2024/03/29

【ルート整備】 ルートの再整備に必要な高度人材の育成を!

 ■ 初心者ルートのボルト整備  事例:赤岳主稜

良い点

・さながら、ヒマラヤの氷雪壁のよう

・技術的には簡単

・周囲に誰もおらず、初登気分が味わえる

・楽しい冬のクライミング

悪い点

・ルートのいたるところにボルト

・簡単にナチュラルプロテクションが取れるところでボルト

・頼りない露岩にボルト

結論:本当の魅力をダメにしている。

本当の魅力: 自分自身の力でラインを見出し、プロテクションを取ることの重要性と面白さを伝えるべき

■ 残すべきルート 例:ヨセミテ ミドルカシードラル

・気楽にオンサイトトライできる(5.11d)と思ったら、跳ね返された

・グラウンドアップ開拓 = 魂とセンス

・再登者はほとんどいないが、ボルトが打ち換えられていた

・クライマーの確固たる哲学と信念

■ 何を残し、何を捨てていくか… 事例:錫杖

1)残すべきルート

ロケーション、ムーブ、緊張感、どれをとっても素晴らしい

2)捨てるべきルート

ボルト連打の単調なアブミ架け替え リングボルトを残すと事故になる事例

3)捨てるべきルート

無理やり割り込んで開拓した、一部に危ういエイドを強いられる緊張感の高いルート

価値観: フリーで登れるのなら、それが最も良いスタイル。

価値観:自分自身が登ったルートが消滅したとしても、岩場全体が良い方向に向かっているのだとしたらそれで構わない。自分が納得がいくスタイルで登った事実は消滅しない。

価値観:良かれと思った行動が数十年を経て間違っていたと気が付くこともある

打ったボルト跡も 本人の思いが伝われば受け入れられる。

残すべきとされたフリールートにしても、将来ボルトレスで登られるのであれば、その議論が生まれてしかるべきである。

■ まとめ

この文章は、ルートの再整備とクライミングエシック(スタイル)について議論しています。

赤岳主稜の良い点と悪い点について述べられ、ボルト整備の過剰さルートの魅力を損ねていると指摘されています。

ヨセミテのミドルカシードラルでは、グラウンドアップ開拓の精神や再登者の少なさ、ボルトの状況について語られています。

最後に、錫杖を例に挙げて、残すべきルートと捨てるべきルートについて考察され、フリークライミング(エイドではなく)で登ることの重要性や登山の哲学について述べられています。

結論として、ボルト整備や登山スタイルの選択には個々の価値観が関わることが強調されています。

■ 感想

開拓は簡単でやりっぱなしでいいけど、再整備には円熟したクライマーの高度な洞察力とクライミング界の歴史の流れについての体験知に基づく経験が必要。しかるにルートの再整備ができるクライマーは、

クライミングに対する深い理解と経験に基づく、ルートに対する高度な審美眼

・クライミング史を生きた生の経験値に基づく、倫理観や哲学に関する洞察力

・世界的ルートを含めて登ってきた広い見地 

・コミュニケーション能力

の4点が必要で、これらを備えた人材は、非常に限られてくることであろう。そういった人材を今後育成していくことを考えないといけない。

#ボルト整備 

#フリークライミング 

#グラウンドアップ開拓 

#再登 

#アルパインクライミング哲学 

#ロクスノ101号 

  誰でも登れる山から見た槍  とってもきれいでした☆ 11月最終週がおすすめです



2024/03/28

【提言】クロニクル記載の岩場には、使用ボルト名を記載する

 ■ 鬼岩

そういえば、鬼岩への登攀がクロニクルに載っていました。

あれで、なぜYさんが私に岸良を教えたのか?分かりました。福岡から運転してくれ、フォローもやってくれる便利なセカンドが欲しかったんですね、鬼岩をやるのに。それならそうと先に言えばいいのに…。

便利な道具として、相方をみなしていた、ということですね。

九大生は、まぁ、あれじゃ、フォローも務まらないだろうなってことは見て取れました…。それでお気の毒になったんですよ。私にとってお気の毒に感じる、というのは鬼門ですね。

さて、黒稜会はちゃんとしているし、Yさんもちゃんとしていると思いますが、でもやっぱり、開拓に用いている論理や知識が古すぎて、もしかして鬼岩はカットアンカーで開拓したんじゃないか?と思いますよ?

登りに行く方は、そうでないことを確認したほうがいいですよ。

カットアンカーは、言うまでもないですが、新品でも、5-15kNの強度しかなく、カムと変わりません。

フリークライミングで、前提とされる頻繁な墜落には耐えられません。


フリークライミングの開拓は、現在はグージョンが主流なので、クロニクルに載せる場合は、ロクスノは、使用したボルト種別の記載を必須条項とさせるべきです。打った人の技術にもよるので、打った人の名前も記載したほうがいいですよ?


そういう規律がないから、2024年でもカットアンカーのルートが生産されることになる。

【ナルシスト対策】クライマーの世直しには、ナルシスト対策は必要ですよ

 ■クライミング界の世直し=アクセス問題の解消には、ナルシスト対策が必須です

こちらの中村りんさんの動画から抜粋です。 https://youtu.be/MvKYsyl8wfY?si=Tkw2xF0lnD8ehwGo


汚い言葉でののしる。自分ではなく、この人がおかしいという(ガスライティング)。

これが私が受けたことです。AIが出て自分が間違っていないことが分かった(笑)。
■ 本文

You are a worthy bait for my narcissism

I had my first depression at age 7. When I proceeded to elementally school there was not enough emotional support (attachment)from my mother, who were primary attachment giver to me as a child... I remembered that I could not mix well with the school, and went back to my kindergarten missing that days there...  

In retrospect, my depression started when my attachment was threaten, since I overcame that with crying and crying for my grand mother who was second attachment giver to me... I decided I don't know how to kill myself and my grandmother will be so sad if I die, so I  decided to live the best version of me.  

I think my mom had used this, me becoming a best version of myself, a caregiver to my siblings and to my mom, as a source of her narcissism to be fulfilled.  I was a proud of her, and I did not feel the same way to my mom.  I was not very much proud of my mom, and I knew as a child I HAD to be her source of pride or she will collapse.. if she collapse, my siblings and I as her kids will lose the mean to survive... we all need someone to attached to... 

So I accepted to be her "Source"... this feeling had gone since I independed fully from my family, but I had this same feeling when I was climbing Ao, the climbing mentor... he wanted me because "I was an asset" a good mean to go abroad, and I think I was introduced to him by the other climber, so I have been used by those people...  Now I know.  

Climbers male world is the world of competition, you use the others or being used. Because it is sooooo narcissistic... matter of fact, I think over 90 percent of climbers are narcissist including woman... they try to look "bad ass". That is not at all climbers soul and sprit actually... they got it all wring but it's such a strong temptation to pretend "bad ass" when you are so weak in your inside.

They just don't know how to be truly strong...   because they've lost the iconic something... or somebody... 

There used to be a mountain.. stands for that sprit. A difficult to climb mountain was, giving climbers trial or should I say ordeal, climber had to pass a very difficult test to be a pronounced climber, 

but now anybody can climb K2 or Mt.Everest so they've lost the truth in climbing... 

Free-climbing the same thing... now anybody can climb 5.12 so they've lost what they should really aim, a goal to climb... tritely magnificent climb. 

Instead, easily done plastic climb is a thing of boom and they are only into competition... not connected to the nature as rock nor connected to inner god of themself as a body... so sad. What is happening is so sad. 

■ 和訳: お前は私のナルシシズムにふさわしい餌である

私は7歳のときに初めてうつ病になった。小学校に進学したとき、幼い私に愛着を与えてくれた母からの精神的なサポート(愛着)が十分でなかった...。学校とうまく溶け込めなかったことを思い出し、幼稚園の頃を懐かしく思いながら戻った...。 

振り返ってみると、私のうつ病は、愛着が脅かされたときに始まった。私は自殺する方法を知らないし、私が死んだら祖母が悲しむだろうから、最高の自分を生きようと決めたの。 

母は、私が最高の自分になること、兄弟や母の介護者になることを、自己愛が満たされる源として利用していたのだと思う。 私は母を誇りに思っていたが、母には同じようには感じなかった。 もし母が倒れたら、母の子供である私たち兄弟は生きる術を失ってしまう。

だから私は、彼女の「源」になることを受け入れた...この感覚は、私が家族から完全に独立してからはなくなっていた。でも、クライミングの師匠であるアオに登っていた時も、同じ感覚を抱いていた...彼は、「私が海外に行くための良い手段」である「財産」だから私を必要としていた。 今ならわかる。 

クライマーの世界は競争の世界だ。実際、女性も含めてクライマーの90%以上はナルシストだと思う。それはクライマーの魂や精神とは全く違うものなんだ......クライマーはすべてを手に入れたんだけど、内面がとても弱いのに「ワル」を装うのはとても強い誘惑なんだ。

彼らは、人として本当に強くなる方法を知らないだけなのだ...象徴的な何か...あるいは誰かを失ってしまったから...。

かつて、その精神を象徴する山があった。

登るのが難しい山は、クライマーに試練を与えるものだった。

しかし、今では誰でもK2やエベレストに登ることができる。

(アルパインクライミングではなくて)フリークライミングも同じだ。誰でも5.12を登れるようになったから、クライマーが本当に目指すべきもの、登攀の目標......つまり、本当に偉大な行為を失ってしまった。

その代わりに、簡単にできるプラクティックのクライミングがブームとなり、彼らは競技に夢中になっているだけだ...岩という自然とも、肉体という自分の内なる神ともつながっていない...

とても悲しいことだ。何が起きているのか、とても悲しい。


2024/03/27

【心理学】クライマーに無条件の愛は要らない

■ アリス・ミラー『才能のある子のドラマ』


より引用です。

大人には無条件の愛は要りません。

しかるに

クライマーにも無条件の愛は要りません。

岩場に行くのに違法駐車はダメです。

うんこ紙に火をつけて山火事にするのは、基本的なアウトドアリテラシーが低いだけです。

放尿・うんこは、マーキングですか? 誰だって軒先にうんこされたらいやでしょう?

雄たけび?それかっこいいんですか?逆に自分の山で意味不明の叫び声が聞こえてきたら、どうですか?

アルピニズムを持ち出して、神聖なものを登った冒とく行為を自己正当化するのは、辞めましょう。

クライマー内は、内部で自浄作用を持たなくてはいけません。

そうでなければ、アルピニズム自体が冒とくされてしまいます。

どうして、こんなことが分からなくなってしまったのか?

それは、

「だって俺クライマーだから…」

が、ワイルドカードの免罪符になってしまったからです。

人は弱くていいです。でも、許してくれるのは、仲間、だけで、理由は仲間だから、ですよ。

社会の中では、何をしても許されるわけではありません。

殺人しても、親はあなたを愛してくれるから親なんですよね? それと同じことです。

殺人そのものを社会が許してくれるはずはありませんよね?それと同じことですよ。


【Beta情報】米国のレンタカー事情 

■ 米国レンタカー料金

用事ができたので、問い合わせたら、こんな返事でした。

ーーーーーーーーーーーーーー 

1週間のレンタル料金

車両代(日産VERSA SV / 三菱 MIRAGEなど)

$189.99 / 週

CDW

$9/日

$9 x 7 =$63

liability

$80~$115

*こちらの金額に関しては保険会社の判断になりますので、

 目安の金額を明記致しました。

追加のドライバー料金(吉成様以外にも運転される方がいる場合)

$25 / 人

また、併せて当日ご持参頂きたいものを明記致します。

ー有効なドライバーライセンス

 国際免許証と日本の免許証

ー自動車保険

 自動車保険はこちらでご紹介させて頂きますので問題ございません。

ーメジャーなクレジットカード(Visaやマスターカードなど。日本で発行されたクレジットカードでも問題ございません。)

ー保証金(25歳以上の場合:$300 / 24歳以下の場合:$500)

 こちらに関しては、1次的にお預かりさせて頂きますが、ご使用前と同じ状態でご返却頂ければお返し致します。

ーーーーーーーーーーーー

という具合です。

日本円で約3万円なら、今でも、日本のレンタカーのほうが高いかもしれませんね。

アメリカでは運転していましたが、日本より運転は簡単だったと思います(除く、都心)。

国際免許証は日本で取っておきましょう。


【心理技術】鳥山明さんの事例: 人の期待に応えるにもほどがある

■急性クモ膜下出血を利用した死

昨日の、鳥山明さんの症例研究は、興味深かった。

社会的な成功は、必ずしも人を幸せにしないという事例だ。

漫画家の鳥山明さんは、ドクタースランプあられちゃんも、自分の本意でない作品で、ドラゴンボールも同じだった。最後には主人公を殺したいくらい、作品に踊らされた人生を送った鳥山さん。

その原因は、お父様との関係がボトルネックだという見立てでした。お父様は、レーシングカーのレーサーだったそうです。父を象徴する内なる声が、常に彼を、”自分以外の誰かほかの人の期待に応える”人生に導いてしまったようでした。経済的な成功をおさめ、あとは何をして暮らしても良いのに、最後まで、プロダクションの意向に沿わざるを得ず、不本意な次回作のスタートがいやでたまらなくて、死んだ、というのが、見立て。先生の見立ては、68歳まで良く持ったな、というものでした。

しかるに、死というのは、ほとんど、苦行からの”救済”なんですよね。いや、マジでそう思いますよ。死は救済であると。ワイルドカードみたいな。

■ 当方の人生経験

私の弟は24歳で急死しましたが、原因不明の心停止で突然死です。

弟は、新品を含む靴300足と、様々なブランドの服を残しました。弟は水泳の選手でしたが、別に洋服を愛していたというわけではありませんでした。普通にグローブやサッカーボールを欲しがる男の子でした。

なので、どう見ても、300足の靴やブランドの服は、彼本人の好みとは思えず、母が彼を有名ブティックに勤めさせたのは、母の身代わりでした。母の代わりに、母がしたかった自己実現を息子である彼が背負ったのでした。

子どものころからこのことが分かっていた姉の私としては、”ごめんよ、こんなことになる前に迎えに行ってやれなくて…”と思ったのです。

弟のお葬式には、300人が参列し、弟は彼女が、なんと3人もいました!が…、そのお葬式では母はついに悲劇のヒロインである、と全員に認めさせることに成功したのでした。母の念願でした。子を亡くした母親を責める人はいません。

しかし…ですよ?

