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2019/08/14

Ko Wall

■ おもしろくない人工壁

九州に来てから、リード用の人工壁は悩みでした…。

最初にピラニアで育ってしまったのがまずかったのか、ピラニアですら、しぶしぶ行っている人工壁が、九州に行ったら、なおのこと、面白くない…(汗)。

手のひらが痛くなり、前腕が張るだけのことで、お金を払うだけの意味を見出せずにいました。

そんな感想を持つのは、私の舌が肥えてしまったからなのか?という問いを持っていましたが、それはその通りのようです。

■ 滋賀のKoWall

大阪では登攀の予定は立っていなかったので、クライミング関連のギアはすべてザックに入れて送り返してしまっていました…が、何のことなしに連絡した、関西のクライマーさんと繋がり、急遽、KoWallに行くことになりました。

この壁は、「日本で一番良いリードクライミングの指導をする壁」と教えてもらっていました。

ので、関西にいる間に一度行っておきたかったのです。実は、私はクライミングジムオーナーにならないか?という話も来ているのです。ただ、私はまだクライマーとしては進化中で、課題の良しあしは分かるにしても、高グレードは登れないので、なんだか、それでは、ただの財布役というか、お飾りオーナーにされてしまうようで嫌だなーと。

一方、今度、台湾の岩場で組む人と、安全・安心な環境で、互いにビレイしあう経験を先に積んでおきたい!という事情もありました。

だいたい自己完結できるクライミングをしている人は大丈夫ですが、クライミングは命がかかる活動なので、一応、クライミングにおいて、登る以外のことがきちんとできているかどうか?というのを、互いに分かりあっておく必要があります。

登るのは、クライマーは、ほっておいても、経年で上手になっていきますが、それ以外のことは、教えられたり、意識が高くないと、永遠に分かっていない人のまま、です。

■ ビレイチェック

KoLeadは、ボルダリングエリアがなく、リードのみのジムなので、最初にビレイチェックがありました。

これは素晴らしい!と思いました。

というのも、今回外の岩場でのガイドでは、リードしてくれるガイドさんは、捨て身というか、下のビレイヤーがしっかりしているかどうか?見ていないということが分かったからです…

そうなると、リードするということは、なんか自己犠牲ちっくです…(><)。

私はそういう自己犠牲ではないクライミングを紡いでいきたい…。

■ いい課題でした



今回は、KoWallでは、5.10A祭りにしました。が、課題が良くて面白かったです。私はベースキャンプへ行くと、ピラニアでは、5.10bまでしか登れなくても、10cや10dが登れてうれしくなっていました。登れる課題がたくさんあって楽しい~って感じです。

しかし、福岡のボルダリングジムでは今一つ楽しくなれない…なんでなんだろうなーと思っていました。

KoWallさんの壁では十分、新鮮で、とても楽しかったので...もしかして、やっぱり課題の質では??

まぁ、そんなに口が肥えるほどのクライミング力は、まだないんですけどね。

■ クライミングがレジャーになってしまった…

そして、とても勉強になったのが奥村さんのお話でした。

クライミングが、レジャーになってしまったという話です。レジャーになったということは、努力が不要で、誰にでもできる、と言う意味です。

クライミングは、そもそも危険なので、その危険をマスクするために、それなりの技術と知識の武装が必要なわけですが、レジャーになる、ということは、それらがなしでも許されるという意味です。

レジャーになれば、墜落やグランドフォールなどは、施設側の問題になるということです。

これは、佐久の岩場を見てきたばかりの私にとって示唆に富む話でした。

佐久の岩場は入場料を取ります。しかも、1000円と高い!それならば、当然管理者責任が出てくるハズですが、そのことは想像していないのではないか?と思われました。

なにしろ、1ピン目が偉く高く遠い課題ばかりでした… プロテクションと言うのは、プロテクションとして機能して初めて、存在意義があると思いますが、最初からその存在意義を放棄しているのが、遠い1本目であるのではないかと思います。

そのような課題は、管理者責任を全うしているとは言えず、グランドフォールで落ちたら、誰の責任と言うことになるのかなぁ…。

クライミングの事故は、クライマーの自己責任という伝統は、入場料を取る岩場とは、基本的に正反対です。

2019/07/08

3度目の人工壁通い シーズンの訪れ

■ 楽しかった

昨日は、何の変哲もない普通のクライミングデーだったか、それが返って新鮮だった。

普通に楽しく登った。

普通っていうのが、なんで、そんなに得辛い経験だったんだろう… 

一人、意味不明の闖入者のオジサンがいた(笑)。あれは何だったんだろう?

