■ 九州の登山史を読みました
こちらの本です…
九州では、
エイドクライミングがアルパインロッククライミングだと誤解されて、若いクライマーに伝達されている、ということに、5年くらいかけてやっと気が付いたのですが…
フリークライミングは、アルパインの基礎力です、
という世界になってから、20年以上たっているんですが…
たぶん、冬壁のほうも、マッターホルンヘルンリ稜を30代の若い男性が登って、成果報告するようなレベルなので、たぶん、全国的なレベルで見ると、非常に前時代的、で、2つくらい前の世代間で止まっているのではないか?と思います。
なんせ、師匠の青ちゃんの時代ですら、ヘルンリ稜ではなく、北壁、の時代でした。50~60ピッチあると言っていましたが…。大量のピッチ数を稼ぐ練習している男性クライマー見たことないです…。5.12波状攻撃の人しか見ていない…。
アイスもたぶん、ですが、ハンドル付きや、ウィル様登りは普及しておらず、いまだにアックステンションでスクリュー打っているのではないでしょうかね?見たことがないので勝手な想像ですが…。
誰かきちんとしたクライマーが(例えばギンちゃんが)、ちゃんと招聘されて、きちんとしたアイスクライミングの技術を九州に伝えたらいいのに…と思います。
YouTuberの女性とか、夏山フェスタに呼んでいないで、山野井さんとの対談で、ギンちゃんを呼べばよかったのに…と私などは思ってしまいました。
世界最高難度のアイスを登ったのに、地元である九州でスルーされるなんて…
気の毒。
ま、本人は意にも介していないでしょうが…。
トップロープなら一般クライマーもこれくらい登る時代ですよ。私はどっちかというと遅れたクライマーなので、東京方面のアイスクライマーはもっと登れます。