2022/06/21
2022/04/30
弱点系と強点系
■自然農のPRの嘆き
自然農はすごく簡単なのに、その簡単さを分かってくれないという嘆きがあった。
自然農をやっている人の中にも、2タイプいて、
簡単にやりたい系の人
苦労してやりたい系の人
に分かれる。それぞれ作るものも違う。
簡単にやりたい系の人=適作適地。作れるものを作る
苦労してやりたい系の人=作りたいものを手を掛けて作る
となります。自然農は、というより、たぶんどんな作物でも、だと思いますが、土地と季節があっていたら、ほとんど手を掛けなくても、できるんです。なので、あるものを食べる。とそう、苦労しないでも作れます。今の時期だと、エンドウばかり食べていないといけないですが…
一方作りたいものを作るのは、なかなか大変です。土地に合っていないものを作りたい場合がほとんど…現代の野菜の品種なので、手がすごくかかる。
なので、自然農が簡単というと、手を掛けている人は、反対すると思います。
簡単にやる自然農、
という新ジャンルを誰か確立してくれないか?と思ったりします。自然農、いい農法ですが、広まらないのは、手を掛けてやる自然農の人のほうの声のほうが、大きいから、と思います。作りたいものを作るとなると、ハウスもない、トンネルすら使ってはダメ、と色々使えないので、季節の調節ができないため、すごく難しい。季節のような大きな影響要素をコントロールしようとするのは難しいです。
エンドウなんて、花さか爺さんのように、バラバラ撒いて、そのまま何もしなかったようなのが、今一杯取れています。支柱も立てていない奴のほうが成果が良いようで… 古代ムギとの混植で支柱にしようと思ったところより、ただカラスノエンドウと絡まっているところのほうが成果が良いです。
クライミングでは、
弱点を登る=アルパイン
強点を登る=フリー
ということになっています。
2022/04/29
春野菜の収穫
えんどう収穫期 真っ最中
自然界の摂理を克服することが、人間社会…という西洋的在り方で突っ走った経済成長期の在り方…をクライミングに例えるなら、やっぱりラッペルのクライミングということになりますかね…
強点を行くクライミング。
反対に、弱点を行くクライミング、は、自然界のほうに、人間が寄り添う力を大きくして行けば、登れちゃったよ、ということです。ただ、人間のスキルレベルがアップしたため、辱点を登るだけでは、楽しめない、というのが、ラッペルのボルトルートの話かもしれませんね。
私は自然界を克服したいと思ったことは一度もなく、自然界に寄り添える力をつけたいと思っただけなので… やはり、向かうべき方向性は、クラックだろうと思います。
なにせ、クラックというのは、自然界が、こっちだよ…とまるで、いざなっているかのようだからですね。
■ 農に置き換えると
人間の側が植えたいものを植えるのではなく、その土地の土壌に適したものを植える適地適作、が、人が自然界に寄り添った農の在り方です。
となると、春は、エンドウ豆のシーズンです。ほとんど花さか爺さんのように、ばら撒いただけでも、エンドウ育ってきます。もうそれは簡単。
ソラマメも同じで、本当に丈夫で強健なので、手間いらずです。そら豆のシーズンはもうそろそろかな?
4,5月は端境期で畑からの収穫は限定的ですが、自然界からの恵み、タケノコとか、ふきが一杯取れるシーズンです。
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