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2018/02/28

2度目のラオス

2度目のラオスから、帰ってきた。

去年ラオスに行ったとき、来年は1か月いたい!と思った。その思いは、ラオスだけではなく、韓国のアイスクライミングとセットになって実現した。

ラオスは、どうしても行きたい場所だったが、ビレイヤーがいなかった…。去年の感じから、単独でも行けるとは思っていたが、やはり、安心できる、いつものパートナーがいてくれると心強いため、彼がいることが優先だった。が、相方は、行かないと心を変えた。タイと日本の国際線はいいのだが、タイの国内線移動は、各自がとったほうが、手続きがシンプルだ。というのは、カード決済で金額が判明するのが遅いから。相方は、自分で飛行機を取ることができない、というか、自分で手配しなくてはならないくらいなら、行かない、ということらしかった。一緒にやろうと誘ってみたが、やりたがらなかった。

ということで、一人で行っても、手持ち無沙汰かもしれず…と、11月に予定していたラオス行きが、1月へ遅れ、現地にいる友人との都合も合わせたり、と、今年は3月や4月にずれ込むかもしれない、と考えていたところ、正月に帰省した大阪で、行く人がいるらしい…と小耳にはさみ、それでは、と、リスクを取って、急遽、予定した。

期間は、不本意だったが、去年より短い12日間で、それは、ラオスの帰りに長野でアイスクライミングをしていくように、という相方の誘いがあったからだった。1週間の予定だった。アイスも年に一回くらいはしておかないと、身に着けたスキルが落ちてしまう。なので、快諾した。泊りは相方の家ということで、ありがたかった。

このアイスクライミングは、急遽、同じ日程で韓国行きになった。韓国の人が誘ってくれたらしい。が、急だったので、手配がまごついた。私が最初、飛行機を取ったが、宿泊も同時に取るべきだった…と反省。

あまり詳細を詰めずに行ったので、4日間のうち2日間しか、クライミングに充てることができず、ほかは市内観光をして過ごすことになった。外国だから、それでも面白いから良いが…。

帰国後は、友人に会う予定があり、またモンチュラカップへの出場も考えていたこともあり、2月いっぱいクライミングに充てることに。

虫の予感というか、念のため、寒い家の中に張ろうと、持っていったテントで結局、厳冬期のテント泊縦走もすることになった。

2月というのは、アイスのクライマーにはハイシーズンなのだ。

岩を登るにしても、乾いていて登りやすい。雪も厳冬期で一番厳しい。つまり、やりがいがある。

結局、モンチュラカップは、岩根が宿泊いっぱいで、今年はトレーニング不足も目立ったので、参加しても、参加賞だけだと思っていたところ、友人が城ケ崎でのクラックに招待してくれたため、そちらに変更し、充実した。城ケ崎ではたくさんの友人に再会できてうれしかった。

大阪ー関東は、そう遠くないため、夜行バスで帰り、大阪の自宅へ。大阪の自宅に立ち寄り、正月中に済ませることができなかった、電子レンジを入れる用事を済ませた。

今回は、試しに直行直帰スタイルではなく、世界を股にかけてみた(笑)。

タイ、ラオス、東京、ソウル、長野、山梨、城ケ崎、大阪、池田、と多くの土地を訪ねることができた、面白い旅だった。

ラオスとアイスクライミングの気温差も激しかった。

今回のアイティナラリーをまとめておく。

1/31 出発 関空へフライト 深夜タイ入国 タイ泊
2/1 ラオスへ移動 フライト
2/2 ~ 2/10 グリーンクライマーズホームでクライミング
2/11 移動日 前夜移動でターケーク泊
2/12 移動日 ラオスからタイ、タイから深夜便で成田
2/13 移動日 早朝成田から長野
2/14  湯川アイスクライミング
2/15 韓国移動
2/16、17 韓国アイスクライミング
2/18 レスト日 韓国で友人と会う
2/19 レスト日 韓国アイスクライミングのショッピング
2/20 移動日 早朝 韓国成田 石和泊
2/21 レスト日 八ヶ岳前夜泊
2/22~23 八ヶ岳縦走 城ケ崎泊
2/24、25 城ケ崎クライミング 25夜行バスで大阪移動
2/26、27 レスト日 大阪の用事を済ませる
2/28 早朝便 帰着

