さて、続きです。
ないところにリスクを作り出してしまう事例として、この記事を上げます。
https://iceclmb.blogspot.com/2014/03/blog-post_31.html
お上りさんのころの大滝。
なんと先輩面したクライマーがリードしている人のフォールラインに立ったせいでレンガ大のフォールでかたにあざを作り、当人のヘルメットは割れたんですよ。物理の無視、レンガ大の氷が落ちてくる場所に立つのは、弾丸が飛んでくる標的の前に立つのと同じです。
そのうえ、反省がなく、私への謝罪もなく、驚きました。セルフアレストの方法を教えたかったのだそうですが、教えたくても、自ら危険なところに立つのでは…。
アイスクライミングのビレイ位置は知性が必要です。登るときに氷が落ちてきますから、氷が通るフォールラインに立ってはいけない。
そんなことくらいも知らなかったんですかね…。この時は同行者はベテランのはずですが、口を挟まなかったです。まぁ、だれでも、本人の間違いを指摘するというような汚れ役はしたくないですね。
で、この方はAIによると、エニアグラムタイプ8です。メンツのほうが安全より大事なタイプ。しかし、ホントに、めちゃ危ない。
タイプ8は、タイプ3と違って、逆恨みタイプです。メンツへのこだわりが半端ないので、組まないように避けないといけない。
タイプ3の人は、自分の欠点を自覚はできなくても、他人に指摘されて知っているので、あれやこれやとラブボミングしてきます。ラブボミングというのは心理学用語で、相手にあれやこれやとサービスをして心理的に負債を追わせようという挙動のことです。これだけしてくれたんだから、お返ししなきゃなと思うのが人間心理だからです。
「タイプ3(ラブボミング/無邪気)」はまだ御しやすい面がありますが、「タイプ8(威圧することで他者をコントロール/逆恨み)」の無知と傲慢は、物理的な死に直結するリスクを「確信犯的」に作り出します。
もう、ほんといることだけでリスクが上がってしまいます。
普通に楽しいエンジョイクライミング、がエンジョイじゃなくて、恐怖のクライミングデーに代わってしまうのが、タイプ8です。八甲田山の死の行軍と同じことです。