2024/08/23

【幸せ】大阪で幸せが戻ってきた☆

■ のんびりとした休日

昨日は、突然、休暇に…

ぶらっと大阪の街を味わいたいと思い、近所にあるというマグナムコーヒーさんを、

 ”遠回りに”

目指した(笑)。 

○○へ行きたい!というときに、最短距離を行かない(笑)。道すがらも、楽しいのが好き。

昨日は、上汐エリアが穴場だということを発見した(笑)。

日本の伝統を感じさせる提灯屋さんや、まだ残っている戦後の焼け残りの長屋が賃貸に出されているのを見つけた。家の前に木が生い茂っていて、すごくおしゃれになっていた。

提灯って、お祭り以外で使わなくなりましたよねぇ…長いこと。

八ヶ岳の山小屋、青年小屋の玄関には、まだ赤い提灯がぶら下がっているのだろうか(笑)?

などと、思いつつ…二つの公園をつないで、目的地マグナムコーヒーに到着。

■ マグナムコーヒーさん、ヒット

すると…

常連になれるカフェ、ついに発見。マグナムコーヒーさん、お兄さんは平出和也似で話しやすく、過ごしやすいカフェだった。

色々バリスタのお兄さんとお話ししていると、空堀商店街は、なんとテナント料が上がって、もともとの住民以外は、利益が出せないのだそうです… 

あんまり地域おこししても、若い人が入ってこれないってことですね…

マグナムさんは、上汐にあります。まったくノーマークだった、上汐…マンション以外は、地域の下町っぽい工場みたいなのしかない。今ならおすすめの地域カモ?

アメリカでも、地価が安いところに、若い人がやる楽しい店が入り、そのおかげで地価があがれば、払えるような全国チェーンの店が入り、払えない個性的な店は出て行って、という地上げサイクルにあった…

私がいたころは、それは、ミッション地区でした…今はどうなっているんだろうなぁ…

っていうか、このサイクルだと、若い人が開業した店は、先鞭をつけるばかりで、全然、豊かになれないって意味だけどなぁ。

頑張ってほしいな、マグナムコーヒー…

なんせ、フラットホワイト(エスプレッソ4杯分)なのに、たったの700円なんですよ?

激安!

■ フラットホワイトで大コーフン!

フラットホワイトってオーストラリアでよく見るメニューなんですが、普通のラテより、エスプレッソの量が多くて、なんと4ショットも入っているんです…

久しぶりに飲んだら… 最近カフェイン控えめにしていることもあって、効いた~

めちゃ気分が高揚して、飲んだのは、午後3時くらいなのに、夜中も良く眠れないくらい効き目ありました…

こりゃ受験生向きだな。

カフェのお兄さんが、商店街好きな人で、私と同じ趣味だったので、いろいろ教わって楽しかった☆

住吉の粉浜商店街、とてもお勧めだそうです。今度、遊びに行こうかな!

町、街、を楽しむ、という姿勢が大事ですよね。

若いころは、ほんとずっといろいろな街を探検しまくっていましたが…例えば、神戸の元町とか、サンフランシスコのミッション地区とか… 町大好き人間だった。

空堀でも、まだそのお兄さんに教えてあげるだけのネタを持っており、一応、お兄さんに、面目がたった(笑)。

空堀では、コーヒーが飲めるカフェはあまりないですが…エクチュアというおいしいホットチョコレート店があります。

あと島之内が中国人街化していることを教え、上海老味道やスジェを教えました☆

カフェって、町の観光案内所的な時がありますよね。

このマグナムさんは、通山珈琲的に使えるカフェでおすすめです。コーヒーの内容は、心斎橋ミルポアと同じで、深入りとエスプレッソマシンを使ったメニュー中心ですが、店舗が広くて、まったりできます。こっちの店舗には、外国人観光客は、ほとんど来ないそうです。

外人さんのたまり場みたいな感じですよね、リロとか、ミルポアは…。交流の場にはいいけど、本を持って行って読みたい、というときには向かないです。

■ 香りが必要…

昨日の用事は、あとは、適当に運が良ければ、香りがあるものを買いたい、と思っていました。

香りは脳に直接作用するので、リラックスしたいとき役立ちます。

後は、乙女っぽい生花を買いたかったのですが…こちらでは、福岡でご贔屓にしていたウーハさんのような、おしゃれ花屋が少なく、どちらかというと、寺町なので、仏花が多いみたい。菊かぁ… 御紋って感じ?です。

青山フラワーマーケットにも顔を出してみましたが、ちょっと価格が見合うものはなかった。

大阪の家の壁は、背景が白ではないので、花瓶自体が白いのが壁に映えるんですよねぇ。というので、今はマグカップ利用中です。

というので、結局、

 ローズマリーの香りの石鹸(夏っぽい香り)

 オレンジの香りのルームスプレー (幸福感のある明るい香り)

 バンクシア 一輪 (ドライにもなるから)

を買って帰りました☆

これで心のコップが満たされた~と思ったら…

帰りに近鉄デパートで、オーガニック食材売り場を発見したので、オーガニック醤油の補給もOKに…♪

うれしい☆

近鉄上本町って、奈良や三重と電車で一本なんで、もっとちゃんとデパートのバイヤーが入ったら、商品力バッチリの地元の食材を定期的に下ろす、生産者直売所が出来そうですよねぇ…。もったいなー。

あー、それ言ったら、中央線とかもか… あの、がらがらの中央線、特に鈍行って誰が乗るの~みたいな電車だったけどなぁ… あの空きを使えば、少量の貨物輸送も、もっと効率よくできそうなのに。

例えば、赤目では、実はニンニクがすごくよく育つのだそうでした…福岡のニンニクって、作ってみたけど、小指の爪サイズだったけどなぁ。まぁ青森が産地なくらいなので、ある程度の寒さがニンニクは好きなのでしょう…

あ、そんなこんなでオーガニックの野菜をつける八方酢も買いました。500円くらいでした。

■ 心が満たされたせい? 

お気に入りのもの=コーヒー、良い香りの石鹸、花、香り、オーガニック食材で、心が満たされた一日でした。

好きなものに囲まれる=心が満たされる。

休日とはこのように過ごすべきものですね~

なんか、深く充足感があり、満足して帰ってきたんですが…、おかげか、そのあとも感性が研ぎ澄まされ感がありました。

ホントはみんな、こんなに幸福なんだね。


■ カフェで使っている皿をネットで買うという販売チャネル

ネットで、マグナムコーヒーで使っていた、サタルニアのお皿を見つけたら、レイモン・サビニックのマグを見つける芋づる状態になり…。

サタルニアはイタリアの業務用ブランドでした。サビニャックは、フランスのイラストレーター。

両方ぽちっと。やっと手ごろな価格でマグカップゲット。

実は、こちらに来て以来、コーヒーを飲む用の大きめのマグカップが、ずっとほしかったのですが、近所であれこれ見ても、ほしいのがなかったのです…。

サタルニアのお皿は、なんか厚みと重さがいいなって思って、裏返してブランド名を知り、検索したらあった。

■ 厚み好き&白

若いころ、アメリカの帰りに、実は、好みの白の食器セット一式を重たい思いをして持って帰ってきたことがあった。

アメリカでは当時、家庭用品のおしゃれな店…クレートアンドバレルに憧れていました。価格もイケヤみたいで安かったんですよね…

でも、食器4ピースセットを持って帰るのは、かなり重かったです…飛行機で白い目でみられましたけど…。

10年くらいは、使っていました。シンプルな業務用のセットって感じ。その後、ばらけて、あんまり食卓に満足感がなくなった。

同じような手触りで、いい感触でした。洋食器は、和の器とは、また違った良さが。

というので、

 気に入ったモノ

に囲まれる生活、また一歩前進して、幸せ度がアップ。

■ 良いこと…いっぱいで幸福感充足

さらに、なんと女性の友人ができた☆ 良かった☆

気分良く、分子栄養学的に正しい、たんぱく質三点盛りのサラダを食べて、のんびり、日本育ちの外国人の方の動画を見て、田中泰輔さんや大井幸子さんの投資指南を復習して、一日を終えました。

田中さんのスタンスと同じスタンスで投資しており、なんか安心感がある。大井さんの思想も、私が学生時代の30年前にカリフォルニアで勉強していた思想と同じで、民主主義の尊重と非動物王国化です…オーウェルの1989を避ける…。

アメリカは、何かおかしな方向に向かいつつあることは、9.11で感じました…あれ、でっち上げだったんですよ?今では国民の9割が知っていることですが。今回のパンデミックもプランデミックであることが判明しています。

あれ、クライミング?いない… 

日本国民は、一度入ってきた知識をアップデートしないという悪習慣がありますよね。クライミングのエシックも同じなんじゃないのかな? 今アメリカ人で、プリクリしたらレッドポイントにならないなんて、言ってる人いないんじゃ? なんせプリクリは、UIAAですら、おすすめの登り方です。

昨日は、ジム向けに、再度ストーリーの構築。自分の記録を見て、何手登るのを課題にしようか、考えて終わりにしました☆ 

40手時代に入ることにしようかなぁ。まずはスタミナを戻さねば…

たんぱく質を多めに取らないと、脳内セロトニンができない。=いろいろメンタル系障害に。

それだけでなく、補酵素としてビタミンも要ります。だいぶ長期にわたって、ビタミン不足だったらしいことが判明しました…(汗)。2016年の記録から、ドラッグストアのビタミンを取ると調子が良いと言っているようです。

他の方も同じかもしれませんね、特に女性。家庭で十分に栄養をもらえる立場にあるのは男性で、女性は、食べ物を譲る立場ですもんねぇ…日本では。

 



2024/08/22

【近況】最近の様々な進捗…AC進捗とクライマーの宿ガイジン対策の充実

人間関係で疲れてしまう人の5つのタイプ 【アダルトチルドレンの処方箋】

■ その1 アダルトチルドレン関係

私にとって、クライミングは、子供時代の再体験と同じ意味であった。

そして、それは、白亜スラブの登攀で、2歳時の非言語のトラウマ記憶が、映像でフラッシュバックする、というトラウマ記憶の復活によって終わりを迎えた(汗)。

父親に殺されかけた…

これが、私の原体験か。

■ AC離脱の旅がスタート中です

いや~、その自覚から、AC離脱の旅が、本格的にスタートしたともいえると思う。

幼少期の心理的なトラウマは、心の外傷、であり、その傷は、骨に刻まれているのと同じく、そこにあり、消えない。

しかし、それ自体とともに育ってきているため、自覚すること自体が難しいのである。

自覚したら自覚したで、苦悩が長い。ACである、と思っていても、実際の傷を具体的に見るまでは、自分でも、まさかそんなにズダボロとは思っていないのである。

いろいろなカウンセラーさんの本を読んで、その人の傷について話を聞いたが、

 え?そんな程度でそんなに大きな傷を受けるの?

と驚くような、些細なことだった…。これは口が裂けても当人には言えない。が、由井寅子先生の傷を見て、私の傷が些細だと思えたのは、錯覚だったんだなと分かった。

ここでは当方の傷の話は端折るが… カウンセラーになったほどの人と比べても、かなり重症患者なのだと分かったので、その重症の自覚自体が、重たく、苦しく、悲しいのであった。

その沼にいたのが、3度目の鬱時代だったのだろう…

■ 大阪にいて幸せ

ところが、立山に行き、なんか、小屋バイトしている、のんき気ままな人達と過ごし、まるで私の母のような神経質で理不尽な様子の親父さんに、高校生ですら、全くスルーで動じない姿を見たら、「ああ~、私は、まだ幼い子供で、そして深く母を愛していたから、母の無理難題に振り回される結果になっただけだったんだ…」と心底、分かった。

オヤジさんはアスペだった。青ちゃんもアスペだった。私のママは、ASD受動型だった。自閉症スペクトラムの人に振り回されるのは、相手がこちらの生死を握っているときだけだ。

逆に言えば、相手から見れば、あなたが唯一、自分の不機嫌に振り回されてくれる相手、だ。

そりゃ~、未練があるだろう…

さて、福岡にいれば、ビンビン念として感じられる母の未練たらしい、子供を支配したい気持ち…チャングムや、親孝行しておくれ…みたいなやつ…を、大阪にいれば感じずに済む。

大阪にいたら、やっぱり人情味あふれる大阪だと思え、だいぶ幸せになってきたのである。

大事にしたのは、花。(という自然)

福岡では、切り花だが、大阪では、ドライやプリザーブド。

そして、人。笑い。食。

今日は、豆乳ヨーグルトが成功していた。

2歳で、父親にプールに投げ入れられ、溺死しかけた。親に裏切られた、文字通り、投げ捨てられ、死の淵に追いやられた、ということが、私の視点…男性と社会に対する、原風景なのである。

あいつらは危険だ、と思っているってこと。

私が、社会を安心の場、私にとって危険はない場、と認識するのが難しくても、まぁ、不思議はあるまい。一度、殺されかけているから、そうそう、信頼できるはずはないのである。


  ビレイヤーに落とされて頭7針縫いました。殺されかけたの、2歳から数えて2度目。
せっかく、社会を信頼するという方向に進んで治癒していたのに、落とされた。その後、白亜スラブで、これでもか!とトラウマフラッシュバック。

