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2023/01/28

2代目の自転車… 共感は選択的に

■ マウンテンバイクという”難しい買い物”

近所の自転車屋さんなら、最低5か所は巡ったし、福岡ライダー御用達、正屋も、はるばる行ったし、車を飛ばして色々行ったけど…マウンテンバイクという買い物は、すでに登山で洗礼を受けていた私にも、ホント難しい買い物なんですよね…。

■ 分かっている人がほとんどいない

というのは、メーカーの店、ジャイアントでも、マウンテンバイクは、”そもそも売れない”ので、知識がある店員さんがいない。店員さんがそもそも、「乗るところがないので、売れないんです」という。取り寄せると、納車は9月です、という具合だ。

形がマウンテンバイクでも、おいてあるのは、全部クロスバイク。違いはフレームを見れば、サスペンションがついていない。

サスペンションがないと、山は凸凹しているので、不快な乗り心地になるんだが、重さという代償もついて回るので、結局、その人の好み、というところに落ち着く。

しかし、初心者には、そんなことは分からないのに、店員さんは、ハードテイルにしますか?フルサスにしますか?とか聞いてきたら、売れるものも売れない。

一般的に、本格的なアウトドアアクティビティでは、初心者ほど、手厚いギアが必要だ。これは法則だ。

技術の不足をギアでカバーするためだ。クライミングで例えるなら、ATCではなく、ATC-XPを買わないと、初心者クライマーは、折り返しビレイの方法を知らないので、セカンドの確保ができなくなる。

さて、マウンテンバイクの話題に戻ろう。大事なのは、ディスクブレーキ。今どきディスクブレーキでないなんて、という言葉が、今どきグージョンでないなんて、という岩場と同程度の感覚だ。安物買いの銭失いなのだ。そこは、フレームがカーボンか?アルミか?というのとは違う。アルミでも良いものは良い。

私が今回、チャリを乗り換えたのは、規格的な問題だ。タイヤ径は、29インチ以外は市場から駆逐されつつある。

私は体が小さいので、29インチはかなり大きく感じられ、逆に小さいのを求めてしまったために、中古のマウンテンバイクを購入することになったが、その時も詳しい人が紹介してくれた相手から購入。それは、小さいほうが私はコントロールしやすいという誤解があったため。タイヤ径は大きくないと、障害物を乗り越える際の摩擦がたりない。業界もそれを学習して、タイヤ径が大きくなったのだそうだ。

■ 機能には金を払うが、承認欲求に払う気はない

それでも6万で、6万あれば、新品のクロスバイクは、平気で買える。

つまり、その中古バイクも、元々かなり高額だったってことだ。20-30万円はしたのだろう。人が見るたびにこれは、すごい、とうなる。

買った私本人は、どこがすごいのか、いまいちわからずに、自転車とりあえず何でもいいからないと、山を走れない!という気持ちで買ったからだ。 

■ 冬靴を買ったときのこと…

思い出すのは、冬靴を買ったときのこと。1足目だが、大阪も東京も山道具屋、全部回ったが、置いていない。やっと出してきてもらった女性用の冬靴は、4年倉庫で眠っていました、ってものだったが、保温材がないものだったので、山が嵩じたら(=縦走はあっという間にマスター)、すぐお蔵入りし、ダブルブーツを買い直すことになった。縦走なら、ずっと歩いているから、シングルブーツでいいのだが、ビレイがある山を冬にするとなると、凍傷はリアルな脅威で、一回目で、指が黒くなった。

クライミングジムで、「あ、凍傷になっているね」と軽ーい感じで教えてもらった。本人は、あれ?靴が当たって豆になってる、くらいの感覚で、まさか凍傷とは思ってもみなかった。

シングルの冬靴→ダブルの冬靴、となったように、26インチのフルサス・ディスクブレーキ、カーボンフレームの中古MTBから、29インチのフルサス、メリダへ…。6万円から、20万円のステップアップになった。

アイスクライミングだけではなく、ダブルブーツはだいぶお世話になった。高かったがそれだけの価値はあった。シングルブーツは、今では、春山でしか出番がない。このメリダ車も、ガンガンお世話になる予定だ。

■ アウトドアの買い物の特徴…店員さん自体が無知

しかし、アウトドアの活動というのは、どんな活動でも、正解、にたどり着くまでに、紆余曲折させられる…その間の無駄な出費… シングルブーツは49800円で、ダブル6万円を買えなかったのは、店員さんが無知だったから(笑)。

店員さん自体が冬山を分からないし、アイスクライミングする女性にも会ったことがない。

一般にダブルなんて、高所登山する人しかイラナイと店員さんは教え込まれているが、それは、登攀がある登山が一切わからない人の頭の中。

山で登攀する=ビレイ時間はじっとしている=遭難した時と同じ、だ。冬山で体が、温かくいられるのは、ずっと動いているからであり、適切なウエアなどのギアが不足しているとき、凍傷を避けるために寝ないで行動し続ける人もいるくらいだ。

自転車も同じで、MTBのモンベルみたいな、ジャイアントの社員でも、山を走ったことがないし、走っている女性ライダーに合ったことがない。女性どころか男性ライダーすら知らない。MTBといえば、YouTubeで見るもの、みたいなことになっているらしいのだ。

だから、今の自転車ブームはロードバイクのこと。ロードバイクは本格的っぽ過ぎて怖いという人が、ハンドルがフラットのマウンテンに来るが、要するにほしいのは、かっこよさ。機能ではない。機能で買う人は、ニーズが満たされればすぐに購入決断する。

というので、今回はめでたく平山さんと繋がったことで購入できた。

機能的に過不足のない自転車を購入できたと思う。

■ 自分の価値を言語化するということ

平山さんは、たぶん、自分の価値をまだ全然、言語化できていないみたいだった。

クライミングで初めてロープを購入する前に、天野和明さんという世界中が尊敬するピオレドール受賞者に、9ミリ中頃、と教わって買った、みたいな感じだったが、この説明では、だれにもわからないだろうしなぁ…。

平山さんのマウンテンバイクの経歴もかなりスゴイ。が、それでは、彼の価値の説明にはならない。私のように、鼻が利く人にピン!とくるだけ。

彼には、マウンテンバイクを適切に”処方”する能力がある。 処方箋能力、だ。

平山さんのお店: https://allnevery.blogspot.com/2023/01/blog-post_13.html

■ 一般ピープル

平山さんのお店に1,2時間いたら、飛び込みのお客がだいぶ入ってきたが、どのお客さんも、山を走ったことがないので、ただ単に、

かっこいいから

というので、MTBを求めてくる人たちで、主たる狙いは、アスファルトの上をかっこいいアウトドア風(ホントの機能がないもの)つまり、ビームスが出しているようなアウトドア風衣類に身を包みたい、の一環としての自転車、を求めている人たちだった…。

一人のおじさんは、いい人で、山で乗る、用途がないだけが、ボトルネックのようだったのだが、平山さんは山に誘わない。その様子を見て、えらいなーと思った。

というのは、私はクライミングでは、外岩に出る資格の無い人を本格的という形容詞がつき、ある程度の覚悟がいる外岩の世界に呼んでしまっていたかもしれないからだ。それは良くない。自ら入ってくる人だけを助けるべきなのだ。それを自覚して、今宿のジムの店長なる人物は断った。なんも分かっていないボンボンだった。捨て台詞は、私が思っているより俺は分かっている、だそうだった(笑)。分かっていないことを分かっていない。

