クライミングでラオスに行った時のことをNOTEに書きました。
https://note.com/kinny2021/n/n0480b9915449?from=notice
https://americanalpineclub.org/news/2025/10/15/the-prescriptionground-fall
以下は上記英文の日本語訳です:
**ロックトーバー(Rocktober)となり、大陸各地でクライマーたちがプロジェクトを完登しています。今月は、「安全」と思われがちなスポーツクライミングのようなジャンルでも、事故が重大な結果を招く可能性があることを改めて思い出してほしいと思います。
この事故は2019年に発生しましたが、報告されたのは今年になってからです。なお、最新の2025年版ANAC(American Alpine Accident Report)**には、これと類似したグラウンドフォール(地面への墜落)事故がいくつも掲載されています。
また、以下に紹介するように、人間要因(ヒューマンファクター)に基づく事故後分析も特集しており、そこでは繰り返し見られるテーマや行動パターンが明らかにされています。この記事は**ヴァレリー・カー博士(Dr. Valerie Karr)**によるものです。
地面への墜落|クリップ中に足が滑った
レッドロックキャニオン国立保護区は、北米でも有数のロッククライミングエリアです。数百に及ぶボルダー課題、スポートルート、トラッドルートがあり、それゆえ多様なクライミング事故も発生しています。(写真:BLM)
2019年6月22日、男性クライマーのBは、長時間のセッションを終えた後のクールダウンとして「Where Egos Dare(グレード5.12a)」というルートをリードしていました。
この4本のボルトからなる短いルートは、彼にとって容易で、すぐに登れるものだったため、Bは「真剣に考えず、非常に傲慢に登っていた」と語っています。ルートは短いものの、いくつかのクリップが難しく、リーダーが地面に落ちるリスクのある位置にあります。
Bはこう述べています:
「ハードな一日の締めくくりに登っていた。3本目のボルトでクリップしようとスラック(余分なロープ)をたくさん引いた瞬間、足が滑った。」
彼はホールドの悪い部分にぞんざいに足を置いていたため、滑ってしまったのです。手にはたくさんのスラックがあり、「真っすぐ尻から落ちた」と言います。結果、腰椎の圧迫骨折と仙骨の骨折を負いました。
「ほんの数インチ横には棚があって、もしそこに背骨を打っていたら確実に麻痺していたでしょう。」
激痛の中でも「自力で歩いて下山した。おそらくアドレナリンのおかげです」と語っています。
4本のリードボルトはそれぞれ黄色い「×」印で示されており、2019年6月、クライマーが3本目のボルトをクリップ中に墜落し、地面に落ちました。
この事故はスポートクライミングに内在する危険を示すだけでなく、「リスクの常態化(risk normalization)」の典型例でもあります。
(写真:Anthony Lijewski)
Bは約15フィート(約4.5メートル)落下しました。ルートの下にはくぼみ(トラフ)があり、落下時に当たる危険がありました。
彼は1本目のボルトはスティッククリップ(長い棒を使って事前にロープをかける行為)していましたが、
「もし3本目もスティッククリップしていれば、この事故は起こらなかった。
当時は1本目以上をスティッククリップするのは“ズル”だと思っていて、今思えばバカげていました」と振り返っています。
彼は続けます:
「スポートクライミングって、本当に危ない!これまで散々スケッチーなギアルートを登ってきたけど、結局、身長35フィート(約10.5m)の12aスポートルートで歩けなくなる寸前だった。残念ながら、多くのスポートクライマーはこの危険を理解していないと思う。」
最後にBはこう語っています:
「もっと慎重に登るべきでした。このルートは自分の限界よりずっと下だったので、真剣に登らなかった。結果、実際のフットホールドではなく右側に足を置いて、それが命取りになりました。今は身体的には100%回復しましたが、かなりギリギリの事故だったので、心理的な影響は残っています。妻はいまだに、私をビレイ(確保)するのが怖いようです。