そして、その資質が、登山をするにあたっては、プラスに働いた。

下界並みの安全安心感覚で、つまり深く考えもせず、クライミングのマルチピッチに行くことが、まぁ、若い男性クライマーの主たる死因である、と究明できた。もちろん、平出さんなどのきちんとしたクライマーの死は、これに該当しない。

ということで、AC関係のことで進捗があり、山に呼んでくれた、おかみさんには本当に感謝している。

今日、細口ポット届きました☆ コーヒー淹れたら、やっぱりおいしかった。

■ 三の舞を避けたこと。

ジムつぶれそう…? 私が救世主?な、タダ働きする羽目になる、三の舞を避けれたのは、実は、店長さんが正直な気持ちを表現する人…あの~迷惑なんです~という人…だったので、三の舞が避けられたんだが…。

私自身は、これが、

 お金に困っているママを助けなくては!というインナーチャイルドの発動

だということに気づくことができなかったので、一人で、いや~、このジム、このままいくと、倒産だよな~と、”なんとかしなくては”というストレスを貯めていたんですよね。

私の母は3人も子供がいるのに、50万円のお着物を買ってしまっても危機だ、という自覚がない人だったんですよね…。まぁバブル期で浮かれていた世間の空気に流されたというのもあると思うが。

後日、大人としての目で見ると、母はASD受動型だった。この病名は最近知ったが、中学2年頃から、母の大人としての人格には、?と思っていた。というのは、月収が25万円の時に50万の買い物をすると、帳尻が合わないことは、小学校レベルの算数でも分かるから、だ。

その当時、私は天才児路線を突っ走っていたが、どう考えても、我が家は、恐慌、ならぬ、破滅の道を突っ走っているようにしか見えなかったのである。

それで、14歳の私はパニックだった。14歳で大人並みの知性というのは、別に珍しくない。でも、14歳には働く権利が授与されていない。今の社会と違って、当時は14歳の言うことを誰も聞いてくれない。ので、私は17歳から経済的には自立しているが…いやはや、あれは本当に大変だった。

このときの不安が、再発したのだ、ということに気が付けたのは、店長の小島さんのおかげだ。正直者万歳。

アラーキーについても、彼がロシアンルーレットを地で行っていることを教えてやらなくては、と、私は、一人で責任をしょい込んでいたのである。

死にたい人は勝手に死んでください、ただし、私を巻き込まないで。

■ 自分の課題へ戻る

17歳当時も、母を助けるということ、つまり、境界線の越境、ではなく、自分の問題に集中したので、あれは正しかったと思う。

一方で、今だが、お金を稼ぐ、ということについて、ビジネス上の知見はもう十分あるのに、なんか私にとって業務上のチャレンジじゃないんだよな~と感じて、自分のことは、後回しにしているのであるが…(脳内の親が、なんとかしろよ、と突っ込むが)。

なんか違う感というか…。

そのなんか違う感を掘り下げると…。私が自営ビジネスに猛攻性をかけないのは、観光ガイドとしての活動は、HPなんて作らなくても、私の場合、口コミで、海外のお客さんは、それなりに来てくれるのである。また、今度、瑞牆に行くことになったし。

しかし、これは、私の個人の魅力であって、

 非俗人化 = ビジネスの仕組み化 = マーケ化

しないと、私がいなかったら、回らなくなってしまう…というのでは…。もうスタートするより先に失敗だなって感じなのである。

そのための仕組みとして、小値賀島の仕組みを考えている。一般家庭に民泊してもらうことで、人と人の関係を築く、というもの。

■ 治外法権化は阻止しないといけない

でも、山小屋勤務で分かったが、

一緒に暮らすだけでは、相手…この場合、日本人だが…の価値観に、自分から配慮するということが外人さんにはできない。

外人さんは、下着姿で歩いたり、公衆の面前で抱き合ったり、そういうのが日本では、顰蹙を買う、ということに気がつくこと=自己抑制…ができない… 

ということは、雷鳥沢でも、

 そりゃ、管理側が管理しないといけない問題だよ~

ということを海外ヒッピー歴の長い管理職の人、複数に教わった。外人って基本そういう奴らでしょ、ってわかってるじゃん、って話だった。分かっていて雇っているのだから、管理側の管理責任ということだ。というので、

 ここは日本です、という運営

が必要だと分かった。のが、著しい進捗だった。

・室内では靴を脱ぐ

と同じレベルで、

・公衆の面前ではキスをしない、熱烈のハグ禁止
・下着同様の姿でウロウロしてはいけない

と言っておかないと、ダメなのである。

■ 脳内の親を育てなおす

ということで、一人インチャ発見できた、良かった。

それに、リスクも一つ排除できた、良かった。

いくら読書で対策しても、生の経験による学習には、かなわない。

■ クライミングより、食?

私は子供のころから、料理しているのであるが、あまりに便乗されるのが嫌だったので、料理そのものが福岡では嫌でたまらなかった。

なんか、夫にうまいことしてやられたというか… 私は3度目の無理強いされた失業で、苦戦を強いられた上、夫にとっては、専属シェフ付き。あなたはいいわね、豪華なお身分で、ということに丸め込まれ感があった。もちろん、いい身分なのは夫の方である。

それは、夫がどんどんと、赤ちゃん化していった様子から明らかだった。

なんで、赤ちゃん?みたいな感じだった。私は夫の母親役に仕立て上がられてしまったわけである。

私は結婚はしたが、妻になったつもりであって、夫の母親になったつもりはない。

というわけで、福岡時代は徹底抗戦していたわけなんだが… 大阪に帰ってきて、戦う相手がいなくなると?

これが料理が楽しいわけなんである。毎日、分子栄養学的に正しいお食事作りが楽しい☆

買い物に行く豆腐屋さんとの会話も楽しいし、お魚屋さんなんて、もう常連である。

山小屋では、無意識だと思うが、

 賄いは自分たちで食べるものを自分で作るのは当然なのだから無償労働

となっているが、9人分を1人が作り、しかも、誰も手伝う気配を見せないのだ…。

なぜなら、お母さんを模した社会が形成されるため。お母さんを手伝う発想が子供役側にはない。

その”お母さん役”が嫌な役であることは、山小屋の親父さんが困り果てているところから、性差の問題ではなく、誰だってその立場に立てば、

 なんで俺だけ…(こんな目に合わなきゃならないんだ?)

になるのである。私が福岡で、なんで私だけ…?になったのと同じである。

つまり、日本の文化では母親役って、誰が引いても、男が引いても、ババ引きのババってことである。

解決案は、すでに近隣のホテル系山小屋では提供されていて、

 賄いを作る専門職

の人がいるのである。山小屋として働きやすかった岩根山荘も、井出さんという板さんが賄いを作っていたので、バイトはホントに楽でよかった。

逆に、五竜では最悪で、私はどこに行っても年長者になるため、男子といれば、お母さん役にされてしまい、ママ、ご飯まだ?というノリに、誰も疑問をいだかない、自動的にババを引かされるのである。それで同じ時給で続く人がいるはずがない。

ということで、賄い専門職を山小屋は雇ったほうがいいですね(笑)。

そして、私の料理嫌い化は、

料理が嫌いなのではなく、料理によって対価がゼロどころか、みなのメンタルトイレにされる立場

が嫌なのである、とはっきりした。

こないだ、春子さんとランチボックスを作ったが、それは相当に楽しかったのである。

そりゃ子供役をやったんだから、当然であるが。

ということで、このツアーに出かけたのは、心理カウンセラーのセッションに出るより意味があった。

ということで、最近の進捗は、かなり良い。

これで、AC改善の旅への幸先はだいぶ良い、ということが分かった。

飲食店でアルバイトしようかな~

2024/08/21

【ジム】 Day6 レイバック

■【ボルダリング】レイバックで体が開いてしまうあなたへ!コツやポイントを解説します!

今日、ムーブクリニックで、出てきたレイバック…。湯川の時代から苦手。というのは、結局、すぐ疲れてしまうから。

大体の女子は苦手だということになっているでスルーしてきてしまったが…。いや~苦手。課題にもよるが、今日は指が先にいたくなったんですよね…

■ デッド&レイバック 

指摘が、

1)ムーブが静的過ぎる

というのと

2)レイバック

だったら、そこまで目新しい弱点ではないなという感じでした。まぁ細かい点を見ていけば、他にもいろいろあるんだろう。

今取り組んでいる課題・・・ そこがレイバックがムーブであるという認識がそもそもなかった。内足に取るより、外足に取ったほうが、次が伸びあがりやすい、という話で、内足では、とりあえず、そこは立てて、次のホールドも取れはしたのですが、次の足踏みかえで狭すぎッて結果になりましたが…

そこは、外足にとって、立ちこんだほうが、次のホールドが取りやすいそうなのです。

そうなのかなぁ… なんか、取りやすいかどうかは謎。というのは、外足に取るムーブがまだできていないので、立ち込めていないから…ホールドに多少妥協して、登りやすくしてから、このムーブ習得したほうがいいかもしれません。

ムーブには上下はないそうなので、このムーブでないとしても、もともとのムーブでも、いいのかもしれません。

しかし、これ、ボルジムだから、勝手にレイバックは出てこないと思っていました(笑)。ホールドでもレイバック出てくるんだーな感じです。

あとはホールドの向きを考えろ、とのお達し。まぁ、そこは、ぼちぼちですね、再開なので。向きはだんだんシビアになって行きますよね…級が上がると。

■ ヨガの人へのレッテル張り

今日は、ちょっとこれはレッテル張りではないか?と思うことがあった。

いつも思うんですけど、ヨガの人って…〇〇なぜできないんですか?みたいな?

私はヨガより、バレエの歴が長いので、バレエの障害は体に出ているなぁと思うのですが、
お尻が出やすいというのは、股関節のソケットの付き具合の話で、日本人女子は8割はそうだしなぁ。股関節の柔らかさとは関係がない。

ヨガの人特有の体の使い方って、そんなにないと思います。

ヨガやったことがある人の意見なら、その意見聞くけど、ヨガもやったことないし、やる気もないそうで、ヨガやっています、って言っている人の母集団が、本格的なヨガをやっている人じゃないんではないですかね?ヨガのほうが普及率、クライミングより高そう。

ただの一般女子の観察結果なのでは?

アシュタンガヨガはちなみにこんなものですよ‥‥ たぶん、クライマー男子はアシュタンガヨガをやるべきだと思う。ヨガに対する誤解が深すぎる日本。インドでは女性はヨガしない。男性しかしない。

たぶん、想像しているのと全然違うと思うが。

知らないでレッテル張りしているような気がしたんだけどなぁ。指摘をしたが、意見を変える気はなさそうだった。

■ 良きこと

ジムがつぶれそうという悲鳴に関しては、なんか、通い始めて、知れば知るほど、言っていることとやっていることの乖離が明白になって、ちょっとした親切で何とかなる程度の傷ではないみたいなんだが…。それを指摘すると、店長さんも情報アップアップだそうだ。

拒絶にあった。しかし、このことは良き事であろう…

というのは、マーケティングの知識だって、得るのに、数十万円の投資と時間的投資が必要なのである。

私の講師の垣岡さんは、トップマーケターであった…。GMSの講師って誰でもはなれないです。

そこで学んだ知識とソフトウェアエンジニアとしての日曜エンジニア程度の知識ではあるが…それらを動員して…

以前に三〇さんのHPを作った時は、天から彼を助けるように声が聞こえてきてしまったため、無料でHPを作成してやったが、お礼は、ゼロ、ほとんどないに等しいものだった。つまり、タダ働き。

(あの時は、その天の声に、ほんとに彼ですか?と聞き返してしまったのだが…)

そのHPはまだ健在で、彼は雑誌のBパルから取材が来る人気ガイドになったが…いつも俺だって佐藤ユースケと言っていたくせに、結局Bパルからの注目では不満だそうで、雑誌の取材もお断りしていたし…。その後も、売り上げのベースにあるのは、この私が作った無料サイトからの電話問い合わせと思うが…。こないだちょっと、ガイドサイトをチェックしたら、登山ガイドのためのIT戦略講師などと名乗っていた…はー?どの口が言うんかい!って感じだな。 

というのも、私が、今時HPに公式サイトがないなんて、名刺なしでビジネスしようとしてるビジネスマンみたいなものですよ、と教えてやったためである。10数年前。

それだけでなく、GPS端末で現在地が示せることも彼は私たち夫婦から教わったのである。

それも、ちゃっかり、まるで自分が最先端であるかのように、年配の登山者のお客さんに自慢中だったんだが…まぁいいけど…。

たぶん、マーケティングのみならず、私のコーディングやIT知識を総合して、最低でも、30万円、相当の知識を使った結果を、そもそも対価なしに彼は得たのであると思われ、それは、子供が6人もいて、気の毒だ、と、母子家庭に育った私が思ってしまったためだ。