宿泊等
Shinkansen to KIX 15000 JPY
rail way 1300JPY

Flight to Thai

Hopper’sGuestHouse  THB 426.70
Green Climber's home 18,1800 Kip
The Inthelar Hotel 30 USD
Amada Hotel short stay 1700THB

Narita to Tokyo 1200 JPY
Tokyo to Nagano 5560 JPY
Onsen 600JPY

Bus 2600 yen 
Bus 1000 yen
Korea flight 20000JPY
taxi 50000 won
Korea hotel 680000 won
Korea hostel 454000 won
Korea Bus 10000 won

Isawa Onsen 1550 JPY
Yatsugatake Sansou 2000JPY
Akadake kousen Tent 1000JPY
dinner 2000JPY

Night bus 7400 JPY
Taxi 2000JPY

train 1150 yen
Flight 7000 yen

ラオスへのフライトは往復で4万円前後だったと思うが控えをもう処分してしまった。



2017/05/22

仁寿峰2017

■5月のクライミング

2014年5月にクライミングを初めてしたのが小川山の屋根岩2峰セレクション…。

あの日から、私のクライミングは始まったんだなぁ…。

KW村先輩が代休を取って平日に連れて行ってくれた…

あれから3年。

翌年は、IW田さんと2年目の小川山。

それから菊地敏之さんのクラック講習に出て、吉田和正さんのクラック講習に出て…、去年2016年は、クラック元年。

そして、2017年、3年目の今年は、なんと韓国インスボンに来てしまうとは…

人の運命とは不思議ですね…

なんというご縁でしょう!!!

小川山に連れて行ってくれた川村さんを始め…、岩田さん、クライマーKさん、青木さん、本当にありがとうございました☆

■ フリクションクライミング

インスボンは、一言で言うと

 フリクション万歳

な岩場でした☆ スラブ、クラック、ワイド…

そして、大ランナウト

メンタルが強くないと登れない岩場だと聞いていましたが、本当にその通り…スラブはボルト間隔が遠く、怖いです(><)。

小川山の”春のもどり雪 5.7 3P”も、ランナウトしていますが、そんなのは可愛く見える、”大”ランナウト大会…(^^;)

あやふやな技術ではヤバい。



← こんなスラブですよ?

まじ…?って感じに見えますが、粒子が荒く、結構、乗れる。

でも、

5.9からは傾斜がきつく、

5.10Aからはムーブが必要、

5.10bからはスタンスが遠い。

…ので、リードはメンタル力がかなり必要です。

スラブがどんどんフェイス化して行く感じです。

傾斜が立って来たら、むしろクラックの方が、私は心の安心が増えます。

フリクションだけに頼るのは、心が折れそう…

■クラック

↓は、ワンムーブの5.8のクラック。これくらいは楽に登りますけど、リードできるか?と言われると、ボルト一個しかないし… ちゃんとボルトは、乗越の前にありますが… これを乗り越える心の強さが欲しい(涙)

”こわいよ~”です…



登山基地、ウイドンから見たインスボン。近所にエーデルワイスという登山用品店がありました。その後、温泉。エーデルワイスで新しい確保器を購入。


■白雲山荘

ヘグンサンジャンは、白雲山荘と漢字で書きます。ハングルではなく、漢字があると、日本人にとっては楽。

小屋の親父さんの李さんは、日本語堪能。80代とかなりご高齢ですが、山男らしいさわやかさが漂ってます。でも、お酒好き、も山男。大吟醸気に入ってくれたみたいでした。抱えて行っちゃった。昼間っから…(笑)。お土産は大吟醸で♪

白雲山荘は、登山口のトソンサから、1時間のところにあり、山小屋の存在意義が問われています。

韓国では国立公園法で、どんどんと下界に近い山小屋については廃止の方向で動いているそうです。たぶん、環境保護の面では、正しいかもしれない。

私も稜線の小屋で働いて、水場がないところに人間がホテル並みの環境を構築するのは、山の掟に反するような気がしたものでした… 稜線の小屋は、誰でも来れる営業小屋ではなく、山をきちんとこなせる人しか来れない避難小屋でいいんではないか?と思ったり…。 

