■ セリカスイミング
セリカちゃんも肩甲骨から動かすことが大人の初心者スイマーにとって難しい課題だということは、指導者になるまで分からなかったらしい…
たぶん、今のクライミング界に足りていないのは、現代的入門の仕方でクライミングに入門したクライマーを安全で的確に外岩に導くための指導理論ですね。
思えば、杉野さんも、言語化がすごいクライミングガイドだったのでした。求められているのは、言語化、です。
さて、肩甲骨ですが、クライマーは、基本、肩甲骨マニア(笑)。
遠いホールド取りに行くには、当然ですが肩甲骨を動かさないと、とれません。
身長の高いクライマーより、身長の低いクライマーにより切実。なぜなら、クリッピングすら遠いからです。
クリッピングが遠い=危険。下手したら死んじゃいます。
したがって、すべからく入門クライマーは 肩甲骨の可動域を広げよう。
【水泳】泳ぐ時に肩甲骨を動かす方法!【スイマー必見】
水泳では、前重心なんですよ。それを理解したとき、一気に上達。
■ 肩甲骨 × 重心バランス
水泳では、前重心なんですよ。それを理解したとき、一気に上達。
ちなみにバレエも前バランス。ステップをすぐ出せるように、だ。
余談だが、クライミングでは、スラブのムーブが前バランス。
実はテニスは、かなり前バランスで、すぐにダッシュできるようにしている。
もちろん、走るときも、前バランス。
元々、胃が開きがちであるという課題を抱えているのだが、たぶん、大事なのは、胃を締める、と意識することではなく、胃が開く問題は、結果であって、原因ではない、ということではないだろうか?
今後、自分の体がどう変化するのか? 51歳からの水泳… 背中の痛みは、肩甲骨を久しぶりに使っている成長痛なのか?
ところが、アシュタンガヨガで分かったのだが、前バランスは、実は正しいというか、ニュートラルな体の使い方ではない。
スポーツにおける重心位置は、定位置ではなく、自由自在、がいいのである。
まぁ、基本は、丹田に重心が来るわけなんですが。
泳ぐとき、丹田に重心が来ていたら、当然ですが、進みませんね。なので、水中でバランスを丹田より前に持ってくる、っていうのが、水泳の一番大事な身体技法です。すべての泳法に共通。
当然かもしれませんが、胴長短足の人のほうが、前重心には有利なんですよ(笑)。クライマーも有利な体系は、胴長短足で標準身長、手が長い人。
で、肩甲骨に話を戻すと、アイスクライミングでは、アックスを垂直壁に振る。
これは、水平面にすれば、腕立て伏せ。したがって、アイスは、強度の高い腕立て伏せの効果があったと言える。
水泳では、プルの動作が匍匐前進と同じなわけで、結局、アイスと同じかもしれません。
あるいはフリーでリーチが遠いホールドを取ろうとしているとき。
元々、胃が開きがちであるという課題を抱えているのだが、たぶん、大事なのは、胃を締める、と意識することではなく、胃が開く問題は、結果であって、原因ではない、ということではないだろうか?
アイスでの経験を考慮すると…。ある程度、肩、腕の筋力が回復すれば、胃を閉じて使えるようになるのかもしれない。
今後、自分の体がどう変化するのか? 51歳からの水泳… 背中の痛みは、肩甲骨を久しぶりに使っている成長痛なのか?
あ、テニスも再開。どっちも上半身も使える全身運動です。
■ 指の変形
ボルダーって指が痛くなるので、体を作る基礎の時代で、根詰めるのは、お勧めできない気がする…微妙。
みんな指、変形していますよね?
あれは、無理をしたこと、を示すのであって、クライマーであることを示すのではない。
山梨時代も指を痛めていたので、全身に体重分散できるようになる方が、先がいいなと思っていました。
ちなみにクラックは、ハンドなら、指痛くないですよ。大堂海岸のスーパークラックみたいなのは、たぶん、万人が楽しめるクラックだと思います。
クラック用テーピング