これは、母が子供が3人もいて気の毒だと思った長女時代の二の舞である。

あとから、私のインナーチャイルドが、ママを助けないと不安だ!と叫んだために起きたことだと分かった。

今回も私ばかりが焦って対策を考えるという、インチャの不安発動したんだが…心の中で、

”これは私の課題ではない”と何度も唱えた…(笑)。

実際その通りなんである。私の課題ではない。

逆に、相手にとって迷惑になっていたそうで、それを聞いてほっとしたというか、なら、手を染めなくていい、タダ働きしなくていい、ということだ。

今回は、三の舞は避けれた。

というか、相手から迷惑なんです、という自己申告で、肩の荷が下りた。

というのは、こんな明後日の方向を見ている失敗マーケ事例を、真っ向な方向に向かせるのは、何にも分かっていない人のHPをゼロから作ってやるのより、大変なんである。

思い込みがあるほうがないより難しい。軟式テニスをやっていた人のほうが硬式テニスに塗り替えるのは難しい、みたいなもので、相手からも、情報が消化できないので無理、と言われたのであるが、自らを助ける気にならないのであれば、もう助けること不可能…なので、私の心理的負担も降りて、ほっとした。

たぶん、そもそも、ビジネス自体に興味がないわけで、ここ10年、興味がなくても、何とかなったのだろう…ということで、クライミングジム業界は、すごいぬるま湯というか、ジムは追い風ビジネスだったってことなのだろう…

まぁ、日経平均爆上げだった2023年みたいなものですかね?最近、くるくる詐欺だった暴落が本当に来て、備えていた私はやっと備えが実効あり、で、なんか、気分がいいんだが。

ちなみに今の相場の上りは、ブルトラックといって騙しなので入ってはいけない。

■ マーケの4P

Product、Place、Price,Promotion ジムなら、

・Productは、課題、
・Placeは、立地、
・Priceは、価格、
・Promotionは、誰に売るか、どう売るか。

私が思うには個人経営の小さいジムは、大手のように初心者を相手にするのではなく、小さなジムです、とうたい、アットホームなノリを歌うべきであろう…

一日遊べるだけの課題数、ないような気がしますしね。というか、作りたくても作れないのかもしれない。

山梨には、偉大なジム、ピラニアがあるので、大規模な全国チェーン店みたいなジムは入ってきていない。

最近、再チェックしたら、ピラニアでは、外岩講習が充実していて、やっと山岳会の弱体化に気が付いてくれたんだな~と思った。山梨の山岳会は、もう外岩デビューの世話ができる状態にはない。

だから、地元の山岳会で育ったクライマーでも、アホな奴に捕まると、50mシングルで35mと25mをつないで、あれ??おかしいな??とか言ってしまうレベル…考えていないのである。

えー、そこから~???なレベルに堕ちてしまうというか…ほっといても自学自習できるレベルの人は地方都市にはいない。いるのは、都会。

地元の名士図鑑に載るような人がやっているピラニアがあるので、グラビティリサーチだの、Dボルだのが入っている大阪とは様相が違うとは思うが… 

山梨のような田舎でも、小さいジムであっても、顧客への手厚い指導や、ツヨツヨクライマーのニーズを満たすニッチな課題作りで、発展しているジムはある。アクティバもそうだし、シナプスもそうだ。

そういう自分の強みに自覚的になる、という発想がなく、お客さん減ってきたー→大変→初心者歓迎と歌おう、というのでは、マーケティングの問題というより、

 マーケティング不在の問題

ってことなんだよなぁ。

まぁ、ビジネスに興味がない場合は、逆立ちしても意味自体が分からないだろうなぁ…

ちなみにマーケッターって、この顧客層に、この値段か、ちと外しているな~とか、そういうことを年がら年じゅう考えている人のことである…。

マーケとは売れるしくみづくり。仕組み自体に興味がある人がマーケッターだ。

広告宣伝のことではない。

■ セッター向き

年がら年じゅうムーブのことについて考えている人は、たぶん、セッターに向いているんじゃないだろうか?出張セッターは荒稼ぎしているみたいだけどなぁ。

めっちゃ尊敬される立場ですよね、セッターって。ジム運営より、セッター稼業が天職だったりして(笑)。

ということを考えた、今日のムーブクリニックだった。

私は昼しか時間が取れないので、お昼の時間帯って、お客さんが少ないので、大体のジムは放置だし、ムーブ解説も、セッションもないことを考えると、よく今の5.11まで、独学でやってきたもんだ、と思う。

しかも、現在怪我からの回復期。よくやっている。

おまけ。今日の分子栄養学的お食事。
       これに、冷奴を付けました。ワインが当たりだった。

豆腐はスーパーではなくて、豆腐屋さんのを買わないと、おいしくないことを最近、発見した。餅は餅屋ですね。

ここ数日で、空堀生活が快適化しているので、このまま3度目のラオスに向けて旅立ちたいものだ。



【海外岩場】チッピングメインの岩場があるそうです(驚)

【海外ツアー】ビュークスをみて死ね!チッピング文化に触れてみた【クライミング】

海外って何でもあり!な世界ですよねぇ…

クライミングでも、おフランスはチッピングで出来た岩場があるそうで、しかも、なんか楽しいのだとか…。

そういうカルチャーを垣間見ると、自分が無意識で受け入れた、文化的なものが、絶対ではない、ということが分かりますよね。

つまり、視点が高くなる。

しかし…日本で起きているチッピングって、個人に対する私恨ではないんですかね?

なんで、倫理上の問題というより、伝統的な

 ルサンチマンの問題

のような気がするけどなぁ。

つまり、男の嫉妬問題。

成功しているクライマーを祝福する ってのはなくて、

足を引っ張る

っていうのが、チッピングの心理的原因なんでは??

■ たけちゃんねるは勉強になるなぁ = インフォーマティブ

私も別に海外に登りに行こうと思えば、ワールドツアーをするのは、語学力もあるので、そう難しくないんですが…

しかし、女性って、犯罪にあう率が高いです。

アメリカでは、ミッション地区をはじめ、サンセットやバーナルハイツなど、6か所、郊外も入れると7か所に住みましたが…

男性と一緒でないと、やっぱり大変だよなぁという感想でした。半分が恋人との住居シェアで、たぶん、アメリカのワンベッドルームの部屋って、GCHのバンガローと同じで、男女のペアを前提にしていると思います。

それを日本の商習慣と同じで、山岳会で5人で借りて、4人は床に寝ることになった人たちがいましたが… なんか、ダサいなぁ。

今回の立山の山小屋でも、いましたが、西洋人って基本カップルでの行動を基本にしていることが多いです。

男女ペアって意味ですね。世界放浪するような人も同じ。

一方で、日本の男子って、男子同士で行きたがりますよね…。しかも、二人とかではなく、4人も5人も… 男子も実は外国人男性が怖いのかな~と思ったりします。

タイは通過するだけでしたが、その通過で、ホテルまでのタクシーのシェアは、すぐそばで同じ飛行機から出てきた女性としましたが、そういう、コミュニケーションを取るのが、日本人は一般的に苦手そうで、コミュ力高いのは女性のほうです。

海外では、コミュ力=身の安全、です。特に女性の一人旅。

で、コミュ力ない日本人男性は、日本人女性のむしろ重荷です。なんせ、男性がいるだけで、ボラれる。一人の時より、トゥクトゥク代が高くなりました。男だから、金持っていると思われる上、交渉下手だから、本人がぼられてもいいや、みたいになってしまうんです。

私はいやなのに…

というわけなので、日本人男性って国内だけでなく、国外でも日本人女性のお荷物化しているんですよ…

国内なら稼いでくるなら、まぁ、イーブンに無理やり持ち込めそうでもありますが、国外だと、ただの面倒増えるだけ。

ということが多いので、岩場でも、自立してない初心者などを連れて海外に行くのは、何かなぁ…と思ったりします。

それでも、アラーキーは頑張って韓国は連れて行きましたけど…。韓国なんて儒教国で、ほとんどカルチャー日本と同じなのだから、外国と言えるかな、ですが…。あの時は師匠の青ちゃんの美しいロープワークを盗んでもらいたかったのでした…残念ながら、全くその目論見は成功しなかったみたいですが。

男性でも、たけちゃんねるみたいに、一つの学びで10個学べる人もいれば、何回同じ目に合っても…例えばカムが3個抜けても‥‥一向に反省につながらず、むしろ、俺って運がいい!もっと攻めれる!と考える人もいる。

クライマー界で増えているのは、後者のような気がします… 

■ ただの嫌な奴であることが堂々と書いてあるブログ

https://ope160531.exblog.jp/
ーーーーーーーーー
、登った後にはみんなで「Good Job!」って言ってたんで「惜しかったね!チョンボさえしなかったら登れてたのに!」とも言ってやりました。
ーーーーーーーーー

こりゃ~ 一般の人からみたら、やっぱり、ただの嫌な奴じゃないですかね?

プリクリップは、UIAAの事務局長だって、おすすめしていましたけど?

なんかクライミングをプライドの問題にして、しかも、

 それを普通の人に押し付ける

から、岩場で事故が減らないんじゃ? 

ルールじゃなくて、価値観の押しつけになっている。しかも、本人が自覚がない。

それ、一般のクライマーじゃなくて、RXを登るような倉上さんとかユージさんとかトップの人がやればいいんで、フツーの人が命がけで、楽しめるか?楽しめないのが普通でしょう。

鬱になるのがせいぜいですよ。

一般人はセーフクライミングで十分です。

2024/08/20

【ジム】Day5 クライミングでも脱・拝米主義

■ 伊藤貫先生

超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫)

最近、スタンフォードの西鋭男先生とか、ウォールストリートに長年勤めた大井さんとか、続々、アメリカで日本人の才能を発揮してきた人が帰国して情報発信していますが…
伊藤貫さんは、まだワシントンで頑張っている。

日本人みんなで支えたい、国宝級の人だなと思いました。YouTubeでポチって押してほしいです。登録500人いないと収入にならない。

脱・拝米主義は、経済や文化だけでなく、クライミングでも必要なんではないですかね…

日本のイケイケカルチャーってヨセミテクライミングの受け売りですよね?

ーーーーーーーー メモ ーーーーーーーーーー
  • 政治資金:追跡できるのはせいぜい3割
  • 7割の出どころ不明な政治資金でアメリカ政治は動いている
  • これ民主主義?法治主義?
  • 一人150億円使った人間が6人いた=イスラエル系
  • ブルーンバーグ 1800億円使った
  • ソロス 900億、1100億円使った
  • ザッカーバーグ 700億円使った
  • クリントン政権時代から、7割の人の実質生活レベルを下げ、0.1%の人たちはやりたい放題、法律はあってなきがごとし
  • アメリカ崇拝、拝米保守は辞めたほうがいい
  • アメリカの経済政策を猿真似すると4割はどんどん貧しくなり、結婚もできず、子供も持てない
  • 日本という国自体が滅んでいく。
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こういう勉強ができるようになったのは、登るに値するジムがないなら、フレッド・ベッキー化でもしようかと、トレードを始めたおかげ。

脱・拝米中…のワタクシです。

■ ヨーロッパクライミングに移行できていない日本?

どうもフランスのブローは皆が憧れた岩場らしいが…今の流行はカタルーニャ地方らしい。

どっちも私は行きたいのか?そこすら不確定だが…どっちにしても、私の考えでは、今のクライミング力で行って楽しめる課題あるのかな?謎。

スペインは新婚旅行で行って、普通のアパートを借りて、夫と、超レトロなエレベータに乗りましたけど…普通にアパート借りるのは楽勝でした。

なので、一緒に登る人がいれば別に生活は楽勝です。

アメリカ生活と何も変わることがなかった。アメリカでは、自営業で働いて、運転も普通にしていました…というか、初めて免許取ったのがアメリカだけど。

アメリカに残らなくてよかったのか悪かったのか、最近よく考えますが、考えても仕方ないよなぁ。

■ 今日は靴下屋さんに、素敵なロースターを教えてもらった♪

今日は、オイトスさんに用事があったので、早めに出たら、あれ?火曜日定休日?

で、近くの靴下屋さんに入ったら… ちょうどブラキャミが欲しくて、購入。締め付けないのが好きなんです。締め付けゼロでした。

そこで教えてもらった、心斎橋のロースター…ミルポアさんに行ったら、当たりでした。

リロさん、おいしいけど、1000円は高すぎで。こちらは、価格で頑張っているロースターで600円でした。

可愛いお姉さんが一人で切り盛りしていました☆ オーナーさんは別の方みたいです。

https://keny.jp/mill-pour/



余談ですが、ミルポアって料理の世界では、みじん切りしたスープの素ですけど…

https://southern-kitchen.com/mirepoix-soffritto/

ミルポアって聞いて、てっきりおフレンチのレストランなのか?と思った(笑)。

このサイト、私の好みのお料理が多いです。ちょうどよかった、研究しよ☆

■ ジムではちょっと進捗

今日は、4日ぶりだったので、体が重く、全体がアップ、みたいな日だった。

女性クライマーしかいなくて、静かで登りやすい日だった☆

帰って、空堀のおいしい豆腐屋さんで、豆腐を買って、こんなにおいしい豆腐が160円で食べれるなんて、なんて幸せなんだ~と思いました。

コーヒー600円も幸せだけど、豆腐はなんてったって160円しかしないわけで…

外国に暮らしていたら、コーヒーは、1.5ドルだけど、豆腐は6ドルでしょう…

どっちが栄養価高いか? 豆腐だよなぁ。

【考え事】今日はしとしと雨… ひん死のジム?森秋彩さんのリーチ問題

■ 機能不全家族どころか、機能不全国家じゃないか…?

