ラベル クライマーのための分子栄養学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル クライマーのための分子栄養学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/04/13

【クライマーのための分子栄養学】アルギニン・バソプレシンの分泌異常なのでは?

 ■男性性が過剰で父性が乏しい人たち

クライミングをするようになって、男性の精神発達にあらためて、興味を持つようになった。のは、

客観性 (精神医学用語でメンタライゼーション)

という点が発達していれば、どう考えても選択肢として上がる可能性のない、

 自己破滅的解 (=わざとランナウト)

を取る人がかなりの数いるからだ。

■ 第2子 

その人たちの属性を見ていると、

 ・第2子で (=常に追いかける対象がある)

 ・自己誇大性がある人が多く (兄ちゃんよりもっとうまくやれるはず)

 ・女性について無知で (=女性の兄弟がいない、女性とロープを組んだ経験がない)

 ・すべての女性に母親を投影する (=自分が守ってもらうばかり)

人が多いという監察結果を得た。

行動は、

・男性性が強く(筋トレなどをして、より男性性を高めようとする)、

・男性の中で行動することを好み(グループ行動、ジャイアン行動)

・役割を担う意識は低い。

・父性は感じられない

・赤信号無視、人権無視などの社会規範への逸脱への心理的抵抗感が少ない

・少しでも面倒だとすぐ投げ出す

・明らかに間違っている場合も、間違いを認めない

強度に、強弱があれど、愛着と言う面で見ると、

  自己愛性パーソナリティ障害の人が多い。

と思う。極端なナルシズムがある。

■ それを支える共依存環境を求める

社会の中で、問題になるのは、それを支える共依存的関係を求めるところで、それは、アクセス問題を、意図的に作り出しているとしか思えない、開拓者著作権論などの、摩訶不思議な便説を作っている人たちが提供しているように思える。

弁護士の先生が、開拓者著作権論を見たら、学者としてどういう見解を持つのだろうか?

ひとんちの土地にある岩に、ここを一番乗りで登ったからという理由で、おれのもの、にする言説に、根拠はあるのだろうか?

まあ、それを否定してしまえば、アメリカの建国自体が否定されるのかもしれないが…なんせ、あの方たちは、すでに先住民がいた土地を

 発見した

と言ってしまえる図々しさ(笑)。しかも、命を助けてくれた人たちを虐殺して、国を作ったという…。

まぁ、そこまでさかのぼらなくても、開拓者の著作権論は、次に開拓する人がマナーとして、先に開拓した人に、なんでここにボルト打つんですか?と尋ねる程度のことでよろしいことだと思う。

クラックも、アイスも、プロテクションは自分で打つんだが、その位置が安全と非安全を分けることが多い。

■ 共依存関係=アルパインのリード・セカンド

さて、男性性を特別に誇示したがる人たちはその価値観を支える共依存的な関係を求めることが多い。

その共依存的関係性の温床に、アルパインのリード・セカンドの関係性が使われることがある。

簡単に言えば、俺を男にしてくれ…みたいなのだ。

実はトップが優れているのではなく、セカンドがトップを登らせてやっている場合。それは秘密にしておかなくてはいけない、トップに花を持たせなくてはならないという心理が働くことが多い。

■ 登山・クライミング界特有のガスライティング

「山は自己責任」という本来、

 責任を自分で自分に求めるセリフ

が、逆転して、

 相手に責任を押し付け、自分の無責任を正当化する

ほうに使われることが多い。

ガスライティングとは、本来客観的に見てAさんが正しいことを、あたかもAさんが間違っているかのように演出し、自己不信に陥らせることである。

ナルシストの自己都合で使われることが多い。

攻撃対象になったAさんは、いわれのない否定に悩むことになる。

その悩みは弱点として利用され、いいように人を利用する(=ドレイヤーにする)ということで、究極は命までもてあそばれることになる。

これらの症状は、男性の成人の人格発達障害、要するに、

 父性ホルモンであるアルギニン・バソプレシンの分泌異常

なのではないだろうか?

このようなケースでビレイヤーが悪いのが一般の人の考え。
そんなビレイヤーを選んだクライマーの自己責任にするのが、クライマーのガスライティングな考え。

関連記事:

父性の癒しをゲットしそこないました


2024/03/19

【分子栄養学】合格しました!栄養相談受け付けます。

 ■ 医療関係者ではないですが、合格しました!

まぁ落とすことを目指した試験ではないので、当然ですが、合格しました。

したがって本日より、栄養相談を受け付けます。私はONEですので、ご自身の健康に栄養面から取り組みたいクライマーは、どうぞご相談ください。

特に、糖質制限食を行ってうまくいかない、と感じた方はご相談ください。


■ クライマーと摂食行動

クライミングの良否の判断に、

 どれだけ少ない食料で、このルートを成し遂げたか?

という価値観を入れたいのが、佐藤ユースケさんなのではないか?と思いますが…。

例えば、栄養バー半分…と記録に書いてあったりします。

たしかに私も長時間の軽めの運動をしているときは、全然お腹が減らず、軽い水分と糖分の補給(薄く甘みを付けた紅茶)で永遠に歩けるのではないか?と感じていました。私の冬山定番食は、お餅とこの薄く甘みを付けた紅茶でした。エネルギーになる糖質の補給としては正しいのですが…。

■ 栄養学的に解説します。

しかし、これは危険です。

玄米餅→ 低GI ゆっくり吸収され、糖質によるエネルギー供給がゆっくり

甘味を付けた紅茶→ すぐにブドウ糖になるので、朝起きてすぐでも体が動く

          カフェインによりアドレナリンを出すことができる

これは、栄養学的にみると(ATP生産の面からみると)、非常にビタミンB群の消耗が激しいということです。そしてビタミンB群は、水溶性ビタミンなので貯蓄はできないのです。したがって、お餅のような単純糖質などを食べるときは、ビタミンBサプリを併用していないと、きちんと燃焼されません。

燃焼されないと?AGEsが蓄積します。糖化が促進して老化が早まっているってことです。

山ヤの男性って、急に老けた、って感じになりませんか?あれは、山で日に焼けていることもですが、アマドリ生産物がたまって、つまり、体内で焦げている、ってことなんですよ。

さらに、カフェインの供給で、アドレナリンをブーストすることによって、無理やり覚醒しているということなので、自然なコルチゾール分泌ではなく、過覚醒状態で山を登っているということになります。

まぁ山って毎日するのではなく、ここぞ!というときしかしないので、ここぞ!と言うときにカフェインで頑張るのは悪くないと思いますが、問題は常習化です。

”クライマーコーヒー”という活動がありますが、本来はクライマーには、アドレナリンジャンキーにはなってほしくないので、レモネードくらいのほうが良かったんですけどね(笑)

まとめると

1)糖質でエネルギーを得るにはビタミンB群が必要

2)低GIは、長時間にわたるエネルギー補給に向いている。

3)カフェインは、エネルギーの前借り。慢性疲労の素になる。

です。

それぞれの対策

1の対策)iHerbでビタミンB50を購入します。

2の対策)低GIに芋類を活用する 菓子パンは登攀前、運動前に限定すれば食べても良いがビタミンBの供給が前提。

3の対策)平素はカフェインを控えるか、デカフェを選択する。

またコルチゾール対策に、ビタミンCを取り入れます。1000mgを一日3回です。副腎疲労にも、Cが良いです。

カルニチンができていないと脂質代謝が回らないので、貧血によって鉄欠乏に陥っている人は、カルニチン合成が体内ではできないので、カルニチンそのものを入れます。

栄養療法は、息の長い取り組みが必要で、血液が入れ替わる120日は最低続けます。

■ ベストソリューションはケトン体質に変わること

油脂(ココナツオイル)をエネルギーに使うケトン回路を使えれば、糖質をエネルギー源とするのと違い、けた違いのエネルギーを得ることができます。



ただし、容易にはケトン体質には変わりません。非常にストイックな糖質制限が必要ですが、ケトン体質に変われば、体脂肪が糖質の代わりに使われるようになり、エネルギー効率は格段に良くなります。

当然ですが、成長中の子供には向きません。

ただし、私のように、すいリパーゼの供給が悪く、脂質の代謝が悪い人は、ケトン体質になるより先に、栄養失調になってしまいます。

ココナツオイルによるケトン体切り替えだけでは決してうまくいきません。

座っていては体質を変えることはできないのです…

ではどうすればよいのか?ですが、逆説的ですが、山を歩きましょう(笑)。私は、山を歩くことで、確実に体を作った実感がありました。

山では、お茶やコーヒーなどのカフェインが入ったものではなく、を飲みましょう。

さらに、登る前には糖質を入れ、シャリバテを防ぎ、下山したら、糖質ではなく、たんぱく質プロテイン・アミノ酸、を供給します。おやつはナッツが、糖質・脂質・食物繊維のバランスが取れているので、おすすめです。

おにぎりを選択するときは、できるだけ消化がゆっくり行われるよう、脂質を含んだものにします。

また、高齢になってきて筋肉の衰え・痩せ(異化)を感じてきたら、BCAAのタブレットを取ります。寝起きと寝る前に取りましょう。成長ホルモンが出て、異化と同化の活動が最大なのが24時以降です。なので、寝ないと筋肉はつきません。

不眠があると、ただただ体脂肪を貯めていきます。果糖はすぐに体脂肪になりますので、フルーツはできれば控えたほうがいいです。もちろん、運動前はOKです。

普段は、食べたら動く、を習慣化します。食べたら運動、が新常識です。





2023/12/13

【分子栄養学】ボランティア・クライエントを募集します!

■ 起業予定

分子栄養学コンサルタントとして起業予定です。

https://www.orthomolecular.jp/one/

私は現在コーチング(神先生の主催するミルトンエリクソン派の心理学および世代間のトラウマを扱うトランスジェネレーショナルセラピー)と分子栄養学を学んで、起業予定中です。

対象は、

・鬱の方 (自分が鬱体質)

・発達障害のお子様  (クライマーで発達障害の人だと危険が多い)

・アスリート&ダンサー (自分が経験した…)

・ご高齢の女性 (入院生活で知ることに…)

を考えています。

理由は、私自身が、海外の岩場でも登るクライマーで、クライマー界は、ものすごく発達障害の大人が多いからです。

アスリートのやせ問題、摂食障害も深刻。

■30年のベジタリアン&ヴィーガン

私は30年ラクトオボベジタリアンをしたのちに、4年のヴィーガン期間を経て、悪性貧血になり、希死念慮を併発したことで、分子栄養学に出会いました。思えば、ずっと鉄不足に悩まされており、クライマー女性は、あざが多いことで知られています。

仕事でヨガを教えていたため、食習慣オタクで、一般の人以上に、食に関する知識はありました。

しかし、それでも、ヴィーガンが良いのではないか?という情報に操作されてしまったのです(”ゲームチェンジャー”と言う映画があります)。

■ 文化的背景

背景には、私のアメリカびいき、そして、私の心の原点となっている、サンフランシスコのサブカルチャーがあります。

米国クライミングは、カウンターカルチャーの流れを汲み、オルタナティブライフやサイケデリック(幻覚)を後押しするのです。

米国流のクライマーは、基本的に、ヒッピーの流れをくむもの。だから、現代トップクライマーのアレックス・オノルド君は、ベジタリアンですよね?