こうした事故の心理的影響は、決して過小評価すべきではありません。」
(出典:匿名クライマー)
これは、Bが足を滑らせた実際の傾斜した不安定なフットホールドの写真です。(写真:B)
このグラウンドフォールは、まさに「リスクの常態化(risk normalization)」の典型例です。
危険に何度もさらされながらも無事でいる経験を繰り返すうちに、危険の認識が薄れていきます。
時間が経つにつれ、悪い体勢からのクリップ、高い位置のスティッククリップを避けるなどの手順を省くこと、そして中程度の難易度のルートを軽く見るような姿勢が、結果として危険地形のリスクを軽視させるのです。
事故当日、B自身も「気を抜いていた」と認めています。能力的には十分余裕のある「ウォームダウンルート」だったためです。
さらに、岩場の基部にいた他のクライマーとの会話や雰囲気も、注意散漫で「無敵感」を強める要因となっていました。
Bの語りには、クライミング文化に内在する価値観がどのようにリスクを増大させるかも表れています。
彼が言うところの「純粋主義(purity ethics)」――つまり、「1本目以降のスティッククリップはズルだ」という内面化された考え――が、実際的なリスク判断を上書きしてしまっていたのです。
事故を経て、彼は「結局、すべて作られたルールにすぎない」と理解し、スタイルよりも安全を優先する価値観へと転換しました。
(出典:ヴァレリー・カー博士)
■要約以下が本文の要点まとめです:
発生日時:2019年6月22日
場所:アメリカ・ネバダ州 レッドロックキャニオン国立保護区
ルート:「Where Egos Dare」(グレード 5.12a、4本のボルト)
クライマー:男性(B)
状況:長時間の登攀後、クールダウンとして登る。実力よりも簡単なルートで油断していた。
事故内容:3本目のボルトでクリップ中、足が滑り約4.5m落下。尻から着地し、腰椎圧迫骨折と仙骨骨折。
リスクの常態化(Risk Normalization)
危険に何度も晒されても事故が起きない経験を重ねるうちに、危険意識が薄れていった。
簡単なルートでは気を抜き、雑な登り方をしていた。
「純粋さの倫理」=スタイルへのこだわり
1本目以上のスティッククリップを「ズル」と考えていた。
「安全より美学(スタイル)」を優先していた。
注意力の欠如と油断
クールダウン中で集中していなかった。
ベースエリアの雑談など、周囲のリラックスした雰囲気も影響。
「当時の考え方(2本目以降をスティッククリップしないのはズル)は愚かだった。」
「スポートクライミングは想像以上に危険。」
「自分の限界より下のルートほど油断しやすい。」
「肉体的には回復したが、心理的後遺症が残っており、妻もビレイ(確保)に不安を感じている。」
簡単なルートでも“安全対策を省かない”こと。
スティッククリップをためらわず使うこと。
「安全より美学(スタイル)」を優先しない。
経験者ほど“リスクの常態化”に注意。
要するに:
「慣れ」「スタイル信仰」「油断」が重なり、実力者でも深刻な事故は起こる。スポートクライミングでも“完全な安全”は存在しない。
了解です。では、先ほどの傾向と対策をもとに、クライミング前チェックリストを作りました。シンプルで現場でも確認しやすい形です。
登るルートは明確か?
シングル・ダブルロープは適切か?
各ピッチの長さと支点位置は確認済みか?
スリング、カム、ナッツなど必要なプロテクションの数は十分か?
支点強度や配置に問題はないか?
敗退の条件を明確にしているか?
相方と敗退基準を共有・合意しているか?
相手は敗退ロープを持っているか?
相手は山行計画を立てているか?
相手が危険行為をしていないか事前に確認したか?
緊急時の自己確保技術を思い出せるか?
過去の経験に基づき判断が正しいと確信しているか?
「君子危うきに近寄らず」を意識しているか?
迷った場合は登らない方針を守るか?
現場で不測の事態が起きた場合、指摘→敗退の行動を取れるか?
