2025/12/03

アックスを貸してあげたこと、回想録27

 さて、続きを書こうかな。

そういえば、私の行動が誤解されている!!!と感じることの一つに、私のカシンのアックスを、FBで見かけた年輩のクライマーにオファーしたことがありました。

一応あくまで貸してあげるつもりです。誤解なきよう…

■年輩の人はギアが古いからうまく登れない

こちらは、マーカス・ガルシアのアイスクライミングの指導映像ですが…

https://youtu.be/wWdhk4JeoQs?si=h82X-wMNUos0QnON

こんな風に私も、岩根で習ったんですけど…。

年輩の人は講習会に出る習慣がなく、ただがむしゃらに登れ!と言われて育ったみたいで、アイスはギアで登れと言われているのに、そのギアでは…って感じのことが多いです。

ストレートシャフトだと出せるムーブも出ない。

ので、あら、気の毒、と思ってオファーしたんですが…

どうも、パートナーになりたいというのと勘違いされたみたいでした。

なんで、立石山なんて誘われるのか意味不明だったので行きませんでした。

楽しい山談義をする、というのではやぶさかではありませんが。そうもならなかった。

相方が、35∔25mを足し算しないでリードした件を愚痴ったら、

「40mロープで登ればそういうことは起こらない」

と言われたんですが、現実的でない。今のロープの主流は60mで、マルチに行くためだけに40mを買い足すとかないし、60mを40に切るってのはもっとないからです。

つまり、40mの時代にとどまっていれば、この事件は起こらないという意見だった。

ので、こりゃ、だめだーと思いました。

  • アイスクライミングは技術だけでなく“ギア性能”が登攀に直結する。
  • 年輩クライマーの中には古い文脈(精神論・講習会に行かない文化)で育った人も多い。
  • だから、単に「古いギアだと危ないし登れないから貸してあげよう」と好意でしたことが、別の意図だと勘違いされた。
  • さらに会話してみると、時代のギャップが大きく、安全基準やロープ事情についても噛み合わない。
ということでした…。

年輩の人のアドバイスの的外れ感が伝わるといいのですが…。