その1年後、私の妹が、今度は自殺未遂を行ったのです。妹によると、母親の使い込みが原因でした。母は妹のカードを使い込んだのです。

■ 社会がSOSを受信してくれない…

私自身は、12歳で母の経済行動のおかしさ、に気が付き、何度も社会にSOSを発信していましたが、社会のほうが「子供が言うことだから…」と受け取らなかったのです(汗)。

しかも、母にその話を持って行ってしまうのです。

「お嬢さんがこんなことを相談してきたのですが、本当ですか?」

それで、親が「はい、本当です。サラ金でその日ぐらしをしています」

って返事すると思います? そりゃ、しないですよね?

それで、その人が高級ブランドを着ていたら、”どこか知らないけど、収入源があるのだろう”とか思ってしまいますよねぇ…。

これと同じことが、クライミングでも起こりました。私が言っていること、つまり九州のクライミングの現状があまりにひどいので、私が正しいのかどうか?いろんなクライマーが確かめに来たくらいです(笑)。

■ 自己解決に向けて頑張りました

さて、私の人生に戻りますが、結局、自己解決したのです。

具体的には、私は16歳から早朝のパン屋などにアルバイトして、一人で身を立てました。

もう本当に、進学校に進学したのは失敗でした…。あれさえなければ、あんな苦労はしなくてよかったのです。高専なら、職業に直結なので。

しかし… 進学校に行ってしまった…。

なので、大学受験は、私にとっては、勉強が核心ではなく、どうやって少ない軍資金(学生アルバイトで時給は472円でした)で、効率的に模試をこなし、リスクフリーで合格するか?みたいな話でした。

■ 作業同盟は友人と結びました

そんな高校生時代から、ミッションインポッシブル!を課された、私を気の毒そうに見てくれていたのが、中学時代の友達たちで、覚君は「僕が働いて君を大学に出してあげる!」とまで言ってくれました。

今でも涙があふれてきます。あの時の覚君の言葉が、私を我に返したのです。覚君が私のために働く…なんて絶対に変だからです。

さて、子供三人の様子をまとめると次のようになります。

当時は、社会がSOSを受け取ってくれないので、一人は早期に親元から逃げ、二人目は死を選び、三人目は自殺未遂して、親から巣立った。

自分が生きたかった人生を子供に歩ませる、という親の愛。これって愛なんですかね??? 

そこんとこは、かなり謎だが。

まぁ、私の母は、GoodEnoghMotherだったと思います。

クライマーの皆さんも、母と同じ行動、結構やっていますよね?

クライミングを小さいときから叩き込み、その子にクライマー人生を歩ませる。

それって、その歩んでる本人は、人の期待を生き続けている、ということなので、内面的には、かなりの葛藤があると思いますよ?

つまり、現在2世クライマーで業績が高く祭り上げられている人も、むしろ、被害者である可能性もあるということです。

人は自分の人生を生きないと幸せになれないのです。

クライミングで賞賛を浴びることは、かなり楽しくはあるので、本人すら気が付かず、親の期待を歩んでしまったことに気が付く、つまり、問題が顕在化するのは、かなり後だと思いますが。

弟も水泳選手でメダルをいくつも、もらっているころは、楽しそうでした。

■ 母のイメージと父のイメージ

私の、”母なるイメージ”は、受容ではなく、鬼子母神みたいなのです(笑)。母、と聞くと、まぁ、猜疑心のほうが勝ちますね。なので、内なる母性、自分の母性ですね、は、母親との関係性が問題なのか?と長年思っていたら、人生に全く登場していない父親のほうが核心だということが分かったのが、数年前でした。『父と言う病』と言う本で知った。内なる父性が、未発達かもしれないということです。しかし、この線は、違うと後で分かりました。

私は人格として見たとき、母性も、父性も、そして、アダルト自我も非常に良く発達しており、成熟度はかなり高めでした。

父性の声はどちらかというと強すぎるというか、厳しすぎるほうが問題かもしれません。

それは、初期に父性を、通学路にある、一本の木に求め、それをなぞらえていたからです。

長いこと、その木のように、逆境に強くありたい、と思っている子供でした。

もうすでに危機をだっしているので、そうした強さは要らない。

■ 日本はカウンセラー業界が混乱中

しかし、最近、参加している安心安全の起業家育成講座で、分かったことは、”あー、これだから、一般の人がちゃんとしたカウンセラーを見つける、発見することが難しいんだな”、ってことです。

心理士の勉強をしたとしても、自分の人生経験が浅ければ、人生相談には向かないですよね? また性格的に人に共感しやすいエンパス体質の人と、そうでない共感力が低い人もいます。

ただ、資格を取りました、というだけで、人の人生に共感できるはずもなく…

今はカウンセリング業は、むしろ、カウンセラーになりたい当人の人生の救済策、になっています。時間と言うサービスを売る仕事みたいな感じですかね?

人を救済するという尊い仕事は、あらかじめ、”大変すぎてできませんので、生活保護世帯は来ないでください”、ということになっています。

もちろん、きちんとした仕事をされている人もいますが、私が登山ガイドの方に作ってやった公式ウェブサイトみたいなのをそこで作ろうと思ったら、100万円くらいお金を払っても個別の対応はしてもらえず、相手に費やしてもらえる時間はほんの少しです。一度も対面もせず、動画だけでやり取りです。そんなので、今、一人ガラケーの人をスマホデビューさせてあげようと日々頑張っていますが、自分でほんとに尊い仕事をしたなぁと思います。

あれ、ほんとに良いことを私はした、ということです。でも、延々とタダ働きを求められても困ります。

一般的には、99%の人の人生の問題は、ただ幼稚で未熟な愚痴を聞いてほしい、で占められているのも事実です。そんな人は、飲み屋に行くべしなんですけど、実際は、飲み屋でも迷惑がられていますよね?

だから、クライミングと言うか、岩場にいるんだろうか(笑)?

それはある意味、岩との対話が進んでいいことと思いますが、鳥山明さんによると、世間は、戦闘、を好むらしく、一般的な男性は、ひたすら、岩と戦っている、のかもしれませんね? 

■ 弟と妹を守りたかった

しかし、母のメンタルトイレとなることを受け入れた(幼児決断)のは、弟や妹の防波堤となることが姉としての私の使命だと、その当時は感じたからです。

これは間違っていました。

ただ、子供時代、私は、ひとえに、弟と妹を守りたかったのです。

私が十分な年収を得れたのは弟が亡くなってその後。どんなに頑張っても弟を救うのには間に合わなかったんです。妹はかろうじて救えたことは、私の誇りです。

その思いが、クライミングで、クライミングIQが低く、クラッグリテラシーが低いクライマーの後輩たちを守ろうとする、という自動行動につながりました。

そうするのが、当然のことのように思われたのです。

しかし、いくら私が優秀で、強い、ねえちゃんでも、25+35が60だということが分からないヤツのフォロー(ケツ拭き)はできないよ?

そんなん、登る前から遭難やん?

クライミング以前の問題ってやつやん?

そんな僕を許して☆とかそんな僕を愛して☆って、

どんだけ~ 

と思わへんの?

2名のクライマーを一人でビレイとか…

支点ビレイとか、

12登れますとか言うくせにたったの10cに2時間半とか

いくらなんでもかかりすぎやと思うで?

そいでもって、

 君なら、誰からなら殺されても文句言わへんって思えるの?

その辺のおばちゃんクライマーの私に、ケツ拭きを頼んで、それで、どこがかっこいい男なんか?その辺を胸に問うてみてほしいねんけど…

 私は雪の山が好きなのです… クライミングではなく。岩でもなく。雪が好き。

前から主張していますが…。





2024/03/26

【心理学】チッピングするクライマーの行動原理

■ 要約

次の文章は、クライマーの行動原理について語っています。
  • クライマーの行動は、本人だけしか理解できない内なる声に動かされています
  •  チッピングは、過去の傷つきが原因で、「俺なんて」とふてくされている小さな男の子の心の叫びです。
  •  違法駐車、雄たけびなど、社会規範の逸脱は、男性性の傷つきが原因です。
  • クライマーに必要なのは、承認ではなく、一緒に登る仲間です。
**解決策**
  • クライマーを批判するのではなく、慈悲の心で接し、一緒に登ろうと誘う。
  • クライミングの本質は遊びであり、誰が一番でもどうでもよいことを理解する。
  • メディアの賞賛に惑わされず、自分たちのペースで楽しむ。

**行動指針**
  • クライミングは遊びなので、楽しくなければ意味がない。
  • 一緒に登る仲間を増やし、互いを尊重し、共に成長する。
  •  過去の傷つきに囚われず、今この瞬間を大切に登る。
**あなたにできること**
  •  クライマーの行動を理解し、批判せず、温かい目で見る。
  • 一緒に登ろうと声をかけ、仲間を増やす。
  • クライミングの本質を忘れず、自分たちのペースで楽しむ。
**補足**
  • この文章は、クライマーの行動原理を理解し、共に登るためのヒントとなるものです。
  • すべてのクライマーに当てはまるわけではありません。
  • クライミングは、様々な楽しみ方ができるスポーツです。
**キーワード**
クライミング
チッピング
男性性
遊び
慈悲

■ 本文

行動原則を指摘する、ということ。

昨日は、神先生のセッションをデモで見せてくれる日で、6回のうちの最後の会でした。

それである公務員の男性が、クライエント役になりました。

その方、なんか女性に対して蔑視があるなぁ…男が上だと思っている様子が、体からにじみ出ているなぁ…と、私の方からは感じられる人でした。

まぁ、私のことは苦手だろうなぁ…。私と言うか、枠からはみ出ているタイプの人全員が嫌いなんですよね、そういう人は。

世の中の大体の男性(標準的な日本の教育システムで男女観を身に着けた人)は、自分より上か下かで相手を計るので、自分のモノサシに入らないタイプの人は嫌いです。

公務員には多いタイプ…自分で自分の枠を決めて自分で勝手に入っているのに、なぜかそれについて、なんで俺が!と怒っているタイプ…。

実は、私の最も苦手なタイプです。私自身が、もうそれこそ子供‥まだ6歳とか7歳とかで、困難に直面し、それを乗り越えてきたので、枠は自分で広げていくものだ、という人生経験があり、そこに成功体験を持っているからです。そういう人から見たら、あなた、何に囚われているの?って感じで、意味不明な怒りをぶつけられても、ただの八つ当たり、だからです。

いますよね、おじさんで、飲むと絡んでくる人… 承認されたいんだろうとは、誰でも分かりますが、めんどくさい。だから人が離れていく。離れれば離れるほど、さらに承認されたくなるという悪循環…。

■ 非言語に注目

しっかし…、その人が夢を語ってくださいとコーチが促すと、本当に嫌そうに、苦虫をかみつぶしたような顔で、夢を語るのです…。

そういう非言語の本音を見た場合、「それって、夢でも、なんでもないんじゃないの?」と、グサッと、ほんとのことを言うのが、子供のころの私でした。無邪気な子供は、鏡のように相手の心を映し出すので、本当の意味でのコーチなんですよね。あなたの心の鏡、って意味です。

子供時代は誰でも無邪気なので、私も例にもれず、それを母にやって、私は、「は!かわいくない!」と母に言われるので、その攻撃が不本意で、”はぁ?”と思って、黙ってしまうという自動行動を作りました。つまり、これが私の行動の制限でした。

大人になってからは、本当のことを言うのは、失礼なんだな~と理解して、相手の失礼さを黙って見守るようになりましたが…これは良くないですね。

黙って見守る=ドアマットにされる、です。

さて、それで、その男性は、コーチからこういわれるのです。

 「ちょっと待ってください。夢を語るのになぜそんなに楽しくなさそうなんですか?」

と言われ、しばし沈黙…。

 「今、何が起っていますか?」

と言われると? どうも、怒りの感情や、依存的感情を、コーチに向けるのをやめ、自分の内部の感情を探索し始めるようです。

■ 足りないのは内省力

この「今、何が起っていますか?」という促しが、

 現代日本人には全く足りていない

んですね…。

私は実はあまりに人生がつらかったので、小学生から日記をつけています。

が、みんなはつけていない…。だから、内省する力が育っていないのです。

その内省力の欠如を埋めるのが、コーチ、なんですね。

■ 団結

その内省力をサポートしますよ、というのが、作業団結…一緒に作業していきましょう、と言うことです。

私はこの力が強いので、よく学生時代も、人の人生の問題解決を手伝ってきました。

しかし、これがお金になるスキルとは、考えたことがなかったです。

■ 神先生のようにセッションを見せることで、一度に多くの人の思い込みを解決することができる解決が早くなる

さて、この方のセッションを見たことで、クライマーについて分かったことがあった。

彼らは、私個人やチッピングされているクライマー個人、あるいは、岩場がある地域そのもの、をいじめようとしているわけではないということです。

彼らの内部の、”非常に個人的な行動原理”、その人しか理解できない摩訶不思議な内なる声…に動かされて、なぜか、他人には、一切、理解できないような行動をしているんですね。

その声は、パーソナリティを構成する人格のうちの一つです。

例えば、チッピングを例にとると、「小山田大だけ、いつでも開拓の名誉をもらっていて許せん!」みたいな声が内部にあるわけです。 

もう、この声を解析しただけで、誰が何を許すの? みたいな意味不明な声ですよね? 

