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2024/12/13

【フレッドベッキー化】Happyクライミング♪ クライマーはクライミングだけしていればいい?んなわけないじゃん。

■ フレッドベッキー = ハッピークライミング♪

金融資産でクライミングライフを自活した、フレッドベッキーは、有名です。

折り目正しい、クライミング倫理にうるさいクライマーだったようで、

 老いても、自分が担げるだけの荷を担いで山に登り、クライミングに行っていた

そうで、誰かに担いでもらって、というのはしなかったそうです。

そういう美意識がいいですよね。そういうクライマーを尊敬しています。何ができる・できないではなく、在り方、ですね。できることを誠実にやって、冒険を積み上げていく、というか…。

さて、ここ2,3年の最も大きい、私の成果というか、収穫というか、クライミングからの恩恵は、

 フレッドベッキー化トライアル で、

 (金融情報) & (世界情勢に詳しくなったこと)

です。

仕事や趣味に忙殺され、没頭している間に、世界は、”自分だけ良ければ他の人のことはどうでもいい、という勢力”に犯され、とんでもないことになっていました…。

誰でも若いころは、経済的に余裕がなく、自分のことでアップアップだと思いますが、そこに付け込む人たちがおり、その人たちのおかげで、一般の人は、さらにアップアップとなり、さらに、その付け込む人たちを監視するゆとりがなくなる…という悪循環にいます。

私が得た成果を、エッセンスで、これを読んでくれている皆様にお伝えしたいです。

■ 新NISA

新NISAは、

 (現在20代などの人生の前半)× (資産形成期にある人にとって)

役立つ仕組みです。その他の人はちょっと賢く立ち回らねばなりません。ほかの当方の新NISA記事も参考にしてほしいですが…

 毎月1万円をオルカンインデックスに一定のタイミングで投資、

という形であれば、大暴落が来たとしても、特に大きなダメージがなく、資産形成にとってはプラスの成果を上げることができるでしょう…。

10万円を1億円にするみたいな、宣伝広告に引っ掛からないでくださいね。詐欺ですから。

利率も、年利50%とか、いきなり無理ですから。利息が来る、というのは事実ですが、利率がどういうのが適切か?は、自分で投資をスタートしてみれば分かります。投資信託で4%で増えるのは、ごく普通の利率です。インドのインデックスでは18%とか30%とかです。

しかし、基準価格が変動しますから、解約がまじかな年配の人が、最大に上がったタイミングで一括購入し、下がったタイミングで一括売却すると、当然、売却損が出ます。

つまり、今は、株価最高=売却時期なのです。

今は大暴落前夜です。それが、分かっていたら、多額の投資を長期で、というのは、悪魔の声だと分かります。分からない人が、なんやら、他の人もしているから、という理由でひっかかります。

一方、今から資産形成する人たちにとっては、解約は20年後、30年後なのであまり考慮は要りません。しかも、枠内は非課税ですから、20年後に上がった分の利益には何の税金もかからないです。

投資は、どの時間区間を長い時間区間から切り取るか?というゲームです。

■ 世界情勢

アメリカの金利がドルの価値を左右し、それが、世界のお金の流れを決め、誰がどこで戦争するか?ということをも決めています。

景気が良くもならないし悪くもならない金利を中立金利と言いますが、その中立なところが分からないから、大変なわけ。それを決めている人たちは、FRBといいますが、日銀みたいなののアメリカバージョンだと思ったら…違いました(汗)。なんと、FRBの株主は、非公開で、一般の人。なので、FRBが得た利益(日銀が得た利益みたいなもの)は、私人に入るということです。これが、一説にロックフェラーだの、JPモルガンだの、と言った財閥だ、と言われています。え?王様と同じ仕組み?ってわけでした(汗)。

2024年のアメリカで、まさか、庶民から集めたお金を自分のお金にしてしまうことが可能な仕組みができるとは驚きですよね。

このことは、歴史学者の西鋭男先生と、政治アナリストの伊藤貫先生が指摘しており、両者とも、アメリカの研究者…つまり、アメリカが自分で自分をバラしている話だったってことです。陰謀ではないし、先生たちが、嘘つきなのでもないでしょう。

簡単にファクトチェックするには、FRBの株主は誰か?調べればよいです。また、アメリカの政治献金が匿名性であることを調べれば、なぜ、持ち主が秘匿されたお金で世界を支配できるのか分かります。

持ち主が秘匿されているので、これまでDSというあいまいな呼び方をされていたわけなんですね。ほかにオリガーキーと言ったり、日本語訳では地下政府と訳されたりで、戦後のGHQ支配時代から、存在しているものです。

■ 2024年 12月の世界情勢の変化について

トランプ2.0の世界秩序 変わるウクライナ、シリア、韓国 米貿易政策とドル覇権構想

大井さんの情報で、投資初心者の若いクライマーにお勧めなのが、武蔵野大学の講座です。

https://lifelongstudy.musashino-u.ac.jp/course/detail/6809

ーーーーーーーーー
① ライフプランの考え方 
② 節税効果の高い新NISA、イデコを活用しよう 
③ ポートフォリオでリスク・リターンを学ぼう
④ 新NISAを利用して分散・積立・長期運用を実践
ーーーーーーー

言っておきますが、資産形成用むけで、今からお金が必要になる世代むけ、ではないですからね。40代、50代は減らさないことを主眼としないといけません。

資産の目的は、

 20代・30代 = 資産形成 
 40代・50代 = 資産防衛
 60代以上 = 資産切り崩し

です。ライフステージに沿った運用をしないと、60代なのに大博打に出て負ければ、挽回の時間はもうありません。博打は、40代・50代が最後のチャンスです。しかし、若いときのような大きなリスクは取れません。

さて、世界は大きく変わりつつあり、中東情勢もロシア情勢も追い付くのが大変です。情報って細かく見て行けば、もうどれだけでも細かく見れてしまい、それだけで一日が終わって行きます。

私は、西先生や伊藤先生の時代は終わり、私の世界観は確立したので、今は、金融の情報に絞って、

 ・モハPチャンネルでミクロ、
 ・大井幸子さんでマクロ、
 ・田中泰輔さんで、具体的な立ち位置の取り方、

を追っています。これ以上増えると、追い付けなくなると思います。皆さんも、情報取得源自体を取捨選択する視点を持って、この人ぞ、と思えるニュースソースがいたら、ぜひ教えてくださいね。

■ 米国は復活予定

さて、アメリカが、DS、つまりFRBの大株主たちの搾取により、大国としての地位を滑り落ち、ホームレスだらけになったようだったのですが、どうもトランプ大統領になって、再度復活予定です。

・アメリカは世界一の産油国となりそうです
・原油価格は下がりそうです
・アメリカ、中東、ロシアが石油産出国です。
・インフレ圧力は、強くならない、の根拠です。(大井さんの見解)
・ロシア経済には原油価格低下はマイナス

ということで、脱ドル化よりも、米国はロシアとともに2大巨頭に踏みとどまりそうです。

アメリカが関税戦争を仕掛ける、ということが、世界経済にとってマイナスだということが、日本のマスコミではまことしやかに言われていますが… そもそも、関税があれば、大衆に所得税をかける必要も、消費税をかける必要も、なかったことが税法の歴史上、指摘されています(伊藤貫先生)。

日本にも、無税国家という理想があり、植樹で林業収入によりそれを達成した村が三瀬村でありました。

要するに国家が金利を得て運用すれば、人民から税を徴収する必要はなくなる説で、松下幸之助もそれを提唱していました。

円安で製品が売れない、とか、全く間違った説です。円安は、近隣窮乏化という日本だけが一人勝ちしてしまう状態です。だって持っているドルを売るだけで、円ががっぽり儲かるんですよ。日銀は何兆円か、濡れ手に粟で、儲かりました。

このような事情なのに、国民には、財政健全化とか言ってさらに搾り取ろうとしている財務省は、ザイム真理教と揶揄されています。日本国民一人あたり〇〇円の国の借金がある、というのは、真逆で、国民一人当たり、〇〇円国に貸し付けているっていうのが本当です。

過去30年の失われた30年は、財政政策の失敗で、本来、充実した公共投資をすべきところ、欲しがりません、勝つまでは、同じ政策をしてしまったがために、起きた不況です。

要するに、すでに豊かなのに、清貧を貫き通したみたいな具合です。そりゃそうですよね、富は貯まる一方なのに使わないのですから…

そうしたことが、23年以降、新NISAで投資をかじって分かったことでした。

みなさんも、ぜひ、クライミングライフを支える財政政策として、貯蓄以外にも、資産形成に取り組んでみてくださいね。

私の時と比べて、今の若い人は非常に優遇されていると思います。

2024/10/26

【フレッド・ベッキー化】生き残る為のゴールド投資

■ 本当に生き残り、が大事になってくる現在の市場

新NISA入っている人は、SPDR1326 のゴールドETFに年末までは入れておくのが安全資産かもしれません。

比率は40%までOKだそうです。一般的には10%なのですが、今回は上げたほうがいいかもしれません。印刷できない資産を持つのが大事だそうです。


■ 今金融市場で起きていること… アメリカが破産する?

