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2022/03/15

膝の亜脱臼  私の足はこのまま一生治らないのだろうか?

■ 治らない…

ビレイヤーに落とされた山梨クライミングは、肉体的には、ほとんど何のダメージも感じなかったが、九州では、膝の亜脱臼が、治っていない。

2019年9月12日に脱臼しているので、肉離れでの回復が十分でないままに登ったことが起因だとして、さらに半年を加えなければならないので、およそ3年、ということになる。

私の足はこのまま一生治らないのだろうか?

膝を亜脱臼して以来、痛みが取れず、夜中に目が覚めてしまうこともある。

■ タフなネゴシエーターになりましょう

ホント何とかならないかな、と思って、昨日たまたま膝専門の外来MRIを取ってくれるという外科を見つけ、さっそく調べた。

その病院は、膝再生医療というのをやっていて、細胞を移植して組織を再建させるというものだったが、説明資料に適応症が掲載されておらず、私の膝の問題が適応症なのかどうか、分からなかった。高額な自費診療での検査となるので、検査したとしても、適応でなければ、無駄な検査となる結果になる。

ので、問い合わせたら、超いい加減に、とにかく来い!という返事でした。

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ひざ関節症クリニックの〇〇でございます。

この度はお問合せをいただき、誠にありがとうございます。

2年程前からの右膝のお痛みでお悩みとのことですね。

当院は主に慢性的なお膝の痛みに対して再生医療の治療を提供している保険適応外のクリニックでございます。(→そんなのはHPで見れば分かる)

初診時にMRIなどでお膝の状態をしっかりとチェックしたうえで適応の治療の種類や再生医療の効果の見込みなどをお伝えしています。(→そんなのも当然であり、聞かなくても分かる)

文章の説明だと伝わりにくい点もございます。(→は?何の説明もされていない)

詳しく確認したい内容がございましたらお電話にてご連絡いただけますと幸いです。(→手抜きかよ!)

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読んで分かるように言葉は丁寧だが、何の質問にも答えていない…。

というわけで、電話して適応になるのか?聞いた。

もう、この国の国民は、医療関係者から徹底的に舐められているとしか思えない。

この膝外科の治療は、軟骨が主たる対象で、腱や靱帯の損傷は書かれていないので、私の膝の亜脱臼という症例では、適応症にはならないのではないか?と聞いてみた。症例があれば受診すると伝えたら…、なんと、すんなり、ないです…というメールが次にきた。

何も調べずに、ただ来い!というメールを書いていただけ、ということだ…

もうほんと、患者は舐められている・・・

要するに、窓口担当の人は何の仕事もしていない、ただ問い合わせにいい加減に答えて、受診者数を稼ぐというだけでした…。

こんなのやっているから、全然日本の医療費がひっ迫してしまうわけです。

■ MPFL(内側膝蓋大腿靭帯/ないそくしつがいだいたいじんたい)再建術の紹介

サイトを読んでいるときから、私には合っていないのではないかな?と思いつつ、膝専門医はそこしかいないので問い合わせはしたのですが、やっぱりとなりました…

まぁツッコんで聞く、タフなネゴシエーターになるという目標を一つクリアしました。

私がまたクライミングスイスイと登っていい日は来るのでしょうか…

膝の亜脱臼が治らない場合、手術による再建術になります。

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/seikei/about/disease/sports/sports_07.html

絶対手術はヤダ。というのは、私が、脊椎外科のメーカー勤めの経験があり、しかも術書の翻訳などをやっていたので、リスクがハッキリと分かるからです。

本来体というものは、できるだけイジラナイほうが良いわけです。

まぁ落とされて頭を7針縫ったときみたいに、破けたのをふさぐ、というのはかなり必要なことですが、それでも、完治して何ともなくなっても、なんとなく、傷の当たりが引っ張られているような感じというのはするものです…

歯科だって、詰め物がある歯とない歯では感触が違うでしょう…

■ 無理な動作をしない、なんて無理

亜脱臼は繰り返すことが問題であり、繰り返しは、完治する前に、また登ってしまうことに起因します… そもそも肉離れが完治したかどうかわからないまま登ったことが亜脱臼の原因であるので。

肉離れ後は、安全なトップロープで様子を見ることをほかの方にはお勧めします。

無理な動作するな、って言ってもクライミングで無理な動作しないって無理ですよねぇ(笑)。

無理な動作するのがクライミングで、落ちるときは、普通にトップロープで落ちたとしても、やっぱり無理な動作をするわけで…。普通に気楽に墜落して、楽勝の体というのは、若い時の特権的産物である可能性もあります。

リードで落ちるのも大墜落ではなく、小墜落、あるいはテンションとコールしてハングドッグくらいにしておくのが、”大人の登り”、でしょう…

別に私のように怪我がなくても、大抵の成長期を過ぎた人には必要な考慮でしょう。

2020/08/04

小さな前兆から大きな怪我へ?

■マイルドな脱水?
肉離れした右足のふくらはぎがクライミングで張って、その後、張りが取れない。
で、夜中に目が覚めた…(汗)。
がっつりカリウムが取れる、おいしいスイカを夜中に食べる羽目になった(笑)。

私が肉離れになった遠因は、脱水にもあるのかもしれないなぁ…。

山で強度が強いのをしたら、下肢にむくみが出ることが、ままありました。強度が強いというのは、金峰・甲武信の後に、甲斐駒、千丈とかそういうの。 

余談ですが、テント泊縦走を身につけないと、ダッシュでピストンで登る山連続っていう、縦走よりうんと強度がキツイ(累積標高差が大きい)山をすることになります。大体おばちゃんたちはみんなこれが好きで、縦走は嫌い。縦走だと食事が貧相だからだと思う。

一方、若い人は、縦走派が多い…けどやっぱり質素な食事で耐えるのはできなくて、山小屋で食事を出してもらって充実派が多い。総じて、重い荷に耐える&荷を軽く済ませて粗食に耐える…のどっちも、できなくなっているかもしれない。もちろん、特殊事情の人は除くべきなのだが、多くの人は、太っている、とか自分の事情に過ぎないことを特殊事情に換算していると思う…。自分のせいで動かすことができないことが、特殊事情で、本当の特殊事情は、がんで何度も手術したとか、体脂肪率10%以下とかです…。

■ 漢方

最近、体質を改善したいと思い、漢方を始めたのですが、やはりむくみを改善する系の者が入っており、私の山の核心はそこだったのかなぁ…と。
普通の縦走で出てきた些細な問題…むくみ…十分なレストでごまかしてしまえる問題ですが…を放置したから、クライミングで肉離れの重大な怪我につながったのかも?

むくみ放置 → 準備運動軽視×いきなり岩場×ザック重い×けど大丈夫などの過信 → 肉離れ → 過信による治療遅れ → 2か月完全にベッドの中 → 体重増加 → 右ひざ脱臼 → 復活遅れ…

というので、やはり、怪我から復活したら、青ちゃんもそうでしたが、限界を押し上げるクライミングはまだまだ先です。

みなさん、私に限界を押し上げるクライミングを求めないでください。