ラベル 上達の仕方 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 上達の仕方 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/06/09

100本のオンサイトしてから次のグレードに進みましょう

 

■ クライミングバイブル

に書いてあります。

まぁ、現実問題、

日本には、100本オンサイトできるほど、

5.9

の数がない。

ので、みんなレッドポインターになるわけですが…

だからと言って、

100本オンサイトしてから次に行く

4本に下げていい

というのは

100→4

下げ過ぎですな。

じゃ、どれくらいまで下げれるのか?。

■ じゃ、どれだけどれくらいまで下げれるのか? 量→質転換が起こるポイント

じゃどれくらいまで下げれるのか?っていうことが疑問になりますが…

量から、質への転換が起こるポイント

があります。そして、これは個人の資質により、様々です。

私は、三つ峠の中央カンテが初めて行ったマルチですが、いきなり2度目からリードしています。別に落ちそうな気配はゼロでした…ので、残置ハーケンのプアプロテクションを見ても怖いとも思わず。 ランナウト、など、良く意味が分かっていないくらいの時です。

こんな簡単なところでもダメな人はダメです。同じ三つ峠でもショートの5.9が登れるまでは、小川山でもっと難しいレベルのをTRして月一回で1年くらいかかりました。

量というのは、頻度とも関係があります。月1回の人は年12回しか触れませんが、週1回なら36回、毎日なら365回です。

よく登山歴10年とかいう人聞きますが、良く聞いていたら年1回を10年だったりしますよね? それだと10回という意味なので、全然ド素人さんです。

というわけで、量から質への転換が起こるには、高頻度でクライミングに触れる必要があります。

その質の転換が来るときは自分で勝手に分かります。クライミングはある時突然上手になります。

■ ある時突然上手になる、が楽しいのがクライミング

クライミングのだいご味は、まさに、これではないですかね?ある時突然、上手になる。

それは、

スタートした年齢

現在の年齢

元の筋力の有無

運動神経の有無

元の運動体験の豊富さ

などで、その突然上手になるタイミング、が決まってくると思われます。

■インスボン行く前

私はインスボンに行く前は、1年くらい、クラックばかりをインスボンのために練習していたわけですが…

吉田和正さんに言われてレストを多くしたら、ジムに一回も言っていないのに、甲府幕岩で人がビックリするくらい上達したことがあります。

 レストして上達 → 頑張り過ぎていた

 経験値を上げて上達 → ラオス後

 ムーブを教えてもらって上達 → アクティバの内藤さんとか

などなど、突然上手になる日がきますので、一番のマイナスは

 十ぱひとからげの指導

です。日本の指導者のみなさんは、これ好きですよね~!!! 3回フォールしたらハイ終わりとか。

日本の教育の画一教育の悪い面を、そのまま引き継いでいる…

クライミングは心理的で個人的なものです。軍隊式教育ともっともそぐわないものですよ。