大阪は今日はしとしと雨… 台風7号が東京を直撃して以来、大阪は比較的涼しくなりました。直前に39度になった日があり、ジムへいくのに20分歩くだけで、え?!という玉の汗… あまり汗が出ないようにゆっくり歩こう!みたいな感じでした。

そんな熱帯のような日も、もう終わりなのかなぁ…

クライミング関係で、最近の気になる出来事と言えば、

 1)ジムのマーケティングが全く言ってることとやってることが合っていない…

 2)オリンピックの森秋彩選手のリーチ問題

でした…

私は書いて考え、書いて吐き出せば、一応自分の立ち位置ははっきりした、と感じ、すっきりするのですが…

スッキリしていないのが、1)ジムのマーケでした。

たぶん、本音は初心者なんて教えたくないんじゃないかなぁ…違うのかな?

■ マーケティングに対する誤解

マーケティングって、広告宣伝と誤解されていることが多く、特にネット系の人は、Google広告を出すことや、SEOに引っ掛かる良いキーワードを探すことをマーケティングだと誤解しています。全く違います。

(違うけど調べるなら、3Cと4Pだけで説明着きますので、これらの整合性を取ってください)

そんな小手先の技よりも、そもそも、ちゃんと、

 本当に自分のしたいことを、したい、と正直に言える人

にならないと…。

本当は、上級のトップクライマーのムーブのコンサルやサポートをしたいのに、初心者歓迎とかって書いても、それは、ただ大衆に媚を売っているだけで、態度(非言語)では、全く初心者歓迎していないんですよ。

なんせ、9級5本、8級5本の10本しか、初心者が登れる課題がない…なら、どうやって成長しろと…。その間は、どこかよそで埋めてね~って意味ですよね?

■ つよつよ専門ジム事例:シナプス

そういえば、シナプスは元気なのかなぁ… 

初心者にちっとも優しくなく、初心者当時の私は一つしか登れる課題がないジムだったので、2回しか行ったことがありませんが。(ほんとの初心者の時1つしか登れる課題がなく、2度目は3個に増えていて成長を感じた(笑))

検索したら、ご健在というか発展していた。つまりツヨツヨしか相手にしないジムでも発展できるということです。

https://www.instagram.com/synapse_climb/

田舎の甲府で、ツヨツヨクライマーしか相手にしないジムが発展出来て、大阪の真ん中でで発展できないなら、ジムの場所を移転する、っていうほうが、正しい戦略である可能性が濃厚だよなぁ…

福岡では、ツヨツヨにしか用がないジムは、ホアホアです。どんどん激辛化していったそうです。女子いません(笑)。

そんなところに知らずに行って、びっくり仰天したビギナーさんたちが、どんなに怖い思いをして、一般社会並みのボルダリングジムのブラボーにたどり着き、ほっとしたか…を想像すると…笑える(笑)。

そして、そういうツヨツヨ系ジム、初心者を”虐待”するので、むしろ、クライマーがやっていないジムの追い風になっている…ということが分かります。敵に塩を送っている。

お客さんを追い出しているのは、玄人のジムのほうだけど、ジム自体はそのことに無自覚で、接客だけフレンドリーならいい、と思ってすらいるかもしれません。

でも、心理学でも、

 非言語と

 言語

では、非言語のコミュニケーションのほうが強力だと言われています。で、非言語のコミュニケーションで伝えていることって

 これが登れない奴はそもそも来るな!

です。まぁ、ジムの個性と言えば、それまでですが…。

私もピラで煮詰まったら、ベースキャンプに遠征したり、アクティバに行ったり、新しいグラッパに行ったりで、ジムのカードだらけでした…。楽しかったのは、ラオスですね。

ホームジムになってもらう…ホームは、セッターは誰もいない小瀬運動公園の壁だったような気がしますが…小瀬のリード壁は、誰もいない、ただのガラーンとした人工壁で、強傾斜で、一番易しいのが5.11Aしかないので、その傾斜を15度くらいに緩めて、まぁ5.10Aでは?みたいなので登っていましたが… 人工壁リード壁だと、ムーブを習得させるように意図はされていないので… この壁を登るのは、たんに腕力というか、持久力トレって感じでした。

隣のボル壁で、適当にホールド拾って適当に登って遊んでいました。

そういう時代を経ての、福岡クライミング… いや~、まじ、あの世界は変だった。

人工壁登りを外岩に持ち込む愚を全く自覚しない指導が白昼堂々と行われていました。

そりゃ、人が死ぬわ… 人工壁の前提と自然壁の前提は異なるからです。

というわけで、全く福岡のクライミングには未練がないです(笑)。

そして、森さんの事件…国際問題にまで発展しようとしていますが… 一般の人の感覚から見たら、そりゃイジメになるよな~

こちらのサイトから、一般の人の指摘をピックアップしますと…

■ ピックアップ

  • 低身長の選手が競技すらスタートできないというのは競技として欠陥でしょ。よくあることと言ってる時点でおかしいと思う。疑問に思わないというのが不思議。

  • それをOBが言っちゃうのがまた…

  • 天然自然にできた岩場ではなく人為的に設計された足場だ。 しかもどんなやつが登るかが事前にわかっている。 森選手に起きたことはアクシデントではなく設計上の仕様。

  • ほんとそれな。 「152㎝の人が4位になるのがすごいだろ、バスケやバレーでこんなこと出来ない」とかぬかす奴が居るのがまた不快。

  • 一般人からしたら欠陥にしか見えんわな 低身長の一般人は見てるだけで胸が締め付けられたんじゃないだろうか スポーツ応援してる人のなかには、自分の体格と同じような人に勇気を貰う人も多い あえて一般人の方はとか玄人ぶってる意見を一方的に言ってるんだから、酷い意見だよ。素人は黙ってろという意見にしか見えんね

  • ここまで騒ぎになってたら問題だよ。 クライマーならわかってるはずだぞ。 みんな大々的に言わないだけで、おかしいと思ってる層はクライマーにも存在するって。 そもそもワールドカップの時にクレーム入れてんだから、問題視が一切されてないかのような言い分は無理ある(笑) 決勝の課題はフットホールドが存在していたから、まだ技術でカバー出来るという言い分はまだわかる。 しかしマットから直接飛ばせる課題もある。その存在を無視して地ジャンを語るのはおかしいな。 そもそも技術でカバー出来たとしてもクライミングの本懐は地ジャンからスタートホールド掴ませることなのか?ていうね。 ボルダーの一種であるというの当然だが、大会をやる以上は高さ規定が必要。 やりようによっては180cmの人でなければ絶対に届かない高さにも出来るし、140cmの人でなければ離陸不可能な超キツキツスタートにも出来る。 これでは大会として全然面白くもないし、確実に白けさせるよ。

  • いやこれがよくあることとか言うなら選考に身長入れないとダメでしょ

  • 物理的に届かないとか「誰しも競技する権利」を侵害してるわな

  • 差別に鈍感だとコレが差別に思えないんだよね。 連中はそれっぽい理由をつけて差別してくる。スキージャンプのときもそうでしょ。自分たちのほんの一部を巻き込むことで、我々も同じ条件だとか言うんだよ。全体で見たら彼らに有利なルールになってる。

  • 専門家の方がむしろ見えてない場合もあるのだと今回のことで学んだ 中からはその異常性が見えていないんだな

  • 昔から良くある不公平さを取り除くのが国際競技連盟の役目ちゃうんかい...

  • 身長180センチ以下は届かない設定でズーッと大会を運営することも可能ってことですかね?

  • スタートラインにすら立てないことは やってる人から見たら正常 でも見たこと無い人からしたら異常 ようは経験者は感覚麻痺しとんのね 外からの意見も大事にするべきよ

  • 昔からよくあることだから問題ない =︎昔からある問題を野放しにしてる

  • バスケットのゴールやバレーボールのネットの高さは変わらないだけまだマシ。 ルートセッティング(本部)の気分次第で優勝候補になったり、メダルは到底無理になったり変動する。最初からズルーレット要素ありきな競技って認識でOKか?

  • 昔からおかしい競技をオリンピック種目にしたんだね

  • 昔から競技が成立してないんじゃん。

  • 昔からイジメられてたのに、気づかないフリしてきたんでしょう

  • クライミングだけじゃなく、これ程不愉快なオリンピックは今までなかったな。これに触発される事無く次回からはいつものオリンピックになる事を祈ります。 クライミング問題に関しては、「有利不利」と「不可能」の違いも理解できないのかなと思う

  • 尾川氏の素人意見の全否定とスタートできないことは興行上の問題との認識から、このスポーツの組織が競技として未熟であることと改革する意思が無いことがわかった。選手の足を引っ張るだけじゃないのか

  • なるほど特定の国や選手を落とすためのイジメや差別は昔からあって今回もなのか

  • 得点に絡まないスタートホールドの位置が 例えば誰も届かないであろう5mの位置にあったらみな平等でルール上は問題なしだが誰一人として得点なし、果たして競技として成り立つだろうか?誰が挑戦し誰が観るのだろうか?

  • そうなんよ、あーだこーだいいわけしてるけど、見てて不快な設定に正当性なんかあるかよ

  • その競技で力のある人がこんなことを言ってるからいつまでたっても改善されないんだよ レジャーとして楽しむだけならそれでもいいけど、競技として競い合うだけの体を成してない

  • よくあることとか言ってる奴。よくあってはいけないことすらもわかんねえの?

  • 低身長の人間はクライミングすなって事と認識した。

  • 低身長の人だけスタート出来ないのは特定の人に対する嫌がらせだと思うんだが?何故そんなことする必要があるのか

  • スタート地点を高く設定したら、意図的に身長何cm以下の人は排除出来る。。というのは、スポーツとして欠陥だと思う。

  • 元々の娯楽スポーツとしてのボルダリングを競技スポーツに生まれ変わらせるのなら今迄の文化を引き継がせるべきではないと思う。

  • 20年も前から問題があってそれ放置とか、スポーツとして広める気ないとしか思えん

  • まぁ素人から見て不快ってのが全てよね オリンピックの話を競技者に内輪ノリ弁護されても・・・って感じでちょっとズレてんだよね 多くの素人が見るであろうオリンピックで素人視点に欠けてたのが問題なわけで、次で改善されてりゃいいね?って感じかな

  • クライミングを知らない人にはどんな説明をしても受け入れがたい特徴があること。こちらがどんな説明をしたところで、この問題を「いじめ」や「差別」でないとは絶対に認めない勢力がいるということ。

  • 森いじめ ではないけど、低身長いじめ でしょ?それは間違いない。

  • 20年前からってアホかと思うのが普通じゃないの? スタート地点に立てない競技って競技と言えるのか?
■ どうですか?

ここまで、クライマーと一般人の感性は解離しているんですよ。

少なくとも、その解離が巨大だ、ということについては分かりますよね。

だから、クライマーがやっていないジムが繁盛して、クライマーがやっているジムは繁盛しないんですよ。


■で、クライミングに落とし込むと、これです

      ラオスではこれが普通です。スタートすらできなかったら何が楽しいの?

これは、初心者だから、ではなく、世界最難を登っているギンちゃんも、石ころに乗ってスタートですよ?

嘘だと思ったら、サフィラを見ましょう☆


2024/08/19

【クライミングジム】ジム運営が楽しくて仕方なくなる方法

 ■ 昨日は楽しかったなぁ…

楽しいってどういうこと?っていうことが、もしかしたら、古いクライマーは分からなくなっているのかもしれないなぁ…

 ガハハ~ とか、ワハハ~

とか

ニコニコ顔で笑っているのが、

 楽しい!!

って意味ですよ~ 

眉間にしわ寄せて、うんうん唸っているのが楽しいんだ、ってことに倒錯してるのかもなぁ…

実はバレエは、女性版クライミングみたいな感じで、Mな業界なんですが…。本音は、もう、めちゃ大変なんです。なので、そういう

 M的な倒錯に、慣れていた、

というのが、私がクライミング界に来たときに、すでに免疫持っていた理由なのかもしれません(笑)。

■ クライミングジム同志が仲良くないのかもしれない?

クライマーは、ローカルクライマーと、都会からのビジタークライマーでは、全然仲良くない…。

チームたわしの内藤さんは、荒らし、だったのだろうか…?よく分からんが、

  外部の人が来ると、グレード激辛になる

そうです(笑)。小鹿野で聞きました。すぐ競争したがるところが、男の子は…、って感じ。

上手く行っているクライミングジムに視察に行く、とか、沽券がかかわるのかもしれないなぁ…と想像したりしています。

でも、沽券とジム存続では、沽券?存続?

■ もう限界?

やれること全部やってから、もうダメ~(><)というのなら、分かるけど、やれることやらないで、もうだめ~って言っているような印象を持っていたりする。

もちろん、閾値はそれぞれなので、違うのかもしれないが…。

東京へ行くつもりで、沖縄方面に向かっているような努力をしていませんか?