もう一人の女性客は、単なるかっこよさの追求がその人の求めているものだった…承認欲求ってことなんだが…。それだと普通の女性は、20万円とか払う気には、なれない。機能に”命がかかっていない”、”安全性がかかっていない”と、人間が承認欲求のために出せる金額なんて、たかが知れている。安ければ安いほどいい、みたいなことになるため、アマゾンには、2-3万円のマウンテンバイク風自転車があぶれている。福岡には、ブランド買い取り古着屋があふれている。

余談だが、安いマウンテンバイク風自転車は、ちゃんとしている人には、”なんちゃって商品”とバレている。それは素人さんでも分かるので、なんとかバレないメーカー名の、安物が欲しいのだ、そういう人は(笑)。

それで、ノースなどのちゃんとしたメーカーでも、ブランド名ロゴは付いているが、最高級ラインのハードシェルと同じ見た目の安物バージョンを売ってる。街着には十分だからだ。それで、ホントに最高級ラインを持っている人は怒る。誤解を受けるので。そのため、通にしか分からない小さい差をメーカーは付けないといけなくなる。自転車なら、それはサスペンションだろうか(笑)?

平山さんはそういうお客さんにも、丁寧に解説していた。

歯科タービンでセールス大阪府トップになったことがある私の意見は、このお客さんに機能解説するのは時間の無駄だよなーと思った。黙ってお客さんが欲しいのが何なのか深まるまで帰すのがいい。いい自転車なんで値引きはないからだ。値を引いてはいけない。

私以外のセールスは、値引き競争に参加してひどい目に遭ってた。

なんせ、お客さんが欲しいのは、緑色のおっされーなチャリで、ネックは価格であり、たったの6万円も承認欲求に出せないのだ。ウエアもなんちゃってアウトドア風で固めている人だったから、彼女の主訴がカッコよさであることは分かる。

私だったら、タダでもいらない、フルサスでもないクロスバイクで悩んでいるようだった。彼女が欲しいのは、ただの承認欲求で、悩んでいるのは、もっと安く承認欲求を満たしてもらいたいから。

福岡にはそんな人ばかりがあふれている。おっされーに金出す人って意味。ビームスとか、そういうの人気ですよね。あー、バカバカしい(これは私の私見です)。

余談だが、田舎の人は、なんちゃってアウトドア風の人とリアルアウトドアの人の区別がつかない。年配の人も同じだ。

だから、私が凍傷を避けるためにダブルブーツを履き、ビレイパーカを着ていても、おしゃれでそうしていると思って、ブランド物がどうたら、とぶつぶつ文句を言ってくる。

そりゃ、おじいさん、おばあさんは、氷点下でアイス登らないからいいよねぇ。

あるいは、農家出身の人は、誰にでも分かるブランドのロゴがついた服を着て、”田舎者だと思ってバカにすんなよ、ちゃんとしたものを着ているぜ”、と突っかかってくる。馬鹿にしている人、誰もいないのに、本人の妄想がそうさせるのだ。しかも、そのロゴが…ラルフローレンとかのひと昔前の奴だったりして、情報弱者ぶりを表現していて、痛い。

そんなこんなで、”承認欲求地獄”に生きている人が多いのが地方都市であり、猫も杓子もアークテリクスを着ている(笑)。大濠公園を大自然だと思って、自転車乗っている人がアークテリクスのヤッケを着て、ビアンキの自転車に乗って、自己満足している。大濠公園しかないんだから、仕方がないのかもしれないが…。それを指摘しても、大濠公園が本モノの自然じゃないことは分からないみたいだった。福岡の次の2番になる熊本では、闇はもっと深い。洋服代で身を壊す人もいる。

承認欲求だけの世界に生きているということは、本質的には、その人は、

 まだ人生を生きていない。 

つまり、気の毒ではあるわけだが、本人はそんなことは思ってもみない。6万円の自転車が買えない、のは、承認欲求に自分が囚われているためだ、ということすら分からないのだ。

ほんとに欲しいのが承認である、という自覚があれば、何を買えばいいのか?も分かるだろう。ブランドロゴがついた一番の廉価品だ。なんなら中古でも良い(笑)。

クライミングも同じで、”3級しか登れないのに、2段をノーマットで登りたい”、とか、”ロープがあっても意味がない、脆い岩場である根子岳が登れるようなアルパインクライマーになりたい”、とか、意味している内容は、

 ・私は自分の頭でちゃんと考えていません、

 ・私を動かしているのは、承認欲求で、皆と同じことがしたいだけです

という2点でしかない…。だから得るべきものは、仲間入り。

ベテランたちは、このような承認欲求に対して、寛容だ。

 承認欲求には俺も動かされていたよなぁ、共感するよ!

ということで、受け入れられているんだが…その共感が、事故の温床になって、初心者ボルダラーがノーマットで外ボルダーをして岩場が事故り、事故で岩場が閉鎖になり、クライマー全員が登れなくなる。九州にはアルパインのルートが根子岳を外せば、ないと言えばないので、しかたないなぁ、うーん…と甘受しては、根子岳で延々と死者の名前の列が増える…。(脆いルートを何とかする技術もギアも、この世に存在しない)

そんな結末になっているのだ。 

業界的教訓: 共感力は、生命を保存する方向に選択的に使いましょう。


2023/01/10

カラファテみたいな店 ヒラバイクス

■ヒラバイクス

今日はヒラバイクスというMTBのお店に行ってきました。

福岡はたった25㎞先に行くのに、車で2時間もかかる…(汗)もう都市として渋滞問題的にパンクしそうです…。

さて、お店ですが、

 マウンテンバイク版カラファテ

って感じでした…クライマーで知らない人はいないカラファテ… クライミングをスタートする前に、目白まで行ったんだよなー。中根穂高さんの適切なアドバイスにより、軽量シングルと、ロープクランプを購入。このロープクランプには、助けられたよなぁ。

中根さんに相当するのが、平山さんで、ものすごくMTBに詳しい方です。お店はこちら。

お名前が超有名クライマー、世界のユージと、途中まで一緒なんですよね(笑)

マウンテンバイクの平山さんもすごいご経歴です。https://www.hirabikes.com/staff/index.html

もし、マウンテンバイクに今から乗りたい!という人がいるならば、平山さんに相談するのが良いと思います。

様々なマウンテンバイクの歴史的経緯から、事故まで、まだお若いのに、非常に見聞が広く、頼りになります。マウンテンバイクも、エクストリームなスポーツなので、クライミングと同じく、

 リスクを中心に考える感性

が必要になります。イケイケの人は、実は向いていない、ってことです。平山さんも、半身不随になった人などを見たことがあるそうです。やはり、技術という、よって立つものに立たずに、なんだか、ただ感情的にイケイケ自慢の人って、どの世界にもいるんですね。そうじゃない人たちもいますが、すごく隅に追いやられるもの、らしいです。

たぶん、スポーツ系のマスゴミが単細胞で、スポーツの価値をアドレナリン的幸福に貶め、体力一点豪華主義の、どーだ!すげー!&かっこいいー!(例の、ファイトー!いっぱーつ!の…笑)しか価値として売り出せていないからだと思うんですけど…。(例えば、NHKでも、登山として間違った報道していますよねぇ?)

