2024/06/03

【クライミング心理学】永遠にケアギビングし続けるケアギバーの役=ドツボにハマったケアギバー

■ 南ユウタさんの今日のメマガ

全面引用です。太字付与は私です。(青字 当方)

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 いのち軸で自己肯定感を育む

心理カウンセラーの南ユウタです。

ナルシシストやボーダーラインの人の考え方や行動は、非論理的で利己的なことがよくあります。

感情的に未熟ですので、「子どもっぽい」ところがあります。(師匠も前の相方も、二人とも子供っぽいところが魅力だった)

健康な人なら、ナルシシストやボーダーラインの人とかかわることがあっても、そうした子どもっぽさに対して怒ったり、困った顔をしてため息をついたりして、最終的には離れていきます。

でも、ケアテイカーの人は違いますよね。(子供時代のゴールデンエイジをケアギバーとして過ごしました。ので私の自我で最も強いのがAで、そのあとがNPです)

ナルシシストやボーダーラインの人の非論理的な言い分に対して、論理的に説得をしようとしていませんか? (げっ!これワタシではありませんか?!)

「正してあげなきゃ」と思ってしまいませんか? (げっ!これワタシではありませんか?!)

そして、長いことそういう「何回も言って聞かせても、同じことをくり返される」パターンを繰り返していませんか? (繰り返している!)

実は、それもナルシシストやボーダーラインの人とケアテイカーさんの間ではよくある「罠」です。

加害者、被害者、救済者の3つの役割をくり返して抜けられなくなる「人間関係の昼ドラ」にハマる罠です。

僕も、高校生や大学生の頃、相当な時間とエネルギーをそういうことに費やしていました。

当時は言葉にしていませんでしたが、

「もし、僕が論理的に説明してあげて、わからせてあげられたら、もうこんな風にはしないはずだ。」と信じていたのですよね。(げっ!これワタシではありませんか?!)

あなたも、そんな風に信じていませんか? 

実際には、ナルシシストやボーダーラインの人の思考回路の大きな特徴は「ランダム性」だと言われています。

論理的に考えられる時もあるけれど、非論理的な時も多くあります。

「そんなこと、普通の人でも同じじゃないか」と、思う人もいらっしゃるかもしれませんが、ナルシシストやボーダーラインの人の思考回路のランダム性は、そんなにかわいいものじゃありません。

非ナルシシストや非ボーダーラインの人なら、非論理的に考えふるまった後に、「あっ、これはまずかったかな」と気づく確率が高いですよね。

さらに、自分のふるまいが相手をどんな気持ちにさせたのか、想像がつきやすいです。

「私のあの時の言動は、きっとあなたを傷つけ、不快な気持ちにさせたよね」みたいに考え直し、謝罪したり、関係を修復しようと努力できます。

ところが、ナルシシストやボーダーラインの人は、これがとっても苦手なのです。

また、思考の特徴として「自分を中心にしか考えられない」というものが出やすいです(いつもではないですが)。

こういう時のナルシシストやボーダーラインの人は、「論理でもの考える」のではなく「感情でものを考える」のです。(たしかに。ケガをした人を外国に置き去りにするってねぇ…どっちが被害者よ?)

だから、どうしても被害的に受け取ってしまうこともあります。

そんな状態の人に、論理的になるよう説得をしながら絡み続けると、救世主のポジションに知らないうちにハマっていくのです。(なぜか、私が世界を救わないといけない羽目になって行った…)

そもそも、救世主を求めている段階や、救世主を実際にそばに置いているナルシシストやボーダーラインの人は、セラピーや心理治療の場にほとんど現れないです。(要するにクライミングの講習会に出ない…)

「自分で自分をよくしよう」とセラピーの主人公になっていないナルシシストやボーダーラインの人を、説得するのは無理があるし、原理的に不可能です。

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■ ブラックメールくれた方も、ピンチですよ!

私は祝子川の件で、ブラックメールをもらったのですが、その文面にこうありました。

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「本当は、〇〇した方が良かったんじゃないでしょうか?」という優しい言い方で厳しい安全基準を繰り返し伝えるだけでも、長期に渡って教育をすれば、段々と自分の過去を恥じる登山者になると感じています。

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心理学がすでに出している答えは、

 境界性の人

 自己愛性の人

は、精神科にそもそも来ないし、治す気にそもそもならないから原理的に治らないということです。

一般の人はそういう人を避けて活動する、これだけが身を守る盾です。

もし、この祝子川の件で、加害してしまった人が、人を殺してしまった結果につながったその後悔が、精神を病むレベルになるなら、私に脅し文句を言ってくるより先に、

 南さんのカウンセリングにかかることをお勧めします。

普通のハイキングの本にすら、徒しょうではロープつけるなと書いてある。初級レベルの知識

【クライミング界の平等】ミソジニーとクライミング界

■ ん? 「あなたのためにご飯を作ることが私の幸せ」???