アメリカの債務超過がすごい…35兆ドルでしたっけね? この石原さんの動画以外でも、コロナ後の債務超過すごいっていう話…

友人のイタリア系オーストラリア人と去年、「世界情勢がおかしい…」という話をしました。

彼わざわざシンガポールから飛んできてくれたんですよねぇ… 彼の考えを伝えるために。

彼は各国にソフトウェアのメンテや指導で出ることが多かったので、各国の事情を良く見ている、ということがありました。ここ20年来の友人です。

色々な話をしたのですが、米国の破産についての話。超・債務超過。

ロシアが保有していた米国債券は、勝手に差し押さえられて、ウクライナ復興支援金に使われることが米国議会で決まっていましたよねぇ… 

人の金を勝手に使い道を決めるんだ、ということが、他国に知れ渡り=米国債券売り加速=

ドルの信頼はどこへ?

ということになっているので、通常、株高の時はゴールドは下がるのに上がっているという事態です…。

中国はとっとと米国債券は売り払いました…私も債権に入れていますが、解除してゴールドへ移そうと思います。

高いとか安いではない…という言葉が印象的です。

2024/10/18

クライミングなんて悠長なことにかかわりあっている場合ではない感について

 ■ケガの功名

実はクライミングなんていう、中二病的なものにかかわっている場合ではない感、がある。

深く知れば知るほど、バカっぽいというか、

 入門者への配慮を欠き、相手をわざと貶めるような、卑しい人間性

しか感じられないクライミング界のありよう。

怪我をしたというのは、実はありがたいことだったのかもしれない。手放しの後押しになるからだ。

私の価値観の中に

 ・自分より劣る相手をわざわざ貶める

とか

 ・相手が知らないのをいいことに危険に陥れて、うっしっし、と笑う

とか

 ・自分より弱い相手に負担を強いる

とかはない。

 ・自分に不都合なことは言わないで黙っておく

というのも、マーケティングの世界では通常のこととして行われるが、それもない。

ということで、知れば知るほど、なんだかいやな世界だな、と思うようになったのであった。

もちろん、これは国内で、海外クライミングは楽しそうだと思って指をくわえているが。

しかし、こうした事態を知ることになったのは、九州に来てからなので、まぁ良かった、と言えるかもしれない。

九州では、本州もまずいが、さらに輪をかけてずるい世界が比叡だったような気がする。ずるいというのは、本来、値しない栄誉を得たいというズルが平然と受け入れられているという意味だ。

名誉に値しない名誉を得て、なんになるんだろうか?心の奥底では、自分はそれに値しないと分かっているわけだから、一体、どのようにして、それで自信を、あるいは、体面ですら保てると言えるのだろうか?

さて、それはともかく、すごく世界が変化の時にいることを知ることになった。

■ トランプ大統領のこと

トランプが大統領の1期目についたとき、私の感想は、

 こんな人しかいないの~アメリカ

だった…。

というのは、アメリカでは、粗野な白人男性のことをレッドネックとか言うし、あまり尊敬の対象にはならない。日本で言えば、どらえもんのジャイアンみたいな感じだからだ。不動産王でビジネス上がりというのも、金の亡者を思わせ、政治には疎いのではないかと思われた。

のだが…コロナ禍を経て、2024年のここにきて、考えを変えた。

もともと、デッドベースマネタリーシステムは無理がある、山梨にいた時代から思っていたんだが‥

私は、新NISAを2023年にスタートした。これは怪我をして暇ができたためだ。

その勉強の道すがら、米国のFOMCによる金利政策が、アメリカの景気のアクセルとブレーキであり、それがそのまま、日本の景気循環にダイレクトに反映されることを知った。

からくりはこうである。

アメリカのFOMCが金利を上げたり下げたりすることで、米国景気のかじ取りをしている。

米国の金利と日本の金利差で、円キャリ―トレードが行われている。

そして、その円キャリで、日本株が買われる。

つまり、金利差が大きいと日本株が買われ、株高になり、金利差が小さいと売られ、株安になる、ということで、つまり、日本株のお客さん、主たる買い手は外国人なのである。

日本の株価は、浮いたり沈んだりしているが、それは、海外の機関投資家と言われる人たちの動向次第ということだ。

これが、国内景気が悪く、誰も十分な収入を味わっていないときに、日経平均が過去最高ということが起る理由だ。

為替変動も同じ原理で動いており、円が買われるのは、金利差が開いたときで、金利差によるスワップポイント投資による。ちなみにスワップは別に日本人個人投資家でも行える。高い金利を稼いでいる通貨を買って、低い金利の通貨は買わない、どころか借りる。日本では、マイナス金利時代があった。マイナス金利とは、お金を借りているほうが、金利をもらえるという意味だ。

こうした金利の動きで、一体だれが得をしているか?というと??

大井幸子さんというウォールストリートで長年働いてきた人にとっては、ヘッジファンド。

ヘッジファンドが金融の力において実体マーケット自体を脅かすようなことになっていることは、2000年代初めの大昔に分かっていたことのようだった。

しかし、当時は、それもビジネス慣行の上にのっとって行われて行われたことで、否定することはできない、という空気が当然視されていたと思う。(米国では、裁判所に呼ばれたりもしている。)

しかし、おかしなことはいろいろ起きていた。

例えば、マイクロソフトは事実上、市場を寡占しているし、しかも、頻繁なソフトウェア入れ替えで、お客の側は、古いシステムを入れ替える度に金をとられる。パソコンは4年に一回壊れるように作られ、どんどん高度化するが、高度化した場合は、互換性がなくなり、使えなくなるので、結局、無理強いと同じ形でマイクロソフトに上納金を払って、ソフト入れ替えどころか、ハードも入れ替えないといけなくなる。

私は、20台からPC利用者だが、4年に一回新しいPCを買わないといけないが、やっている作業は高度化はしていない。テキスト入力、ウェブブラウジング、そして、メール。ネット視聴。これらは、すべて、初めて得たPCの時代からできていたことだが、何度もパソコン入れ替えている。

そういう寡占状況にアメリカ市民は、無力でなされるがままなんだが…リナックスという無料OSを使っている人たちが対抗しようとしたが…敗退した…まぁ日本人はもっと無力でなされるがままだ。

という違和感があった。これはそのまま、働いても働いても裕福になれないのはなぜか?という疑問形となった。

他にも外資化学メーカーや、米国医療メーカー等、に勤務した結果、どうも日本はぼられていると思った。

日本では何をするにもすべてお金がかかる。そういう風に仕組まれていることが原因だ、という一般市民は何人もいるのだが、何もできることはない。日本では政治は無力だ。というか、すでに無力化された後に我々は生まれている。

では、誰が仕組んだのか?

答えはなかなかなかったのだが、外資で働いたり、農業振興する中で、食品企業の種子や苗の独占について知ったり、といろいろな経験をする中で、これは、

誰かがロビー活動を行って、政治を都合よく我田引水に動かしているのではないか?

そのような疑問を大いに持っている中で出会ったのが、大井幸子さんであり、西鋭男先生であり、伊藤貫さんだった。

西先生は、スタンフォード大学で日本史を研究された方で、GHQによる日本支配とその後の自民党政権の確率によって、日本の国内政治が、戦後のドタバタで、アメリカの第53番目の州みたいなことにされてしまった経緯に詳しい。

アメリカは、世界で唯一の核戦争による戦争犯罪者なのだが、その自覚がない。

日本は軍事施設ではなく、一般の市民に向けて、核を落とされたのである。戦争犯罪被害者である。

軍事施設ではなく市民への核攻撃は、無差別攻撃ということで、国際法違反だ。しかし、アメリカでは、一般市民を含め、その自覚はない。

それについて語っているのが西先生だった。

さらに、知ることになったのが、伊藤貫先生である。アメリカ政治の政治アナリストであり、アメリカ政治をワシントンDCから30年見つめている人だった。こういう人にこそ、日本は国費で研究してもらうべきだろう。

伊藤先生の講演を東京まで最近、聞きに行ったが、ネットで公開されている以上の情報はそうなかった。

なので、皆さんも聞ける。

アメリカでは、政治献金の大部分が、匿名、なのである。したがって、巨額の資金を持つ”誰か”が、多額の政治献金を行うことができる。例えば、ブラックロック社が、あるいは社でなくても、その企業の個人が、政治献金をするという名前の賄賂を使って、政治を動かし、自社や自分に都合が良い業界規制を創ったり、外したりすることが可能なのである。

こんなことあっていいのだろうか?って事態だ。

要するに、アメリカでは合法的に賄賂三昧だった、ということだ。

そのために、金融市場も、ほとんど恣意的に動く、ということだ。

実体経済ではなく、アップダウンは、誰かの都合次第、なのである。

その正体は

・巨大ヘッジファンド

・巨大投資信託運用会社

・製薬

・農業、食品関連企業  例:モンサント

・軍産複合体

などなどである。ちょっとしたほころびから、見えたことを誰かが想像して、

陰謀論

などを作ったので、まるで、おかしな人が言うことがディープステートいう言葉になったかのようだったが、9.11が米国の自作自演でったり、コロナ禍が国民の命を奪うことに利用されたりの実態研究が進んで、だいぶ全容が明らかになってきているのが2024年だ。

■ 羊の日本人

そんなところへ、いわゆる貯蓄と倹約のアジア人、日本人が、

 ファンダメンタルズの良い企業に長く投資しよう

なんていう懐古調の投資理論を持って、挑んだらどういうことになるだろうか?

