■ 薬食同源の店でサムゲタン!
|
薬食同源の店 |
私は初日は一人で近所を探検して過ごしました。医食同源の店を見つけて、ランチに豪華なサムゲタンを食べ、もうすっかり任務終了です(笑)。
サムゲタン、15000KRWと安かった。日本では決して食べれない価格です。
|
プルコギの店 |
夕方は、韓国の山岳会の友人を交えて、お腹が苦しくなるまで、プルコギ&平壌冷麺でした。一人25000KRWでした。
どっちの店もお向かいです。私はいい店を出張中に見つけたら、顔を覚えてもらって通うタイプなので、今回は、この2件に、ほぼほぼ、お世話になりました(笑)。
■ Day2 トソンサ&Dulegil
|
トソンサのバス停 |
入国2日目24日は、Dulegilだけの予定でしたが、タクシーがウイドンで降ろしてくれなかったので、しかたなく、一緒にタクシーでトソンサまで上がりました。
せっかくなので、トソンサを見学してから、参拝者用のバスで降り、Dulegilへ行きました。
トソンサは、大変立派なお寺でした。同行者の青ちゃんは、30回もインスボンを登っているのに、まだトソンサ行ったことがないそうでした。もったいない~。
|
トソンサ |
私は参拝後だったので、当然、参拝者用バスに乗せてもらって降りました。
募金制なので、1000KRWくらい入れておきました。100円程度です。
|
お釈迦様は日本と同じでした |
Dulegilも良い道でした。ヨタヨタしながらでしたが、なんとか8.5km、歩きとおしました。2時間です。
青ちゃんがしてくれたテーピングがとても良くて、これで歩けた。持って行ったサポーターは気休めでした。
ただ、二日目夜も、ちゃんとは寝れず。
夜中に何度も起こされて、眠かった。
夜、寝る前に、コーヒー飲んだのもダメでした。
■ Day4 レスト&飛行機勘違い
4日目は、それでレストにしました。寝不足だったので。午前中ゆっくり寝て、洗濯、掃除し、ほっとしたら、爆睡。
その途中で、みんなが帰ってきました。
最終日の人がいたので、送っていき、夕飯は、慣れた店で、えごまの葉のビビンバ。サービスでチゲがついてきました。
最終日の人、時間を誤解していたので、市内でお買い物する用事ができなくなってしまったのですが、ちゃんと飛行機乗れてよかった。
エーデルワイスと言う山の店が、ちょうど30%オフをしていたようで、たくさんお買い物していました。
■ Day 5 城壁でレスト日
北漢山国立公園の登山道をぐるりと縦走して、インスボンまで行っても、町というか、すそ野を歩いた感じだと、大して距離もなく、大変でも、なさそうなのですが、ビジターセンターで、レンジャーの格好している人に聞くと、4時間とかいう…え~本当なのかな?と思いました。
だって、登山口から白雲山荘まで1時間半くらいなのに…距離的にあまりないうえ、縦走路って、一般的にアップダウンがあって、楽勝の道ですよねぇ?
でも、掲示板には、”Expart”って書いてあるし…。エキスパートって?ジャンダルムみたいなの?
今のところ膝が確実感がないので、どうなのかなぁと思って、偵察でもいいかなぁと思っていました。
翌日から二人だけになるので、相方に「明日はレストで、縦走でどうですか?」と聞くと、「うん、いいよ」と快諾。
うれしかった☆
城壁と城門は、行って見たら、大東門(Daedongmun)と書いてありました。
登山口から、1.9Kmと書いてあり、途中休み休み休憩も大休憩をして、大体1.5時間くらいでした。
ただこの日、結局、朝は寝坊で、出発も遅く、往復4時間で、まったりと楽しんで降りてきました。1.9㎞の往復で4時間はゆっくりですね。
普通に歩けば、片道1時間くらいです。
韓国では、山岳民族の人たちは、教育を得る機会が得られず、差別されていたのだそうです。野蛮人とカテゴライズされていたのだとか。
夜は、またなじみの店へ。もう顔を覚えてもらって、チゲもサービスで出てきちゃったりしました(笑)。
■ Day6 やっと登攀へ
この尾根歩きで、歩きが大体大丈夫そうなのが、分かったのですが、問題は重いギアを担いでの、アプローチの下りでした。重いと膝に負荷が…。
というので、相方がギアをみんな担いでくれて、翌日は登攀へ。ツインのロープ2本とカムワンセット、その他で、17Kgくらいでした。ありがとうございました!