次の文章は、上野千鶴子さんの『女嫌い』から引用です。

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自分の欲望のために 同意を得ずに 無力な他者の身体を利用し、それに執着し、依存し相手をコントロールし続けようとし、その相手から自尊感情や他者への信頼や自己統制感などを奪い、あまつさえ、相手がそれを望んでいると信じたがり、誘惑者に仕立てるという関係 

いい女がいない。男性を奮い立たせる女性、母性を感じさせる女性 あくまで俺を立てて俺を男にしてくれる女性 踏まれてもけられても、俺を無条件に受容してくれる女。

男にとって、女の最大の役割は、自尊心のお守り訳である。どんな女にもモテる秘訣がある。

それは男のプライドを決して傷つけず、何度も繰り返し聞かされる自慢話に飽きずに耳を傾け、「すごいわね、あなた」と子守歌のようにつぶやき続けることだ。第三者に到底すごいと思えない男なら、「あなたのすばらしさが分かるのは、私だけよ」と付け加えればよい。「あなたが私のたった一人の男よ」と付け加えれば完璧だ。

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これを男の側からいうと?

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彼女の理想像

口数が少なくて、可愛くて、控えめで、日本的で、つつましいコ。趣味悪くないと思うけどな。です

今の時代こんなことを女に言ったら、どうなるか?覚悟しないといけない。

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こんなのがまだいるんですよね、九州には…。

クライミングは、特にスポーツクライミングでは、リスクがないので、男女差が出ないので、こんな男性がいまだにいるとは信じられない方が多数かもしれませんが…。

■ 僕のために自己犠牲することが、あなたの幸せなんでしょう?

それって、この本によると

 ダメ夫

を持ったお母さんが、夫がダメ男なら、息子に掛けよう!と思って息子にせっせと貢ぐ、という話みたいですよ?

つまり、

 息子=お母さんの敗者復活戦。

まぁ、お母さんの人生の成否を背負わされる息子は、気の毒なのかもしれませんが…

■ 親の人生を背負うクライマー2世

しかし、親の人生を背負うクライマー2世って、クライミング界では、結構普通にいて、大体成功しているクライマーは、2世クライマーです。

政治の世界と同じなんですかね?世襲制ってことで…。

それだけ、クライミング界が、

 お買い得品

だった、ということかもしれません。以外に、楽に世間の承認を得れた、ということです。

大体、楽な職業を親は子に継がせようとする、というのが定番なので…。

■ 世界はこんなミソジニーはとっくに通り越している

ラオスで登った時、ほんとに自由になりました。

誰も、男性を立てる、なんてやる女性はいないし、私に暗にほのめかされることもなく、なんか、普通に

 公園に遊びに行く

 ↓

 ブランコ乗りたい

 ↓

 ブランコに乗って遊ぶ

それができるだけの感じでした。




2024/06/02

【クライマーの文化】男尊女卑文化はどこから来たか?

「日本人女性を売春婦としてGHQに献上… 」政府が行なった “売春ビジネス” の真実。

男子は特攻隊。女子は国家ぐるみの売春。

特攻隊文化の名残が、40mランナウトの4級を意地でも残す、という文化で、開拓者みずからが、開拓時の心情を

 俺が行かねば誰が行く

と表現していましたが… 実際の特攻とは、このようなヒロイズムを持ったものではないので、まんまと都合の良い、歴史観に載せられたおバカな男性の特攻観を岩場に適用したもの、と言えます。

同じ、愚かな歴史観に、根を発するのが、女性の扱い。

 お国のために、身売りしてくれ

です。 いや~ 会のために私が身売りしないといけないような女性観を持っているように思われました。

身売りというのは、私が技術を誰か、一流のクライマーから盗んでくる、ということです。

吉田さんと登ったところとか、案内させられたりしました…

自分が吉田さんのビレイを買って出ればいいのに…。

日本の男性は、女性を口実に自分に何かメリットを引っ張ってこようとしていますよねぇ?

それは、はっきり言ってズル、ってやつです。

例えば、私と一緒に外国に行くことで、複雑な手続きを自分でしないで良い目をみるために、リードしてあげる、とか? なんかおかしな取引をしようとしていませんか?

おかしな取引の上に、犠牲を強いられて喜べと言われても…

喜べません。

【クライミング心理学】私は、女性を武器化する男性の道具にはなりたくありません


中高年男性はどう退場する? 男性のためのフェミニズム入門④ Progressive! Channel 中野晃一

■ 女性を武器化(広告宣伝に使う)

というのが、男性社会が

 女性を武器化

する、その道具にされる、ということです。

いや~、私もされそうになった…。

ちょうど大蛇山を登っていたころです。私は九州クライミング界から、

 広告塔、武器 

扱いされそうになったと感じました。

広告塔になるなら仲間に入れてやるが、ならないなら入れない。それが起こったことです。

■ ジム上がりクライマーに必要なのは、安全にクライミングデビューできる定番ルートですよ

私自身は、夢中歩行も、初夢も、楽勝でした。山梨育ちで、しかもフリークライミングではなく、三つ峠のアルパイン育ちなので、前穂北尾根も、終わってから来たし、別にボルトは遠くなく、どっちもオンサイト可能でした。

従って、私は、自分のために、ボルトを打ちなおせ!とは主張していません。

一貫して、主張しているのは、

 初心者が安全に外岩にデビューできるだけの信頼に足るボルト強度とボルト間隔の課題がない、

と言っていることです。日向神の定番入門者ルートである、夢中歩行も、そのようなルートではありません。

マルチに至ってはもっとひどく、ジム上がりクライマーは当然ジムで練習はしてこないスラブ登攀が、入門ルート。そして、その入門ルートは…巨大ランナウトでは落ちることができません。