ヨガの文化も、カウンターカルチャーを源流とし、インドの文化と近く、ヨガでは菜食がメインの食事法で、ヨギーで地位が高い人は、みなベジタリアンです。ヨガのベジタリアンは、カースト制度と連結しており、バラモンは基本ベジタリアンです。ヨガをするのはバラモン階級。バラモンが主催しているレストランはすべてのカーストの人が食べれるので盛況。三井物産時代にも、インドの電力会社のお偉方の接待で、ヴィーガンのレストランを探して奔走しました。

クライミングの文化も、ヨガの文化も、私のサンフランシスコの原体験と一致していたため、私にとっては、私らしい活動として、非常に習得が早かったです。

■ 日本を知る

今年の3月にアキレス腱を断裂し、入院しました。ところが、入院食もダメで、管理栄養士さんの慣行のカロリーベースの栄養学に対する自信もゆるぎなく、私の知識を話しても、意見を覆せることはありませんでした。

自分のためだけだと、すでに十分知識は、あったと思うのですが、入院は整形外科でしたので、術後のグルタミン投与や、ビタミンCの骨に対する効果は、知られていないようでした。入院食も糖質過剰で、たんぱく質が低く、これでは、栄養が回復を後押ししていない、と言う感じがしました。

入院では、本当に多くのご高齢の女性が栄養の欠損から、些細な転倒で、大手術を余儀なくされ、結果、寝たきりになっている現実を拝見し、フレイルやサルコペニアが蔓延している現実を知りました。家庭内で、女性の地位が低いためか、簡単な食事で済ませてしまうためのようです。

このような経緯で、起業予定です。

独学時代が1年半ほどあり、ポーリーン先生や、ホッファー先生、三石先生の、分子栄養学の古典書物は、すでに読んでいました。

今、悩んでいるのは、統合失調症に対するナイアシンの効果に関する機序が、あまり解明されていないことです。

また、心理学を取り入れたのは、栄養に関する悩みは、分かっていても、できない、行動に移せない、ということが多いので(私のような、深刻な事例は別ですが)、それをクライエントに後押しするためです。

今、おひとりクライエント役になってくださる方を抱えていますが、現在ゆとりがあるので、さらに栄養学の相談者(ボランティアクライエント役)を募集します。

得意な分野は、上記にも書きましたが、鬱、中性脂肪・脂肪肝(メタボ)、発達障害、気分障害、不眠、貧血を代表とする鉄の摂取について、ベジタリアンからプロテイン中心食への転換、筋トレの効果を最大化するための食事術、などです。

私自身に起きたことですが、消化力が弱いと、肉を食べても、あんまりスッキリ感がありません。ので、頼まなくても、だんだんベジタリアンになります。食が細い子供や男性も、ひょろりん体系で、現代的なメタボの悪影響から逃れているようですが、単純に栄養をスルーしているだけだったりして、決して健康と言える状態にはなく、体重中心の健康観を改めたほうが良いように思われます。

そのような状態で、クライミング志向すると、そもそも持久力がないので、一瞬で終わるボルダー寄りになるような気がします。私もクライミングしながら、いきなりエネルギー切れになる現象をジムでは体験していました。岩場では、持久力は炭水化物ですが、切れると、体内のたんぱく質を筋肉から取り出し始めるので、やせになります。脂質をエネルギーとして使うためには、ケトジェニック体質への転換が必要ですが、糖質を摂っていると、切り替えは起こりません。

というので、クライマー型細マッチョ体系を求める人の栄養相談も受け付けます。

健康は体重にはなく、自分の実感の中にあります。

栄養相談されたい方、ボランティアとして、立候補、よろしくお願いいたします。

2023/11/15

【分子栄養学】アキレス腱を切って分かった最新栄養学的に正しい食事

 ■ フレイル化

アキレス腱断裂の回復中ですが、もうほとんど良く、クライミングもできそうですが、ここで無理すると再断裂…なのは、1年くらいは用心らしいです。

右足肉離れ…で、2か月のベッドレストしたときは、栄養学の知識がなかったため、

 筋量を大幅喪失

しました。寝ているだけで、人間は筋肉がどんどんなくなって行ってしまうんですよ。若いときはあれほど、落としたかった太ももの筋肉は、あっという間に落ちました…。

■ 筋喪失の理由

筋肉の喪失の理由は、異化、です。肉体は、異化と同化を繰り返して、体を構成しており、まず、異化で、筋肉のたんぱく質が分解されます。そこへ新しいたんぱく質が取り込まれないと、同化で再形成されず、筋喪失となります。

以前、トップクライマーのジャンボさんがパタゴニアの講演会に来ているときに、お会いしたら、えらくほっそりされており、加齢ではなく、あんまりきちんと食べておられないのではないかと思って心配になりました。

異化による筋喪失を防ぐには、BCAAを取ります。もちろん、たんぱく質を肉、魚から摂っても良いのですが、運動していないと、カロリーが増えるかもしれません。

私の実感では、異化ののち、同化がされない、同化するに十分なBCAAの補給が、サプリなり、食事なりから、ないと、希死念慮、になるのではないか?と言う気がします。これは、私だけかもしれませんが…。空腹による不安というのがあります。

もちろん、筋トレも必要です。リハビリ的な易しい内容でも良いので、筋肉を使わないと、筋肉ってあっという間に退化します。作るのは長年かかるのに。

相場格言に、上げ100日下げ3日ってのがありますが、まさに筋トレがそうです。

余談ですが、山岳総合センターの先生たちは、足首にウエイトをつけて事務作業されていました…。だよねぇ。

■ 消化と代謝に必要な栄養素

糖質、脂質、たんぱく質が、3大栄養素なわけですが、これらは、燃料、ガソリンで、そのガソリンを燃やすのに、必ず必要な補酵素があります。これが

B1、B2、B3、B6、B12、C、鉄、です。なので、ビタミンBは、B群で、またの名をBコンプレックス、もしくはB50というサプリで取るのが必要です。B50は各種50㎜配合と言う意味です。お菓子を食べても、お米を食べても、肉を食べても、ラードを食べても、B群は必要です。

ビタミンCは、脚気にならない最低量ではなく、ストレスによって体内需要が違ってきます。骨を作るにもビタミンCとコラーゲン、鉄が必要です。1日3回、一回1000㎎が毎日です。

入院中は10g摂っていました。おかげで直りが早かった。

鉄は、摂取が難しく、なかなか吸収されないので、もうかなり意識しないと摂れません。ダイレクトに鬱などの症状に直結する栄養素で、キレート鉄ではなく、ヘム鉄を取ります。

鉄の貯蔵量は、血中鉄ではなく、フェリチンで見ます。男性で50以下は鬱になります。私は26.1でうつでした。今は46ほどありますが、本来100を目指すべきです。

鉄が少ない=骨粗しょう症です。クライミングでフォールして、すぐに足首を骨折するのは、鉄不足かもしれません。

ちなみに、牛乳は骨粗しょう症を誘発し、骨量増加にはあまりつながらないです。コラーゲンが取れる豚骨のほうがいいでしょう。

どの栄養素を取るにしても、前提は、適切なPFCバランスで、糖質を制限するほうが体に良いと思います。

■ 糖質… 砂糖、炭水化物、異性化糖

糖質で制限すべきは、加工食品に入っている異性化糖です。これは、トウモロコシが余って安く作れるからというアメリカ側の在庫処分的理由で使われる原料で、日本市場はアメリカの在庫処分市にされています。お菓子のパッケージの裏を見て、使われているのは買わないようにしましょう。依存性があります。

フードインクというドキュメンタリー映画がアメリカにあり、広大なトウモロコシ畑で大量に遺伝子組み換えトウモロコシが作られ、虫も食べないトウモロコシから、糖化液糖が作られているのが報じられています。

他にも、白米、白いパンは、消化吸収に必要なビタミンBが取り除かれており、昇華するにはほかで補う必要があります。食べるなら茶色いパンが良いです。

もしくは、お弁当などは、炭水化物6、その他4のバランスで、日本では献立形成されており、これを続けると、体調が誰でも悪くなるようになっています。昔の日本人は、農作業に従事する人がほとんどだったので、エネルギー主体のコメ中心食が適していたのですが、すわりっぱの現代人がこれをやると、誰でも小太りになります。

したがって、オフィスワークの人は、炭水化物を取り去ります。おかずだけ食べる。

■ 脂質は気にしない

脂質は量よりも、その質が、課題になります。オメガ3、魚の資質であるDHAとEPAは体に役立つ脂質ですが、植物オイルのオメガ6系はそうではありません。

また中さ脂肪酸は、体脂肪の解消につながったり、腸内の環境をよくするので摂取しても良いです。

減らすべきは、てんぷら油です。私はバターを置き換えて、大白ごま油でお菓子を作っていましたが、バターに戻しました。

バターはむしろ、脂質中心のケトン体質につなげるのに良いです。だからと言って糖分と一緒に摂取していたら、ケトン体は回りませんので、おすすめはコーヒーに入れることです。

ケトン体質に切り替えるのは、初期に厳格な糖質の制限が必要なので、一般の人はそこまでやる必要はないと思いますが、糖質はほぼほぼカットしても、かならず何らかの形で取れていますので、思ったより、糖質カットして大丈夫です。つまり、ご飯ですね。パンも食べなくていいです。

■ プロテインは人工甘味料無添加&大豆性

摂取量を考えると、味気ないですが、粉末のプロテインは、一日のたんぱく質量の維持に必要不可欠っぽいです。

一日2回、10時と15時にプロテイン摂取しています。私は最初、乳糖がないホエイのプロテインを摂っていましたが、製造工程で乳糖が残るらしく、お腹を壊したので、ソイに変更して飲めるようになりました。