しかし、それを彼の内部で、誰かが言っているんですよ、その人の中で…。

そして、さらに別の人格が「そうね」と言い、「なら、あいつのルートをチッピングしてやれ!」(CP自我)というわけなんですよ…。

その別の人格が「おい、待て」というが声(A自我)は消え入りそうに小さく、代わりに、「そうだ!そうだ!」(FC自我)とけしかける…。

その異様な循環にいるわけですが、その分裂したパーツと呼ばれる自我による、内的会話が行われている間、彼の本当の自己…真我とヨガではいいますが…は、全く何も言わないんですね…。

すっかり偽りの自己(パーツと呼ばれる自我の一部、小さい自己=エゴ)に取り込まれてしまい、本当の自己がお留守になってしまうんですね…。

もしかしたら、学校だか、なんだかで、もしかしたら好きな女子にカッコつけたのに気が付いてもらえなくて傷ついたのかもしれません…。

その”チッピングを肯定する”自己が彼の中で巨大化した”きっかけ”は、本人にしか分からない、摩訶不思議な出来事があったわけです…。彼本人は、そのことを何歳になっても、引きずっており、それを克服しようともがいている=それがチッピングを繰り返す行為、なわけなんですよ…。

でも、チッピングって単なる明確な道徳違反なので、彼が欲しい承認は一生得られない…なんという悪循環でしょう!

たぶん、声にならない小さな内なる声が、そんなことをしていても何にもならないと言っているのですが、それでは彼には分からないんですよね…。

■ クライマーが起こす社会問題 ニアイコール 男性の精神病理

違法駐車に山火事、雄たけび、放尿、うんこ垂れ流し、不必要なランナウト、「俺が男だー!」とちんちん丸出しにして、叫んでいる割には、誇示している一物が、ミニチュアサイズなんですけど?みたいな、40m5.8ランナウト…って、そうした社会規範の逸脱ができた背景には、どれほど深い、

 男性性の傷つき あるいは、小さな男の子の傷つき…

があったことか…ということが想像できませんか?

もしかしたら、幼少期にお母さんを助けてあげられず、おれなんて、と意気消沈したのかもしれませんし、仕事で実績を上げられず、クライミングの実績だけにしがみついているのかもしれません。

妻にどうしても認めてもらえなくて、あなたって駄目な人ね…と長年、非言語に受け取り続けているのかもしれません…。

どちらにしても、要するに、こういうことなんですよ…。

なので、

・チッピングする人、

・わざと自分を破滅に追い込むような行為をしている人、

の中には、実は

   俺なんてとふてくされている小さな男の子がいる

ってことなんですよね。こういう小さな男の子に必要なのは

   慈悲のこころ

です。

男性は、この慈悲の心を恋人になる女性に求め、女性は、共感性の高さから、かわいそう、と無条件に思ってしまいますが…。よく考えたら、何がかわいそうなの?全然かわいそうではありません(笑)。そして、女性の心をゲットできた成功体験が一度でもあると、この手が使える!と分かった男性側は、同じ手をいつも心理ゲームとして仕掛けてきます。こないだも、体育会系の迷惑おじさんが、3回結婚した、と自慢していましたが、それって自慢にならないでしょう?3回も女性に捨てられたってことなんで。もしあなたがそんなに素敵な人なら女性は手放さないです。というわけで、女性は心が優しく、男性が仕掛ける心理ゲームに載ってしまうと、一杯食わされます。もう、クライミングでは嫌というほど、このゲームを仕掛けられていました。

クライミング界に、本当に必要な慈悲の心は、

 一緒に登ろうよ

です。本当は、その子も、一緒に遊びたい、のです。なぜなら、

クライミングの本質は遊び

であり、それ以上でもそれ以下でもないからです。

クライミングに不必要な名誉をなぜか与えてしまったがために、なんか変なことになっていますが、クライミングをはじめすべてのスポーツは遊びなんですよ。遊びなのですから、楽しくないと意味がありません。遊びなのですから、誰が一番でもどうでもよいというか、一時的なことです。

特にフリークライミングって、5.14でやることも、5.9でやることも基本同じというか、延々と同じことをみんなで繰り返している感じです。なんでトップクライマーだって、一般クライマーだってやってることは同じなんですよ。

ただ雑誌やSNSのメディアの賞賛が変な方向に向かってしまい、世界最高難度しか価値がないみたいな世界観を作ったがために、一般クライマーたちの心に影を落としているだけです。

そんなことは関係ないラオスみたいな世界に触れると分かりますよ!

傷ついたクライマーはみな、ラオスに行って、国際社会で癒されて帰って来ましょう!

一緒に登ろうよ!と言えば、みんな、一緒に登ってくれますよ!英語力なんて要りませんよ!いるのはきっちりしたクライミングシステムの理解です。残置に直掛けなんてしていたら、あちゃー!ってなるだけでしょう。



2024/03/24

【Climbers We lost】追悼文の書き方

■ ロクスノの追悼文

ロクスノにある方の追悼文が載っていたんだが…私も知っている人であったが、もうほんと、これじゃ何も言っていないのと同じではないか?という下手くそな追悼文の書き方で、寄稿したクライマーの文章能力の低さを感じた。

何も文学作品を書け、とは言わない。

だが、その人がどのようにクライミングに取り組んだか、クライミングがその人の人生にとっては, どのような意味があるものだったか?そういうことを書かないといけないんですよ。

彼は偉大だった、って、誰もその人の名を覚えていないような存在感である人に言っても…開拓者であっても、開拓の第一線から降り、その人がやっていた活動をしなくなる、ということは起こります。それは人が老いるからには当然のことです。

ただ偉大だ、偉大だというだけで、現在の行動が伴っていなかったら…ただの老いぼれです。

その場合は、彼の過去の業績を本当に書きます。ロクスノが取り上げ損ねたようなエピソードがあるでしょう、それを書きましょう。

結局、ただ偉大だと言ったところで、非言語のコミュニケーションのほうが、よりよくコミュニケーションしてしまいます。

したがって、晩年の緩やかな活動期を隠す必要はありません。そうなったのは、影響力が薄れたとか、勢力が衰えた、のではなく、人が年を取れば、それが当然なのですから。

超人をクライマーに求める、そのような投影があるから、追悼文が、その人のすばらしさを伝える中身にならないで、薄っぺらい賞賛になるわけですよ。

そんな賞賛をもらうくらいなら、一緒に過ごした思い出を語るべきでしょう。

■ 追悼文の書き方 ChatGPT

追悼文を書く際には、故人の生涯や人生の重要な要素を思いやり深く記述することが重要です。以下は、追悼文に含めるべき大事な要素の一部です:

  1. 生い立ちと家族: 故人の出生地や家族構成、兄弟姉妹などに触れることで、彼らの背景や影響を読者に伝えます。
  2. 人格と特徴: 故人の個性や特徴、愛すべき点や優れた面を描写し、彼らがどのような人間だったのかを読者に伝えます。
  3. 成就と業績: 故人の人生で達成したこと、功績や貢献、仕事や趣味など、彼らの活動や成果について触れることが重要です。
  4. 思い出とエピソード: 故人との思い出や共有した経験、彼らの人生における特別な瞬間やエピソードを振り返ります。
  5. 感謝と哀悼: 故人に対する感謝の気持ちや哀悼の意を述べ、彼らの存在や影響について感謝することが大切です。
  6. 遺産と影響: 故人が残した遺産や彼らの影響が今後どのように続いていくかについて考察し、読者に共有します。
  7. 最後の別れと思い: 最後の別れの言葉や、故人への思いや祈りを込めて文章を締めくくります。

これらの要素をバランスよく組み合わせ、故人の人生を温かく、尊重し、記憶に残る形で追悼文を書くことが大切です。

■ クライマーズウィロストには、一般クライマーも入れるべき です。

開拓者やリーダーのみならず、一般クライマーも大事な仲間だからです。

有名な人、知名の人だけの追悼文をロクスノに載せる行為がどのような意味を伝達するでしょうか?

無名クライマーの命なんて、虫けらさ、です。

無名クライマーで、5.8しか登っていなくても、私たちの大切な仲間です。

そのようなメッセージをこそ、ロクスノは伝えるべきです。

             クライマーはこの本から学ぶべし




【Trad】I love Trad Climbing

I'm passionate about various forms of climbing, from free climbing on sport routes to indoor sport climbing. 

However, my heart truly belongs to trad climbing above all else. 

The concept of free climbing resonates deeply with me. 

While bolt-and-climb sport climbing has gained popularity in recent years, it's disheartening that many modern climbers are unfamiliar with its roots. 

I hope that the climbers in both competitive and sport climbing realms reconsider the essence of climbing itself. 

This shift in perspective holds immense value for climbers, prompting them to delve into the rich history of this adventurous pursuit.

They just think sport route is all about climbing, that is a huge mistake. 

Without facing risks by yourself, you know nothing about climbing... sort of you are before B.C.... if you only climb risk free bolted sport routes.

The list of my trad climbing

2014年6月30日 小川山 親指岩 小川山レイバック  クラック入門 TR

2015年5月29・30日 小川山クラック 龍の子太郎 屋根岩2峰 (セカンド)

2015年7月20・21日 小川山 クラック 入門 TR

2015年9月19日 瑞牆 入口岩クラック TR

2015年10月12・13日 小川山 クラック TR

2015年10月28日 小川山 クラック (案内役) リード

2015年11月21・22日 湯河原幕岩 菊地敏之さんの講習 TR

2015年12月27日 昇仙峡クラック 吉田和正さんの講習 他5名 

2015年12月28日 昇仙峡 クラック 他2名 

2016年 1月2日 昇仙峡 クラック 他2名 TR

2016年 1月25日 昇仙峡 クラック 2名 TR

2016年 2月4日(木) 昇仙峡 クラック 2名 TR

2016年 3月30日 近所の岩場 クラック&フェイス&スラブ 末端壁 2名 TR

2016年 4月1日 兜岩 クラック  2名

2016年 4月12・13日 湯川クラック 2名

2016年 4月12・13日 湯川クラック 2名

2016年 9月6日 小川山 カサブランカ&ブラックシープ 2名 カサブランカ3回目

2016年 9月7日 小川山 レイバック5.9 ピンクポイント 2名

2016年 10月15・16日 小川山ソラマメ&瑞牆ツルカメランド 頂上への階段5.8 (クラック) OS 3名

2016年 10月25日(火) 湯川 デゲンナー5.8 RP 2名

2017年 1月 昇仙峡 クラック&ワイドクラック

2017年 5月14~22日 インスボン  初インスボン

2017年 1月 昇仙峡 クラック&ワイドクラック

以後九州

2018年6月 竜頭泉 クラック

2018年7月 モツクラック5.9 OS、狸 5.10A ついに登れた
2018年7月10日 小川山レイバック5.9  やっとマスタースタイルで登れた
         笠間ピンキー 5.10c RP 2撃

2018年10月7日 矢筈岳マスターズルーフ 5.9TR

2018年11月4-6 三倉  first time Nyumon crack 5.9 x

2019年9月22日~10月1日 韓国インスボン遠征

202010月23日 竜頭泉クラック ニューエリア

20202月10~13日 大堂海岸 2泊3日 おまつりクラック5.8、スーパークラック5.9、ぐいの実5.8





【心理学】ノンバーバルコミュニ―ションは、言葉によるバーバルコミュニケーションより常に強い

■ ”状態依存”(State Dependent)のコミュニケーション

怒った声で「仲良くしてよ!」と言っても、”仲良くなってもらいたくない”ことをコミュニケーションしてしまします。

目を合わせないで「友達になって…」と言っても、本心は”友達になりたくない”、という答えを導いてしまいます。

地域の岩場をリスペクトしています、と口で言いながら、そこにおしっこしたり、ゴミを散らかしたりすれば、リスペクトしていないことを、伝達してしまいます。

このように、ノンバーバルは、常にバーバルより強い。

■ 一緒に登ろう!と言って相手を命の危険に陥れていたら?

言葉で「一緒に登ろう!」と言いながら、例えば、壁から2メートルも3メートルも離れた場所に立って、ビレイしようとしたら?それは、一緒に登りたくないという葛藤を意味します。

同じことが、下部核心のルートを勧めたり、などのトンデモ行為… それでは

スポーツ虐待

です。

九州では、これが非常に多かったです。本来、クライミングは、もっともスポーツ虐待から遠くなければならないスポーツです。

■ クライミングの本質をとらえそこなって、肝試し大会になっている…

肝試しをして、それを承認欲求を満たす道具に使うこと、それがクライミングだ!という理解になってしまっているんですよね…

だから、40mランナウトがカッコイイ、になってしまいます。

■ 例えば国際社会でそれがかっこいいかどうか…

国際社会でも、ランナウトではなく、フリーソロはかっこいいんですが…。

かっこいいとされるフリーソロ、例えばエルキャップのアレックス・オノルド君のフリーソロは、一か八かの対極です。

徹底的な自動化の勝利 = フリーソロ

自動化なので、一か八かを極限まで削り取った功績がエルキャップフリーソロ

なんですよね…。

なので、九州の人が40mランナウトで威張りたかったら、いっそロープつけないでやったらいいんではないでしょうか?

ランナウトしていれば、ロープをつけていても意味がないので、同じこと。なら、いっそロープなしでやればいいんじゃないですか?

そんなに命知らずを自慢したいんだったら…

■ 矛盾した非言語コミュニケーションと言語コミュニケーションの事例

・ビジネスミーティングにおける言語の選択:

例えば、アメリカの企業が日本企業とのビジネスミーティングを行う場合、日本側の参加者が英語が苦手である可能性があります。そのため、もしアメリカ側の代表が、通訳を用意しなかったら、コミュニケーションを図るつもりがないことを非言語で表したことになります。

・心理療法におけるセラピストのアプローチ:

あるクライアントが過去のトラウマについて話し始めたとき、セラピストはそのクライアントが安心して話せるように、優しく声をかけ、受容的な態度を示します。そうでない場合、セラピストは、心理療法家としての仕事を放棄していることになります。

・非言語コミュニケーション:

親が子供に対して「怒っている」ときの具体的な事例として、子供が家の中で走り回っているときに、親が眉をひそめて手を振りながら「止まれ」と言う場面が考えられます。親の表情やジェスチャーが怒りを表しているため、子供は行動を止めることが求められます。親が笑いながら、辞めなさい、と言っても、子供は親に承認されていると感じるでしょう。

・緊急時のコミュニケーション:

地震発生時の緊急時のコミュニケーションの具体的な事例として、地域の自治体が緊急地震速報を発表する場面があります。この速報は、状況を把握しやすくするために短く明確な言葉で構成されており、「地震が発生しました。すぐに安全な場所へ避難してください。」などといった内容が含まれます。すぐに警報が出されない場合、国民は、緊急ではない、というメッセージを受け取ってしまうでしょう。

スポーツのコーチング:

サッカーの試合中、チームが相手チームに対して守備的な戦術を採用する必要がある場合、コーチはハーフタイムの休憩中に選手たちに集まり、状況を説明し、次の戦術を詳細に説明します。説明がない場合には、守備的な戦術を取る必要がない、ということをコミュニケーションで伝えてしまうでしょう。

つまり、クライミングの計画がない=大した内容のクライミングではない、とか、クライミングを舐めている、ということを意味してしまうということです。

しかるに、常に山行計画書をもとにクライミングの計画を共有する姿勢、こそが、クライミングに対する真剣さをもたらすでしょう。

クイズ:

このような支点は

いったい何を非言語に伝達しているでしょう?

