生き方としてやっている仕事のことをライフスタイルジョブと呼びます。
この中に”クライマー”がないのが、残念ですなぁ… サーファーはあるので、サーフィンにおけるほうが、クライミングにおけるよりライフスタイルとしては確立しています。
つまり、サーファーをお手本にすれば、クライマーは大体方角的にはあっているってことです。サーファー移住で流行っている町とかありますよね。
あれのクライミングバージョンが必要なものです。
生き方としてやっている仕事のことをライフスタイルジョブと呼びます。
この中に”クライマー”がないのが、残念ですなぁ… サーファーはあるので、サーフィンにおけるほうが、クライミングにおけるよりライフスタイルとしては確立しています。
つまり、サーファーをお手本にすれば、クライマーは大体方角的にはあっているってことです。サーファー移住で流行っている町とかありますよね。
あれのクライミングバージョンが必要なものです。
https://ameblo.jp/y-naomasa/entry-12753120931.html
こちらのワイドの著名課題、不動の拳を登ったいきさつが書いてあります。ぜひおススメ。
最近はクラック人気らしくて、カムは環境に悪い、と言っている人もいました。
ボルトルートに使う金属量とクラックのクライマー全員のカムに使う金属量では、どちらが大きく、どちらが環境に悪いのでしょうか?
私の友人の一人は、ワイドにハマり、海外のバカでかいカムを個人輸入で取り寄せて、それが新妻へのプレゼントという…ステキなワイド夫婦がいますが。
この記事を読んで、
相手が登りたいところを登らせてやるのが愛
だよなぁと思った次第。
そう言えば、スティーブ・ロング氏にも、
「代わりばんこクライミングではないような男は、さっさと捨てなさい」
とアドバイスされたんだよなぁ。
スティーブは私の父親代わりとして登場した人なのでしょうかね…。
■ ご神体の岩に登る作法
ちょっと話はずれますが、那智の滝、とまで行かなくても、日本では、神さまと崇められている岩や壁を登ることはあると思います。
その際は、柏手をたたき、住所氏名を名乗り、「登らせていただきます」とあいさつして登るのが、正しい作法だそうです。
韓国のインスボンは、山自体が岩山で、岩登りしないと到着できない山頂があります。
そして、毎朝、オモニがお寺で祈祷を上げています。そんなにしても、インスボンでは事故が絶えず、ヘリが飛ぶため、ボルトはランナウトを避けて整備されるようになっていました。
インスボンの白雲山荘のそばのお寺インスボンでは、オモニが毎日祈祷を上げてくれても、イケイケ、オレオレの韓国クライマーたちの事故は絶えず…ということなのは、日本とは大して変わらないお国事情ということかもしれません。韓国のほうが血の気の多い度は高いですしね…。
神を冒涜していなければ、事故は起こらないと思うのですが。
アドレナリンジャンキーの山は嫌いです。
しかし、インスボンは、不思議と登らなくても満足した記憶が残っています。右膝脱臼直後に行ったので、ステミング不可能で、取り付いたもののすぐ降りてきて、下界では、パートナーの青木さんと喧嘩。私の怪我が大変なのに全く気づかいがなかったからです。
怪我した女性パートナーに無理な行動をさせようとする男性って、やっぱり男尊女卑と思いますよ?
男女入れ替えると、なんで、怪我している私が嫌って言ったことに怒るのか分からないですもん。
山岸さんバージョンの男女入れ替え思考実験はここです。
https://ameblo.jp/y-naomasa/entry-12739357751.html
”女は、おれの言うことを聞くべきだ”、っていうのは、今の時代ないですから!
たとえ、自分より下のグレードしか、その女性が登れないとしても、です。
時代錯誤は改めましょう。
1)命が守られ、平和で安全な環境のもとに暮らすこと
2)愛情をもって大切に育てられること
3)健康的な生活を送り、適切な医療を受けられること
4)いかなる差別、および、不当な不利益も受けないこと
5)困っていること、不安に思っていることを相談すること
6)虐待、体罰、いじめから心身を守られること
7)プライバシー及び誇りが守られること
これをクライマーバージョンに直すと?
1)命が守られ、平和で安全な岩場のもとに登れること
2)誠実さをもって安心安全にビレイされること
3)健康的なクライミング生活を送り、適切なレスキューを受けられること
4)クライマーであることで、いかなる差別、および、不当な不利益も受けないこと
5)クライミングで困っていること、不安に思っていることを相談する先があること
6)クライミングにおいて、無理強いされたリード、体力をはるかに超えるトレーニング、支点ビレイやお座りビレイ等の非常識な行為、から心身を守られること
7)社会生活などのプライバシー及び、個人の誇りが守られること
どうでしょうか?どの項目も、あまり達成はされていない現状のように思います。
とくに、昔、あまり社会的に容認されない不実な過去を作ってしまった先人たちのせいで、仮にクライマーの印象が非常に悪いとすれば、4)が難しくなってしまっているかもしれません…
つまり、後世のクライマーは、より品行方正を求められる、マイナスからのスタートと言うことになってしまいますね…
なんだか、その気配が濃厚だったのですが。