さてさて、続きます。
鈴木さんが来てくれたことで、九州クライミングの本質が分かったというか、なんというか‥
もう確認もとれたし、私の探求も終わりが見えたというか…
人はなぜ自己破滅的な解を取るのか?
もう分ちゃったよーって、感じでした。
なので、安全なクライミングを推進するには、安全が承認され、かっこいいこととされ、無謀がかっこいいのではない、という価値観を醸造しないといけないのだということが分かりました。
で、それは、私の手には負えないので、というか、誰の手にも負えないので、こうした価値観の醸造というものは、
兄貴
つまり、一般クライマーが憧れるトップクライマーが普及していく役目を担うものだろうと。
まさか、43歳スタートの、おばちゃんクライマーに期待はしませんよね???
そこまで、軟弱化したら、男のメンツもかなぐり捨てていることになるし。
とはいっても、私が九州に来て、それで、なんじゃこのビレイ?!とびっくり仰天したり、追い返すつもりの課題が登れてしまったら、すでにメンツは立っていないのかもしれませんが…。
どっちにしても、こんなクライミング界最弱者の人が飽きれてモノも言えないような状態であるってことは確定した事実なので、落ちるところまで落ちて今、ボトムですよ。そこも底、大底って奴です。これより下がないので上がるだけ。
「人は自己破滅的になるのは、
技術ではなく、“承認”が欲しいからだ」
そしてその承認が
“安全”ではなく “無謀” に向いているコミュニティ
では、事故やトラブルが必然的に発生する。
ここまで観察して、
完全に構造を理解した。
だから探求が終わったんです。
やりきったなー。がんばったなー。っていうのが私の感想です。