また、人工甘味料が入っていると、腸内環境が壊れます。悪玉が増えますので、人工甘味料が入っていないソイのプロテインを見つけるまでが大変でした。

内視鏡医のYoutube動画が参考になりました。

■ 食べる順番 プロテインファースト

食べる順番で、胃の反応が違ってきます。消化吸収が必要な、たんぱく質系の食材から食べます。そうすると胃は、腸へ食物を素通りさせません。ちゃんと消化液を出して消化しようとします。

なので食べる順番は、肉、魚、ごはん、です。ご飯を食べるために、おかずを食べるスタイルを改めます。

胃液を薄めるので、お水も少なめに。

女性や、ベジタリアン歴が長い人は、胃液であるペプシノーゲンが出ていないことが良くあります。そうなると、だし汁などで、アミノ酸になった食品を取らないと、肉を食べても下痢になって出ていくだけです。

■ ミネラルも必要

マグネシウムと亜鉛も摂取が必要です。

マグネシウムは経皮吸収のほうが効率が良いかもしれません。筋肉のリラックスに関係するのでクライマーは特に必要です。

iHerbでマグネシウムオイルを買い、エプソムソルト入りのお風呂に入浴します。

亜鉛は、サプリが手軽ですが、貝汁などでも取れます。

どの栄養素も、120日は継続します。これは、血液の代謝が120日で入れ替わるためです。

■ 結果

朝: BCAAタブレット、プロテインシェイク、オールブラン、豆乳ヨーグルト、ゆで卵、コーヒー、もしくはそば粉のワッフル

補食: プロテインシェイク ソイ

昼:普通のランチ 定食的なもの、例:ハンバーグ定食、ごはん少ない飯は最後に

補食: プロテインシェイク ソイ もしくは、空揚げ等

夜:コールドミート(ローストビーフ)、サラダ、蒸し野菜、納豆、豆腐等

です。デザート好きな人は、ご飯なしでデザートにしても良いです。昼間ならカロリーで消費できると思うので。

大事なことは、植物性のプロテインと動物性のプロテインを両方摂ること。豆腐なら、おかかを掛けます。

簡単にしたいときは、シラス納豆丼(ごはん少な目)にします。卵の黄身だけを入れ、白身は翌朝、プロテイン入りのそば粉のワッフルにします。

■ おすすめレシピ


プロテインシェイク… 難消化性デキストリンを入れます。デキストリンは無味無臭で溶けやすいのでコーヒーにも入れれます。

めちゃ簡単丼… シラス、納豆、豆腐、めかぶ、を少量のご飯の上に入れ、海苔とネギを散らし、卵黄を乗せる。混ぜながら食べる。朝や夜に。

そば粉のワッフル… 卵、もしくは卵白、黄な粉もしくはベサン粉、少量の砂糖、を混ぜ、ワッフルメーカーでこんがり焼いてバターを乗せる 朝ならはちみつもOK。中に黒ゴマ粉などを入れるとマグネシウムが取れる

手作りチョコ … デキストリンと、ココナツオイル、無糖で作る。どれだけ食べてもギルトフリー

海苔スープ… 海苔をちぎって、湯を入れ、塩で味を調整。普通においしいです。山によさそう。

■ 時間栄養学

朝食で、体内時計がリセットされるので、他の食事の時間より厳密に、朝食時間を管理します。

夜起きてしまう場合は、コルチゾールが出ていると思われるので、夕食を遅くするか、もしくは、夜寝る前に軽く補食します。糖質だと体脂肪になってしまうので、プロテイン系のものを食べるのが良いと思います。

その他、細かい調整はいろいろありますが…、これらができると基本的な食事は、体のニーズを満たすと思われ、最初のとりかかりにお勧めです。

おまけ

サムライレシピ… https://amzn.to/3soqPp2

俳優のヒュー・ジャックマン専属日本人男性シェフのレシピなので、男性にもおすすめ。

2023/05/20

信用取引とはちみつ療法

■ 信用取引の勉強進まず

信用取引自体をまだ、「それって、投機的な取引方法だよねぇ‥」と思っている私がいるんだよなぁ… テクニカル分析は、随分勉強を重ねたが、結局、身についていないんだよな(笑)

移動平均線系のグランビル程度しかわかっていないから、テクニカル分析の海には浸かっているとは言えないのに… それは、先入観に囚われているからだろう…やっぱり。

驚いたことに、今では楽天証券が、利用者向けセミナーで、いかにも真面目そうな人に信用取引を教えている…。 https://www.youtube.com/watch?v=3wGoN_bNJ58

貸株は2%で、借りるほうはレバレッジ2倍、ロスカットは証拠金の10%ということなので、信用取引は、ある意味、富の再分配。年取って株式保有数がたくさんある人は、2%で貸せばノーリスクで2%入る。株を持っていないがまだ相場に興味があるような若い人は、リスクをとって信用取引で、富を築くことができる。

■ 肩こり ⇔ 本当の私

肩こりに思い余って、マッサージに行ったら、ものすごく凝っていたらしく、お姉さんが同情してくれ、めちゃ思い切りもんでくれた。

ほんと肩こりは小学生からで、背中に苦労という地球儀を背負っているみたいだ。 

この肩こりがなくなったら、本当の私になれそうな気がするんだよなぁ。

そもそも、私はシリアス系人材、ではないのである。

頭が良くなってしまったのは、幼少期にうっかり読書にハマったためだ。ほんと、勉強しなくても成績が良かったことは、私にとって悲劇の始まりで、母はお受験虐待(幼稚園から私はお受験しています)を始めるし、学校では先生の評価の駒に使われるし、ホント、人に利用されるという素質が、底からスタートしたと言っていい。

勉強しなくても別に勉強ができたが、それは、クライミングでも似ている。普通にするだろうこと… アルパイン系の本を読むとか…普通の人はしないらしいんだよなぁ。

『岳人備忘録』とか読んでいたら起こり得ないことが起こっている。

■ 体が弱い人にハチミツ療法

桑島先生の動画で学習したはちみつ療法だが、果糖はすぐエネルギーになり、エネルギー不足が根本原因だからということなんだが、まだ今ひとつ理論を理解できていない。

プロテインを飲まなくていいですよ、というのも、納得できていない。実際、筋肉痩せてしまったからなぁ… B群は確実にないと気分が悪化して何もできなくなるし。

とは言え、手をこまねいているわけにも行かないので、1kgのハンガリー製アカシアはちみつを購入。1本終わるまではやってみるつもり。2980円でできる健康療法なら、やすいものではないだろうか?

ハチミツ療法には筋トレが付随するので、今日から筋トレ。

■ リハビリに出たら、ふらふらと楽しそうに歩いている幼稚園の女の子がいた

んだが、ちょっとした石がきをへつったり、スキップしたり、踊りながら歩いている。

子供の頃、学校から帰るのは一人が好きだった。好き勝手に、歩けるからだ。

しかし、あのこの場合歩いているのが、福岡のまちなか…危なっかしい…福岡は車の運転が超荒いのであった。

しかし、あの子を見て、あれは、私の幼い頃の姿だろうと思った(笑)。一度、溝の脇の石垣をへつっていて、落ちたことがあるよなぁ(笑) 沢のへつりで、同じだ-と思った。

今年こそ沢登り行きたいものだ。

私はもともと、リスク認知が、甘々人種なんではないだろうか? 自覚があるから、リスク認知しているが。

クライミングでもそうだが、リスクリスクと言っている割には、一番危険な目にあっているのが私なのである。

白亜スラブでも反省したのは私一人であって、相方はむしろ自信を付けた。

大体殺されそうになっているのも私で、福岡山の会で私をビレイしたオジさんクライマーとか、あなたが危険、そのものの人なのに、私が危険にさらされている。メタボの阿弥陀北陵のおじさんも同じだ。

私を危険に晒した人は、全く反省も何もしない。そして、それが、自己正当化されている。話の流れから当然だみたいになっている。

人を一人殺しかけたということなのに、反省しないでいいのは、自分の間違いを公で指摘されたから、ということであるんだが、公に指摘しないなら、プライベートに指摘しても直さなかったから、それだけの年数…40年、改めないでそのスタイルでやっている、ってことなんじゃないだろうか… 支点ビレイも同じである。

結局奥村さんの講習とか呼んでもこなったしなぁ。

運転していると、アイコンタクトをしないドライバーが、たまにいる。おれはこの道を行くんだ、と決めたら、まわりが避けてくれることを期待しているというわけで、そんな感じだなぁと思う。コミュニケーション力がないのは、仕方がないが、

だからといって、

 間違っていることをしたら、間違っていること自体を直さないと何も良くならない

という事実は変わらない。

■ パソコンが死んだふり

信用取引を開始するには、PCにMarketSpeed2をインストールする必要があるんだが、やったら、パソコンが仮死状態になった。

死んだぶりがあまりにリアルだったので、Dellでニューマシンを購入することになった…

即納品を頼んだから、もう来たけど…ほんとびっくりしたなぁ。

突然バイオスが立ち上がるようになり、バッテリーが充電しないというので、再度交換かとガックリしきたら、もうこの機種のバッテリーは販売されていなかった。アマゾンでは売っているらしいが。

しかし、夜には普通に使えるようになった。色々ソフトを削除したからなぁ…

 パソコンって突然、死にますよね。それで疲れてマッサージに行ったんだった。

2023/03/29

今日の衝撃… GenerativeAI、ミートガイ、腫れる足

■ラム
 
めちゃうま!

ミートガイの冷凍肉ですが、理学療法士の先生に高すぎて買えないと言われました…。いや、クオリティからすると安いくらいなんだけどなぁ…。
 
グラスフェッドビーフってどこで買おうかなぁと思っていたら、栄養チャンネル信長で紹介されていたので、お試しセットで、買いました。
 
今日はエノテカのワインも来て(アマゾン)、ほっこりできた。
 
■ 足
 
足は、腫れてます…。装具の底板が外れて、強度が上がるたびに腫れる法則なのかもしれない。
 
これで痛みがぶり返すのは、二度目なので。とりあえず、足の筋トレグッズ見たいな物を買ってきました。筋力低下が、むくみとなり、むくみが痛みの原因なようなので。
 
基本的に、装具がしょぼいっていうのが主たる問題のような気がするんですがねぇ… 10万円の割には。なんせインソールがゼロで、衝撃が強すぎます。

■ 食事
 
歩いては買い物にいけずに不便にしているので、ワタミのお弁当を取り始めたら、こんな葉書が来た。

うーむ。ワタミはブラックかと思っていたがすごい。

■ シリコンバレーじゃなくても、AIで何でも作る時代

シリコンバレー情報で、昨日セミナーで、AIの話を聞いたら、海外の話、と悠長に構えていいわけでないことが、今日、日本の会社のセミナーに出てわかった。

今のうちに使いこなせるようになっておかないとやばい。死活問題です。

これはAIが生成した画像だが、本物の画像と違いがわかる人が要るとは思えない。

プロンプトの作り方が肝。

■ 画像生成AI

これは私が作ってみた画像。すごいですね。https://openai.com/product/dall-e-2

これを発見したのが3月3日ですが、一ヶ月で、3年ほど進化してしまったそうです。

AIの進化速度が早すぎて、イーロン・マスクが警告文をだしているくらい。

メールの返信文章などを自力で書いていたらダメみたいです。

もちろん、ブログ記事も自分で書く時代は終わりだそうですよ。

っていうか、書くのが楽しいから書くのに、機会にやらせたらつまらないとは思うけど、一般に他の人は、書くの、苦痛なんですね。

もっと真剣にAIを使える女にならないといけないらしい。


2023/03/25

ファンケル vs iHerb

 ■ ファンケルとiHerbの比較

日本人は日本企業びいきが根強いが、そういう人のうちほとんどの人がアメリカでの生活経験がないので、食わず嫌いなのではないだろうか?