もし、ラットレース(走っても走ってもどこへもつかない)にハマっているような気がしたら、立ち止まり時、ですよ。

■ ルートセットが、”消費される問題” への解決策

どこかのジムで、ルートセットが、お客さんに”消費される問題”ってのが語られていたんだが…

この消費への簡単な処方箋は?

ホームジムのピラニアでは、すでに処方されていました。

ピラでは、常連さんは、自分で課題を設定して、公開するんですよ。

それで、「誰とかさんの課題、もう登った~?」「ううん、まだー」みたいな会話が成立します。

私は、小瀬人工壁育ちなので、もう最初から、自分でホールド見つけて登らないといけない、感じでした。誰もセットしていないので。

セットをするのは、セッターだ、

とか

ビレイをするのは、コーチだ、

とか、

先輩は落ちないからロープは持っているだけでいい

とか、

(マルチの)セカンドのビレイはどうでもいい

とか

全部、心理学上の課題で、間違ったクライミング指導法による弊害ですよね…。

ジムの運営とか、マーケティング手法の問題ってよりも…

■ 問題解決が得意です☆

あー、また

 問題解決志向

になってしまった… と、こういうことを考える度に反省しています。

問題解決が得意な人に育ってしまったんですよねぇ…。子供時代から、親の親をやっていたため…。

大学進学費用がない!っていう問題すら、自力解決してしまった…ワタクシ…。

本当は、問題解決志向ではなく、

 目的志向型

でありたいな~と思ったりしているんですが、今、適切な目標が見当たらないんですよね。

目的志向などの言葉は、梯谷先生の心理技法で、私も気に入っていた女性スピリチュアルリーダーの体に聞いて食べなさい、の著者、リズ・ブルボーの理論をさらに発展させたものです。

■ 問題回避型と目的志向型とは?

 問題回避型=俺を馬鹿にしてきた奴らを見返してやりたい!

 目的志向型=目標、ゴールが明確

です。

見返してやりたいクライマー多いですよねぇ… 

3級しか登れないのに2段をノーマットで登りたいって言ってたボルダラー、あの後、登れるようになったのかなぁ…。2段に行く前に足の骨、折るよね~な方でしたが…。

このように、何となく、劣等感チックなのです…。問題回避型の人って。

昔バカにされた、とか、貧乏から抜け出したい、とか、自分を変えたい、とか、生きている感覚がほしい、とか、

なんか、クライマー界で良く聞きそうではないです?

それ、楽しくない原因です。

だって、

 昔バカにされた → どーだ!(観客が必要)

 貧乏 → 成金見せびらかし (観客が必要)

 自分を変える系 → どーだ!(観客が必要)

 生きている実感 → アディクション (依存症)

と 上の3つには、幸福感に 観客、が必要、最後の一つは、アディクション(依存症、中毒)ってことになってしまいますよね。

つまり、自立していない。自分で自分を幸せに出来ていない。

■ 劣等感を見直す

つまり、もし何かが上手く行かない場合、自分の劣等感を見直すと、うまく行き始める場合が多いです。

人が、何を行動の動機にするか?という、動機の点で、人の動機には

 問題回避型

 と

 目的志向型

の二つがある、ということなのです。

■ 悲観的防衛主義を持とう

が、クライミング界では、例外的というか、悲観的防衛思考が不足しており、

 外岩に出る前に、ロープの技術を全く学んでこない

クライマーが多数です。

■ 岩場のマナー違反が減らない理由… 疾病利得、です

私の経験では、10年登っていても、50mシングルで、25mと35mのピッチをつなげて登ろうとすらします。それで、10年、5.12RP、偏差値50の普通レベルのクライマーです。

そんな状態で40年登り続けているのですから、そりゃ当然アクセス問題にもなろうというもの…

いくらJFAが口を酸っぱくして、迷惑駐車はダメだ、残置ビナは持って帰るな、等々、PRしても、そりゃ~こういう人たちが聞くわけないですよね…。

逆に聞いているヨイ子ちゃんだけが、閉鎖された岩場から登れなくなり、肝心の迷惑行為組は、JFAが言えば言うほど、ガラガラで空いてる岩場になって登りやすくていいわーとなります。

貸しきりにしたい、ってのが迷惑クライマーの真意で、ホワイトクライマーは一杯食わされています。コロナの時、閉鎖の岩場の最寄り駐車場にいっぱい停まっていましたよね。

というわけで、クライマー界の実態は、悪いことをしている人が現実的には利益がある、ようになっているんですよね。罰則などもないわけですし。

これは、心理学で、疾病利得、って言われています。

一般に無自覚ですが、クライマー界では、自覚ありそうです(笑)。

余談ですが、これ、アメリカの銃規制と同じなんですよ。アメリカでは規制しても悪い人は規制無視で、良い人だけが規制を聞くので、聞いたほうが損することになっている。

■ 自分のビジョンを確立するのが大事

さて、話を戻しますと、

一般に行動の動機は

 A)ネガティブを避けたい

 B)ポジティブを得たい

の2つの方向があります。 

ネガティブな出来事を避けたい人は、備えます。一番の備えが、保険ですね。あまり行き過ぎると失敗を恐れて前に出れなくなります。

ポジティブを得たい場合の代表的事例は、何でしょうか?モテたい、なら、ヘアカットする、とか、そういうのですかね?モテたい男性が、一流企業に入るとかも入るかもですね。

人間は、どちらもしますが、ポジティブな動機、〇〇したい、が強いほうが、行動の動機として強力だということなのです。

なので、例えば、ジムの経営にしても、

 ビジョンを持つ、

というのは大事なのです。

■ ビジョンは持っていないようで、皆、持っているもの

私は、別にビジョンなどなく、クライミングはただ楽しいからやっていたんですが、言われてみたらありました。

師匠の青ちゃんとの二人だけのクライミングには、いつも、できるだけ若い男性などの、

 今からの子、

を連れていくようにしていました。だから、ギリギリボーイズの伊藤さんも来てくれたのです。

大体、クライミングで安全なのは、3~4人だし、あと一人いないと、写真も取れないし、ビレイがちゃんとしているか、見張りもできない。

つまり、私のビジョンは、

 みんなで登る

だったわけです。インクルーシブ、ということです。

これって、

 岩場の課題がそもそも挑戦状

 これを登れない奴は来んな!

と言っている外岩の構造と真逆ですよね?

つまり、日本の外岩は、大体全部、インクルーシブの反対で、エクスクルーシブなんです。

特権主義的という意味です。

これをクライミングジムに置き換えると?

もし、初心者もどうぞ~とインクルーシブなPRをホームページで歌いながら、実際のジムは、常連さんが固まっていて、なんか居づらーい雰囲気だったりしたら…?

要するに、言っていることと現実がマッチしていない、

つまり、マーケティング失敗事例ってことですよ。

処方箋は、自分はもともと、どんな思いでジムを立ち上げたのか?初心に帰ることです。

自分を固めた後、立ち止まって、本当はどんなジムにしたかったのか?心に問いましょう、そしてそれを実現させる活動をしましょう。

そうすれば、生きていることが楽しく、ジム運営が楽しくて仕方なくなりますよ!


2024/08/18

【偵察】赤目:とっても楽しかった!個人ツアー 食と滝

 ■ 自然食

今日は、ツアーに参加してとっても楽しかった。

まるで、お友達と遊びに行ったみたいでした☆ 私のお客さんも同じだったんだろうなぁ。

ガイドさんの春子さんが、とっても、素材に詳しくて、素晴らしかった。やっぱり、食に関するこのツアーを選んだ甲斐があったと思いました。

赤目48滝、行くだけなら、別に普通にブラーと行ったらいいのですが、その土地の特徴を知りたいし、車がない今、コンパクトに土地の特徴を食の面で教えてほしい、と思って、おいしい、お弁当作りと滝巡りをセットで提供されているツアーに参加しました。

いつも、自分がやっている個人ガイドのお客さん側になったんだけど…そうか、お客さんはこんなに楽しいのか~と思いました(笑)。

もう、ずーっと笑っているみたいな感じでした。

そりゃ~、またお客さんを紹介したくなるよなぁ…。

というので、自分の提供してきたサービスが良いサービスだったことが分かってよかった☆

■ 赤目養生診療所

ガイドの春子さんの関心と私の関心がぴったしカンカンだったから、というのが一番の勝因かな?

伊賀牛、おいしかった☆

しかし…朝は、びっくりだったのが、近鉄桜井を過ぎると、なんか風景がガラッと変わり、山間地で、まるで山梨の大月当たりみたいな感じで、農村風景になったこと…。商業施設がない…って感じでした。

ないほうが好きだけど、赤目口駅を降りても、何もない寂しい感じになっていました。逆に名張はびっくりするほど、発展した郊外のベッドタウンって感じでした。

ナバラーって田舎者ってよりは、ベッドタウン出身って意味みたい。ベッドタウン出身の人はコミュ障率高いです!

赤目では、田んぼは、早くも黄色く色づき…私の稲作の知識が、ああ、この辺も慣行農法一辺倒なんだなぁ…でした。肥料と農薬前提の品種づくりが進められてきた結果の、田んぼ、ということです。

そんな赤目で、自然農を普及した川口さんの苦悩は、都市近郊農業だから…だったんですね。

赤目自然農は、この駅から歩いて40分なのですが…来週いくかどうかで迷っています。

https://akameshizennoujuku.jimdofree.com/

しかし、我が家は、上本町も最寄り駅なので…、赤目の自然農には通いやすい、ということが判明。

ついでにトラッドクライミングの名張も、我が家から通いやすい…。道場の岩場より、槇尾山より、通いやすいみたいです。

今度は、ナバラーに誰か連れて行ってもらわないと岩場までは分かりませんが。徒しょうが大変らしいんですよね。

しかし、車がない中で、車を出してもらって、今日は、ほんとに楽しく過ごした☆

失敗した立山の山ワーケーションで得られなかった楽しさをすっかり取り戻せました☆


春子さんといろんな情報交換をしました☆ 頑張ってほしいなぁ、個人ガイド。

帰りは、非加熱のはちみつ、たったの1600円でゲット。非加熱なのに…激安!

帰りの温泉で、特産のにんにくもゲット。ついでにブルーベリーがえらく安かったので、もらってきました。

お醤油と味噌は、やっぱりどこで暮らしても、きちんとした製品を手に入れるのは、至難の業みたい…。福岡の家に帰れば、自分で作ったのがあるのですが、大阪の家では、今、生みそずいで我慢中です。

実は手作りの梅干しも、梅酢につかりっぱなしで干さないと…なので、福岡にも帰らないと…なのですが、クライミングジムの一か月券を買ってしまったので…9月中旬かな。次に帰れるのは…。それまでは、体をもとに戻すのに注力します。

赤目養生診療所は、閉鎖したらしいのですが、代わりにこんな農園を見つけました。

赤目自然農ではなく、こっちに行こうかな?http://www.yojo.org/kiraku/index.htm

Wwoof https://www.wwoofjapan.com/home/index.php?option=com_comprofiler&view=userslist&searchmode=0&listid=4&Itemid=2356&lang=jp

アメリカ人のニッキーちゃんを野河内渓谷に連れて行ったら、渓に入るのにビキニになって、周囲の観光客のおじちゃんはじめ、一同が目を真ん丸にした話をして受けました(笑)。あの時はびっくりしたなぁ!野河内渓谷は入れるけど、赤目渓谷は入れないみたいでした。

ニッキーといった八面山の記録

https://allnevery.blogspot.com/2020/06/gomataki-fire-celemony-jingo-ji-mt.html

彼女あまりに感動して、これが私が日本に来た意味だったんだ…と動画まで取ってくれた。

■ 名張の湯

名張の湯につかって、だいぶリラックスしました。なんか温冷交代浴をすると、私は緩んでいいのです。

帰りの電車では、すっかりリラックスしてうたたね。平和な日本の電車帰りって感じでした。

みんなちゃんと座って寝てます(笑)。天王寺の外人さんとか地下鉄の床に座っていますからね…

■ 何のお知らせ? 内輪のノリ=ビジネスはつぶれる?

上本町で、グルテンフリーのマフィンの看板があったので、疲れていたのもあり、そこジャズの生演奏が聞けるカフェだとあったので、興味もあって、勇気を出して、えいやっと入ってみた…のですが…

マスターがお客が嫌そうでした(笑)。こちらが、いいですか?と聞いてしまったほどの、

 感情駄々洩れ具合

でした。

入ったのが5時すぎで、7時からの生演奏の準備に6時くらいから、演奏者が入るそうでした。

それでも、まだ2時間もあるのに、お客さんに、いやな態度取ります?

