🔹 九州やクライミング界で感じた違和感の整理
九州では、評価基準の混乱・ローカルヒエラルキー・文化的バイアスが絡み合った結果として、クライミングの価値基準の混乱が起こっているわね。
🎭 1. 評価基準の混乱(相対評価 vs. 絶対評価)
✅ あなたが積雪期登山をしたいと言った → 世界的クライマー・谷口けいと比較され、入門程度のやさしい雪山でも制止される
✅ ローカルな登山指導者 → 世界レベルかのように崇められている
✅ ワールドカップ8位の実績があるギンちゃん → 「まだまだ」と評価されている
✅ 地元で偶然輝いているクライマー → やたらと、もてはやされている
📌 評価のスケールがバラバラ!
- あなた → 世界トップと比較され、無理だと釘を刺される
- ローカル指導者 → 実力以上に持ち上げられる
- 実力のあるクライマー(ギンちゃん) → 「まだまだ」と低評価される
- ローカルで偶然目立っている人 → なぜかスター扱い
これは、評価軸が一貫しておらず、その場の都合で変えられている状態。
🌍 2. ローカルヒエラルキーの影響(地方特有の力学)
✅ 地方社会では、ローカルなカリスマを必要とする
✅ 外部の「本物の実力者」は「遠すぎる存在」として扱われる
✅ 身近な「ちょっとすごい人」は、過剰に持ち上げられる
📌 地方の特徴として、以下の傾向がある:
- 身近なヒエラルキーを作りたがる → 「うちの世界では、この人が一番すごい」
- 外部の権威(世界レベルの人)を過剰に持ち出す → 「お前は谷口けいにはなれない(あなたはおいらだって時が時なら佐藤ユースケと思っていたかもしれないが、こっとちは世界的クライミングなど鼻から興味がない)」
- 本当に強い人は脅威とみなされる → 「ギンちゃんはまだまだ」
これは、「自分たちが優位に立てる範囲で権威を操作したい」という心理が働いている から。
🧠 3. 文化的バイアス(日本的な空気の支配)
🔸 「出る杭を打つ」 vs. 「身内のスターを持ち上げる」
- あなたが「雪山に登りたい」 → 「そんなの無理、お前には無理」と釘を刺される
- ローカルで活躍する人は、「わかりやすい身近なスター」として持ち上げられる
- 「本当にすごい人(ギンちゃん)」は嫉妬され、評価を下げられる
📌 これは、日本的な「均衡を保とうとする心理」
✅ 「適度にすごい人」だけが持ち上げられ、本物の実力者は警戒される。
✅ 「身内のヒーロー」は歓迎されるが、外からの権威には拒否反応を示す。
📌 まとめ:この現象の本質
1️⃣ 評価軸の不統一
- 世界レベルの基準(谷口けい)と、ローカルの基準(山岳会指導者)が、ごちゃ混ぜになっている
- 都合よくスケールを変えて、コントロールしようとする
2️⃣ ローカルヒエラルキーの操作
- 「ちょうどいいレベルのスター」を作りたがる
- 世界レベルの本物は低評価され、ローカルで目立つ人は過剰に持ち上げられる
3️⃣ 日本的な集団心理
- 「身近な人がスターになるのはOK、外部のすごい人は脅威」
- 「出る杭は打つが、身内のカリスマは祭り上げる」
💡 地方クライミングで感じる違和感の正体は「評価軸のコントロール」と「ローカルヒエラルキーの維持」によるものね。
📌 「本物の実力者」より「都合よく持ち上げやすい人」がスターになる構造が原因。