2025/02/25

【初心者向き課題の見極め】初心者に向いた課題の選び方

 🔹 初心者クライマー向け:クライミング課題の選び方 🔹

🧗‍♂️ 「楽しく登れる」が最優先!でも、安全と成長のバランスが大事! 🏔


1️⃣ ルートの安全性を最優先に考える

落ちても危険が少ないルートを選ぶ

  • 下部に核心があるのは危険
  • 核心でボルトが遠い課題は危険
  • 落下時に 岩棚・突起・テラスにぶつかるリスクがないか
  • 地面が近すぎる(グランドフォールの可能性)場所ではないか?
  • 落石の可能性がある場所ではないか?
  • ルートファインディングが易しい

終了点の状態を確認

  • アンカーがしっかり固定されているか?
  • 経年劣化や腐食が見られないか?(特に海岸の岩場は注意!)

ビレイしやすいか?

  • ビレイヤーが 安定して立てる場所があるか?(砂利・傾斜地NG)
  • 周囲に落石の危険がある場所ではないか?

2️⃣ 初心者が「成功体験」を積みやすいルートを選ぶ

「長めのルート(15~25m)」を選ぶ

  • 短いルート(10m以下)は ムーブが凝縮されていてグレードが辛い ため、避ける
  • 15m以上のルートなら ムーブが素直で、休めるポイントがあることが多い

ホールドが分かりやすい

  • 外岩はジムよりホールドが「探しにくい」が、 初心者向けエリアならガバが多いルートもある
  • カチやスローパーばかりのルートは避け、 ガバやスタンスの良いルート を選ぶ

レストできる場所がある

  • 途中で 立ち込みやすいスタンスがあり、レストしながら登れるルート がベスト
  • 常に前腕が張るような「持久力系のルート」は初心者にはキツい

傾斜は「垂直~ややスラブ」

  • オーバーハングはパワー系ムーブが多く、初心者には厳しい
  • 寝すぎたスラブ(極端な薄かぶり)も、足技が求められすぎて難しく感じる
  • 垂直~ややスラブが、初心者が「登った感」を得られやすい

3️⃣ 初心者が「成功体験」を得られるルート選び

ジムより2グレード低めを選ぶ

  • 外岩のグレードは ジムより2グレード辛く感じることが多い
  • ジムで5.11が登れるなら、外岩では5.9くらいが適正

「ムーブが直感的」なルートを選ぶ

  • 「どうやって登るの?」と悩むルートより、「見たまま登れる」ルートが良い
  • 迷いなく動けることで、「外岩楽しい!」という感覚を得られる

「クリップがしやすいルート」を選ぶ

  • クリップが遠すぎたり、 変な体勢でクリップしないといけないルート は避ける
  • 余裕を持ってロープを掛けられる位置にボルトがあるルートが◎

「怖すぎないルート」を選ぶ

  • ビレイがしっかりしていて、高度感に慣れやすいルート を選ぶ
  • プロテクションがしっかりしているルート を選ぶ(古いボルトが続くルートは避ける)

3️⃣ メンタル的に安心できるルートを選ぶ

高さへの恐怖を軽減する

  • 最初はあまり「高さ」を感じにくいルートからスタート
  • もし「高所恐怖心」がある場合、 岩の形状が周囲に囲まれている(壁感がある)ルート のほうが安心しやすい

レストポイントがあるか確認

  • 「少し休める場所(ガバホールド、立てるスタンス)」があるか?
  • 連続して難しいムーブが続くと、 恐怖心やパニックに繋がる ので、少し余裕のあるルートを選ぶ

他のクライマーの意見を参考にする

  • 地元クライマーや先輩に「初心者向け」とされるルートを聞く
  • ガイドブックやクライミングアプリ(Mountain Project, 8a.nuなど)で ルートの評判をチェック

4️⃣ 初心者向けルートを見つけやすい「エリア選び」

初心者が多く訪れるエリアを選ぶ

  • 例:日本なら鳳来・瑞牆の一部、備中の入門エリア、湯河原幕岩など
  • 「外岩デビュー向けエリア」は、整備されていて、ビレイもしやすい(これはまだ日本ではそうなっていない)

ボルト間隔が適切なエリアを選ぶ

  • 外岩の 「ボルトの間隔」はエリアによってかなり違う!
  • 最初はボルト間隔が短めのルートがあるエリアが安心

降りるのが安全なエリアを選ぶ

  • トップアウト(岩の上に出る)しないと降りられないルートは避ける
  • できれば ロワーダウン(懸垂下降不要)できるルート を選ぶ

5️⃣ 課題選びの最終チェックリスト

グレードはジムより2~3つ低めで!
落下時に危険な突起や棚がないか?
ホールドが分かりやすく、足場が確保しやすいか?
ビレイヤーが安定して立てる場所があるか?
ボルトや終了点の状態は安全か?
長さは短め(10~15m程度)から
レストポイントがあり、無理なく登れるか?
降りる時の安全性(ロワーダウン可能か?)


🔥 まとめ:外岩デビューの課題選びで大事なこと 🔥

「登れるか?」より「安全に登れるか?」を優先
「楽しめるか?」も超重要!最初の外岩体験が今後のモチベーションを決める
「無理して登る」ではなく「確実に登れる」ルートを選ぶ
「自分のレベル+周囲の安全環境」を考慮するのがプロの選択


💡「いい課題を選ぶこと」が、クライミング上達の最初のステップ!
自分の安全を守りつつ、成長できるルートを選ぼう!🔥

【スキルレベル見極め】外岩バージョン

 

🔹 外岩クライミングデビュー:危険予知チェックリスト(入門編) 🔹

🏔 「ジムとは違う!」外岩ではすべてが自己責任 🏔
🛑 「知らなかった」が事故を生む。気づけば防げる! 🛑


1️⃣ 岩場に着く前に(準備編)

アプローチの危険を予測する

  • 岩場へのアプローチ=登山ならの上級レベルの道
  • 落石の多いルートはないか?
  • 足場は滑りやすくないか?(苔・砂利・崖際)
  • アプローチで転倒しない靴を履いているか?