OL時代に、ファンケルでサプリを補助していたが、いまいち、

 今感じているほどの効果

を感じられなかったので、その原因を探る。

■ ビタミンB 50mg

ファンケルのビタミンB群 

ーーーーーー 一日2粒 一粒あたりーーーーー

ビタミンB1:25.0mg、ビタミンB2:12.0mg、ナイアシン:30mg、ビタミンB6:10.0mg、葉酸:400μg、ビタミンB12:20.0μg、ビオチン:50μg、パントテン酸:30.0mg、イノシトール:40mg

ーーーーーーーーーーーーーーー

B50を一日2度飲んでいる=B群全体で100mgの摂取。ファンケル製品だと8粒取らないといけない。

しかも、それでも、B6は80mgにしかならない。B6はATPの生産に最も重要なビタミンであるにも関わらず。

ビタミンB12も、8粒とって、160UGでは…。

ビタミンB50と言うときに一般的に量は、50mg、B100といえば、100mgで医者の先生たちは、私のように控えめにB50×2ではなく、B100×2が一日の摂取量だ。

価格は378円で60粒入り。2粒飲んで1ヶ月分の計算だが、至適量の8粒飲むと、4倍なので一週間で終わってしまう。

つまり、2ヶ月のコストは、378円×4×2=3024円となる。

iHerbで購入できるSpecialTwo3834円(29ドル)とでは、あちらはミネラルも入っている

 ■ ビタミンC

ファンケルのビタミンC は、1日あたり1000mgで30日分、一日3粒で、358円。

そもそも論になるが、一日あたり1000mgは全然少ない。一日3000mg、つまり3gが健康効果を実感できる量であり、必要量は日々変わる。ストレスが多い=アウトドアが多い人は全く足りない。

術後は、なんと25gも必要で、私も体内に吸収されているかはともかく、15gまで摂っても、まったく下痢にならない。吸収率から考えて、10gくらいは吸収されているはずで、 ファンケルの10倍。

一日3g摂るとなると、358円×3で 1074円。

カリフォルニアゴールドのビタミンCは

ーーーーーーーーーーー
California Gold Nutrition, Gold C(ゴールドC)、USP(米国薬局方)グレードビタミンC、1,000mg、ベジカプセル60粒 Unit price: ¥280

ーーーーーーーーーー 

一粒1000mg入っているのが60粒なので、3g取れば、420円。

1074円と420円では、ダントツに近く、420円の勝ちである。

■ ナイアシン

私が睡眠障害に著効したナイアシン…統合失調症の治療にももちいられる。

は、ファンケルにそもそもない。

国内メーカーのチョコラBBなどが、含有量的にまったく、

 アフリカレベルの栄養失調を防ぐ程度の意味、

しかなく、日本人は、異性化液糖の攻撃(B群の消耗)に対して、無策であることが分かる。

いいですか? 糖質の代謝にも資質の代謝にも、タンパク質の代謝にも、ビタミンB群、C、および鉄、が必要なんですよ?

■ 代謝に必要なビタミン


 というので、ほとんどの人は、ファンケル製品を買ったとして、防御しているつもりで全く防御に至る量に足りていない。

その上、高額。つまり、与えられずに奪われている。つまり、ぼったくられている。

■ 結論

アイハーブが一番安い。株を買うなら、アイハーブ。

2023/03/15

アドレナリン → 十分なケアをするライフスタイルへ

■ 交感神経を無理してアクセルを吹かす、というライフスタイルを辞める
 

私は、OL時代から、コーヒーが好き、で朝はスタバで勉強しつつコーヒーを飲んでいました。

熱いお風呂が好き、寒い山が好き、と交感神経を亢進させ、アドレナリン分泌する活動のほうが好きで、クライミングもそうです。興奮系。

それはなぜなのか? 

■ 働かざるもの食うべからず?

自分を駆り立て、追い込むような、もっともっとの思想、頑張らなくてはならない、頑張っていないと許されない、という勤勉の論理、働かざるもの食うべからず的な思考がありました。

それは間違っていると自覚があり、わざと自分に甘くしようと考えているときもありましたが、いわゆる現代社会で、ご褒美とされているものは、実は全然、肉体的には優しくない。

本当に自分に優しくする、ということは、そういう嗜癖をもたらすものを辞めることです。

■ 間違った自分の愛し方を辞める

コーヒーとお菓子で自分を元気づける、というのは、間違った自分の愛し方、なのです。

コーヒーと甘いお菓子、あるいは、チョコやケーキ、というのは、肉体的には、飴ではなく、ムチ、です。

■ 本当の意味で自分を愛すライフスタイルを確立する

50歳になり、このアキレス腱断裂をきっかけに、ライフスタイルの変更をせよ、という意味だと考えるようになりました。

交感神経を吹かすより、

 副交感神経を働かせるほうが大事だ

と思うようになりました。そういえば、ヨガでも、自律訓練法が好きで、よくやっていました。 

今日から毎日自律訓練法だな。

■ 体力の50%でできる運動が良い運動

交感神経を刺激したいというのは、適度な運動が足りていない、のかもしれません。

適度な、というのは、一般的に体力の50%でできる運動のことです。

つまり、人それぞれです。私の場合は山を歩くのが丁度良かったようです。持久系運動で脂肪を燃焼する。

グリーンシーズンではなく、冬季です。私が寒いのが好きなのは、同じく、気分がパリッとするからで、熱いのはかなり嫌いというか、もう人間じゃない、みたいになります。暑さには、超弱いです。夏は沢ですね(笑)。

■ PCを制限する

PCを使う時間を制限する、というのは、交感神経人間には、重要な課題かもしれません。

PCのブルーライトの刺激が、交感神経を優位にさせるので、夜の使用は引かえたほうがいいですね。

■ クライマー族のアドレナリンジャンキー

アドレナリンジャンキーとクライマーは称される事が多く、実際、本当に中毒症状になっている人もいます。何もかもを犠牲にして、クライミングしている人。

しかし、中毒、つまり、依存=嗜癖には、

 もともと満たされていない願望

があるような気がします。

それは、大抵の場合、

  危ないことをしている俺を見て!

というのだということは、とってもわかりやすいけど…。

私の場合は、そういうショーオフするようなのは発現しませんでした。

私は集中、ゾーンに入れて楽しい、みたいな感じでした。たぶん、今まで私がやってきた運動の中でもっともエクストリームなのがクライミング。

しかも、アルパインの場合、マルチピッチなどでは、ロープワークなどの知的な面で、かなり適性があったんですよね。

他のみんなは、肉体に適性があっても、知性の面で適性がない人が多かったように思います。特にフリークライミングに進むと、肉体だけの人が増えるような気がします。

私はゾーンに入ることが目的なので、みんなと登っている理由が違う。前の師匠の青木さんはゾーンタイプにショーオフタイプから発展したようでした。かっこよく登ることが生きがい、から、ゾーンに入ることが生きがい、に変化ってことです。

私自身のアイスクライミングの動画を見たら、バッチリ師匠の登りとそっくりで、こんな簡単な氷にそこまでかっこつけなくてもいいよ、と声をかけたくなるような感じでした(笑)。

あんまり簡単な氷ではムーブで登る必要はないのに、バッチリフラッギング中でした(笑)。

■ ゾーン

さて、ゾーンですが…

ヨガでも難しいアーサナをやろうとすると、ゾーンに入れる。

ゾーンに入るニーズが生まれたのは、自分が教え始めて、ゾーンに入れなくなったからでした。これは教える側は、集中ではなく、マルチタスクということです。

それで、より難しいアーサナを教わる…ゾーンに入る…ために、アシュタンガに行ったんですが… 難しいアーサナ代表のアシュタンガヨガでは、膝関節と胸椎の面から継続はちょっとやめたほうがいいということはわかったのですが、倒立の会などに出てみて、ゾーン(集中状態)が日常に取り込めたら、それで、別にいいのかも?と思いました。

そもそも、ゾーンに入るためのクライミングだったからです。

ゾーン=集中状態、瞑想状態、夢中状態。

■ B6欠乏だと集中できない

私の血液検査は、B50を取り続けている今でも、B6欠乏なのですが…。この『栄養ビタミンん療法』M.レッサーの書籍(https://amzn.to/3JahXY8)によると、

・低血糖が併発
・頭痛、めまい、興奮性、集中できない、無気力
・頭皮、眉、鼻の周り、耳の後ろにウロコ
・腕と足 ひきつり
・手、口、舌、乾燥
・朝食べたくない
・不眠

耳の後ろが切れて、浸出液が出てしまうのが長年の悩みで、ピアスもそれでやめたのですが、B6で改善するなら、やってみようかな。

この書籍の症例で、夢を見る=至適量とわかりました。実際、一昨日、20時にB6と亜鉛を取り、11時頃就寝したら、明晰夢を見ました。ほんとにその通りになりますね。

■ 時代遅れ感…

それにしても、日本の栄養学の時代遅れ感は、九州クライミングの時代遅れ感どころではないです。

折々で皮膚科に行って耳の後ろのことは相談していたのに、私のOL時代は、誰も栄養を指摘しなかったとは…。この本、

 1994年の本

なんですけど(汗)。

 今2023年ですよねぇ?

30年も原因が分からず、悩んで来ました。偉い損した!

