🔹 外岩クライミングデビュー:危険予知チェックリスト(入門編) 🔹
🏔 「ジムとは違う!」外岩ではすべてが自己責任 🏔
🛑 「知らなかった」が事故を生む。気づけば防げる! 🛑
1️⃣ 岩場に着く前に(準備編)
✅ アプローチの危険を予測する
- 岩場へのアプローチ=登山ならの上級レベルの道
- 落石の多いルートはないか?
- 足場は滑りやすくないか?(苔・砂利・崖際)
- アプローチで転倒しない靴を履いているか?
✅ 天候とコンディションを確認
- 前日の雨で岩が濡れていないか?(濡れた岩は滑りやすい)
- 風が強すぎないか?(体勢を崩しやすい、落石のリスクUP)
- 日差しが強すぎて、岩が熱くなっていないか?
- 寒すぎて手が開かない
✅ ギアの最終チェック
- ロープに傷やヨレがないか?
- そもそも、古すぎないか?
- ショートに適したロープか?
- アウトドアに適したロープか?
- ハーネス、ビレイデバイス、カラビナのロック確認
- 必要なクイックドローの本数が揃っているか?
- 終了点の作成に必要なギアはもったか?(スリング・HMSビナ)
✅ ヘルメットは必須!
- ジムでは不要でも、外岩では 「落石」から頭を守る」ために着用必須!
- クライマーだけでなく、ビレイヤーも絶対にかぶる!
2️⃣ クライミング前の危険予知
✅ ルートの確認(思い込みは事故の元!)
- どこを登るか、 ルートを事前に確認 する
- 外岩ではグレードは当てにできない
- 途中で 核心はどこか?
- 落ちると危険な地形(テラス・突起・ハング下)を把握する
✅ ビレイポイントの安全確認
- 下地は良いか?
- 頭上に落石が起こりそうな箇所はないか?
- ビレイヤーが滑りやすい場所に立っていないか?(砂利・斜面)
- ロープの流れが正しく、クライマーの足に絡まないか?
✅ クライマーとビレイヤーの最終チェック(セルフチェック)
- ハーネスのバックルは締まっているか?
- ロープの結び目(エイトノット)は正しく結べているか?
- ビレイデバイスにロープが正しい向きでセットされているか?
✅ 「登る前の声掛け」を忘れずに!
- ポケットに落ちてはいけないものが入っていないか?
- 「クライマー準備OK?」→「OK!」
- 「ビレイ準備OK?」→「OK!」
- 「登ります!」→「どうぞ!」
3️⃣ 登攀中の危険予知(登る人も、ビレイヤーも要注意!)
✅ 1~2ピン目が一番危険(グランドフォール注意!)
- 落ちたときに地面にぶつからないか?
- スティッククリップを活用できるか?
- 3ピン目を取るまでは落ちない
✅ ロープの流れを常に確認
- クリップミスを防ぐ(バッククリップ・Zクリップ注意)
- クリップ時、ロープが足に絡んでいないか?
✅ 浮石・ホールドの破損に注意
- 「これは持って大丈夫?」と 疑う癖をつける
- 「ホールド壊れそう!」と思ったら、下の人に声を掛ける(「ラク!」と叫ぶ)
✅ 登攀中に焦らない!
- 無理なムーブをしない(ジムより岩は「ムーブの自由度が低い」デッドはしない)
- 落ちるときは、ビレイヤーに「落ちるよ!」と声を掛ける
4️⃣ 登攀後・下降時の危険予知
✅ ロワーダウンは慎重に!
- クライマーは 「降ろしてOK!」と必ず確認してからロワーダウン
- ビレイヤーは急激にロープを緩めない
✅ 終了点の確認(トップロープセットミスに注意)
- 環付きカラビナにロープが正しくセットされているか?
- 終了点の腐食や破損がないか?
- カットアンカーはNGです
✅ ロープの回収時に落石注意!
- ロープを引くときは 「ロープ!」と叫ぶ
- 落石の危険がある場合、ビレイヤーや仲間に避難指示を出す
5️⃣ クライミング終了後の安全管理
✅ 装備を正しく片付ける
- ロープを砂や泥で汚さない(劣化の原因になる)
- カラビナ・ビレイデバイスを岩の上に放置しない
✅ 帰る前にもう一度周囲確認
- ゴミやチョーク跡を残していないか?
- 他のクライマーの安全を確認し、邪魔にならないよう撤収
✅ 次回の登攀に向けてのフィードバック
- 「どこが危なかったか?」を話し合う
- 「次回はどう気を付けるか?」を共有する
🔥 最後に:外岩の鉄則 🔥
🏔 「外岩はジムとは違う」常にリスクを考えよ
🧗 「慣れたころが一番危険」油断せず慎重に!
⚠️ 「大丈夫」ではなく「どこが危険か?」を探せ!
💀 「知らなかった」では済まされない。知識と準備が生死を分ける!
外岩デビューはワクワクするけれど、「登る前の準備」と「危険予知」ができてこそ、安全に楽しめる!🔥