その程度もひどく、10mランナウトでもひどいですが、40mランナウトです。自分だって古い開拓者の米澤さんも、ひどすぎると言っていたほどです。

■ スラブは入門とするのに不適切

スラブ登攀は、現代のクライマーには、まったく対応力が育つ環境がない入門ルートであり、入門に適している、と言えません。

落ちないで登るということを覚える機会が、ジムクライマーや入門したてのクライマーには欠如しており、そのような中で、落ちれないスラブを登るのは、基本、ステップアップの課題として、つまり、カリキュラムの構成として破綻しています。

したがって、入門クライマーは、

 ・ボルトの間隔が近く、
 ・支点強度も、整備も管理が行き届いている

ラオスに行って登るのが、私の経験上は、お勧めです。

適切なボルト間隔を覚えたい人は、アイス易しいトラッドをやれば、覚えられます。

支点が整備されていれば、とくにビレイヤーの優秀さにこだわりを感じることなく、楽しく登って帰ってくることができます。

一部のクライマーからは、私が、

 すべての外岩ルートを人工壁並みの安全性にしろ

と言っているような濡れ衣を着せられ、その濡れ衣が都合が良い人達からは、

 女性を保護する

を口実に、実際は出来の悪いジムクライマーを保護する結果にしかならないプロジェクトの音頭取りをさせられそうになったと思います。

女性を口実にあるいは武器に、あるいは広告に、自分の願いをかなえようというのは、
 
 責任転嫁

ですので、私はそのような責任を転嫁される立場になるのは、ごめんです。

自分のケツは自分で拭きましょう。

クライマー界は、一般社会より古臭く、女性を蔑視したり、女性ではなくても、誰もが楽しく登れる岩場を目指すという点からは、非常に立ち遅れています。



【クライミング界の平等】 クライミング界の詭弁と男性特権保護= 遠いボルトの配置


日本型家父長制を変えるには 男性のためのフェミニズム入門⑦ Progressive! Channel 中野晃一

家父長制=男性は家庭に居場所がない。会社にも居場所がない。

結果、家父長制と言っても男性はピンとこない。

結果、ホモソーシャルな事なかれ主義社会 になる。

これって、そのまんま、クライミング社会のように思えるんですが…。

■ アルパインクライマーは家父長制 フリークライマーは民主制

アルパインの世界は伝統的に、リードする人が絶大な権力を持っています。

しかし、フリークライミングの世界は、違います。誰が何をどう登ろうが、リスクは、理論上は同じです。

リードするほうがトップロープよりエライ、というアルパインクライミングの根拠は、ルーフをやってみれば、全く覆されます。リスクは、ルーフを登る人にとっては、リードも、セカンドも同じです。

フリークライミングにおいては、ひとつのクライムは、ビレイヤーとクライマーの共同作業です。

■ 誰がえらいのか決めないと落ち着かない性格に育てられてしまった人=九州人

日本社会は、家父長制を取り入れた歴史があるので、アルパインクライミングの師弟制度や山岳会内での年功序列は、高度経済成長時の日本社会にとって、理解が容易だったシステムだったのでしょう。

しかし、フリークライミングが台頭すると、

 群れの中で最も登れる人= 子供、若い女性

という、従来、もっとも庇護されてきた人たちになり、

 成人男性

は、威張ることができなくなります。

威信の源泉である高い身長や重たい体重も、まったく逆効果で、フリークライミングには不利だからです。

役に立つとすれば、歩荷だけになり、荷物持ち担当、と、課長から単純労働者に格下げされた気分を味わうことになってしまいます。

なので、私は荷物を男性に持たせたことはありません。別にフリークライミングの岩場は、近いので、重さが私の課題になったことはないからです。

■ 遠いボルトは最後の砦

最後の砦…しがみついているのが、遠いボルト。

高い身長を有利にしているのは、同じスタンスにたったとき、女や子供…低身長者…の手が届かないほど、遠い位置にボルトを打つことです。

そうすれば、背が高いのでそこに立てば、楽勝で安全確保の業であるクリッピングができるという優位性を保つことができます。


私は、この男性優位性へのしがみつき行為が、遠いボルトということに具現化しているだけなのに、それをカモフラージュする手段として、開拓者著作権を持ち出して、遠いままに維持しようとしている詭弁がクライミング界にはあると考えています。

なぜなら、そうでないかぎり、普通は、自分よりか弱いものの命を脅かすボルトの配置を是正しない、なんて、人間性の発想として不自然だからです。自分より弱い者を守ろうとするのは、人類共通の本能です。

遠いとたぐり落ちの危険が増すのは、クライマーなら誰でも分かるようなことですし。

平等を持ち出さなくても、かわいそう、という気持ちが湧くと思います。

それが普通になっていないのは、文化的影響が考えられるからです。

ちっぽけな既得権を手放せないのは、そうしないと、男の沽券にかかわると思っているということだと思います。

■ 適正ボルトは男らしくないか?