分子整合栄養学は、生化学的根拠がある栄養学です。伝統的な栄養学、現在日本に広まっている栄養学との違いは、至適量、です。

例えば、ビタミンB1でいえば、脚気にならない最低量でいい、と考えるか?そもそも体が快適に動ける量を取ろうと考えるか?です。前者の考えでは、食べ物は、餌、みたいな感じです。

しかし、現代では家畜飼料はビタミン・ミネラルが考えて与えられているので、果糖ブドウ糖液糖まみれの現代食は、家畜の餌より品質が低いかもしれません。

■ 日本人は大損している!

最近、アイハーブのビタミンB50が541円で購入できることを指摘したと思いますが…。

私は皮膚が弱いので、若い頃からチョコラBBはかならず疲れたら取るようにしていましたが…。なんで今ほどの感動がなかったのだろう?

含有量が少なすぎるためです。しかも高い。1200円くらいします。


 
B6は、処方箋の薬剤としても、販売されていますが、一錠30mgしか含有されていない…

これでは、全く効きようがありませんね… レッサー博士の症例では、400mgがその女性には至適量だったのですから。

このように、現代の再診の栄養学は、

 個体差

を認めるものです。私は、アキレス腱をやって、ナイアシンフラッシュが500mgで出ていたものが、でなくなりました。なので、ナイアシン需要が上がったと思い、×2に増やしていますが、それでも出ません。

B6の至適量は、夢を見るまで、です。なので、私は1錠で充足のようです。

■ 分子栄養学に出会うためにクライミングをすることになったのか?

最近思うことは、もしかして、分子栄養学に出会うために、クライミングをすることになったのか?ということです。

クライミングは、私の体力50%を超え、120%で行うときが多く、初期の頃から特に、人工のリード壁では、無理がとても多かったのです。

基本的な基礎体力の底上げが必要だと思って、様々な運動種目を頑張ったのですが…

どれも、基本的に消耗するばかりで、体力底上げにはつながらなかった。

そこが問題でした…。ラオスや台湾で登る分には、全く問題がないのですが、私はそのままエンジョイクライミングをしたいのに、周囲がそれを許さない雰囲気がありました。

日本の大部分の人は未だに、

 巨人の星

の価値観で生きているのです。私は巨人の星を憧れたことはないのに。

というので、ヨレヨレの体になりながら、それでも登る、という価値観が日本のクライミング界では主流ですが、そうではなく、体をいたわって、十分上質の栄養を入れて、最大限のケアをして体を大事に扱う、というのが、新しい時代の流れと思います。

指のアイシングもそうですし、自律訓練法もそうです。

食事と十分な睡眠は、人権です。なければ、メンタルを病んでしまいます。


2023/03/09

胃や小腸での吸収力が下がっている状態の人におすすめのペプチド

 ■ 栄養障害 …食べると苦しい

最近、肉がもたれる、とか、野菜料理を食べるとスッキリして気持ちが良い、という人は、

  ペプシノーゲンIの分泌量低下

を疑ったほうがいいです。私はヴィーガンに大きく舵取りするきっかけは、

   野菜だけの食事を取ってみたら、スッキリして気持ちが良かった

という体の声を聞いて食べた結果です。

食べても、消化吸収ができない=栄養障害、です。緩慢な死です。

私の場合は、本来60~70あるべきペプシノーゲンIが、34でした。10ヶ月の栄養改善で、毎食、肉を食べるよう努力をしても、45です。ちなみに、ペプシノーゲン自体もタンパク質でできています。

■ タンパク質 → ペプチド → アミノ酸

アミノ酸を摂取して体調が良い場合、

 タンパク質の摂取不足

が疑われます。私は山梨時代から、クライミングジムで登りこむとぐったりしてしまい、体力的な限界を感じてしましたが、女性の中では体力はあるほうです。5段階評価で行けば、けっして3ではないです。でも、アスリートレベルには至らない。5ではないです。4。

そういう人は、お肉を食べても、消化液が出ていないので、そのまま排泄されてしまい、せっかくタンパク質を食べても、肉体に取り込めません。

これは生まれつきの胃腸の弱さなので、克服する方法はありません。

しかし、タンパク質を、ペプチドの形で取り込めば、 消化のプロセスを経ず、ペプチドとして小腸から吸収できます。

https://www.youtube.com/watch?v=U0cb1-EurnU

https://www.youtube.com/playlist?list=PLhOfJl28AP4A7XY4guj-UwUhU0av2fhf_

この分野のプロテインには、ゴールドジムのホエイペプチドが出ています。

美味しくないようだったので、味との兼ね合いを取って、プロテインにペプチドが添加された、ストロベリー味を購入してみました。

https://amzn.to/3T3tGfC

本来はバルクアップ用ですが、基本的にここにプロテインなんて…という常識の誤解があると思います。

女性や弱い人にこそ、必要なのが、タンパク質です。


B1、B2、ナイアシン、葉酸、鉄 を取ってみて体調が改善するか?

■ ナイアシン500mgで著効

私はナイアシンに著効したので、長年の不眠は軽度のペラグラだったことが、この記事からわかります。

ナイアシンは別名B3です。

現在は、Siboの改善が先なので、キレート鉄は取っていませんが、鉄を摂るのも、必要な気がします。 

上記の栄養素を満たすために、最初におすすめのサプリメントは、ビタミンB50です。

https://jp.iherb.com/pr/21st-century-b-50-complex-prolonged-release-60-tablets/13420?rcode=CGU9335

アイハーブで、たったの529円、で購入できます。これ一本で、すべてのB群は取れますが、ナイアシンは50mgだけしか入っていませんので、こちらを一本買ってみて、飲んでみるのがおすすめです。

https://jp.iherb.com/pr/21st-century-prolonged-release-niacinamide-500-mg-110-tablets/43722?rcode=CGU9335

たったの441円です。 

マルチビタミン・ミネラルのSpecial Twoは、すべての栄養素が入っているので、血液検査がなくても、何かが足りていないと分かる人にはおすすめ。

https://jp.iherb.com/pr/now-foods-special-two-multi-vitamin-120-veg-capsules/39669?rcode=CGU9335

ビタミンA~Dまで一通り入っていました。240粒のボトルを買えば、一ヶ月1000円いかず、クロムやセレンなどの微小なミネラルも取れます。 ビタミンCは追加が必要なようでした。栄養の大切さを実感した人にはいいかもです。血液検査なしにニーズを実感するのが難しいかもしれませんが…。

鉄については複雑なので後述します。

■ こちらの記事で引用した藤川医師の投稿まとめ 

ーーーーーーーーーーーー

・海外では鉄不足の人が少ない


・厚生労働省の日本人の鉄摂取量は、60年以上前の1950年から、約6分の1に減少

・欧米では、鉄分を多く含む肉を日本人の3倍ほど食べる

・1800年代後半から1900年代前半にかけて、糖質精製技術の普及により、全米ではビタミン不足、ミネラル不足が深刻化

・鉄欠乏性貧血の増加や、トウモロコシを主食とする米国南部ではペラグラ(重度のナイアシン欠乏症)増加。

・ ペラグラは統合失調症と症状が似ている

600mgのナイアシン投与に反応するか否かで診断

1942年、米国保険局は、「全米に流通するすべての小麦粉にビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、鉄を添加することを義務付ける」


・一方、日本ではそのような対策は全く行われていません。日本で消費される小麦粉の90%以上は輸入されていますが、その小麦には鉄は入っていません。
 

・「ほうれん草やプルーン、ヒジキを食べて鉄を摂ろう」などといわれていますが、ほうれん草やプルーン、ヒジキに含まれる非ヘム鉄は、肉や魚に含まれるヘム鉄の10分の1と著しく低い

・ほうれん草だけで必要な鉄を摂取するためには、毎日バケツ4杯以上の量を食べなくてはならない計算になる。

・また、非ヘム鉄は、腸管から吸収される際に、野菜などに含まれる食物繊維や、玄米に含まれるフィチン酸、コーヒーやお茶に含まれるタンニンなどの作用で、吸収が阻害されます。

・一方、肉や魚に含まれるヘム鉄は、鉄イオンがポルフィリン環というものに囲まれているため、食物繊維やタンニンなどからの吸収阻害を受けにくく、また胃壁や腸管を荒らしにくいという特徴があります。さらに、ヘムオキシゲナーゼという酵素が吸収量を調節してくれますので、鉄の過剰摂取にもなりにくい。

・したがって、食品に含まれる鉄を意識するなら、断然ヘム鉄。

・ただし、サプリメントのヘム鉄は非効率ですので、キレート鉄。
ーーーーーーーーーーーーーー

2023/02/26

TCAサイクルをきちんと回す

■ 雪山にラード

だけ、持っていっても、脂肪酸がアセチルコリンになるのに、B1のサプリとナイアシンのサプリがなければ、きちんと代謝自体がされない。 

その後も、B12、B2がないと 結局エネルギーにならない…



2023/02/09

男の子がADHDになりやすい理由

■ クライマーにも多いADHD

ビレイがあるので、クライマーでADHDだとかなり負担があるかもしれません。その人はビレイ免除してあげたほうが、現代的配慮かも? 

