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2015/08/10

キャメロットとフレンズの対照表

現在はカムはキャメロットが主流ですが、ルートガイドはフレンズで書いてあることが多い。

したがってギアを選択するのに、対照表が必要・・・というわけで、

対照表です。こちらのサイトより、引用(http://climberclimber.blog10.fc2.com/blog-entry-108.html


さらに、こちらにも表がありました。(http://www.kawakami.ne.jp/ogawayama/clack/hayamihyou.html より引用)

 キャメロット  
サイズ
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
0.75
1
2
3
3.5
4
4.5
5
最大幅
2.0
2.6
3.3
4.0
5.0
6.4
8.7
10.4
12.7
14.5
17.7
最小幅
1.4
1.7
2.0
2.5
3.1
3.8
5.5
6.2
7.3
8.7
11.1
 0.1~0.75=マイクロカム
 フレンズ
サイズ
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
5
6
最大幅
1.9
2.4
3.0
3.7
4.4
5.3
6.7
8.2
10.0
最小幅
1.3
1.7
1.9
2.3
2.9
4.0
4.3
5.7
7.1
  単位:cm



・フレンズの最大よりキャメロットの最大が狭くても、入れば問題ない(普通は最大幅で使わない)

・フレンズの最小よりキャメロットの最小が小さくないと入らないと困る(入らないとそもそも使えない)

なので、総合すると

フレンズ1 = キャメロット0.3~0.4

     2 = 0.75 

     2.5 = 1

     3 =  2

     4 =  3.5

ということです。キャメで良く使うのは、0.75~2番までだと聞いています。




     

2015/08/01

用語

一般的な登山用語集については、既に紹介されているサイトが多くあるので、ここでは、ネットではあまり見ない用語を取り上げました。

ルート: バリエーションルートの略。しばしばスタカットの技術を要する。

バリエーション: バリエーションルートの略。『日本登山大系』に一杯載っている。バレエでバリエーションと言えば、主役が踊る踊り。

本チャン: 本格的なバリエーションルートの俗語。穂高などの安全圏から遠く、急峻な山でロープを使う登山。

深い: 安全圏から遠い、という意味。 「最近トレーニング不足だから、そんな深いところは行けない」

ゲレンデ: 本チャンの反対。クライミング練習用の場所。 スキーのゲレンデのように管理されているとは限らない。

アイス: アイスクライミングのこと。アイスクリームではない。「今度アイス行かない?」

擬似テープ: 道を示すテープではなく、誰が何の目的でつけたのか分からないテープ 
         地形的に根拠がない。

核心: その山行を実行するのに、もっとも難しい点。

核心部: もっともクライミングが難しい箇所。

アプローチ核心: ルートではなく、アプローチが核心であること。

登山口敗退: 地図を忘れた!ギアが不備!山に登る前に登らないで帰ることが決まること。

赤本: 『チャレンジ!アルパイン:』のこと。廣川健太郎さんの本。

ヒロケン: 廣川健太郎さんのこと。

アルパイン: アルパインクライミング、もしくは、アルパインルートの略。

フリー: フリークライミングの略。エイドの反対。「ここはフリーのルートだからね」などと言うように使う。

ハードフリー: フリークライミングのこと。10年くらい昔はそういっていたそうです。

マルチ: マルチピッチの略。農業ではマルチといえばマルチングの略。

イボイノシシ: ワートホグという草付で使うプロテクション

プロテクション: 支点に使うギアのこと。スリング、カム、ボルト、ナッツ、ハーケンなど。

ナチュプロ: カムやナッツなどの山(岩)を痛めないプロテクション。 ⇔ 対: ハーケン

ルーファイ: ルートファインディングの略。地図読みより細かく、現地判断を要する。

パーティ: 登山の一行、グループ、団体のこと。パーティがバラバラに行動しないのが大事。

入山前遭難: 計画段階から、遭難するリスクが予想できる遭難

BKG登山: B=バカ、K=ケチ、G=頑固 行く山のことを知ろうとしないバカな登山計画を、せっかく来たのだからとケチ精神を発揮しつつ無理に敢行し、行けるはずと頑固にあきらめない登山のこと。

ABS遭難: 「あの・バカ野郎・遭難」の隠語。無謀な計画・装備で遭難すること。

地図萌え: 地図を見て萌えること

デイジー : 花のデイジーではなく、エイドクライミングで使うデイジーチェーンの略。

チータースティック: 日本ではチョンボ棒。プリクリップするための棒のこと。これが英語で、チータースティックという名前であることは、プリクリップが、チーティング(ズル)であることを決定的に意味している。

大名登山: お金にモノを言わせた登山。 小屋泊&連泊、ギアは高級輸入ウエア。

良い子の山時間: ゆとりを持った行動時間のこと。夏16時下山。冬15時下山。

山時間: 9時ー5時を基本とする里の時間とは違う、日の出と日の入りを基本にした山の時間割り。