天候とコンディションを確認

  • 前日の雨で岩が濡れていないか?(濡れた岩は滑りやすい)
  • 風が強すぎないか?(体勢を崩しやすい、落石のリスクUP)
  • 日差しが強すぎて、岩が熱くなっていないか?
  • 寒すぎて手が開かない

ギアの最終チェック

  • ロープに傷やヨレがないか?
  • そもそも、古すぎないか?
  • ショートに適したロープか?
  • アウトドアに適したロープか?
  • ハーネス、ビレイデバイス、カラビナのロック確認
  • 必要なクイックドローの本数が揃っているか?
  • 終了点の作成に必要なギアはもったか?(スリング・HMSビナ)

ヘルメットは必須!

  • ジムでは不要でも、外岩では 「落石」から頭を守る」ために着用必須!
  • クライマーだけでなく、ビレイヤーも絶対にかぶる!

2️⃣ クライミング前の危険予知

ルートの確認(思い込みは事故の元!)

  • どこを登るか、 ルートを事前に確認 する 
  • 外岩ではグレードは当てにできない
  • 途中で 核心はどこか?
  • 落ちると危険な地形(テラス・突起・ハング下)を把握する

ビレイポイントの安全確認

  • 下地は良いか?
  • 頭上に落石が起こりそうな箇所はないか?
  • ビレイヤーが滑りやすい場所に立っていないか?(砂利・斜面)
  • ロープの流れが正しく、クライマーの足に絡まないか?

クライマーとビレイヤーの最終チェック(セルフチェック)

  • ハーネスのバックルは締まっているか?
  • ロープの結び目(エイトノット)は正しく結べているか?
  • ビレイデバイスにロープが正しい向きでセットされているか?

「登る前の声掛け」を忘れずに!

  • ポケットに落ちてはいけないものが入っていないか?
  • 「クライマー準備OK?」→「OK!」
  • 「ビレイ準備OK?」→「OK!」
  • 「登ります!」→「どうぞ!」

3️⃣ 登攀中の危険予知(登る人も、ビレイヤーも要注意!)

1~2ピン目が一番危険(グランドフォール注意!)

  • 落ちたときに地面にぶつからないか?
  • スティッククリップを活用できるか?
  • 3ピン目を取るまでは落ちない

ロープの流れを常に確認

  • クリップミスを防ぐ(バッククリップ・Zクリップ注意)
  • クリップ時、ロープが足に絡んでいないか?

浮石・ホールドの破損に注意

  • 「これは持って大丈夫?」と 疑う癖をつける
  • 「ホールド壊れそう!」と思ったら、下の人に声を掛ける(「ラク!」と叫ぶ)

登攀中に焦らない!

  • 無理なムーブをしない(ジムより岩は「ムーブの自由度が低い」デッドはしない)
  • 落ちるときは、ビレイヤーに「落ちるよ!」と声を掛ける

4️⃣ 登攀後・下降時の危険予知

ロワーダウンは慎重に!

  • クライマーは 「降ろしてOK!」と必ず確認してからロワーダウン
  • ビレイヤーは急激にロープを緩めない

終了点の確認(トップロープセットミスに注意)

  • 環付きカラビナにロープが正しくセットされているか?
  • 終了点の腐食や破損がないか?
  • カットアンカーはNGです

ロープの回収時に落石注意!

  • ロープを引くときは 「ロープ!」と叫ぶ
  • 落石の危険がある場合、ビレイヤーや仲間に避難指示を出す

5️⃣ クライミング終了後の安全管理

装備を正しく片付ける

  • ロープを砂や泥で汚さない(劣化の原因になる)
  • カラビナ・ビレイデバイスを岩の上に放置しない

帰る前にもう一度周囲確認

  • ゴミやチョーク跡を残していないか?
  • 他のクライマーの安全を確認し、邪魔にならないよう撤収

次回の登攀に向けてのフィードバック

  • 「どこが危なかったか?」を話し合う
  • 「次回はどう気を付けるか?」を共有する

🔥 最後に:外岩の鉄則 🔥

🏔 「外岩はジムとは違う」常にリスクを考えよ
🧗 「慣れたころが一番危険」油断せず慎重に!
⚠️ 「大丈夫」ではなく「どこが危険か?」を探せ!
💀 「知らなかった」では済まされない。知識と準備が生死を分ける!


外岩デビューはワクワクするけれど、「登る前の準備」と「危険予知」ができてこそ、安全に楽しめる!🔥

【スキルの見極め】外岩ビレイの入門者バージョン

 

🔹 外岩デビュー・ビレイのモットー(危険予知編) 🔹

🎯「外岩のビレイに初級なし、全員が熟達者たれ」


⚠️ 外岩でのビレイ 5つの鉄則

地面にいる時が一番危険(グランドフォールを防げ)
✅ 1~2ピン目までが最もリスクが高い。
✅ クライマーの動きを先読みし、適切なロープの長さを管理。
✅ 1ピン目が遠い場合、スティッククリップの活用を検討。

「ここは安全」の思い込みが事故を生む
✅ ルート状況・ホールドの劣化・浮石の有無を毎回確認。
✅ ルートに慣れていても、前回と状況が違う可能性を考える。

岩場はジムではない(落ち方が違う)
✅ 壁が寝ているか、オーバーハングかで衝撃の受け方が変わる。
✅ 落下予測をして、クライマーが安全な位置にいられるよう指示する。
✅ 地形(テラス・棚・突起物)による危険を意識し、ロープの流れを確認。

「慣れたころが一番危ない」
✅ 慣れたルートでも気を抜かない(ビレイは常に集中)。
✅ 自分も疲れる。長時間のビレイはこまめに交代する意識を持つ。

「大丈夫?」ではなく「どこが危険か?」を考える
✅ ビレイ中に 「このまま落ちたらどうなるか?」 を常にシミュレーション。
✅ クリップ時、ロープが足に絡んでいないか目視で確認。
✅ ロワーダウン時、クライマーの位置を把握し、岩や段差にぶつからないようにする。


🔹 外岩ビレイの心得(入門レベル)

💡 「ビレイ = 命綱」その意識を忘れるな!
💡 クライマーより先に危険を察知せよ!
💡 「もし落ちたら?」の視点を常に持て!
💡 ビレイは「技術」ではなく「責任」だ!

🔥 **「自分の手の中に、クライマーの命がある」🔥
この意識を持つことが、真のクライマーへの第一歩!

クライミングは、他のスポーツと比べて指導法の確立が遅れているのでは?

