっていればいいのではないでしょうか?