■ クライミングの才能はないけど、マーケの才能ならあるよ
まったく何の興味すらも、持つことができなかった、クライミングジムビジネス…
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プラスチック・クライミング…。
(プラスチックと呼ぶのは失礼かもしれないが…)
しかし… 私はマーケティングの才能なら、授けられているのである…。
マーケティングを大阪の社会人ビジネススクールのGMSで学習し(単科生)、その時、最終課題の論文提出で、日本の名だたる大企業出身の皆さまを抜き置いて、トップ成績で論文提出した私の目からすると、マーケ的に全く整合性が取れていないジム…。ごめん、だって、本当のことなんだもん…。
ホームページでは、初心者歓迎とか、様々なプランがあります、とかあるけど…
激辛グレード= 初心者に優しくない
し…
様々なプランって、一日料金と月会員だったら、回数券があるピラニアより、プランないし…。
結構、マーティング的には突っ込みどころ満載って言うか…でも、ムーブクリニックで教えてもらいたいから、あんまり、嫌われるようなことは言いたくないのであるが…
いくら丁寧に教えたって激辛では…。(よく考えたら、私には合ってるか…笑)
激辛&丁寧って、教えてくれる人がいないと初心者は楽しめない、って意味じゃ…?
教えてくれる人がいないと楽しめない=教える人の手間が甚大って意味じゃ…?
教える人の手間が甚大って、自ら労働時間を増加させている=首絞めてるって意味じゃ?
みたいなことになるんだよなぁ…
ああああああああ!どういったら分かってくれるのであろう…?ディスっているって言われるよなぁ。
昨日はトランスコーチングの勉強会だったんだが… こういうことを指摘するのが、トランスコーチング… 自分の思い込みから目覚めてもらうのが、狙い。
私のTSコーチングセッションを受けてもらうかねぇ… 私が思うには、ジムは、古き良きオールドクライマーの価値観が、牧歌的に良いものであると信じて今まで来たのだろう…
が、現実は、
クライマー界の親切は、一般社会では、虐待…(笑)。イジメにしか見えない。
それで、すでに国際問題にすら発展しそうになっている。
私もラオスに行って、パートナーからイジメに合っていた、心理的DVに近いことをさせられていた、ということに目覚めたし、そこで救いに来てくれたのは、アメリカ人のトニーであって、日本人ではない。
九州でも同じだった。40年前のボルトに、落ちろ、落ちろって、それ、親切?
分かりやすい事例では、日本の男性は、女性に荷物を持たせるでしょう?あれ、日本人は当然だと思っているが、国際的に見たら、イジメ。なんせ、科学的に見て、女性のほうが力が弱いですから。
クライミング界で起きているのは同じことです。対初心者に対して、対リーチの短い人に対して。
男性には(つまり、イジメている側には)、一生、気が付くチャンスがない、ってのが、問題なんだよな…。
あまりにも、身につきすぎているのである。
■ 国際グレードはプロの印
平山ユージさんがやっているクライミングジムのベースキャンプは、私が山梨の激辛?でもない田舎にしては、普通の辛さくらいのピラニアにいる頃、頑張っても、頑張っても、報われないクライミング初心者の私をよろこばせようと、山岳会の先輩が連れて行ってくれた…ら、めっちゃ一杯登れる課題があって、あれも登れた―、これも登れた―と、めっちゃ楽しくなったジムである。
ムーブについて、あれこれと、頭をひねったり、なんだりと、クライマーに考えさせるのは、後でもよく、そもそも、まだクライマーになっていない初心者時代は、最初は登れる体験を積まないと、”考えてムーブ解決する気力のタンク”自体に
”やる気”
というガソリンがたまらないのである。
これ、何がおもしろいの…?みたいになるだけ。それで下手したら一日で来なくなる。
■ ジム10回で身につくクライミング力とは?