ただ、一般ルートには行かなくなり、その辺は一般ルートなら、どっちも一緒か、と思うようになりましたけど…。ホンモノの山ヤは一般ルートには来ないんで。

韓国の山雑誌は、日本の山雑誌の倍の分厚さ。李さんが載っていました。小屋廃止問題で。

小屋は残るとは思うけれど、今のような営業ができる小屋として残れるかどうか?は分からないそうです。白雲山荘は、韓国内初の山小屋。小屋としての歴史が古く、地域文化の保護の観点から、残されるのではないか?ということですが…。

たしかに、土日に登っているハイカーは、みな日帰り。韓国は一大登山ブームで、国民の三分の1は山登りしているそうです。

白雲山荘は、とってもサトビック(純粋性)が高い小屋でした。

白い犬が3~4匹いて、みんないい子。幸せそうなわんこを見ていると、こちらも幸せに…。

小屋の施設は、
・雑魚寝部屋
・トイレはぼっとん、
・水場は近所
・用水は井戸水のくみ上げ

のようです。そして、アイスも食べれる。

コーラや韓国版オロナミンC、えびせんなど置いてありました。
小屋の裏手は、お寺?毎朝お経が読み上げられ、水場の前にはお供えのろうそくが。
小屋の食事は、韓国の家庭料理のようでした。

韓国ドラマのチャングムを観ていた頃、韓国料理のジョンを良く作りました。卵液をつけて焼いた野菜のこと。

小屋の食事の基本は、ナムル、ジョン、キムチ、てんぷら、明太子にごま油がかかったもの、韓国のり。お味噌汁は、必ずあさりのお出汁のようです。メインは日替わりでした。なんと、参鶏湯が出た日もあった。
このクラックで、私はぬんちゃくを落とし、相方が回収に。

すいません。

一回目、ソロ登攀で上がってきてくれたけど、ロープを引き上げたら、ひっかかかってしまい、再度降りる羽目に…。

やっぱり、クラックでは、ロープの回収があるので、上で確保した方が、ロープが上がるので、不安が少ないし、時短にもなる。

このワイドは、ダブルクラックを右のクラックに乗り移るところが怖かった。

上の薄被りは意外に、ハンドジャムで平気でした。

やはり、慣れていない動きを要求されるところは緊張。
李さん、おススメの マッコリ。


朝食も夕食も、ちょっと具材が違うだけで、大体、同じ感じ。
豚肉… ハサミで切って食べます。
フルーツも出してくれました♪

おいしかった~
スノーピークではなく、スノーラインだ~
なんと、参鶏湯が出た!

すごくおいしかった。こんなすごいのが出てくるとは!!!
メガジェルをもらった♪

地元のクライマーさんで、ブルーマウンテンというルートを初登した方から…


こんなクライミングです・・・



後半は晴れて、日焼けがすごい。

腕は、三段階の濃淡がある日焼けをしてしまいました。

帰りに、ウイドンで温泉に入ったら、染みて痛い!

ピジョンを登っていたら、上からロープが降ってくる…。

韓国クライマー達でしたが、びっくりするような稚拙な懸垂下降でした。

1本で懸垂してた。支点に通したロープをさらに固定しているそうです。そりゃ、そうだろうけど…
一本で懸垂すると滑りが良い…ので、私が、あんなびくびくしている初心者に懸垂させるなら、フリクションを増加させたくなるかもです。それかプルージックでバックアップを取るか…多少、空中懸垂なので。

←山頂付近から… 

ソウルは大都会でした…(汗)感じとしては大阪。下町がある大都会って感じ。

マンションがすごく多くて、しかも形が揃っていて圧巻。



インスボンには色々なルートがあり、廣瀬ガイドがトポを出しています。

今回は、マルチピッチばっかり、毎日登りました。ファイブスターのルートばっかりで、超ごちそうメニュー♪

シュイナードb
クローニー
ピジョン
ハヌル
ウジョン
アミドン
ワイドクラックバリエーション。

相方がワイド得意とは知らなかった…

ワイドの練習は、去年から昇仙峡でしていたので、チキンウィングは、決めれたけど、中に入らず、外で登るときの登り方とか、バック&ニーとか、経験が足りていない。初めてのワイドに近い。

■ クライミングのタイプ

クライミングは、

1)スラブ
2)フェイス
3)前傾壁
4)クラック
5)ワイド

とそれぞれ練習しないとできるようにならないそう。

■ 楽しめる力をつけてから

ドがつく初心者は、まずはスラブからです。私もスラブでデビューしました。去年はガマスラブオンサイト。
それくらいは最低でもできないと、インスボンでは楽しめないみたい。

