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2022/11/09

ログハウスを作れるようになった

 ■ ログハウス作り

4泊5日でログハウスビルドの会に行った

これはラフのノッチ。

チェーンソー慣れをしていったためか、意外に簡単にラフなら作れるようになった。

しかし、丸太が想定していたより立派でビックリ!

30cmはあろうかという…私には、伐倒できないサイズ感…。

重機がないと絶対に持ち上げられなさそうだった…

九州は雨が多く、杉が立派。

植林は、どこでも伐期を迎えており、 立派な丸太が二束三文の安値で、木材チップにならんばかりの勢いである…ああ、もったいない! こんな立派なのでもB材なのだとか。

ラフを済ませたら、

本スクライビングと言って、失敗できないカットのラインを、コンパスで引くんだが、これが難しい。

丸太の盾切りも出てきて、

馬の高さ

がチビの私には高すぎ、チェーンソーが肩まで上がってしまう…

チェーンソーの安全講習をすでに受けている身でよかった。知らないと言われるがままに危険なことを危険と知らないでしてしまう…

まるでクライミングのカットアンカー事件のようなことだ。 知っている人は登らないカットアンカーも、ペツルだ~とか言って登ってしまっていた山梨組の私たち…。いや、普通しらないでしょう…

今回はコンクリート型枠職人と出会った。彼によると、カットアンカーはダメだと思うそうです。

チェーンソーなどは、女性でも出来ないことはないが、体とチェーンソーがマッチしていない。

車でも私は軽を運転するほうが楽だが、大きなエクストレイルを運転していて、ちょっと大変なんだが、同じことだった。

ハスクと新ダイワが人気のようだったが、デカすぎて、使いづらかった。

伐採や玉切り用のロングなバーは、ここまでの径の丸太は使わないとすれば、イラナイんだよなぁ。

しかし、ログハウス作りは急ぐことでもなし、のんびり確実に休憩をはさみながら、ノッチを作ればよいと思えた。

なんせ チェーンソーって10分以上連続作業してはいけないのである。その上、トータル作業時間の上限も一日2時間まで。 

バンバン全伐しているのが手作業だと白ろう病になってしまうだろう。

これが4段まで組まれる設計図だった。上は異なる仕様になるらしい。あんまり高くなると、ログを積むのが怖くなる、丸太のサイズ感…

文男さんという、夫の義理の叔父さんと同じ名前の方が、私のためにちょっと小さめのチェーンソーを持ってきてくれ、カービング用だったので、使いやすかった。

私には父がいない。だから、父親代わりに慕うことができる年配の男性は歓迎。

参考:

使い方 http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/kysmr/data/mr0009k3.htm


 

■市房山

帰りに、市房山に登ったら、上部の木の階段がすでに土壌浸食を受けて、ただの邪魔になっていた…

こんなのがあちこちに出来ていた

これじゃただの障害物競争のハードルみたいなもので、歩ける幅の登山道が歩けなくなっている…。

登山者は山側ではなく、谷側を歩くことになり、路肩が崩れそうだし… 木道の残骸があるほうが危険。

というので、ログハウスで知り合った行政の人に連絡したら、そうだね~となった。

ので、これだけでも、町の人と友達になった甲斐があった、というものだ。

よくヘリが出ているそうで、

登れるけど、降りれない…という登山道だった。

降りるのに、登りと同じだけかかるなんて。普通は降りるのは、登るのの半分くらいで済むものなんだよな…

こんなに根が露出してしまい、ずいぶんオーバーユーズされた山だった…。登山道、付け替えたほうがいいかもしれないレベル感である。

これだと登りにも手足がいるので、ロープがあちこちに出ていた。もちろんクライマーは使わないが。手足を使わないと登れない道は、背負い搬送はできない。となるとレスキューはもれなくヘリ。