マスゴミが伝えない、本当のアウトドアの価値を、パタゴニアはアンバサダー(大使)制度で広めようとしていますが、どうも成功していないのは、文章の格調が高すぎて、小学6年生にも読めるような内容になっていないからだと思うのですが…(笑)。

平山さんは、素晴らしいマウンテンバイクの経歴と、若いライダーに伝えるべき価値観をお持ちだと思ったので、Youtube動画発信などしてみては?とちょっと聞いてみましたが、どうも、諸般の都合で、やりにくいみたいデス… クライミング業界と同じですね…。残念だなぁ。

ほっとくと、マスゴミという社会毒で、イケイケに偏る世相だからなぁ…。でも、それだと屍の束が積みあがるだけですし…。

■ ハンデ付きバイク

私の購入したマウンテンバイクは、クライミングに例えるなら、棒フレンズみたいな感じで、一世代前の自転車だということで、ちょっと初心者には、ハンデがつきすぎ、なのかもしれないです。というので、思案中です。

マウンテンバイクは、お買い物するのがとても難しい種類のもので、一般の自転車屋さんでは、買えないです。

先日Giantの店に行きましたが、そこでも買えない… というので、結局、すごくよく分かっている人にオーダーする、それもセミオーダーみたいな感じです。

店を知るより、人を知る、ということが大事なのが、マウンテンバイクという活動です。

一昔前のだとパーツも揃わないから、アップグレードしていくことができにくいんですね… 

しかも、私の身長がまたもや障害に… 海外から来ているものは、なんでも背が高い人に合わさってる…チェーンソーのチャップス、私は7分丈でちょうどいいんですよ…(汗)。私は、日本人の中でもマイクロちゃんなんです…股下が…足りない。マウンテンバイクは、メリダなら、股下70cmあれば、なんとか跨げるかな、みたいなサイズ感です…。あんまり小さいフレームだと、29インチの大きいタイヤが付けられないんですよね…。

■ なぜ29インチがいるのか?

タイヤが小さいと、走破性が出ない、ちょっとした石などの障害を乗り越えにくいのです…というので、今のタイヤサイズから一クラスアップしたいというだけでも、30万円コースだけど、決して、高いわけではないんですよね…。フルサスで29インチって…。

ちなみに、その辺の自転車屋さんで、マウンテンバイクで出ているのは、なんちゃってマウンテンバイクです。山の中は走れないものです。

今の時代、マウンテンバイクを買いたい!って人は、そもそも少ないのだそうです。

■ 行き詰まり感

クライミング界と同じで、アクセス問題(フィールド問題とMTB業界では言っている)があり、マウンテンバイクで走れるフィールドが、そもそもないからみたい。街乗りにフルサスは別に要らないですしねぇ…。

歴史的に、オフロードをマウンテンバイクで走ることが問題になった時期があるのだそうです…へぇ~そうなのか…。クライミング界と色々似ているマウンテンバイク業界。

クライミング界より、ある意味、煮詰まり度が強いというか、すでに煮詰まって、にっちもさっちも行かなくなって、〇年というのが長そうなので、マウンテンバイクでどう少数民族が生き延びているのか?みたいな、裏話でもないけど、生き残り戦略として、どう一般社会との付き合い方を考えてきたか?みたいなのが、非常に参考になった…。

MTB業界はメジャー化に背を向けて、マイナー化に舵を切ったみたいですが…クライマー業界はメジャー化路線を突っ走りたい!あのバブル時代をもう一度!みたいな路線…。クライマーがやっていないクライミングジムが町中にボコボコできていますしね…。なので、今後も、

  岩場での人身事故 

は、増え続けるだろうなぁ…と思いました…。岩場で誰かが大怪我しても、JFAの事故報告書に載らない(なぜならJFAを知らないから…汗)から、人身事故…四阿屋で腰椎骨折とか…が起きていることすら、近所のクライマーにすら、知られていない…。

ちゃんとしたクライマーは海外で登りましょう、というのが、現在の環境的には適切な気がします…。

ラオスやギリシャは安全です。日本の国内岩場では不遇の時代だと割り切って、

  テンション&保守的なルート選択 

で登り、本気トライは、ボルトのしっかりした海外で!

と言っても、アメリカはアクセス問題でだいぶ大変そうですが…。
 

2023/01/04

復習ツーリングで発見する秘めた道:人間版、となりのツキノワグマ

■ 大快晴 

私はお天気を見て来週の行動計画を立てるのですが、天気図の線の幅が広ーい!=晴、です。

登山では、日本列島全体が5本、が基準値です。幅が広ければ広いほど、穏やかな天気。


 前回は、乗車率99%の自慢のルートを、約3分の1しか走れなかったですが、全工程が25kmと聞いていたので、道を間違えさえしなければ、自分で歩ける距離、と踏んでいました。

というのも、アウトドアの基本、登山では、 

一日の工程は普通の体力の人なら、20㎞というのが標準

だからです。大体、

1時間3㎞、1時間で300mの標高が上がれる、というのが、一般的な体力、

とされています。

ただ、マウンテンバイクは、登りは、筋トレギアで、何も持っていないより、歩きが遅くなってしまうのです…。

マウンテンバイクの通常のこれくらいは、普通、走れるという相場観

 が自分の中に育っていない… それを作るには、データ取りが必要です。

■ マウンテンバイクの経済スピードを知ろう!

登山では、苦しくなく快適に歩けるスピードを 経済スピード、というのですが、測ったところ、1時間で標高440mくらいが、私の経済スピードでした。

トップクラスのアスリートは、標高1000m。若い男性で500~700m。一般の人は300m。今登山の主流の高齢者は、その半分ですかね?

日本各地で、若い男性に合わせて作られた、昔の標準コースタイム、というのが高齢化で通用しなくなり、登山計画を若い男性の基準時間で作って、趣味で登山を始めたお年寄りが遭難する、という事例が一杯あります。実際、本州の方では、コースタイムが昔の倍くらいに改定されています。

例えば、甲斐駒は、標高差2200mの山ですが、17時間の山です。私は11時間くらいで上り下りします。若い男性は9時間、日帰りです。なので、本州の地図で山に行くと、私はエライ強いほうに入ってしまい、強いね~と誤解を受けますが、年相応です。大体、登りは年齢順というのが決まりです。

余談ですが、 

国際的には、標準コースタイム、みたいなヘンテコ基準を使っているのは日本だけ

です。

国際機関のUIAAからは、距離と標高、登山道の困難度のレベルで表記するように言われていますが、一向に進みませんね。日本人、慣習を変えるの嫌だから。

それで、手と足を使って這いずり回らないと登れないようなⅣ級の道に、杖を突いてオタオタ歩くような、おばあちゃんおじいちゃんが、誰でも登れるって書いてある、と言って、きてしまうんですよね…。

で、話を戻すと、この経済ペースマウンテンバイクバージョンを知りたかったんですね。

■ 朝も快適

朝は張り切って早起きしたおかげで、高速乗らなくてもスイスイ。順調に駐車場についた。

暖地の九州にしては寒い朝で、伊万里の辺りはすっかり霜が降りていました。九州は山梨より全然寒くないのに、なぜか寒さを感じるという不思議な土地柄。湿気の問題なんですかね?

