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2024/08/29

【ジム】Day8,9 踏みかえ&テーピング効果&トンボラさん

 ■ ジムの記録をつけるのを忘れていた…(汗)

ムーブの再習得… いや~なんか、すっかり忘れて、普通に楽しく登っていたんだった。

さて、記録。

1)行きたい方向に、先に足を出してはならない。右手、右足、ではなく、重心を考える。

2)ホールドの向きを考えましょう。

3)核心だけでなくて、全部のムーブの整合性を考える

出来ないムーブでは、踏みかえ。

踏みかえがかなり苦手系だと分かった。あと、恐怖心が湧くと、腕が曲がるので、ムーブが余計に難しくなるのである。

■ 指力= テーピング?

すでに指が痛いのであるが… 例のレイバック応用のやつは、これは指をテーピングで、ガチガチにしたら、いけるかも?と思いついて、やってみたら、できた。

あっけないほど簡単に習得してしまったんだが…

たぶん、テーピングを取ったら、またできないんじゃないかなぁ?

てか、これエイド?

このジムはグレードが辛いので、たぶん6級くらいの課題であり、私にとっても、まぁ、これくらいはできて当然的な難易度で、未知の領域ではない。

しかし…それでも最初はできなかったし、なんでかな?みたいな感じだった。

お手本の小島さんのムーブを見ても、特に難しい要求をしているような感じではなかった。

それで、彼と私のフィジカルの違いを考え、これは指力かも?と思ったので、右手薬指のテーピングを1本だけ増やしたのである。たった一本の指ですよ。

すると、腕を伸ばすことができ、右腕を伸ばせた結果、左足、立ち込めた。

というので、この課題での核心は、なんと、右手の薬指の強度、だったわけである。

いや、びっくりですね。

というわけで、このように、クライミングにおける習得の核心というのは、まったく摩訶不思議系なのである。

バレエの習得とか、水泳の習得とか、テニスの習得とかでも、実はこういうことは起きているのだろうか?

みなさんも、どうにも、腕を伸ばせる気がしないとき、指にテーピングを増やしてみてくださいね。

余談だが、体操競技では鉄棒とかで、選手は手のプロテクションをしている。なんかグリップが良いグローブみたいなのをつけている。あれ、なんか人工壁登るときに欲しいんですよね、私…

というのは、人工壁でのリードの時、ドガバでも、手が開いてきて怖いんですよ。特にクリップ時。人工壁のリードって、もうしょっちゅうクリップが出てきて、しかも、私は右手にぶら下がりたいのに、大体左手ぶら下がり、右手クリップが多い。すぐ左手がギブアップする…ので、人工壁は嫌いなんです。

なんせ、手繰り落ちたら、しょっちゅうクリップしている意味なくなります。

■ こんなに登れないのに外岩登ってきたの…?

さて、そんなこんなの、ジムクライミング… ジム店長の小島さんは、ムーブ解析力が素晴らしいです。

しかし、私があまりにも、ムーブを知らずに、外岩でのグレードを上げてきたことを知って、驚いているようです…

だよねぇ…?

私もそう思う。 私は外岩デビューが早すぎたんではないか?と、もう10年くらい前から思っています…

でも、いろいろな人に聞いたけど…

  全く登れないときから、外岩に行くのは良いことだ

という意見が多数でした…特にアルパイン人種から。フリークライミング人種からすると、早すぎると思う。

というか、そういう人たちは、ジムがない時代に育っているので、ジムでムーブ習得してからのほうがより安全だ、という理解がないまま、現代の若者と同じ、これくらいは登れるはず、という期待を私に掛けていたようでした。

たしかに、私も、登れないころから外で登る、という風に成長してきてよかったなという面はあります。特に、外特有の外的リスクに自覚的になる。

たとえば、ピンが遠いとか、ボルトの強度が保証されていない、とか、1ピン目がかなり遠いとか、長ぬんで伸ばすとか、ビレイがシビアとか… 車中泊スキル外トイレスキル天候スキル、いわずもがな。

しかし、マイナス面もあります。自分の登攀力、ムーブ能力、そして、フィジカルにゆとりがないので、心が擦り切れます…

■ もう伸びしろがない人が粋がる?

例えば、台湾の5.4のクラック、私はカム3つで終わってしまいましたが… それと同じことをカサブランカでやっているのが、往年クライマーなんですが…でも、それって、たぶん、

登攀力を上げるという、のりしろがもうないので、やっているんじゃないかなぁ…

例えば、ボルダーだと、もっとすごいの、みんな登っていますよね。だって、ボルダーって1級からスタートなんですよね。

もう、よりハードに登れるということがなくなった人たちが、次なるチャレンジを求める先が…カム飛ばしだったり、スラブでも、40mランナウト、っていう気がするのは、私だけではないでしょう…

で、それに付き合う羽目になって、初心者なのに5.8で40mランナウトを登る羽目になるのが現代のジム上がりクライマー…。

彼らはジムでムーブのゆとり、フィジカルのゆとりを上げて、それから岩場に来る…けど、外的リスクも、懸垂下降も、登り返しも、クラック登りも、スラブ登りも、クライミングジムでは学べない。

学べないことをすでに学んでいる前提になって、挑戦される…

ということになっています。

そこが、理解されないのは、デシマルにしても、ボルダリングの段級にしても、グレードで、どんなクライミングか?スラブか、オーバーハングか、クラックか、なんてことを考えず、全部一緒に表示するからです。

無意識に、俺は、5.12が登れる、とか、俺は1級が登れると思ってしまうので、スラブの5.10Aで落ちたり、クラックの5.9も登れなかったりします。そりゃ当然ですよね?

この問題の解決に、小川山では、本来5.9とグレードされていたクラックを、5.10Aにしたり、となんかグレードを甘めにすることで解決しようとしているみたいなんですが…

その方向は間違っていると思う。

そうじゃなくて、真実は、

・ジムグレードと真実の登攀力は異なる

・スラブとジム壁は異なる

・クラックとフェイスは異なる

・ジムでも垂壁とオーバーハングは異なる

・石灰岩と花崗岩は異なる

 様々なクライミングごとにすべてを初心で習得する、

という方向性が正しいと思います。

昨日ジムでも、小島さんが垂壁で指摘したことを、薄被りに応用しようとしたら、

「こっちの壁では別の話」

と言われました。

分かっている人は、一つのグレードで、すべてのクライミングの能力を統括しようとは思っていないのです。

ジャミングとカチが別の力って言うのは、当然のことだからです。

■ ご褒美 

昨日はまた、博物館並みにすごいメキシコ雑貨の店、トンボラさんに行って、目を保養して帰りました☆

店のお姉さんとも、素敵なメキシコ雑貨の話で盛り上がりました。

自然農で教わる定番の手仕事に、蛍かご作り、というのがありますが…蛍かごのメキシコバージョンを発見しました!


       なぜかガイコツやどくろが多い、メキシコのカトリック教… 

       独特な緑色…日本のやきものでも、緑の、ありましたよね…

            チアシードで、もさもさにして、飾る土器
          いろんなスタイルの土器がある・・・


2024/08/24

【ジム】 Day7 垂壁から傾斜壁へ 足指の強化

 ■ 垂壁が多いジムないかな?