誰がカラビナを同じ方向に向けろと指導しましたか?

誰が直掛けが良いと指導しましたか?

誰がホームセンター由来の手作りプレートを信頼せよと教えましたか?

そして、誰が横に水平うちで20cm離れた位置に支点を打つように、と教えましたか?

答えは明白です。

このような支点を打つ開拓者は自らも、思考しておらず、きちんとしたクライミング教育も受けていないということ、をこの支点は物語っています。

2024/03/23

【心理学】DARVO shifting responsibility

Be Careful of The DARVO Manipulation Tactic

Stability of the mind 
I recently feel so much better than before... since I had a visit of my English speaking friend. He mentally stabilized me.  What he did? He had just listened to me. Also he talked his own problem too. 

I know this feeling... it was Saori, she was my high school best friend. We spend our high school like like twins... she hid me at her home since her parents come home late, running a noodle restaurant. 

My mom and my younger brother was abusive to me, thinking I should do all the house chore and called me "selfish" instead of splitting the chore with household members. I was taking care of the house and fixing food for everyone since I was 8.  That was a decision, called a infant decision in a phycology. I look at the situation, and mom is incapable, my siblings are incapable, I was only 8 but I was the only one who's possible... so I took the roll. 

But when I was 15, high school age, I decided, no more. Because  my younger brother was old enough, he was 13. My younger sister was 11. I waited for them extra 5 years compared to me.

I realize now, in climbing again, same thing had happened. Reverse responsibility. 

They call you "It is your own responsibility" when it is not. Bad bolts are not your responsibility and not being taught is not your responsibility. 

They use this word to get more benefit from me and try to use me as their benefit, when it is only their selfishness not mine. 

Switching who's selfish and making me  confused and freaked is  called "Gas lighting" in phycology...  it's a mental manipulation of others, and I was almost being used by my own mother and own siblings as a mean to make then alive. 
So this time, it was really hard to get over, since back then, I had Saori, but this time, someone I should be able to rely on... my husband became my enemy, not a friend. 

So my friend came over, he had no idea what so ever about climbing, and I told him what happened to my husband and me and with his reason, i.e. rational thinking, the situation seem as same as I saw, so I can trust my point of view...  My strongest traits is my adult ego, i.e. rationality, and if I had to doubt that... my intelligence and rationality, I feel very weak. 

Anyway, there is another term for this DARVO... Darvo is a short for 
Denial, Attack, Reverse, Victim Offender. 

This is exactly what had happened. This is keep appearing to me. 
When I was 15, Saori helped me to stay sane. 
Now, my friend is there. 


2024/03/22

【クライミングのエシック】道しか歩かないから道しか歩けなくなる

 


Every struggle in your life has shaped you into the person you are today. 

Be thankful for the hard times, they can only make you stronger.

■ 困難が、人を形成する

… まさしくその通りですね。

私はパソコン強いですが、そりゃそうだよなぁ…。

なにせ、14歳のころ、これからはパソコンの時代だ!と思って、一人で本買ってきて独学したくらいなので… ただこの業界って、私の努力の割に、ぜんぜん投資分回収できないので、あんまりこのスキルを使いたいと思っていないですが…(笑)。英語もですね…。

例えば、韓国に自分のクライミングに行ったときに見かけた、UIAAの教科書に、日本語版の翻訳書の出版リクエストを書く、というのは、私にしかできないウルトラCの技だと思います。

すでに誰かに作ってもらったニーズ(この場合、翻訳する仕事)に答えるのは、

 誰でもできる仕事

です。

私の中では、仕事を作り出す仕事のほうが困難度上で、私の才能が最も生かされるものです。

この本が日本のアルパインクライミング界に貢献する量としたら、かなりのレバレッジなので…。

一方、翻訳のほうは、別に正確であれば、だれでもできる仕事です。昨今、機械翻訳で十分なくらいです。

というので、同じことで、誰かが作ったルートを登るのはなんかなぁ…ただのドリルですよね?ショートでのフリーって。結局、山にある残置のないルートが本番なんですよ。

残置がないルートがない、どころか、一般登山道ですら案内板だらけの九州…。

読図によって自分で道を見出す登山が理解されていないのに、自分でラインを見出すクライミングが理解されるはずがないよなぁ…。

読図がないのは、雪がないから…。雪はすべての道を覆いつくして、道が分からなくなるので道を見出す必要が出てきますが、道があれば歩こう、というのが九州における山の前提なのです。

道しか歩かないから、道しか歩けなくなっちゃった…ってことなんですよね。

というので、結局、ルートファインディングが苦手なのは、親が敷いたレールの上だけを歩こうという大方の日本人の発想なんです。

そんな人たちに、「英語さえ話せたら、私にもできた」って言われてもなぁ…

きっとあなたにはできないと思いますよ?




【ChatGPT】人の人生を羨ましがる人の心理

■ 問い)人の人生を羨ましがる人の心理を教えてください

ChatGPT

人が他人の人生を羨ましがる心理にはいくつかの要因が関与しています。

1)比較と競争: 人は自分と他人を比較し、競争心を持つ傾向があります。他人の成功や幸福を目にすると、自分の欠点や不満を感じ、その人のようになりたいという欲求が生じることがあります。

2)社会的影響: 社会や文化は、成功や富、美しさなどの特定の価値観を推進することがあります。これにより、他人の人生が望ましいものとして描かれ、それに影響される人がいます。

3)自己評価と不安: 自己評価が低い人や、不安を感じやすい人は、他人の人生を羨ましく思いやすい傾向があります。自分と比較して劣っていると感じると、他人の成功や幸福を見て、不安や焦りを感じることがあります。

4)欲望と欠乏感: 他人の持つものに対する欲望や、自分に足りないものに対する欠乏感が、他人の人生を羨ましく思う要因になります。特に、物質的な成功や社会的地位、愛情や承認などの要素が関与します。

これらの要因は個々の心理や状況によって異なりますが、他人の人生を羨ましく思う心理は一般的に人間の心理に根ざしています。

■ 私の人生、羨ましいです?


もうね、ラオスに登りに行っていたのは、かなりアメリカ時代とダブりました。ほんとはアメリカ人になりたいんですよ。日本人は足を引っ張りあうので、お前ら、どんだけ~?って気分です。甘ちゃんほど、人の足を引っ張る。引っ張らないでくれるだけで、日本で平均以上の人は、躍進できると思います(笑)。

もう、ほとんど全部自分で起こした奇跡のようにしか私には感じられず、どうもそれに便乗したいって人が集まるだけのような気がするんですが…?

違うんですかね?

■ 羨ましい人は、競争している人

競争をあおると、うらやましい人を増やす

当然ですね~。

今まで、グレード更新競争だけをあおってきた日本クライミング界。その結果のアクセス問題。

少なくとも、私は問題を作った側ではないですからねー!いっときますが。

結局、コンペで誰それが優勝したというニュース以外が流れない、クライミングネット…

ヒマラヤ登山とか山野井さんみたいな先鋭登山をしている人が、毎年ヒマラヤ行けると思います?本当に難しいことをしていたら、毎シーズン勝つとかできるわけがないですよね?

だって、5.14にチャレンジしていたら、2か月かかるんですよ?トップクライマーでも。

頻繁にニュースに名が載る…= すぐに達成できることしかしていないって意味では?

私が思うには、ジムクライマーと言う雑誌を別に作って、そっちはそっちで、アウトドアの世界と切り離して語るべきだと思いますね…

なんせ、インドアジムってリスクゼロって意味ですよ?

アウトドアクライミングは、リスクと向き合う活動、なのに。全く真逆ですよね。

自然農の大家、川口由一さんは、

 問題ではなく、答えを生きろ、

と言いました。クライミングにおいて問題ではなく、答えを生きる人が増えることを望みます。

2024/03/21

【提言】新しいクライミングの世界に必要な言葉

アドボカシー賞: 

グレード以外のクライミングの功績をたたえる賞。行政との連絡、地権者への説得、交通整理、SNSへの掲示、地域コミュニティへの貢献、クライマー同士の絆の創設、などの社会性のある活動を称える賞。

クライマーズウィロスト: 

亡くなったクライマーの楽しい思い出を共有することで、命のかけがえのなさを共通の理解とし、しょうもないミスによる犬死を愚かな死であると潜在意識に叩き込む活動

クライミングスチュワード: 

どのレベルでどのルートを登ることが適切か?その場合の習得テーマは何か?を案内できる人。例:まだロープドラッグする人には白亜スラブを勧めない 

機能不全ボルト:

あっても配置が悪くて、役に立たない位置にあるボルト。アルパインの論理で作られたフリークライミングのボルトであることが多く、そのグレードを登るクライマーには全く役立たない。落ちればグランドフォールする位置にあるので、逆にだましになっており、いっそないほうが初心者は取りつかない、という位置にある偽善的ボルト。

クラッグリテラシー:

菊池さんがいう、”岩場のあれやこれや”についての知識。例:中根穂高さんは、初心者クライマーには、ピクニックシートを広げる場所から指導する。岩場には落があり、インドアジムにはない。初心者には下部核心の課題を勧めてはいけない。

クライミングIQ:  

岩との駆け引き、対話について言語化する能力。

登ったら降りないといけないという宇宙の摂理すら分からない人は、クライミングIQが低すぎます。

クライマーズトーク:

クライマー同士が心に残るクライミングについて、一般の人、普通の人にも分かるように語る会。トップクライマーが行うことが多いが、実際に役に立つのは、普通の人のクライマーズトーク。

クライマーコーヒー:

クライマーに岩場でのマナーをアップしてもらうために開くコーヒーブース。コーヒーでなく、日本では、グリーンティでもいいのかもしれない。クライマーに何かを売りたい企業とタイアップして無料を実現できるのなら、それでも。

基本的にマナーアップが目的の啓蒙活動なので、コーヒーの紙カップが散乱する事態になるのは避けるべきであり、また、地元の人が、おこぼれをもらえない位置にあるのも避けるべき。

願わくば、クライマーが一服に立ち寄ることで、地域の住民とのコミュニケーションの懸け橋になること。例えば、天気が良いですね、程度のあいさつでもいい。

クライマーが隠れてコソコソ登る悪習慣を絶つのが狙い。隠れて登る=見つからなければ何をしても良いというマインドを作ってしまうため。

■ アクセスファンドへの人材インターンを

日本では、米国のアクセスファンドのような有償のクライミングに関して必要な社会的活動への職位に、適切な対価が支払われていません。

一方で何もしないで、お金をもらっている人もたくさんいます。

戦後70年の会には、高級外車が買える、と言えないまでも、国産車なら買えるくらいの会費がたんまりたまっていることが多いのにも関わらず、それらは有効な活用をされていません。

米国のアクセスファンドのトップは、先日人材募集がありましたが、ファンドライザーのプロのようでした。

ファンドライジングも、NPOの分野で日本では、低い地位にある職位ですが、非常に高度な知性と職業的献身が必要な職位ですので、無償でやれ、という日本のほうが間違っていますよねぇ。

フルタイムで職員を雇うつもりがないからいつまでも老人資本主、若者のコンペクライマーだけに国費をガンガン費やし、登れなくなったらポイと捨てるという人の使い捨てをやって人心を荒ませている、ということです。このようなお金の使い方税の使い方すら、国内クライマー間で共有されていません。

■ 地域おこし協力隊

さて、上記のような職位は日本では、公庫から給与が出ませんので、何らかの仕組みを利用する必要がありますが、それに使える制度が地域おこし協力隊です。

しかし、地域おこし協力隊は、給与が非常に低いのです。しかも、3年の中で勤め上げられないと、全額地域の負担になる、という罰則的な規定があります。

3年この活動をやれる、という人しかダメみたいな制度であり、地域の側から見たら若年人口のゲットを目的にしているということもあります。

制度を利用して、クライミングのよる地域おこしを活性化するには、クライミングによる地域おこし要員として採用するのではなく、地域起業を促進する担当として、そのうちの一つに地域性としてクライミングによる地域おこしが位置づけられるのが良いのではないかと思います。

なぜなら、そうすることで、

・クライマーの、岩場までの人の輸送業者

・クライマーの、宿泊業

・クライマーの、ガイド業起業

・クライマーの、クライミングジム起業

・クライマーの、カフェ起業

など、様々な周辺起業を支援することができ、トータルで複合的なクライミングによる地域おこしになるためです。

そもそも、岩場周辺には、人家すら少なく、岩場に歩いていける距離でゲストハウスを営みたいとなると、空き家利活用によるゲストハウス起業のノウハウが必要です。

私は自分の家が大阪に空き家であるので、ゲストハウス起業についても勉強してみましたが、まぁ多分、25+35が計算できないレベルの知性がクライマー界では普通であることを鑑みると、クライマーがゲストハウスを運営することには相当の困難が付きまといそうです。

例えば、収益見込みがないのに、相当高い投資額を突っ込むとか… 箱に突っ込みすぎるわけですね。

そういう基本的に起業家マインドがない、気持ちだけの起業ではすぐぽしゃります。

そんなのがいくら束になっても意味がないわけです。

  • 英語学校にはアメリカ人がいない
  • 登ったら、降りれないといけない
  • ボルダーには登る前に降りる道を確認する

それくらいの知性があることすら前提にできない現代日本なのです。

現実的になりましょう☆



2024/03/20

【クライミングによる地域おこし】クライミングの価値とは?

