…と記事24個目にしてやっと、本題に入るわけですが…。
九州クライミングの父と持ち上げられたシンバルさんも亡くなり、九州というか、福岡のクライマーがとても気の毒なことに陥っている件なのですが、アキさんが有償のクライミングガイドなら、無料のというか、比較的安価の、という意味では、廣瀬さんが良いと私は思います。
他に長年クライミングしていて、スポーツクライミングも、フリークライミングも、アルパインクライミングも、登山も、な、全体が分かるオールラウンドなクライマーが誰もいないようです。
高田さん→スポーツクライミングは分からない、アルパインオンリー、ビレイ超怖い
山本さん→同じ
アキさん→ボルダラーであり、ロープが出るクライミングやアルパインは分からないようだし、外のリスク理解はイマイチそうだった、フリークライミングについて教わっているのが古い山ヤ(山の会)なので、粋がる伝統を受け継いでおり、それをフリークライミングの難度でやると危険
という感じで、どの方も初心者を保護する機能はイマイチなようでした。
まぁアキさんについては、高難度クライミングに特化したら、どの課題もボルトはグージョンに打ち換えられているわけだし、ランナウトは皆無なので、まぁ事故は起こりえないから、それに特化してガイドすればいいんですし、(5.12以上を登る人がガイドクライミングに来るかという疑問は残るが)、
初心者で問題になっているクライマーっていうのは、
クライミング界最弱者の私が登れるようなところですら、落ちる初心者20代男子
なんで、そういう人は、トップロープで上等ということなので、ガイド資格なんてなくても、だれでもサービス提供できる。
っていうので、結局だれが、指導される側なのか?というと?
ようするに子供だと思うのですが。子供から、まだ間がない人というか。
私が小川山を案内したようなことをするってことです。誰君でしたっけね…もう忘れたけど、松井さんに託された、5.12登りますって男子。
子どもって言っても高校生男子から大学生。
インドアのボルダリング好きなら、勝手にやらせておけばよく、指導が必要なのは、リードですが、それについて、アキさんが指導力があるとは全く思えず…。
たぶん、廣瀬さんのほうが上だと思います。
奥さんとのオシドリぶりも私は好感していましたし…。竜岩へ行けば会えると思います。
私は九州内のクライマー同士の勢力争いに巻き込まれるのが嫌でした。
日向神では、開拓者の山崎さんを松井さんから紹介されましたが、山崎さんって、ボルトを木工ボンドで埋めて、なんか謎の行動でした。その行動について、聞いてみたら、「ちょっと試してみたかった」そうでしたが…。その辺の家の石垣とかでやれば問題ないですが、岩場でやると、?です。しかも、誰にでも目に付くところ。
九州では岩資源が限られているという認識があまりないのかもしれませんが、米澤先生も含め、みな、岩に気軽に穴をあけるので、その様子を見て、「JFAが見たら、ひえーってなるだろうなぁ」っていつも思っていました。
たしかに、九州では、植物は再生力がものすごくて、岩場はあっという間にこけだらけになり、シーズン初めはコケ掃除しないと、普通のフリーも登れませんが。
まぁ、いろいろな意味で、九州は、クライミングのへき地だということなんでしょう。
私が高校生なら、さっさと移住します。東京方面にですね。大阪ではだめそうでした。
福岡ではおじいさんクライマーしかいないので、教えてもらうにも限界あるよなぁって、普通、思いますよね。自立しなきゃなって。
指導者の質という意味で見れば、樋口先生はレベル高いと思いますが、それは理由があり、他のトップクライマー指導者たちを招へいして、指導法を見ることができるからで、樋口先生が信奉しているのは、奥村会長です。奥村スタイルということです。
たぶん、トップクライマーにも、流派があり、大岩スタイルとか、ユージスタイルとか、菊地スタイルとか、JECCスタイルとか、緑山岳会スタイルとか、あ、なんかずれてきましたが、それぞれ、モットーみたいなものは違うと思います。
私は、アイスクライマーで世界のトップクライマーでもある伊藤さんと登ったことがありますが、伊藤さんは「迷ったらハードプッシュ」って言いながら登っており、いやー私にはないなーって思いました。一般的な男性にはいいと思います。伊藤さんはビレイ中は後ろにビレイを取る慎重ぶりでした。
でも、40台のおばちゃんクライマーが、ムーブを迷うたびにハードプッシュ出していたら、あっという間にお陀仏になります(笑)。
冷静になりましょう、生き残りたかったら、自分の年齢や性別で、弱気というか正気に設定しておくことです。
50代男性も同じですよ。
まぁ、弱気に設定していても、3年で、WI6に来てしまったので、用心したほうがいいです。人は意外に早く成長してしまいます。
https://iceclmb.blogspot.com/2017/03/blog-post_50.html
50代なのに、5.12登れちゃったおばちゃんにも九州で会いました。
これ、俺だって!みたいな励みになるんじゃなくて、それくらい、すぐ成長してしまうのだから、用心すべしってことですよ。
私は、5.10はオンサイト出来る力をもって九州に来ましたが、それをじっくり味わったり楽しんだりする時間を与えらえず、さあ上、もっと上って、文化が嫌でした。
4本登れたら次のグレードって、全然グレードの厚みないです。
しかも、もう若くないのだということを分かってもらえなかったです。クライミングは「競争」じゃなくて「旅」みたいなもの。
まして、40代・50代の女性クライマーが、怪我なく、怖さをコントロールしながら、ゆっくり強くなっていく…これはむしろ大変なことなんですよ。■アルパインの会は?