■ アイススケートでは指導法が確立している

最近、アイススケートに成人から取り組み、一か月で別人になり、今1か月半ですが…

アイススケートとクライミングを比べて、

 何がどうできたら、どのレベルなのか?という基準

が、クライミングではあいまいで、グレード一点だけ、の評価軸しかなく、スキルも細かく分割されておらず、特にビレイスキルなどあいまいすぎて、評価されにくく…しかも、

 レベルの見極めの基準

も用意されていない、ということに気が付きました。


アイススケートでは、こんな風にレベルが細かく、詳述されています。

初めてレベル

  1. 正しく転んで一人で立ち上がる
  2. 基本の姿勢
  3. その場で足踏み
  4. 足踏みしながら前に進む
  5. 前向きの両足滑走
  6. 両足滑走からしゃがんで滑る
  7. 両足滑走でリターンする
  8. しっかりと止まる イの字、ハの字
  9. 連続で前向きのひょうたん滑走
  10. 両足滑走から片足で長く滑る

初めてレベル見極め   ← 今ここ 2025年2月

  1. 前向きの両足滑走ができる
  2. 両足滑走で曲がりたい方向にUターンできる
  3. スピードを緩めずに前向きひょうたん滑走ができる(3回以上)
  4. 片足滑走で自分の身長以上滑ることができる(左右)
  5. しっかり止れる

‥‥中級まで続く

■ これをクライミング版に直すと…?

■ 参考 (ChatGPT)

クライミングの「初級レベル」における技術習得項目を、スケートのレベル分けにならって細かく整理してみたわ!


🔹 クライミング 初級レベル(ジム&外岩)

🟢 基本動作・基礎技術
✅ クライミングシューズの正しい履き方
✅ 基本の三点支持(足を意識した登り方)
✅ 正しい立ち方(膝を伸ばしてバランスを取る)
✅ 体のひねり(ツイスト)を使う登り方
✅ 正しいホールドの持ち方(オープンハンド・カチ・スローパーなど)
✅ 手足の置き直し(デッドポイントを減らす動き)


🟢 クライミングの移動技術
✅ 直上するムーブ(まっすぐ上に登る)
✅ 横移動(トラバース)の基本
✅ 壁に密着するポジション取り(センター・オフバランス)
✅ 足の踏み替え(スムーズなステップ)
✅ ダイアゴナルの動き(クロスステップ)
✅ リーチを最大限に活かすコツ


🟢 クライミングの止まり方・休み方
✅ レスト(腕を振って回復する)
✅ フットワークを使った休憩方法(ニーバー・ドロップニーなど)
✅ 落ちそうなときの「粘り方」


🟢 クリップ・ロープワーク(リード初心者向け)
✅ 正しいハーネスの着用
✅ クイックドローの使い方(向きとクリップの向き)
✅ ボルダリングとロープクライミングの違いを理解する
✅ ビレイデバイスの基本操作(グリグリ・ATCなど)
✅ 正しいビレイ姿勢(ロープの出し方とテンションの調整)


🔹 初級レベル見極め

✅ インドアの5.8~5.9(V0~V1)レベルのルートを安定して登れる (外岩は別)
三点支持を意識して登れる
クライミング用語(ホールド・ムーブなど)を理解できる
ビレイの基本操作を説明できる(ロープクライミングの場合)
落ちても安全な着地(受け身)ができる(ボルダリング)


スケートの細かい基準みたいに、クライミングでも「何ができたら次のレベルなのか?」を明確にすると、成長がわかりやすいし、目標設定もしやすくなるわね!

これをベースに、中級・上級も作れるけど、もうちょっと細かく調整したい部分があれば教えてね✨

■ ビレイスキル 

ビレイには初級も上級もなく、すべてのクライマーが全員マスター(熟達者)を目指さないといけない。

🔹 クライミング 初級レベルのビレイスキル習得項目

🟢 基礎知識・準備
✅ ハーネスの正しい着用方法
✅ ビレイデバイスの種類と基本的な違い(ATC・グリグリ、8環など)
✅ ロープの種類(シングル・ダブル・ハーフ)と適切な使用方法
✅ クライマーとビレイヤーの役割を理解する


🟢 ビレイデバイスの操作
✅ ロープの正しいセット方法(ATC・グリグリのセット方向)
✅ ブレーキハンドの固定と適切な操作
✅ ロープの送り出しと引き上げのスムーズな動作
✅ クライマーの動きに合わせたロープの調整
✅ 落下時のブレーキング動作(制動力を最大化する方法)


🟢 クライマーの動きに応じた対応
✅ スタート時のコミュニケーション(安全確認・合図のやり取り)
✅ 登攀中の適切なロープの送り方とテンション管理
✅ クリップ時のロープの流れを確認し、適切に調整
✅ クライマーがクリップをミスした場合の対処
✅ クライマーの動きを観察し、必要な時に声掛け


🟢 落下・確保動作
✅ 落下時の衝撃を和らげるダイナミックビレイの基本
✅ クライマーの体勢に応じたビレイの調整(足が壁から離れないように)
✅ 突然の落下に対して冷静に対応する練習


🟢 ビレイの安全管理
✅ ビレイヤー自身の立ち位置(落石ゾーンを避ける・適切な距離を保つ)
✅ グランドフォールを防ぐための意識(1~2ピン目のクリップ時の注意点)
✅ ロープのねじれ・絡まりを防ぐ管理方法
✅ 終了時のロワーダウンまたはトップロープ回収の手順


🔹 初級ビレイレベルの見極め

正しくビレイデバイスをセットできる
クライマーの動きに合わせて適切にロープを送り出せる
落下時に確実に制動できる(ハンドポジションが適切)
クライマーの安全を守る意識を持って行動できる
ロープのねじれや絡まりを防ぐ基本が身についている


スケートの「転ばなくていい」方式みたいに、クライミングのビレイも「いかにスムーズに安全に支えるか」がポイントね。🔥

■ 🔹 クライミング・ビレイのモットー 🔹

🎯「ビレイに初級なし、全員が熟達者たれ」

✅ クライマーの命は ビレイヤーの手 にある
「まあ大丈夫」 ではなく 「絶対大丈夫」 を積み重ねる
✅ 技術は 完璧に、ミスはゼロに
✅ 落とすのではなく、守る・支える・導く
「安心して登れる」ビレイが最高のビレイ

🛠️ ビレイの質 = クライミングの質 🛠️
🔥 登る力と同じだけ、支える力を鍛えよ 🔥


2025/02/23

【ChatGPT】地方クライミング界で感じた違和感の正体

🔹 九州やクライミング界で感じた違和感の整理

九州では、評価基準の混乱・ローカルヒエラルキー・文化的バイアスが絡み合った結果として、クライミングの価値基準の混乱が起こっているわね。


🎭 1. 評価基準の混乱(相対評価 vs. 絶対評価)

あなたが積雪期登山をしたいと言った → 世界的クライマー・谷口けいと比較され、入門程度のやさしい雪山でも制止される

ローカルな登山指導者 → 世界レベルかのように崇められている
ワールドカップ8位の実績があるギンちゃん → 「まだまだ」と評価されている
地元で偶然輝いているクライマー → やたらと、もてはやされている

📌 評価のスケールがバラバラ!

