2024/06/01

【クライミング心理学】ブラックメールに対する対応

 最近、ブラックメールが来ました。

ブラックメールとは、恐喝のことです。

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「blackmail」は英語の単語で、日本語に訳すと「恐喝」や「脅迫」を意味する。 具体的には、他人の秘密や弱みを握り、それを利用して金品や特定の行動を強要する行為を指す。

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です。 ちなみにこの言論の掲載許可は、書いた本人が、頼んでもいないのに、くれました。なぜでしょう?

きっと、私はスケープゴート化されているので、そのいじめを加速することで、俺はいじめに加担する側の人間だ、と同族主義を強化する狙いがあるのでしょう。

あいつを排除しろ、そうだ、そうだ!と盛り上がりたい皆さんに、これはリップサービスの記事です。

鉄壁の防御もchatGPTが書いてくれましたが、大事な考察が抜け落ちるので、再掲載。

■ 逆ギレ

”お前が「反省しろ」というから、反省できないんだよ!”は、タダの逆ギレ

です。

感情にあおられて、反省しろとおふくろがいうから、俺は反省しないんだ!と拗ねている子供と同じですね。

自分の行為を、自分がどう考えるか?まで、人のせい。

したがって、反省しろと言われると反省できない、という主張は、責任転嫁です。

さて、来たメールの内容に各論で反論を書きます。

■ 来たメールの内容への反論

1)お前のせいで一般公開されないぞの脅しについて

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この記事を読んだ当事者が、事故報告書を一般公開する気になるかは疑問ですが、私には分かりません。

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意味: お前の記事が、一般公開されない理由だぞ、お前のせいだぞ。

反論: 私の記事がどうであろうが、心から深く反省した人は、憶測を止めるためにも、事実を公開して反省文を一般公開するでしょう。私のブログ記事が嫌だから、という、そんな”ちゃちな”理由で、隠蔽に走る人をいったい反省した人と呼びますかね??

2.メールを書いた人が本人のブログで事故に触れない=隠ぺい体質

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私のブログで、この件についてコメントする気はありません。

ニュース記事だけで議論することは不可能です。私が当事者から好意で伺った情報を、報告書開示以前にWeb公開するのはできません。今は仲間内だけでの議論に留め、将来ブログに書くとしても今回の事故の件には触れずに一般論に留めます。

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この人が、何をブログにするかは、好きに決めればいいのですが、なんと事故情報が

 好意で伺った内容、

ってさー。 クライミング界では、事故報告書は、特権階級にしか配布されていない現状とぴったり一致しています。

だから、熊本の会長さんみたいに、リスクが理解できないで、非常識なメンバー数でも、沢ですら、ボルトが打ってあるから=スポーツルートと自動思考してしまい、行って来たら?と言ってしまうリーダーが存在するんですね。

事故情報が開示されないとすると、このリーダーさんの個人の資質のせいではないかもしれません。隠蔽された情報を知らないのは当然のことだからです。

その上

 仲間内の議論だけにとどめる、

ってさー。特権主義、全開。同族保護も相まって、ホモソーシャルの定義と一致してしまいます。

小鹿野とエライ差ですね。

3.お前は退け、の暗示的脅迫

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自分磨きが難しければ、将来もっと優秀な人が啓蒙してくれるのを期待して、自分は退くのも一計だと思います。

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主語がない。あなた、にも、私、にも言えるように、あいまいにぼかすことで、

私はこうしているから、おまえもそうしろ、と言っています。

つまり、私に退けと遠回しに言っているって意味です。

は?なんで?私が自分の言論を引っ込めないといけない訳ですか? 

境界線の侵害です。

4.一般公開の意図が環境依存だと言って脅迫

そもそも、この人には、事故報告書を発表するかしないか?の参政権はないようです。

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現在、2人が所属している山岳会で事故報告書を作成中で、すでに反省点として様々な点が検討されているようです。

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タダの外野なのだそうです。それなのに、お前のせいで公開しないぞ、と脅しています。

一般常識上、まともな会なら、事故報告書が一般に公開されるでしょう。

なぜなら、それだけが再発防止策になる道だからです。

5.反省の有無

そもそも、反省文自体が発表されていないのですから、反省しているかいないかは議論の対象にならず、反省しろと周囲の人間が思うのは、当然の感情でしかありません。人が一人死んでいて、反省しないで済むはずがないでしょう。

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むしろ同行者の方は、葬儀までの誠意ある対応、事故報告書作成など、外野から見ていて心が痛むほどです。すでに他の反省点も挙げており、自責の念は計り知れません。

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人を一人殺す結果になったのだから、当然の態度ではないか?と思います。

逆の態度だったら、どうするんですか?

6.私の言論が自殺の原因とする脅迫

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もともと責任を感じている同行者に対して、こういった書き方をするのは、あなたが人を自殺に追いやるリスクをはらんでいます。

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私には、当ブログを読んで相手がどう思うかについては責任はありません。

しかも、自殺に追いやると思っているのは書き手の憶測。忖度って奴です。

忖度したことを、こうして私が発表すると、この人にはメリットがあるということですね。

そもそも、もともと責任を感じる人は、救急車も横付けできず、携帯電波も入らないことが予想できる沢に、2人だけで行ったりしません。

また、責任を感じている人は、自殺はしないで責任を取る行動を取るだけでしょう。

何年も遺族の口座にお金を振り込み続ける人、お墓に参り続ける人、セーフクライミングの普及活動に傾く人、いろいろな行動による誠意の示し方があります。

隠蔽って、誠意の示し方と言えるんですかね?