ジムクライミング7日目。

うーん…。このジムは、課題はよく練られていて、とっても面白いんだが…いかんせん、課題数が少ない。まぁ、そのほうが繰り返しで練度が上がると言えるか。

9級が他所の8級、8級が7級くらいだと思うが、終わってしまったので、次に行かないとなんだが…数えてみたら、全部で50手くらいで、長物一本分かな。全部をやってアップ完了という仕組みなのかもしれない。

つまり、岩場で小さな岩場と似ている状況かもしれない。みんないつもいつも同じの登っていますよね(笑)。

■ ムーブができないのではなく、怪我の後遺症かもしれん

レディースのマンスリー3番目で、例のレイバック&正対つま先置き課題が出てきたんだが… あれ、左足首の手術をした人には向かないかもしれん…

現在、アキレス腱手術からの復活中…。

しかも、バレエの廣瀬先生によると、バレエの弊害みたいなんですよぇ…

こちらの動画は、非常に興味深いです。

https://www.youtube.com/watch?v=zMwK7QKxNCY&t=7s

ホント、教えるプロってこういうことを研究している人だと思うけど…

 本人の意思や努力に関係なく、

 解剖学的な骨格の個人差とか… 

 筋力の発揮のされ方

で、

 一人一人能力は違う

という前提に立っていないで、俺ができるムーブは、みんな全員ができるはず、と思っていませんかね??

昨日は、ツヨツヨ女子クライマーと登って楽しかったが… 彼女いわく、

 「男子に教えてもらっても役に立たないんですよね、それ、できないし」

でした(笑)。

なんか、何回か聞いたことがあるセリフだな~

クライミング界って、努力の問題ではないことまで努力の問題にしますよねぇ?

■ 一般的に言ってクライミングのインストラクターの思考回路が他業界と比較して未熟な気がする

そして、結論が、俺はできるし、にいつも落ち着く気がするんだよなぁ。クライマーの教え方って。

俺はこのムーブができる&お前はできない

=能力が低い奴が何とかしろ、つまり、数打って努力しろ、

=教える側は責任放棄

というか…。

インストラクターって、私も教える側なので、分かりますが、学習意欲の高い相手がやる気があってもできないのは、相手のせいではなくて、教え方のせいと自らの課題として考えるもの、ですよ。

水泳の先生(80代女性)や、テニスの先生(大学生男子)は、そうだった。クライミングだけがそうならない。

武井さんもそう言っている。

https://youtu.be/KbS0ETuZxEM?si=Qsf33cgMD5ljyJrz

最も楽なトレーニングを最も短時間させて、技術を習得させるのが、トレーナーって武井さんも言っているよ?

で、できなかったレイバック系の動きは、できるところまで分解はされず、これをマスターするための宿題トレも出なかった…。どういう努力を積めばいいのか明らかでないので、何が核心で出来ないのか、不明瞭のまま終わった…ので、教えたいというのは、指導したい側の自己満足なのかもしれんと思いました…。

というのは、最後はヨガの人って、みたいなレッテル張りだったからです。あんたが悪い、ヨガが悪い、みたいな?しかも、ヨガ自体も知らない…で。知らないことを知っていることにしている…。

まぁそこは置いておいても、日本女子の大部分が内足なのは、認めるが。それは股関節のソケットのつき方の話だぞ?

というので、結局は、登れるようになりたいという私の役に立ったかというと?

微妙かな

まぁ、私が、この人、才能豊かなのにもったいないなぁ…と、私が習得したマーケ技術を使えば、もっと良い本人の長所を強調したマーケティングが可能なのにねぇ…と、いろいろな人に対して思うのと同じかもね♪

三〇ガイドの時は、私のマーケが適切かつ必要だった、と証明はされたわけだが。

■ ねじり、胸椎、足首

さて、自分の問題に戻ろう。廣瀬さんによると、バレエが作ってしまう身体的欠落は

・腰骨盤筋の可動性、低い

・胸椎のねじりが弱い

・左足首が弱い

・結果としての膝の痛み (私の場合、亜脱臼した)

まんま、これでした。

ヨガをスタートしたとき、バレエでのターンアウトやりすぎで、ターンインが弱くなっており、アーサナを一人だけインにするような指導を複数のヨガ指導者に受けました…。もうだいぶ治っていると思ったけど、整形外科の先生によると、左の股関節のターンインは、まだ弱いみたいだった。

一年みっちり、リハビリしたけど、ターンインに使う内転筋が弱いままなのかもしれません。

もっとレップ数を上げるかね?

Leg Lateral ReachTestというのを知ったので、ちょっとこれでテストしてみようかな。

https://www.youtube.com/watch?v=4iwcsiuPsf8

これ、すごく良いような気がするので、これで股関節の問題は目安になるな。

あの緑3は、まぁ、いつか身体の問題が解決してから戻ろうかな。

■ アッパーボディ強化月間にしよう…

もう、できるのを登っていくと、もう緩傾斜の壁に入ってしまった。

しかし、アッパーボディだと、アッパーボディより先に指が痛くなるんだよなぁ…

今、指チェックしたら、やっぱりこわばりがありますね…。

一応テーピングしてやっているけど、指まっかっか。

やっぱり、だから、アイスが好きなんだよなぁ…。

私はフリーはハードに登れなくてもいいのかもしれない。指を犠牲にする気にはなれない。

指と体重の割合で、指の強度が全く足りていない。

昨日、その強い女性クライマーと話をしたら、指、痛めていた…やっぱりなぁ。

私も、なりかけたんですよね、前回…。同じ道を歩まぬようにしなくては。

面白いから、つい、やり過ぎちゃうんですよね。やり過ぎないように、今警戒して、あまり長居しないようにしているが…。となると、今度は、

総合的な運動量自体が足りなくなる

しなぁ。12000円あれば、普通のスポーツジムでもそのくらいなので、総合的に運動できる。フィットネス…つまり健康度は上がるのである。

というので、クライミングジムだけでホリスティックな健康を得るのは、土台無理なのである。

家で

1)ストレッチ、

2)整形外科的弱点の強化トレ、

3)筋トレ、

4)有酸素運動、

5)コンディショニング系の体操、そして、

5)栄養のある食事と

6)十分な休息(睡眠)

の6点は、やってきてもらわないと、そもそも、強くなれない。

腹筋、背筋、頑張る。となると、今度は、体の歪みから来る問題が、強烈になるんである…。となると今度はコンディショニンが必要。(大体、ツヨツヨクライマーって猫背)

猫背の人って、猫背から来るメンタル問題も抱えている。スマホ首の人は、発想自体が歪んでいることが多いのは、心と体はつながっているからである。

体は心を表現している。

まぁ、今回は、3回も登れば、また体がクライミングを思い出すということも分かったので良かったのであるが。

というので、またカーブス的な部分的筋トレの良い動機付けになった。

■ ヨガより、コンテかも?