このチェックリストを登攀前に確認することで、判断と安全が確認でき、安心・確実に行動できます。
https://youtube.com/shorts/x_rg0EuRDBk?si=GE16Jxvt7NJ6rjRz
https://note.com/kinny2021/n/n053969a61681?app_launch=false
この記事にインスパイアされ、承認と逸脱の常態化がクライミング界でも起こっていることが、愚かしい事故死が減らない理由です。
説明不要の愚かしさなので、こちらを参照してください。
https://allnevery.blogspot.com/2023/02/blog-post_19.html
私が囚われていたのは、このような愚かしい人たちを救う義務が自分にあるのだ、と思わされていたこと、です。
思わされていた、という表現は、究極的には自分が勝手にそう思っていたのですから、ふさわしくないですが…それでも思わされていた、と表現したいのは、それが洗脳だった、マイルドに言っても洗脳未遂だった、と思うからです。
承認欲求と帰属感の充足、そして、その二つの欲求が
逸脱が常態化した集団への帰属の欲求であり、
逸脱が常態化した集団への承認の欲求である、
という点で、洗脳なのです。
[個人の承認欲求・帰属感]
│
▼
[逸脱が常態化した集団への帰属欲求・承認欲求]
│
▼
[集団の逸脱行動を正当化/常態化]
│
▼
[個人は救う義務感や責任感を背負う(洗脳状態)]
│
▼
[愚かしい事故や行動の連鎖が続く]
中に入っている人は、それに気が付かない。
そして、その中に入っている人に対して、私は気の毒だ、ニーズを満たしてあげたい、と思ってしまったんですよね…。
それは姉としての、弟への憐憫の情からでした。
ところが、弟の側…この場合、私と組んでいたクライマーの側ですが、逆に、私のことを○○さんクライマー扱いされていなくてかわいそうと思っていたかもしれないんですよ(笑)。
ああ…勘違い。というか相手への思い違い。
私はアドレナリンジャンキーの仲間入りをしたいと思ったことは一度もありません。
山に対して不誠実な向き合い方…承認欲求で登る、スタンプラリーの山をするをしたいと思ったことはありません。
実力以上の山に挑みたいと思ったこともないし。
私のブログを読んでも、どこにもそのような記述はないと思いますが…
どうやってこの誤解が生まれたのかしら?と思うほどです。
山をステッププアップすること、それは、成長の在り方として当然なのです。なので、ステップアップ志向であることは、アドレナリンジャンキーに属したいという思いとは、全く異なります。
私のステップアップへの意欲を、なぜか自分たちの都合を満たすために利用したいと思っているような気がしますが…ステップアップ意欲と命で天秤にかければ、誰でも命が勝るはずですよね。
[個人の承認欲求・帰属感]
│
▼
[逸脱が常態化した集団への帰属欲求・承認欲求]
│
▼
[集団の逸脱行動を正当化/常態化]
│
▼
[個人は救う義務感や責任感を背負う(洗脳状態)]
│
▼
[愚かしい事故や行動の連鎖が続く]
│
▼
[中にいる人は気が付かない]
│
▼
[外部の観察者は気の毒・助けたいと思うが、誤解が生まれる]
│
▼
[弟クライマー側は逆に、外部者のことを可哀想と思うこともある]
最近、登山ガイドの仕事が来たんです。
私は、登山ガイド積雪期ステージ2という、日本で一般登山者が取れる資格としては最も難しい資格を持っています(危急時講習のぞく)。この資格は、一般登山でスタートした人が取れる資格としては最も難しいですが、山ヤとしてみると、アルパインクライミングの入門者程度でも取れてしまいます。雪山経験数が合否の分かれ目だからです。
日本では、積雪期登山自体が、オーバーレーティングされており、全登山者の99%が夏しか登らないで1割が冬も登ります。その1割のうちさらに10%くらいが冬季の登攀も行うのです。そのうちさらに10%がアイスクライミングも行います。というので、アイスクライマーの世界は非常に狭く大体が知り合い。
つまり、日本の登山人口を500万人とすると、冬山やる人は、5万人。のうち、1割の5千人が冬期登攀。のうち500人がアイスクライマー。いや実感は50人ってところですね。まぁ、100人はいるかもしれん?ってな具合なので、活動の特殊さがあり、優劣ってあんまり関係ないんですね。いや、コンペなどでは優劣競いますが。
で、ガイド話に話を戻しますと、登山のガイドには、たいてい添乗員が付きます。その添乗員が…一応添乗員なので、登山のド素人。そして、私に自己PRしてくれたのですが…「○○さんのクライミングスクール行っています(はあと)」とか、「初心者なので…」「経験者についていきたい」。なるほどなるほど。ガイドの仕事で知り合ったガイドさんに、クライミングでも引き上げてもらいですってPRですね。
そうかい、なら…ということで、「今度ガイドするところのリスクは?」と聞いたら「ありません!歩くだけです」との答えでした。
というので私が書いた記事がこれなんですが。
https://note.com/kinny2021/n/n2d0b505ba138
ただののっぱらだったとしても、リスクはあるんですよ。平和ボケ日本のさらに平和ボケの福岡だとわからないだけで。もう、携帯見ながら自転車乗ってますから、こっちの人。前をもそもそも見ていない人多数。
初心者だったらリスクが分からないのは普通なので、分かっていないなーと思いましたが、この人、ロープ組みたいアッピールが強かったのです。この仕事を受けたら、”パートナーいなくてかわいそうな私”&”○○さんで学んでいるんです”という誠実アピールで、私としては、後輩扱いしてクライミングを教えないといけないことになりますよね??