地元の人によると、良くヘリが飛んでいるそうである…。気を付けてね、と言われたが、こんなのクライマーにとっては、なんてことないが…

80歳のおばあちゃんと小学生の孫とかだと、おばあちゃんは登れても降りれなくなるだろう。

コースタイムは4時間だったが、私の足で登山口からだと2:36だった。下りも同じくらい。悪くて、あんまり瞑想ちっくではない。とにかくホールドを捜して脳が忙しい。

めんどくさいノルマ消化の道だった(笑)。知らないと何も言えないしなぁ。

■ 杉巨木がおススメ

おススメは下の下部は森林セラピー基地となっており、巨木がすごかった。

1本倒壊しているのがあり、台風14号だろうか?直径1.5mはありそうな巨木が風倒しており、こんな巨木ですら、倒れるとは…と思った。台風の時は地域の人はみんな避難していたしなぁ…。九州は台風ホント大変。山梨は全然、災害自体がないけど。

巨木の森は、一見の価値あり… お宮の中なのだが、アメリカのレッドウッドみたいな、小人感覚に陥る。

天然杉を見て、枝ぶりが良く、人工の杉は枝打ちされてしまうが、本来は、枝打ちされるのは嫌なんだろうなぁと思った。なんか埴輪っぽい。

九州の原生林について http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/kysmr/data/mr0009k3.htm


 雲海の下が人吉盆地で、なるほど、という眺め。人吉は、父方のおばあちゃんの出身地。

私は父方が上米良姓なので、おそらく出身はこのあたりの土地だろうと思うんだが…あんまり先祖は、田舎の封建的なところが好きではなかったのかもしれない。一族を上げて菊地へ移住したのだそうだから。父方は神主の家系である。西米良村に菊地一族の家系図をまとめた記念館があるらしく、機会があれば、行ってみても良いかもしれない。臣が付く名前だったら、親族かも。

山頂から西米良村方面。槙野口登山道のほうが、自然が多く残っていそうな気がする。山ひとつ遠いだけに誰も木道を入れるなどということはやっていなさそう…人も表参道ほどは入っていなさそう。

樹種が広葉樹なので、針葉樹よりは、より自然。原生林ではなく二次林とは思うが…

九州では山梨のように原生林は残っていないようだ。

天然林であれば、御の字。

友人にもらった栗。立派でビックリ!これは…。杉も立派だが、栗も立派。そういえば、竹林の竹も、竹とは思えない太さだった。九州は自然が豊かすぎて、しかも標高も低いし、天候リスク、気候リスクがないので、どうもリスクに甘い山屋が育つ土壌のようだ。雪もないしなぁ。屋外で遭難しても死なない。

これは天草で伐倒の練習をしたときの住んだものだが、私が思っているログハウスのログ直径はこんなもんで、これなら、自分で伐倒して、自分でログに組めそうです。このログハウスの持ち主は、20年前にこれを本を見て作ったそうだった…この本。

 https://amzn.to/3hunLSp

藤門さんの奥さんの宇土巻子さんに大学のころは憧れていた…なぜ北海道に移住されたのでしょう? やっぱり封建的な土地がダメだったのかなぁ…

私も北海道に行ってみたいんだが… ログハウス作るなら、

(立派さ)より、(手作りの喜び)を取りたい。これでも十分住めていましたしね!

去年から考えると

チェーンソーも使えるようになったし、ユンボも使えるようになったし、ログハウス作りの展望も大体開けたので… だいぶ成長したなぁ!

マイ・ログハウス、は、ご縁しだいだが…

ティピは、すぐにも建てれて、楽しそうな選択肢である。おりしもキャンプブームだし。

スノーピークスのテント18万とかですよねぇ…ティピなら半定住もできるのに。

ティピの天井… 

インディアンは私にとってまだ文化的に新しい世界である。

大草原のローラみたいな気持ち…。


森の中にティピを立てて住んで… 

のんびりひと夏かけて、ログハウスビルドなど、できたらいいだろうなぁ!

ティピの良いところは、火が炊けることである。

十分広い、モノポールテントって感じ。ポールはいっぱいあるけどね!

九州なら気温もそう下がらないし。

ただし、雨の日と台風が難関だが…。

どこかに丁度よいWwoofer先はないだろうか?

お土産の写真… 昔、ロボットのソフト開発部にいるころ、「最近、入った男子は、エライ小さいなぁ」と言われていたんだよなぁ… 作業服で仕事していました… 女子力使う営業とかより、ユニセックスな仕事が好き。