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2020/12/12

今回の一連の登攀で

人は何のために登るのだろうか?

バムクライマーと楽しく登って、別れたのち、様々な”事件”が起き、そのせいで、ここ2日ほど、メンタルの調子が最悪に悪いので、こんな問いを持ってしまうのである。

このような問いが出るということは、その意味は、登ることの意味が分からない、ということであり、要するに楽しくない、のである。

ではなんで、楽しくないのか?というと、詳述は控えるが…

ローカルクライマーからの抵抗に合う
クライマーの無責任体質を垣間見る

…など、そういうことがあるからである。おそらく、どこか心にやましいところがある人がいて、結局のところ岩場をクライマー人種という特権階級だけのものにしたがっているのではないか?と、私にはそういう風に思えるわけなのである。つまり地権者に許可を取っても、一般の人が訪ねていけるよう公開しないとか…。秘匿している。

そういえば、日本の有名なクライマーが世界でも、まれにみるグレードを初登した、とあり、その場所で第二登が出ていないので、グレードが曖昧であるため、海外メディアから私に問い合わせが来たことがあったなぁ…。

まぁ、いい…。

私はとりあえず、どうも今の時点では登攀は楽しくないらしいので、要するに登攀を頑張る季節じゃないらしいのだ。

自然農をやっているときの、自然の理を探求したい気持ち…もっと知りたいという前向きなエネルギーが、クライミングには感じられず、知れば知るほど、真実…エリート主義…が、明らかになって、私はシラケていくだろう…ということが予想できる、ということかもしれない。大体何においても見切りは早い方だ。

ああ、何か、もっと楽しく未来に希望が感じられることはないかなぁ~

■シティライン10c

キーボウさんからアドバイスをもらったら…
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上部エリアの10Cとは、シティラインですね。終了点前の1手は難しいですが、大蛇山よりは易しいですよ。7つの子は良く覚えていませんが適正グレードだと思います。
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と言われ、目がテン…。

今回、充実感があったクライム、No1は、大蛇山。2年前に2テンでRPした課題だったので、肉離れ&膝の脱臼という事故後、どれくらい力が落ちたか?を調べるために、登った。

初見ではない大蛇山と比べて、初見のシティラインが非常に難しく感じられるのは仕方ないのかもしれないが、テン山どころか、墜落多数で、とてもトップロープでない限り、とりつけないだろうというありさまだった…。あちゃ~

大蛇山も10cだが、2テンで登っていたあの頃、昔の自分は偉かったなぁ~ということなのだろうか… ともかく、小さい足が拾えなくなっている。

■ 悔しくない

今回の登攀は、トータルすると、どれだけ力が落ちているか?という比較になったのだが… 

それを自覚したとして、本来、感じるべき、

”悔しさ”

が感じられない。…ということは、もう私にとってクライミングは、どちらかというと過去の活動になっているのかなぁ?

あまり、当事者意識が湧いてこないからだ…。何をしたらいいか?ということも、一応聞いたし、まぁ自分でも多少ジムに通いこめば、得れる糊代はあるとは分かるけど…。そこまでする価値を感じられない。

…と言っても、別に他にすごくしたいことがあるわけじゃないが…。

■ 開拓

それよりも、ランナウトしない適正なボルトの打ち方とか、理解したい。

ので、開拓方面を勉強したいのかもしれない。

ということは、ルートセットを覚えたいのだろうか…うーん、謎だなぁ。適切なボルト配置を覚えたいのですが。

というのは、そういうことを考えていないルートのように思えるルートを5.9辺りでたくさん経験するからだ…

ガバ=ボルト飛ばしになっているような気がするルートとか…。

私は、基本的に好奇心以外では動かされないので、肉体的な強靭さを増強するにしても、誰かを感心させたいとか、自分で自分の肉体に酔いしれたいとか全くないわけで、無理。

10c程度の登攀ができない、というくらいのレベルの低さでも、別に悔しい思いが沸き起こることもないので、悔しさをバネに頑張るとか無理。

そもそも、クライミングを始めた最初から、登れるようになりたい、などと全く思っていなかったのであるからにして。

というので、探求心以外をよりどころとすることは、私には無理なので、探求する課題がなくなれば、まぁ、その活動は、ジ・エンド、と言うことになるだろうなぁ。

悪いけど… すいませんねぇ… あんまり情熱がないのに、楽しく登ってしまって。