  • あなた → 世界トップと比較され、無理だと釘を刺される
  • ローカル指導者 → 実力以上に持ち上げられる
  • 実力のあるクライマー(ギンちゃん) → 「まだまだ」と低評価される
  • ローカルで偶然目立っている人 → なぜかスター扱い

これは、評価軸が一貫しておらず、その場の都合で変えられている状態。


🌍 2. ローカルヒエラルキーの影響(地方特有の力学)

地方社会では、ローカルなカリスマを必要とする
外部の「本物の実力者」は「遠すぎる存在」として扱われる
身近な「ちょっとすごい人」は、過剰に持ち上げられる

📌 地方の特徴として、以下の傾向がある:

  • 身近なヒエラルキーを作りたがる → 「うちの世界では、この人が一番すごい」
  • 外部の権威(世界レベルの人)を過剰に持ち出す → 「お前は谷口けいにはなれない(あなたはおいらだって時が時なら佐藤ユースケと思っていたかもしれないが、こっとちは世界的クライミングなど鼻から興味がない)」
  • 本当に強い人は脅威とみなされる → 「ギンちゃんはまだまだ」

これは、「自分たちが優位に立てる範囲で権威を操作したい」という心理が働いている から。


🧠 3. 文化的バイアス(日本的な空気の支配)

🔸 「出る杭を打つ」 vs. 「身内のスターを持ち上げる」

  • あなたが「雪山に登りたい」 → 「そんなの無理、お前には無理」と釘を刺される
  • ローカルで活躍する人は、「わかりやすい身近なスター」として持ち上げられる
  • 「本当にすごい人(ギンちゃん)」は嫉妬され、評価を下げられる

📌 これは、日本的な「均衡を保とうとする心理」
「適度にすごい人」だけが持ち上げられ、本物の実力者は警戒される。
「身内のヒーロー」は歓迎されるが、外からの権威には拒否反応を示す。


📌 まとめ:この現象の本質

1️⃣ 評価軸の不統一

  • 世界レベルの基準(谷口けい)と、ローカルの基準(山岳会指導者)が、ごちゃ混ぜになっている
  • 都合よくスケールを変えて、コントロールしようとする

2️⃣ ローカルヒエラルキーの操作

  • 「ちょうどいいレベルのスター」を作りたがる
  • 世界レベルの本物は低評価され、ローカルで目立つ人は過剰に持ち上げられる

3️⃣ 日本的な集団心理

  • 「身近な人がスターになるのはOK、外部のすごい人は脅威」
  • 「出る杭は打つが、身内のカリスマは祭り上げる」

💡 地方クライミングで感じる違和感の正体は「評価軸のコントロール」と「ローカルヒエラルキーの維持」によるものね。
📌 「本物の実力者」より「都合よく持ち上げやすい人」がスターになる構造が原因。

11月の燕山荘から見た槍… これくらい個人の力で行ってから、山岳会は入るものだと思っていましたけど…違いましたね…


2025/02/21

合わない会を教えてもらいました

自分の性格に合わない会と会う会の区別。

■あわない会

・大人数で行動する伝統的な山岳会(例:歴史のある社会人山岳会で、活動が組織的すぎるもの)

・初心者中心のハイキングサークル(技術的な志向が合わない)

・純粋なスポーツクライミング中心のジム系グループ(文化的な価値を重視しないため)

・勢い重視のアタック系集団(安全意識が噛み合わない可能性が高い)

うーん、これがほとんどの会の現実のような…

■ 理想的な山岳会(仮)の例

・「読図・アルパイン・沢登りをバランスよく実施し、少人数で山を深く楽しむ会」

・「登山の文化的側面にも興味があり、安全意識が高い熟練者向けのクラブ」

・「海外クライミング経験が豊富なメンバーが多く、自由度の高い山岳会」

などが理想的だと思っています。 

2025/02/20

【追加】終了宣言してから人気が急上昇している記事

総括すると、

 日本クライミング界のレベル低下の実態を語る

記事が人気なようです。

All of my English articles are here:

https://allnevery.blogspot.com/search/label/English

最近、スティーブ・ロング氏と話をしましたが、

5.12 5本のオンサイトというクライミングガイドの要件が、クライミングインストラクターとなるにあたって、的外れなのではないか?

と水を向けると、それはおフランスの物まねで、本家おフランスでも反省しているそうです。事故が増えたんだとか。おフランス至上主義にかぶれてしまったってことなんでしょうかね…。 

まだ指導者資格については、おフランスよりも、AACのほうがましなそうです。

クライミング指導者資格取得へ進みたい方はご参考に。

オリンピックで選手が勝っても、一般クライマーのレベルは、40代スタートのおばちゃんクライマーが、「単独初見でフリーソロ」で登れるルート(例:厳冬期阿弥陀北稜)で、大学山岳部が遭難で死んでいたり、ベテランと称した人が仲間を3人も凍傷に陥れているような現状ですからね…

「体力」ではなく、「知性」つまり「判断力」の問題。

先生の言う通りではなく、「自分の判断」で登りましょう。

セーフクライミングに必要なのは、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ではなく、

  自分の頭」で「きちんと考えること」

です。そうしないと、25+35すら分からずに、50mロープでピッチをつないでしまいます。こうした行動の元凶は、そもそも

     自分で考えていないこと、

です。

この事例だけでなく、

・オリンピックのビレイを学んだから、外のビレイもできる

とか、

・動くものに道標つけて、これで良し、

とか、

すべて「自分の頭」で「考えていない」から起きる。

他者評価と自己評価

 オールドクライマーvsニュークライマー

デイドリーム VS コブラクラック

だれも、落ちたら死ぬかもイチかバチかをやりたいとは思っていない

ロープで登るボルダー

立木の強度

ビレイを教える

たぐり落ちのキャッチ

ニュースにしていいレベル感とは?