アシュタンガヨガの再開を考えたが…(憧れのマイソール&OL生活)、どうも、膝にかなり良くないんですよね…アシュタンガヨガ…。

これも指導者次第だが、指導が古いと、膝をリスクにさらす…

しかし、廣瀬先生の話を聞いていたら、コンテンポラリーダンスは、よさそうな気がする。

というので、作戦を思案中である。

■ ポキポキ堂

その作戦の一環…重心の改善…として今週末 ゼロシューズの講習会に行くんだが…というのは、登山靴以外のちゃんとした靴を持ってきていない… 

福岡に帰れば、良いランニングシューズはいくらでも持っているが…そのためだけに帰る気にもなれないし、往復交通費で靴一足、買える。

で、整形外科的に正しい靴を履きたいと思っているんだが…福岡で履いていたマンサンダル…あまりにもクッション性がないので、あまり都会のアスファルト歩きには向いていなかったんだよなぁ…

というので、今は100円ショップのビーサンでお茶を濁している(笑)…。ちゃんとした靴が一足あってもいい。と思っている。


というので、

足は、現在、酷使されていてかわいそうなので、何とかしたいと思っているんだけど…。

指を使うトレーニンググッズも福岡。というので、トレーニング用品がない。毎日マッサージで乗り切っているところだ。

■ 足も手も、指が課題のような?

たぶん、私が思うには、私は…というか女性は…足の指も手の指も力が入らない…。回路がそもそも、つながっていないのではないだろうか?指先の問題が解決するほうがいいような気がする。

とここまで書いて、だいぶ

 弱点や方針が明らかになってきた

指力強化しよう~

というか、一朝一夕には強くならないのが、指ではあるが。

クライミングは体幹とか言われますが、あれ、指がそもそも強い人が主観でそう思っているだけの気がするんだよなぁ。

だって、手が開いてくる感覚ありますもん。

ツヨツヨの人たち、その感覚、感じたことないですよねぇ?


2024/08/21

【ジム】 Day6 レイバック

■【ボルダリング】レイバックで体が開いてしまうあなたへ!コツやポイントを解説します!

今日、ムーブクリニックで、出てきたレイバック…。湯川の時代から苦手。というのは、結局、すぐ疲れてしまうから。

大体の女子は苦手だということになっているでスルーしてきてしまったが…。いや~苦手。課題にもよるが、今日は指が先にいたくなったんですよね…

■ デッド&レイバック 

指摘が、

1)ムーブが静的過ぎる

というのと

2)レイバック

だったら、そこまで目新しい弱点ではないなという感じでした。まぁ細かい点を見ていけば、他にもいろいろあるんだろう。

今取り組んでいる課題・・・ そこがレイバックがムーブであるという認識がそもそもなかった。内足に取るより、外足に取ったほうが、次が伸びあがりやすい、という話で、内足では、とりあえず、そこは立てて、次のホールドも取れはしたのですが、次の足踏みかえで狭すぎッて結果になりましたが…

そこは、外足にとって、立ちこんだほうが、次のホールドが取りやすいそうなのです。

そうなのかなぁ… なんか、取りやすいかどうかは謎。というのは、外足に取るムーブがまだできていないので、立ち込めていないから…ホールドに多少妥協して、登りやすくしてから、このムーブ習得したほうがいいかもしれません。

ムーブには上下はないそうなので、このムーブでないとしても、もともとのムーブでも、いいのかもしれません。

しかし、これ、ボルジムだから、勝手にレイバックは出てこないと思っていました(笑)。ホールドでもレイバック出てくるんだーな感じです。

あとはホールドの向きを考えろ、とのお達し。まぁ、そこは、ぼちぼちですね、再開なので。向きはだんだんシビアになって行きますよね…級が上がると。

■ ヨガの人へのレッテル張り

今日は、ちょっとこれはレッテル張りではないか?と思うことがあった。

いつも思うんですけど、ヨガの人って…〇〇なぜできないんですか?みたいな?

私はヨガより、バレエの歴が長いので、バレエの障害は体に出ているなぁと思うのですが、
お尻が出やすいというのは、股関節のソケットの付き具合の話で、日本人女子は8割はそうだしなぁ。股関節の柔らかさとは関係がない。

ヨガの人特有の体の使い方って、そんなにないと思います。

ヨガやったことがある人の意見なら、その意見聞くけど、ヨガもやったことないし、やる気もないそうで、ヨガやっています、って言っている人の母集団が、本格的なヨガをやっている人じゃないんではないですかね?ヨガのほうが普及率、クライミングより高そう。

ただの一般女子の観察結果なのでは?

アシュタンガヨガはちなみにこんなものですよ‥‥ たぶん、クライマー男子はアシュタンガヨガをやるべきだと思う。ヨガに対する誤解が深すぎる日本。インドでは女性はヨガしない。男性しかしない。

たぶん、想像しているのと全然違うと思うが。

知らないでレッテル張りしているような気がしたんだけどなぁ。指摘をしたが、意見を変える気はなさそうだった。

■ 良きこと

ジムがつぶれそうという悲鳴に関しては、なんか、通い始めて、知れば知るほど、言っていることとやっていることの乖離が明白になって、ちょっとした親切で何とかなる程度の傷ではないみたいなんだが…。それを指摘すると、店長さんも情報アップアップだそうだ。

拒絶にあった。しかし、このことは良き事であろう…

というのは、マーケティングの知識だって、得るのに、数十万円の投資と時間的投資が必要なのである。

私の講師の垣岡さんは、トップマーケターであった…。GMSの講師って誰でもはなれないです。

そこで学んだ知識とソフトウェアエンジニアとしての日曜エンジニア程度の知識ではあるが…それらを動員して…

以前に三〇さんのHPを作った時は、天から彼を助けるように声が聞こえてきてしまったため、無料でHPを作成してやったが、お礼は、ゼロ、ほとんどないに等しいものだった。つまり、タダ働き。

(あの時は、その天の声に、ほんとに彼ですか?と聞き返してしまったのだが…)

そのHPはまだ健在で、彼は雑誌のBパルから取材が来る人気ガイドになったが…いつも俺だって佐藤ユースケと言っていたくせに、結局Bパルからの注目では不満だそうで、雑誌の取材もお断りしていたし…。その後も、売り上げのベースにあるのは、この私が作った無料サイトからの電話問い合わせと思うが…。こないだちょっと、ガイドサイトをチェックしたら、登山ガイドのためのIT戦略講師などと名乗っていた…はー?どの口が言うんかい!って感じだな。 

というのも、私が、今時HPに公式サイトがないなんて、名刺なしでビジネスしようとしてるビジネスマンみたいなものですよ、と教えてやったためである。10数年前。

それだけでなく、GPS端末で現在地が示せることも彼は私たち夫婦から教わったのである。

それも、ちゃっかり、まるで自分が最先端であるかのように、年配の登山者のお客さんに自慢中だったんだが…まぁいいけど…。

たぶん、マーケティングのみならず、私のコーディングやIT知識を総合して、最低でも、30万円、相当の知識を使った結果を、そもそも対価なしに彼は得たのであると思われ、それは、子供が6人もいて、気の毒だ、と、母子家庭に育った私が思ってしまったためだ。

これは、母が子供が3人もいて気の毒だと思った長女時代の二の舞である。

あとから、私のインナーチャイルドが、ママを助けないと不安だ!と叫んだために起きたことだと分かった。

今回も私ばかりが焦って対策を考えるという、インチャの不安発動したんだが…心の中で、

”これは私の課題ではない”と何度も唱えた…(笑)。

実際その通りなんである。私の課題ではない。

逆に、相手にとって迷惑になっていたそうで、それを聞いてほっとしたというか、なら、手を染めなくていい、タダ働きしなくていい、ということだ。

今回は、三の舞は避けれた。

というか、相手から迷惑なんです、という自己申告で、肩の荷が下りた。

というのは、こんな明後日の方向を見ている失敗マーケ事例を、真っ向な方向に向かせるのは、何にも分かっていない人のHPをゼロから作ってやるのより、大変なんである。

思い込みがあるほうがないより難しい。軟式テニスをやっていた人のほうが硬式テニスに塗り替えるのは難しい、みたいなもので、相手からも、情報が消化できないので無理、と言われたのであるが、自らを助ける気にならないのであれば、もう助けること不可能…なので、私の心理的負担も降りて、ほっとした。