太字にしているのは当方です。男性は鉄不足に脆弱なのです。

 ----藤川医師のFBより引用ーーーー

 男の子がADHDになりやすい理由
母親が全員貧血、もしくは鉄不足あり。
1)現在、貧血の治療を受けている。
2)妊娠中貧血があり、フェジンの静注を受けた。
3)貧血は指摘されていないが低フェリチン。


ADHDの男の子は全員、母親から引き継いだ鉄不足でフェリチン50未満。
女性に比べ男性は鉄不足に極めて脆弱。

 

女性では、
 フェリチン10未満=最重度鉄不足。
 フェリチン10~50=鉄不足。
男性では、
 フェリチン50未満=最重度鉄不足。
 フェリチン50~100=鉄不足。
つまり、女の子のフェリチン10~50では無症状だが、男の子のフェリチン50未満はADHDになる。
 

鉄不足の男の子は、
1)じっと座っていられず、直ぐ走り出してしまう(レストレスレッグス様)。
2)待合室に入った時から、ドンドンと床を踏みならす足音がする。
3)体幹がグニャグニャで、背もたれや壁にもたれ掛かる。
治療は、
1)高タンパク/低糖質食*プロテイン*2。
*母親がプロテイン*2を継続することが最重要、母親が飲まないと子供も飲まない。
2)フェルム、もしくはインクレミン。
3)ナイアシンアミド。
4)マグネシウム、経口+経皮。
5)ビタミンC。

*フェリチンの目標は150~200。

ーーーーーーーーーーーーーー 

5項目のうち、4項目までもが、医師でなくても、個人で買える栄養素です。

    生きていたからいいけど、死んでしまったかもしれないグランドフォール

2023/01/23

明晰夢 解析 と 私の個性

■ 明晰夢

私は体質的に高メチレーション。エネルギーであるATPを作る回路が高速回転タイプ、なのですが、そういう人は幼いころから、明晰夢を見るようです。明晰夢を見て、覚えているくらいなので、そこが神秘思考への入り口となっています。

最近、明晰夢を見るという本を読んでみたら、意図して明晰夢を見れるようになりました。なんだか、簡単でした。寝る前に瞑想すればいいだけ、です。

しかし、明晰夢は、夢のお告げ、ではなく、記憶の整理、とか、感情の再体験のようです。

昨日の夢は

ーーーーーーーーーーーーーー

  • 夕食にレストラン街をほっつき歩く・・・いい店がない →(山梨でヒマになりクライミングすることになる)
  • 男性の友達と一緒に食べに行くことになる → (クライマー仲間)
  • その子と出かけるがなぜかレストランへ行くのに断崖絶壁を通らねばならず、私はクライムダウンをあきらめる → (私には危険すぎ)
  • 先行したその子がエスカレーターに乗っているのが見える → (よかったね~という気分)
  • 後続で女性のハイキンググループ一団が来るが、危なくてとても降りれないことをアドバイス → (女性クライマー同士の連帯)
  • するとみんな行くのを辞める → (そうよね)
  • ところが、私は紙バッグをその断崖絶壁へ置き忘れて来てしまう → (夫)
  • 取りに帰る → (夫のメンタルケア)
  • 別の男性が降りてくるところで、リヤカーを急な段差で降ろそうとしている →(頼れる男性クライマー仲間?)
  • 私は身軽なので、その段差を登っていく、紙バッグ見なかったか?聞く → (助けてもらう)
  • 顔を見たら、なんと小学生のころの友達で水泳が超下手くそだったのに上達した子と自衛隊のクライマーを足して二で割ったような顔の子 →(自分と違う成長の軌跡を描く人たちで、その成長に信頼する)
  • 助けてくれてありがとう的に去る → (和解)
  • 紙バッグを置き忘れた場所はすぐ近くだったのに、なぜか遠ーくになっている → (夫)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

という夢でした。(は解釈です)

■ 私の世界観に近いクライマー

私はほとんどガイド登山は興味がなく、大体ガイドさんは、

パートナーが見つからないときに、行く場

みたいな感じなのですが・・・つい先日、ちょっと見たら、このようなガイド活動だったら是非したい!と思うようなガイドさんがいらっしゃいました。

https://www.candcjp.com/

スペインのクライマーズハウス

https://solanagranada.com/accommodation/

このような和洋折衷なライフスタイルが、現在私が送っているライフスタイルと、最も近いライフスタイルです。

これは、私の母が団塊の世代で、現在70代くらいですが、その世代の人にしては、ハイカラで、チェゲバラやらビートルズやらで育ったこと、和食を食べ続ける伝統ではなく、百科事典が家にあるとか、ハイテク機器が家にある、という世界観で育ったためです。(貧乏家庭なのに14歳でワープロを触って学級新聞をガリ版からワープロに変更し、プログラミング言語を習得しています) 

つまり、 和 より 洋

     伝統 より 革新

     保守主義 より 理想主義

      Jポップ より 洋曲

という世界観で育ちました。実際、炊飯器は無くても、パン焼き機があり、こたつがなくても、食器洗い機があります。

例えば、パチンコ店やブックオフで流れているようなBGMは、私は下品だと感じて耐えれず、BGMは、長年コロラドパブリックラジオ(CPR)です。別に演歌を聞きたい人がいても、その人を否定する気にはなりませんが、よそで聞いてって感じです。耐えられない。

山小屋バイトでは、それで非常に苦労しました。 他にも北岳登った時に、高齢者の団体登山がラジオで大音量で、演歌を流しており、いやひどい目に遭いました。

なので、私は保守派の男性クライマーはとても相性が良くありません。生活自体が、すでに西洋化している上、海外の習慣の取り込みも一般日本人より多いからです。例えば、ナイフをパンにバター塗るときに使うので、ナイフは出番が多いですが、箸は個別ではなくて、家族みんな同じやつです。お茶碗もお父さんの、お母さんのと日本では分かれていますが、我が家では、全員同じお皿です。そのほうが食器洗いの家事の都合上便利だからです。

なので、伝統的な家父長制を快適と感じる男性は、私と一緒にいると、自分の箸と茶碗がないだけで大事にされていないと感じるでしょうが、アメリカ人男性なら、夢にもそんなことを思わないでしょう。

例えば、運転なども、私は、福岡から長野まで運転可能で、一人でも全く平気ですが(なんせ、自分のペースで休息できる)、日本人男性といるときは、相手に合わせて運転させてやっています。なんせ男が運転すべき、という気持ちが日本人男性はとても強いです。(しかも、危険運転を上手な運転と思っていたりもしますし、俺が俺がと言っているのに、任せたら任せたで、なんで俺がと被害者妄想がある)

なんとなく愚痴っぽくなってきそうな気配になってきたのでここらで辞めますが、マイルドな帰国子女と考えてもらったらいいかもです。

昨日、カフェで、豪華客船でバイトしていた男の子(35歳)と話をしてきましたが、私の時代感覚は、彼と同じくらいで、同年代の女性一般と比べても、西洋化が著しく、あんまり文化的に会わないです。

海外出張に出ているときは、一人で夕食を食べたことはありません。その辺にいる同じ境遇の人・・・大抵が西洋人男性に声をかけて、夕食、食べています。そうすると大体面白い話が聞けて、見聞が広がるから、というだけです。

というので、自分らしく生きれる場所、というのは、洋7:和3くらいな環境で、その環境を得るのに日本では苦戦しています。

 


2023/01/22

天気痛=タウリン、なら、高所登山=タウリン?

 ■ 高所への感受性                   

感受性が強い人は、5ヘクトパスカルで気分が悪くなるそうです。

私はそこまでセンシティブではありませんが、飛行機は海外へ飛ぶと必ず、すぐに降りれないほどの強い頭痛で、頭が割れそうに痛くなります。

新幹線がトンネルを通るくらいで、30ヘクトパスカルだそうで、私はこれくらいから頭痛です。

■ 2400mなら平気だけど

2400にある山小屋でしばらくバイトしていたことがありますけど、その時は順応して、後の山、楽勝でごぼう抜きにしましたが、九州に来てお天気痛復活。

お天気痛に弱い人は、

 気圧の変化

がダメです。 変化がダメなのであり、一定していれば低い気圧でもなれると思いますが、高所の順応って、上がって下がって、なんですよね・・・

まさに変化。どのくらいの気圧で自分がどうなるか?天気痛に弱い人は、下界でも、記録が有効だそうです。

たぶん、天気痛があるような人は、高所には向かないと思うんだけどな・・・


■ 自律神経=ホメオスタシス

人間の体にはホメオスタシスが備わっており、それがうまく働かない=自律神経失調症。

つまり、人間のできばえ、として、あんまり強くないってことだと思うんですが・・・。

子どものころから食がほそいなどの人は、B、マグネシウム、亜鉛などの摂取が不十分であることで、自律神経失調症を加速させてしまうようです。

精神科医の廣瀬ドクターによると、同じような症状の人に、

タウリン

が良く効いているそうなので、ということは?という

逆算で、高所登山の順応にもタウリンは良いのかもしれません。

後、栄養でいえば、ナイアシンは血管拡張作用があるので、凍傷の特効薬、です。

念のために備えて、ナイアシンを携帯しておくのはいい考えなのかもです。

2023/01/21

貧乏人の味方 iherbのススメ

■ ベーシックサプリは、格安

ビタミンcサプリが切れたので、今必要なのはこれだけだし…と、近所のドラッグストアで購入しようかと思ったのですが、あまりに高額で挫折しました。一袋980円とか、うそでしょ、と思います。iherbも、実はこのところ高価格化しているそうですが。

 やはり、iherbに匹敵する安さのサプリは、国内では見つけられないようです。

このように購入しました。

ビタミンc 60粒 1000㎎ 284円 ×3 1日3粒=2か月分

ビタミンB50 60粒     608円   2か月分

マグネシウム 100粒     1205円   

亜鉛 60粒          248円 

ビタミンcサプリは、消耗が激しいので3つ注文しないと、注文のタイミングがずれてしまうと学習。1カプセル1000㎎で60粒入りだと、60粒入りでも、毎食後なので、20日でなくなる。一日3gのビタミンcはあまり多い方に入らないです。アスリートにはもっと必要だと思われます。

他に絶対切らしたくないB50…608円。B50は、食生活の内容が糖質に偏っている人には必須です。糖質を消化するときにB群が使用されてしまうからです。私は、ぐるぐる思考とブレインフォグがB50で良くなりました。B50なしの生活は今では考えられません。ただ、20代の若いころ、この快適さが分かったか?というと分からなかったと思います。今、会社勤めではなく非常に穏やかに暮らしているので、意識を体のほうへ向けることができ、感受性が高まったから分かったことで、そうでない限り、無視してしまっていたかもしれません。B50は、本当に現代人に枯渇する栄養素ですので、ぜひ取られてみてください。働き盛りの人にお勧めです。

亜鉛248円、マグネシウム1205円。亜鉛は、男性にも欠乏しがちなミネラルです。精子に元気がない人=亜鉛不足の人。マグネシウムは、アスリートはこむら返りを防ぐミネラルとして有名ですね。しかし、マグネシウムは、とても吸収が悪いので、お風呂にエプソムソルトを入れる、などのヘルスケアのほうが良いかもしれません。購入の際は、クエン酸化マグネシウムを買わないと意味がありません。例えば、酸化マグネシウムはただの下剤です。

トータル3333円だった…これで、2か月分。一か月に直すと、約1700円くらい。食品でとると、これ以上安くはできないくらいになります。

食品で、毎日Cを3g取ろうとすると、どんだけ大量に食べないといけないのだろうか?ということになるよなぁ… 

昨日はシジミ汁を飲んだが、シジミでも1パック200円くらいで、結局、食品添加物の害(サプリには様々な添加物が使われることが多いです)について目をつぶれるなら、サプリの方が絶対的に食費的には安くなります。

添加物も、ビタミンcなどは、アスコルビン酸ですから、あまり気にすることはないような気がしますね。気にした方がいいのは、抽出のより厳密なものや、固形化が困難な成分のように思います。