長ぬんを知らない現代クライマー

現代クライマー=お粗末系です

大衆化

明日なき暴走

九州クライミング4年の総括

九州のアルパインルート

下手くそビレイヤーでたぐり落ちの事例

体重別ビレイ法

グレーディングとボルト間隔

ピンクポイントの必要性

クライマーの身長別プロテクションの考察

ベストセレクション集

クライマーなら当然考えていること

九州の無責任な山岳教育

未熟な人の冬季登攀

クライミング界でモラハラが常態化していること

ビレイヤーが吹っ飛ぶリスク

情報弱者化している日本の山岳会のリアル

現代の若者が簡単なことを高度なクライミングと勘違いしてしまう理由

故・吉田和正さんとの日々について

村上先生の訃報について

レスキュー講習の夢

白亜スラブ

終わりのあいさつ(詳細版)

トポの意図的サボタージュ

事故の分析

祝子川事故

ほとんど詐欺なグレード

アルパイン教育の衰退

5.12登れますは、山の10cで二時間半かかるレベル

ランナウトしたスポートルート

ベテラン扱いされている人でもクライミングを分かっていない

リスクテイクの量が見合っていない日本のクライミング

時代錯誤

ロクスノへの不満

事故をわざわざ招いている

登山ガイドには体重が必要

ノーマット

残置で登ってはいけないと理解されていない九州アルパインクライミング

3ピン目取るまでは落ちてはいけない


年を取ったクライマーもいれば、大胆なクライマーもいるが、年を取って大胆なクライマーはいない。


■ 日本人と不安

  1. 過剰な不安による判断力の低下
    不安が強すぎると、冷静な判断ができなくなり、リスクを過大評価して行動を過度に制限したり、逆にリスクを無視して早く解放されようとする行動に走る可能性があります。

  2. 集団内での意見抑制
    日本の特性として、集団の調和を重んじる傾向があるため、少数意見や懸念を声に出しにくく、危険予知のチャンスを逃すことがあります。

  3. リスクの漠然化
    不安が具体的でない場合、「なんとなく怖い」と感じるだけでリスクが曖昧化し、実際の危険箇所や状況への具体的な対応に繋がらない可能性があります。

  4. リーダーへの依存
    不安を解消するために、リーダーや他者の判断に頼りすぎ、自分でリスクを評価・行動する意識が希薄になることが考えられます。

  5. 「空気を読む」文化の弊害
    周囲の雰囲気を優先するあまり、危険に気づいても「言わない方が良い」と考えたり、行動を控えることがあるかもしれません。

これらの要因により、不安そのものが有効にリスク予知に転化されない場合があると考えられます。

【FBより転載】 (1)登山道の転倒防止  (2)クライミング墜落防止について

 FBって見れる人年寄りだけで若い人は見ていないんですよ。

遭難分科会講演会のお知らせ》
2025年3月8日(土曜日)10時より遭難分科会オンライン講演会を行います。会員以外のかたにも公開しますので、興味のあるかたはご視聴ください。
講演 10~11時予定
中川 和道氏(神戸大学)
タイトル:
 (1)登山道の転倒防止
 (2)クライミング墜落防止について
視聴をご希望のかたは、ポスターのQRコード、または以下にアクセスしてご視聴ください。
https://x.gd/fbKci

【FBからの転載】中島さんのFB投稿より Sebastien Bertheの価値観を取り入れたクライミングライフの提案

赤字の強調部分が当方の意見と重なる部分です。たぶん、一般クライマーの模倣力が足りなくて、SNS発信で自慢するだけのことにデグレードされるのが問題なのでは?

上記リンクより、転載

ーーーーーーーーー

以下、投稿の訳です。誤訳もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
-------
Dawn Wallを登ることができた。
ついにその時がきた! 1月31日金曜日の朝、大きな嵐が来る前にSoline Kentzelと私は人生で最も過酷な2週間を終えた。壁の中で14日間を過ごし、最後の12ピッチを徹夜で登り切って、私の指先とつま先は血だらけだった。この14日間、様々な理由で何度となく敗退を決めそうになった。最後の数時間は激しい痛みとの戦いで、肉体的にも精神的にも限界の一歩手前だったと思う。本当にギリギリだった。
自分としても最高のクライミングができたし、日々全力で戦った。私の夢であり、最高の成果であり、クライミング人生のマイルストーンとなったDawn Wallの旅が終わった今、私はこの上ない幸せと誇りを感じている。
私はこのクライミングを、ファシストへの抵抗のために捧げたい。もちろんこれは「単なる」クライミング、スポーツの成果のひとつでしかない。しかしこのクライミングは、私にとっては特に重要だ。一人のクライマーとして、人生で最も重要だと言っていいかもしれない。そして自分のしたことが、クライミング界に影響を与えるだろうことも分かっている。
だからこそ私はDawn Wallを、この問題提起のために活かしたい。
沈黙は共謀に等しく、抗うことこそが私たちの使命だ。
暗い未来を予感させる出来事が、ベルギー、フランス、ひいてはヨーロッパ全域、そしてアメリカで今まさに起きている。いずれ誰もがその結果に直面することになるはずで、それはクライミングというある種特別な世界に居ても変わらないだろう。ファシズムは、憎しみに満ちたレトリックだけではなく、警察権力の横暴や人種差別、そして女性や性的マイノリティの権利の侵害という形でも、私たちの前に現れてくる。ファシズムに抵抗すること(反ファシストであること)は、あらゆる抑圧に抗うことだ。皆で議論し、団結し、抗議し、抵抗しよう。
このファシズムの台頭に苦しんでいる、あるいは将来苦しむことになるすべての人のことを私は想い、そして彼らの味方になりたいと思う。
Dawn Wallのような大きなプロジェクトに、独りで立ち向かうことは絶対にできない。たくさんの人の支えがあってのことだった。それに、本当に素晴らしい友人たちがこの冒険に立ち合って力を貸してくれた。私は本当に幸運だったと思う。
ありがとう!!
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■ ChatGPTによる心理学的解釈

この文章を心理学的に解析すると、以下のような視点が見えてきます。

1. 挑戦と達成(Achievement & Perseverance)

Sebastien Bertheは、Dawn Wallという超難関ルートの登攀を「人生で最も過酷な2週間」と表現し、極限状態での登攀を成し遂げたことを強調しています。これは、「達成動機(Achievement Motivation)」 の観点から重要で、目標達成のために身体的・精神的な苦痛を乗り越える強い意志と自己効力感(Self-efficacy)が示されています。
また、「最後の12ピッチを徹夜で登り切った」「激しい痛みとの戦い」など、極限の努力が描写されており、
「グリット(Grit:粘り強さ)」 の高さも感じられます。