■ 自己顕示欲だけではないクライミングの価値とは?

 1)その土地の提供する楽しいラインを登り、(岩場の地域愛)

 2)地のモノを食べ、(食の地域愛)

 3)クライミングの話で盛り上がり、(共通言語)

 4)健康的に過ごす

 5)心の成長

です。

■ 同じルートは二つとない=ルートの個別性

デイドリとコブラクラックは、同じグレードでも、まったく別個の物語を持つ課題です。

課題(ルート)には、個別性があり、その個別のストーリーを知ること…が、クライマーを魅了するのです。

私はクライミングをもっと広い地域性(山全体)でとらえていたので、昇仙峡の中には、徒歩で登れる中津森から、沢登りの板敷渓谷や伝上沢、金峰山の御岳新道でのラッセルといろいろな山の表情をつかむことに関心がありました…

二子山のある、小鹿野も同じだと思います。

https://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=344

地域おこしに、クライミングを取り込むなら、クライマー自身がクライミングだけに話を最小化させず、一般の登山も行って、山全体の全体像をしっかりと捉えていることが必要です。

そうすれば、クライマーだけがエライという態度は取れず、

・一般ハイキングを行うハイカー (最大人口)

・沢登りを行う沢ややお魚釣りのおじさん (マイナー人口)

・もしかしたら、マウンテンバイクの人たちや、トレイルランの人々(さらにマイナー人口)

を取り込んで、その土地の恵みをすべての人で分かち合い、土地の楽しみを味わい尽くすことができるかもしれません。

現在のところ、ハイカー、クライマー、沢ヤ、釣り人、マウンテンバイカー、トレイルランナーは、全員排他的に互いに排除しあっています。

■ 地のものをみなで食べる

その地にあるものを食べる… これこそ、すべての人が共通で楽しめる楽しみなんですが…結局、クライマーはコンビニ。

かなり悲しいことになっていますよね。

その土地の物を食べると言っても、贅沢をする必要はなく、

 楽しく、みんなでご飯を食べていたらいい

んですよ。

普通に地元のスーパーで手に入るものを買って。大事なのは、その土地で楽しい思いをすることで、その思いがその土地に対する愛着を作るわけです。

嫌な思い出がある土地に愛着を持ちたいと思うと思いますか?思わないですよね?

つまり、クライマーが愛着を持てる、ということは、逆に言えば、楽しい仲間がそこにいるってことなんですよ。嫌な奴らがいる場所に愛着を持つ人がいる訳ないですよね?

だから、海外から訪問クライマーが来たら、一般の人、クライマーじゃない人の家に泊まってもらって、そこでおもてなしを受ける、というのは良い考えだと思います。

一般の人にとって見れば、クライマーって嫌な奴らじゃないんだ~という発見になります(笑)。

トレランの人や、MTBの人たちも、同じような立場で、一般ハイカーから排除の憂き目にあっていますが…それは、人数を盾に着た民主主義の暴力、に陥っているということです。

多数決は民主主義ではないですよ?

多数決が通るなら、日本は老人ばっかりなので、老人だけが善となってしまいます。

■ クライミングの話で盛り上がる

クライミングは、世界共通言語なので、クライミングさえ分かっていれば、英語が話せなくても、全く問題なく、通じ合えます。

大体、8の字を結び始めると、片方はビレイ器にロープを通します。それ普通でしょう?

そして、しっかり通っていると見せる。

これで分からないクライマーはいません。分かっていなかったらその人はまだクライマーではない。

それより、もっと大事なのは、”クライミングスチュワード”という職位です。

例えば、中根穂高さんは、カラファテでクライミングスチュワード的な役割を果たされています。

私は初めてのロープはカラファテまで買いに行ったのですが…その時は4時間くらい中根里話していました。あの時買ったロープクランプはほんとに役立ち、ロープアップされないときは、プルージック2本で上がっていたのが、ロープクランプ一個で上がれるようになり、ほんと良いお買い物でした。

初めての岩場でどこのエリアからスタートするのがいいか?どの課題から登るか?

そんな相談ができるのが、クライミングスチュワードという立場で、きちんとクライミングしてきていない人はこれができない。初心者に下部核心の課題とかを勧めてしまいます。

その岩場に特別詳しい人である必要があります。

この職位は、相談を受ける立場なので、一時間当たりいくらなり、なんなり、コンサルティングフィーを取れるようにしてやるのが、正当な報酬であると思います。

今は心あるクライマーの、ボランティア活動になっており、最近私も、瑞牆に3月に行こうとしていたクライマーに城ケ崎に変えるようにアドバイスしました。

本来は、すでに役職給をもらっているどこかの団体の役員がやればいいことのような気がしないでもないです。

■ 健康に過ごす

クライミングは、大人と同じだけの判断力ができる6年生くらいから、80代の老女までできる生涯スポーツです。

名誉欲に偏ると、25歳男子以外は居場所がなくなります。

そんなスポーツ、楽しいです? 日本では、コンペ主義、コンクール主義が他のスポーツでも強く、そのため、多くの人がスポーツをしたせいで自尊心に傷を抱える羽目になっています。

本来のスポーツの良さを打ち消してしまい、逆に運動嫌いを作っている…

それにさらに拍車をかけているのが、スポ根によるスポーツ虐待です。

身体を死の危険にさらされると、それは体と心に刻まれ、いくら時間がたったとしても消えないトラウマと呼ばれる症状を作ります。

体の傷跡が一生消えないように、心の傷跡も消えることがありません。

それもこれも、ほんの小さな、境界線の侵害…愛と言う名の支配によってスタートするのです。

上手になることが健康より勝るとき…それは支配です。

一番大事なのは、健康=つまり命なんですよ。

誰ですか?嫌がっている人にリードを無理強いして、40mランナウトを俺は登るのが嫌だから、あいつにリードさせよう、ともくろんでいるのは? あなたが登るの嫌なところは、他の人だって登るの嫌でしょうよ。

そんな小さな、過去の遺物となった見栄のために、

 生涯スポーツとして楽しめるフリークライミングの奥深さ

を多くの人に伝えそこない、クライミングってただの肝試しゲームでしょ、とおもわせているなんて、なんてもったいないでしょうか?

■ 心の成長

生涯スポーツであるからには、心の成長がうかがえる内容を、年を取れば登れるはずです。

登れなくなった俺、ではなく、

心でルートを味わえるようになった俺

を表現しましょう。



【提言】用語の新設:スーパーアルパインという言葉

 先日から、用語の新設を提言していますが、

日本では、昔のエイドクライミングを今でもアルパインクライミングと呼んでおり、進化を遂げた現代アルパインクライミングとは、全く別の内容なのに、同じ評価を受けるのが、混乱の原因のように思われるので、トップクライマーが行っている現代アルパインクライミングには

 スーパーアルパイン

という名前を別に付けたらどうでしょうかね?

これは、登るマシーンだったウエリが作った用語と思いますが、海外文献では見かけます。

■ 高難度マルチピッチ

5.12から上のマルチが高難度マルチという理解でいいのでしょうかね?そこは謎だが。

一般クライマーが、エンジョイクライミングで登れるルートを、どんなトップレベルクライマーでも、入門時に経験します。そういうルートは安全である必要があります。

例えば、二子山中央稜は、5.7のルートで有名です。

■ 安全から徐々に非安全に向かっていくことができない構造

安全から徐々に危険に向かっていくのが、下級から上級への流れであるべきですが、現在のクライミングセオリーでは、下級ルートほど危険度が高いということになっています。

初心者には、ボルトがしっかりしたルートが必要で、それは、基本日本には存在しません(笑)。

5.7~5.9でボルトがしっかりしたルートはないので、結局、5.12が登れるというゆとりを持つクライマーが、5.7~5.9であってもリードして、セカンドを連れて上がるしかなく、そのリードクライマーにとっては、へでもない。

一方、セカンドで上がられたほうにとっては、えー、このグレードならリードできると思ったから来たのに…みたいなことになります。

とはいえ、マルチで一か八かのリスクは、取れません。なので、マルチの入門ルートを初心者が鶴瓶なり、リードで登るには、誰かに一度連れていかれている必要があります。

このことを連れていくときに、誰も説明しないんですよね。

なので、それを見た、師匠についていない別のクライマーが、○○さん(セカンド)に登れたなら、俺なら楽勝で登れるはず、と思って、そこに行く、ということが起きます。

すると、そこで、事故る、わけです。

なぜならリードクライマーが持っているクラッグリテラシーがないわけですよ。

ロープドラッグしまくって、結局、夜になる。そして、それが武勇伝になる。

本来は、”恥ずかしい失敗”が”武勇伝化”します。

一般クライマーは、岩場を人工壁のように個性の一貫したグレードの難度だけで切り分けられるもの、と勘違いしているわけです。なぜなら、人工壁ではそれが”前提”であるので、人工壁上がりのクライマーには、前提として入っているからです。前提、とは無意識のことです。

一方で山でスタートした人には、

 個別性

が前提、つまり、無意識に入っています。だから、永遠に個別の山を経験しつづけることになり、そのため、永遠に楽しみが続く!ということになります。

2人として同じ女性はいないのと同じことです。

■ 個別性はあってもチャレンジが無くなる

個別性が理解できているクライマーにも、問題がないわけではないです。

結局、金魚の糞クライミングをして、それを後輩に伝達クライミングする、というサイクルには、どこにも未知の要素がありません。

 連れて行ってもらう⇒連れて行ってもらったところに連れていくサイクル

は、練習、下積み期の在り方、です。

いつ、未知の岸壁に取り付く気なんですか?って話になります。

易しいところでも、未知のところに取り付いてないと、メンタル面から、未知を回避するクライマーになります。

■ The Game Climbers Play に縛られている日本

5.9に5.12並みの登攀力が求められる状況を、日本では、大昔の論説をもとに保護しています。

それが、『The Game Climbers Play』という英語論文で

易しいルートは危険度が高いので、総合でリスクは釣り合っているという理論です。

これをもとに、

難しいルートにはリスクがなくていい、という逆説的論法で、高難度フリークライミングから、岩との対話(リスクコントロール)を取り去ってきたのが、一般のフリークライミングなのです。

なので、5.14であっても、リスクフリーということで、古いアルパインクライマーは、あいつらはオンサイトしていないじゃないか、と言って全く尊敬しません。

しかし、ユージさんのデイドリームを見たら、どうでしょうか? TheGameClimbersPlayにみられるような課題の構造にはなっていません。5.14でも、リスクはあるのです。ハイボルと書いてありましたよね?

ここで、なんでRが付いていないのかな?という素朴な疑問がわきます。

動画によると、バンバン落ちながら登っていらっしゃいましたが…それでも、ハイボルのところは、5.14が登れる人なら、プロテクションがなくても落ちないと思われるため、Rとつけないのでしょうかね?

だとしたら、このような内容のフリークライミングは

”俺、5.12ならプロテクションの間隔が近いから、フリーで登れなくてもエイドすればいいだけだから取り付ける”という理由で取りつくフリークライミングとは別物、です。

この一般の人のフリークライミングを、フリークライミングと言うのであれば、ユージさんの取り組みは、

 スーパーフリークライミング

とでも、名前を付けたらいいのでは? ほかの名前でもいいのですが…。

■ 名前がない弊害

名前の差がないから、一般の人は、ユージさんらもリスクを全然取らず、”いくら5.14が登れたと言っても、どーせ、各駅停車で行っているんだ”、と思ってしまうんではないでしょうかね?

ユージさんの記録から、そうではないことを読み取れるクライマーは、もはや、ほとんど絶滅危惧種になっているんではないでしょうか?

なんせ、米澤さんは、ドーンウォールのトニーを見ても、全く軽蔑して、何が桁違いにすごいのか分からなかったみたいでした。

■ せめてガイドレスで登らせてやれ…

そんな往年のクライマーですら、残念なスタイルで登ることになってしまったのがタサルツェという山で、無名峰ですが、最低限の名誉として、ガイドフリー、で登らせてやりなよ、と思いました。たとえ、登れなかったとしても、ガイドレスであれば、一生の名誉になったことでしょう…。

そのような不名誉な内容であったにもかかわらず、報道では初登報道されましたが、記録と言うのは、西洋社会の都合であって、劔点の記という映画でもありましたが、劔だって前から登られていたんですよ。誰かが俺が一番だという声明を発信したかしなかったか、という問題だけであって。

現代では、報道はあっても良いと思いますが、マナスル初登みたいなのと同列で語るのはおかしなことです。

それが区別されていないので、色目を出したガイドさんが、全く体力がないアークテリクスに身を固めたお客さんに名誉欲をちらつかせて大枚はたかせ、昨日今日山をスタートした人をヒマラヤに連れて行っています。この目で見ました。金峰山から奥多摩までカモシカをやるというから行ったら、大ダベリング大会で、最初から踏破するつもりがない山をガイドされていました。

今回も苦言になってしまいましたが、現代アルパインが理解されていないように、現代フリークライミングの真価もきちんとは理解されていないよ、って話です。

スーパーアルピニズム、スーパーフリークライミング(ハードフリーではなく…笑)

機能不全ボルト、クラッグリテラシークライミングIQ

そういう言葉を使うことによって、クライミング界が正常化することを望みます。


吉田さんの古い写真…突然出てきましたが、メッセージを感じました…吉田さん、これでいいんですね、って感じ。





【心理学】劣等感を持っている人の防衛機制=ガスライティング=クライミングは自己責任という常套句の悪用

■ ”劣等感”に対する防衛機構

昨日は、心理学の講座仲間が、私のプロフィールの宿題を手伝ってくれるというので、話を聞いてもらったら、心理学でいうところの、防衛という機構が働いて、彼女がマシンガントークを始めました…(汗)。

防衛機構… 劣等感が、根底にあると思われました。

これが核心かなぁ。 

つまり、

”水泳で金づちの30歳も年下の女性が泳げるようなったことで、80代の女性が嫉妬を抱く”ように、

”クライミングでも、自分より20歳も30歳も年下の女性が、5.9をすいすいと登れるようになった人に対して、お前は「可愛くない」(笑)と師匠がいう”。

いつまでも、俺を仰ぎ見て、頼ってくれる、”可愛い”後輩、が、欲しいわけですからね…

そんなにすごくない俺を「すごい、すごい」と仰ぎ見てくれるためには、ダメクライマーでい続けないといけない訳です。

だから、わざと若い男子ではなく、年増のおばちゃんクライマーを相手に威張るわけですよ。

それは、(後輩の成長)が、(相手の劣等感)を強く刺激する、のかもしれません。

特に、クライマーって、最盛期はたぶん25歳くらいなんです。それ以降はみんな下り坂。

あの頃のすごかった俺ができたことは、今の俺はできない。そんなところに、現代クライミングの、”グレード至上主義”で自分を自己判定してしまうわけですから、年配のクライマーにとっては、当然、面白くないでしょう。

勢い、「俺だって、時代が時代だったら佐藤ユースケ(平山ユージ、小山田大)」と自分に言い聞かせてしまい、その結果、その人の犯罪などに対する自己統制力の強さいかんで

「許せん!」=チッピング

となるのかもしれません。

そんなの、その人の問題、と言えば、それまでなんですが、それが

 クライミング界全体で、巨大なガスライティングを行う温床

になっているとすれば…、そして、そのガスライティングが、

 クライミング事故が減らない

業界内部から真の対策が取られないことへのメンタルブロック

になっているとすれば…

■ 私に起こったことは氷山の一角

私に起こっていることは、氷山の一角として、端的に見出されただけのことで、実はほとんどのトップクライマーに対する嫌がらせとして起こっていることなのではないでしょうかね?