ついたら、なぜか、大会の時あった方たちが集まっていた…あれー?なんと、私は知らなかったのですが、今日は、クリエイターの方がおさらいラリーをしてくれる日なのだそうです。

え?!全く一人で走る気満点で来てしまいました(笑)。とってもラッキーでした!

■ 更年期 × 怪我2発 × 悪性貧血

前回のラリーは、その前に参加した時の2年前から、だいぶ時間が立ってしまい、教わったことが、すっかりゼロリセットされていることを実感しました(涙)。

乗り方、一応教えてもらったよなー って、何だったっけ?みたいな?

私は、右足肉離れの後、右膝をボルダリングのランディングで脱臼。

…その回復が思わしくなく、自分に適したリハビリ運動を模索中でした。

1)ウォーキング NG。 道路を歩くと、舗装路なので、膝がむしろ痛くなる

2)水泳 NG アトピーの発作&上咽頭炎 塩素のアレルギー でもバタフライ得意

3)クライミング復活? 保留 落ちる時の動作ってコントロールがしづらい

4)インドアジム 保留 九州のジムは外岩よりではなく、課題がツマラナイ 

それで、バイクは心肺機能をあげるので、いいかな?と思っていたのですが、道路は嫌だったのです…自然の中、が好き

ところが…教えてくれた方によると、マウンテンバイクは、よく転ぶので、かなり危険だということで、怪我した体に怪我を重ねることはできないと思い、その時はコロナもあり、辞めておいたのでした。

しかも、福岡って近所で乗るところがないんですよね。裏山に毎日、歩荷散歩に行っていた山梨時代と違って、福岡ではアウトドアって、遠い憧れレベル。

さらに、栄養失調で鬱になる=B12と葉酸欠乏で悪性貧血=筋肉は異化で喪失。

おりしも、40代後半=更年期=老化の入り口で、怪我、運動習慣の喪失、肉体喪失、というトリプルパンチ。

■ これをやりたかった!

さて、私が復習もかねて、経済ペースを知りに行くついでで、技術習得したい!と思ったのは、これです。

マウンテンバイクの上りテクニック【MTBはじめよう! Vol.12】

  

ちゃんとマウンテンバイクに乗る基本的技術を習得しなくては! まずは

 ニュートラルポジションだ!

と思っていました。BBってのが何?から分からん。

ところが、なんということでしょう!

なんと、この日はみんなでツーリングしたので、後ろの人が、色々とアドバイスをしてくれ、ニュートラルポジション以上の成果が上がりました!

長い緩やかな下りで、ちゃんとマウンテンバイクらしく乗ってこなすことができた。

後の方はだいぶ習得していました。みなさん、ありがとうございました!

トップの方にはゆっくり走っていただき、小学6年生の参加者には、なんか申し訳なかったです…。ハズレの日でしたよねぇ…。

なんかお礼に私のできることはないかな?と思い、体験クライミングでも…と思いましたが(私は子供体験クライミングをプロボノでやっているので)、自転車乗りはクライミングは興味なさそうだった。あとヨガが教えられます(講師歴6年です)。

■  さて、ツーリングです!

今回、回ったコースは、なんと私が離脱した後からが、本番、おいしいところ、でした(笑)。

ほんとに、復習に帰って良かった。標高で言うと100mかそこらの里山なのですが、うっとりするような、ご機嫌な散歩道、というようなところでした。甲府の裏山を雪の日に歩きに入ったことを思い出しました。

写真は、撮り損ねましたが、立派な巨樹が突然出て来たり、え?ここは天然のキャンプ地?みたいな、整地されたかのような野原が出て来たり… これは!という

秘密の花園ちっく

な場所が一杯つないであるのです。トレイルが昔の子どもの通学路で、お地蔵さんがある、という場所もありました。

私が思い出したのは、南アの芦安で、登山道整備に出かけた時のことでした…。その登山道、実際、登頂するには必要のない道だったんですよね…。だから、誰も通らなくなり、自然に廃道化してしまったのを復活という流れでした。

山が人間生活と遠くなり、登頂、だけが山を歩く理由になってしまったら、こんな道イラナイ、と捨てられてしまった、ということです。

要するに、登山という活動は、登頂以外の価値を捨ててしまっている、ともいえます。まるで日本人が、成功以外の生き方の価値を捨ててしまったように…。

私はどちらかというと、人が来ない、人に知られていない、ということに価値を見出すタイプなので、そういう使われなくなったところに、のんびりしに行くのが好きです。

小さいころも、熊本城の麓の森で、大きな洞が開いた木があり、そこに良く本を持って遊びに行っていました。

今回のトレイルは、そのような、秘めた場所がなんと高速道路の、車のビュンビュン走っているすぐわきにある、というのがユニークなポイントです。高速道路のすぐわきなのに、隔絶感満点。

まるで、『となりのツキノワグマ』の世界ですね… 人間が現代資本主義にこき使われて奴隷労働している間に、高速道路のすぐお隣で、伊那のツキノワグマは天国生活を満喫しているらしいのです(笑)。

さしづめ、MTBライダーたちは、人間版となりのツキノワグマ、です。

■ やっと温泉入れた☆

今回は、前回の教訓を生かし、帰路にある温泉ではなく、波佐見の湯まで行きました。

私の好みの熱い湯で癒された…。温冷交代浴というのをいつもしています。冷水と温水を交互に5回入る。

どうも女性の体は毛細血管が、ホントに物理的に細くて、血行が悪いみたいなんですよね…なので、出来た乳酸が取れにくいのだそうです。私は女性にしては、別に冷え性もなく、手足もあったかい方ですが、それでも筋肉痛は取れづらいようなので、いつも温冷交代浴。

ヨガを教えていた頃、女性の体には散々さわりましたが、冷えている人はマジ冷えていますよね…。

本来は、内側から温める=運動、以外は有効な解決案がないのですが、女性って運動しない人、ホント嫌いですよね、運動。

あれは、そもそも、筋肉になるためのタンパク質を食べていないので、筋パワーが出ないためなのだと、今回、うつ病発症するほどの、タンパク質の異化というのを経験して分かるようになりました。

異化というのは、体の細胞は毎日入れ替わっているという意味です。実はDNAで毎日新しい細胞に作り替えられているんですよね‥同じ形に(同化)。だから、文字通り、1年前の自分とは、物理的にも全く別人、です。

日本のお母さんカルチャーでは、長い間マクロビが流行っており、まじめに健康を考える人ほど、糖質中心の生活になってしまうという害があります。マクロビ=糖質中心食。男性なら、ラーメン定食みたいなやつです。

あれをやると、体を作る素材がなくなり、一気に筋喪失です。この目で見ました!私の上腕は、すっかり細く女性らしくなりました。今、残っているのは、かろうじて、ふくらはぎ。