ケツまくって逃げたいという、”逃避”にしか聞こえてきませんが…

それより、あいつが自殺するから、と言って、他者を脅す態度ってどうなんですかね?

7.遺族を利用した強要

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また、事故報告書の完成と説明を待っている遺族としても、嫌な気持ちになるでしょう。

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遺族を盾に使った恐喝と同じです。これが本当なら遺族が言うでしょう。

私には遺族の感情に責任はありません。

私が遺族なら、正しい情報が広まる、事故原因が広く一般に共有される方を望みます。

たとえ、この特定の遺族が、隠蔽のほうを望む遺族だとしても、その人たちがいうべきことで、他人の存在するかどうかもあやふやな感情を憶測して、それを盾に、外野が私にブラックメールを送り付けるということは、単なる、

 同族保護

と言われても反論の余地はないでしょう。

8.本当の意図

このブラックメール作者の本当の意図は何でしょうか?

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同行者の方に正しい反省を促すことが目的であれば、それは事故報告書を私が読んで本人に更にコメントするつもりですから、ご安心ください。

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なんか、とっても偉そうです。

 俺は、この加害者に正しい反省を促してもいいが、

 お前は、ダメだ。

 俺は、加害者本人にコメントしてよい。

 お前は、ダメだ。

と、特に根拠なく書かれてます。

分かるのは、俺が上で、お前が下、と、この人が認知しているらしいことです。

もしかしたら、この加害者の師匠さんなんですかね? なら、自分も反省すべし。

何年教えて、何を教えていなかったから、こんなことになったのか?分かるはず。

行く前に、なんで誰も止めてやらなかったの?

それでも、仲間なんですか?

■ 真の目的は、マニピュレーション(操作)

素晴らしいヒントが来ました。

”心理操作”

とは、相手があなたの反応を責めるとき。
あなたが反応したのは、相手の有害な振る舞いがあったからなのに。

彼らは、あなたを刺激したのは、自分の
敬意を欠く行動なのに、
そのことについて話題にすることはない。




つまり、私が、問題にしているのは、

  クライミングパートナーの生命が、大事にされていない、ということなのに、

お前の書き方が悪いと論理のすり替え、されています。

私の書き方が悪いとして、そもそも、それをトリガーしたのは、何か?

  男尊女卑、のその在り方

もし男尊女卑でないならば

  リードクライマーの俺のほうが上だ、下のやつは言うとおりにしろ、

というあり方です。

上の人間の命のほうが大切だ、とでもいうつもりなのでしょうか? 

この論法だと、そういうことになってしまいますが。

■ 当方の事例

私の大山北壁は2名しかメンバーが集まらず、しかも、相手は、インスボンやらアイスのルートやら、何度も一緒にマルチを登っている相手で、登山歴40年のベテランだったので、事故の確率はかなり低い状態でしたが、泣く泣く、お断りしました。

大山北壁の時は、私はメンバー集めに奔走し、ほうぼうに声をかけても、あと一人いたら…という状態から抜けれなかったので、非常にガッカリし、うなだれましたが、その様子を見て、行かない判断をした私を慰めたのは、誘ってくれた師匠のほうでした。

 「あんまりがっかりしているんで、俺、心配したわー」

そのあと、一人で大山一般ルートを歩いて…「なんだ、ここ、超・簡単だわ、なんと八ヶ岳の3分の2しかない…」と分かり、それを師匠にフィードバックしたところ、

「仕方ないさ、あの時はそれを知らないんだから」

という返事でした。

■ 事故の本質は、強気の判断 強気は山では事故の原因

知らなくてミスする、という同じ内容でも、用心深い人は

 行けるところにも行かない

というミス。 

一方、強気一辺等の人は、

 行けないところに行ってしまう

というミス。

つまり、同じ、無知を原因にしても、ミスの方向性が真逆なのです。

山では、弱気判断、を守りましょう。

”常に強気判断すること”をヒロイズム視したり、自己正当化してはいけない。

”強気”と言えば聞こえはいいですが、その実は

 欲に負けた

というのが正しい状況説明であることのほうが多いです。

■ 強気が必要な時=ピンチの時

強気判断をしてよいのは、材料が、3つ以上あるとき、またピンチを切り抜けないといけないときです。

全部、どのような条件下でも、強気なのは、考えていない印、です。

山で大事なのは、適切な判断力を、適切に用いることです。

50mシングルロープで、25mを登った後、そのまま35mを登る判断が適切かどうか?

それすら判断できない程度の判断力であるのが、現在のクライマーの等身大の姿です。

■参考

反省しろ!と責められるのは、ミスった人が当然払うべき代償です。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1339567993

色々な意見があるが、反撃しろ、って逆ギレしろって言うのと一緒ですね?

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なにかミスったら、反省してようがしていまいが、「反省しろ」って言われますし、言われても文句は言えません。ミスった代償だと思って甘んじて受け入れて下さい。

もし、どうしても言われたくなかったら、ミスしないか、反省しろって言う人から全面的に信頼をされる人になってください。

反省が足りているかどうかは、あまり関係有りません。

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この考えが私の考えです。