あっという間に、国民が貯めた2000兆円の資産は身ぐるみ剥がれてしまうだろう。

日本人は、誰かに任せておけば、悪いようにはされない、という論理で生きてきた人たちなんである。

ところが、現代社会というのは、クライマーに限らず、とんでもなく腹黒い人がトップなのである。

その腹黒さは、50年、70年、いや100年の計を持ってなされたものであり、完成間際、という体だったのである。

で、それに気が付いた人が、ドナルドトランプ元大統領なのである。

したがって、2024年の大統領選は、そうした合法的な賄賂、政治献金という‥で構成された米国政府の人員(影の政府、シャドーガバメント、と言ったり、DS,ディープステートと言ったりする)との、対決ということになっている。

日本で働いても働いても、先が見えない、苦しいというのは、こうした世界的流れに、加担する日本の政治家、いわゆる売国奴、が戦後二世議員を作って利権を守っているから、である。

つまり、日本国民の利益を考えずに、アメリカの大企業が得をするような通商協定を結んだり、日本の規制を緩和したりすることである。

林業では輸入材の輸入解禁がかつてそうだったし、最近では、ラウンドアップという商品名で発がん性のあると分かっているグリホサートの在庫処分先に日本がされてしまっているということも、一つである。

そもそも、日本の農家のおじいちゃんが、発がん性のあるものが日本のホームセンターに売っていると思うはずがないので、無知に付け込んでいるが、政府も、そうした行為で日本国民をアメリカ企業、この場合は、モンサント社、今はバイエルに買収されて、バイエル社になっているんだが…に売ってきたのである。

シンジェンタなどの世界的な農薬会社も、農薬使用を前提にした種子しか育たないという種苗で農家の仕入れ値をコントロールすることで、農家は、売上利益は上がらないのに、仕入れコストは上がり続けるという、ただの下請けに成り下がることになっているのである…。いやはや…。

そして、日本の地域行政は、そのような事実を知りながら、数千万円の借金を作った新規就農を若い人に薦めているのである…

そんな非人道的な行為が、善意だったり、地域貢献したい、という若者の善良な心を利用する形で行われている。

全員で、若者にババをひかせようとしているようにしか見えない。

そして、引いてしまったほうも、後には引けないので、そうとは自分で吐露することができないと思う。

仲間のクライマーが、農家であったりするが、非常に苦しそうである。

というので、世界経済やアメリカ政治は、日本の明日をも、牛耳っているのである。

その伏魔殿みたいなところが、シリコンバレーやサンフランシスコであり、ベイエリアであったともいえ、そのサンフランシスコベイエリアで、初めてのアメリカを過ごした・・・、またその家庭がユダヤ人家庭であった、というのは、かなりな経験だったということだろう。

まさか、DSの懐に飛び込んでいくかのような、経験をしていたとは、つゆ知らず。

そして、そんな経験をしていなくても、この世の中は何か怪しい、と思って追いかけていた人たちがいたのである。代表は伊藤貫先生だろうが、そうでなかった数々の日本の知識人も、それぞれの分野で、知見を深めていくプロセスで、日本がアメリカに隷属させられる事態になった経緯を政治史的な意味でも、金融的な意味でも知ることになり、そのすべての人が、

 今回トランプが勝たないと大変なことになる

と言っている。

そんなことが起きているともつゆ知らず、日経株価は上値が重いとか言っていられるのは、日本人の情報源が非常に限られているから、いまだにテレビと基本的善意を信じているからである。

■ 第三次世界大戦前夜

イスラエル=アメリカのユダヤ人であり、その政権はネタニヤフである。

ネタニヤフさんって、国際刑事裁判所から、すでに逮捕状が出ている人…

ーーーーーーー

2024年9月時点において[4]、2023年10月からのイスラエル・パレスチナ戦争を巡り、ネタニヤフはイスラエル国防大臣のヨアヴ・ガラントやその他複数のハマス指導者らとともに[5]、国際刑事裁判所 (ICC) のカリム・カーン主任検察官から「戦争犯罪と人道に対する罪の疑い」により逮捕状の発行が請求されている[6

ーーーーー ウィキペディアから…

つまり、戦争で死ぬか、裁判に掛けれて死ぬか、の立場に立っている人

=失うものがない人

=とんでもないことをしても平気な人

ということだ… 

これは、アメリカ側の、イランへの挑発である可能性が濃厚だ。

というのは、歴史は繰り返さないが韻を踏むと言われる。

僕は、ただやり返しただけで―す、と言って、明らかに力の小さい相手を叩きのめす口実を得る、というのが、アメリカが第二次世界大戦で日本に使った手だ。

イランを挑発して打たせたイスラエルは悪賢い。悪賢いのは、100年の歴史を持つユダヤ人の復讐劇=第三次世界大戦だ。

すでに第三次世界大戦、開戦してしまったかもしれない現在。

でも、日本ではあんまり認知されていない。

そうした状況を分かるだけの情報がいろいろと流れているのだが、これらは、

クライマーのフレッド・ベッキー化という活動で知った。

フレッドベッキーは、クライミングの軍資金を金融資産の運用で賄ったことで有名なクライマーだ。

クライミング一つとっても、ただグレードを上げたいという私欲のために、相方を殺しかねない人もいれば、このような知識を得るまでになる人もいるということだ。

若いクライマーは、クライミングと同時に自らの首を絞めるような政治的選択肢を取らないだけの、賢明な知性を持ってほしいものだ。

まさに、クライミングが明日を生きる力の源泉ではなく、ただの現実逃避になって、登ってイエーイと遊んでいるだけでは、何のためにクライミングしているんですか?って状態なのである。

今の12波状攻撃登り、つまりグレード至上主義で起こっていることが現実逃避ということだ。5.12なんで男性だったらだれでものぼれるグレードなんで、そんなことろで喜んでいるのではなく、男なら、社会に自分がどう貢献できるか、考えてほしいものだ。

          我が家にとまっていったロシア人の若者


2024/07/23

【フレッド・ベッキー化】資本逃避 & 新NISA

 ■ 賛否両論の新NISA

新NISA、みなさんやっていますか?

新NISAは、賛否両論だけど… 政府の陰謀だ!みたいな説もありますが…

陰謀論を確信する前に、次の図を見ましょう…


https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/about/ourhistory/archives/nikkeiheikin.html 
より引用

安いときに買って、高いときに売らねば、利益には当然なりませんよね?

問い:今、安いとき?高いとき?

答え:高いとき

なので、今買って、”ほったらかし投資”すれば、今後下がる可能性が高いのはこの図を見れば一目瞭然ですよね…。これって陰謀? いや、普通に見れば分かることでしょう…

ほったらかし投資のことをガチホールド、という言い方もします。例えば、バフェットは割安で買ってガチホールドが投資の基本だ、という説で有名です。そりゃ1950年に買っているなら、そうですよね?

しかし、今1950年でも、2010年でもない…。持っていたとしたら売却タイミングですよね?

いつ暴落するか?ってタイミングでガチホールドはないですよ。

株式投資の王道は何か?といろいろな投資家の投資スタイルを比較するという投資の勉強の仕方をすると、今買ってガチで何十年も持とうと考える若い人が出るかもしれません。

そして、もし、暴落が起きれば?その人は騙された、と思うでしょう…誰に?政府に。

そして、誰かが誰かを実際だましていますか?だましていませんよね?

でも、被害者意識を持つに至るだろう…と想像するのは難しくない…。

でも、よく考えてみたら、事実は、その本人がガチホールドすべきでないときにしてしまったという失敗行動です。

本は良いものですが、うのみはできない。学校の先生たちは、良い意図を持っているが万能の神ではないです。親も同じですね。おそらく先輩クライマーも同じでしょう。

というのが陰謀論の本質だとすれば、簡単に言えば、

 八つ当たり

かもしれません。

■ リスク管理 1 頻繁にマーケットウォッチする

現在は過去最高の株価を米国・日本とも更新中なので、ある程度、頻繁にマーケットウォッチできる人しか、今の時点の市場参入者としては向いていないです。働いていたら、忙しいから無理かも?

私は、毎日ニュースはチェックし、投資内容は週レベルで微調整しています。

山に一か月入るようなマーケットへの対応がすぐできない場合は、資金を引き揚げてから。

投資と言っても、投資信託とETFで、投資というよりは、運用です。やっていることはファンドマネージャーに近いです。

いわゆるリバランスと言う作業です。

投資信託の勉強は、当然ですが銀行でやったらダメです。こちらのサイトがおすすめできます。

https://myindex.jp/

■ リスク管理2 現金比率を高める

大暴落が起きた場合の過去事例を調べて、どれくらいまで資金が目減りすることに、自分が耐えれそうか調べます。

リーマンショックでは、株式は半分、債券は2割安まで下がった。日経平均39000円の株式を1株持っていたとすると、19000円くらいまで下がっちゃう可能性があるということです。

それって許容範囲かどうか?は、人によるので、その範囲で投資したほうがいいです。

預金全額を突っ込む、となると、当然かなりリスキーな行動です。クライミングに例えると、敗退ロープなし、みたいな?