というので、今回は、BCAAを持っていき、運動直後に摂取。

■ お湯はイラナイ

反省点は、水分がお湯ではダメだということです。

登山より、登りの運動量が多いので、気温0~10度くらいでも、喉からからで、自販機で買ったドリンク2本空にしました。今度から冷水持って行かなくては。

ザックには、サーモスに入った1リットルのお湯があったのですが、暑くて、飲む気になれませんでした(笑) 。

■ 登りは有酸素運動

登りは、有酸素運動ですが、これはすっかり衰えており、みんなが息切れしていないところが、私だけ、ぜいぜいはあはあ、でした。

ただこれは、登山の経験から、

 レストと補給のバランスをマイペースにすれば解決できる、

と分かっているので、心配はいらないでした。ペースって個人個人で違うので、団体で走ると、それについて行ける時と行けないときは、出てきます。

■ Myマシンが…

それを考慮しても、ですが、私のマイバイクは、どうも

ハードテイル

というやつで、オートマとマニュアル、に例えると、初心者向きのオートマではなく、玄人好みのマニュアル車を持ってしまったみたいなんですよね…

そうかあ… 知らなかった…。それで、登りがしんどかったり、小さい石にタイヤをとられたりするのだそうです…

これは神さまの、思し召しでしょうか? なぜかマウンテンバイクでも

 技術習得志向

な選択肢をしてしまっているわたくし…。

みんなのクライミングに対する印象を聞いていると、皆さんクライミングは、指一本懸垂とか、ランジして取りに行くとかの動的ムーブをイメージしている… どっちも外岩で出てこないっちゃ、出てこないパワームーブ、ですよねぇ…。

なんせ外岩クライミング入門は、スラブとかクラックとかの花こう岩だし…。アイスはバチ効きで登る物だし。

結局、”技術”なんですよね…そういうのは。技術の後は、パワーも必要にはなるんですが、パワーで解決している人は、技術習得は後回しになります。

個人的には、まだ脳が可塑性がある若い間に、技術習得するのがいいかな~と思ったりするので、花崗岩、石灰岩、アイス、と登れてよかったです。

外ボルダーは、リスクも大きく、パワー解決の権化のようなクライミングです。私みたいな人があまり好きになれないのは当然かもしれません。でも、突破力はつきます。まぁ趣味なのに、無理して嫌なことをする意味はワカリマセンネ!クライミングが好きなら、これやれよ、みたいなクライミング踏み絵な感じで脅迫されてやるのは、良くないです。

 個人的にムーブ解決するクライミングのほうが好き。技術志向ってことです。

福岡には、外岩を登るクライマーがやっているジムは少なく、あってもボルダラーがやっているジムで、技術志向のジムは、ほとんどないし、そもそも、外岩に登らないクライマーばっかり…コンペ主体な土地柄…なので、今クライミングを頑張るには、有利な土地柄ではないですね。

九州で良いクライマーになりたい人は、器械体操、をやっておくといいと思います。あ、話がそれました。

■ ”課題”という言葉への嫌悪

そういえば、私と同じように怪我上がりの人で、パラグライダーで怪我した人がいました。

長崎と言えば、九州クライミングでは、トップクラスなので、それを教えてあげたら、

 「クライミングもやってみたけど、”課題”とかいう言葉からして性に合わない」

そうでした。なんか、自分の好きなことを手繰り寄せる知覚力がスゴイ!と思った。

これは、”課題”という言葉に対する先入観ともいえるのですが、課題中心主義が、問題解決思考であり、目的志向型ではない、というのは言えています。クライマー達を見て、いつまでこの人たちは、課題を満たすことだけして、

 いつから自分の人生を生き始めるのだろう?

と思いますもん… そうなると、課題をこなすことだけが目的になり、世界で一番難しい山…過去はエベレスト、K2、現代は、最高難度の5.17をこなすと、後はすることがなくなりますし、こなせないならこなせないで、こなすための人生になってしまい、自分の人生がいなくなります。

私は、あまり俗世の物差しで測ったり、先入観で食わず嫌いをするのは良くないと言われて育ったので、課題、にも、文句を言わず、取り組んではみましたが、そこには冒険は、もはやなかった。 アルパインには冒険的山が亡くなって久しいですし、フリークライミングの方は高難度を追求中で、草野球とプロ野球以上の違いが出て、一般クライマーは関係ない話になっていますし。海外遠征は楽しかったですが…。

ちなみに、クライマーの名誉のため、念のためいうと、課題というのは、このラリーの

 トレイル設定

くらいな意味ではありますが…。でも、英語に訳すと、Problemで、外国でもインドアジムではそう言われているので、クライミング界も反論はできない。

海外の外岩クライマーは、課題とは言わず、英語では、A climbと言います。That was a good climb! みたいな使い方。日本語では、訳すと、”課題”で、同じで、それで日本人クライマーは、課題という言葉の意味が先入観となり、難しい課題を追求するだけのクライマーライフが、必然の流れになったのかもしれません。

私も海外に行ってクライミングが楽しくなったので、クライミングは海外限定にしておこうかな!

海外のクライミングのいいところは、日本のように、課題追求型、ではないところです。楽しむことを主眼にルートが設計されています。

それに日本のように、皆が俺だって日本一になれたのに…とは誰も思っていない。プロとアマは完全分離で、プロの世界を目指してうまい汁吸えるかも?みたいな甘い期待はない成熟期にいます。日本のクライミングは、まだ成熟期にないので競技人口が少なく、ライバルが少ないので、才能がなくても努力さえすれば上に行けるかも?みたいな、欲望が湧きやすい段階にいます。同調しないと変な目で見られますが、38歳からプロ目指す人いませんよねぇ? (それでもアイスの岩根コンペで5位とかです、なんせ出場したのが7人…笑)

■ マルチタスク

アウトドアだとリスクがあるので、色々と気を配る必要がありますが、それが、

マルチタスクで集中力を要する、

という側面がマウンテンバイクには特にあります。下り坂のルート取りとか特にそうですね…。石の上に乗り上げたりして、コケます…。

そういう集中力が必要だ、という側面で、クライミングで瞑想経験になる、というタイプの人もいます。

そういう人は、ジムでは少数派で、「一緒にセッションしよう」と言って一緒に登ろうとする競争好きな人がきて、困ったりもします… 競争心がメインエンジンのクライマーは、一人だと内なる戦いで競争できないので、誰かと競争して楽しみたいのです…。

大体クライマーの9割はそういう人ですが、不思議なことに、トップクライマーは、残りの1割の人みたいデス…。

亡くなった谷口ケイさん…は、どうも残りのほうだったみたいで、それでトレトレに来たんではないですかね?

