2025/12/25

学習院大学かぁ。きちんとした指導者がいないんだろうと…

 ネットで見かけた典型的な危険なアルパインクライミングをGeminiに欠けてみた結果。


ご提示いただいた記述には、登山やクライミングの経験者が読めば「いつ重大な事故が起きてもおかしくない」と感じる極めて危険なサインがいくつも含まれています。

主な危険個所を以下の5つのポイントで指摘します。

1. 蓄積された疲労(バーンアウトのリスク)

「半月にも及んだ夏山合宿を終えて数日後」

半月の合宿は肉体的にも精神的にも相当な負荷がかかります。わずか数日のインターバルでは疲労(特に判断力を鈍らせる中枢性疲労)が抜けきっていません。「自分でもよくやるよ」という自覚がある状態での高難度ルートへの挑戦は、過信と疲労が重なった最も危険な状態です。

2. 落石への危機感の欠如

「ブンブン落石が降ってきて、ヘルメットに幾つかコツッ、コツッと当たる」

これが最も恐ろしい描写です。

  • 物理的危険: ヘルメットに当たるのは「運良く直撃を免れている」だけに過ぎません。落石の衝撃は首の骨を折るのに十分なエネルギーを持つことがあります。

  • ザイルの切断リスク: 自分に当たらずとも、落石がザイル(ロープ)を傷つければ、その瞬間に命綱を失います。

  • 楽観視: 落石を「コツッ」と軽く表現していますが、本来は即刻退避、あるいはルート変更を検討すべき緊急事態です。

3. ビレイヤーの職務放棄と安全確認の不足

「ザイルの動きが全くなくなった。たばこを吸いながらさらに暫し待つ」

「しびれを切らし、居るところまで登ってみることにした」

  • 監視の不徹底: ビレイヤー(確保者)は常に登攀者の動きを察知し、不測の事態(墜落や落石)に備える必要があります。たばこを吸いながら待つのは集中力を欠いています。

  • 無断での移動: リーダー(田代氏)の位置が確認できないまま、確保を解いて(あるいは不完全な状態で)登り始めるのは自殺行為です。もし田代氏が負傷して意識を失っていた場合、二重遭難に直結します。

4. 装備と技術のミスマッチ

「残置ピトンが殆どないためにキャメロットやフレンズを多用しなくてはならない」

これはNP(ナチュラルプロテクション)の技術が必須であることを示しています。

記述からは、筆者が「残置ピトンがあること」を前提に考えていた節が見受けられ、自身の技術がルートの要求水準(特にプロテクション設置技術)に達していなかった可能性が高いです。

5. 精神的な追い詰め(正常性バイアス)

「ここまで来たからにはやるしかない」

「やるなら今しかねえ」

これらは山岳遭難の典型的な心理状態です。

「せっかく来たのだから」「今さら引き返せない」というコミットメントの罠に陥っています。歌の歌詞で気分を高揚させるのは、客観的なリスク評価を情熱で塗りつぶしてしまう行為であり、冷静な判断を妨げています。


まとめ:この記述が示す「危うさ」

このパーティーは、「実力以上のルート」「疲労した状態」で挑み、「客観的な危険(落石)」を軽視しています。

最終的に「撤退を決意した」ことだけが唯一の正しい判断ですが、そこに至るまでのプロセスは、運が良かっただけで死んでいてもおかしくないシーンの連続です。

次はどのようなアドバイスが必要でしょうか?

例えば、この状況から安全に撤退(懸垂下降など)するための具体的な注意点や、登攀前のリスクマネジメントのチェックリストを作成することも可能です。


https://note.com/sanoukai1919/n/na345f82648b0


そもそも、残置を利用するつもりで登っているのが、なんともアホっぽいと思ったのでした。

しかも、既成ルートだから、前にパーティがいる。落石起こしている。そのような事態を避けるために、超早出して一番乗りになるか、行かないかの二択です。

具体性の欠如した漠然とした記述の山の報告内容で、これを読んだら、一緒にはいかない方が安全だろうなぁという内容です。