なぜなら、FBにいる人は、みんなホワイトクライマーであり、こうした投稿を見ない大多数の人にリーチすることが今の問題だからです。
ーーーーー以下引用ーーーーーーーーーーーーーー
ルール&モラル&マナー&エチケット
岩場やジムでは多くの利用者と一緒にクライミングすることになります。そして我々の行為は「後利用のクライマー」にも関わります。
これらの意味は重なる場合もあれば微妙に異なるときもあり、一般的には次のような解釈です。
ルール:決まり事。
モラル:個人の良心、道徳、善悪の基準。
マナー:社会・公共の場において、気持ちよく過ごすための振る舞い。
エチケット:特定の個人に対する思いやり。
ルールは法律や競技規則、申し合わせ事項のようなものです。モラルはそれぞれ個人の良心として主観的なもの。マナーは礼儀であり、エチケットは個人に対する気配りということになります。
これをクライミングに於ける行動では次のようになります。
ルール:
フリークライミングでは人工手段を用いない。
途中で墜落すると完登にならない。
岩場の駐車禁止区域には駐車しない。
モラル:
山間部の車道では邪魔にならないところに駐車する。
他人が開拓中のエリアでは無許可で登らない。
残置支点でトップロープしない。
マナー:
ジムや岩場で仲間内だけで大声を出さない。
待っている人がいる場合は長時間ハングドッグして占有しない。
携帯はマナーモードにしておく。
トップロープは張りっぱなしにしない。
エチケット:
次の人のためにブラッシングする。
自分の登りでマットが動いたら修正する。
待機している人がいたら早くトップロープは引き抜く、最低でも脇によける。
これらの行動規範は個人によって価値観や深浅が異なります。
例えば電車やバスの中では携帯電話を使用することは控えるようにアナウンスされています。ところが同じ密集地なのに空港の待合席やレストランでは大声で携帯を使用している人も見かけます。アナウンスされないと判断がつかないのか、慮って同様な場所でも配慮するのかは個人的な差があると思います。
あるボルダーで個人的には難ルートをオンサイトしようと集中して一手出した途端に、居合わせた別グループの携帯がすぐ近くで大きな音で鳴りました。私は集中が切れて、うまく動けず落ちてしまいました。
私の精進が足りなかったといえば、そうかもしれません。ただしそのグループは大声を出しながらエンクラ的な感じで登っていましたが、私は遠征の身であり個人記録がかかっていたので、どうしてもそのトライを完遂させたかったのです。
自分とは異なる立場の人も居合わせているということを理解する必要があります。例えば1人でひたすら課題に向かって打ち続けるクライマーの側で、大人数でのバーベキューのような雰囲気を持ち込んではいけません。試合会場では厳粛な雰囲気がありますが、個人が記録を狙うときはそこがその人の競技場なのです。
またクライミングジムでは待っている人が数人いるのに、同じ場所で15分くらいハングドッグしている人もいます。岩場では同じ状況で30分以上ぶら下がっているクライマーを見たことがあります。待っている人の在不在や、待機人数を鑑みて自分の占有時間を配慮する必要があります。自分が30分かけるということは、他の人も30分掛けていいという条件を認めることと同じです。そうなると3人目のトライは1時間後になります。
ジムなら、みんなが気持ちよく利用できるように、混んでいるときは長く占有しないことをスタッフがアナウンスする必要があります。また岩場ではそのような行為をしていても他人には指摘しにくいので、自分がされた場合のことを省みて行動する必要があります。
クライミングがオリンピック種目になってポピュラーになるのはいいことです。ただし一般大衆化ということは「河原でのバーベキューのゴミ残置」のように少人数かもしれませんがマナーやモラルが欠如した方たちも入ってくる可能性があります。
今、どこのクライミングエリアに行ってもゴミや吸い殻がなくきれいな状態です。これは海岸の釣り場とは大きく異なっています。このようなモラルはクライマーにとって誇れる文化です。
今後もクライマーの配慮と思いやりでこの素晴らしいスポーツをお互いが心地よくプレーできる環境を守っていきたいと思います。
ーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーー
■ChatGPT
クライミングをするとき、他の人と一緒に使う場所なので、みんなが気持ちよく過ごすためにはルールやマナー、モラルが大事です。これらの言葉は似ているけど、少し違う意味があります。
- ルール:決められた決まりごと。たとえば、ジムや岩場での安全な登り方。
- モラル:自分が正しいと思うこと。たとえば、他の人の迷惑にならないようにすること。
- マナー:みんなが快適に過ごすための心遣い。たとえば、大声を出さない。
- エチケット:他の人への思いやり。たとえば、次の人が登れるようにマットを整えること。
クライミングをするとき、これらを守ることで、みんなが楽しく安全に活動できます。たとえば、ジムや岩場では、他の人が待っているときに長時間使わないようにすることが大切です。携帯電話もマナーモードにして、音が出ないようにしましょう。
クライミングはみんなで楽しむスポーツなので、他の人のことを考えて行動することが大切です。それぞれの場所で、マナーを守って心地よく過ごしましょう。