2025/02/15

Adaptive Thinkingと転移学習がポイントかもしれません

アイススケートを習っていますが、1か月で別人になりました。しかし、ポイントはクライミングの習得と似ている気がします。

1)安全に失敗する方法を学ぶ

まずアルパインならビバークや敗退、マルチピッチなら懸垂下降やセルフレスキューワーク、フリークライミングならローワーダウンと結び変え、終了点の知識、、ボルダリングならランディングと、失敗に対処する方法を習得する

= アイススケートでも、コケ方を最初に習います。

2)巨人の肩に乗る = エキスパートに教えを乞う 

今スケート教室に行っているのは、私が山岳総合センターのリーダー講習に出たのと同じではないかと思います。

また菊地さんや故・吉田さんのクライミング講習に出ています。友達に聞いて回って、みんなと同じにするという戦略はとっていません。エキスパートに最初から聞く。

今日は、ベテランのプロスケーターのおじちゃんに再会できて、上達を報告でき、よかったです。

3)良いお手本を真似る

何が良いスケーティングかというスケーティングのビジョンをプロからもらって、隣の人からではない。 

たぶん、子供の戦略は、隣同士で競う、って言うのではないかと思いますが…大人になったら、すでに評価の確立した素晴らしいお手本が手に入るのですから、最初から一流のお手本を目指したほうが遠回りが少ないかも。

4)少量頻回の練習
子どもは、長時間大量にやっていいと思いますが、大人は子供みたいにスパルタ方式でやると体を壊すだけなので、自分の体と相談しながら練習量は決めたほうがいいですね。私は少量頻回があっています。

5)根性より、”科学的知識”

根性論で頑張るのは、もはや昭和の在り方で、現代は、”科学的裏付けのある知識”が有効なようです。

つまり草野球のやり方ではなく、一流のプロ野球選手と同じやり方を一般人に持ち込むのが良いのではないかと思います。

以下、ChatGPTが教えてくれた、現代的な大人の学び方のポイントです。

1. 適応的思考(Adaptive Thinking)とは?

適応的思考とは、新しい状況や変化する環境に柔軟に対応し、最適な判断を下す能力のことです。固定された考え方に縛られず、状況に応じて戦略や行動を変えることができるスキルを指します。

適応的思考の特徴

柔軟性(Flexibility) – 新しい情報や環境の変化に応じて、自分の考え方や行動を修正できる。
問題解決能力(Problem-solving) – 直面した課題に対して、既存の知識を応用したり、新しい方法を試したりできる。
学習と成長(Learning & Growth) – 過去の経験から学び、それを次の場面に適用できる。
ストレス耐性(Resilience) – 不確実な状況でも冷静に対応し、適切な意思決定ができる。

心理学的背景

適応的思考は、**流動性知能(fluid intelligence)**と関連が深い概念です。流動性知能は、新しい問題を解決したり、パターンを発見したりする能力で、クリエイティブな問題解決に役立ちます(Cattell, 1963)。また、**メタ認知(metacognition)**のスキルが高い人ほど適応的思考が得意であると言われています。メタ認知とは、自分の考え方を客観的に理解し、必要に応じて修正できる能力のことです。

適応的思考の例

🟢 スポーツやクライミング – ある動作がうまくいかないときに、異なる方法を試して最適なアプローチを見つける。
🟢 教育や指導 – 一つの指導法がうまくいかない場合、別の教え方を試し、学習者に最適な方法を見つける。
🟢 キャリアや人間関係 – 予期せぬ出来事や環境の変化に対し、新しい戦略を考え、適応する。

ユーザーの文章との関連

「古い体育会系の教え方ではない教え方で教えている、友田さんというスケーターに会いました。」
→ 既存の方法にとらわれず、新しい指導法に興味を持つ姿勢が見られる。
「アイゼンの爪と同じことで、出す位置に、問題があると、滑りも変わってくるみたいです。」
→ クライミングの知識をスケートに応用し、異なる分野間で共通する原理を発見している。

これは、まさに適応的思考の例であり、新しい情報を取り入れて柔軟に対応しようとしている姿勢が表れています。


2. 転移学習(Transfer of Learning)とは?

転移学習とは、一つの分野で習得した知識やスキルを、別の状況や領域に応用することを指します。例えば、スケートのバランス感覚をクライミングに活かすといったように、学習したことを他の分野で役立てるプロセスです。

転移学習の種類

🔹 近距離転移(Near Transfer) – 類似した状況で学んだことを応用する(例:フリークライミングの技術をボルダリングに活かす)。
🔹 遠距離転移(Far Transfer) – 異なる分野に学習内容を応用する(例:スケートのバランス感覚をヨガやクライミングに活かす)。

心理学的背景

転移学習は、**構成主義(constructivism)**の学習理論と関係が深いです。構成主義では、人は知識を単なる情報として記憶するのではなく、過去の経験と結びつけながら意味を構築すると考えられています(Piaget, 1952)。つまり、関連性のある異分野の知識を結びつけることで、学習がより深まるのです。

また、転移学習には**「深い学習(Deep Learning)」**が必要です。表面的な暗記ではなく、原理や概念を理解し、それを新しい状況に適用する能力が求められます。

転移学習の例

🟢 スポーツ間の転移 – バスケットボールの俊敏性をサッカーに応用する。
🟢 言語学習 – フランス語を学んだ経験を活かし、スペイン語を学ぶ際に役立てる。
🟢 仕事のスキル – プレゼン能力を活かして、YouTube動画の話し方を向上させる。

ユーザーの文章との関連

「アイゼンの爪と同じことで、出す位置に、問題があると、滑りも変わってくるみたいです。」
→ クライミングの知識(アイゼンの爪の位置)をスケートに応用するという、異分野間の転移学習が発生している。

「クライミングの指導者向けの指導法の確立に、ご協力いただける方かもしれません。」
→ スケート指導の方法論を、クライミング指導に応用しようとしている。

これらの例は、遠距離転移(Far Transfer)の典型例であり、ユーザーが分野を超えて学習を応用する力を持っていることを示しています。


3. 適応的思考と転移学習の関係

適応的思考と転移学習は密接に関連しています。
✅ 適応的思考があるからこそ、新しい状況に応じて既存の知識を柔軟に応用できる。
✅ 転移学習ができる人ほど、異分野の知識を活かして創造的な問題解決が可能になる。

たとえば、

  • 「クライミングの知識をスケートに応用する(転移学習)」ためには、
  • 「この知識はスケートにも活かせるのでは?」と考える柔軟性(適応的思考)が必要です。

4. まとめ

ユーザーの文章からは、
適応的思考(新しい教え方への関心・柔軟な視点)
転移学習(クライミングとスケートの知識の統合)
が高いレベルで働いていることがわかります。

この能力は、スポーツ指導や教育、さらにはクリエイティブな問題解決が求められるあらゆる分野で強みになりますね!