それを私のように、文章に書いていると時間がかかって面倒なので、みんなやっていないだけで、それはもう、ごまんと同じようなケースがあるから、

この記事が出て以降

・菊池さんの団体が作られたり

・九州のクライマーが似たような意味不明の団体を作ったり

したんでしょう…。菊池さんの取り組みは、根本原因にアクセスしようという試みであり、もっと評価されて良いと思います。

それこそアドボカシー賞ですよ。

■ 本来あるべき姿

昨日、ギンちゃんが天野さんと登っているアイスの話が回ってきましたが、本来あるべき先輩後輩の姿がそこにあると思いました。

FBより引用


本来は、一般クライマーも、自分に合ったレベルでそういうことが起きているべきなのです。

天野さんは、日本が誇るピオレドール賞受賞クライマーで日之影町のお隣の高千穂に奉納のクライミングに来ていました。このことを高千穂で自然学校をやっている知人に教えましたが、え?誰、それ?っていう塩対応でした。

世界に羽ばたく門田ギハードについても、中津の八面で知り合った池田さんの後輩ということでしたが、九州では、誰それ?扱いです。

二口を登った石原さんや、ギンちゃんの記録がほぼロクスノに取り上げられないで、なんで比叡の雌鉾が数ページの記載なんですかね?? アイスやってるクライマーなら誰でも気が付くおかしさ。

トップクライマーの偉業は、クライマー本人が記録を自己申告してくるのを待たず、ロクスノの側が取材記事に取り上げるべき内容だと思います。

例えば、ユージさんのデイドリとかもそうです。

■ 取材努力ゼロで紙面を作る

要するに、取材努力を欠いており、それでも紙面をうめないといけないから、手ごろで当たり障りのないことを書いてきた一般クライマーの記事を紙面埋めに使ったということでしょう(低レベル化)。

その低レベル化、手抜きが起ったところで、記事掲載されたクライマーが、

 まるでトップクライマーのようにもてはやされて、偽りの自己肯定感UP

で、実力不相応な高い評価を受ける。

それを見た別のクライマーが、

 ”あいつがあんなに高い評価を受けるなら俺だって!”

となり、

”どれだけ低いレベルで、高い評価を受けたほうが勝ちか?という競争”に、いつの間にか競争の中身が、すり替わってしまう…

ということが今、登山界、クライミング界で起きていることだと思います。

そのあだ花が、栗城さんであり、なんとかマリンさんなんですよ。

栗城さんなんて、巻き添え死を作っており、誰が見ても三流クライマーなのに、世間はそのことが一切理解できなくなっていました。死後も正確には評価されていない。

■ 健全化

ダークサイドが栗城&まりんであるとすると、健全化した場合はどういう行動になるでしょうか?

回答: 自分たちも自分たちのレベルで出来る挑戦に挑んでいる、

    そのことについて過剰な他者の賞賛を必要としていない

    自己受容が進み、正しく自分を位置づけ、後輩は指導し、先輩は尊敬ができる

です。

人の能力はそれぞれなんですから

 登れない俺には価値がないという内なる声

に打ち勝てればいいわけですよ。頑張るなら、そっちを頑張りましょう。

2024/03/19

ナルシストがこの世で一番嫌がる言葉 TOP5|自己愛性パーソナリティ障害


  1. あなたがしたことは許されることではありません
  2. こんなことをしても無駄ですよ
  3. ふーん または で?
  4. それって矛盾していませんか?
  5. 嘘をついていますね?
事例:

チッピングした人に向かって → あなたがしたことは許されることではありません
女性が使うホールドを使えなくした人に向かって → 同上
売名のためにわざと神聖とされる場所を登る → そんなことをしても無駄ですよ
東京都の水源地で放尿 → で?
子どもが6人もいて俺はかわいそうなんだぞ! → ふーん
一升瓶を担いで阿弥陀北稜 → それって矛盾していませんか?
俺一校 → で?
クラックの岩場に新品のロープを持ってきてはいけない → それって矛盾していませんか?


【ガスライティング事例】殺されようとしました

 これはガスライティングです。

1)危険だと皆が分かっている人と一緒に登るように、誰かに進める

例:アラーキーと一緒に登るように私に勧める

2)ボルトが打たれている沢に「スポートルートみたいなルートだから二人だけで行け」と進める

3)リボルトまじかなクライミング課題に「落ちながら登れ」と強要する

外岩では、

「落ちても止めてあげるよ」ではなく、「落ちるまで登れ」は全部ガスライティングです。

記録: https://allnevery.blogspot.com/2023/10/blog-post_4.html

【提言】新クライミング用語 登山リテラシー&クラッグリテラシー&クライミングIQ

 ■ 菊池さんの新しい活動

クライミング界で知らない人がいない巨人、ガメラさんが新しい活動を始められたそうです。

一般社団法人アルパインクライミング推進協議会

ーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーーーー

ネパールヒマラヤ・ジャヌーのそばにある双耳峰Pholesobi (ホレソビ/6652m) 北壁。

昨年11月、この北壁にアルパインスタイルで挑んだ種石英典氏、山本大貴氏によるトークセッション『Pholesobi(6652m)北壁への挑戦』を、3月26日、新宿にて当会が主催する形で開催します。

両氏とも世界各地での様々な登攀を非常に高いレベルで実践されており、今回のトークセッションではPholesobi北壁登攀の様子だけでなく、両氏の今までのクライミング、そしてこれからの目標などについても聞いていきます。

日時:2024年3月26日(火) 19:00~21:00 (18:45受付開始)

パネラー:種石英典、山本大貴

聞き手:菊地敏之 

会場:東京都新宿区新宿4-2-21 相模ビル5階ふれあい貸会議室No.63

https://goo.gl/maps/Hktqh89qEYRj1Ky36

 

https://fureai.space/img/no63.jpg

参加費:無料

申込方法:以下の参加申込からお申し込みください

https://docs.google.com/.../1FAIpQLSfu9UgYoecYNJ.../viewform

皆様のご参会を心からお待ちしています。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

■ 登山リテラシー

ヒマラヤなんかの知識は、一般登山から高所登山へ進みたい人の流れです。高所=空気が薄いなんで、低標高の山で、大汗かきながらゼイゼイやって、メタボ克服!なんて思っているおじいさん登山者とは全く別の価値体系。

九州では、2000年もとうに超えて、とっくの昔に現代になっているのに、いまだに

 マッターホルン

しかも

 ヘルンリ稜

です。普通に山を勉強した人なら、お金もったいないなって感じることが多いと思うんだけど…なぜ現代なのにヘルンリ稜?なんでこんな流れになったんだかなぁ…と首をかしげる人が多そうです。もちろん、個人の嗜好ですから、好きなのに登ったらいいのですけど、それで何を発見して楽しかったのか?全く意味不明だったんですよね…。

女の人に荷物見ててと言われて、歩けなくなっていましたけど…?そんな山するくらいなら、西穂山荘から独評にでも行ってきたほうが意味があるんじゃないのか?

まぁ悪口ですね。すいません。でも、飛行機代かけてこんな山しかできないなら、私なら行かないです。

しかし、九州の登山観は大昔で固定されている。

それは、中央でヒマラヤ登山を進化させている人たちの情報が入らないから…なんではないかと思いますが。

つまり、登山リテラシーが低いってことです。

■ クラッグリテラシー

菊池さんの用語によれば、”岩場のあれやこれや” を学ぶのにセカンドについて、最低でも5年かかるのだそうです。

それでも、こんな学び方をすれば、ただ甘やかされているだけで何を学んでもいない。

ーーーー

僕のショートの師匠は、グレードに関係なく、

××さんならここは登れるよ、ここは厳しいかもよ、

という感じでしたので、ルートの特徴と僕の体力や得意なムーブをよく理解した上で、面白いルートを選んで登らせてくれてましたので、僕は最初からグレードにこだわらなかったんですよ。そして後から気が付いたら、先週登ったあのルートは11だったんだってわかった、という感じでした。

ーーーーーー

岩場のルートは、グレードだけではないですが、それが逆に、年配のクライマーが若年者を囲い込みクライマーとしての健全な自立を阻む、共依存状態を作る、まことしやかな口実になっています。

  岩場のあれやこれや=クラッグリテラシー

を高めましょう。普通に考えたら、分かるようなことがほとんどですよ。

■ 多くの人が考えないので、ちょっと考えるだけで、優れることができる

私は若いころアメリカに行ったのですが、行ったら、現地で英語学校に入っているひとが文句を言っていて、驚いた。何と言っていたかと言うと…

「アメリカに生の英語を学びに来たのに、英語学校には外国人しかいない」

って文句を言っていたんですよ。

でも、日本語学校に日本人が行きます?行きませんよね?

じゃ、英語学校にアメリカ人が行きます?行きませんよね?

そんな、5秒考えたら分かるようなことを予見せず、文句言っていたんですよ。

なので、ちょっと立ち止まって考えるだけで、日本では、頭のいい人になれます(笑)。

■ 岩場リテラシー 事例

1)岩場では上から岩が落ちてくることがある

2)落ちてこないところにピクニックシートを広げるべし

3)ビレイエリアは平らなほうが安全

4)落ちるなら岩の上より、土の上の方が柔らかい

5)雨が降っていてもどっかぶりの岩は濡れない

6)シークリフは冬

7)山の登攀は夏

8)カットアンカーは危険なボルト

別に言われなくても、常識で考えれば、分かる程度のことばかりですよね?

まぁカットアンカーについて、新しいクライマーが知らないのは普通のことと思いますが。

■ クライミングIQ

クライミングに対するIQは、岩との対話のことです。

1)ここにカムを設置すると、岩角にロープが当たって、流れ無くなるなぁ…とか

2)このまま登り続けると、ロープがじきに足りなくなる。早く終了点を作ろう。

3)次のカチはシビアだ…なら、今レストして、あそこはさっと抜けよう

4)指皮がシビアだ、あとどれくらい持つかな…

まぁ、岩との対話は本当にきりがないくらいあります。

山との対話にキリがない、というのと同じです。

なんせ、”あなたの内なる自分の英知”と対話しているのですから。

■ まとめ

クライミング界の問題は、

登山リテラシー(登山の地理・歴史・困難度等への知識量)

クラッグリテラシー (岩場そのものについての知識)

クライミングIQ (岩と対話して充実感を得る能力・内省力

が問われなくなり、

 一つのクライミンググレードだけでクライマーの能力が図れるという幻想に皆が踊らされた

結果です。

共通一次的思想っていうかね… 

5.12が登れるからってあなたが私より優れたクライマーってことにはならないです。ただあなたが一般男性の能力を持っているということを示すだけなんですよ?

登れていない人は、一般男性の能力すら衰えて持っていないって意味ですから、ちゃんと自覚して、自分のスキルにあったルートを選んでください。

赤岳が普通に登れない人が、一升瓶を新人に担がせて、阿弥陀北稜に行けば、凍傷者3人出すってことですよ。そんなの、登る前から見えていますよね?

その甘えを甘えさせてくれる山岳会がいい仲間みたいな倒錯が起きています。



【分子栄養学】合格しました!栄養相談受け付けます。

 ■ 医療関係者ではないですが、合格しました!

まぁ落とすことを目指した試験ではないので、当然ですが、合格しました。

したがって本日より、栄養相談を受け付けます。私はONEですので、ご自身の健康に栄養面から取り組みたいクライマーは、どうぞご相談ください。

特に、糖質制限食を行ってうまくいかない、と感じた方はご相談ください。


■ クライマーと摂食行動

クライミングの良否の判断に、

 どれだけ少ない食料で、このルートを成し遂げたか?