一番目減りしないのは、現金なので、今は現金比率を高めろと、前述のバフェットも言っています。

■ リスク管理3 債権比率を高める

暴落が起きたとしても債権の値下がり幅は小さいので、債券に入れる、というのは合理的思考です。

高橋洋一さんによれば、物価連動日本国債、というのが、従来の国債に代わるものとして創設されたそうです。

現時点では最も安全な資産とされているようです。私も1万円だけ入れてみました。

私はこれは、山岳会などの、当面使う予定がない資金プールの先として良いのではないか?と思います。

■ リスク管理4 ETFなどの売買しやすいものに入れる

投資信託は解約に4~5日かかります。暴落したとき、4~5日もかかっていたのでは、解約時期を逃すかもしれません。

一方ETFは、株式と同じ売買で即日です。ただし、暴落が起きた時点ではファネル現象で殺到するので、どちらも同じかもしれません。

■ リスク管理5 こまめに利確する

値上がり益は、利益確定するまでは、絵にかいた餅です。

上がったな、というときに、もっと上がるかも?と利益確定しないで、持ち続けてしまうと下がるリスクも当然あります。

利益が確定できるときに確定しておく、というのが保険になります。

投資格言は、頭と尻尾はくれてやれ、です。

■ リスク管理6 将来の情勢を勉強

トランプが再選されて大統領になると経済政策が変わります。

政策の大綱は、すでに発表されています。

https://www.presidency.ucsb.edu/documents/2024-republican-party-platform

  1. 国境を封鎖し、移民の侵入を阻止せよ
  2. アメリカ史上最大の強制送還作戦を実行する。
  3. インフレを終わらせ、アメリカの物価を再び安くする。
  4. 米国を世界有数のエネルギー生産国にする!
  5. アウトソーシングをやめ、米国を製造大国にする。
  6. 労働者への大幅減税と、チップへの非課税
  7. 憲法、権利章典、そして言論の自由、信教の自由、武器を所持する権利などの基本的自由を守ろう。
  8. 第三次世界大戦を阻止し、ヨーロッパと中東の平和を回復し、わが国全土を覆う巨大なアイアンドーム・ミサイル防衛シールドを構築する。
  9. アメリカ国民に対する政府の兵器化に終止符を打つ。
  10. 移民犯罪の蔓延を食い止め、外国の麻薬カルテルを解体し、ギャングの暴力を粉砕し、凶悪犯罪者を監禁する。
  11. ワシントンDCを含む都市を再建し、安全で清潔で美しい都市を取り戻す。
  12. 軍隊を強化・近代化し、間違いなく世界最強・最強の軍隊にする。
  13. 米ドルを世界の基軸通貨として維持する。
  14. 定年年齢の変更も含め、社会保障と医療保険を削減することなく守り抜く。
  15. 電気自動車の義務化を中止し、高価で負担の大きい規制を削減する。
  16. 批判的人種論、急進的ジェンダー・イデオロギー、その他の不適切な人種的、性的、政治的内容を子どもたちに押し付ける学校への連邦政府資金を削減する。
  17. 女性スポーツから男性を締め出す
  18. ハマス過激派を国外追放し、大学キャンパスを再び安全で愛国的なものにする。
  19. 同日投票、有権者の身分証明、紙の投票用紙、市民権の証明など、選挙の安全を確保する。
  20. 新記録となる成功のレベルをもたらすことで、わが国を団結させる。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

トランプ銃撃事件のあと、半導体株が1日6%も下がったりしました。要するにトランプになるとテック企業は旗色が悪くなるらしいです。シリコンバレーっぽい世界は逆風ってことです。

トランプは、戦争回避派なので、今ゴールドの価格が下がっています。ゴールドって戦時の安全資産みたいな感じだからです。戦争が遠くなれば、ゴールド価格は当然下がります。

今は、ロレックス指数も下がり、ぜいたく品は暴落しています。中国富裕層の爆買いなどのあだ花だったみたいなんですよね。

以上のような理由で、米国の大統領選の行方は、日本人にとって、ジブンゴト、です。

■ 最大のリスク管理 無知を避ける? 知らないということがやばいかもしれない

私は、投資には若いときから関心がありました。アメリカの富裕層が投資信託で資金を運用していることは、20歳の時に知ったからです。株式についても、若いとき株の学校に通ったほど意識高い系ですが…それでも、勝てる投資というか、勝たなくてもいいから意義ある投資をするのは、三井物産時代の経験をもってしても、非常に難しい印象でした。

そのため、ごく最近まで、NISAもIDECOも知らず。

クライミングによる地域おこし活動をしていて、ふと、エコ投資の鎌倉投信に気が付いてから、日本の優良企業に投資するなら行動として良い行動だな、と思い、運用は、2023年に1万円からスタートしました。

最初に入れたのは、なので、鎌倉投信…。

■ スノーピークって良い企業?

しかし、鎌倉投信の投資先に疑問を持ち、翌年には回収しました。きっかけは、スノーピーク…です。 

福岡でスノーピークのショールームに行ってみたんですが、16万円もするテントとか…この企業活動を良い活動、と考えることが難しかった。

そんなのに日本の未来を託せます?なに、そのテント…無駄遣いじゃん?

テントなら、モンベルステラリッジでしょ。質実剛健。

16万の中身のないテントを買うなら、熊本の友人がやっているティピを20万円で買ったほうがいいよなぁ…

と思いました(笑)。

その上、スノーピークって、いろいろキャンプ地を九州では、開発していて、荒稼ぎしており、それって自然破壊なのでは?って思いました。

高級キャンプ地で、グランピングみたいなのが流行っていますよね。

そういう形での自然とのつながり方って、高額なモノを買わせようとするアウトドア志向って、どうなんかいな?

…とか思ってしまって、投資対象から引き上げました。 すいません。なんか賛成できない。

良い会社って何を持って良いと評価するんでしょうかね?

投資家の側は、アウトドア事業と言われたら、漠然としたイメージだけの話になってしまい、内容は吟味する能力を持たないのが普通かもしれません。

なので、イメージで世の中の資金は動いている。

それでは、実質的に良い用途にならないから、鎌倉投信みたいな投資を委託される、選別する人たちが出てくるわけですが、この人たちの審美眼、みたいなものが、スノーピークでこれなら、なんか他も同様だろうと思われ、到底信頼できませんでした。

運用実績も、4%程度。

なら、日本経済全体に投資するインデックス投信のほうがいいと思いました。いい奴も悪い奴も、全員が載っている船だからです。

しかし、こうした経験を通して、トレーディングを開始して視野が広がり、よかったと思っています。

■ トレードを開始してよかった理由1 世界経済と日本経済の絡み具合が分かる

アメリカ経済が世界経済を引っ張っているというか、アメリカドルが経済の基軸通貨なので、ドル円で日本経済も大きく影響を受けます。

勉強してよかったことの筆頭は、デッドベースマネタリーシステムを理解したことです。

甲府時代に、大西つねきさんのことを知り、大西さんの主張に一理あると思っていました。

以前の仕事で、ベンチャーキャピタルの人とつながりがあり、エンジェル投資と言って、立ち上げたばかりのベンチャーに投資するのが、こういう人たちでした。千3つといって、1000件投資しても、費用回収できるのは、3つという世界です。私もその3つを探すお手伝いをしてきたほうです。

そういう博打みたいなことで、世界は進化してきて、アップルだの、グーグルだのはそうしてできて、世界を変えてきたんですよね。

それを目指していたのが、15~6年前の福岡市でした。

なので、福岡に来た頃は、福岡市の頑張りに応援したい気持ちでしたが、スタートアップ福岡という市がやっている起業支援の講習へ行って、失望…。参加者のあまりのレベルの低さにびっくりしたんでした。

考えてみたら地方では、優秀な人はみんな都会へ出ていくのだから当然そうか、でした。

私がベンチャーキャピタリストなら、福岡で起業塾はやらず、同じことを東京や大阪の一流大学でやりそうです(笑)。

あるいは商社でくすぶっている社員さんとか、資金も持っていそうです。

デッドベースマネタリーシステムは、借金がお金の価値を創造している、という仕組みのことです。

利息が価値の源泉って話。なので、”起業”が経済エンジンなのです。この論法で、前から福岡は、起業特区になっていますが…。文化的素地がないところで、シリコンバレーの真似をしても、どうもうまくは行かないみたいですけど…。