たぶん、そもそも、ビジネス自体に興味がないわけで、ここ10年、興味がなくても、何とかなったのだろう…ということで、クライミングジム業界は、すごいぬるま湯というか、ジムは追い風ビジネスだったってことなのだろう…

まぁ、日経平均爆上げだった2023年みたいなものですかね?最近、くるくる詐欺だった暴落が本当に来て、備えていた私はやっと備えが実効あり、で、なんか、気分がいいんだが。

ちなみに今の相場の上りは、ブルトラックといって騙しなので入ってはいけない。

■ マーケの4P

Product、Place、Price,Promotion ジムなら、

・Productは、課題、
・Placeは、立地、
・Priceは、価格、
・Promotionは、誰に売るか、どう売るか。

私が思うには個人経営の小さいジムは、大手のように初心者を相手にするのではなく、小さなジムです、とうたい、アットホームなノリを歌うべきであろう…

一日遊べるだけの課題数、ないような気がしますしね。というか、作りたくても作れないのかもしれない。

山梨には、偉大なジム、ピラニアがあるので、大規模な全国チェーン店みたいなジムは入ってきていない。

最近、再チェックしたら、ピラニアでは、外岩講習が充実していて、やっと山岳会の弱体化に気が付いてくれたんだな~と思った。山梨の山岳会は、もう外岩デビューの世話ができる状態にはない。

だから、地元の山岳会で育ったクライマーでも、アホな奴に捕まると、50mシングルで35mと25mをつないで、あれ??おかしいな??とか言ってしまうレベル…考えていないのである。

えー、そこから~???なレベルに堕ちてしまうというか…ほっといても自学自習できるレベルの人は地方都市にはいない。いるのは、都会。

地元の名士図鑑に載るような人がやっているピラニアがあるので、グラビティリサーチだの、Dボルだのが入っている大阪とは様相が違うとは思うが… 

山梨のような田舎でも、小さいジムであっても、顧客への手厚い指導や、ツヨツヨクライマーのニーズを満たすニッチな課題作りで、発展しているジムはある。アクティバもそうだし、シナプスもそうだ。

そういう自分の強みに自覚的になる、という発想がなく、お客さん減ってきたー→大変→初心者歓迎と歌おう、というのでは、マーケティングの問題というより、

 マーケティング不在の問題

ってことなんだよなぁ。

まぁ、ビジネスに興味がない場合は、逆立ちしても意味自体が分からないだろうなぁ…

ちなみにマーケッターって、この顧客層に、この値段か、ちと外しているな~とか、そういうことを年がら年じゅう考えている人のことである…。

マーケとは売れるしくみづくり。仕組み自体に興味がある人がマーケッターだ。

広告宣伝のことではない。

■ セッター向き

年がら年じゅうムーブのことについて考えている人は、たぶん、セッターに向いているんじゃないだろうか?出張セッターは荒稼ぎしているみたいだけどなぁ。

めっちゃ尊敬される立場ですよね、セッターって。ジム運営より、セッター稼業が天職だったりして(笑)。

ということを考えた、今日のムーブクリニックだった。

私は昼しか時間が取れないので、お昼の時間帯って、お客さんが少ないので、大体のジムは放置だし、ムーブ解説も、セッションもないことを考えると、よく今の5.11まで、独学でやってきたもんだ、と思う。

しかも、現在怪我からの回復期。よくやっている。

おまけ。今日の分子栄養学的お食事。
       これに、冷奴を付けました。ワインが当たりだった。

豆腐はスーパーではなくて、豆腐屋さんのを買わないと、おいしくないことを最近、発見した。餅は餅屋ですね。

ここ数日で、空堀生活が快適化しているので、このまま3度目のラオスに向けて旅立ちたいものだ。



2024/08/20

【ジム】Day5 クライミングでも脱・拝米主義

■ 伊藤貫先生

超富豪オリガーキーに支配されるアメリカ帝国〜トップ0.01%層が牛耳る米国政治ー貧富の差は世界最悪!!!(伊藤貫)

最近、スタンフォードの西鋭男先生とか、ウォールストリートに長年勤めた大井さんとか、続々、アメリカで日本人の才能を発揮してきた人が帰国して情報発信していますが…
伊藤貫さんは、まだワシントンで頑張っている。

日本人みんなで支えたい、国宝級の人だなと思いました。YouTubeでポチって押してほしいです。登録500人いないと収入にならない。

脱・拝米主義は、経済や文化だけでなく、クライミングでも必要なんではないですかね…

日本のイケイケカルチャーってヨセミテクライミングの受け売りですよね?

ーーーーーーーー メモ ーーーーーーーーーー
  • 政治資金:追跡できるのはせいぜい3割
  • 7割の出どころ不明な政治資金でアメリカ政治は動いている
  • これ民主主義?法治主義?
  • 一人150億円使った人間が6人いた=イスラエル系
  • ブルーンバーグ 1800億円使った
  • ソロス 900億、1100億円使った
  • ザッカーバーグ 700億円使った
  • クリントン政権時代から、7割の人の実質生活レベルを下げ、0.1%の人たちはやりたい放題、法律はあってなきがごとし
  • アメリカ崇拝、拝米保守は辞めたほうがいい
  • アメリカの経済政策を猿真似すると4割はどんどん貧しくなり、結婚もできず、子供も持てない
  • 日本という国自体が滅んでいく。
ーーーーーーーーーーー

こういう勉強ができるようになったのは、登るに値するジムがないなら、フレッド・ベッキー化でもしようかと、トレードを始めたおかげ。

脱・拝米中…のワタクシです。

■ ヨーロッパクライミングに移行できていない日本?

どうもフランスのブローは皆が憧れた岩場らしいが…今の流行はカタルーニャ地方らしい。

どっちも私は行きたいのか?そこすら不確定だが…どっちにしても、私の考えでは、今のクライミング力で行って楽しめる課題あるのかな?謎。

スペインは新婚旅行で行って、普通のアパートを借りて、夫と、超レトロなエレベータに乗りましたけど…普通にアパート借りるのは楽勝でした。

なので、一緒に登る人がいれば別に生活は楽勝です。

アメリカ生活と何も変わることがなかった。アメリカでは、自営業で働いて、運転も普通にしていました…というか、初めて免許取ったのがアメリカだけど。

アメリカに残らなくてよかったのか悪かったのか、最近よく考えますが、考えても仕方ないよなぁ。

■ 今日は靴下屋さんに、素敵なロースターを教えてもらった♪

今日は、オイトスさんに用事があったので、早めに出たら、あれ?火曜日定休日?