という価値観を入れたいのが、佐藤ユースケさんなのではないか?と思いますが…。

例えば、栄養バー半分…と記録に書いてあったりします。

たしかに私も長時間の軽めの運動をしているときは、全然お腹が減らず、軽い水分と糖分の補給(薄く甘みを付けた紅茶)で永遠に歩けるのではないか?と感じていました。私の冬山定番食は、お餅とこの薄く甘みを付けた紅茶でした。エネルギーになる糖質の補給としては正しいのですが…。

■ 栄養学的に解説します。

しかし、これは危険です。

玄米餅→ 低GI ゆっくり吸収され、糖質によるエネルギー供給がゆっくり

甘味を付けた紅茶→ すぐにブドウ糖になるので、朝起きてすぐでも体が動く

          カフェインによりアドレナリンを出すことができる

これは、栄養学的にみると(ATP生産の面からみると)、非常にビタミンB群の消耗が激しいということです。そしてビタミンB群は、水溶性ビタミンなので貯蓄はできないのです。したがって、お餅のような単純糖質などを食べるときは、ビタミンBサプリを併用していないと、きちんと燃焼されません。

燃焼されないと?AGEsが蓄積します。糖化が促進して老化が早まっているってことです。

山ヤの男性って、急に老けた、って感じになりませんか?あれは、山で日に焼けていることもですが、アマドリ生産物がたまって、つまり、体内で焦げている、ってことなんですよ。

さらに、カフェインの供給で、アドレナリンをブーストすることによって、無理やり覚醒しているということなので、自然なコルチゾール分泌ではなく、過覚醒状態で山を登っているということになります。

まぁ山って毎日するのではなく、ここぞ!というときしかしないので、ここぞ!と言うときにカフェインで頑張るのは悪くないと思いますが、問題は常習化です。

”クライマーコーヒー”という活動がありますが、本来はクライマーには、アドレナリンジャンキーにはなってほしくないので、レモネードくらいのほうが良かったんですけどね(笑)

まとめると

1)糖質でエネルギーを得るにはビタミンB群が必要

2)低GIは、長時間にわたるエネルギー補給に向いている。

3)カフェインは、エネルギーの前借り。慢性疲労の素になる。

です。

それぞれの対策

1の対策)iHerbでビタミンB50を購入します。

2の対策)低GIに芋類を活用する 菓子パンは登攀前、運動前に限定すれば食べても良いがビタミンBの供給が前提。

3の対策)平素はカフェインを控えるか、デカフェを選択する。

またコルチゾール対策に、ビタミンCを取り入れます。1000mgを一日3回です。副腎疲労にも、Cが良いです。

カルニチンができていないと脂質代謝が回らないので、貧血によって鉄欠乏に陥っている人は、カルニチン合成が体内ではできないので、カルニチンそのものを入れます。

栄養療法は、息の長い取り組みが必要で、血液が入れ替わる120日は最低続けます。

■ ベストソリューションはケトン体質に変わること

油脂(ココナツオイル)をエネルギーに使うケトン回路を使えれば、糖質をエネルギー源とするのと違い、けた違いのエネルギーを得ることができます。



ただし、容易にはケトン体質には変わりません。非常にストイックな糖質制限が必要ですが、ケトン体質に変われば、体脂肪が糖質の代わりに使われるようになり、エネルギー効率は格段に良くなります。

当然ですが、成長中の子供には向きません。

ただし、私のように、すいリパーゼの供給が悪く、脂質の代謝が悪い人は、ケトン体質になるより先に、栄養失調になってしまいます。

ココナツオイルによるケトン体切り替えだけでは決してうまくいきません。

座っていては体質を変えることはできないのです…

ではどうすればよいのか?ですが、逆説的ですが、山を歩きましょう(笑)。私は、山を歩くことで、確実に体を作った実感がありました。

山では、お茶やコーヒーなどのカフェインが入ったものではなく、を飲みましょう。

さらに、登る前には糖質を入れ、シャリバテを防ぎ、下山したら、糖質ではなく、たんぱく質プロテイン・アミノ酸、を供給します。おやつはナッツが、糖質・脂質・食物繊維のバランスが取れているので、おすすめです。

おにぎりを選択するときは、できるだけ消化がゆっくり行われるよう、脂質を含んだものにします。

また、高齢になってきて筋肉の衰え・痩せ(異化)を感じてきたら、BCAAのタブレットを取ります。寝起きと寝る前に取りましょう。成長ホルモンが出て、異化と同化の活動が最大なのが24時以降です。なので、寝ないと筋肉はつきません。

不眠があると、ただただ体脂肪を貯めていきます。果糖はすぐに体脂肪になりますので、フルーツはできれば控えたほうがいいです。もちろん、運動前はOKです。

普段は、食べたら動く、を習慣化します。食べたら運動、が新常識です。





2024/03/18

【水泳】嫉妬の社会学=クライミングの社会学

■今日の水泳

今日は、振替で月曜に水泳。

金づちだったが、めちゃ上手になったので、いつも3番目を泳いでいるが、今日は、1,2番の人がいなかったので、一番で泳ぐことになった。

ほとんどドリルなので、競争ではなく、先生たちは別にスピードは問題にしていない。

むしろ問題にしているのは、生徒の側で、嫉妬のまなざしはやはり、感じる。

80代の女性ですら、30歳も年下の、金づちの女性が自分よりも、泳げるようになると嫉妬を感じるのだから、男性なら、どれほどの強い嫉妬を感じることだろう…

■ 横並び日本はアメリカの有利に働く

しかし、このような嫉妬を持つのは、日本人特有だなと思う。

ラオスに行ったとき、私と同じ程度を登れるのは、20代の男子でも普通に始めたばかりの人で、別にそれが恥ずかしいことでも何でもない…。

もう6Aは全部登り終わったから、6Bへ…とか誰でもやっていることで、ちょうどよく相手がいたら、ラッキーと組むだけの気軽な関係だ。そこには年齢差別もなく、性差別もない。

グレードと個人の価値が、強固なつながりを持つ日本。つまり、登れない俺には価値がない。登れなくなったら俺はクライマーとして価値がなくなってしまう…という恐怖。

このまま年を取れば登れなくなってしまい、誰からも価値を認められなくなってしまうのではないか?

そこにあるのは強い洗脳。

給料の額と個人の価値が、強固なつながりを持つ日本。

家のサイズと個人の価値。

金玉のサイズと個人の価値。

そんな風に男性たちは洗脳されており、それは一体、結局は誰を利してきたのか?

■ ラウンドアップ、牛肉、オレンジ…

アメリカの巨大な在庫処分市場になっている日本… 

息子よ、母さんをバカにした隣の家の鼻をあかしておくれ…と親のプライドをかけた戦いに巻き込まれる子供たちが、死ぬまで働いて、結局のところ、誰の懐を豊かにしてきたのか…というと?

DS。

皆の血と汗と涙は、ロスチャイルド家その他の少数の家庭にすっかり搾取される世界構造になっている…。

皆さんも、戦後史を少しかいつまむと分かりますよ。

それもこれも、みなが己の自己承認欲求を満たすのに忙しく、”世界の金の流れ”を勉強する時間すら取れないからだ…とは…。

嫉妬を利用する=競争社会を作る=テレビとセックスと消費で明け暮れる国民を作れば御しやすい、ということを思いついたアメリカが一枚上手だったということなんでしょうかね?

さしづめクライミングに置き換えれば、コンペと浮気とクライミングブランドで高い消耗品を購入すること…に明け暮れるクライマーを作れば御しやすい、になるかなぁ…

後世の歴史家は現代の日本をどういう時代と位置付けるのだろうか?

いや、日本は3000年の歴史を今後の50年続けることができるのだろうか?

Mizugaki Climbing 


This is Mizugaki’s climbing by top climbers... 

To be honest, I don't think this will tell how wonderful the climbing is to young people who are to be a future climber... 

Even the climbers who are already climbing can not understand the conversation between rock and the climber, by just watching the climb, so how can someone who never climbed can? 

The climb has to be "Verbally explained" Otherwise people can not understand the value of the climb.

By the way, Mizugaki can be climbed by beginner climbers too, this is me climbing there. 

But March in Mizugaki is still in snow. I had climbed ice in Ogawayama, right next to Mizugaki.


ーーーーーーーーーー 言語化事例

体力・知力・判断力といった「力」や、地図を見る目・地形を見る目・人を見る目といった「目」が必要な、本当に面白い、まさに『大人の遊び』だと思います。


判断する力を維持する為に、力は最小限に抑えたい・・・。と言ったような、自分の中での「力」の配分も必要になります。

ーーーーーーーーーー 

2024/03/17

【クライマー向けセルフカウンセリング】 AIによる作成

AIに作成してもらいました。自己への問いかけに使います。

ーーーーーーーーーーーー

**1. 具体的な行動:**

 * 具体的にどのような状況で、誰のどのような成功をうらやましく感じますか?

 例:佐藤ユースケがピオレドール賞を受賞するのが羨ましい

   平山ユージがデイドリームを登ったのが羨ましい

   小山田大が段の課題を登って初登しているのが羨ましい

 * その時、どのような感情や思考が頭に浮かびますか?

 例: あいつらは女を抱き放題なのに違いない 

 * 実際に、その人に対してどのような行動をとりましたか?

 例: チッピングを行う


**2. 成功の裏側:**

 * その人が成功するために、どのような努力や苦労があったと思いますか?

 * あなた自身、その人の努力や苦労を同じように経験したいですか?

 * 成功の裏側にある見えない努力や犠牲について、考えたことはありますか?


**3. 自身の価値観:**

 * あなたにとって、成功とはどのような意味を持つものですか?

 例: なにもしないで、クライミングだけして暮らす

    ちやほやされる

    女が貢いでくれる

 * あなたにとって、本当に大切なものは何ですか?

 例: 俺 

 * 人の成功をうらやむ気持ちの奥底に、どのような価値観が潜んでいると思いますか?

 例: 俺という自我だけがこの世でもっとも大切なものだ (なぜなら、母親がそのように扱ってくれたから。=父性不在の家庭環境で、しつけを受けていない傍証)


**4. 代替案:**

 * 人の成功をうらやむのではなく、どのような行動をとれば、より建設的な気持ちになれますか?

 例: 自分もスーパー赤蜘蛛をフリーソロする

    自分もデイドリームを登る

    自分も4段のボルダーを登る

 * 自分の目標や夢に向かって、どのような努力をしていきたいですか?

 例: 毎日人工壁に通う

    毎日ボルダリングジムに通う

    毎日厳しく筋トレを行う

 * 自分自身の成長や成功に、焦点を当てることはできますか?

 例: 子供のころ、逆上がりして褒められた


**5. 長期的な視点:**

 * 人の成功を一時的なものと捉え、長期的な視点で自分自身を見つめることはできますか?

 * 10年後、20年後に、どのようなクライマーになりたいですか?

 * 今の自分がうらやましく思うような未来を築くために、今から何ができると思いますか?


**6. 共感と理解:**

 * 他のクライマーの成功を喜ぶ気持ちを持つことはできますか?

 * 他のクライマーの成功から学び、自分の成長に活かすことはできますか?

 * 他のクライマーの成功を祝福し、自分も共に成長していくという考え方を取り入れることはできますか?(ここ重要!今は足の引っ張り合いになっています!)


**7. 自己肯定感:**

 * 他のクライマーと自分を比較することなく、自分自身の価値を認めることはできますか?

 * 自分の良いところや強みに目を向けることはできますか?

 * 自分自身を大切にし、肯定的な気持ちで過ごすことはできますか?


**8. 感謝の気持ち:**

 * 自分のパートナーや、仲間に感謝することはできますか?

 * クライミング上の小さな幸せや喜びを感じ取ることはできますか?

 * 今のグレードを受け入れ、感謝の気持ちを持つことはできますか?


**9. 行動への移行:**

* 他のクライマーの成功をうらやむ気持ちに気づいた時、どのような行動をとりますか?

 例:チッピングする、飲酒して憂さを晴らす、どんちゃん騒ぎをして問題を起こす、相手不在のセックスで思いを紛らわす

* 自分の思考や感情をコントロールするために、どのような工夫ができますか?

* 具体的な目標を設定し、行動に移すことはできますか?


**10. 専門家のサポート:**

* 他のクライマーの成功をうらやむ気持ちがどうしても消えない場合は、専門家に相談することを検討しますか?

* 客観的な視点からアドバイスを受けることで、自分自身を理解し、成長することができます。

これらの質問は、人の成功を努力せずうらやむ人に対して、自覚と客観的な自己認識を促すためのものです。自分自身の思考や感情を理解することで、より建設的な考え方や行動をとることができるようになります。

ーーーーーーーーーーーー

■ まとめ

クライマー自身が自分を客観的に見ることができない、というのは、クライマー本人の問題であるだけではなく、コンペで勝つことだけにお金を出す、という行動によって、勝つことだけが善だ、と示してきた日山協にも、問題行動の温床を作り上げてきた責任があります。

日山協のページを見て、コンペに割かれるページ数と外岩(ロッククライミング)に割かれるページ数を見れば、明らかです。

バレエ界でも、一時は、子供を虐待し、コンクールで勝つことだけに親子ともども血道を挙げた時代がありました。

しかし、現代では、そんな時代の申し子たち…ヨーロッパ諸国で踊ってきて帰国した人たち…が、バレエ界世直しに取り組んでいます。

具体的に言えば、古いバレエ界の、ど根性物語ではなく、合理的で科学的指導法を確立するということです。

40mランナウトがカッコイイ!なんて指導は、愚かさの表現でしかありません。

クライマーも、2024年を生きましょう。

過去の亡霊に生きている人たちに遠慮して、黙っているのは、未来の子供たちに、昭和を手渡し、昭和の悪を引き継ぐということですよ。

ちなみに私がやりたいのは、クライミング世直しに積極的な人たちに対するエンパワーメントであって、昭和の亡霊に生きている人たちのヒーリングには興味ないですので、悪しからず。

【ガスライティング事例】”クライミングは自己責任”というセリフの悪用=ガスライティング

これからクライミング界におけるガスライティングの事例を紹介します。

ガスライティングは、客観的に正しいこと、事実であることを、まるでこちらが間違っているかのように言うことで、 こちらの現実認識力を狂わせ、まるでこちらが間違っているのだ、と思わせることです。

自分の現実認知力に自信を失わせることが目的ですので、孤立化させようとしてきます。

映画の『ガス燈』から命名が来ていますので、意味が分かりにくいので、一度この映画を見られると良いですよ。

Youtubeでは中村りんさんほか、多数の心理カウンセラーが解説しています。

■ クライミングにおけるガスライティング事例

事例1)

事前に断りなく、人のロープを使っておきながら、「クラックに新品のロープなんぞ持ってきてはいけない」(フライングモンキー(取巻)のセリフ)

自分のロープで自分のリード課題を登る。リードを登るために買うのが自分のロープです。これが正しい認識。クラックに新品のロープなんぞ持ってきてはいけない、というのでは、ロープを使われてしまったクライマーのほうがまるで悪いみたいです。

人のロープで登ろうとするクライマーは自立していないクライマーです。UIAAの事務局長ですら、人のロープで登ることの何が悪いの?と言いますから、それは、その人が旅行中に誰かに好意で登らせてもらいたいという気持ちがあることを表しています。

相方に、私が登りたい課題がないエリアに連れていかれ、そして私の新品のロープを使って、自分の本気ルートを登りました。これは重大な

 境界線侵入

です。

ロープは高額です。

そして、伝統的にアルパインのクライマー内では、ダブルは一本ずつ持ち込むもの、と決まっています。

またフリークライミングで自立したクライマーは、自己規律として、ロープは自分がリードするために選ぶもの、と決まっています

このロープは私がリードするのために安全になるように、選りを掛けて選んだものです。軽いクライマー=伸びが良いロープです。

それで文句を言ったら、どうなったと思います?