私も、3年くらいは、たまに行く程度で、ピラニア10回で、西穂は制覇したと思う。
夏山縦走で、ちょっとした難所と言われる場所が、鎖なしで通過できる程度のクライミング力は、登山道の4級なので、ジムに10回行けば、身につく。
スピードには個人差があると思うが。まだ、フリークライミング以前の力である。
■ 次はビレイの習得
ビレイの習得には、ジムではなく、リード壁に、週2回で半年は通わないとビレイを理解できるようにならない。
落ちないクライマーをビレイしてもビレイは身につかないので、外岩で習得する、というのはない。
■ 通うようにならないと、外岩の5.9は登れるようにならない
で、ここまで来てからやっと外岩デビュー向けのジム通いが始まるわけだ。
外岩の5.9は、ジムでは5級くらいの登攀力で、これだと、正対とフリの違いが分かる程度の力で、特にダイナミックなムーブなど知らなくても、3点支持と2点支持ができていればいいのである。
私は、山岳会に入会後すぐのころがこの段階だった。
5.8のリードはクライミングをスタートして3か月で出来たし、初めての岩トレはアイゼンで4級の岩場を登ったので、2度目からそこはクライミングシューズでリードしている。三つ峠も同じで、2度目からリードしているが…その程度の力は、小川山の5.9は辛いので、登れない。
私が5.9で落ちなくなるのには、2年半くらいかかった。ジムには、回数券で通って、ピラ37回で到達したようである。
こちら:
https://allnevery.blogspot.com/2020/02/blog-post_94.html
5万ちょいくらいかかかっている。回数券だったから、一回1500円くらい。
ラオスのほうが私には効果があったようで…ボルトの遠さがいかに私の成長の阻害要因だったか、分かる。
■ 今回ではどれくらいの、のりしろが取れるんでしょう? 年を取ったクライマー問題?
自分では、例えば、5.11(7A)が確実になればいいなぁと思う。
どんな11でも、と言いたいところだが、この際、クラックやワイド、アイスは棚上げだろう…
一皮むけるってどんな状態なんだろうな?
野岳のイレブンが初オンサイトくらいで、クライミングからは怪我やコロナ、岩場の問題で離れているので、再開するとすると、そのくらいが目標かな。
5.11というのは、ジムグレードでは、4級が確実なくらいだろうか? 5.12=3級、みたいなイメージなんだが…。
今行き始めたジムは、5段みたいな雲の上な人もいるらしいんだが…たぶん、何を言っても話が合わないだろうと思われ、できれば、軋轢なく、私は、悪目立ちすることなく、大過なく過ごせたらいいな~と思っていたりする。
基本、強い方と話があったためしがないのである。中根穂高さんとは話が合うが。
そもそもツヨツヨの方って歩けませんよね?それに山もやらないし。開拓も興味ないし。
強いのは、素敵なことですが。あ、小山田さんとは話あいます。ギンちゃんともあいます。
そういえば、小鹿野のマサさんや、道場のヒロさんともあいましたっけ…忘れてた。
ただ、話が合うボルダラーと出会ったことがないだけなんかな?
■ ムーブの解析力が抜群の店長さん
店長の小島さんは、長くジムをやっているだけあって、ムーブの解析力が抜群である。
そーいえば、福岡で5.13が登れると豪語していた女性のクライマーで、ジム店長だった人いたが、教え方が分からない、と言っていたよなぁ…
クライミングがうますぎて、なぜ一般人が登れないか、分からないそうだった。
女性なのに背も高くて、リーチの問題も分からないそうで、しかも外岩ではロープワークが私のほうが上、ときたら… パートナー、組みようがないですよね? 私がコーチ役のドレイヤーにされてしまう。しかも、その人、カム持っていないとかで、あきらかに私のギアに便乗しようという意図が見えた。
国体レベルの人だったが、どうもちやほやされすぎて、道具はみんな、山岳会のおじいさんクライマーの借り物だったのかもしれない… ギアはそろえる意思を持つだけのことだしなぁ。その意識すらなかったら…。ロープは自分のを使うものですよ。
余談だが、ロープを自分で持ってこないクライマーとは私は組まないのである。
さて、そんな人が、奥村さんのやっているクライミングインストラクター協会のクライミングガイドになっていたのを見て、ほへー!なんじゃこりゃ?!と思ったが… この意味は、あんな奴でもなれるなら、誰でもなれるって意味じゃ???って意味である。
しかし、冷静になって考えると、私がいくらロープワークや思想、ビレイに確実性があっても、身体的条件で、5.12、5本をオンサイトって可能性は、今後ほぼない…0.0001%みたいなもので、それなら、登れる彼女にインストラクターの思想を叩き込んだほうが早いよなぁ… 年齢も10歳くらい若いわけだし。
九州には、まともなクライミングを教えるクライミングガイドが誰一人としていないので…。つまり、彼女にそのバトンは渡され、それを受け取るのにふさわしい人は彼女だと私にも思える。
まぁ、杉野保さん亡き今、まともなクライミングガイドは、本州にもいないが…。トップロープ張るだけガイドは、インストラクターとはいえない。
しかし、そもそも、クライミングに必要なロープワークや危急時の技を教えるのに5.12が5本オンサイト出来る能力は要らないのではないだろうか?