その上、まだ5時過ぎなのに、来た演奏者が、我が物顔というか…こちらも気を利かせて、コミュニケーションとろうとして見ましたが、ジャズなんて、話してもどーせ、わかっていないでしょ、という、勝手に決めつけた態度でした。

要するに内輪のノリ。

こんなカフェ二度と来るか、と思いましたとさ~

それでピンときたのが、クライミングジムで起きていることは、これだな…と。

春子さんとジャズカフェのマスター。

さわやかコミュニケーターとコミュ障。

内輪のノリで男子が固まっているクライミングジムが淘汰されているってだけなんでしょう…

私の側の問題ではない、つまり、新規入会者の問題ではないってことです。

参考:

フランス人を案内したときの記事

https://allnevery.blogspot.com/2024/05/blog-post_43.html

アイロンさんの記事

https://allnevery.blogspot.com/2023/10/blog-post_8.html


2024/08/17

【マーケティング】フリークライミングのホワイトクライマーを見分ける方法教えて

■ クライミングの才能はないけど、マーケの才能ならあるよ

まったく何の興味すらも、持つことができなかった、クライミングジムビジネス…

プラスチック・クライミング…。

(プラスチックと呼ぶのは失礼かもしれないが…)

しかし… 私はマーケティングの才能なら、授けられているのである…。

マーケティングを大阪の社会人ビジネススクールのGMSで学習し(単科生)、その時、最終課題の論文提出で、日本の名だたる大企業出身の皆さまを抜き置いて、トップ成績で論文提出した私の目からすると、マーケ的に全く整合性が取れていないジム…。ごめん、だって、本当のことなんだもん…。

ホームページでは、初心者歓迎とか、様々なプランがあります、とかあるけど…

激辛グレード= 初心者に優しくない

し…

様々なプランって、一日料金と月会員だったら、回数券があるピラニアより、プランないし…。

結構、マーティング的には突っ込みどころ満載って言うか…でも、ムーブクリニックで教えてもらいたいから、あんまり、嫌われるようなことは言いたくないのであるが…

いくら丁寧に教えたって激辛では…。(よく考えたら、私には合ってるか…笑)

激辛&丁寧って、教えてくれる人がいないと初心者は楽しめない、って意味じゃ…?

教えてくれる人がいないと楽しめない=教える人の手間が甚大って意味じゃ…?

教える人の手間が甚大って、自ら労働時間を増加させている=首絞めてるって意味じゃ?

みたいなことになるんだよなぁ…

ああああああああ!どういったら分かってくれるのであろう…?ディスっているって言われるよなぁ。

昨日はトランスコーチングの勉強会だったんだが… こういうことを指摘するのが、トランスコーチング… 自分の思い込みから目覚めてもらうのが、狙い。

私のTSコーチングセッションを受けてもらうかねぇ… 私が思うには、ジムは、古き良きオールドクライマーの価値観が、牧歌的に良いものであると信じて今まで来たのだろう…

が、現実は、

クライマー界の親切は、一般社会では、虐待…(笑)。イジメにしか見えない。

それで、すでに国際問題にすら発展しそうになっている。

私もラオスに行って、パートナーからイジメに合っていた、心理的DVに近いことをさせられていた、ということに目覚めたし、そこで救いに来てくれたのは、アメリカ人のトニーであって、日本人ではない。

九州でも同じだった。40年前のボルトに、落ちろ、落ちろって、それ、親切?

分かりやすい事例では、日本の男性は、女性に荷物を持たせるでしょう?あれ、日本人は当然だと思っているが、国際的に見たら、イジメ。なんせ、科学的に見て、女性のほうが力が弱いですから。

クライミング界で起きているのは同じことです。対初心者に対して、対リーチの短い人に対して。

男性には(つまり、イジメている側には)、一生、気が付くチャンスがない、ってのが、問題なんだよな…。

あまりにも、身につきすぎているのである。

■ 国際グレードはプロの印

平山ユージさんがやっているクライミングジムのベースキャンプは、私が山梨の激辛?でもない田舎にしては、普通の辛さくらいのピラニアにいる頃、頑張っても、頑張っても、報われないクライミング初心者の私をよろこばせようと、山岳会の先輩が連れて行ってくれた…ら、めっちゃ一杯登れる課題があって、あれも登れた―、これも登れた―と、めっちゃ楽しくなったジムである。

ムーブについて、あれこれと、頭をひねったり、なんだりと、クライマーに考えさせるのは、後でもよく、そもそも、まだクライマーになっていない初心者時代は、最初は登れる体験を積まないと、”考えてムーブ解決する気力のタンク”自体に

”やる気”

というガソリンがたまらないのである。

これ、何がおもしろいの…?みたいになるだけ。それで下手したら一日で来なくなる。

■ ジム10回で身につくクライミング力とは?

私も、3年くらいは、たまに行く程度で、ピラニア10回で、西穂は制覇したと思う。

夏山縦走で、ちょっとした難所と言われる場所が、鎖なしで通過できる程度のクライミング力は、登山道の4級なので、ジムに10回行けば、身につく。

スピードには個人差があると思うが。まだ、フリークライミング以前の力である。

■ 次はビレイの習得

ビレイの習得には、ジムではなく、リード壁に、週2回で半年は通わないとビレイを理解できるようにならない。

落ちないクライマーをビレイしてもビレイは身につかないので、外岩で習得する、というのはない。

■ 通うようにならないと、外岩の5.9は登れるようにならない

で、ここまで来てからやっと外岩デビュー向けのジム通いが始まるわけだ。

外岩の5.9は、ジムでは5級くらいの登攀力で、これだと、正対とフリの違いが分かる程度の力で、特にダイナミックなムーブなど知らなくても、3点支持と2点支持ができていればいいのである。

私は、山岳会に入会後すぐのころがこの段階だった。

5.8のリードはクライミングをスタートして3か月で出来たし、初めての岩トレはアイゼンで4級の岩場を登ったので、2度目からそこはクライミングシューズでリードしている。三つ峠も同じで、2度目からリードしているが…その程度の力は、小川山の5.9は辛いので、登れない。

私が5.9で落ちなくなるのには、2年半くらいかかった。ジムには、回数券で通って、ピラ37回で到達したようである。

こちら:

https://allnevery.blogspot.com/2020/02/blog-post_94.html

5万ちょいくらいかかかっている。回数券だったから、一回1500円くらい。

ラオスのほうが私には効果があったようで…ボルトの遠さがいかに私の成長の阻害要因だったか、分かる。

■ 今回ではどれくらいの、のりしろが取れるんでしょう? 年を取ったクライマー問題?

自分では、例えば、5.11(7A)が確実になればいいなぁと思う。

どんな11でも、と言いたいところだが、この際、クラックやワイド、アイスは棚上げだろう…

一皮むけるってどんな状態なんだろうな?

野岳のイレブンが初オンサイトくらいで、クライミングからは怪我やコロナ、岩場の問題で離れているので、再開するとすると、そのくらいが目標かな。

5.11というのは、ジムグレードでは、4級が確実なくらいだろうか? 5.12=3級、みたいなイメージなんだが…。

今行き始めたジムは、5段みたいな雲の上な人もいるらしいんだが…たぶん、何を言っても話が合わないだろうと思われ、できれば、軋轢なく、私は、悪目立ちすることなく、大過なく過ごせたらいいな~と思っていたりする。

基本、強い方と話があったためしがないのである。中根穂高さんとは話が合うが。

そもそもツヨツヨの方って歩けませんよね?それに山もやらないし。開拓も興味ないし。

強いのは、素敵なことですが。あ、小山田さんとは話あいます。ギンちゃんともあいます。

そういえば、小鹿野のマサさんや、道場のヒロさんともあいましたっけ…忘れてた。

ただ、話が合うボルダラーと出会ったことがないだけなんかな?

■ ムーブの解析力が抜群の店長さん

店長の小島さんは、長くジムをやっているだけあって、ムーブの解析力が抜群である。

そーいえば、福岡で5.13が登れると豪語していた女性のクライマーで、ジム店長だった人いたが、教え方が分からない、と言っていたよなぁ…

クライミングがうますぎて、なぜ一般人が登れないか、分からないそうだった。

女性なのに背も高くて、リーチの問題も分からないそうで、しかも外岩ではロープワークが私のほうが上、ときたら… パートナー、組みようがないですよね? 私がコーチ役のドレイヤーにされてしまう。しかも、その人、カム持っていないとかで、あきらかに私のギアに便乗しようという意図が見えた。

国体レベルの人だったが、どうもちやほやされすぎて、道具はみんな、山岳会のおじいさんクライマーの借り物だったのかもしれない… ギアはそろえる意思を持つだけのことだしなぁ。その意識すらなかったら…。ロープは自分のを使うものですよ。

余談だが、ロープを自分で持ってこないクライマーとは私は組まないのである。

さて、そんな人が、奥村さんのやっているクライミングインストラクター協会のクライミングガイドになっていたのを見て、ほへー!なんじゃこりゃ?!と思ったが… この意味は、あんな奴でもなれるなら、誰でもなれるって意味じゃ???って意味である。

しかし、冷静になって考えると、私がいくらロープワークや思想、ビレイに確実性があっても、身体的条件で、5.12、5本をオンサイトって可能性は、今後ほぼない…0.0001%みたいなもので、それなら、登れる彼女にインストラクターの思想を叩き込んだほうが早いよなぁ… 年齢も10歳くらい若いわけだし。

九州には、まともなクライミングを教えるクライミングガイドが誰一人としていないので…。つまり、彼女にそのバトンは渡され、それを受け取るのにふさわしい人は彼女だと私にも思える。

まぁ、杉野保さん亡き今、まともなクライミングガイドは、本州にもいないが…。トップロープ張るだけガイドは、インストラクターとはいえない。

しかし、そもそも、クライミングに必要なロープワークや危急時の技を教えるのに5.12が5本オンサイト出来る能力は要らないのではないだろうか?

■ 相手を育てる=女性が得意な脳の使い方

青ちゃんは、もぐりのクライミングガイドだった。ガイドというより、岩場のそばに家があるから、宴会場かな?

遊びに行ったら、サブガイド扱いされて、自分のクライミングができなかった…(汗)

私は子供がいないので、初心者のお客さんにどうやったら、楽しんでもらえるか?ということを考えていたら、脳がどうしてもそっちの方向に行ってしまい、考えに取り付かれてしまって離れない…

9級から、ムーブの技術的課題を組み込むなんて簡単に思えるし、課題シートの取り組みもそうだし、常連さんには自分でセッターをやってもらう、ってのも、思いつきそうだけどなぁ…普通に。

なんで、ムーブをかみ砕く、とかいうことが、男性クライマーは苦手なのだろうか?

ヨガの先生をしていたら、誰でもやっていることだけどなぁ。

これも、テストステロンの影響なんだろうか?

でも、昨日は、帰り際に、できなかったムーブを放置して帰る私が「まぁ、また打ち込めばムーブが出て来るでしょう」と言うと、店長さんは、無言だったが、だいじょうぶかなぁ…と言いたそうな雰囲気だった。

クライマーは、執着心をクライミング適性と考えがちである… しつこく登る人が好かれる。

それは、この習慣のせいである…。



この習慣の確立に、故・吉田和正さんが期せずして、貢献してしまったことは疑いがない事実だろう…

でも、これのことを根性論って言うんですよ…(別名グレード至上主義)

じゃなくて、必要なのは、科学的分析。合理的努力。

かといって、あまりにも、手取り足取り過ぎても、相手の考える楽しみを奪ってしまう、と言ったので、店長さんには、発言を遠慮させたかなぁ…。

■ 男性は女性を察するのが苦手

しかし、この10年で、私が師匠の青ちゃんと3年、アラーキーと2年、米澤大先生と3カ月、そして、初心者講習を受けてくれた子供たちの観察、と、男性の生態を観察した結果的には、男性には女性の能力を察することは難しく、逆に女性に察してもらいたい、と期待している生き物のようだった。

私は、俺を察してもらいたい期待には、応えない方針だが…(笑)。

ようは、男性は、女性を正しく評価できないのでは?、と思う。

水泳の先生もそうだったし、テニスの先生もそうで、クライミングなら、男女差の激しいアッパーボディの力がいるので、余計そうなんじゃないだろうか?

あー、バレエでは、男性の先生、よかったんだよな~。

クライミングでは、女性は女性同士で助け合うのがいいのかもしれない…とは思うが、女性でも、前述のクライミングインストラクターになった人のように、山岳会で末っ子役、アイドル役が与えられて甘やかされた人、ど根性を相手に要求する人、は、男性クライマーと同じで、登れるだけで、あとの他のことは何もできなかったりする。

のは、登れる奴がエライ奴、というヒエラルキーに囚われているから…。

登れなかったら人格も劣る?んなわけないでしょ?

…というので、性差より、生まれというか、環境なんだろうな。心暖かいクライミング環境で育っていないと、相手を暖かい環境で育てることができない。

そして、本人の意識の高さと自己規律。規律は自己に課すもの。

アルパインクライミングでは、意識の高さは、レスキュー技術やロープアクセス、危急時の講習会に出ているか?などで測れる。

フリークライミングでは、いったい何で図れるんだろう…?

分かる方、教えてください…

クリーンクライミングがそうだと思っていたんだけど、あのパタゴニアですら、高貴なクライミングエシックの守り手ではなく、陳腐化したクライミング習慣への固執者になりつつある今、誰をお手本にしたらいいんですかね?