クライマーであることが特権制&資格制の世界、は、たぶん、アメリカから輸入された伝統みたいだ。

しかし、世界は確実に、民主主義に流れていると思われ… ジムでも淘汰が始まって、えらそーなジム、汚いジムは、廃止される傾向にあるそうです。

■人工壁通いのまとめ 

1回目の人工壁通い 2014年の夏 小瀬

2度目の人工壁通い 2016年の夏 ピラニア 3か月約30回

7月: 9級・8級の総復習、熟練化。
8月: パワー、前傾壁、6級楽になる。
9月: 考えるクライミング開始。5級スタート。

以来、5級時代です。ということは、今で3年目?ずっと5級の実力から底上げなしで、外岩ウロウロしているらしいな(笑)。

逆に言えば、ジムで5級あたりが、外岩5.9あたりなのかも?

5級程度でも、インスボンや龍洞、ラオス楽しめます!日向神もです。

■ 今回

2年前に、こちらに来たときは、さー!ジム通うぞー!と燃えていたわけでした…数々の挫折…。

挫折 その① 2017年7月
JoyWall さん。5級の壁を乗り越えるため、クライミングクリニックへ通うことへ。ところが1か月券で、通い始めて2日目で、出入り禁止にされる。理由は、ボルダリングジムのブラボーさんに応募したため。どうも犬猿の仲だったらしい。しらんがな。

挫折 その②
ブラボーさん。課題が面白くない。

挫折 その③
近所のジム。キッズが多すぎ。危険。

挫折 その④
ベアハンズさん。 面白いのですが、課題数が少ないので月会員になるほどでは。

挫折 その⑤
アトウォールさん。 遠い。ついでに通うの無理。

挫折 その⑥ 
アクシオン。 一緒に登る人が価値観を押し付けてきてウザい… 自尊心が壊れるとより悪影響があるので通わなくなりました。

挫折 その⑦
竜岩。リード壁は難しく、低いので落ちるのが怖い。

最近スタンプさんを発見して、なんか気分よくなっています♪ スタンプさんの隣に引っ越したい(笑)。いや、早良区もいいところですが。ジムがない。

色々考えて、私の福岡生活の幸福度回復の主たる要因は、前から知っている先輩と普通にクライミングに行けるようになり、自分の課題に集中できるようになってきたから、です。

八女に一週間くらい泊まりこんで、日向神全課題さっさと終わりたい(笑)。

■ わたくしの今の問題は?

ズバリ、ジムがないことです(笑)。通える範囲にジムがないと、思いついたときに行けない。

ジムでムーブに取り組むというのが、これまで欠乏している点でした…誰しもに必要な時間。

去年はプラトーにいました。
https://allnevery.blogspot.com/2018/06/blog-post_28.html

人工壁は通うべきだと思っても、それはそれで、なかなか機会が訪れないものみたいです。
https://allnevery.blogspot.com/2018/10/blog-post_25.html

最初からアウトドア志向なんだから仕方ないね~ とはいえ、夏の都会は地獄なので、ジムが大好きってなりそう?!

2018年のまとめ 楽しく登れた記録。
https://allnevery.blogspot.com/2019/01/2018-climbing-list.html

現在は、回復期。リハビリも、終了したので、頑張り期 です。

■ 外岩

外岩からデビューした私はラッキーでしたが、だからと言って、理想的な外岩デビューだったとは言えないナーと、いうのは、経験値が増えて分かるようになりました(笑)。

懐かしい、あの頃。セルフ取りました~と言われ、エイトノットを自分に結び始めるような、初々しさでした…(笑)。

現代のクライマーには、

  ジム ⇔ 外岩

の往復反復活動が必要です。九州では、先輩のおかげで一通り、岩場は総なめしました。

概要が分かるということです。ひと段落した上、夏は外岩シーズンではないので、インドアへ。

頑張ります☆






質の高かった多久高校の壁

佐賀の多久高校にクライミングに行きました☆

立派な人工壁で驚きました!!!

http://www.fmsaga.co.jp/blog/201211/20121503.php

アクシオンの壁は、課題の作りが良いとは思えず、ムーブを学習する場とは思えないホールド配置なのです…(汗)。 まぁ、パンプするのが目的で、腕力のトレーニングにいいってくらいな位置づけでした…

