■ ん? 「あなたのためにご飯を作ることが私の幸せ」???
次の文章は、上野千鶴子さんの『女嫌い』から引用です。
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自分の欲望のために 同意を得ずに 無力な他者の身体を利用し、それに執着し、依存し相手をコントロールし続けようとし、その相手から自尊感情や他者への信頼や自己統制感などを奪い、あまつさえ、相手がそれを望んでいると信じたがり、誘惑者に仕立てるという関係
いい女がいない。男性を奮い立たせる女性、母性を感じさせる女性 あくまで俺を立てて俺を男にしてくれる女性 踏まれてもけられても、俺を無条件に受容してくれる女。
男にとって、女の最大の役割は、自尊心のお守り訳である。どんな女にもモテる秘訣がある。
それは男のプライドを決して傷つけず、何度も繰り返し聞かされる自慢話に飽きずに耳を傾け、「すごいわね、あなた」と子守歌のようにつぶやき続けることだ。第三者に到底すごいと思えない男なら、「あなたのすばらしさが分かるのは、私だけよ」と付け加えればよい。「あなたが私のたった一人の男よ」と付け加えれば完璧だ。
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これを男の側からいうと?
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彼女の理想像
口数が少なくて、可愛くて、控えめで、日本的で、つつましいコ。趣味悪くないと思うけどな。です
今の時代こんなことを女に言ったら、どうなるか?覚悟しないといけない。
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こんなのがまだいるんですよね、九州には…。
クライミングは、特にスポーツクライミングでは、リスクがないので、男女差が出ないので、こんな男性がいまだにいるとは信じられない方が多数かもしれませんが…。
■ 僕のために自己犠牲することが、あなたの幸せなんでしょう?
それって、この本によると
ダメ夫
を持ったお母さんが、夫がダメ男なら、息子に掛けよう!と思って息子にせっせと貢ぐ、という話みたいですよ?
つまり、
息子=お母さんの敗者復活戦。
まぁ、お母さんの人生の成否を背負わされる息子は、気の毒なのかもしれませんが…
■ 親の人生を背負うクライマー2世
しかし、親の人生を背負うクライマー2世って、クライミング界では、結構普通にいて、大体成功しているクライマーは、2世クライマーです。
政治の世界と同じなんですかね?世襲制ってことで…。
それだけ、クライミング界が、
お買い得品
だった、ということかもしれません。以外に、楽に世間の承認を得れた、ということです。
大体、楽な職業を親は子に継がせようとする、というのが定番なので…。
■ 世界はこんなミソジニーはとっくに通り越している
ラオスで登った時、ほんとに自由になりました。
誰も、男性を立てる、なんてやる女性はいないし、私に暗にほのめかされることもなく、なんか、普通に
公園に遊びに行く
↓
ブランコ乗りたい
↓
ブランコに乗って遊ぶ
それができるだけの感じでした。