この間、私がムーブ指導を受けている間に、子連れママの新入会者来ていたけど、登れるようになったのかなぁ…。

体験レッスンの人が、定着しないとすれば、グレード激辛のせいだろう…

たぶん、関西のジムは、東京への対抗意識で、激辛傾向みたいです。

その対抗意識って、競争意識が強い、と表現される性格で、別に一般的でも何でもない、悪癖に属すような性格なんであるが…

クライマー界はそういう人のたまり場なので、そうでない人材を見つけるほうが少ないような世界である…現実は。

リアリスティックに考えると、そうなので、だから、クライマーがやっていないジムが流行り、クライマーがやっているジムは一般大衆から敬遠されるのである。

現実は常に、原因と結果の法則通り、動いているのである。

一般人みたいな私がいると、たぶん、上級クライマーは煙たいであろう…

というので、借りてきた猫状態である(笑)。

参考: インドアクライミングのリスト

https://allnevery.blogspot.com/search/label/indoor%20climbing

【ジム】Day4 天寅、LiloCoffee,アンティークショップPanie…中国人の大阪乗っ取り進行中?

 ■ 2時間半をつぶす羽目に(><)

ジムの開店時間を間違って出かけてしまい、12時ごろ到着したら、大粒の汗をかいた店長さんが、ホールドセット中で、今日は開店14:30です~と言われてしまい…、予期せず、心斎橋のスペシャルティコーヒーのロースター、Liloさんに行くことになりました。

福岡のロースターで、大阪でロースター巡りするなら、ここ!と、おすすめされていたコーヒーショップなんですが… 

なんか心斎橋の賑わいに出るのがおっくうで、後回しになっていた…。年を取ると、都会がめんどくさくなるんです…もう、大体わかっちゃってるので。

で、行ったら、中国人街になっていた!! 日本人はたぶん、私だけでした…(汗)。

もちろん、福岡から来ました!エチオピア系の豆が好みです!と言って、いいのを選んでもらった♪

なんか面白い取り組みしていました。大阪の人物の特徴になぞらえたコーヒー焙煎。

私におすすめされたのは、真田幸村を模したブレンドでした。


スペシャルティコーヒーも クライミングも、価値を相手に分かってもらうには説明が必要

真田幸村ブレンドは…
  • 柔らかく口で広がるクランベリーの酸味とグレープの甘味
  • 赤ワインのような芳醇な味わい
  • チョコレートを食べたときのような甘い余韻

が特徴でした。たしかにおいしかった☆ 久しぶりにいいコーヒーでした。

それに、ロースターのお姉さんが、直々に名刺を持ってきて、このコーヒーの3つの特徴を語ってくれるのです。

その上、Liloコーヒーの理念を書いたショップカードならぬ、ショップブックもくれました。


まるで、岩場のトポですね!

これはジムで使える!と思いました。

初めて来たお客さんには、このクライミングジムが何を目指しているのか、「当店の特徴は…」と、分かりやすい説明をし、もしお金と時間に余裕があるなら、ショップの特徴をまとめたブックレットを渡し…、

店長さんは、一番易しい課題群には、岩場並みに名前を付け(ピラニアの課題には、岩場みたいに名前がついていました)、岩場ではトポに課題のコメントが付けてあるように、この課題で何を習得してほしいのか、簡単なコメントをつけた、課題シートを作る。

課題名: 初めの一歩
解説 : どんな動きをしても登れる楽しい課題。いろいろな動きを試して、クライミングの面白さに目覚めよう!

などなど…。まぁ初心者に定着してほしいなら、これくらいはあってもいいでしょうね…

一つ登るのに10分として、一日遊ぶとして…ちゃんと遊べるくらいな課題数が必要かも?

まぁ、課題シートと解説くらいはあってもいいと思います。ピラニアにもあったし、ジョイにもあった。初心者の場合、課題シートがないと、えっと何を次に登ったらいいのかしら?となります。

1シート目が終わるくらいには、ジムで、自立したクライマーになっているくらいな感じにかみ砕いてあればいいと思います。

常連向けには、ピラニアでは、お客さんが、ジムのホールドを使って、勝手に自分の課題を作って課題をみんなに公開していましたけど…。あれ、楽しくていいですよね。

私も、私のリクエストに合わせた課題を室井さんに作ってもらったことで、外岩のできなかったのを乗り越えたことがあります。既存課題から、リーチを私向きに変えてもらいました。

それを思うと、ジムで、個人向けサービスで、個人の弱点をつぶすことを目的にセッターに課題を作ってもらうというのがサービスであればいいですよね。ランジ苦手克服課題集、みたいな。

今までは、そーゆーのは、クライマーなら自分でやるものだ、みたいな感じだったのではないでしょうか?

■ ジムについた時点で疲れていた…(汗)

というわけで、大阪の喧騒に揉まれ、ジムについた時点では、もうすでにすっかり歩き疲れており…、昨日はサクっと短めに登って帰りました。

脳が疲労していると、ムーブは出ないのです。ムーブって発想力と身体のコラボなんですよ、私の中では。脳が疲れると出ない。

しかし、それにしても、大阪は中国人に侵食されている! 

中国の国内経済が崩壊というのは、本当なのでしょうか?爆買い?買い物して人生を謳歌しているのは中国人ばかりでしたけど。

楽天証券の中国出張報告を聞いても、中国経済は良いように感じました。崩壊というのはどこのことかなのかな?

しかし、このままでは日本が乗っ取られる!という危機をリアルに感じました…

Liloコーヒーの店内は、こんな感じで、全部中国人と言ってもいいくらいでした…

コーヒーの価格は外国人向け価格でした。1000円。外国人なら平気。

帰りに、ユニクロで変柄のギャグみたいなTシャツを買いたい!と思って…というのは、ジムで話しかけてもらいたい場合、変な柄のTシャツ着ると、話しかけやすいのです。

でも、なんか、変柄ってより、大阪PRなTシャツ屋さんって感じでした… 天六まで行かないと変柄の帽子とか、Tシャツってないのかな…


りくろーおじさんのチーズケーキは好きだけど、Tシャツを着る意味はないしなぁ… 甲府に住むようになって、自分で作れるようになったしなぁ… あれ、卵白命ですよ。

その後、心斎橋の喧騒を離れ、ジムに行った。

あ、その前にランチ食べましたっけ…。大阪らしい天丼屋さんで、長堀と心斎橋の間にある、天寅はお勧めです。大阪の飲食店はレベルが高くて安い!やっぱり福岡の比ではありません。

ジムでは、ローギアな感じでした。まぁ、3日目なので…。大体、クライミングって、2日目が調子よくて、3日目は微妙、4日目は反省してレスト日になる、ってのが、私の定番の流れです。

少し早めに上がって、おしゃれ雑居ビルのフランスアンティークショップ、PANIEさんで、レースを買って帰りました。そこで、店主のお姉さんと、大阪が中国人だらけで、島之内なんか、中国人街になっていることを雑談。このビルも、オーナーが中国人になれば、賃料上げられて、出ていく羽目になるかもしれません。

私もアメリカで、中国人大家さんから、厚顔にも2度も、同じ月の家賃の請求を受けたことがあります。

こんな素敵な文化的な拠点…大阪のおしゃれ雑居ビル…が、大阪からなくなったら…都市としての魅力がなくなります…(涙)。

その後、外大生の先輩がやっている、言葉遊びの雑貨店、空堀のことのは舎さんで、買いたかった変柄につながる、おもしろいワッペン見つけたので購入。

あと1cm

です(笑)。 
      リロさんのエチオピア・イルガチェフェとアンティークレース

クライマーって、年中、あと1cmって言ってるんですよ(笑)。

めちゃハマった。速攻、お買い上げ。

やっぱり静かな空堀がいいなと思いました。

昨日は、たんぱく質の摂取量が低かったのに頑張ったので、疲労も取れないし、気分もうつうつとしてしまい、ランチが天丼だと、コーヒーじゃなくて、プロテインドリンクが必要だったなぁ…と反省した一日になりました。

帰ってからも全く仕事がはかどらず… 赤目にはどうやって行くんだーな私です。

もっとたんぱく質を食べなくては! やる気のタンクも、たんぱく質で出来ているんですね!

2024/08/16

【ジム】Day3 なんと、纏足時代は終わっていた…

 ■ Day3 また靴買う羽目に…(><)

クライミングシューズって、ジムの煩悩が現れていますよね…

登れるようになりたい!というお客さんの煩悩に付け込むジム=キツキツの靴を買わせるジム、だと思っていました…

たしかにそういう側面があったよなぁ。

しかし、現代のクライミングジムで良心的なところは、もはやそういうことをしないのだそうです。

今では足入れがいいシューズが主流だとか…。纏足時代は終わったらしい。

浅草クライミングとか、東京粉末とか(こっちはチョークだが)日本のメーカーも出て、足形も日本人向きになり、たぶん、

 痛いのがクライミング

みたいな、M傾向が改善されたのではないだろうか…

 「悪いね!(もっとイジメて~)」

みたいな倒錯したマインドセットが普通のクライミング業界…。みんな、足痛かったんでしょうね~(遠い目)。

誰も言い出せなかった…のかもね。

というわけで、クライミングシューズ、買い替えになりました(笑)。

あー 入るものは入らないのに出る者ばかり…

夏山のバイト代はお断りしました…あんな人手が余っているバイトで、バイト代出すって言われても。

それより業務改善のコンサルタント費用的なものが私には合っていると思います。

もうほとんど、バイトって名目で入ったコンサルタントみたいな感じでした…っていうか、松下電機産業に新人で、ソフトウェアエンジニアとして働いたときから、業務改善の主力を担っている気がする。

当時、バグ管理データベースを作って、バグ(ソフトウェア不具合)がきちんと修正されるようにしたら、バグ修正でバクを仕込んでいた犯人が何人も明らかになった…(汗)。

もう、変な習慣をまともなことに持っていくお役目を天から使命として与えられているとしか思えません(笑)。

■ オクトス

オクトスさんっていう登山道具屋さんを教えてもらいました。

地味だけど、しっかり必要なものは置いている登山ショップって感じでした。

空堀の近所に、ウルトラライト系の登山ショップがあるのですが、買いたいものがないのと対照的でした…。実は、ハーネスも買ってもいいなぁくらいな感じなんですよね。


■ トレーニング Day3

まだ三日目ですが、勘みたいなものは、少しづつ戻ってきました。

4年ぶりに登ります、という女性二人組さんと、同じ課題を楽しく登りました。

ちょうど私がムーブを教えてあげられる段階にいる二人だったので、一緒に登って楽しく過ごせました。途中、超ツヨツヨの女性クライマーが来て、私にとってもお手本になるランジをいっぱい見せてくれて、勉強になった。あれをマスターしなさいと…。まぁ、そこまで行かなくても、理想形はあれです、みたいな?

一緒に登った二人はびっくり仰天…というか、えー!こんなの無理!!みたいなドン引き具合でしたが、クライミングって、そんなに早く、なんでもかんでも習得してしまっても、倦み、が生まれる時間が長いだけですので、

 ゆっくり自分のペースで楽しく学ぶ、

ほうがいいのです。 先に何もかもを白日の下にさらして、バラしてしまうと、

 自分のペースで成長する楽しみをお客さんから奪う

ことになってしまいます。

 できないことが多い人= 俺なんて、私なんて ではなく、楽しむ時間が長い

と考えましょう☆

■ もっと初心者に親切になる方法♪

しかし、このジム、9級からしかないので、9級5本を登ったら、次は、8級なんですが、え?!8級?!という激辛なのです。

ここでいきなり躓く人多数… (私は、初見で登れました、念のため)

たぶん、これが、初めての外岩で5.8が登れない…挫折経験…みたいなのとフラクタル(相似形)だと思うんですが…。

現代のクライマーは、一つの挫折経験で、すぐ挫折するので、初心者時代ほど噛みくだいて、挫折ではなく、成功体験を積ませるようにしないと、続かないのです。

初心者なのだから、当然ですよね… 玄人のクライマーは、悪ければ悪いほど萌えます。

でも、同じことを期待できないから初心者って言うんだし…。

その8級、めちゃ悪スローパーで、そこは飛ばし(中継)にして、次のフットホールドは凹角使い、そして、プッシュ主体なのです。ジムクライミングの人は引くことしか最初考えていないです。ジム課題もそういう作りですし。

つまり、このジムの場合、9級で、これらの技術課題をすべて網羅しておかないといけないんです。

  • 悪くはないが易しいスローパーが出てくる9級
  • 凹角に足を置いて、両手放しで、レストできる9級
  • プッシュを使って体を持ち上げる9級

を、それぞれに対して、3~5本くらい… 9級で作らないと、8級に移行する前に、お客さんは体が準備できないってことです。

(と思います、私はジムクライミングは分かりませんが、一般運動理論に照らすとそうなります。例えば、水泳やテニス指導者の教本など参考にしてください。一つの動きをばらして、部分を練習させる=ドリルが必要なのです。)

■ お客さんが一日登って楽しいように…

番号の配置も、大事だと思います。

素人さんのお客さんは、1,2,3,4,…と当然のように、難度を上げていく。

すると、疲れていくのに難度が上がる。

疲れても登れる、ムーブが楽しいのを途中に入れないと、また1をやる?となります。

疲れるにつれて易しくなれ、とまではいいませんが、どんどん難しくなるより、登れる奴もあるようにしないと… 心が折れます。

結局、次回にクライミングに来ても、何度も最初のほうの同じ課題をやる羽目になって、

 このジム、登れる課題がほとんどない!