現に適正な間隔にボルトを打って、男の沽券など手放している現代的な思想の開拓者は大勢おり、その人たちが、”情けない男扱い”されている様子はうかがえません。

手放しても大丈夫だと分かっていても手放せないのは、心に傷を抱えている、ということです。

■ 清い開拓者は40cm下に打つ

ある時、開拓者から聞いた話です。

ボルトを打とうと思ったときは、大体、自分が思う場所から、距離にして40cm下に打てば、間違いがない、

という解説を聞きました。

納得しました。180ー40は140で、140cmの身長は、ちょうど、小学6年生の身長でこれくらいから、外岩が可能になる年齢だからです。

■ 幼児虐待加害者と同じ心理

上野千鶴子さんの著書に、児童性愛の加害者の心理が回答されています。

驚いたことに、これはリードを強いるおじさんクライマーの心理と同じでした。


おじさんは、君を愛しているから、こんなことをするんだ。


おじさんは、君を愛しているから、(君がいやがる)こんなことをするんだ(だから、きみも抵抗しないで、協力してほしい)。

これが、リードを怖がっている人に対する行いと同じ心理だと、お気づきになることができるでしょうか?

比叡のリードでは、私は、はっきり嫌だ、と言いました。

ギア(カム)を持っていなかったからです。アイスギア全部、背負ってリードしたんですよねぇ。

しかも、その時、初対面の人のビレイで。


(先輩である俺)は、(後輩である君)を愛しているから、君が嫌がっているリードクライミングを、君に無理強いするんだ。

きっと本人も無理強いのクライミングを会や仲間から、無理強いされて育てられてきた人なのでしょう。

・子供には(部外者には)何をやっても大丈夫
・言いなりにしやすい
・無邪気で単純
・騙されやすくコントロールしやすい

が、児童性愛被害者=やられやすい人の特徴です。

■ フリークライミングは、民主主義ですよ

私はそんな育てられ方はしませんでした。

私の師匠は、私がリードで取りついても、怖がっていると、”いいから、もう降りてきなさい”という人です。 

なんでこんなのが怖いの、とは言いませんでした。

そりゃそうだ、ピンが遠いから怖いんだから。サルだって分かる。

他者が育てた、まともなクライマーをダメにするのは、一日。育てるのは100日。

そんなこと(ほとんど虐待)してるから、会に若い奴が入ってこなくなるんですよ。

若い男子だってバカじゃないでしょう。




2024/06/01

【クライミング心理学】ブラックメールに対する対応

 最近、ブラックメールが来ました。

ブラックメールとは、恐喝のことです。

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「blackmail」は英語の単語で、日本語に訳すと「恐喝」や「脅迫」を意味する。 具体的には、他人の秘密や弱みを握り、それを利用して金品や特定の行動を強要する行為を指す。

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です。 ちなみにこの言論の掲載許可は、書いた本人が、頼んでもいないのに、くれました。なぜでしょう?

きっと、私はスケープゴート化されているので、そのいじめを加速することで、俺はいじめに加担する側の人間だ、と同族主義を強化する狙いがあるのでしょう。

あいつを排除しろ、そうだ、そうだ!と盛り上がりたい皆さんに、これはリップサービスの記事です。

鉄壁の防御もchatGPTが書いてくれましたが、大事な考察が抜け落ちるので、再掲載。

■ 逆ギレ

”お前が「反省しろ」というから、反省できないんだよ!”は、タダの逆ギレ

です。

感情にあおられて、反省しろとおふくろがいうから、俺は反省しないんだ!と拗ねている子供と同じですね。

自分の行為を、自分がどう考えるか?まで、人のせい。

したがって、反省しろと言われると反省できない、という主張は、責任転嫁です。

さて、来たメールの内容に各論で反論を書きます。

■ 来たメールの内容への反論

1)お前のせいで一般公開されないぞの脅しについて

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この記事を読んだ当事者が、事故報告書を一般公開する気になるかは疑問ですが、私には分かりません。

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意味: お前の記事が、一般公開されない理由だぞ、お前のせいだぞ。

反論: 私の記事がどうであろうが、心から深く反省した人は、憶測を止めるためにも、事実を公開して反省文を一般公開するでしょう。私のブログ記事が嫌だから、という、そんな”ちゃちな”理由で、隠蔽に走る人をいったい反省した人と呼びますかね??

2.メールを書いた人が本人のブログで事故に触れない=隠ぺい体質

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私のブログで、この件についてコメントする気はありません。

ニュース記事だけで議論することは不可能です。私が当事者から好意で伺った情報を、報告書開示以前にWeb公開するのはできません。今は仲間内だけでの議論に留め、将来ブログに書くとしても今回の事故の件には触れずに一般論に留めます。

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この人が、何をブログにするかは、好きに決めればいいのですが、なんと事故情報が

 好意で伺った内容、

ってさー。 クライミング界では、事故報告書は、特権階級にしか配布されていない現状とぴったり一致しています。

だから、熊本の会長さんみたいに、リスクが理解できないで、非常識なメンバー数でも、沢ですら、ボルトが打ってあるから=スポーツルートと自動思考してしまい、行って来たら?と言ってしまうリーダーが存在するんですね。

事故情報が開示されないとすると、このリーダーさんの個人の資質のせいではないかもしれません。隠蔽された情報を知らないのは当然のことだからです。

その上

 仲間内の議論だけにとどめる、

ってさー。特権主義、全開。同族保護も相まって、ホモソーシャルの定義と一致してしまいます。

小鹿野とエライ差ですね。

3.お前は退け、の暗示的脅迫

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自分磨きが難しければ、将来もっと優秀な人が啓蒙してくれるのを期待して、自分は退くのも一計だと思います。

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主語がない。あなた、にも、私、にも言えるように、あいまいにぼかすことで、

私はこうしているから、おまえもそうしろ、と言っています。

つまり、私に退けと遠回しに言っているって意味です。

は?なんで?私が自分の言論を引っ込めないといけない訳ですか? 