で、近くの靴下屋さんに入ったら… ちょうどブラキャミが欲しくて、購入。締め付けないのが好きなんです。締め付けゼロでした。

そこで教えてもらった、心斎橋のロースター…ミルポアさんに行ったら、当たりでした。

リロさん、おいしいけど、1000円は高すぎで。こちらは、価格で頑張っているロースターで600円でした。

可愛いお姉さんが一人で切り盛りしていました☆ オーナーさんは別の方みたいです。

https://keny.jp/mill-pour/



余談ですが、ミルポアって料理の世界では、みじん切りしたスープの素ですけど…

https://southern-kitchen.com/mirepoix-soffritto/

ミルポアって聞いて、てっきりおフレンチのレストランなのか?と思った(笑)。

このサイト、私の好みのお料理が多いです。ちょうどよかった、研究しよ☆

■ ジムではちょっと進捗

今日は、4日ぶりだったので、体が重く、全体がアップ、みたいな日だった。

女性クライマーしかいなくて、静かで登りやすい日だった☆

帰って、空堀のおいしい豆腐屋さんで、豆腐を買って、こんなにおいしい豆腐が160円で食べれるなんて、なんて幸せなんだ~と思いました。

コーヒー600円も幸せだけど、豆腐はなんてったって160円しかしないわけで…

外国に暮らしていたら、コーヒーは、1.5ドルだけど、豆腐は6ドルでしょう…

どっちが栄養価高いか? 豆腐だよなぁ。

2024/08/17

【ジム】Day4 天寅、LiloCoffee,アンティークショップPanie…中国人の大阪乗っ取り進行中?

 ■ 2時間半をつぶす羽目に(><)

ジムの開店時間を間違って出かけてしまい、12時ごろ到着したら、大粒の汗をかいた店長さんが、ホールドセット中で、今日は開店14:30です~と言われてしまい…、予期せず、心斎橋のスペシャルティコーヒーのロースター、Liloさんに行くことになりました。

福岡のロースターで、大阪でロースター巡りするなら、ここ!と、おすすめされていたコーヒーショップなんですが… 

なんか心斎橋の賑わいに出るのがおっくうで、後回しになっていた…。年を取ると、都会がめんどくさくなるんです…もう、大体わかっちゃってるので。

で、行ったら、中国人街になっていた!! 日本人はたぶん、私だけでした…(汗)。

もちろん、福岡から来ました!エチオピア系の豆が好みです!と言って、いいのを選んでもらった♪

なんか面白い取り組みしていました。大阪の人物の特徴になぞらえたコーヒー焙煎。

私におすすめされたのは、真田幸村を模したブレンドでした。


スペシャルティコーヒーも クライミングも、価値を相手に分かってもらうには説明が必要

真田幸村ブレンドは…
  • 柔らかく口で広がるクランベリーの酸味とグレープの甘味
  • 赤ワインのような芳醇な味わい
  • チョコレートを食べたときのような甘い余韻

が特徴でした。たしかにおいしかった☆ 久しぶりにいいコーヒーでした。

それに、ロースターのお姉さんが、直々に名刺を持ってきて、このコーヒーの3つの特徴を語ってくれるのです。

その上、Liloコーヒーの理念を書いたショップカードならぬ、ショップブックもくれました。


まるで、岩場のトポですね!

これはジムで使える!と思いました。

初めて来たお客さんには、このクライミングジムが何を目指しているのか、「当店の特徴は…」と、分かりやすい説明をし、もしお金と時間に余裕があるなら、ショップの特徴をまとめたブックレットを渡し…、

店長さんは、一番易しい課題群には、岩場並みに名前を付け(ピラニアの課題には、岩場みたいに名前がついていました)、岩場ではトポに課題のコメントが付けてあるように、この課題で何を習得してほしいのか、簡単なコメントをつけた、課題シートを作る。

課題名: 初めの一歩
解説 : どんな動きをしても登れる楽しい課題。いろいろな動きを試して、クライミングの面白さに目覚めよう!

などなど…。まぁ初心者に定着してほしいなら、これくらいはあってもいいでしょうね…

一つ登るのに10分として、一日遊ぶとして…ちゃんと遊べるくらいな課題数が必要かも?

まぁ、課題シートと解説くらいはあってもいいと思います。ピラニアにもあったし、ジョイにもあった。初心者の場合、課題シートがないと、えっと何を次に登ったらいいのかしら?となります。

1シート目が終わるくらいには、ジムで、自立したクライマーになっているくらいな感じにかみ砕いてあればいいと思います。

常連向けには、ピラニアでは、お客さんが、ジムのホールドを使って、勝手に自分の課題を作って課題をみんなに公開していましたけど…。あれ、楽しくていいですよね。

私も、私のリクエストに合わせた課題を室井さんに作ってもらったことで、外岩のできなかったのを乗り越えたことがあります。既存課題から、リーチを私向きに変えてもらいました。

それを思うと、ジムで、個人向けサービスで、個人の弱点をつぶすことを目的にセッターに課題を作ってもらうというのがサービスであればいいですよね。ランジ苦手克服課題集、みたいな。

今までは、そーゆーのは、クライマーなら自分でやるものだ、みたいな感じだったのではないでしょうか?

■ ジムについた時点で疲れていた…(汗)

というわけで、大阪の喧騒に揉まれ、ジムについた時点では、もうすでにすっかり歩き疲れており…、昨日はサクっと短めに登って帰りました。

脳が疲労していると、ムーブは出ないのです。ムーブって発想力と身体のコラボなんですよ、私の中では。脳が疲れると出ない。

しかし、それにしても、大阪は中国人に侵食されている! 

中国の国内経済が崩壊というのは、本当なのでしょうか?爆買い?買い物して人生を謳歌しているのは中国人ばかりでしたけど。

楽天証券の中国出張報告を聞いても、中国経済は良いように感じました。崩壊というのはどこのことかなのかな?

しかし、このままでは日本が乗っ取られる!という危機をリアルに感じました…

Liloコーヒーの店内は、こんな感じで、全部中国人と言ってもいいくらいでした…

コーヒーの価格は外国人向け価格でした。1000円。外国人なら平気。

帰りに、ユニクロで変柄のギャグみたいなTシャツを買いたい!と思って…というのは、ジムで話しかけてもらいたい場合、変な柄のTシャツ着ると、話しかけやすいのです。

でも、なんか、変柄ってより、大阪PRなTシャツ屋さんって感じでした… 天六まで行かないと変柄の帽子とか、Tシャツってないのかな…


りくろーおじさんのチーズケーキは好きだけど、Tシャツを着る意味はないしなぁ… 甲府に住むようになって、自分で作れるようになったしなぁ… あれ、卵白命ですよ。

その後、心斎橋の喧騒を離れ、ジムに行った。

あ、その前にランチ食べましたっけ…。大阪らしい天丼屋さんで、長堀と心斎橋の間にある、天寅はお勧めです。大阪の飲食店はレベルが高くて安い!やっぱり福岡の比ではありません。

ジムでは、ローギアな感じでした。まぁ、3日目なので…。大体、クライミングって、2日目が調子よくて、3日目は微妙、4日目は反省してレスト日になる、ってのが、私の定番の流れです。

少し早めに上がって、おしゃれ雑居ビルのフランスアンティークショップ、PANIEさんで、レースを買って帰りました。そこで、店主のお姉さんと、大阪が中国人だらけで、島之内なんか、中国人街になっていることを雑談。このビルも、オーナーが中国人になれば、賃料上げられて、出ていく羽目になるかもしれません。

私もアメリカで、中国人大家さんから、厚顔にも2度も、同じ月の家賃の請求を受けたことがあります。

こんな素敵な文化的な拠点…大阪のおしゃれ雑居ビル…が、大阪からなくなったら…都市としての魅力がなくなります…(涙)。

その後、外大生の先輩がやっている、言葉遊びの雑貨店、空堀のことのは舎さんで、買いたかった変柄につながる、おもしろいワッペン見つけたので購入。

あと1cm

です(笑)。 
      リロさんのエチオピア・イルガチェフェとアンティークレース

クライマーって、年中、あと1cmって言ってるんですよ(笑)。

めちゃハマった。速攻、お買い上げ。

やっぱり静かな空堀がいいなと思いました。

昨日は、たんぱく質の摂取量が低かったのに頑張ったので、疲労も取れないし、気分もうつうつとしてしまい、ランチが天丼だと、コーヒーじゃなくて、プロテインドリンクが必要だったなぁ…と反省した一日になりました。

帰ってからも全く仕事がはかどらず… 赤目にはどうやって行くんだーな私です。

もっとたんぱく質を食べなくては! やる気のタンクも、たんぱく質で出来ているんですね!