それは、後でセッターの人に聞いたら、国体選手の練習のためにある壁で、一般の人への配慮は度外視、そして、セッターとしてもセットしに行くのではなく、メンテをしに行くので、よく熟慮してルートセットするというよりも、限られた時間と予算の中で、できるだけのことをする、ということになるのだそうです。

どうりで、余ったから、付け足したとしか思えない、意味不明ホールドがいっぱいあると思った。

…ということは、私の課題を見る目もだいぶ育っていますね~(笑)。こんなところになんであるの?みたいなホールド分かるようになっているってことです。いるところにないのも分かる。

そういうアクシオンの壁なので、早晩に通わなくなりました(笑)。

それと比較し、多久高校は素晴らしい~。やる気に満ち溢れた壁でした

入ってすぐ気が付いたのは、すごいきれいなヌンチャク!!リッドのヌンチャクでした。摩耗しないように、ロープがこすれるところが、ステンレスのものです。高級品です。

 高さ12mで奥行き6mだそうです。

12の平方根って何メートル?とりあえず、ロープは30mでも足りました。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228774

13.4m 斜度63度。傾斜きつー

傾斜が強いため、私はアップの後、一番強い傾斜を現在の実力を測るために計測してみましたが、やっとこさ、4パネル…(笑)。

まぁ小瀬の壁で40度傾斜の11Aを15度にして5.10Aで登っていたことを考えると、この傾斜角度で4パネル行けるということは、それなりに進歩。
 正面から見るとこれです。

左は、被りは2ポイント、だんだん増えます。

高さはそこそこですが、楽しく登れました。

アップの5.9では、腰クリップを意識して登ってみました。

が、あとでコンペの動画をみると、スポーツクライミングは強傾斜のためか、腰クリップを意識しているようなクライマーはいませんでした。

ということは、外の岩でもハングの前に一本というのが正しいボルト配置のように思います。
 納所の廃校になった小学校で、ボルダリング壁があるとのことで、見に行きました。

おお~という立派な壁でした。
 ホールドが整然と…

今の学生さんは恵まれていました。

3億円というのは、ほんとうなのかわかりませんが、毎週東京に登りに行っているそうです。

要するに若い世代には、十分すぎるほど手が差し伸べられているみたいで…

一番悲しい状況なのは、

ロストジェネレーションの我々

らしいですよ…要するに40代です。ただ就職時期が氷河期だったというだけで、一生じり貧。
 小学校は、色々と活用の道を模索されているらしく、これはピザ窯らしいです。

小学校にあるから、ごみ焼却炉化と思ってしまいました(笑)
 まんま、給食。

つらかったなぁ…給食。給食嫌いな子供でした…

食べきれない量なんだもん… 食べれなくて何時間もお皿を目の前に押し黙っている子供でした。


 ちょっとやる気が今一つですが、夏の雲。

佐賀平野は晴れで、帰りに三瀬からはどっぷり暗い雲の中で、福岡だけが日本海側気候で曇りなのだと分かりました。

福岡は大気汚染もひどいですが…、背振山脈が佐賀平野を守っているようです。

あんなに低い山でも山は山なんですね~。

お天気に与える影響は甚大。
 これは久留米の山岳会の募集。

帰国?したら検討しよう。

私は若い人が寄ってくるタイプなので、どこかに属すと、広告塔なんです。

よってきてくれても、受け皿がないと。
 佐賀労山って強いのかなぁ?

労山系は、イメージ、緑山岳会(笑)かなり偏ったイメージですが、強くて事故多そう、なイメージ。


 これは、何用のボルトなのでしょうか?

爪が特殊だな~って。
ベースキャンプさんは、驚くべき品ぞろえでした。

福岡の山道具屋のフォーカスが中高年登山にあることが分かった。

山梨もそうだったなぁ。山梨のICIはなんと関東で売り上げ最下位だそうでした。都会に行くほど、中高年登山度が高まるのかもしれません。都会の中高年のほうが、自然に飢えているうえ、無知の度合いも強いので、”もう一花咲かせよう”と思う、現実認識が欠如した人が多くなるのかも?

とりあえず、佐賀の道具屋さんのほうが充実しており、福岡はイマイチです。


■ 成長を感じた

昨日は、まぁ高校生については、エライ恵まれた環境らしく心配しなくなりました。

小瀬に通っていたころと比べても、自分の登攀が伸びていて、ほっとしました…

やっぱりクライミングは、どれだけ生活に取り入れて頑張るか?というのが、ほとんど活動のキモです。

一部の大天才以外は、大体、あまり個人の資質に差がないように思います。

先日、私と同じくらいの背の人で楽しそうに登っている人がいて、その人は3級や2級をトライ中で、フリーを始めて2年半ということだったので、頑張っていないみたいに思われて嫌でしたが…。

頑張りって、個人の中でのスケールでしか計れないんです。

昨日の自分より強くなっていたら良し!です。

辞めなければ、少しづつでも上達しています!