世界経済は、資金面で深くかかわりあっており、利息が高い投資、を求めて世界中で資金が動いています。

■ 中国化する日本…日本の繁栄の裏に…

だから、中国経済5%成長と言われると、資金がバーッと中国に流れるわけですね…。

今は中国は、経済統計も怪しく、崩壊の兆しで、世界中に自国民が出て行ってしまって、移民化して各国に大迷惑をかけてしまっているようです。

日本にも、大阪の島之内など、日本語が通じない。チャイナタウンになっていました。


もっとすごいのが、実は門真南にあるらしいです。
https://youtu.be/FGQUmcIp1ss?si=UoHI1Ir1nF-92Y35

えー?門真南って古巣の松下本社じゃん…。門真本社、私も大阪モノレールに乗って通っていました…。

当時、門真に住んだらいいかな?と思って不動産屋さんに行ったら、この辺は土地柄が悪いから県外者には薦められない、という話でした。

なので、製造業って昔から、ホワイトというよりは、どこか非差別的な扱いを受けた人が下町の町工場で頑張って、日本経済を支えている、みたいなイメージかもしれません。赤線地帯みたいな。

その現代版が、中国や東南アジアからの、”研修生”と言われる人たちのような気がします。

川上村のレタス農家もそうですが、日本人の特定の人たちが急速に豊かになっている裏に、国際的な人権侵害があったりするのは、恥ずかしい事実で、あまり語られない側面かもしれません。

そういうことも、トレーディングをスタートすることで、歴史理解・経済理解ということができてきます。

■ 少額資金で始めても同じことはできる

例えば、日経平均のインデックス投信に1万円を一回だけ投資しただけでも、このように世界の経済情勢に、個人的に関心を持つ、ということはできます。

1万円が、5千円に暴落したところで、誰が痛い目に合うでしょう???

なら、1万円を2024年のサマーラリーにかけてみるのも悪くない選択肢ではないですかね?

5千円なんて、1冊1000円なら本5冊分ですが、本の知識より永続的な関心を持つことができます。

もちろん、その5千円をクライミングの交通費に掛けてもいいのですが…

■ 円安と円高

円安と円高は、ダイレクトにクライマーの財布事情と直結します。

円とドルの関係は何で決まっているか?というと、これも金利差、です。

金利の差で、ドルを持っているだけでドルは成長し、円は成長しないというわけです。賢い人は円を借りて、その借りた円でドルを買うということをしていて、これが円キャリ―トレードです。年金レベルの大きな金額…いわゆる機関投資家が動くので、これで円を借りて、借りた円で日本株を買っているのが、日本株高の理由です。

だから、海外の投資家が中国に投資できず、余った資金が日本株に流れているというのが、日本株高の理由なのです。

田中泰輔さんによると、日本株は昔から、景気循環銘柄と世界の投資家には思われているそうなので、中国の斜陽=日本株の株高。また中国が盛り返せば、あるいは、インドやBricsなど別の国が盛り上がれば、日本株は安くなっていく循環にあります。今儲かることができるのは、中国の斜陽のおかげです。

なので、日本株をやるなら、今が波の乗り時、というのは、その通りです。こんな機会は、一生に何回も来ないかもしれません。

ただし、前述のように暴落予報も出ている(逆イールド解消がその始動)ので、当然ですが、ほったらかし投資はできません。

長期投資が一番安全というのは、50年の時間を今持っている人だけの話なのです。例え、20代でも、日経平均4万円のときに買った投信が、20年後に3万円になっていたら、やっぱりいやですよね?というわけで、投資は、

どのタイミングを切り取るか?

ということがかなり重要です。クライミングも同じかもしれませんね?

だって、若ければ、怖くないんですよ、同じグレードのところでも。それは、体力もあり、そして知識がないから、リスクを理解できず、恐怖がないためです。

■ 資本逃避

やっと資本逃避の話まできました… 前置き長くてすみません。

新NISAで心配されているマクロ減少で信憑性がありそうなのは、資本逃避です。

ーーー資本逃避とは?ーーーーーーーー

キャピタルフライトで当該国の通貨が売られると、自国通貨安・他国通貨高となって輸入価格が上昇するため、急激なインフレに見舞われることがあります。 また、外国企業が撤退して雇用が悪化する可能性があります。 このため、キャピタルフライトは国民の生活を脅かす恐れがあるとされています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

要するに、問題はお金の域外流出なのです。日本の地域では、地域通貨の取り組みが言われていましたが、デジタル通貨時代になって、めっきり言われなくなりました。

しかし、出ていく一方のお金を地域内で流通させるのは必要なことです。

これが、日本国政府が国民の財産2000兆円を狙っている、という陰謀論が信憑性を持つ理由です。

■ 投資は自己責任

トレーディングは、クライミングと同じく、自己責任と言われている世界です。

でも、誰も、その自己責任の中身を語ってはくれませんね?

中身は、自分が取れる範囲のリスクを取る、ということです。

1万円を日本株インデックス投資に投資すれば、サマーラリーで、1万円が1万2000円くらいになることは、前年度実績があります。一方で暴落前夜で、いろいろな指標が出ている中です。

リスクとリワードで考えると、どうですか?仮に、リスクが30%、リワードが80%だとしたら、一万円をサマーラリーに預けないのは、非合理的行動、かもしれません。

これが、米国株だったら?あるいは、個別株式だったら?

例えば、AIバブルで人気のエヌビディア株なんて一日6%くらい上下します。でも、例えば、3万円で買って、次の日に、3万1800円になったら?一日で1800円の儲けになりますので、下げたタイミングは押し目買いチャンスかもしれません。

一方で、購入したタイミングより、円安になっていたら、一ドル150円で購入して、1ドル160円の時に換金すれば? 利益は、1920円になります。

これが3万円だから、1920円の話ですが、30万円なら?19200円ですよね?一日くらいは暮らせそうですね? もちろん、これは逆も大有りです。

というような話になっています。

投資の上級者になると、マーケットが動いてさえいれば、どっちに転んでも儲けを出せます。ショートに入れる、というのは、暴落に掛けるという方法論ですが、リーマンショックで儲けた人の話が、映画に描かれています(『マネーショート』)。ほかにもアジア通貨危機の韓国ウォンの話も映画化されています。

金融のマクロ知識があれば、なぜ今台湾のクライマーが日本の瑞牆を訪ねて来るチャンスなのか?

そういうこともよく分かるようになり、今アメリカの岩場には行くべきでない、などと言うことも見えてきたりするでしょう…

今アメリカは治安最悪っぽいです。カナダ人クライマーで、台湾で一緒に登ったデイビッドは、カナダからスペインへ移住…スペイン経済もやばそうですが…。

というような、世界のトラベリングクライマーとしての行動原理…安いところで旅する…も身に着けられます。

2024/04/16

【フレッドベッキー化】トレーディングを始めるには?

■ 投資仲間のこと

日曜に、投資仲間の頭を冷やしてやりたくて、大井幸子さんの国際金融事情解説の動画をカフェで一緒に見たのですが…正直に言って、

 こんな基本的なことも知らずに相場に参加する人もいるんだなーって思った…。

為替が、日米金利差で成り立っていることを解説したものでしたが、それは田中泰輔さんが普通にYoutubeで解説しています。

そして、日銀の利上げも、微々たるもので、金利差の解消にはならない…ので、まぁ現状は何も変わらず。

週明け相場が下がって、損切に右往左往している様子の仲間…。ここ、私から見たら、ただの買い場にしか見えないんですが…。押し目買いチャンスです。

大きい視点で見ると、そうなるはずなんですが…。

せっかく国際金融情勢的に今がどう位置づけられるか?を教えたのに、

相場との向き合い方

あんまり分からなかったみたいで、残念…。無力感を感じる。

■ どっちも間違ってる!

いろいろな人が、どうやって投資するの?と聞いてくるので、カフェなどであったら、懇切丁寧に教えるのですが…

 1)楽天証券かSBIに口座を開くところから、分からない人

 2)何かうまい儲け話があって、それにどーんと入れるのが投資だと思っている人

で、二分されている。それ以外の人がいない…(汗)。

”どうやって”の中身が、

1)の人は非常に具体的で、そんなのGoogle先生に聞けば分かるよね~ってレベルで、

2)の人は、投資の概念自体が間違っていて、それ、ギャンブルだから…ってレベル。

なんでそういう発想になるのか分からない…(汗)。

なんかクライミング界での出来事とデジャブー感があるんですが…。

A)クライミング教えてくださいって、エイトノットから?!それ動画、出てますよね?!

B)クライミングしましょうって、ボルトにバンバン落ちるのがクライミングだと思ってる?!そんなのリアル岩場でやったら、命がいくつあっても足りませんよねっ?!

■ 現代のトレーダーは恵まれている

楽天のマーケットアロー(メマガのことです)を購読すれば、もうサポートもレジスタンスも自分で罫線引かなくても教えてくれるんですよ…

それも知らないみたいだった…。

いや~、むかーし、投資の学校に通って、罫線、手書きで引いてたなー。

いくら便利になっても、最初からその概念を知らないのでは…。

■ 投資手法は人それぞれ、というけど、レベル感が違いすぎ!!

投資手法は人それぞれ。

だけど、あまりにも基本的なことを押さえないで投資しているので驚きました。

それって、人それぞれって段階に達していません。

私は去年の今頃からの経験値なので…そんなに経験ないけど、中立金利との兼ね合いで、市場操作をFRBがしていることくらいは、投資歴1か月くらいで学んだけどなぁ…

なんで、みんなはそういう形の学びにならないのだろうか…?