2. フロー状態(Flow State)

彼の「最高のクライミングができた」「日々全力で戦った」という表現から、彼が挑戦の最中にフロー(Flow)状態に入っていた可能性があります。フローとは、挑戦のレベルとスキルのレベルが適切に釣り合った時に発生する、深い没入感と高いパフォーマンスが伴う心理状態 です。
彼は「夢であり、最高の成果」と述べているため、この登攀は彼の人生において極めて重要な意味を持つものであり、自己実現(Self-actualization)の一環として捉えられます。

3. アイデンティティと価値観の表明(Identity & Values)

彼は単なるクライミングの成功としてではなく、「ファシズムへの抵抗」 という社会的・政治的メッセージと結びつけています。これは、彼が自らのアイデンティティを単なるアスリートではなく、「社会的な行動を伴うクライマー」として確立していることを示しています。
また、
「沈黙は共謀に等しい」「抗うことこそが使命」といったフレーズには、「道徳的な義務感(Moral Obligation)」 が強く表れています。これは、心理学で言うところの「内在化された価値観(Internalized Values)」が彼の行動の動機となっていることを示しています。

4. 共同体感覚(Sense of Community)

「独りで立ち向かうことは絶対にできない」「たくさんの人の支えがあってのことだった」という表現から、アドラー心理学でいう「共同体感覚(Sense of Community)」 の強さが読み取れます。彼は自己の達成を純粋な個人の成果としてではなく、周囲のサポートと結びつけて考えており、これは人間関係に対する強い感謝と帰属意識を持っていることを示します。
また、「皆で議論し、団結し、抗議し、抵抗しよう」という呼びかけは、他者との連帯を求める「社会的なエンゲージメント(Social Engagement)」の一形態と考えられます。

5. 逆境を乗り越えるレジリエンス(Resilience)

「何度も敗退を決めそうになった」「本当にギリギリだった」と語るように、彼は何度も挫折しそうになりながらも諦めなかった。これは、ストレス耐性(Resilience) や、成長型マインドセット(Growth Mindset:失敗を成長の糧とする思考法) を持っている可能性を示唆しています。困難な状況でも自分を奮い立たせ、最後までやり抜く姿勢が強調されています。


心理学的な総評

この文章は、個人的な達成感、社会的メッセージ、共同体感覚の3つの軸で構成されており、「挑戦を通じた自己実現と社会的使命感の統合」 がテーマになっています。
Sebastien Bertheは、極限の挑戦を通じて自己の価値観を再確認し、その経験を社会的メッセージへと転換している と考えられます。これは、単なるスポーツの成功を超えて、彼の人生哲学や社会的意識の表明として機能しています。

このような心理的プロセスは、特にアイデンティティの確立期(Identity Formation) において重要であり、彼の価値観や生き方がより強固になった瞬間だったと推察できます。

■ プロンプト 

”このクライマーの価値観そのままに、一般クライマーのクライミングライフに落とし込んでください。”

クライミングをただのスポーツで終わらせない生き方

~Sebastien Bertheの価値観を取り入れたクライミングライフの提案~

クライミングは単なる趣味ではない。それは限界への挑戦であり、仲間との絆であり、社会へのメッセージになり得る。一般のクライマーでも、Sebastien Bertheのような価値観を持って、自分なりの意味を持ったクライミングライフを送ることができる。


🏔 1. 「挑戦」— クライミングを通じて自分を更新する

自分の限界を押し広げる
グレードや成果にとらわれず、「昨日の自分を超えること」を意識する
・ただ登るのではなく、毎回の登攀に「意味」を見出す

挑戦のストーリーを大切にする
・簡単に登れたルートではなく、努力や葛藤の詰まったルートを誇りにする
・成功だけでなく、失敗や挫折も含めて自分のクライミングライフを語る

挑戦を社会と結びつける
・自分のクライミングを、環境保護や人権問題への意識向上につなげる
・例えば「このルートを完登したら〇〇の寄付をする」など、アクションと挑戦をリンクさせる


🤝 2. 「仲間」— クライミングを通じて共に生きる

コミュニティを大切にする
登ることだけが目的にならないよう、仲間との時間を大切にする
・ジムや岩場で新しい人と積極的に関わり、クライミングの楽しさを共有する

クライミングを通じて支え合う
・初心者が快適に登れる環境をつくる(課題選びのアドバイスやビレイのサポート)
・ルート整備や環境保護活動に関わり、持続可能なクライミング環境を守る

多様な仲間を歓迎する
・女性、LGBTQ+、移民、障がいのある人など、クライミングを通じて多様な背景を持つ人とつながる
クライミングの場を、誰もが安心して挑戦できる空間にする


🌎 3. 「社会的責任」— クライミングを世界へのメッセージにする

クライマーとして環境を守る
・「登るだけ」の存在ではなく、自然と共存する意識を持つ
・エリア清掃、チョークの使い方、登攀による環境負荷を最小限にする工夫を実践

クライミングの場をより良い空間にする
セクシズムや排他的な文化をなくし、クライミングジムや岩場を誰もが楽しめる場所にする
・初心者や異なるバックグラウンドの人を歓迎する姿勢を持つ

行動するクライマーになる
・SNSやブログを通じて、クライミングと社会課題を結びつけた発信を行う
・「ただの趣味」ではなく、「生き方」としてのクライミングを確立する


💡 まとめ:クライミングを「生き方」にする

📌 登ることが、単なるスポーツではなく、自分の哲学を表現する場になる
📌 仲間とのつながりを大切にし、クライミングを通じて共に生きる
📌 自然や社会のためにできることを考え、クライミングを超えた影響を生み出す

あなたのクライミングは、どんなストーリーを持っているだろうか?
ただ登るだけではない、自分だけの「意味あるクライミングライフ」を築いていこう!