そんなことをふと思いました。

2022/12/26

マウンテンバイクで使われていない道の価値を再構築する!登山におけるクリエイティブ性とは何か?の研究

■ 思ったより疲れてなかった

昨日は、MTBの大会に出ていました。研究のためです。

しかし、右膝の脱臼の後、2年もきちんとした運動をやれていない…クライミングでボルダーに行くのは危険極まりないし、ヨガの仕事は蓮華座を組めない…というので、仕事でも運動習慣を失いました。

また栄養欠損で鬱…作った筋肉も失いました…ので、体がフレイル化している自覚があり、筋肉痛でヤバいかもしれないと恐れていましたが、思ったより大丈夫でした。と言っても、明日辺りに来るのかもしれませんが…(笑)。

近所の温泉に入ろうと2件もトライしましたが、一件は廃業、一件はすごい混雑のようだったので、帰宅後、速攻でお風呂に入りました(エプソムソルト入り)。とりあえず、今日もあまりくたびれていないようです。

■ 自分を知る

ルートのクリエーションのほう、どうルートを設定するか?というほうが、私は、レースよりも興味があることが分かった。

■ マウンテンバイクの特性

マウンテンバイクは、実際は登山で使うような山の中を走るものではなく、どちらかというと登山の等級では、価値がないとされた道を使うものです。

UIAAのⅡ級、つまり、平坦な道、を徒歩より素早く走り抜けるためのものです。登山で楽勝のⅢ級(一般登山道)の道すら、マウンテンバイクがあると、もう担いで上がらないといけなくなり、バイクがないほうが楽です。Ⅳ級(鎖場レベル)なんて、とんでもないです。

ちなみにクライミングはⅤ級から上(ロープが必ず必要)の事です。(マウンテンバイクでも、降りる方はⅢ級までは行けます。周囲が切れ落ちていないなど、条件が良ければⅣ級程度まで降りれる男性の強いライダーはいるかもしれません)

そういうことなので、マウンテンバイクで走れる 

  ”自然の中の道”

というのは、いわゆるハイカーが嫌がって誰も来ないような道、です(笑)。

■ 事例

これは昨日使ったルートの 一部ですが… 読図で、この地図内の

 黒実線の道

のようなのをたどります。黒実線がたくさんあって、道路が近い=目の付け所、のようです(笑)。

時に車道や、白い実線レベルの道を使い、スタートとゴールへループ状にコースにまとめる。

この道の選択や構成にクリエイターと言われる人のセンスが現れるのだそうです。

■ 登山価値のない道

里山の登山に行くと、よく登山道以外に、この道どこへ続く道なのだろう?というのが出てきますよね?大抵は、どこにもつながっていない道ですが、たまに地元の人が使っている道で、ほかの道と繋がっていることがあります。そういうのをつないでコースにします。

私は甲府時代に、裏山の愛宕山では色々な地図に載っていない道を知っていました。

そのような道をつないで、自転車で約25㎞ほど走るというのがレースの概要です。自転車で行く場合は、

  乗車率の高さ、

が、ルートの良しあしの判断基準となるそうです。

この地図の◇のところは、道がループになっているのをたどると、間違いで、その先の北上するのをつなぐと、この地図にはないですが、尾根道に出ます。大体登山でも顕著な尾根には必ず踏まれた後がありますよね。あれは、みんなが楽しく遊んだ後だと思うのですが。

この地図で、鉄塔のマークをまるで囲みましたが、高圧線の場所とは離れた位置に鉄塔が出ています。

登山における読図との差は、登山では、ピーク、尾根、谷、コルを読む、ということになりますが、マウンテンバイクで使う道は、里山の人工物が多い道なので、記号と現実を照合する、のが多いことです。もちろん、傾斜が読めたら助かります。等高線一つで10mですが、マウンテンバイクだと、10mの登りも、12,3kgの重し付き、ってことです(笑)。

自転車が得意なのは長い下りかな…

■ 里山はあまり好きでないけど、探検は好き

私はずっと以前から、ちょっとした里山のすそ野の、誰も来ないようなところに道がついていたりするのを、へぇ~おもしろいなーと思うような人でした…。

夫とも甲府の愛宕山周辺を探検して楽しみました。筑紫野の暮らしのころは、よく近所の川辺を散策に行っていました。

福岡は、都会すぎて、そのような身近な、普段着の探検がない…。出かけた先に小さな発見、近所の野良猫道、発見!みたいな路線というか…。そういうものが、大都会は、街ビルでありますよね、裏路地に店があって、へぇ~とか。そんな感じの知らないことを発見するのが好きな子供でした。たぶん、じっとしていてほしいという母親の都合に合わせさせられてきたからだと思うのですが。

■ トレーニングギプスのマウンテンバイク 

マウンテンバイクは前述のようにちょっとした坂ですら、筋トレマシーンです(笑)。

今回は、風邪気味?だったので、やたら登りがつらく、初心者だけのツーリングクラスに参加しているのに、置いて行かれそうになる…ので、おかしいな?と思っていたら、下りでも皆に追いつけなかったので、はて?これは自分の体力低下だけの話ではない、おかしい、というので、途中棄権して、読図でスタート地点に帰ったのですが…。

車道をヨレヨレと一番軽いギアにして漕ぐ私を、大会スタッフの方が心配して、車から応援…なんか、感動の名シーンやってるよ??と思っていたら(笑)、なんと、最後の1㎞くらいのところで、後輪がパンクしていることに気が付きました…。

スローパンクチャーってやつです。パンクだから、スピードがまったくでなかったのね…と分かりました。

もちろん、トレーニング不足というのも純然とした理由としてはあると思うのですが。他に、考えられる要因としては、まだ悪性貧血が全快ではないのかもしれません。葉酸とB12は充足したとしても、女性の場合は慢性的に、Fe の不足があると思うので、そろそろそちらに取り掛かるタイミングかもしれません。Siboはだいぶ良いのではないかと思うので。

今回は、途中棄権したので、より一層

 車の走る道と、クリエイターが用意した里山の見捨てられた道の差

が分かりましたが、

見捨てられた道をうろうろするほうが、植林の中だったり、竹林の中だったり、ため池の堰堤の上だったり、なんだかんだで変化に富んでいます。

車道を走ると、店しか発見がないですね。あるいは、神社だの、人が作った人工物です。つまり、

 車道=店、見えるものみんな人工物

ということが分かった。車道にいるだけで、人は目に入るものに対して、先入観を持たざるを得ない宿命にあるということです。

車道から離れてみると、資本主義社会から、切り捨てられた様々なもの…が、ほこりをかぶって、誰か見出してくれる人を待っています。例えば、竹林、ため池、ブルーベリー農園、イノシシの罠、高圧電線の鉄塔…そのために苦労して付けられた道…ということです。

■ 好奇心

 こっちに行ったら何があるのかな?

という程度の好奇心が満たされることは、非常に幸福なことなのだ、と思いました。

これは、アーティストデートと言われるものだと思います。https://torinoweb.work/2022/04/25/spiritual003/

これからは、うろうろしてみようと思ったりした大会でした。私の家の近所は、あまりうろうろし甲斐がある場所はなく、ちょっと郊外に行かないと、出かけて楽しい場所はないようです。

■ 町でも楽しかったサンフランシスコ

そう言えば、私は1年いたサンフランシスコでは、6回も引っ越しました…(笑)うろうろして、町の中を知り尽くすのが楽しかったんですよね。

そう言う風にウロウロするのが、私の言葉で言えば、

 探検、

です。

■ アルピニストやアルパインクライマー とは?