2024/08/16

【ジム】Day3 なんと、纏足時代は終わっていた…

 ■ Day3 また靴買う羽目に…(><)

クライミングシューズって、ジムの煩悩が現れていますよね…

登れるようになりたい!というお客さんの煩悩に付け込むジム=キツキツの靴を買わせるジム、だと思っていました…

たしかにそういう側面があったよなぁ。

しかし、現代のクライミングジムで良心的なところは、もはやそういうことをしないのだそうです。

今では足入れがいいシューズが主流だとか…。纏足時代は終わったらしい。

浅草クライミングとか、東京粉末とか(こっちはチョークだが)日本のメーカーも出て、足形も日本人向きになり、たぶん、

 痛いのがクライミング

みたいな、M傾向が改善されたのではないだろうか…

 「悪いね!(もっとイジメて~)」

みたいな倒錯したマインドセットが普通のクライミング業界…。みんな、足痛かったんでしょうね~(遠い目)。

誰も言い出せなかった…のかもね。

というわけで、クライミングシューズ、買い替えになりました(笑)。

あー 入るものは入らないのに出る者ばかり…

夏山のバイト代はお断りしました…あんな人手が余っているバイトで、バイト代出すって言われても。

それより業務改善のコンサルタント費用的なものが私には合っていると思います。

もうほとんど、バイトって名目で入ったコンサルタントみたいな感じでした…っていうか、松下電機産業に新人で、ソフトウェアエンジニアとして働いたときから、業務改善の主力を担っている気がする。

当時、バグ管理データベースを作って、バグ(ソフトウェア不具合)がきちんと修正されるようにしたら、バグ修正でバクを仕込んでいた犯人が何人も明らかになった…(汗)。

もう、変な習慣をまともなことに持っていくお役目を天から使命として与えられているとしか思えません(笑)。

■ オクトス

オクトスさんっていう登山道具屋さんを教えてもらいました。

地味だけど、しっかり必要なものは置いている登山ショップって感じでした。

空堀の近所に、ウルトラライト系の登山ショップがあるのですが、買いたいものがないのと対照的でした…。実は、ハーネスも買ってもいいなぁくらいな感じなんですよね。


■ トレーニング Day3

まだ三日目ですが、勘みたいなものは、少しづつ戻ってきました。

4年ぶりに登ります、という女性二人組さんと、同じ課題を楽しく登りました。

ちょうど私がムーブを教えてあげられる段階にいる二人だったので、一緒に登って楽しく過ごせました。途中、超ツヨツヨの女性クライマーが来て、私にとってもお手本になるランジをいっぱい見せてくれて、勉強になった。あれをマスターしなさいと…。まぁ、そこまで行かなくても、理想形はあれです、みたいな?

一緒に登った二人はびっくり仰天…というか、えー!こんなの無理!!みたいなドン引き具合でしたが、クライミングって、そんなに早く、なんでもかんでも習得してしまっても、倦み、が生まれる時間が長いだけですので、

 ゆっくり自分のペースで楽しく学ぶ、

ほうがいいのです。 先に何もかもを白日の下にさらして、バラしてしまうと、

 自分のペースで成長する楽しみをお客さんから奪う

ことになってしまいます。

 できないことが多い人= 俺なんて、私なんて ではなく、楽しむ時間が長い

と考えましょう☆

■ もっと初心者に親切になる方法♪

しかし、このジム、9級からしかないので、9級5本を登ったら、次は、8級なんですが、え?!8級?!という激辛なのです。

ここでいきなり躓く人多数… (私は、初見で登れました、念のため)

たぶん、これが、初めての外岩で5.8が登れない…挫折経験…みたいなのとフラクタル(相似形)だと思うんですが…。

現代のクライマーは、一つの挫折経験で、すぐ挫折するので、初心者時代ほど噛みくだいて、挫折ではなく、成功体験を積ませるようにしないと、続かないのです。

初心者なのだから、当然ですよね… 玄人のクライマーは、悪ければ悪いほど萌えます。

でも、同じことを期待できないから初心者って言うんだし…。

その8級、めちゃ悪スローパーで、そこは飛ばし(中継)にして、次のフットホールドは凹角使い、そして、プッシュ主体なのです。ジムクライミングの人は引くことしか最初考えていないです。ジム課題もそういう作りですし。

つまり、このジムの場合、9級で、これらの技術課題をすべて網羅しておかないといけないんです。

  • 悪くはないが易しいスローパーが出てくる9級
  • 凹角に足を置いて、両手放しで、レストできる9級
  • プッシュを使って体を持ち上げる9級

を、それぞれに対して、3~5本くらい… 9級で作らないと、8級に移行する前に、お客さんは体が準備できないってことです。

(と思います、私はジムクライミングは分かりませんが、一般運動理論に照らすとそうなります。例えば、水泳やテニス指導者の教本など参考にしてください。一つの動きをばらして、部分を練習させる=ドリルが必要なのです。)

■ お客さんが一日登って楽しいように…

番号の配置も、大事だと思います。

素人さんのお客さんは、1,2,3,4,…と当然のように、難度を上げていく。

すると、疲れていくのに難度が上がる。

疲れても登れる、ムーブが楽しいのを途中に入れないと、また1をやる?となります。

疲れるにつれて易しくなれ、とまではいいませんが、どんどん難しくなるより、登れる奴もあるようにしないと… 心が折れます。

結局、次回にクライミングに来ても、何度も最初のほうの同じ課題をやる羽目になって、

 このジム、登れる課題がほとんどない!

みたいな感想になります。

これって、歴史の勉強でやりました。私は歴史が苦手で、なんども歴史をマスターしようと独学で頑張りましたが、トライしてもトライしても、縄文時代で挫折。

分かりたいのは、戦後近代史なのに…。つまり、努力の仕方が間違っていたということです。

今、普通に戦後史を西鋭男先生で学んでいますが、逆から学べばよかったんだ~♪と思っています。

さて、ここで得られる教訓は?