クラックは、去年から取り組んでいます。

私は、カチ持ちのフェイスが一番苦手系。小川山のイレギュラーみたいなやつ…苦手。クラックは取り組んでいる甲斐があって比較的、まだマシ。ハンドジャムサイズなら、って前提ですが。フィンガーは今からです。

クラックも、ワイドとハンドサイズのクラックは別物だそうです。

クライミングも色々だから、それぞれをテーマにしてやらないといけない。

■ 生活

そういえば、山荘では、写真展をしていました。

水曜日は寒かったのに、週末にかけて夏みたいになりました。

今回は、着る物を持って行きすぎた。

夏山のテント泊縦走と同じでいいです。

小屋周辺ではくクロックスがあるといい。

火曜日は、国際的なレスキューチームが泊まっており、金曜日は、学生の山岳連盟の訓練で、100名くらいとまっていました。日本人の女性に会いました。教官の奥さまだそうでした。

相方はうるさくて寝れなかったそう。



実は、初日、4番のカムを回収で落としてしまい、痛い出費でした。

エーデルワイスで購入。

腹いせに(笑?)、ケーキセットを食べた。









二日目は長いクラック快適だったのになー。

何で落としちゃったんだろう…はぁ。自分のせいですから、仕方ありません。

カムを探している途中、切れたビレイループを発見し、おんぼろハーネスを皆に指摘されながら、ハーネスを買い替えていない相方を震え上がらせていました(笑)。

ビレイループって切れるんだ~ 

あれが切れたら、一貫の終わり…

相方は、インスボン25回も登っているそうです。登っていたら、韓国クライマーが下からフルネームで叫んでくるほどの有名人。

そいでもって、町でも有名人。あちこち人に会う。

■ まとめ

今回は、

1)白雲山荘が、稀に見る純粋で素敵な場所だってこと

2)ソウルが大阪みたいな町だってこと

3)インスボンがフリクション大会だってこと

4) スラブは練習の成果あり

5)ハンドサイズのクラックも快適度アップ

6)ワイドはまだ初心者

7)メンタルが課題だってこと
 
8)レストも課題だってこと

が分かった。

インスボンは去年リボルトされて、だいぶ、ペツルが増えているそうです。

それでも、だいぶランナウトに見えます…ラオスのGCHと比べると。

まぁ、ラオスは石灰岩の岩場で、かぶっている、というのも、ランニングが近い理由ではありますが。スポーツクライミング的な岩場です。

インスボンはスポーツクラミングの岩場ではなく、アルパインに近い岩場です。

クラックなら、クリーンクライミングが可能。

クリーンクライミングという理想を追いかけるためには、プロテクションの設置技術が必要。

今回、3人に2人は離陸できないという5.8の左上するクラック…ちゃんと離陸できてよかった。

ひいひい言いましたけど…

しかし、ホントに、クライミングを初めて、3年後に海外クライミングしているとは思ってもいませんでしたとも!!

有能な相方に感謝です☆

本当にパートナーに恵まれました♪

ルートに詳しくないと、どこを登るか?ってところから、核心ですから。

■ 同行者募集中!

長く通っている人からすると、韓国クライミングは、韓国が経済成長してしまって、昔より高くつくことになっているみたいですが、私にとっては、国内岩場に移動するより、韓国にフライトしたほうが安く着く…(笑)なんせ、ソウルまで、往復2万円程度です。

ので、9月も行くことにしました♪

講師謝礼程度は、かかりますが、同行者募集中!

こんな段階のクライマーに良い岩場です。

・スラブ登りで、小川山のショートではなく、ロングなルートを登って、慣れを作りたい人

・クラックも同様

・ショートルートではなく、易しいグレードでも長いピッチを登りたい人

・持久力系を強化したい人

・脱初心者くらいな人

・マルチが好きな人

完全初心者だと泣きをみますね~ まぁ、セカンドだったら、どこでも行けるわけですが、セカンドでも、余り必死だと楽しめなくなるので、楽しめるくらいと考えると、5.10Aくらいは登れるくらいから…かなぁ。