こうしたことに照らし合わせると、

一般にアルピニストと言われる人たちは、高所登山の手段(酸素ボンベ、シェルパ、スポンサー、広告宣伝)という手段を使って、このウロウロを、高所で行う人たちなのでしょう。

山野井さんたちのようなアルパインクライマーは、ロープが出るレベルの登攀、山に対するリスク認知力、気象や天候のスキを突くことができる機動性、スピード、寒冷に耐える肉体能力の高さ、などによって、登頂を成し遂げるというゲーム…を行っている人たちの事でしょう。

もちろん、一般登山者レベルの肉体能力でも、すでに踏み固まれたところを道標に導かれた山をするのではなく、読図によって進んだり、沢の道、岩の道、氷の道、など、様々な要素が易しいレベル…5.7~5.9…であっても含まれた、

 オリジナルなルート

をたどることは可能でしょう。

既存ルートの踏襲に踏みとどまっているだけでは、全然、創造性というのは開発されません。

つまり、主体性=創造性、なのかもしれませんね。

つまり誰かがここを歩きなさいと言ったところだけを行くというのは、創造性はゼロですね。クライミングの課題でも、同じです。

そうではなく、創造性を発揮するには、

 自分の計画で自分の道を作る、

ということです。それは既存ルートの組み合わせでも、そのクリエイターの思想、設計というのはうかがえます。

私のパートナーたちの立てる計画は、パートナーの私を考慮せず、自分の喜びを最大化するだけのものでした…

■ 大人だった…

昨日は、私は、病み上がりから久しぶりだったので、遠慮してツーリングクラスに参加したのですが、ツーリングクラスですら、足を引っ張る有様でした。

なので、ちょっとしたご褒美が用意してあるポイントまで遠い段階で、だいぶ時間を浪費させたので、皆さんに申し訳なかったのですが、誰一人、

「迷惑なんだよ」

って態度の人が、いなかったのが驚きでした…というか、そのことに驚いている自分にも驚きですね… どんだけ悪環境で今まで登っていたのでしょう…。これが普通の大人社会なんだな~としみじみとしてしまいました。

現在、クライマーが登っている環境は、非常に雰囲気が悪い環境みたいですね…。

最近、山岸さんのテレビで、東野さんがワイドクラックに挑戦するという企画がありましたが、あとで記録を調べてみると、私は昇仙峡のワイド5.9+を2日目で登っていたようなので、あれ?と思いました…もうほんとに、

 登れない人扱い

えー、これくらい登れよ、みたいな扱いを受けたのですが、そんな扱いを受けるほど、ヒドイ状態ではないような気がしました。経験値・体力・技術ない割に、よく頑張っていた方では…?

まぁ、周囲の期待が高すぎるという害があったのかもしれませんが。

今回の仲間は、これが普通の大人集団なんだな~と思いました。人間性回復です。

実はパンクだったので、最後の1㎞くらいから、自転車を押す羽目になり、その際、地図上でチラッと近道が見えたので、車が通れる車道を離れたのです…すると、ゴールに到着後、大会スタッフの方が心配して、

「いなかったね、すれ違ったかな」

と声をかけてくださりました… 。びっくり!なぜ驚いたか?というと、平地で迷子になるとか、クライマーの場合ありえないので、どうせ一人で帰れるでしょ!と、怪我しようが、なんだろうが、放置されるのが、クライマーの常識って感じだからです。

実際、岩場で墜落して怪我したクライマーを、偶然見たときに、全く関係ない通りがかりの私が介抱して電車に載せ、大阪駅まで随行しました…同じ会の人は、見ず知らずの私にその人あずけっぱで、自分は岩場に帰ってしまいました…。

私も岸良の岩場に行ったときは、肉離れをしたのに「それは困る」と言われ、福岡に返してもらえなかったし、自分で4時間運転して帰還しました…。

転落して頭を打っているのに駐車場に着くなり、じゃあね、と放置されたこともあります。

つまり、クライマー界は、血も涙もない世界みたいですね…。

私もそれに染まっているかもしれないので、気を付けようと思いました。

■ さて、仏教の話です

私は、仏教的な善行為を積み上げる人生を生きていたいので…

何が善行為で、何が悪行為か?

ということに興味があります。仏教で教える善、は、俗世間の善行為とは時に、だいぶかけ離れています。

自然界の不思議を発見することを、センスオブワンダーと言いますが、これは、ただの無知の表明だったのかもしれません。

ただ山の中で朝日が昇るのを見たり、夕日が沈むのを見ると、人の人生が何万年も生死を繰り返してきたように、自分自身の命や、生活の日常が、些末なことに思えてきたりします。

それは、非常に良い悟りの感覚ではないか?無常の味わい方ではないか?と思うのですが、どうでしょうか。

暫くそういう気持を味わっていないので、山に出かけて朝日を見る、という活動は再開したいかもしれません。



2022/07/27

自転車で沢

 ■ 自転車で沢

っていうのに参加してきました。

一番最初のロードの登りが、体力下がっていて、きつかった…。やっぱり、3年もきちんとした運動をしていないと、ホント、体力下がりますね…。ここ3年、インドア派に舞い戻っているからなぁ…。でも、仲間が良くて、とても楽しめた。

マウンテンバイク2度目でいきなり、沢に行くか?!っていう気がしないでもないですが、練習するにも、乗って良い場所が分からないのが初心者。

今回は、沢のコンディションも良く、こけたのも、3回くらいで済み、マウンテンバイクのタイヤも良くグリップして楽しかったです。

■ めちゃ好みでギア入りました!

沢の凸凹にタイヤが引っかからないように用心しながら、どんどんスピードを上げていくのですが…

1)マウンテンバイクの乗り方自体が、まだコツがつかめていない 例:タイヤの食い込み、グリップ力、

2) どんだけ体力がいるのか?自信がない… 病み上がりなのに今また怪我するの嫌だなぁ。

の2点の理由により、恐る恐る。

注意力が必要でありながら、スピードの方も上げていく、スレスレ感、とでもいうのでしょうか。自己効力感とでもいうのでしょうか…。その辺りのバランスをとる感じが、

そうそう、私が求めていたのはこれ!って感じ。

沢登りでも、忍者歩きに習熟して、楽勝化していくと、にんにん…と言いながら、段々早回しになっていきますよね。その結果、すごく早い!みたいな? 

そういうのが好みです。

 ■RP型クライミング

なんせ、RP型のクライミングって、ぱっぱとこなす、というのがないんですよね。ずっとじわじわしている。ので、ちっとも集中力って感じではない。

例えるなら、ピラティスみたいなのがRP型クライミング。集中力を途切れさせることはできないにもかかわらず、動きの幅せまーい、ちいさーいみたいな感じ。ほとんど動かない。

MTBは、例えるならヨガのヴィンヤサみたいでした…ずっと動きが連続で途切れることがない。

今回のライドは、集中力も必要なら、スピードも必要、みたいなのが、アルパインクライミングちっくでした。

やっていることも、かなりヤバいので、大げさとも思えるプロテクションをして、参加しました。プロテクションを貸してくれたのですが、これは、クライミングに例えるなら、トップロープみたいなものです。

■ 遡行価値がないという沢に価値がでるかも

平坦すぎて遡行価値がない、とかされる沢も、自転車で行けば、危険度満点で、たのしめるのかもしれないですね。ただ登りはちょいしんどいカモですね。性質上、下るほうが楽しいですが、下りはスピードが出過ぎてしまうので、リスクは増大。

MTBはMTBでそれなりにルートへの審美眼というのが必要ですが、沢やの価値観が、壁、に偏っているのは分かった。登攀的に面白くなかったら価値がない、ということに価値観が偏り過ぎなのは、やはり、記録で競争し合っていた、競争主義社会の遺産、とでもいうものでしょうね。

沢には登攀を求めず、美しいから行く、ということでも良いと思います。ウォーターウォーキングの九州版のトポがあればいいのかも?