境界線の侵害です。

4.一般公開の意図が環境依存だと言って脅迫

そもそも、この人には、事故報告書を発表するかしないか?の参政権はないようです。

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現在、2人が所属している山岳会で事故報告書を作成中で、すでに反省点として様々な点が検討されているようです。

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タダの外野なのだそうです。それなのに、お前のせいで公開しないぞ、と脅しています。

一般常識上、まともな会なら、事故報告書が一般に公開されるでしょう。

なぜなら、それだけが再発防止策になる道だからです。

5.反省の有無

そもそも、反省文自体が発表されていないのですから、反省しているかいないかは議論の対象にならず、反省しろと周囲の人間が思うのは、当然の感情でしかありません。人が一人死んでいて、反省しないで済むはずがないでしょう。

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むしろ同行者の方は、葬儀までの誠意ある対応、事故報告書作成など、外野から見ていて心が痛むほどです。すでに他の反省点も挙げており、自責の念は計り知れません。

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人を一人殺す結果になったのだから、当然の態度ではないか?と思います。

逆の態度だったら、どうするんですか?

6.私の言論が自殺の原因とする脅迫

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もともと責任を感じている同行者に対して、こういった書き方をするのは、あなたが人を自殺に追いやるリスクをはらんでいます。

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私には、当ブログを読んで相手がどう思うかについては責任はありません。

しかも、自殺に追いやると思っているのは書き手の憶測。忖度って奴です。

忖度したことを、こうして私が発表すると、この人にはメリットがあるということですね。

そもそも、もともと責任を感じる人は、救急車も横付けできず、携帯電波も入らないことが予想できる沢に、2人だけで行ったりしません。

また、責任を感じている人は、自殺はしないで責任を取る行動を取るだけでしょう。

何年も遺族の口座にお金を振り込み続ける人、お墓に参り続ける人、セーフクライミングの普及活動に傾く人、いろいろな行動による誠意の示し方があります。

隠蔽って、誠意の示し方と言えるんですかね?

ケツまくって逃げたいという、”逃避”にしか聞こえてきませんが…

それより、あいつが自殺するから、と言って、他者を脅す態度ってどうなんですかね?

7.遺族を利用した強要

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また、事故報告書の完成と説明を待っている遺族としても、嫌な気持ちになるでしょう。

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遺族を盾に使った恐喝と同じです。これが本当なら遺族が言うでしょう。

私には遺族の感情に責任はありません。

私が遺族なら、正しい情報が広まる、事故原因が広く一般に共有される方を望みます。

たとえ、この特定の遺族が、隠蔽のほうを望む遺族だとしても、その人たちがいうべきことで、他人の存在するかどうかもあやふやな感情を憶測して、それを盾に、外野が私にブラックメールを送り付けるということは、単なる、

 同族保護

と言われても反論の余地はないでしょう。

8.本当の意図

このブラックメール作者の本当の意図は何でしょうか?

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同行者の方に正しい反省を促すことが目的であれば、それは事故報告書を私が読んで本人に更にコメントするつもりですから、ご安心ください。

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なんか、とっても偉そうです。

 俺は、この加害者に正しい反省を促してもいいが、

 お前は、ダメだ。

 俺は、加害者本人にコメントしてよい。

 お前は、ダメだ。

と、特に根拠なく書かれてます。

分かるのは、俺が上で、お前が下、と、この人が認知しているらしいことです。

もしかしたら、この加害者の師匠さんなんですかね? なら、自分も反省すべし。

何年教えて、何を教えていなかったから、こんなことになったのか?分かるはず。

行く前に、なんで誰も止めてやらなかったの?

それでも、仲間なんですか?

■ 真の目的は、マニピュレーション(操作)

素晴らしいヒントが来ました。

”心理操作”

とは、相手があなたの反応を責めるとき。
あなたが反応したのは、相手の有害な振る舞いがあったからなのに。

彼らは、あなたを刺激したのは、自分の
敬意を欠く行動なのに、
そのことについて話題にすることはない。




つまり、私が、問題にしているのは、

  クライミングパートナーの生命が、大事にされていない、ということなのに、

お前の書き方が悪いと論理のすり替え、されています。

私の書き方が悪いとして、そもそも、それをトリガーしたのは、何か?

  男尊女卑、のその在り方

もし男尊女卑でないならば

  リードクライマーの俺のほうが上だ、下のやつは言うとおりにしろ、

というあり方です。

上の人間の命のほうが大切だ、とでもいうつもりなのでしょうか? 