アプローチは、1時間と登山口から近いので、歩荷体力は要りません。

小屋から取り付きまでも10分くらいなので、
荷物を軽くして登ります。

宿泊地が山の中なので、スーツケースなんかは持ってこれないのが、車でクライミング基地に到着できるラオスとの違いですかね。

ラオスは完全にショートのゲレンデな感じです。…ショートとは言っても、1ルート40mとかですけど…。ショートの長い版。マルチではなく。一応マルチもあります。

インスボンは、山のイメージとしては、三つ峠。で、屏風岩が花崗岩で、瑞牆が三つ峠山頂に現れた感じ。

今回の反省点は、着替えを多く持ちすぎたことでした。

防風性フリースくらいの保温着が必要。

ワイドを登るときは肘当ても必要です。






■ アクセス

これはトソンサ。登山口です。

近所のお寺(トソンサ)とウイドンをつなぐ無料バスが出ています。赤いバスです。料金は、後ろにおいてある賽銭箱に任意の額を出す。お布施です。

大きなバックパックを背負っていたら、乗車を断られるので、タクシーで。

タクシーは頻繁に来ます。

行きは、地下鉄のスユ駅からタクシーに乗ると良いです。

市内にホテルを取る場合は、120番か、109番のバス停に近いと楽です。

私たちは安国の近くにして正解でした。空港行きバス停も近く、歩いて3分くらい。

アマスホテル、というホテルでしたが、上階のバーは、あまり使い勝手良くない。ただロケーションが良く、地下鉄の駅にも、バス停にも近いです。

近所に色々別のホテルや、ゲストハウス系の安そうなホテルがある割りに、治安も良かったです。

韓国ウォンが強くなり、円が弱くなっても、国内線よりゃすいLCCの航空運賃…

行ける間に行っておかないと、

いつまでもあると思うな、親とカネ…
               詠み人知らず

となってしまう。

しかし、今回は韓国に関する知見が高まりました。

LCCだからかもですが、日本人1割もいない、5%くらいしかいない。

韓国は近くて遠い国ですが、仲良くしておきたいものです

お隣同士なんだから…

今年は、こんな感じで、まとめてクライミングするしかなさそう…

近所はボルジムしかないのだし…。

≪これまでの歩み≫

2014年 
初めて小川山に連れて行ってもらったのが2014年5月の屋根岩2峰セレクション
https://stps2snwmt.blogspot.jp/2014/05/blog-post_22.html

3日後に相方と二人でつるべをするために別の先輩が春のもどり雪に連れて行ってくれました。https://stps2snwmt.blogspot.jp/2014/05/blog-post_25.html
https://stps2snwmt.blogspot.jp/2014/05/blog-post_27.html

その後7月に初めての小川山レイバックへ。
https://stps2snwmt.blogspot.jp/2014/06/blog-post_30.html

以上が全く岩初心者の頃、1年目。小瀬人工壁に通ってビレイをマスターしていました。

翌年、2015年 山岳会を辞めて、固定パートナーと月1くらいで登っていました。
https://stps2snwmt.blogspot.jp/2015/05/blog-post_31.html

去年 2016年 クラック元年 講習会に出たり♪
http://allnevery.blogspot.jp/2016/05/blog-post_23.html

今年はインスボンで、心配したほどは、あくせくしなかったので、成長を実感しました☆

でも、正直言って、身体能力的には登れるはずなのにメンタルが…。 ボルトの遠さ、実感しました…。それでも、ボルトが増えているそうなのですが…。ホント、どんだけとおかったんだ!?

私は自分の身体能力がイマイチ信頼できていないのです… それは昔から、私が能力を期待されるときは、”身体の能力”ではなく、”頭脳の能力”のほうだったから、かも?

どちらにしても、自分の体の能力を信頼していない…

そこが問題だ、と思いました。

言い換えれば、登れる自信、ですね。

私は、岩場でも、あまりテンパったりしないので、初めての岩場の三つ峠では、最初の師匠から、いいね!という顔をされました。

実際、私も、マルチを初心者さんに教えたりしてみると、ホントにアタフタしてしまって、焦って手順が分からなくなる人などいて、そういうタイプの人は、精神的に岩登りに向いていないだろうと思います。

私はそんなことはないのですが…、冷静に見れば見るほど怖くなるランナウト…

ランナウトの危険が理解できる理解力があるほうが、リードすることが怖くてたまらなくなるインスボン…そんなことを思ったインスボンでした。


■ 2度目のインスボン
https://allnevery.blogspot.com/2017/09/blog-post.html