これはデジャブー感があり、クライミングを学んだときに、私は雪の山を登り始めた直後、読図を学んだんだが、ほとんどの男子は読図力ゼロで、バリエーションルートに来るんですけど… バリエーションルートって道がないから、バリエーションルートっていうんですよね?みんな分かってる?

そこが道迷い遭難の根本なんですけど…。ルートファインディングをしないで、どうやって登る気なの?

同じことで、チャート分析や金融の基本を知らずにトレーディングするっていうのも、同じくらい破滅への道かもしれん…

なぜ、そういう投資行動になるのか?

なぜ、そういうクライミング行動になるのか?

相手の思考回路が分からない、というのが私が一番、困っていること。

トレーディングは一人でできるけど、クライミングは一人じゃできませんよねぇ…。

まぁ、もう一生分からないのだ、とあきらめることにしました。みなさん、勝手に頑張ってね☆

私を羨ましがられても、私の目線がみんなに伝わらない、ということで、ロープを組むの無理です、だって、私の方の命が取られてしまう。命は一人一個しかないんですよ。

いくら、あなたについていきたい☆と言われても…。

お金は失っても取り戻せば済むけど、命は一人一個分しかないよなぁ。

トレーディングは、そんなに難しくもないし、ギャンブルでもないです。リスクリワードレシオで、リワードが上ならトータルで勝ちます。毎回勝ち続けるってことはないですよ?当然ですが。

でも、勉強無しでやろうっていうのが…それって必ず負けること100%確実な道ですよね?

ロープが出るクライミングでロープワークサボっていたら、そりゃ100%失敗するよなぁ。

なぜ、それで行こう!って発想になるのか分からない。

それは無理です。

基礎力なしに、大きな成果を得たい、って、原因と結果の法則違反なので、ありえないです。

クライミングも同じです。これ書いている意味が分からない新人さんは、都岳連の岩講習などに出てください。

テスト:この支点が変だなと気が付けないレベルの人は、全員、都岳連の岩講習出たほうがいいですよ?


2024/04/12

【登山の学びを実生活に生かす】赤布が自分を追いかけて来るようになる

■ アルパインクライミング格言: 赤布が追いかけて来る。

”山という師匠が教えてくれた言葉”をなんとかして、後輩の山ヤたちに伝えようと思っています。

その一つが、

『赤布が自分を追いけてくるようになる』

です。

■ 道は自分で見つけるもの、赤布はアシュアランス(保険証書・確認)。

読図で道のない山を歩けるようになる=その思考回路が身についている。

読図を頑張って、道がなくても歩けるようになると、赤布が追いかけてきます。

読図が身についていない人のためにつけてある目印である赤布が、山で自分を追いかけてくるようになります。

つまり、赤布の役目が、”目印” から、”アシュアランス(ここであっているよ、という保険証書)”

に変化します。

そうなると、前に歩いた人との対話になります。 

「えー、赤布は、この木に着けたほうがいいでしょ」みたいな対話も可能

になります。

■ 投資で赤布が私を追いかけ始めた!実感があります

去年、私は、怪我でヨガの仕事もクライミングも、体を使った仕事は全部できないということになり、止むにやまれぬ事情に追い込まれて、投資を始めたのですが、その実績については、素人のわりに損を出さず、去年の成績をトータルし120%の利確ができたので、だいぶ自信を深めました。


 相場でも赤布が追いかけるようになってきたな…

と感じています。

この感覚は良い感覚です。

というわけで、私は相場分析に才能があるような? こっちに来いって言っていますね。

実は、”お受験”をしたときも、自分が勉強したことの後付けに教科書がなっているような具合でした。

誰かの物まねをしていれば安心、というメンタリティ自体が、自信を喪失させるメンタリティなのです。

なぜなら、それではいつまでたっても、自分の感覚、を信頼できるようにならないからです。

■ クライミングでは一服

登山やクライミングでのジャーニーは終わったようなのですが…少なくとも、”クライミングによる地域おこし”のジャーニーは、小鹿野のクライマーズトークに出席したことで一服しました。

ユージさんやマサさんが頑張っていても、なんで海外クライマーの流入が、小鹿野で作れていないのか、理解ができた。

再整備が先でないと、日本の岩場状況に慣れていない海外クライマーが、わんさか来てしまうと屍の山を積み上げてしまいますよね…

なんせ、海外のクライマーって佐世保で海軍に従属しているような人でも、私が日向神で登ったルート登れませんでしたからね…。

ロープもって来ないどころか、確保器すら持ってこないで、クライミングしようと思っているような人がやってくるのが、アメリカのクライミング界の現実…

つまり、ロッククライミングの基本的な基礎教育はゼロで、ガイドクライミングと同じことを、仲間に依頼心だけで要求するような人が来るんですよ。

トップロープに混ぜてほしい、ってやつ。

そんなの、いくらクライマーの町としてやっていくぞ!と掲げている町ですら、

 おとといおいで!

ですよね。

というわけで、海外クライマーの状況と日本の岩場の再整備の進み具合を、客観的にみる力があると…

 まぁ、クライミングによる地域おこし、は、時期尚早、だわな…

せいぜい、クライミングガイドを紹介して、ガイドさんに儲けてもらうのがいいです(笑)。

■ 私の新たな旅

さて、私には、トレーディングのジャーニーが今、始まりつつあるような?

田中泰輔のマネーは語る:【米国株】生成AI相場は息切れか(田中 泰輔)【楽天証券 トウシル】

が追いかけてきた…。

 2月に仕込んで、4月に取り、
 5月に仕込んで、7月に取り、
 9月に仕込んで、11月に取り
 クリスマスは相場をお休み

しましょう…。 これが去年私が取った投資行動です。サイクルは短く回さないと暴落への備えにならないですよ。そして、キャッシュ比率を高め、ゴールドを安全資産に位置付けましょう。

去年は、サマーラリーで120%取れました☆

今勉強をスタートすると、5月、6月に仕込めますよ。今年の相場は11月の大統領選までは、グランビルだと思います。

暴落したら、円高になると思うので、海外に登りに行きましょう☆

 内またが味噌 オマケ:NVDA 入れましょう


2024/01/13

【フレッドベッキー化】祝!2023年の達成 プチフレッドベッキー化達成

 ■年1トラベリング・フレッドベッキー化は、達成したかも?

フレッドベッキー化へのベイビーステップで

 目標:運用益で、年1回、ラオスにクライミングに行ける収益

にしていましたが、2023~の投資スタートで、それが出せたかと言うと?

 出せた♪

ので、もしかして、年初に立てた 年1フレッドベッキー化計画は達成したかも?

■ 4Qラリーの成果を計測

10月~1月12日までの約2か月で、損益通算で、投資利回りは

 11.57%

でした。これってめちゃ良いです。

投資信託一本だと、ishares 225で 8.81%でした。つまり、約3.47%の利率上乗せ。

個別株をする意味はある、ということです。

もちろん、損も出しました。

個別株に入れる意味があるのかな?と思って、いろいろ、業界を散らしてみたんですが、業種を分散するとインデックス投資に近づくわけなので、意味がないかも?

成績が良かった業界に集中投資がいいのかもです。今回では、海運と商社、AI関連です。ほかの業種はあまり良くないです。特に製造業。

■ サマーラリーも120%でした

2023年のサマーラリーは、5月ごろに仕込み、9月に利確し、夏は相場かなり好調で、20%程度の利益でした。

つまり、

 サマーラリー 10000円が12000円に

 クリスマスラリー 10000円が、11870円に。

ですので、2勝0敗です。まぁ、相場が上げ相場なので、勝たない人がいない相場ではありましたが…。

これは田中泰輔師匠のサイクル理論にのっとって、相場の流れに乗った結果です。普通に順張りです。トレンドのフォロースルーと言うものです。

■ あてずっぽうではない

近所の80代のおばあちゃんが、FXで旅行代金をひねり出しているそうですが、まぁ、あてずっぽうです。見ていて大変あぶなっかしい…。

そのあてずっぽうのひどさを指摘したら…、その方いわく、

 「小額しかトレードしないから」

これ、どこかで聞いたセリフです。

山。「私たち、丘しか登らないから」

中高年で、考えない登山している人にありがちですよねぇ…。丘だって、さえぎるものがないですから、強風は、十分人を殺しうるリスクですけど…。丘で雷に会ったら最悪。

クライミング。「俺たち、ボルトルートしか登らないから」

いや~ ボルトルートのボルトが40年経過しているとか、新品でも5kNしか強度がないとかだと、もうカムより危ないですけど? その上、そのボルト位置がランナウトしていたら、プロテクションとしては、超・意味なし。