栄養学の歴史上、サプリがあまりに病気を解決するので、医療から妬まれ、阻害されてきた歴史があります。

■ 精神症状に隠れた身体症状

私は一気に鬱になり、おかしいと気が付きましたが、精神科に行ってしまうと、投薬で栄養欠損という根本原因がわからないまま、悪循環の道をひた走ることになってしまいます。

私の根本原因は、胃酸の出が悪いこと、です。もともと食が細い。=栄養にならない = 造血されない =貧血 です。

と言っても貧血の原因は、鉄ばかりではなく、F2+をとっても、私の症状は解決しません。B12と葉酸が必要なのです。 この場合、投薬でも解決しません。鬱などの症状を対症療法で解決しても、全く無意味な投薬で、むしろ、胃をさらに荒らし、腸内環境を悪化させてしまいます。

現在は、胃腸を専門とする医師のもとで、2度目の血液検査を受けているところです。それでも、胃酸が出ない、というような、死に直結しない症状は、医者は 主訴としてみません。しかし、胃酸が出ない=食品が栄養になっていない=マイルドな死、ですから。

”人が老る”ということは、”消化力が弱る”ということです。

若い時と体形が変わってしまった、骨川筋衛門になってしまった、という方は栄養を少し見直されることをお勧めします

(正確なことは血液検査に現れていますが、症状でも予測がつきます)

ちなみにプロテイン不足とB軍の欠乏は、認知症の主原因と目されています。 精神症状の裏には、栄養欠損があることがほとんどなのです。

『モリソン先生のルールアウト』 より 悪性貧血=B12欠乏 です

2023/01/20

ムーブは阿頼耶識に蓄えられている

■ ムーブは阿頼耶識に蓄えられている 

さっき明晰夢を見て分かったのですが、色々な情報が阿頼耶識(無意識)に蓄えられていますが…
 

ムーブ
 

もその一つで、出てくるきっかけは、
 

 危機感
 

あるいは、
 

 自己有能感
 

とかそんなのです。 危機感(=怖い)で、出てくる体質だったのですが、九州に来て最悪なことは、危機感で固まるモロー反射のほうが優勢になったことです。 

なんせ、九州のボルトボロイし、指導者も、まだクライミング数年の私よりもクライミングを分かっていない人しかおらず…(汗) 私が逆コーチングしないといけなくなりました…(このブログってほとんど逆コーチング内容になっていますよね)

それにしても、自己効力感によるムーブの発動に塗り替えよ、という天のお達しかもしれません。

というのはラオスでめちゃ成長したので…。ラオスはめちゃくちゃ自己効力感が高まった場所でした。つまり、目の上のたんこぶ、だったみたいなんですよね…相方、あるいは間違った指導。

阿頼耶識にムーブはため込めるのですが、出てくるときは、何か理由がいる、というのが、大体のクライマーがアドレナリンジャンキーに陥る理由かもしれません。

■ 明晰夢

 いつも朝起きる時間に起きないで再度寝て、明晰夢を観れるかやってみたら、出来た☆

■ 原始反射 

アスリートでもけがからの復帰で、原始反射が出ることがあるそうです。

墜落=ふいの動き = 反射が出やすい  

です。もう、ホントに、根拠ない落ちろ落ちろコールは、私の成長に100害あって一利なしでしたね。 

事例としては、

 ・4本 5.10Aを登ったらすぐ10bに行く

 ・3回落ちたら降りる

 ・外岩で落ちるまで登る

です。2時間ハングドッグして登れるようになる人もいる世界です。自分が登るやり方を、人に押し付ける=コーチのエゴです。どうやったら自分が登れるようになるのか?はクライマーが個人で発見していくものです。そのサポートをするのがコーチ。

寄り添い力がない、ただビレイするだけのコーチでは…


 

子どもを教える人は、分子栄養学と原始反射を取るエクササイズで、子供の運動神経を向上できます。

子どもに吐くほど食べさせるサッカー合宿の世話を岩根でやったことがありますが…、全く意味なしで、分子栄養学の知見にのっとったメニュー開発が必要だと思いました。

こんなのがいいです。

 1)スープはあさりもしくはいりこのおだし

 2)酢の物が最初に出される(わかめ、タコなど)

 3)メインは、消化しやすいミンチを使ったメニュー。

  赤身肉、鶏肉、豚肉。日本の霜降りはNG。

 4)野菜は根菜以外の野菜をたくさん。ビタミン類が欠乏しているハウスものではなく、路地で有機栽培のもの。自然農ではなくても良いが、窒素過多の畑のものは避ける。(放置したら腐る野菜はNG、枯れる野菜)シュウ酸の蓄積を避ける。

 5)糖質は最後に食べる (白いご飯ならソバ粉入り、もしくは玄米や五穀米)

 6)間食にナッツ、いりこ、などを食べる。(マグネシウム補給)

 7)間食にプロテインドリンクを飲む。胃が弱い人は、アミノ酸ドリンクを飲む。

  8)お風呂にエプソムソルトを入れる(マグネシウム補給)

 9)ビタミンC、B50,はサプリで取る

 10)血液検査を受けて、自分の現在の栄養充足をチェックする 

良くないのが、おにぎり、たくあん、お味噌汁、以上終わりのような糖質中心食です。

現代のプロテイン飲料は、スクラロースとかアステルファムKのような有害な甘味料や添加物が入っているので、それらがないものを選びましょう。

2023/01/15

 巨赤芽球性貧血の研究

女性アスリートは鉄不足・蛋白不足は、要注意ですが、客観的な指標となると、血液検査があります。オンラインで出来る検査を検討しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 検査項目は下記 推定検査項目(鉄関係2項目+生活習慣12項目)
 

  1. 血清フェリチン、
  2. 血清鉄
  3. TP (総合タンパク質)、
  4. AST (GOT)、
  5. ALT (GPT)、
  6. γ-GTP、
  7. 尿酸 (UA)、
  8. 総コレステロール、
  9. LDLコレステロール (悪玉コレステロール)、
  10. HDLコレステロール (善玉コレステロール)、
  11. TG (中性脂肪)、
  12. アルブミン A1b、
  13. クレアチニン、
  14. 尿素窒素 (BUN)


ALPは検査項目に入っておりません。

『タンパク質欠乏』は分子栄養一次分析にて、カウンセラーが結果を分析し見解をお出しいたします。なお医師法により診断はできませんが、健康相談にて健康・栄養素のアドバイスは可能です。
http://anycare.moon.bindcloud.jp/HelthConsultationProcedure1.html
ーーーーーーーーーーーーーーーー

■ ALP

私の場合は、亜鉛、マグネシウム欠乏も重要なので、ALPは測りたいところです。

http://www.sahoko.com/alp-459

ALPは200必要なのに、144しかなかったんですよね。

■ 巨赤芽球性貧血の研究

https://www.youtube.com/watch?v=BvWrXcYkDBc

→ 葉酸単体を補ってもNG

https://www.youtube.com/watch?v=nBPuF9H150c
自己免疫性萎縮性胃炎なのか?
 

https://www.youtube.com/watch?v=NlrMgehD6wM
MCVと間接ピルビン値を測ればいいらしい
https://www.youtube.com/watch?v=a-2-TjKk_zM
 

DNA発現に影響
https://www.youtube.com/watch?v=8f2A-QVuEzc
胃酸か?ない因子か?
 

B12の取り方
https://www.youtube.com/watch?v=39TnhowC3VA
・尿中メトロマロン値=信頼置けるB12指標 

■ 食べ方

・牛レバー、鶏レバー 月2~3回、
・煮干し、魚卵、貝類
・海苔、クロレラ、スピルリナ を食べる
・大腸でB12合成しても、B12は回腸でしか吸収されない。メラニン合成=B12欠乏(菜食主義型)
 

■一般的なB欠乏

https://www.youtube.com/watch?v=ygCVCcogG7Y&t=655s
 

結論: 通信制の血液検査では検査項目にALPもMCVもないので、ちょっとお金がかかっても胃の専門病院にかかることにしました。

 


 たしかに4年かかったな。

2022/12/21

山や×オーソモレキュラー栄養医学

 ■ オーソモレキュラー栄養医学

 2月3月にうつ病になり、希死念慮が出たので、はて?これはおかしいと思い、本格的に勉強して、8月には、回復しましたが… こういう風にするのが、クライマーや山ヤ、つまり、強度の高い運動をする人にはいいのではないか?というのが少しあります。

■ 卵  いくら食べても大丈夫

山ややクライマーは、伝統的に、貧乏、で、食事も質素な中で耐えている、というのが定常だと思うのですが…もし、そうだとしたら…

卵はかなりお助け食材です。

古い知識では、卵はコレステロールの原因として一日1個まで制限があったと思いますが、一日1パック食べるみたいな偏食でなければ、卵は

アミノ酸スコア100

で、貧乏な人はこれだけで、一日の必要なアミノ酸・プロテインのスコアアップにつながるお助け食材です。

大事なことは、体重×1g 以上のプロテインを毎日摂り続けることです。でないと筋肉が痩せる。特に怪我で療養中は、卵、です。カロリー制限しても、プロテイン制限してはいけないです。

■ プロテインをとる

毎日、20g×2のプロテインをとるように指導されていますが、私は取れないので、5g×2を頑張っていますが、肉でプロテインをとると資質過剰になります。ので、ホエイプロテインを定期的に取る食習慣があるといいと思います。山にも持っていくのが楽ですし。

■ アルコールを控える

アルコールを飲むのは、ほんのちょっとにして、大量の大酒というのは、エネルギーを生産するビタミンB群の消耗につながるので、山では避けたほうがいいです。

■ カフェインは適量

一方カフェインは、大量でなければ、適量であれば、害よりメリットが多いようです。

■ 炭水化物をとるときはB50とセット

iherbで買えるB50は、800円くらいで、大変おススメです。B50のタブレット1個に含まれるビタミンを、豚肉で摂るということになると、3.7kg食べないといけないなどということになります。

B50タブレットは破格値と言っていい安値ですので、上手く活用したほうが食費節約になります。

ちなみに、神経伝達物質の合成に必要な栄養素は、

プロテイン、鉄、葉酸、B6 

です。メンタルが悪化している、やる気が出ない、という方には、B6タブレットがもし聞けば、ビタミンB不足ということです。B6だけでも購入できますが、価格があまり変わらないので、B50のほうがおススメです。