この論法だと、そういうことになってしまいますが。

■ 当方の事例

私の大山北壁は2名しかメンバーが集まらず、しかも、相手は、インスボンやらアイスのルートやら、何度も一緒にマルチを登っている相手で、登山歴40年のベテランだったので、事故の確率はかなり低い状態でしたが、泣く泣く、お断りしました。

大山北壁の時は、私はメンバー集めに奔走し、ほうぼうに声をかけても、あと一人いたら…という状態から抜けれなかったので、非常にガッカリし、うなだれましたが、その様子を見て、行かない判断をした私を慰めたのは、誘ってくれた師匠のほうでした。

 「あんまりがっかりしているんで、俺、心配したわー」

そのあと、一人で大山一般ルートを歩いて…「なんだ、ここ、超・簡単だわ、なんと八ヶ岳の3分の2しかない…」と分かり、それを師匠にフィードバックしたところ、

「仕方ないさ、あの時はそれを知らないんだから」

という返事でした。

■ 事故の本質は、強気の判断 強気は山では事故の原因

知らなくてミスする、という同じ内容でも、用心深い人は

 行けるところにも行かない

というミス。 

一方、強気一辺等の人は、

 行けないところに行ってしまう

というミス。

つまり、同じ、無知を原因にしても、ミスの方向性が真逆なのです。

山では、弱気判断、を守りましょう。

”常に強気判断すること”をヒロイズム視したり、自己正当化してはいけない。

”強気”と言えば聞こえはいいですが、その実は

 欲に負けた

というのが正しい状況説明であることのほうが多いです。

■ 強気が必要な時=ピンチの時

強気判断をしてよいのは、材料が、3つ以上あるとき、またピンチを切り抜けないといけないときです。

全部、どのような条件下でも、強気なのは、考えていない印、です。

山で大事なのは、適切な判断力を、適切に用いることです。

50mシングルロープで、25mを登った後、そのまま35mを登る判断が適切かどうか?

それすら判断できない程度の判断力であるのが、現在のクライマーの等身大の姿です。

■参考

反省しろ!と責められるのは、ミスった人が当然払うべき代償です。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1339567993

色々な意見があるが、反撃しろ、って逆ギレしろって言うのと一緒ですね?

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なにかミスったら、反省してようがしていまいが、「反省しろ」って言われますし、言われても文句は言えません。ミスった代償だと思って甘んじて受け入れて下さい。

もし、どうしても言われたくなかったら、ミスしないか、反省しろって言う人から全面的に信頼をされる人になってください。

反省が足りているかどうかは、あまり関係有りません。

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この考えが私の考えです。


【ChatGPT】すごーい 反論文書かせた

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ご指摘ありがとうございます。以下に、メールに対する反論を述べさせていただきます。

1)沢ではエイト環一択

Aさんが指摘されるように、エイト環にこだわらず、ルベルソや他のビレイ器具も状況によっては有用である点は認めます。しかし、エイト環はそのシンプルさと多用途性から、特に初心者には推奨されることが多いです。沢登りの現場では、ゴルジュでは双方性が大事で、必要とあらば、流さなくてはならず、エイト環の双方向性が強調されるべき理由です。ルベルソの利点も理解しますが、沢登り初心者が複雑な器具を使いこなせるかどうかは疑問です。よって、ブログではエイト環を推奨した次第です。

2)ニュース記事の「熊本から登山に訪れた40代男性」のコメント

ブログ記事内のコメントに対しての指摘については、意図を誤解された可能性があります。あくまで一般的な意見として述べたものであり、事故当事者を直接批判するものではありません。登山や沢登りにおける安全意識を高めるために、あえて厳しい表現を用いた次第です。

3)記事の削除

については、情報の正確性と読者の誤解を避けるために再考する必要があるかもしれませんが、ブログの目的は事故を教訓として、安全対策の重要性を広く認識してもらうことにあります。

記事の内容が誤解を招く可能性がある場合、適切な修正や注釈を加えることは検討しますが、削除することが最善の対応かどうかについては、賛成いたしかねます。

4)事故報告書の公開と再検討

事故報告書の完成を待つことに関しては、ご提案に賛同します。報告書が公開された際には、その内容を基に記事を再検討し、必要に応じて修正・追加を行います。

現時点では、読者に対して最善の安全情報を提供するために、私自身が得た情報と経験に基づいて記事を書いていることをご理解いただければ幸いです。

以上の点から、ブログ記事の内容を見直し、必要に応じて適切な修正を行う意向はありますが、記事の削除については賛同いたしかねます。

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最初からChatGPTに作ってもらえば、鉄壁の防御が張れたのかなぁ?



【クライミング心理学】脅迫メールが来ました

■ ブラックメール

最近、ブラックメールが来ました。

ブラックメールとは、恐喝のことです。

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**ブラックメールについて**

「blackmail」は英語の単語で、日本語に訳すと「恐喝」や「脅迫」を意味します。具体的には、他人の秘密や弱みを握り、それを利用して金品や特定の行動を強要する行為を指します。

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以下、反論を書きます。

■ "お前が『反省しろ』というから、反省できないんだよ!"は、ただの逆ギレ

感情にあおられて、「反省しろ」と母親が言うから反省しない、と拗ねている子供と同じです。自分の行為を自分がどう考えるかまで人のせいにするのは未熟な態度です。

■ 来たメールの内容への反論

1. 公開の妨げになるという主張

「この記事を読んだ当事者が、事故報告書を一般公開する気になるかは疑問ですが、私には分かりません。」

意味:お前の記事が、一般公開されない理由だ、お前のせいだ。

反論:私の記事がどうであろうが、心から深く反省した人は、憶測を止めるためにも、事実を公開して反省文を一般公開するでしょう。あのブログ記事が嫌だから、そんな”ちゃちな”理由で隠蔽に走る人を本当に反省した人と呼べますか?