IT。「暗号化は要らない。なぜなら、パスワード知っているのは少数の人間だから」

ばかっぽい…。

この80代のおばあちゃんは、なってはいけない事例です。

■ 当方の手法

私の手法は、

・小学生で中学受験したときから、

・中学でBasic言語を習得したときから、

・そして大学で英語をマスターしたときから、

・また、登山でも本格的と言えるロープが出る山を習得したときから

…全く同じです。

独学。ACの生存戦略です。めちゃ強いので、助かってはいる。

■ 師匠を定める ここを誰にするか?がポイント

さて、投資の勉強法ですが、まず、師匠を決めます。

私の場合は、最初に決めた師匠は、大井幸子さん、です。Kindle本が出ています。

買い方:https://amzn.to/3RVaOPR

師匠を決めたら、その方の理論通りに、まずは投資を行うのが大事です。大井さんのおうちポートフォリオでは、米国ETFを中心のポートフォリオが組んであります。

さて、次は、その師匠ではカバーできない部分を補う師匠を見つけます。私は田中泰輔師匠にしました。

売り方:https://amzn.to/3TXNKTq

そして、その両者の言うとおりに運用します。

これで、私は、大体、一年の中の2サイクルで、約120%の成長を取れる投資ができました。120%×118%だと、複利で言えば、40%取ったことになります。残念ながら単利で、上がった収益は、もう使ってしまいましたが(笑)。

みなさんもぜひ、

 優れた師匠をぐるっと丸ごと模倣する、というテクニック

を使ってみてください。ポイントは優れた師匠を模倣することです。

多くの人が間違うのは、模倣するに適さない、隣の友達とかを模倣してしまうことです。

それでは、模倣ではなく同調になってしまいます。

投資において、

優れた投資家の模倣は? → その師匠の言うとおりに投資ポートフォリオを自分で組むこと

であり、

同調は?→ よくわかんないけど、80代でもFXやってるらしいから、俺も…です。

クライミングにおいて

優れたクライマーの模倣は?→ UIAA登山技術解説で、ロープワーク等を確認することです。

同調は?→ あいつも登ってるから、俺もできるだろう…です。

全く似て非なるものですので、決して同調で物事を行わず、きちんと優れた先人、指導者の模倣をされることをお勧めいたします。同調は、特に相場において自殺行為です。

現在日経平均は最高値にいますので今入ると、下がります。今は利確タイミング。

違いは、

 市場経済に対する理解度

 クライミングに対する理解度

に現れます。

フレッドベッキー化への千里の道も一歩から…。彼のように年がら年中、投資だけで食べながらクライミングするというのは、無理でも、年に一回であれば、多少の勉強と自己投資で何とかなりました。





2023/11/13

【フレッド・ベッキー化】経験に投資する スタートアップ

 ■ ひょんなことからラッキーボーイの話が出てきた

https://www.youtube.com/watch?v=pesRdfk1It0

今朝、ふと出てきた動画。

この動画を私の経験を交えて、考察します。


■ 正解と運

この方の前半のライフスタイルですが、正解だと思います。そして、クライマーにとっては質素倹約は、そう難しくないライフスタイルなのではないかと思います。

私もクライミングを趣味にして以来、ギア代や遠征費に回したいので、化粧品を買うことはないし、ファッションも着た切りすずめ状態です(笑)。

収入の1割を貯蓄に充てるのが、世界標準なら、収入の3割を貯蓄に充てる日本人。

こちらのサイトには、月〇〇万円を××年積み立てるといくらになるか?のシミュレーションができます。


■ スタートアップ

三井物産OL時代は、新事業開発室というのにおり、福岡のスタートアップ支援事業で、ビジネスコンペの審査員をする上司の資料作りしたり、出資を願いにきた人たちをスクリーニングして追い返す役?をしていました。上司は忙しいので、全部には会わないのです。ベンチャーキャピタルの方とも、業務で日常的に接点がありました。

結論からいうと、スタートアップの支援や出資で成功することは、千三つといって1000回やって3回、成功すればよし、という非常に確率の低い世界です。

出資する側の立場に立ってくれれば、分かると思いますが…

「〇〇したい!」と言われても、お客がいないようなビジネス提案されても困ります…

儲からない、と分かっている事業に、お金を出すことはできない…。いくら、起業家がいい人でも。当然のことですよね。

個人で起業される方は、お客さんのことがすっぽり抜け落ちており、カフェしたい!とか、ショップしたい!とか、資金依頼があっても、それ、自分で作るのが筋でしょう、という案件がほとんどでした。

例えば、ハーブソルト事業の相談がありました。ハーブソルトを売り出したところ非常に売れ行きがいいというので、全国規模に広げるための工場を設立したいという相談でした。しかし、原料が安定供給できるのですか?と聞くと、天候で毎年違うし、確約できないというのです…。ならば、投資せず、小さく売れる範囲で売っていくのが適した製品ってことですよね?だってお客さんが買いたいと思っても、すいません、ありませんってことで…。

このように出資者と言うのは、起業希望者にとってのリアリティチェック、なのです。みなさん、夢見心地のことばかりいうのが起業家。

■ ラオスは呼ばれていきました

しかし、私も一度、出資者を紹介して成功したことがあります。

ラオスに登攀に行ったとき、偶然グリーンクライマーズホームで知り合った日本人女性は、現地の母子衛生の人道支援活動をしている方でしたが、ラオスは軍事政権なので、日本からの支援金がすべて賄賂として役人の懐に収まってしまうのが悩みの種でした。それで人道支援を、明細書ができる公明正大な事業にするために、株式会社化したい、そのために表向きラーメン店を出したいというのが希望でした。そこで、出資者を紹介しましたら、うまく出資することになりました。

この事例など、私の穴の開いた桶活動の成功事例です。私の人脈がなければ、ラオスの乳幼児の子供たちの死亡率低下に貢献する活動に、日本からの善意の資金が生かされることがなかったでしょう…

私は神主の家系のためか、なんか呼ばれ感があることがあります…。この出資は、一回目のラオスでのことです。2度目は普通に楽しく登って帰ってきました。

■ 貯蓄&分散投資 〇  スタートアップ投資 △

さて、このようにスタートアップへの出資と言うのは、かなり研ぎ澄まされたビジネス感覚が必要になります。

私なんかは、フルタイムの仕事として、このようなことをしていたので、まぁ、ちょっと話を聞いていたら、ダメかいいか分かります。

エレベータピッチと言って、1分、最大3分で自分の事業を言えないような人は、まぁ出資対象にはなりません。なったとしても、1000件に997件が失敗していくようなことなのです。

余談ですが、福岡にはスタートアップ福岡という市民から、起業者を募る仕組みがありますが、まぁレベル低いです。ここなら誰でも勝てるのでは?というレベルの低さです。我こそはと言う人はチャレンジしてみるのがおすすめです。

2年ほど前に、農業系ベンチャーの営業をしていましたが、学生起業でしたが、作っているソフトウェアは良いものでしたが、売り先が…。現代の農業では、数パーセントの大規模農業者が、98%の小規模農業者の売り上げをカバーしているというような具合です。例としては、クライマーにも有名な、川上村。これでは売る先が限定的なので、売れるにしても限界があります。

フィジブルテストはくれぐれも慎重に行いましょう。

余談ですが、クライマーのゲストハウスは日本では時期尚早です。なんせ、クライマー同士が、ルサンチマンと言う伝統で、嫉妬で足を引っ張りあっており、そんなところで助け合いや絆によるコミュニティを目指したところで、失敗は目に見えています。私自身がフィジビリティチェック行いました。

■ まとめ

億万長者の転機、ご本人も運、と言っていますが、スタートアップ投資は投機に類し、すでにお金持ちになった人の道楽に近いことです。

一方、前半の節約&投資信託による分散投資は、投資の王道です。真似しましょう。

■ お金=幸せではない

この成功者の話で、学ぶべきことは、いかにお金持ちになったとしても、その結果、やりたい生き方がはっきりしていなければ、幸福は遠いということではないかと思います。

逆に言えば、やりたいことをやっている生き方をしていれば、お金は特に問題ではないってことです。

クライミングしてさえいれば幸せ、のクライマーは、大丈夫と思いますが…。

お金を作るなら、やりたいことを作ってから、にしましょう。

お金自体は、長く続く金融緩和で、世の中に余っていますので、誰かが貸してくれます。借りるのは悪いことではなく、現代のお金はデッドベースですので、借りてくれる人は社会の貢献者です。





2023/11/12

【フレッド・ベッキー化】新NISAでセミリタイヤを目指す

■ 日本だけがガラパゴス化して世界から取り残されている

さて、海外岩場の情報に疎いがために、日本の岩場は、トンデモなガラパゴス状態になっているわけなんですが…

この現象は別にクライミングに限ったことではなく、実は、冷蔵庫やコンセントの市場とか、金融市場とか、銀行のオンラインシステムとか、電子電力系市場とか…全部同じでした。富士経済で市場調査を担当としているときは、海外市場担当していました。

海外市場担当と言うのは、ある国のAという製品マーケットがどんな市場規模で、どんなプレイヤーがいるのかを調べるという仕事です。要するに、海外版の『業界地図』を書く仕事で実際私が書いたレポートは1本10万円でした。富士経済社は、エントリーレベルの企業とされ、富士経済から上位のコンサルティング企業にステップアップする場とされていました。私は当時28歳で、子供を産みたいと思っていたので、海外に行くことが日常で、出張が決まるのが、1週間先と言うような生活は、ちょっと子供を産むことには向いていないのではないか?と思ったので、1年程度でやめたのですが…。