■ B12

B12と葉酸が欠乏すると、貧血になります。言うまでもないですが、貧血は、アスリートすべての敵。 鉄を補給しても良くならないです。

血液検査をして、フェリチンという数値を測れば、鉄不足がはっきりします。血液検査が健康保険で出来る範囲にフェリチンが含まれていないので、検査するのが大変ですが、前述のB50には、葉酸400、B12 50以上が含まれているので、800円くらいですから、摂り始めて見て、120日後に体調がよくなったら、巨赤芽球性貧血(通称、悪性貧血)だったということです。

血液が更新されるスピードは120日です。なので、例えば、ヒマラヤの高所登山の計画が、あれば、その4か月前から、摂り始める必要があります。

■ 消化力

いくら栄養を摂っても、消化力・吸収力が落ちていては、体からスルーして便になって出て行くだけです…

山やの力の差は、内臓力だ、と誰かも言っていました。内臓の力を上げるには、日ごろから、

よく噛んで、食べる

が必要です。噛まないで早食いがサラリーマンの掟みたいになっていますが、あれをやるとタンパク質の消化ができず、一方で、糖質や資質は普通に吸収されてしまい、消化の面で消極的な、選択になってしまいます。

どうしてもちゃんと噛めない人は、消化用のタフマップを処方してもらうか、漢方の六君子湯を常用して胃腸の働きをサポートするという方法があります。

私は胃腸が弱いので、六君子湯を今取り入れたところです。

■ 低糖質ダイエット

糖質ですが、極端な糖質制限をしなくても、普通に食品から糖質は取れますので、ビタミンB群の消耗を避けるために、砂糖を使った甘いお菓子を日ごろは避けておく、のが良いことのようです。

スタバなどでコーヒーを飲むときは、ナッツをおやつにするとよいです。ミネラル補給ですね。

糖質に偏る食事に体が慣れると、インシュリンを消耗してしまいます。ナルコレプシーではありませんが、意識が飛ぶ、みたいなことがある人は、反応性低血糖、の可能性があります。

現代の低価格の食事だと、高炭水化物食になります。例えば、ラーメン&チャーハン、みたいな食事です。これだと全く栄養価的には価値がないですから、山やは自炊がおススメですが、そうなると何を食べようか?みたいになりますが…

単純に市販のお弁当から、ご飯を全部除去、だけでも価値があります。

その際に、お酒をお供としないように気を付けてください。もしどうしても飲まずには、おかずだけで食べるのは、無理!というなら、赤ワイン、あるいは、ハイボールがおススメです。

日本酒やビールでは糖質と同じことになります。

山のため、と思えば、アルコールなし生活も大丈夫ではないですかね?

■ 運動

運動量が上がれば、それに従って必要なカロリーが上がります。運動=炭水化物、と覚えてもいいかもしれません。

プロテインをとるべきタイミングですが、運動後にプロテインをとるべきという定説がありますが、どこで摂っても、効果があるようですので、まずはプロテインが不足する害、のほうに認識が高まる必要があるようです。

疲れが残って抜けない人は、グルタミン、不足です。これは味の素ではなく、グルタミン、です。

高額ですが、musashiのグルタミンは本当に疲れを軽減します。

■ 発達障害の人

クライマーで、ビレイが出来ないとか、ピンチになると慌てふためくとか、発達障害気味の人は、ミネラルの不足があると思われます。

HSP(ハイパーセンシティブ)の人は、マグネシウム、亜鉛が不足しています。

多動で物覚えが悪く、集合時間を間違えて来てしまうような人は、鉄、亜鉛不足ではないかと思います。

鉄の不足で男性でも、フェリチンが下がれば、メンタル鬱気味になります。フェリチン50以下で、鬱病になると言われており、要求値は100以上です。

私は、5月に測定した時は、21しかなかったので、そりゃ鬱になるよね~でした。

■ 母親の葉酸不足

余談ですが、母親が妊娠時に葉酸・鉄不足があると、発達障害気味に子供が生まれることが知られています。

海外では、菜食ビーガンになっても、小麦に法的に葉酸と鉄が含まれているので、妊婦が葉酸不足というのはなりにくくなっています。同じ理由で高齢者の認知症も発生します。

■ メンタルのビタミン…ナイアシン

ナイアシンは、メンタルのビタミンと言われています。ナイアシンはナイアシン療法という特定のビタミン治療が確立しているビタミンです。

ですので、アスリートに必要というわけではなく、特定の精神疾患が疑われる人に必要です。

ビタミンB50に通常の人に必要なナイアシンは含まれていますし…。

私の場合は、摂ってみたら非常に快調になったので、ベジタリアン歴30年と経歴が長いので、3年ほど続けてみようと考えていますが、普通のアスリートには不要だと思います。

ナイアシンは統合失調症の特効治療と言われています。価格も非常に安いですので、統合失調症気味だったり、気分のアップダウンが激しい、天気痛がある、などの人は、1瓶試してみて、効果があれば、ナイアシン欠乏症だったということです。

光過敏症の人もナイアシン欠乏が疑われます。

■ 山やの強さの源

以前から、山やの強さの個人差は、何に基づくんだろうな~と思っていました。

体力の個人差、ランナウトに耐えるメンタルの強さ、

そう言うものです。若い時に飢餓経験があると、飢餓に強いと言われていますが、基本的には、飢餓は、生命にはマイナスです。ですが、一度糖質が枯渇しないと、脂質を使うエネルギー回路にスイッチが入らないです。

資質と言えば、ラードを持っていくというのは、栄養学的には片手落ちな気がします。資質の代謝経路は、こちらです。

この図にあるようにB群の補酵素がないと回路がまわらないです。最近発見した盲点はクエン酸で、クエン酸回路を回すのに必要ですので、肉料理には黒酢を使っています。

いかにビタミンB群が重要か、ということですので、山に行く際は、日数分のビタミンB50タブレットを持っていくのがおススメです。

幻覚や精神錯乱などは、栄養学で科学的に説明がつく現象です。

藤川医師による症例集 https://amzn.to/3v8DZUC




 

 


2022/12/18

北米系の遠征でおススメの食事

1)Weetabix (食物繊維ならコレの定番) 

便秘解消のお供。

2)マカロニチーズ

https://amzn.to/3HL7Qu4

マカロニチーズ 安くてお腹いっぱいになる鍋一つレシピの定番

3)クリームオブウィーツ お湯を入れて練ればおかゆになる。

私は大体玄米を買って、イタリアンリゾットを手作りしています。米も海外の方が安いですよね。 

4)ビタミンB50 安いのでサプリで摂りましょう。

 


  北米ではアクセス問題で大変な様子です… 

2022/11/27

B50を食品で摂るとしたら?

■ビタミンB50の中身

これは比較的安価(872円)な製品の一例です

 ーーーーーーーーーーーーーー
チアミン(チアミン硝酸塩、ビタミンB1)  50mg  4,167%
リボフラビン(ビタミンB2)  50mg  3,846%
ナイアシン(ナイアシンアミド)  50mg  313%
ビタミンB6(塩酸ピリドキシン)  50mg  2,941%
葉酸  667mcg DFE(葉酸400mcg)  167%
ビタミンB12(シアノコバラミン)  50mcg  2,083%
ビオチン  50mcg  167%
パントテン酸(D-パントテン酸カルシウム)  10mg  200%
カルシウム(炭酸カルシウム、&リン酸2Ca)  130mg  10%
ーーーーーーーーーーーー

■ ビタミンB1 100gあたり

多そうなものをピックアップ…

豚ヒレ肉(赤肉)1.32mg  → 50mg取るなら、3.7kg
大豆(国産・黄大豆)ゆで0.17mg
玄米ごはん-0.16mg 

 以下、省略な感じの計算結果。一日50㎎のビタミンB1を食品から取るのは不可能そうです…

■ ビタミンB6

このビタミンは、体のあらゆるところ、細胞内で、補酵素として働くので、充足していないと筋肉の合成もされないし、神経伝達物質も作られない…ので、必須。

にんにく1.53mg

ということで、これも50㎎取ろうと思ったら、ありえない量を食べないといけないということになります。


■ ビタミンB12

無いと、巨赤芽球性貧血になる、というビタミン。
 

しじみ 68.4μg

まあ、これはすぐ充足するので、計算するまでもないかもです…ただ毎日シジミ100g食べるかというと?

 

■ ナイアシン メンタルのビタミン

 まいたけ(乾)     64.0mg
たらこ(焼き)     57.0mg

インスタントコーヒー     47.0mg

 これは、あっという間に充足できる。毎日たらこパスタという訳にはいくまいが…。

ナイアシンはナイアシン療法という特殊療法が、世の中には存在します。メンタルのビタミンと言われる。

■葉酸

焼き海苔 1900μg
味付け海苔 1600μg
岩海苔 1500μg
鶏レバー(生)/煎茶 1300μg
抹茶/干し海苔/かわ海苔 1200μg
牛レバー(生) 1000μg
豚レバー(生) 810μg

女性の妊娠中に不足すると、発達障碍児が増えると思われるが、日本では、小麦への強制的な添加がされておらず、海外では強制添加されているので、

発達障害、鬱、認知症

などの増加の原因は、葉酸不足ではないか、と思われる。クライマーにも多いADHDやASD…多動の人はかなり多そうです。

しかし、アメリカから小麦を買うにしても、鉄と葉酸を米国と同等程度に添加する、というのは国の施策としてやってもたやすいことでしょう…。

なぜやらないのかな?

■ サプリを買うほうが結局は安い

というのがこの記事の言いたいことなのですが…サプリを購入する場合、例えば、B12がメチルコバラミンか、シアノコバラミンか、という点が選択のポイントになったりします。

葉酸が合成かどうか?というような点より、シアン化物を体内に蓄積しない、という点のほうが重要に思える。

しかし、サプリ業界は、例え細くても毎月毎月買うもので、これが、永遠に続くとなれば、それなりに水道代、電気代みたいな、側面があります。

それで、だいぶ、依存的になることによるメリット、消費者が買い続けることにより、一定の収益性が出るわけなのですが…。

あんまり高価なものは、この点を利用した価格設定のように思うので、サプリの品質に細かい条件付けをしない方がいいような気がします。

B50を取る場合と、食品だけで済ます場合と比べると、

 取るに足らない小さな差

のように思えますので。本来は食品で取れて当然なのではないかと思います。人体というものは。

しかし、現代の野菜は、緑の革命以前の栄養価の3分の1と言われているんですよね…

つまり、食べてもあんまり栄養がないってことです。一方で砂糖が安くなり、糖質は何も言わなくても入ってくる。B群は、糖質を消化するのに使われてしまいます。 というので、現代食は、B群を消耗しやすいのです。

というのが、872円で解決できるとすれば、かなり有効な手段のように思います。