2.私は自分のブログにコメントしないという宣言について

「私のブログで、この件についてコメントする気はありません。」ニュース記事だけで議論することは不可能です。私が当事者から好意で伺った情報を、報告書開示以前にWeb公開するのはできません。今は仲間内だけでの議論に留め、将来ブログに書くとしても今回の事故の件には触れずに一般論に留めます。

反論:この人が何をブログにするかは自由ですが、「好意で伺った内容」という表現は、クライミング界で事故報告書が特権階級にしか配布されていない現状と一致します。

事故情報が開示されないとすれば、再発防止はなされない。当然の成り行きです。

3. 仲間内の議論に留めるべきか

「仲間内の議論だけにとどめる」というのは特権主義であり、情報の共有を阻む態度です。一般常識では、まともな山岳会なら事故報告書が一般に公開されるべきです。なぜなら、それが再発防止策として最も効果的だからです。

4. 責任感について

「もともと責任を感じている同行者に対して、こういった書き方をするのは、あなたが人を自殺に追いやるリスクをはらんでいます。」

反論:もともと責任を感じる人は、危険が予測される沢に2人だけで行かないはずです。また、責任を感じているなら、自殺ではなく、具体的な行動で責任を取るはずです。隠蔽は誠意の示し方ではなく、逃避に過ぎません。

5. 遺族の感情を盾にした脅迫

「事故報告書の完成と説明を待っている遺族としても、嫌な気持ちになるでしょう。」

反論:遺族の感情を盾にした脅迫は許されません。正しい情報の共有と事故原因の公開が、再発防止に繋がるのです。私が遺族なら、事実の公開と広く一般に共有されることを望みます。特権主義的な隠蔽は正当化できません。

■ 結論

事故情報の隠蔽は、登山界全体のリスク管理を阻む行為です。

私は、ブログを通じて正しい情報を共有し、安全対策の重要性を広めたいと考えています。事故報告書の公開が再発防止に不可欠である以上、正しい反省と行動を促すことが重要です。


2024/05/31

【海外ニュース翻訳】カリムノスもリボルト 世界のトップクライマーもリボルト協力

以下、こちらより、翻訳。

https://gripped.com/news/squamish-legend-rebolts-kalymnos-cave/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0gT6R0YEIMgOsd54JOOY0zYysC3lPQMV6tsiaRgygJllr528kF1u0v-20_aem_ZmFrZWR1bW15MTZieXRlcw

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 ギリシャのカリムノス島は、世界で最も人気のある国際的なスポーツクライミングの目的地のひとつだ。この島で最も印象的な岩場は、人里離れた海辺にある巨大な穴のような岩場で、素晴らしいトゥファのクライミングが楽しめるシカティ・ケーブである。ここ数年、岩場の多くは20年近く前にPetzl RocTripsでボルトが打たれたため、腐食した危険なボルトに悩まされている。


スコーミッシュの初登者であり、アークテリクスの共同設立者でもあるデイブ・レーンは最近、このクラシックな岩場のボルト打ち直しを手伝った。シカティ・ケーブで多くのアンカーが傷んでいることに気づいた彼は、再ボルト化の基金に多額の寄付をした。彼は次の旅行で、資金提供した道具を使って洞窟内の多くのルートのボルトとアンカーを交換した。また、彼と彼のクライミング・パートナーたちは、岩場にアクセスするための、以前は少々大雑把だったヴィア・フェラータをすべて新しいギアに取り替えた。

スコーミッシュでクライミングをしたことがある人なら、ほぼ間違いなくレーンのルートを登ったことがあるだろう。彼は1970年代後半から1980年代後半にかけて、スコーミッシュで最高のトラッドやスポーツクライミングの多くを初登した。彼の傑作には、Neat and Cool 5.10a、Flying Circus 5.10a、Boogie 'til You Puke 5.11b、Burning Down the Couch 5.11d、Blackwater 5.12a、Flight of the Challenger 5.12cなどがある。

マックス・バーガーもまた、シカティ・ケイブの再開発の鍵を握る人物だった。彼は多くの低級クラシックをグルーインで完全にボルト締めし直し、多くの真新しいラインもボルト締めした。この洞窟にはまだまだ発展の可能性がある。レーンの努力については、シカティの再開発について詳しく説明した以下のクララ・ステインのビデオで知ることができる。更新されたルートのトポもショートフィルムに含まれている。

カリムノス島のシカティ・ケイブでボルトを打つデイブ・レイン


DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

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【クライミングのリスク管理】背の低いクライマーは、リスクも必要スキルも負担が大きい

■ そこに立って、手が届かなければガバは意味がない。


5級のガバがあるとします。同じスタンスに立って

 170cmの人、手が届く。

 150cmの人、手が届かない。

ここまで明らかですね?