「クラックに新品のロープを持ってくるほうが悪い」ですよ? 

は?

新品で登ろうが、古品で登ろうが私の自由です。

私は台湾の龍洞にも新品のロープで行きましたが、周りのアメリカ人クライマーの回答は、「こんないいロープで登らせてくれて、光栄です」でしたよ?

このように、こちらが正しいことをしていても、まるで悪いことをしているか?間違ったことをしているか?のように言ってくるのが、ガスライティングってことです。

自立していないクライマーを擁護するために、ロープくらいいいじゃないか?という人がいますが、そのような人には、「なら、自分のを買ってください」と返事をすることです。

クライマーとして自立できない時期は誰にでもありますが、その時期に他者のロープで登るのは、好意であり、権利ではありません。自分のモノではないロープを使う権利がある、と主張してよいということではありません。

事例2)

40年物のカットアンカーを使ってある岩場で、「すべて自己責任でお楽しみください」と張り紙。

そもそも、その岩場が、グージョンではなく、カットアンカーで、しかも、ハンガーとボルトの金属が一致していない異種金属であるかもしれない、ということを、岩場にデビューするクライマーに、そもそも教えていない。

無知な状態で置かれた上に、「自己責任でお楽しみください」は、全く道理に通らない。

その上、自己責任を言ってくる本人らは、その40年前のカットアンカーを放置しており、全く自らの開拓者としての責任を全うしていない。

開拓者になるということは、後世に自分の課題を残したい、ということでしょう。つまり、自分以外の人間も登ってほしいということです。

初登したいだけなら、登った後ボルトを撤去したらいいでしょう。

そうでなく、他のクライマーにも上ってもらい、グレードを確定したい、というのであれば、管理責任が発生します。すくなくとも古くて危険になったボルトを撤去するくらいの責任は発生するでしょう。

名誉だけあって責任はないやり逃げポジション=開拓者ってことになっていませんか?

もちろん、すべての開拓者がそうだ、というわけではありません。中には岩に向き合って、良質な課題を作っている人もいるでしょう。

ボルトの購入代金が出ないというのなら、登りたい人が後で新しくボルトを購入して使えばいいのです。

昔は、アルパインルートでは、ハーケンを打って、セカンドが回収して登っていました。ハーケンは打つのも回収するのも技術が必要です。現代は、カムがこの座に代わっていますが、それに従って、プロテクションが打ちやすい=登りやすいルートも変化しました。

さて、この慣行から、セカンドによる回収を差っ引いたのが残置です。回収できないほどしっかり埋め込まれちゃったということもありますし、次も来るから、と残置したのかもしれません。

その行為は、まぁ基本的に Leave No Traceの伝統からすると逸脱行為です。

本来のアルピニズムは、来た時と同じ状態にするものです。

元々のアルパインクライミングですら、ちょっとね…という価値観の残置。

フリークライミングの時代になって、ラッペルダウンで作られた課題が多くなると?さらに自己規律が緩くなったのでしょうか?

ありとあらゆるものが残置されるようになり、さすがにリングボルトやオールアンカー、RCCとか、は誰が見ても、危険なので、使われず、そこに産業廃棄物のようにあるだけですが…危険なんだからもう撤去したらどうですかね?

ハンガーがペツル製品で、ペツルの刻印があるにも関わらず、ボルトがカットアンカーと言うボルトが、一杯の九州…これは、九州だけの問題ではなく、たぶん、2000年以前に開拓された岩場は全部これみたいなんですよねぇ…。

1980年代以降の開拓で、40年経過して、すでに命を預けるには、信頼に足るものではなくなったボルトについて交換を進めていくのは、その岩場を開拓した開拓者が音頭を取ってやるべきだと思います。各岩場に、かならず2名は、音頭取りをした人がいるはずです。なんせクライミングは一人ではできないのですから。

肝心な時に、俺の責任だから俺がやる…というリーダーシップを発揮しないで、ちゃっかり目ざとく、名誉だけ取る、というのは…自己愛性パーソナリティー障害の特徴ですよね…。

たぶん、誰かがスタートして、それを見た周りの人は、そうか~、あれでもクライミング界は赦されるんだー なら俺も…と追随しただけだと思いますが…。

それって、結局、負の遺産を、次の世代に残すことにしかなっていないですよね?

もし撤去してくれたら、登るためには、最低1万円くらいのボルト代がかかるはずで、ならボルト打ちの勉強しようか、という若い人も出てくるし、1万円くらいのポケットマネーがだせない人は来ないわけですから。新しいボルトにする更新も進むでしょう。

そこに40年前のボルトがあって、それがペイントされていたりして、危険を分からないようにカモフラージュされているから… それを登ってしまう若い人が出るわけです。ボルト追っかけクライマーになるのは、当然ですが、そこにボルトがあるからです。

あっても使えない=機能不全ボルト

誰ですか、このアンカーのルートを

「ちょうどあなたのグレードだから登ったら?」

と言ってきた人は?

これを登れ、だなんて、バカじゃないの?
大堂海岸の懸垂に使われる支点
このような感じになっています。
開けたらこうなっている事例
日向神で現役。

こうしたボルトがさび、錆が表に出るほどの場合、ペイントでごまかされている場合もあります。

例:大蛇山

登った後、あのボルトは信頼できないのではないか?と私が言うと、そんなことはないと反論されましたが、根拠が希薄です。

いや…これは…。何かの隠ぺい工作か?と思っていたら、

すぐそのあとにリボルト対象になった(汗)。

やっぱし、ダメって意味だったってことです。


まぁ、クライマーの中にも、きちんとした人はいます。しかし、そうでない人が圧倒的に多い。

その上、そうでない人が、”それが何か?” とトボケてスルー出来てしまう、というのが問題なんです。

昔は、タバコを吸う人は、だから何?と言って(=不遜な態度)、社会全体に迷惑かけていたわけです。

今は許されないでしょう?

同じことなんですよ。

というのが、クライミング界の主たる問題です。


2024/03/16

【クライミングによる地域おこし】テキサスを汚すな!

 神先生から、こんなメマガが来ました。

ーーーーーーーーー

町の名前はテキサス

彼らの価値観は
独立心でした。

だからそれに気づいた
コピーライターが作った

ある言葉が
ポイ捨てを劇的に減らした。

6年間経った時には、
72%も減らすことができたんです。

その町の人々の魂に触れた言葉…
それは…

『テキサスを汚すな!』

でした。

自分たちの郷土愛、
独立心を刺激する言葉

ポイ捨てをやめよ。
の代わりに

俺たちの街(テキサス)を汚すな


このメッセージの作り方こそ、
人を動かす。 
ーーーーーーーーーーー

クライミングも、独立心と冒険心が大事ですよね。

 私たちの岩場を汚すな!って仲間に言いましょう!


■ AIによる不遜な言葉の事例

不遜なセリフの例

1. 命令口調

「早くしろよ!」
「私の言う通りにやりなさい!」
「もういい、帰れ!」

2. 相手を否定するような言い方

「そんなのありえないでしょ?」
「あなたには無理だよ。」
「君の意見は間違っている。」

3. 上から目線

「私が教えてあげる。」
「君はまだまだだね。」
「そんなことも知らないの?」

4. 敬語を使わない

「おい、こっち来い。」
「何してるの?」
「もっと頑張れよ。」

5. 皮肉や嫌味

「よくできましたね、棒読みだけど。」
「さすがあなたですね、いつも通りです。」
「その服、似合ってるね…(棒読み)」

【AIとの対話】AIに岩雪を読み込ませよう!! グレーディングのあいまいさ=共依存の温床

■ 人間には無理でも、AIなら客観的な判断ができる

市長の答弁をAIが楽勝で作ってくれたそうです。このニュースです。

https://www.youtube.com/watch?v=8eJtkn7blOI&ab_channel=ANNnewsCH

へぇ~!

じゃ、全国の良心的クライマーは、各自ボランティアで、

AIに『岩と雪』を読み込ませたらいいんじゃないの? (命名:クライミングAI)

そもそも、事故報告、遭難の報告、そういうものがネットに転がっていないために、正しい情報が事前に情報収集できないことが、初心者男性クライマーの

 超・非現実的なルート選択

の一つの原因にもなっていると思うので。

自分のレベルを正しく客観的に見れない、という状況が改善されれば、ある程度、遭難は減るかもしれません。

例えば、こんなの。これ、他人事じゃなくて、クライミングでもフツーに起きています。


ここは私が初心者の時に登った場所で、きちんとした計画があれば、梯子はカラビナを架け替えながら登ればよく、難しい場所ではありません。

ま、落ちれば立場川まで、すってんころりん400mです。少しのミスも許容できない、という意味です。

■ 昔のアルパイン”エイド”クライマーの育てられ方

ーーーー
僕のショートの師匠は、グレードに関係なく、

××さんならここは登れるよ、ここは厳しいかもよ、

という感じでしたので、ルートの特徴と僕の体力や得意なムーブをよく理解した上で、面白いルートを選んで登らせてくれてましたので、僕は最初からグレードにこだわらなかったんですよ。そして後から気が付いたら、先週登ったあのルートは11だったんだってわかった、という感じでした。
ーーーーーー

これが自分で自分が登るルートを選べないクライマーが作られる理由です。

言う間でもないですが、これは共依存関係です。

※未熟な=”自分が登るルートを自分で選べない自分”

ーーーーーーーーー
先輩

「後輩は、ずっと、どこを登るべきかの選択に、先輩の俺を頼らなければならない、自分でルートを選べない、未熟な後輩でいて欲しい」

後輩

「後輩の自分は、ずっと面倒をみてもらえるよう、自分でルートを選べない、未熟な自分でいなければならない」
ーーーーーーーーーー

これを温存したいのは、ずっと一緒に登りたいから…

関係の終わりは、後輩が、

 ”この人から搾り取れる、”俺が登れるルート”は、終わったな…”

って思った時かもしれません…。

自分が行くルートは自分で選ぶ、という自立と自己責任の原則をクライミング界は、手に入れることで、適切なグレードの話が、現実味を帯びた議論になると思います。

ラオスでは、登りたいところは自分で選べるようになっているのですが、それは、グレードが辛すぎたり、甘すぎたりしないからです。

2024/03/15

【AIとの対話】AIにビレイで落とされることについて聞いてみた

クライミングのビレイで人を落とした人が相手に大けがを負わせたことを記録に残すことは、教訓として共有するという意味で非常に重要です。このような行為は、いくつか言い方がありますが、それぞれのニュアンスが異なるため、状況に合わせて使い分けることが重要です。

1. 事故

最も一般的な表現ですが、意図的な行為かどうかはわかりません。

2. 過失

不注意やミスによって人を落としたことを示します。

3. 不注意

注意が足りなかったために人を落としたことを示します。

4. 重大過失

故意ではないものの、重大な注意義務違反によって人を落としたことを示します。

5. 故意

意図的に人を落としたことを示します。

6. 殺人

人を殺害する意図を持って落としたことを示します。

これらの言葉に加えて、以下のような表現も使えます。

  • ビレイミス
  • ビレイヤーの不注意
  • クライミング事故
  • 墜落事故

記録を残す際には、

  1. 事故の状況
  2. 原因
  3. 結果
  4. 教訓

などを具体的に記述することが重要です。また、被害者のプライバシーに配慮する必要があります。

このような事故を教訓として共有することで、同じ事故を防ぐことができます。

【クライミングによる地域おこし】必要なのは、訪問クライマーと地域の普通のおばちゃん・おじちゃんとのきずな


これは、5島の小さな島で、外国人向けの観光事業が成功した事例です。

外国人向けゲストハウスがあるのではなく、一般家庭に民宿と言う形で外国人は泊まります。

案内役は、以前この島にいた外国人。

外国人が外国人を呼び、そして、

 地域の人々と人間対人間の関係性を築いていく

という草の根マーケティングの成功事例です。

これこそが、戦争をしないと決めた日本人が今後世界に発信していくべき、人間的で、相互理解をベースにした、観光づくりです。

自分の第二の故郷、と思っている土地に攻撃を仕掛けたい人なんているでしょうか?

日本は中国から、土地買収をされれており、北海道なんて、そのうち中国の治外法権になりそうです。大阪では、島之内がすでに中国人街になっており、日本語は通じませんでした。

そんな形で、乗っ取られる、のは、

 心の関係を築かず、金だけで損得勘定をするから

です。高く買ってくれるなら、誰にでも売る、という姿勢を見せれば、その国は、乗っ取られても文句はいえません。

日本も高度経済成長期に、アメリカのエンパイアステートビルを買収しました…力の見せつけのためです。

その行為を逆にされても、何にも言えませんね…

大事なことは、心の絆、を、その土地の人々と来訪者が結ぶこと、です。

お金を得ることは、その次です。