 難度は、シールの数字順に上げない。

そうしないと、疲れたころ、「もう登るの無いので帰ります」となりますし、次に来ても同じことが起こるだけなのです。

こんなの、お客さんの立場に立って考えれば、すぐ分かりますよね。

課題は、お客さんに対する挑戦状、ではないんですよ。

■ コンプレックス丸出し課題にならなくてもいいよ

たぶん、外岩課題は、ローカルクライマーからの、ビジタークライマーへの挑戦状という位置づけで、開拓されていると思いますが。

だから、激辛ですよね、田舎の課題は。

なにその、劣等感、って感じです。コンプレックス丸出し…。

一方、都会では、クライミングジムが流行していると思いますが、

 挑戦状 

じゃなくて、

 ほら~、こうすれば、無理せず楽に登れるようになるよ~

って作りです。

そうすると、

 楽し~

ってなりますよね。だって、こうすれば?こうすれば?って、手段の発想に志向が向くから、創造性も広がります。

■ 外でのクライミングだって習得は、練度

大体、アイスでも、WI4級は、”初心者でも登れるグレード”ってされています。それで1シーズン、つまり3カ月の間、週二日くらい登りこめば、WI5が登れる。WI6を登るには、WI5を2,3シーズン中は毎週のように氷瀑に通えば、登れます。というか、私の場合、登れました。男子はもっと早いと思います。

氷がない地域の人が、年に1回を毎年続けても、一生WI4ですよ。

フリーをやるとクライミングはどんなクライミングでも上達すると言われているので、やる人多いですが、フリーでいくらグレードが上がっていても、同じだろうと思います。アックスを刺したとき、壊れ、割れそうな氷がどれかを見抜く審美眼は、インドアでは身につかないからです。それ、別の技術課題でしょう。

ムーブが超簡単なアイスクライミングでも、こんな調子なのに、いくらジムとはいえ、9級5本で終わりなんて。

初心者は、一日目以降、いなくなるように誘導していませんかね?

8級になったとたんに、お客さんに

 「これ、どうやって登るんですか~(><)?」

と質問されていたら、ジムの側が質問させるような作りってことなんだと思います。

その前の級で、非言語に教えそこなった、ってことかな?とセッターが自問すれば、それをばらした前の課題が作れる。

まぁ、その前の課題でも、お客さんは聞いてくるかもしれないですが… 例えば、凹角に足を置くなど… その時は、足も指定すればいい、です。

なんなら、身長ごとに指定する足を替えれば、

 あー、身長で使うホールドが違うんだー

ということも伝えられる。

全く当然のようなことですが、外岩で10年登っていても分かっていないで、外岩に来ますからねー(遠い目)。

あの、超有名女性トップクライマーのヘイゼルが動画出しています。

参考: https://allnevery.blogspot.com/2024/04/blog-post_19.html

チビにとってグレードは意味がないんですよ。

だから、オリンピックの森さんは、たぶん、他のクライマーよりスキル上です。

■ 誰にでも共通のグレードは必要ないんでは?

ある開拓者から聞いた話ですが、ボルトを打つ時、平均身長ある自分の40cm下に打てば、大体、誰にでもクリッピング可能な位置になるそうです。

ホールドでもたぶん、同じですね。

でも、そうしないといけないのは、外岩は誰もが登るから。

今回のオリンピックの成果を見ても、

 身長別のグレーディング

を導入するのは意味があることでしょう。じゃないと天才じゃない普通のキッズは楽しめません。

現在の外岩は、海外でも日本でも、男性の平均身長がある人に、有利な岩場の作りになっていますし。そのことの認識が、日本人男性の間に生まれないです。たぶん、海外に登りに行けば生まれるでしょう…

ちなみに私は、屋根岩一峰の5.10bで、手繰り落ちて、”今日一番アブナイクライマーアワードを受賞”して以来、クリッピング体制は万全の時以外、クリッピングしません。それでもプリクリしないよう努力していますが…。

■ あおりに負けるな!

それで、チキン呼ばわりされても。

それで、私が落ちたら、停めてくれるビレイ技術ありませんよね?あなた…。

そして、言い訳は、クライミングは自己責任、で言い逃れできる。

師匠の青ちゃんはこのあおりに負けて、インスボンで落ちていました…10mも。それでかかとを骨折して、登れなくなったら、バカみたいです。

外岩は、

  • 1ピン目プリクリ
  • テンションコールで激落ち無し
  • スタートは厳密でなくてもいい
  • 初心者は3ピン目取れるまで落ちない確信があるルートに取り付く

と思います。

1ピン目で落ちた蒼氷の先輩もビレイで私は停めましたが、ビレイヤーの私に激突して私のほうが脳震盪起こしそうな衝撃でした。

ので、重たいクライマーが1ピン目核心の課題に取り付くときは、男子同士でお願いします。

華奢である私のほうが壊れます。

以上、現場から中継でした(笑)。

2024/08/12

【クライミングジム】ご縁のあるジムで…一皮むけるかなぁ? ジム1日目

 ■ 糸の切れた凧になっていたワタクシ…

白亜スラブで、目標を失って以来、次なる目標を見つけられないでいるワタクシ… ああ、あの登攀はヤバイ登攀だったなぁ…。

50mシングルで登っているのに、25mのピッチと35mのピッチをつないだら、誰だってロープが足りなくなります! あれでヘリが出なかったのは、主にセカンドを務めた私のおかげと思うよ?

ジムに行っても、得るものがない、と福岡では感じていました…

しかし、ラオスに向けて体を作っておかないといけないので…今月はジム月間。ダイエットも多少必要ですが、夏がチャンスです。日中のエアコンはオフにし、夜だけエアコン生活。

大汗かきながら、汗はデトックスなのだ、と言い聞かせています。

吉野先生がそう言っていました。

さて、ジムでのムーブクリニックですが… 3,4年ぶりくらいのジムクライミング。

さすがのベテラン指導。小島さんをお頼りすることにしました。

■ 正対立ちこみが苦手なんじゃなくて、必要ないところで振り過ぎ

私は腕力が弱いのです…握力も17㎏。しかも、アイスクライミング出身。岩はトラッド中心。

アイスのサイト:https://iceclmb.blogspot.com/

アイスクライミングでは、今の70~50代の人が若いころしていた登り方が、アックス打ち込み&正対立ちこみ系で、ダサいのです。いわゆる、”ウィル様登り”だと、対角線に体を使う。ウィル様っていうのは、ウィル・ガットのことです。

フリが身についたら、トラッドで、ハンドのちょうどいいサイズだと、スイスイ登れます。

あと、外岩ならスラブですよね。外岩入門者の定番はスラブ。

それらの登りで、身についた登り=クラシカルな登り。

というわけで、クライミング史になぞらえると、私は1980年代あたりにいるみたいです。1990年代に早く進化せねば!!フリー化は終わっているけど、登りが遅い、ダサい、みたいな感じかなぁ。

デッドで取ってはいけない、が山梨の外岩クライミングでした。

まぁ、私が登っていた岩場は、プロテクションディフィクルトで落ちれない湯川とか、九州でも、ナニコレ?ヘンテコ支点の日向神なので、そりゃ仕方ないということにしましょう。

結果、ツイスト登りが得意になり、出さなくていいところでも勝手に体がそう動いてしまうようで、今日は、動的ムーブを一つ伝授されました☆

■ 名前がないので…命名!立ちこみパワーを手に伝えるムーブ

苦手の正対立ちこみって、じわじわハイステップ状態のフットフォールドに、立ちこむ系のです。スラブで良く出てくる。(トントンして解決)

それが苦手であるというのは分かっていましたが…大体、男性とは違うムーブで解決してきました。アラーキーは楽に立ち込めるところで、結局、リーチの問題で、私は立ち込めないので、細かく足を拾って、乗っていました。

しかし、そういうのではなく、正対だけど、縦に二つのホールドを持ち、片方が振られ止めで、伸びたい方向の反対に先に細かく足を出し、踏みこんだらお尻をいったん下げて、勢いを貯め、その後は、片足切っちゃうのです。すると、勢いの分、リーチが出ます。

これは、昨今の、どうなってるの?的動的ムーブ主体のオリンピックなクライミングとは違い、現代クライマーの皆さんが普通に身に着けている技だそうです。

早く、現代クライマーになりたい(笑)。

また、私はスタティックに取りすぎるようです。そりゃそうだ、九州の外岩で、めちゃ怖い目にあったんだから…。ロープに守られている感なしで、むしろ、皆の無知により、殺されそうになっている感があった。結果、フリーソロ並みの確実性です。余計疲れるって!