樋口先生に長野方面のアルパインのまともな会はどこか?と聞かれましたが、CMC一択です。
CMCのレベルに達しない一般クライマーは、各山岳会に分散しています。
ちなみに、CMCは5.12登れても入れません。年齢も制限がありますよ。
東京方面の会では、ぶなが比較的手広く、他に、私は、やまねという会に後輩のために一時参加していたことがあります。やまねは若い人の会で、どちらかというと、出会い系になっていたような感じでしたが、トップクラスの人も、ちらほらいました。
都会では、山岳会はタダ在籍しているだけのことで、会は関係なく横断して、誰とでも登ります。在籍はしておかないと、山行管理されないので危険です。FBなどのSNSが管理の代わりにもなりますが、山のしっかりした人とつながっておかないと、帰りが遅くても誰にも気が付いてもらえない事態もあり得ます。
私も下山が12時くらいに遅くなったことがあり、大慌てで夫にこれは遭難じゃない、と連絡した記憶があります。
まぁフリークライミングの場合、そのような心配はいらないのが普通なので、気楽に組んでいるというのが実情と思いますが、その場合は、相手を見極める能力が必要です。
まちがっても、福岡でジム店長っていうのは、信頼の証にはなりませんからね。山梨とは話が違いすぎます。
話がそれましたが、もし私がクライミング初心者なら、福岡では登らないですね。
ほかにもっと比較優位になる活動、スポーツがほかにあると思います。
たとえば、コンテンポラリーダンスでは一流の指導者が福岡在住です。
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https://allnevery.blogspot.com/2022/03/blog-post_30.html
■それでも登らないといけないとしたら???
わたしなら、廣瀬さんの指導の下で登り、ルート(本番)はアキさんにガイドを頼み、たまに樋口先生の人工壁で登らせてもらい、腕試しとします。
ルート本番に出るのに、5万円とかお金がかかると思いますが、これを節約したいと思ってたぶん、いろいろな人が私に声をかけるのだと思いますが…、例えば、
・車を持っていないから出してほしいとか、
・どこを登りに行っていいか、分からないから案内してほしいとか、
・文登研出身です、免じて連れて行ってとか…。
でも、そこはケチるところではないです。
私は師匠の清高さんが、アイスをリードするから、ビレイしてくれって私に頼んできたとき、リードのビレイは初めてだったんで、保科正則さんの講習会に行って、すいません、リードのビレイが初めてなので教えてください、と頼んで、その後、師匠のビレイをしたんですよ。
最近の若い人って、なんでも年上の人から、タダでもらえるって思っていますよね?
そして、ただで出さないと、つかえなーな、って言っていますよね?
なんで、有料で獲得したスキルを無料で差し出させられ、それで使えねー扱いされないといけないのでしょう???
まぁ、たしかに、アキさんがクライミングガイドになる前は、誰も教えてくれる人がいなかったと思いますが。
お金出したくないのなら、せめて本で、自学自習しているかというとそれもなし…。
わたしだったら、東京まで行ってガイド講習参加しますね。
山梨から、都岳連の講習参加していましたが、雪崩講習とか、労山のは5万くらいしました。夫も分かっていないと意味がないので二人で参加して10万円。
それが嫌なら、山に行かない方がいいです。人のふんどしで相撲を取って、それで自慢のSNS投稿するって神経が信じられないです。
松井さんも同じように若い人にたかられているだけなのに気が付いていないだけなのではないですかね?まぁ余計なおせっかいですが。
ちなみに、師匠の青ちゃんはレスキューの技術合わせをしてくれましたが、それ以前に私は普通に倍力システムは分かっていましたし、都岳連の講習に出て知っていました。ただ、私にレスキューを依頼する人はいないと思う。しかし、自分を守るためにも知っておくのは大事です。
だれですか、私から、ただで教えてもらおうって魂胆の人は…です。ほんとに浅ましい。
推奨の行動
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初心者なら廣瀬さんの指導のもと人工壁時代を過ごし、実践的ルートはアキさんにガイドを頼む。
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樋口先生の人工壁で腕試しも有効。
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ガイドや講習には正当な費用を払う。無料でスキルを得る前提は避ける。
まとめ
クライミング・スキル習得の心得リスト
1. スキルには正当な対価を払う
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経験・技術・リスク管理を伴うスキルは無料ではない。
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ガイドや講習には適正な費用を支払う。例:ルート本番ガイド料5万円、雪崩講習5万円など。
2. 無料で「もらえるもの」と考えない
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若手や初心者は、年上・経験者からタダで学べると思いがちだが、それは誤解。
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スキル提供者の努力や安全管理を軽視する態度につながる。
3. 自分の責任で準備する
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未経験の技術を頼まれたら、きちんと学んでから対応する。
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例:リードビレイ初体験なら講習を受けてから師匠のビレイをする。
4. 安全優先・弱気設定
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年齢・性別・経験に応じて無理せず登る。
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「迷ったらハードプッシュ」は高度な技術者向き。初心者・中級者は安全優先で。
5. 技術・知識は尊重して扱う
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他人のスキルを軽視したり、無料で使わせる態度は避ける。
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技術を提供する側も、正当な形で教えることを重視する。
6. 自分も他人も成長させる意識
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教える側は適切な対価と準備で安全に伝える。
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学ぶ側は感謝と責任をもって取り組む。