他のスタンスがあり、小さなジプスに乗ったとします。


 170cmの人、ジプスに乗らなくて手が届く。 

 150cmの人、ジプスに乗ったら手が届く。


そのジプスが、偶然 2級レベルのジプスだったら?

その5級のガバ一手課題は、

 170cmの人にとっては、5級ガバ一手課題。

 150cmの人にとっては、2級ジプスに5級ガバ一手をプラスした、バランシーな課題。

まとめると?

 170cmの人=5級

 150cmの人=2級 


どうですか? 納得しましたか?

クリッピングチャンスも同じことです。背が低い方は、手繰り落ちリスクが高くなります。

【ギア】当方のギア


何も言わなくても、山やならギアを見れば理解できると思うので、解説は端折ります。

いったい誰ですか?私にムンターでの確保を教えようとした、たわけは?

私は一回目の屋根岩2峰をムンターで懸垂下降した女ですよ?先輩はムンターでの懸垂を知らない人でした。

前穂北尾根もムンターで降りていますし、ツエルト張るときに3分の1は、いつも使っています。

人を馬鹿にするのもいい加減にしてください。

2024/05/30

【クライミング心理学】アロスタティック負荷

■ ヘイゼルからのメマガ

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今週は、クライミング、心理学、そして人生において、重要でありながら軽視されがちな概念、「アロスタティック負荷」に注目していただきたい。アロスタティック負荷とは、肉体的、心理的、感情的なストレス要因によって生理機能にかかる累積的な負担のことだ。クライマーはこの概念を見落としがちで、アロスタティック負荷が高すぎるとトレーニングが停滞する。

しかし、本当に見落としてしまうのは、感情的・心理的なストレス要因をアロスタティック負荷の一部として考えない場合だ。仕事が忙しいと、肉体的に負荷のかかる仕事でなくても、パフォーマンスやトレーニングの成果が低下することにお気づきかもしれません。同じことがメンタルトレーニングにも当てはまります。クライミングでコンフォートゾーンを広げることは、生活の他の分野でストレスが多すぎると難しくなります。

アロスタティック負荷が過剰になると、私たちは慢性的なストレス状態に陥り、ストレスホルモンが常に大量に循環している、永遠の闘争・逃走モードのような状態になる。これは、一般に「燃え尽き症候群」と呼ばれるものと考えてよいだろう。この慢性的なストレスを放置しておくと、代謝系、免疫系、循環器系に悪影響を及ぼし、全体的な健康状態やクライミングのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がある。

私は昨年、父の死後、このことを身をもって体験した。半年以上もの間、悲しみは私に大きなアロスタティック負荷を与え、クライミング中の身体的トレーニングと心理的な快適さを損なった。この緊張は私の生活の他の分野でも顕著だった。仕事のタスクはより乗り越えられないものに思え、人前で話すことはより怖くなり、社交的な状況はより困難になった。

私は当初、より快適な活動に引き寄せられ、難易度の高いトラッドルートよりもヨガやボルダリングを選び、見知らぬ人よりも友人と過ごし、「ノー」と言うことが多くなった。

 最初は、私の悲しみはクライミングとは無関係だったので、クライミングに対する恐怖心が増したことに驚いた。しかし、メンタルトレーニングのバックグラウンドを持ち、神経系を理解することで、物事が明確になった。悲しみは私の感情状態、ひいては神経系全体に影響を与えていたのだ。

仕事量を減らすことでアロスタティック負荷を下げることができたが、自覚がカギだった。もし自分の感情の状態や、それがストレスレベルや一般的な対処能力に及ぼしている影響に気づいていなかったら、何かおかしいのではないかとパニックになっていたと思う。その代わりに、より客観的に何が起きているのかを見ることができ、それを管理する時間を自分に与えることができた。もちろん、それでも簡単なことではなかったが、この意識がなかったら、もっと簡単だっただろう。

恐怖心やストレスをコントロールすることは、単にランアウトでもう少しプッシュするということではなく、クライミングや人生におけるスキルセットなのだ。ストレスを認識し管理することは、従来の教育には驚くほど欠けていたスキルであり、人生のあらゆる側面に役立つ。

もしあなたが今悩んでいるのなら、自分のアロスタティック・ロード(静水圧負荷)を評価してみよう。まずは、以下の質問から始めてみましょう:

    よく眠れていますか?

 よく食べれていますか?

    日々の感情状態はどうですか?

    休息とトレーニングのバランスはとれていますか?

    日照時間は十分ですか?

    リラックスするために何をしていますか?(スマホを使ったり、テレビを見たりすることは、思っているほどリラックスできないかもしれません。瞑想、自然の中での時間、呼吸法などを試してみてください)

    現在のストレスレベルをどの程度自覚していますか?自分のストレス反応に同調し、自分が今どこにいるのかを測ることができていますか?

    人間関係はどうですか?サポートされていると感じていますか?

この「今週の思考」がお役に立てば幸いです。いつものように、このメールに返信してあなたの考えをお聞かせください。全員にお返事することはできないかもしれませんが、皆さんのメッセージは必ず読んでいます。

いつもハッピー・クライミング、


ヘイゼルとチーム一同 


DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

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