2019/07/01

筑紫野ボルダリング@ボーリング場

 ■ 久しぶりにリード壁

へ、行きました。ここの壁は、短いので、怖いんですよね…(笑)。

短い壁=課題が凝縮していて、落ちたとき、危険が大きい、

と言えます。

これは、外岩でも同じで、距離が短い課題は、より危険が大きく、距離が長い場合は、安全であることが多いです。

一般の人は、高ければ高いほど危険と思っていますが、高いほうが安全…。

かといって、壁が長い、アクシオンは、課題設定が全然、ツマンナイんですよね…。

結局、リード練習するところがない…というのが、インドアボルダリングジムでクライミングをデビューしたクライマーが、外岩に行くときの一つの壁になっているカモです。

インドアでリードしないと分からないことが色々あり、落ちるときやローワーダウンでも、頭を下にしてはいけない、などもその一つです。

 昨日は、スポーツクライミング教室の日に当たってしまい、12時についたのに、3:30からしか登れないということで、廣瀬さんとお話しできたのが、一番の収穫でした。

クライミングは後回し(笑)。やはり、外岩でのボルトについては問題が多い。

想定外に時間ができたので、筑紫野にあるらしい新原さんのジムを目指してみました。



あら~ ボウリング場と併設。

これは、ベアハンズさんと同じですね!

クライミングがボウリング並みに普及すればいいですが、その途中で、

リスク管理がお留守

になりがちです。インドアにはリスクほとんどないからです…








が、この日はインドアでも、リスク100%!!

一つの壁に一人、という原則

は、誰も知らないようです…(汗)。人が多すぎて、危なくて登れない。

ので、あきらめて撤退… すごすごと竜岩に引き返しました。これって、市内のクライミングジムでもあるあるなんですよね…。子供で一杯のジムには行かなくなります…

あぶないので…。

ボルダリングは着地が問題です。着地が問題という意識がある人が少ないというのも、問題。私は大体ジャンプしないで、クライムダウンしています。

 安い!
 新原さんのリード課題は、核心の後にクリップがあって、日向神では怖い系課題です。

私はできるだけ避けています。

でも、ボルジムで強いから、そうなるんだろうな。

しかし、登れることと落ちたらどうなるか?は別問題と習いました。

登れるから取らないプロテクションでは、アイスクライミングなんて、全部ノープロでいいっていう話になります。

アックスバチ効きでないと登らないんですから。

同じことがスラブにいえるようで、落ちないからビレイヤーもランナウトも、あまり問題にならない。逆に言えば、落ちるときは登らない。

筑紫の湯、っていうのと併設のようでした。

なんかビールとか飲んだりできるようで、海外のクライマーが雨の日に来たときにレストができていいかも?

 しかたないので、すごすご引き返したんですが、お腹が空いて、うどん屋に入ったら、なんと激安!

辛高菜うどん 250円!!やす~。となりはなんと大盛肉うどん…300円くらい?(忘れた)。

竜岩とうどんはセットで決まり?!


2018/09/10

久しぶりの人工壁 11台へ?!

■久しぶりの人工壁、行ってきました☆ 

ついでにクライミングに利く?呼吸の講習に出てきました。

クライミングのほうは、5.10dがゆとりだったので、11bに取り付き、うーん。できそうで、できない。何か作戦があれば…というところ。リーチ&保持力で、今のムーブだとできない。

■講習会レポート

人間が視覚から得る情報は87%。したがって、見えるということは、非常に重要。

見える、を向上させるために目のトレーニングが有効になることがある。例えば、視野が狭いせいで、首をかしげるような癖をつけている場合。

■ 体幹=横隔膜=呼吸

横隔膜を動かすことで体幹の力が発揮できる。柔軟性の不足と思われていることも、柔軟性ではなく体幹が足りないだけの場合もある。

横隔膜を動かすことで、肩甲骨の可動域が広がることもある。

正しい動き=脳によってコントロールされた動き=視覚情報に代表される入力器官でとらえられて、かつ再現された動き。

コントロールされた動きを積み上げることが大事。

という話でした。呼吸で、体幹を作れるそうなので、呼吸を深くする時間を長くしてみようと思いました。

人工壁でも、11触れてうれしい☆