いやはや。誰だって、死にたくない。慎重になりますよね。

クライミングって、理解すればするほど、リスクが良く見えるようになるものだからです。

■ 今日はサクっと1時間半で帰ってきました

そりゃ4年程度、ジムクライミングとは、おさらばだったので、疲れるだろうと…。

外岩のロープ技術は、まだ全然衰えていない。

帰宅して、このブログを書いていますが、まぁ、パンプも大丈夫です。前腕のパンプ、すぐ収まった。もっとパンプさせてきてもよかったな、とか、今頃、思っていますが。

今日の場合、パンプ=下手くそ。

なんせ、今日登ってきたのは、8級。パンプゼロで登れて当然。なんなら片手とかで登れて当然。

それだけ、弱くなっているということです。…(遠い目)。

■ 次なる目標…?

私がクライミングを頑張れないのは、次なる目標が見えてこないから、もあります。

ただ難しいのが登りたい…?というドーパミンによる達成感のクライミング時代は終わった感がありました。

私がしたいのは、楽しいオキシトシンの登りです。あるいはエンドルフィンの登り。

故・吉田さんが紹介してくれたジャムジャム84は、3ピッチのマルチです。あれは登っておきたい。大体、基本、思い出つなぎで登っています。

小鹿野(二子)は、石灰岩で、日本の石灰岩は、私には難しすぎて、(たぶん)登れるものがない。

海外の石灰岩、ラオスは楽しかったので、また行ってもいいんですが、クライミングの課題としては、まぁ、ラオスの5Cは登りつくしたのです。6Aへ行ってもいいんですが、6Aになると被ってくるだけなので、クライミング技術としては、またしても、振ることになり、そんなに目新しいことがないんだよなぁ…

八面は、大分のフェイスですが、ボルトも良くなったし、行ってもいいと言えば、いいけど…。八面の岩って、ねちっこい性格というか、細かいカチを、指先でどれだけ拾えるか?みたいな課題だったんだよなぁ… 

指力?ないです。まあ、ナインしか登らなくても楽しいけどね。

あとは、外ボルダーになってしまい、うーん?ランディング、女子の体って落ちると壊れやすいんだよなぁ…となってしまって、やっぱりジムでのクライミングを目標にするのがいいのかも?

今日はエライ勉強になった。

そういえば、山梨ではアクティバの内藤さんに、大昔に同じようにムーブを教えてもらったことがあったなぁ。

さて、垂直で出来たことが、水平で出来ないか、ちょっと研究してみます。立ちこみの足の筋肉鍛えるのが課題かと思っていた…(汗)。

全然、違った。ムーブという技術課題でした。技術習得は、それだけで、私にとっては喜びです。身体技法に興味がある。

水泳でも、バタフライあっという間に習得したぞ?あと、テニスかなぁ…福岡で習っていた大学生のコーチ、私が終わるとき、悲しそうだった。せっかく今から上手になるところなのに…みたいな? 私は教え甲斐はある生徒なのです。すぐ習得します。たぶん、予習と復習を欠かさないせいだと思う。

ムーブのあれこれ、って、こうやって文字に起こしても、なんじゃこりゃ?みたいになるので、あれこそ、動画にして取っておきたかったかも。

ホントにいろいろ大事なことを小島さんに教えてもらった☆ 

小島さんって、天才なんじゃないかと思ったけど…ジムの運営は大変そう…。いや~、大阪も、クライミングジム淘汰の時代ですもんね…

しかし、最初から登れる人は、初心者に教えることができない。

水泳もそうで、80代の女性の先生たちは、みな言語化して教えてくれた。大学生男子バイトの先生は、泳いで見せるだけで、それ、誰ができるの?っていう、高度でパワフルなバタフライとか…

フィジカルの差を分かっていないと思っていたんだが、小島さんは全くそういうことがなかったです。

こんなもったいない人材がいるんだな~と思ったりした。

というジムトレ一日目でした。元の体に戻すまで、頑張ります!

今、48kgだった体が52㎏くらいあるので、あれこれ、重いとしんどいです。

歩荷も、15~6kgは平気だったのに、自分の体脂肪が増えて、同じ重さでも20kg級になっていた。しかも、筋肉は衰えて無くなっているのです!!

早く戻さないと、定着してしまいそうです(笑)

参考: 大昔の初心者のころ、ヒグラシにお世話になった記録

https://blog.goo.ne.jp/osakahensyu05/e/c0c3d2a772ff0e4e8cd182f50368d818

当方の3世代前のブログの記事…かなり、お上りさん時代。内容を見れば分かる。

雪山メインのブログも終わり、このブログは岩用です。他にアイスクライミング用と沢用のがあります。分けないとルート研究の保存先にできないのです(笑)。

なんせ書いている目的は、宣伝、ではなく、自分のための記録、です。

しっかし、当時を振り返り、一見さんで来たお客さんが、まさか、フリークライミング界のレジェンドクライマーの故・吉田さんのビレイヤーになり、アイスクライミングでは昇天荒船ミックスをセカンドとはいえ登って、中級者となり、海外のクライミングにも一人でホイホイ出かけるようになり、まさか、UIAAの事務局長とお友達になるとは、まさか誰も思わないよなぁ… 

私だって思ってもみませんでした。人生は不思議の連続。というか奇跡の連続。

 
ヒグラシは、大阪のおしゃれピープルが使う、雑居ビルの中にある。こういう雑居ビルが都会の魅力なんだよなぁ… 田舎のクライミングジムは、建物がガレージの改造なので、めちゃ暑いんですよ…ルーフが金属板なので。しかも、体育会系のノリ。


こんなの見ると、空堀にもジムがあったらいいのに…と思うんだけど…。ジム転用は難しいのかなぁ… ちょっと高さが欲しいですもんね…。

ジムの運営は、山小屋運営よりは楽そうだけど、小島さんみたいなムーブ解析の大天才にならないとお客さんに的確なアドバイスができない。

私は歩きは見れば分かるけど、ムーブのほうは、今から、です。人の登りなんてさっぱり見ていないというか…パートナーの男性の登りを見てクライミングを覚えたと思う。

最初のころ、青ちゃんには、お前、若い男子と登っていただろ、と言われて、直れていました。

今怖くなっているので慎重すぎる登りですが、もともとはもっと大胆に登っていました。

超・慎重になったのは…九州クライマーが、超イケイケだったからです…40年前のカットアンカーにバンバン落ちて…。