しかし、ある市場調査でベトナムに行き、ハイヤーを一台雇って連日企業訪問しては市場についてのヒアリングをつたない英語で行うわけですが…帰りにビジネススーツ姿で、国際線に乗っていると、ふと手にしたTimes誌の表紙に、さっき会ってきたベトナム経産省の大臣が載っていました…(笑) それで、こんな日本人の小娘に会ってくれたなんて…と、日本の国力の大きさを感じました。

海外出張にバンバン行ける仕事についていましたが、自分で海外にバンバン行きたいとなると、作戦が必要です。

出張費は会社からしたら経費ですから、いくらかかっても文句言われず、事実ベトナムでは、米国大統領も泊まったとか言う、高級ホテルに泊まっていました。飛行機も、提携の会社が、勝手に手配してくれます。

まずは、月10万円の投資からの収入をめざす、というのが、まあ穏当かなと思います。それくらいあれば、ラオスでは一か月生活することが可能でした。今、円の価値が下がったので少し違うかもしれません。

■ 新NISAを賢く使いましょう

そこで、発見したのがこの動画です。

https://youtu.be/3cta1hIIjFo?si=d6J0OpvckHeYbv3w

新NISAの枠を使って、非課税で不労所得10万円を得る方法について語っています。

 全世界株式ファンド(オルカン)

 S&P(米国ファンド)

に投資するプランが語られています。

実は、ここ30年の経済成長は6割がGAFAMの成果です。GAFAM(ガーファム:Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)最近はNvidiaがAI向け半導体で急伸しました。

なら、この6社に集中させるとより大きなリターンが出ますが、くれぐれも種銭でやらないでください。

さて、楽天では、新発売で上記の日本のファンドが出ています。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20231027-06.html より引用。

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
経費 0.0561%
ポイント還元率 0.017%

楽天・S&P500インデックス・ファンド
経費 0.077%
ポイント還元 0.028%

楽天ポイントもつくのはこの二つだけですね。

1万円の投資信託をかうと、2.8円のポイント還元ということ。

投資信託は、自動的に再投資されるので複利効果が出ますが、ETFは再投資は手動です。なのでほったらかしにしたい人は、ETFより投資信託が良いと思いますが、投信はその分手数料が微妙に割高です。しかし、手数料割高と言っても、0.7%と0.03%の違いです。1万円だったら、70円か3円か。

楽天のオルカンやS&Pは、新発売なので、過去の基準価格などの実績は分かりません。一般にファンドを購入する場合は、過去を見てから購入するのが決まりです。ファンドの安定性は、運用している総資産額に比例するからです。

■ 楽天ETFカンファレンス

昨日は、楽天のETFカンファレンスがあり、これさえ見ていれば新NISAはOKなのではないかという内容でした。

 https://www.youtube.com/watch?v=gI4hkHxHCYE

世界最安のETFはVOOで、0.03%だそうです。楽天が70円とるところ、バンガードなら、3円ってことですね。もちろん、ドル円無視しています。でも、どっちが実力あるかっていうと?バンガード偉いよなぁ。


楽天証券の問題は、ドルで増やしてドルで出金できないことです。両替していたら、メリット帳消しです。増やしたドルをドルのまま使いたければ、ドル決済が可能な口座を持つ必要があります。

■ 若ければ若いほど有利だが、年を取っていてもやっぱり有利

だって、非課税ですからね。

今年、私はNISA口座でない口座で、各種投信を解約したので、利益の中から、20.351%もの所得税を払う羽目になりました。1万円の投資利益があれば、2035円も取られるんですよ?1万円の投資利益をえるのは、結構、勉強も必要で、種銭も必要で、大変ですよね。

なので、どんなに年を取った人でも新NISAやらないほうが損です。

■ 日本のお金が世界に流出する

確かにその一面はあります。日本人が円を保有しているから、円の価値が保たれていると言えるので。

しかし、円からドルに流れていくのは、仕方がないかもしれません。ドルが今のところ基軸通貨なので。

ドルが基軸通貨なおかげで、ドルが崩壊してはまずい、と世界中がドルを応援する羽目になります。たとえ円で持っていても、世界市場の暴落は日本にも影響します。

ドルが倒れるとまずいというので、政府は米国の雇用を守る、ということに今なっていますが、日本の雇用を守らなくては!というインセンティブは、どこにもありません。

日本では、雇用を守るというより、いまんとこ人手不足で、なんとか働かせよう、ということで、結果、ブラック労働を強いるみたいな情勢のほうが強いかもしれません。

というので、現在という一点を見る限りは、海外で働くほうが若い人には有利かもしれません。

日本は、沈みゆく船と言われて30年、ほんとに沈みかけそうな田舎を見て回った結果、思いました。

しかし、そんな日本に、安全を求めて移住してくる外国人も多いです。甲府ではデイビッドに会いました。彼はコロンビア大学卒のエリート米国人でしたが日本の田舎を選びました。

競争社会に疲れたら、あるいは、最初から競争社会に参加したくなかったら、日本社会に残るという手もあるでしょう‥ 

競争はなくても、日本の労働環境は、米国のよりシビアだったのが私の経験上の結果ですが…。無言の圧力で日本では働かないといけないですし、女性や弱者は搾取の対象ですが、米国では働いた成果は盗まれることなく自分のものになりました。

どっちがいいのか、どっちもいいのか?私には分かりませんが、新NISAによって、日本の旧来の貯蓄一辺倒という体制が崩れ、バブル景気以前の郵便局の定期預金が利率8%という時代が、別の形で訪れることは確実です。

<参考サイト>

投資信託がまとまっているサイト

https://myindex.jp/

業界最安

https://www.churio807.com/entry/rakutenallcountry

取り崩しシミュレーター

https://www.nomura-am.co.jp/special/nomuwrap/simulation/reversal.html

2023/11/06

【フレッドベッキー化】投資とクライミングの類似点は、リスクの分解にある

 ■ 生計と職業の分離

最近、アキレスけん断裂したので、資産を整理ということでNISAをスタートしたりしているが…ひと夏、投資をやってみて(投資と言う言葉が適切でないような気がしますが。資産保全とかそういう言葉があっていそうですが)、

 目の前のステーキを食べないのはその人の自由だ

と思うことになりました。

これは、私の口座の前日比ですが、前の年ではなく、前の日ですからね…。トータル4.11%の成長。

もちろん、相場は市場ですから、アップダウンがあるわけですが、長期的にみると、常にアップです。

残念なことは、多くの人が、日本企業の景気が良くなっても、株、持っていないから、

  俺、関係ない…

と思っていると思いますが、それは間違いで、投資信託は100円から買えます。

つまり、昨日の100円が、104円に今日はなっているってことです。100円持っている人ならだれでも。

こうなると、給料の多寡と言うのは、職業選択において、限りなく問題ではなくなってきますね…。

職業は、その人が社会貢献できるあり方を提示するもの、で、対価のためにやるものではなくなってくるかもしれません。

クライマー界では、ながらく、登れるだけでは食えないんだよ…が、課題になってきましたが、海外のクライマーは、登りながら仕事する、と言う両立をしています。

日本人だってできるはずです。

昔は故・吉田さんのように何もかも捨て人生を捧げる覚悟がクライミングには必要だったと思いますが、たぶん、もうそういう時代は終わりつつあります。

さっさと知識をつけて、4%をもらいましょう。

■ 市場を上回るには、高い知性が必要

市場平均の4%を得るのは、インデックス投信にいれるだけ、と、かくも簡単だが… なぜなら、インデックス投資が市場をそのまま反映したもの…

一方、市場を上回るパフォーマンスを出すには、リスクに関する高い分析力と知性がいる。

そこのところは、クライミングとかなり似ている。

これは私がリードできるようになった歴史を書いた過去ログだが…

https://allnevery.blogspot.com/2019/07/blog-post_20.html

白亜スラブに一緒に登りに行ったのは、山梨アルパインクラブの先輩だが、”先輩”というのは全く時間の長さだけのことで、私の経験によるクライミング理解のほうが、とうの昔に彼の理解を上回っていたということが、結局、結論だ。

クライミングは、リスクを分解し、リスクをより深く理解した者だけが、リスクの中から安全を選り分け、その成果を得ることができる活動だ。その点は投資と似ている。

市場から、市場平均である4%の利益を取り出すことは、ほとんど何の努力もなしにでき、それを取らずして、金がない、誰も助けてくれない…と嘆くのは、目の前に置かれているステーキ皿に手を付けないのと同じだ。

しかし、市場を上回るパフォーマンスを出すのは、市場と同じ考えをしていては、達成できない。

クライマーの仲間の真似をしていては、凡庸な成果しか出せないのは当然だ。違う戦略を持たなければ、非凡な成果は出せない。

これまでの日本の岩場は、削るのはダメだが、つけ足すのはOKとか、理解に苦しむ理論で、俺が俺が、と自己主張してきた人たちが、岩場を登攀禁止にしてきた歴史だ。

これまでと同じことをして、別の結果を得ることはできないだろう。