たぶん、ガイドの会社が配慮して、私にパートナーを作ってあげようという配慮があったのかもしれませんが、ビレイもまともにできない初心者なんかに来てもらっても私の命どんだけ安売りっチュー話になるだけなんで。これ、岩根の時もあったよなぁ。おかみさんが不思議そうに、なんでこの子若い男子を連れて歩かんのやろ、みたいな顔していましたが。2か月前にクライミングを始めたド素人なんか、誰だっていやだよなぁ。
そんな人を連れていると、危険なので、別のベテランが心配して、教えに来てくれますよ。
大学生のO君は、かなりしっかりした岳人でしたが、私と彼のコンビだと私のほうが危険かもしれず、いつしかベテラン交えて3人で登ることになり、私は肩の荷降りてほっとしていました。O君は、越権行為みたいなことはない子でしたが、それでも、教えた通り、のビレイではなく、周囲の人と同じようにやってしまい…結果、だらりんビレイでした。
まぁ、いろいろ考えても、自分が分かっていないことを分かろうともせず、メインガイドよりエラソーなサブガイドなんかいらんよなぁ。
ということで、これは、神が下した何の試練か?と思いました。
ガイドの仕事が来るっていうニンジン付きでも、やっぱり自分の命のほうが大事だし、たった3万円のガイド業の臨時収入くらいで、命が売りに出るのはヤダ。
しかも、こんな無能なサブガイドが付いたとして、”リスクないですから!”のセリフにごり押しされて、リスキーな行為に手を染めなくてはいけなくなったとしても、法的に責任が来るのはガイド。
お金もらってもいらない。こんなド素人パートナー。
だから、現状ではガイドって、決定的にババ引きのババみたいです。
というわけで、ここ数日、試練に勝った!と思っています。
試練に勝ったのは、4度目です(笑)。
久しぶりに水泳しているんだが、だいぶ躍進中…不思議なもんだなぁ。
過去を振り返る。
水泳全体
https://allnevery.blogspot.com/search?q=%E6%B0%B4%E6%B3%B3
現在、バタフライは、8キックして、1回呼吸とか。ドル平でだいぶ進捗。前バランスが分かるように。25mは、もはや何の問題もないが…。50mにチャレンジしないといけないなぁ。
https://youtu.be/Ni8oq3iZSRM?si=RHoMe3rlzRPcTwp8
今日は腕を使ったらしくて、左腕が疲れていて、よし!という感じ。
■西市民プール
とてもきれいな大会向けのプールなんだが、子供向けのエリアしか、自由遊泳の場がないので、ドリルをするにはそこに行くしかない。
それで行くんだが、きれいで広々としている。ドリルを黙々とやっている。
水中ウォーク、前、後ろ、横、反対の横。
ぶくぶくぱの呼吸練習歩きながら。
伏せ浮き。伏せ浮きからの、バタ足キック。前バランスの確認。
ビート版で、バタ足、ドルフィンキック、平、を各100m。
その後は、ドル平やバタフライ。ドルフィンキッククロール。と普通の平。持久力のシーンにはおらず、グライドを取る段階。
今日は、ドルフィンキッククロールでもだいぶ泳げました。数えていないけど、どれくらい泳いだんだろうな。
■足がつるとき=水に逆らうとき
水とお友達になることを目指しているので、脱力しようとしているんだが、どうしても力が入ってしまう…のは、呼吸が苦しくなった時。
呼吸の練習のドリルはやってみたけどうまく行かなかった。
でも、つっている足を見たら、ものすごい筋収縮だった。驚いた。
もう体力増進期に来たらしい。いやー長かったなぁ。すっかり筋肉はいなくなったが、今から体脂肪を燃焼しようという感じだな。