■ 相手を育てる=女性が得意な脳の使い方
青ちゃんは、もぐりのクライミングガイドだった。ガイドというより、岩場のそばに家があるから、宴会場かな?
遊びに行ったら、サブガイド扱いされて、自分のクライミングができなかった…(汗)
私は子供がいないので、初心者のお客さんにどうやったら、楽しんでもらえるか?ということを考えていたら、脳がどうしてもそっちの方向に行ってしまい、考えに取り付かれてしまって離れない…
9級から、ムーブの技術的課題を組み込むなんて簡単に思えるし、課題シートの取り組みもそうだし、常連さんには自分でセッターをやってもらう、ってのも、思いつきそうだけどなぁ…普通に。
なんで、ムーブをかみ砕く、とかいうことが、男性クライマーは苦手なのだろうか?
ヨガの先生をしていたら、誰でもやっていることだけどなぁ。
これも、テストステロンの影響なんだろうか?
でも、昨日は、帰り際に、できなかったムーブを放置して帰る私が「まぁ、また打ち込めばムーブが出て来るでしょう」と言うと、店長さんは、無言だったが、だいじょうぶかなぁ…と言いたそうな雰囲気だった。
クライマーは、執着心をクライミング適性と考えがちである… しつこく登る人が好かれる。
それは、この習慣のせいである…。
この習慣の確立に、故・吉田和正さんが期せずして、貢献してしまったことは疑いがない事実だろう…
でも、これのことを根性論って言うんですよ…(別名グレード至上主義)
じゃなくて、必要なのは、科学的分析。合理的努力。
かといって、あまりにも、手取り足取り過ぎても、相手の考える楽しみを奪ってしまう、と言ったので、店長さんには、発言を遠慮させたかなぁ…。
■ 男性は女性を察するのが苦手
しかし、この10年で、私が師匠の青ちゃんと3年、アラーキーと2年、米澤大先生と3カ月、そして、初心者講習を受けてくれた子供たちの観察、と、男性の生態を観察した結果的には、男性には女性の能力を察することは難しく、逆に女性に察してもらいたい、と期待している生き物のようだった。
私は、俺を察してもらいたい期待には、応えない方針だが…(笑)。
ようは、男性は、女性を正しく評価できないのでは?、と思う。
水泳の先生もそうだったし、テニスの先生もそうで、クライミングなら、男女差の激しいアッパーボディの力がいるので、余計そうなんじゃないだろうか?
あー、バレエでは、男性の先生、よかったんだよな~。
クライミングでは、女性は女性同士で助け合うのがいいのかもしれない…とは思うが、女性でも、前述のクライミングインストラクターになった人のように、山岳会で末っ子役、アイドル役が与えられて甘やかされた人、ど根性を相手に要求する人、は、男性クライマーと同じで、登れるだけで、あとの他のことは何もできなかったりする。
のは、登れる奴がエライ奴、というヒエラルキーに囚われているから…。
登れなかったら人格も劣る?んなわけないでしょ?
…というので、性差より、生まれというか、環境なんだろうな。心暖かいクライミング環境で育っていないと、相手を暖かい環境で育てることができない。
そして、本人の意識の高さと自己規律。規律は自己に課すもの。
アルパインクライミングでは、意識の高さは、レスキュー技術やロープアクセス、危急時の講習会に出ているか?などで測れる。
フリークライミングでは、いったい何で図れるんだろう…?
分かる方、教えてください…
クリーンクライミングがそうだと思っていたんだけど、あのパタゴニアですら、高貴なクライミングエシックの守り手ではなく、陳腐化したクライミング習慣への固執者になりつつある今、誰をお手本にしたらいいんですかね?
この間、私がムーブ指導を受けている間に、子連れママの新入会者来ていたけど、登れるようになったのかなぁ…。
体験レッスンの人が、定着しないとすれば、グレード激辛のせいだろう…
たぶん、関西のジムは、東京への対抗意識で、激辛傾向みたいです。
その対抗意識って、競争意識が強い、と表現される性格で、別に一般的でも何でもない、悪癖に属すような性格なんであるが…
クライマー界はそういう人のたまり場なので、そうでない人材を見つけるほうが少ないような世界である…現実は。
リアリスティックに考えると、そうなので、だから、クライマーがやっていないジムが流行り、クライマーがやっているジムは一般大衆から敬遠されるのである。
現実は常に、原因と結果の法則通り、動いているのである。
一般人みたいな私がいると、たぶん、上級クライマーは煙たいであろう…
というので、借りてきた猫状態である(笑)。
参考: インドアクライミングのリスト
https://allnevery.blogspot.com/search/label/indoor%20climbing