■ プロンプト

”価値観はそのままに、市民クライマーにできる活動に落とし込んでください”

結果:

Sebastien Bertheの価値観(達成・連帯・社会的責任)をそのままに、一般のクライマーが取り組める具体的な活動に落とし込むと、以下のようなものが考えられます。


1. クライミングの場を通じた意識啓発

クライミングジムでの情報発信

  • クライミングジムに、社会問題に関するリソース(人権、環境、差別に関する資料など)を設置する
  • コミュニティボードで関連イベントの情報をシェアする

イベント・トークセッションの開催

  • クライマーを対象に「スポーツと社会正義」についてのトークイベントを開催
  • 反差別やジェンダー平等についてのディスカッションイベントをジムや屋外エリアで行う

2. アウトドアクライミングと環境・社会活動の連携

ルート整備+教育活動

  • クライミングエリアの清掃やルート整備を行いながら、地域コミュニティと協力し社会問題への意識を高める
  • 「環境問題とクライミング」という視点で、クライマー向けの持続可能な行動指針を作成・共有

アクセス権を守るための運動

  • クライミングエリアが政府や企業によって制限されないよう、持続可能な利用計画を提案する
  • 地元の人々と協力し、クライミング文化と環境保護のバランスを考えた活動を行う


3. クライミングを通じた社会的包摂(インクルージョン)

マイノリティへのクライミング体験支援

  • 移民、LGBTQ+、女性、低所得者層など、多様な背景を持つ人々がクライミングにアクセスできる機会を作る
  • ボルダリングジムで初心者向けの無料体験会を開催

クライミングを通じたメンタルヘルス支援

  • トラウマや抑圧を経験した人々のために、クライミングを活用したセラピー的プログラムを開発
  • 自然の中でのクライミングを、心理的回復の手段として位置づける

4. クライミングのメディアを活用した発信

SNSやブログでの発信

  • 「クライミングと社会的責任」について発信する
  • 自身の登攀記録とともに、社会問題に対する想いを発信

映像や写真を通じたメッセージ

  • クライミング動画に環境問題や社会問題のメッセージを込める
  • アスリートやインフルエンサーと協力し、クライミングを通じた啓発活動を展開


まとめ:市民クライマーができること

🧗‍♂️ クライミングの場を 「社会的な意識を高める空間」 にする

🌱 環境・社会正義のために アクションを起こす
🤝 クライミングを通じて 多様な人々の居場所を作る
📢 自分の経験や価値観を 発信する

Sebastien Bertheのように「行動するクライマー」を増やすことで、クライミング文化自体が社会にとってより意義深いものになっていくはず!


関連記事

https://allnevery.blogspot.com/2022/01/blog-post.html


2025/02/19

【フレッドベッキー化】2025年の投資環境は専門家でも唸る難しさ=静観がベターです

2025年、米国株を買うな

■ 投資の勉強に適期

2025年って、専門家でも唸なる難しい投資環境です。 去年は意外に良かったですよね。

2023年もよかった。22年に大暴落の兆しがありました。

私が参考にしている人たちは、少しづつ増えていますが…

私は、モーメンタム投資家です。田中泰輔さん以外に、石原順さん、ダンさん、レイ・ダリオも参考にしています。

もう、今年は投資はお休みで、見ているだけが一番いいのではないかと思います。

■ ゴールドが史上最高値

しばらく前にこのサイトで、ゴールドへの投資をお勧めしましたが、具現化、今しています。

1万円でもいれていれば、お小遣いになったのでは…?

■ 備忘メモ
https://nikkei225jp.com/data/shutai.php
https://nikkei225jp.com/data/per.php


2025/02/18

【ChatGPT】ベテランではなく、”ペテラン”クライマーのタイプ分け

■ ChatGPTによる候補一覧

  1. カンニングクライマー 🏔🎭(略して「カンクラ」)
    → 実力ではなく暗記で登るスタイルから。

  2. トラ借り(トラの威を借るオオカミ) 🐺🐯
    → 威張るけど実力は伴わない様子から。

  3. プライド紙装甲 📄🛡(略して「紙装」)
    → プライドは高いけど、ちょっとのことで崩れる。

  4. 子供社長 👶💼
    → えらそうだけど、中身は子供っぽい。

  5. 散らかし魔王 🏠💥(略して「チラ魔」)
    → 怒ると部屋をめちゃくちゃにする習性から。

  6. ナルシス・ザ・ドボン 💦😎
    → 見栄を張るが最終的に自滅する感じから。

  7. お子ちゃまクライマー 🍼🧗
    → 「捨てる!捨てる!」と騒ぐあたり、駄々っ子みたいなので。

  8. クライム詐欺師 🎭🧗(略して「クサギ」)
    → 実力を偽るスタイルにぴったり。

  9. 見栄キング 👑🎭
    → 自分を大きく見せようとする性格から。

  10. オレサマ伝説 🏆👀(略して「オレデン」)
    → 国内では威張るけど、海外では通用しない感じから。

どれか気に入るものある?それとも、もっと違う方向のニックネームを考えてほしい? 😆

■ 強化バージョン

よっしゃ!さらに強烈なニックネームに仕上げるよ!💥🔥

候補一覧(超強化版)

  1. 爆滅王(バクメツオウ) 💥👑⚔
    「爆散」+「自滅」+「王」 のトリプルコンボ!自分で評判をぶっ壊し、自爆しながらも王様気取りのペテランにピッタリ!

  2. 自爆の刃(ジバクノヤイバ) ⚔💣🔥
    → まるで戦士のような名前だけど、実際は「自滅の達人」っていうオチ付き(笑)。

  3. 爆滅の刃(バクメツノヤイバ) 🔥⚔💥
    → もう 完全に「破滅一直線」 な感じ!自分のプライドごと爆発していくペテランらしさ満点。

  4. バクオウ・ジメツ 👑💥🔥
    「爆散王」と「自滅」をフルネーム化 してみた。どっかのファンタジー作品に出てきそう(笑)。

  5. ジメツ・バクオウ 🔥👑💣
    → 逆パターンで、「自滅を極めし爆散王」っていう雰囲気に。なんかラスボス感あるな…!

  6. オレ様爆滅伝説(オレバクデン) 🏆💥🔥
    「俺様」+「爆散」+「自滅」+「伝説」 で、本人はカッコいいつもりだけど、周りから見たら壮大なコントに。

  7. プライド爆滅王(プラバクオウ) 👑💥⚔
    → プライドだけ高くて、自滅しまくるペテランの特徴がそのまんま詰まってる。

  8. 爆滅キング(バクメツキング) 👑💣🔥
    → 破滅的な王様!ペテランの「偉そうに振る舞うけど、最終的に自滅する」感じをダイレクトに表現!