足の感じから、もう走ってもいいんじゃないかな?って感じがする。
何か持久的なトレーニングをスタートすることにしよう。
https://www.facebook.com/share/r/17527M9CNj/
山梨で治したリスク過敏症が、福岡では、再発。思い出せ!あの時のあれだ!的に父に水に落とされておぼれかけた水トラウマが復活=これはかなり危険だ!のサイン。
ということでした。
平和ボケ九州。つきあってられん、というのは、正しい感性だと思う。
以下、とある人のためにまとめ。
福岡や九州は外岩の指導内容が古く、初心者向けには、リスク認知が著しく低い場合が多い
初心者への保護機能は、本州と比較して弱め(リスクつり上げで競い合う思想が強い)
初心者はまず人工壁やジムでの基礎固めが推奨
週2回程度通うと半年くらいで、ビレイやリードの基礎が身につくが、個人差が大きい
九州では信頼できる指導者が限られる
推奨されるのは以下の組み合わせ
日常の基礎練習:廣瀬先生
ステップアップ・フリークライミング指導:安倍アキさん(フリークライミングインストラクター協会の指導者資格あり)
初心者は外岩は、約1~3年はまずトップロープでの経験を積むと安全
したくないリードをさせる人からは敬遠すべし(リスクの固有性…背の低い人はリスクが高いなど個人に固有の事情がある)
福岡・九州の岩場は、石灰岩よりも花崗岩やフェイス主体
石灰岩=落ちること前提
花崗岩スラブ=ランナウトが前提
課題の設計思想やボルトの状態が異なる
外岩に行く際は、ランナウトやボルトの劣化など、リスクに注意
経験値や能力を最初に話すと、初心者でも過大な課題に連れて行かれるリスクがある
よそ者に舐められたくない=よそ者をビビらせて追い払いたい=ロープ合わせの習慣がない、となる
初期段階では、控えめに振る舞い、周囲の状況を観察しながら学ぶのが安全
クライミングは一人ではできない
安全のためにも、経験者ネットワークに繋がることが重要
信頼できるビレイヤーやガイドと一緒に登ることで、学びと安全を両立できる
ジムで基礎を固める(ビレイ、リード、長物課題)ーー>どんなに急いでも1年はかかる
小規模な外岩や安全な環境での実践(ガイド講習を使う)
信頼できる指導者と共に、ステップアップ(最低一年はフォロー)
外岩・アルパイン・クラックなどリスクの高い分野に段階的に挑戦
■福岡は指導者難・人材難ーーオール九州で頑張るレベル
樋口先生だけが全国区レベルですが、お忙しいので人工壁を借りる以外はお願いしづらい状況にあると思います。
オール九州で頑張るとなると、福岡から多久まで通う交通費くらいは出せる財力と暇が必要です。
九州内で最も優れた指導者
登山、アルパイン、沢、スポーツクライミング、フリークライミングのすべてを統括した視点を持つ。
九州内で全国レベルの指導ができる唯一の存在と思う。
ネットワークの広さ
瑞牆のトポを作成した内藤氏たちともつながりがある。
日本フリークライミングインストラクター協会の奥村会長とも接点がある。
初心者や若手クライマーの育成に最適
初心者にとって、最も良い指導選択肢、高校生なら移住レベル。
大人は自ら成長すべしなので、便乗はすべきではない。
先生が主催するビレイ講習などはハイレベルなので出るべし
ビレイヤーを一人連れて行けば、実質的に数百円で壁が利用できる環境がある。
つまり、すでに経験者であること前提
樋口先生を通じての安全教育
九州では他のクライマーやガイドはリスク認知が十分でないため、樋口先生もなんとかない袖をふりながら、講習会を開いたりと苦労して、正しい知識を広めようとしている、がマンパワー的な限界がある。