■ ルールを課さずに

米澤先生は、岩登りを難しくするのは、簡単だ、とおっしゃっていました。

どんなボロ壁でもハンデをつければ、難しくなり、難易度を上げるには、自分に課すルールを増やせばいいのです。

たとえば、5.9が楽勝だ、というのなら、40kg担いでその5.9を登ってみるとか。このホールを使わない、とか、クライミングシューズではなく登山靴で登ってみるとか、自分でルールを決めて難しくすれば、どんな壁でも永遠に遊べるとジャンボさんも言っていたなぁ。

■ 統制vs開放

マイルールと正反対なのが、ボルダー。ノールール。

ボルダーは、究極にルール不在で、例えば、オンサイトする場合は、”誰かの登りを事前に見てはいけない”というクライマーの常識っぽいことも、結局のところ、無視されて、”ビデオトポ”とか言って、リードから入った人には信じられないような事態に陥っています。(人の登りを見て登っても、オンサイトっていうのかなぁ…)

ボルダーは着地が核心ですが、そのこともあまり語られないですし…MTBって、私から見たらかなり危険行為ですが、その危険行為をしている人たちからは、クライミングはもっと危険だと思われているようで、その根拠は、参加している人の性格、によりそうでした。

こちらに、バイク事故を起こす人のタイプ…が分類されていて興味深いですが…

https://bike-lineage.org/etc/question/traffic_accident_trivia.html

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 この2タイプの性格の人が事故を起こしやすい。

両者の共通点はNP値が低いことで要するに

「他人への思いやりが無い人ほど事故を起こす」

という話。

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NPというのは、Nurtured parentの略で、思いやり深い親、という意味です。反対はFCです。FreeChild。

ボルダーは、どんな形でもスタイルは問われず登れたらいい、という訳で、ビデオトポで人の登りを見てしまっても完登。なんとなく完登って言う言葉で、曖昧に、ごまかされているような気がしないでもないですが。

初見、という言葉は、解釈の幅が大きくなっているのかもしれません。

まぁ、今の時世、リードの世界でも、トップロープノーテンで登って、オンサイト!とガッツポーズしている若い人がいるくらいですからね…。

■ アルパインクライマー向きの性格 vs ボルダー向きの性格

「その岩場、俺は簡単すぎて登るところねー!」みたいな、言葉は、基本アルパインのベテランには、愚かな言葉、として響くようです。難しくするのは簡単なのに…みたいな。

しかし、もしかすると、価値観がそもそも違うのかもしれないですね。

前に、アルパインの先輩が、「俺ボルダーが一番すき」と言ってきたとき、まぁ、言葉は悪いのですが、性的快楽の代用なのだろうなぁと思いました。

一気に出し切って、”瞬間で終わり”みたいなのが、男性の射〇ちっくというか…。腕力もオールアウトなので、そのあと、しばらく登れないですし…。 

ヨガでは、奔放な性は、禁じられていますが、なぜかというと、創造性のエネルギーが減るとされているからです。性の力は動物=肉体としての再生産力、つまり創造の力、でしょう。肉体を精神に置き換えても、同じ力が創造を生むわけです。

しょっちゅう、自慰行為をするとエネルギーが創造性に転換しないで、ただ不毛に消耗してしまうと言われています。人間が心身共に持っているエネルギーは限りがあるわけですね。ヨガでは、そのエネルギーを賢く使え、と言っているわけです。

ボルダーは一瞬で消耗系… 女性の私は、あんまり楽しめないというか、これの何がいいのかしら?みたいな感じです。

山でも、雪の山=長くて疲れる系、のが好きなわけですから…(笑)。持久系と瞬発系の人では、好みが合わなくても当然ですね。

■ 体力低めにも限界がある。最低ラインには届いていたようです

今回のライドは、実は沢のライドの中では最も基本形で、初心者に優しい体力低めコースでした。とりあえず、落ちた体力でもギリギリセーフで参加できた。正直、もう一息体力がほしいところでした。要・体力回復。

大勢で行くので、体力余って退屈、な男性もたくさんいたと思うのですが…、そこは、リーダーが素晴らしい人で心得ていて、ところどころ、停滞して、脚力自慢の男性たちにチャレンジ課題を提示していました。こんなリーダーが登山の世界でも、昔は普通だったのです。今ではすっかり絶滅危惧種になりましたが。身長180cmの大きな人です。体力ある人がない人を慮る以外、アウトドアで安全ってないですからね。あるほうがないほうに無理させると、ないほうは必ず怪我します。

体力余っている男性たちには、MTB版ボルダーみたいな感じで、小さい坂(支流の涸れ沢)を駆け上がるわけですが…。どんどん傾斜が上がっていて、これクライマーでもクライミングシューズがいいのでないと登れないでしょ、みたいなの。コケコケのスラブです。

45度くらいから一応クライミンググレードというか、足だけで登るには限界みたいになってきますが、登山の流儀では、45度~80度くらいまでは、日本では、5.7(鎖場程度)とおおざっぱに片付けられており、全然細かく分類されていませんが、自転車で登るとなると、

45度と80度の傾斜では大違い

ですね。まぁ、人間の脚でもそうですが。さらに違いが際立ちます。

ちなみに余談ですが、アイスクライミングでは、90度以下は全部、初心者課題です(笑)。45度のアイスなんて、登る人いるの?くらいなレベル感で、誰も登る練習しないですが、それくらいで、滑って、すってんころりんをやってしまい、大怪我する人もいます。アイスではⅡ級が一番怖い。90度を超えるとかぶっているという意味なので、6級ですが、6級は完全に腕力頼みですが、ぶら下がれるほど氷が頑強って意味で、自分が落ちない限りは安全度は逆に高まるともいえるし、気温を見極めないと、氷柱ごとまるごと壊れることもあります。6級は女性はいきなり厳しくなります。6級登れるクライマーでもⅡ級で死んでいます。ちなみに私が楽しいのは5級です。

あ、話がそれてきましたが、今回もマウンテンバイクで一番筋肉痛なのは、胸筋です。

上半身の筋肉は女性は使う機会がなく、全然、鍛えられていないからなぁ…。

長い登りで使った大腿四頭筋のほうは、大丈夫でした…。足腰で踏ん張れる系なら、なんとかなるかもしれません…。

 というので、今回は

 

  出来るかできないか分からないことにチャレンジして、出来た!

というので、とても楽しかったのでした。

 打ち捨てられた林道も、自転車なら、快適な道だし…。

 気に入ったので、また歩きにいくかもしれない。 

■ 次回用備忘

http://www.utonosyo.com/facilities.html

https://allnevery.blogspot.com/2022/08/blog-post_3.html

2020/07/14

自転車メンテ

■ブレーキパッドグリース

ブレーキが鳴くようになったので、メンテしてもらってきました。

ブレーキパッドを外して、グリースを塗り、元に戻すだけ。800円。次回は自分でやるかね…