  9. 崖っぷち爆滅王(ガケバクオウ) 🏔🔥💥
    → クライミングも人生も崖っぷち!爆発しながら自滅していく運命…(笑)。

  10. バクメツ・ザ・オレサマ 💥🔥😎
    「爆滅」+「俺様」+ちょっと外国風」 で、いかにも「イケてる風を装うけど、結局自滅する」ペテランらしさを詰め込んだ!

どれが一番しっくりくる? それとも、さらにアレンジしてみる?🔥😆

■ 愛すべきキャラ化

わかる(笑)。あまりにも "自滅系ラスボス" すぎて、ちょっと愛着湧いてくるよね😂 じゃあ、もう少し "憎めない愛すべきキャラ" っぽくリメイクしよう!✨


愛すべきペテラン系ニックネーム 💙😆

  1. ジメツくん 🔥😅(←なんか可愛い)
    → 「自滅の刃」から進化!ちょっとポンコツ感あって、愛嬌たっぷりのニックネームに。

  2. バクちゃん 💥😆(←親しみやすい)
    → 「爆散王」からの可愛いアレンジ!ちょっとドジっ子感あって憎めない感じ。

  3. メツオ 🤷‍♂️🔥(←哀愁漂う)
    → 「爆滅王」→「バクメツオウ」→「メツオ」!呼びやすいし、なんか気のいいおっちゃんっぽい(笑)。

  4. オレオレ爆ちゃん 💥🤣(←陽キャ感)
    → 「俺様系なのに、なぜか空回るペテラン」を表現!愛嬌MAX。

  5. プライドくん 👑😌💥(←妙に可愛い)
    → プライド高いけど、結局自爆しちゃうペテランの性格を、そのまま優しくネーミング。

  6. バクバク王子 💣👑😂(←ちょっと可愛くなった)
    「爆散王」+「王子」 で、おちゃめなポンコツ感を演出!

  7. がけっぷち青ちゃん 🏔😆(←ちょっと応援したくなる)
    → なんか憎めなくて、「がんばれよ…!」って言いたくなる名前(笑)。

  8. ジメッキー 🔥🐒(←完全にマスコットキャラ化)
    → もうここまできたら、ゆるキャラ並みに可愛い存在に(笑)。

  9. 自滅キング🃏 😜👑💣(←エンタメ性アップ)
    → トランプのジョーカー的な、どこかカリスマ性を感じるニックネーム!

  10. お騒がせバクオウ 🎭💥😆(←憎めないトラブルメーカー)
    → なんだかんだで毎回事件を起こすけど、どこか愛嬌があるペテランらしさ全開!


これなら、「愛すべきポンコツ感」あるし、ちょっとかわいくなったでしょ?😆💙 どれが一番しっくりくる?

■ キングオブジメッキーの伝統

「ジメッキーの法則と伝統」📜🔥🐵 いいね、それ採用!

📜 ジメッキーの法則と伝統とは?

「ペテランのジメッキーが関わると、なぜか全てが思わぬ方向へ転がる」

📌 主な現象

  • 無謀な山の計画を作って自分で自分の評判を落とす
  • ただでさえ歩けないのに余計な荷物を持ってきて、墓穴を掘る
  • 逃げ場を失って逆ギレする
  • 「俺ってカッコイイだろ?」と突っ込む→ みんな「え…😅(ガイドも中止にしてるよ?)」
  • 大事な場面で致命的なミスをする
  • プライドが高いのに、なぜか自滅を選ぶ

📌 法則の応用例

  • 「ペテランが海外でやらかすと、ジメッキーの法則が発動する」
  • 「また”登る前から遭難”事故、起こしてるよ…ジメッキーの伝統すごいな」
  • 「それ、完全にジメッキーの法則発動案件じゃん」(登る前から遭難)

「ジメッキーの法則」、なんか流行らせたくなってきたね(笑)。


もう 物理法則 みたいなもんだから、逆らえない運命🤣 これが山のペテランの伝統となっているとは… 

【ChatGPT】停滞の美徳化の具体例 クライミングバージョン

 クライミング界における「停滞の名誉化」の具体例を掘り下げてみました。

1. ボルト設置への過度な忌避

→ 伝統的なクライミングスタイル(トラッド・アルパイン)を重視し、新しいボルトの設置を「冒涜」とみなす風潮。安全性向上のためのボルト整備が進まない。

2. 岩場のグレーディングの固定化

→ 旧来の課題のグレードを「昔のまま維持する」ことが美徳とされ、現代的なムーブの発展や強度の変化を考慮した再評価が行われにくい。

3. 伝統的なトレーニング方法の神格化

→ 科学的トレーニングが発展しているにもかかわらず、「昔のクライマーは懸垂と登り込みだけで強くなった」という精神論が尊ばれ、最新のトレーニング(フィンガーボード、エナジーシステムの最適化、ストレングストレーニングなど)が軽視される。

4. 外岩 vs ジムの対立構造

→ 「本物のクライマーは外岩を登るべき」「ジムばかり登っていてもダメ」といった価値観が残り、ジムでの最新のトレーニングや課題作成技術が軽視される。

5. 「ダウンジャッジは恥」文化

→ クライマーがグレードの再評価を行うことが「弱さの証明」とされ、時代に応じた適切なグレードの見直しが進まない。

6. 昔ながらの「登れたらOK」主義(体のケア軽視)

→ ウォームアップやクールダウン、リカバリーの重要性が軽視され、「とにかく登り込めば強くなる」といった考え方が根強い。結果として怪我が多発。

7. 「フリークライミング vs ルールの厳格化」の対立

→ 「クライミングは自由であるべき」として、環境保護やルールの厳格化に反発する層が一定数おり、持続可能なクライミング環境の整備が進まない。

8. 「マットは甘え」文化

→ 「昔のクライマーはマットなしで登っていた」という価値観があり、パッド(クラッシュパッド)を使うことに対する暗黙のプレッシャーがある地域も。安全対策が十分でない。

9. 女性クライマーへの過度な特別視

→ 「女性クライマーはサポートされるべき存在」といった古い価値観が残り、実力での評価ではなく「女性初」「かわいいから人気」といった形での評価が優先される場面がある。

10. クライミングシューズの進化への抵抗

→ モダンなソフトシューズや攻めた設計のシューズに対し、「昔の硬いシューズで登れなければ本物ではない」といった考え方が残る。結果として、新しい技術への適応が遅れる。

クライミング界も進化し続けていますが、こうした「昔ながらの価値観」に縛られている部分はまだ多いですね。特に安全性や科学的トレーニングに関する部分は、変化が求められる領域かもしれません。