みたいな感想になります。

これって、歴史の勉強でやりました。私は歴史が苦手で、なんども歴史をマスターしようと独学で頑張りましたが、トライしてもトライしても、縄文時代で挫折。

分かりたいのは、戦後近代史なのに…。つまり、努力の仕方が間違っていたということです。

今、普通に戦後史を西鋭男先生で学んでいますが、逆から学べばよかったんだ~♪と思っています。

さて、ここで得られる教訓は?

 難度は、シールの数字順に上げない。

そうしないと、疲れたころ、「もう登るの無いので帰ります」となりますし、次に来ても同じことが起こるだけなのです。

こんなの、お客さんの立場に立って考えれば、すぐ分かりますよね。

課題は、お客さんに対する挑戦状、ではないんですよ。

■ コンプレックス丸出し課題にならなくてもいいよ

たぶん、外岩課題は、ローカルクライマーからの、ビジタークライマーへの挑戦状という位置づけで、開拓されていると思いますが。

だから、激辛ですよね、田舎の課題は。

なにその、劣等感、って感じです。コンプレックス丸出し…。

一方、都会では、クライミングジムが流行していると思いますが、

 挑戦状 

じゃなくて、

 ほら~、こうすれば、無理せず楽に登れるようになるよ~

って作りです。

そうすると、

 楽し~

ってなりますよね。だって、こうすれば?こうすれば?って、手段の発想に志向が向くから、創造性も広がります。

■ 外でのクライミングだって習得は、練度

大体、アイスでも、WI4級は、”初心者でも登れるグレード”ってされています。それで1シーズン、つまり3カ月の間、週二日くらい登りこめば、WI5が登れる。WI6を登るには、WI5を2,3シーズン中は毎週のように氷瀑に通えば、登れます。というか、私の場合、登れました。男子はもっと早いと思います。

氷がない地域の人が、年に1回を毎年続けても、一生WI4ですよ。

フリーをやるとクライミングはどんなクライミングでも上達すると言われているので、やる人多いですが、フリーでいくらグレードが上がっていても、同じだろうと思います。アックスを刺したとき、壊れ、割れそうな氷がどれかを見抜く審美眼は、インドアでは身につかないからです。それ、別の技術課題でしょう。

ムーブが超簡単なアイスクライミングでも、こんな調子なのに、いくらジムとはいえ、9級5本で終わりなんて。

初心者は、一日目以降、いなくなるように誘導していませんかね?

8級になったとたんに、お客さんに

 「これ、どうやって登るんですか~(><)?」

と質問されていたら、ジムの側が質問させるような作りってことなんだと思います。

その前の級で、非言語に教えそこなった、ってことかな?とセッターが自問すれば、それをばらした前の課題が作れる。

まぁ、その前の課題でも、お客さんは聞いてくるかもしれないですが… 例えば、凹角に足を置くなど… その時は、足も指定すればいい、です。

なんなら、身長ごとに指定する足を替えれば、

 あー、身長で使うホールドが違うんだー

ということも伝えられる。

全く当然のようなことですが、外岩で10年登っていても分かっていないで、外岩に来ますからねー(遠い目)。

あの、超有名女性トップクライマーのヘイゼルが動画出しています。

参考: https://allnevery.blogspot.com/2024/04/blog-post_19.html

チビにとってグレードは意味がないんですよ。

だから、オリンピックの森さんは、たぶん、他のクライマーよりスキル上です。

■ 誰にでも共通のグレードは必要ないんでは?

ある開拓者から聞いた話ですが、ボルトを打つ時、平均身長ある自分の40cm下に打てば、大体、誰にでもクリッピング可能な位置になるそうです。

ホールドでもたぶん、同じですね。

でも、そうしないといけないのは、外岩は誰もが登るから。

今回のオリンピックの成果を見ても、

 身長別のグレーディング

を導入するのは意味があることでしょう。じゃないと天才じゃない普通のキッズは楽しめません。

現在の外岩は、海外でも日本でも、男性の平均身長がある人に、有利な岩場の作りになっていますし。そのことの認識が、日本人男性の間に生まれないです。たぶん、海外に登りに行けば生まれるでしょう…

ちなみに私は、屋根岩一峰の5.10bで、手繰り落ちて、”今日一番アブナイクライマーアワードを受賞”して以来、クリッピング体制は万全の時以外、クリッピングしません。それでもプリクリしないよう努力していますが…。

■ あおりに負けるな!

それで、チキン呼ばわりされても。

それで、私が落ちたら、停めてくれるビレイ技術ありませんよね?あなた…。

そして、言い訳は、クライミングは自己責任、で言い逃れできる。

師匠の青ちゃんはこのあおりに負けて、インスボンで落ちていました…10mも。それでかかとを骨折して、登れなくなったら、バカみたいです。

外岩は、

  • 1ピン目プリクリ
  • テンションコールで激落ち無し
  • スタートは厳密でなくてもいい
  • 初心者は3ピン目取れるまで落ちない確信があるルートに取り付く

と思います。

1ピン目で落ちた蒼氷の先輩もビレイで私は停めましたが、ビレイヤーの私に激突して私のほうが脳震盪起こしそうな衝撃でした。

ので、重たいクライマーが1ピン目核心の課題に取り付くときは、男子同士でお願いします。

華奢である私のほうが壊れます。

以上、現場から中継でした(笑)。

2024/08/15

【淘汰されないために】一般の人の感覚でビジネスしないといけないんですよ

言っておきますが、クライミングジムビジネスでは

 古いクライマーの価値観の押しつけ=淘汰の憂き目

ですよ?

こう言っては何だが、九州ではすでにクライミングジムの淘汰が始まっており、クライマーのやっていないクライミングジムは繁盛しているが、クライマーがやってるジムは繁盛していない。

のは、なぜか?というと、

 古いクライマーのクライミングの価値観が、現代社会に照らし合わせるとほとんど虐待

だからですよ?

それを端的に描き出したのが今回の森選手のオリンピック。手が届かないんだから、スタートすらできない。

だれですか、私にエイドで鍛えてやる、とか言った人は? 手が届かないだから、土俵にも乗れないんですよ。

https://youtu.be/VuwL-Zzxsj0?si=Ikym7SvlW1LLDp1z より引用。

■ クライミングが大衆化するってことは、一般人の感覚でクライミングが楽しめる内容にならないといけないって意味ですよ?

これまでも小さい人いたじゃん?ってそれ、歴史に残る大天才のことでしょう。

リン・ヒル(158cm)、キム・ジェイン(153cm)… 男性で世間の標準身長がある自分だって、リンヒル並みに登れないんだから、リン・ヒルを持ち出すなら、あなたがリン・ヒルを超えてから言ってほしいわ。

日本人の遠藤由香さんだって、ショルダーされていますからね。

それにサフィアを見れば、分かりますが、ギンちゃん、世界最高難度を登るのに、地面にある石に載って、そこからスタートしていますからね。

あれをズルだというのなら、スタートできなくなります。

こちらにたけちゃんねるの解説がありますが、これを一般社会に受け入れさせよう、というのが間違いの元です。

https://www.youtube.com/watch?v=RHPW4sQFjDU

■ 昔の人のクライミングの価値観

さて、昔の人の価値観と現代の価値観が合っていない…というのは、登山でもあります。

例えば、「称名滝コースって急だと聞いているのですが、具体的な危険は何ですか?」など… 昔の人は、

「山ヤならそんなことくらい自分で調べてから来るもんだ」

くらいな勢いで、そっけないです。

しかし、偏差値74でガイド資格のある私が、山の専門サイトであるヤマレコで調べても、あいまいな情報しか出てこないんですよ?

つまり、

 山小屋が、適切で正確な情報を出す一次ソース

なのです。

なのに、情報を出していないから、別の人が親切心で、あれやこれやと中途半端な情報を出して、憶測を呼ぶわけです。中途半端な情報に踊らされることになる。

これは、単なる小屋側の責任の回避です。

災害が起こりそうだ、というのに、災害の専門家が、住んでいる行政に従うように、と責任逃れをしているのと同じです。行政は災害の専門家ではないから、「正直、何をしたらいいのか分からない」と言っています。専門家は、国税で雇われているくせに、回答しない。

山小屋が、所轄の登山道の解説を出さないで、誰が出すんです?

■ ジムの運営

初心者に優しいジムです!

とホームページで歌っておきながら、

ムーブは教えません

とか、

課題が激辛で、初心者は登れる課題がない

など、

 言行不一致

です。

 言行不一致ってのがもっともマーケティング上の失敗

です。

だから、せっかく集客が奏功してお客さんがが来ても、初日以外来なくなるんですよ…

そりゃ登れる課題が、数個しかないなら、誰だって、一日で飽きちゃいます。

そして、サービスを向上させようと思って、常連さん向けの課題を充実させる…と、さらに激辛化。

初心者をどうしたら、常連にしていけるか?そこに寄り添ってください。

■ 成功しているジムは、何をしているか?

私は、成功しているジムと言えば、平山ユージさんがやっているベースキャンプか、内藤さんがやっているアクティバしか知りませんが…。

どちらも、店舗拡大して、平山さんは、もはや大企業のオーナーと言っていい様相ではないかと思いますが…

ちなみに、山梨の内藤さんのアクティバも店舗拡大しました。

どちらも特徴は、初心者でも登れる課題がいっぱいあるってことですよ。

アレも登れる!これも登れる!たのしー!ってなります。嘘だと思うなら行ってみてください。

ラオスも同じだし、カリノモスアイランドも同じです。

同じ1700円払うなら、一日目一杯遊べるほうが楽しいに決まってる。

たった1本の5.12に、うんうん唸りながら一日中波状攻撃をする、っていうのは、古い登り方です。菊池さんもそう言っています。

海外では、昔から、誰もそんなことしない。

楽しくなければ、成長ホルモンも出ません。

一方で、先細っていっているのが、昔の倫理観に固執している岩場です。

トラッドの激辛の岩場で育った私が言うのもなんですけど…。

■ 適切な難度

人が成長するには、適切な難度、というのが、もっとも早いペースなんです。

その適切な難度…が、

 クライミング黎明期の方の基準に合う=天才に合わせてあり、一般市民レベルには合わせていない、

です。

大衆化というのは、一般の人も登るっていう意味で、一般の人が天才になる、って意味ではありませんから、

 天才の側が、無才の一般人に向かって、これくらいクライマーならできて当然

と要求するのは無理があります。

それくらい分かりますよね?

ですから、

 クライマーなら、自力でムーブをばらせ

とか、

 クライマーなら、リーチ問題くらい、自分で解決してから来い

とか、

 登山するなら、危険個所くらい自分で判断しろ

とか、

 セカンドなんだから、ダラリンビレイでも登れ

とか、

全部、ムリゲーなんですよ。それでお金くれる人いると思います? いません。

そりゃそうだ、昔のクライマーはみな、お金払わないで登っていただけなんで。

サービスの対価としてのお金が欲しかったら、お客さんが喜ぶことをしないといけないんですよ。

ビジネスと、クライマーとしての自分のポリシーは分けましょう。

じゃないと、ジム倒産ですよ。

大体、古いクライマーがクライマーの価値観に固執している場合に、倒産している。

かといって、外に岩に、ボルト連打しろ、って言っているんじゃないですからね!

九州ではイケイケの癖に、ボルト連打のエイドルートをフリー化したら1m置きにボルト。これの、どこがまともなクライミングなんだ?って感じでした。

古き良きクライミングの価値観は、あなた個人が守るべきもので、他の人に押し付けるものではない…ってことです。

あくまで、今の力に適した難度の課題を与える、と考えてください。

■ 一般女性のレベル感

一般女性は、9級や10級でも、一か月そればっかり登ってるくらいですよ?

ピラニアで見ました。 

男性でも、昨今は、大学生でも私が登っている課題を登れないのは、普通です。

私は初心者向けの外岩講習ができるくらいな技術レベルです。私個人は、例外で、人工壁を登り始めて3カ月で外岩5.8が登れました。それは、おそらく以前にバレエとヨガをやっていたからです。運動神経は中の上、通知表で言えば4くらいです。それでも、ジムの4級はまだ登れません。5級止まりです。

私は谷口ケイでも、リン・ヒルでもありませんが、そこいらのジム上がり男性クライマーが到達できない程度のクライミングに対する理解は持っています。かれらが私が登った場所を登れないのは、そもそも、ロープワークがおぼつかないから危険で連れて行けないだけです。人的ミスでチョンボする可能性が高い。連れていく人だって、死にたくはありません。

そのクライミング知識と、クライマー界では珍しい堅気の一般社会人の知識を合わせて言えば、

クライミングジムが淘汰されるのは、寄り添うべき相手を間違えているから、

です。

トップクライマーや常連さんは、ギンちゃんの例を見れば分かりますが、ほっておいても勝手に成長していきます。

じゃなくて、勝手に成長できないのが、普通のお客さんなんですよ。

他のスポーツではコーチには名誉があります。クライミングジムは、

 入門者のコーチとしての自覚

を持たないと、淘汰されます。

入門者はだれだって、クライミングを分かっていないジムにコーチされるより、分かっているジムにコーチされたいでしょう。

クライミングを分かっているジムは、自信を持ちましょう☆

ブラボーみたいな、クライミングを分かっていないジムに負けるとは…。情けないです。