ルートは、日本にいる間に相談して、私のリードを目指して、インスリッジに行くことになっていました。
私はインスボン3回目で、ほとんどの★ルートは登ったことがあり、これからは、自分がリードすることを視野に入れる段階だからです。
と、ところが…当日朝になって、急にルート変更…(汗)。シュイナードBと医大ルートに行くことになってしまいました。おすすめルートなんですかね??
しかし…、絶対に、この足で一日2ルートは無理と思いました。
健康体で、アプローチゼロ、食事もお抱えのときで、一日2ルートだったからです。
しかも、アプローチから、4級…。これは近道を通りたかった、という事情のためですが、一般ルートでも、昨日歩いた大東門への道で、Intermediateで、なんとかこなせるくらいだったのに…。正直、アプローチでスラブが出てきたときは、だいぶ慎重になりました。
それでもって、シュイナードB…。忘れていたけど、ワイドじゃーん!!
ワイドは、私のような、現代のやり方で育っているクライマーは、人工壁でも経験値が貯めれないし、穂高などのバリエーションルートに行くというのは、さらに経験値が貯めれないので、もう、経験値的にインスボンが初ワイドくらいになってしまいますので、いくら2年前に一度来ていても、それ以降、全然、経験値増えていません…(><)
リード可能性?ゼロです。ので、なんで、このルート選択になったのか???
私からすると謎でした。しかも、ボディテンションで、突っ張り棒のように体を突っ張らないといけないムーブで…今、この足で一番やりたくない系…。
スラブだったら、小刻みに立ちこんでバランスでなんとかなったんですが…。ワイドは…。
というので、2度もフォールしました…(><)
岩場につくと、先行パーティがいたのですが、超下手くそ君たちでした(笑)。めっちゃ遅かった。でも、韓国の若い学生君たちでした。24、25歳で、兵役上がりだと言っていました。かれらであの様子なのですから、私のほうがうんと上手だなとは思いました。でも、私にリードさせると彼らと同じなるんだろうな~(笑)。一時は遅くて、どうなるかと思った(笑)。
相方の登山歴50年には、いたく関心してくれたようで、チョコなど色々と行動食を貰い、一緒にオアシステラスで仲良く、のんびり、下の景色を見て楽しみました。
再度オアシステラスに来る日が来るとは…。下のスラブ怖いですよね。今ならリードできると思いますが、あそこ、アプローチと見なされているんで、ボルトが一個しかないんですよ。
私たちは、行動食でおいしそうなおやつを高級パン屋でゲットしていたのですが、なんと、パン屋で17000KRWもかかったんですよね~驚いた。そのおやつとオレンジジュース半分くらいあげちゃいました。
しかし、この日は、私は今回の旅行で、初のインスボンなのに、以前の登攀でゆかりがある人…白雲山荘やオモニに会うことができず、とても残念でした。
シュイナードBじゃなくても、オモニに会えるルートのほうがよかったな…。
帰りは地下鉄で帰り、夕飯はまた、プルコギと冷麺にしました☆
大体、一日の中で一食をちゃんとしたのにする、って感じです。
■ 愛は華麗にすれ違う
正直言って、これは、
愛は華麗にすれ違うってやつです…
私は人気ルートとか全く興味なく、興味があるのは、誰だってそうですが、自分の山、です。
1回目のインスボン=体験クライミング
2度目のインスボン=お付き合い
だったので、今回は、そうならないように、つまり無駄足にならないように、あらかじめ自分がリードしたい、将来リードできる可能性があるルートを相談していきました。
特にワイドは、私はやりたくない、というのは、伝えてありました。
でも、シュイナードB…。になったのは、アプローチが短いから、とか同じところに、降りれて、シューズを背負う必要がないからとか、色々あったのでしょうが…。
私は3ピッチ目のとりつきで、クイックドローを落としてしまい、拾いに出かけたのですが、別のルートで易しい箇所があり、これならリードできそう、というのもありました。
私にとって、この日が、インスボンの実質初日だったので、先にオモニとかに会いたかったです(涙)。
それで、これは自分で自分を満たすしかない!と思って、翌日、土曜で混んでいるとは分かっていましたが、足のほうは、少し無理をして、オモニに会いに行きました。
さらに言えば、実は、金土で、ソラクサンに行く人についでに乗せてもらって山岳博物館に行く予定だったのですが…。韓国には、日本にはない国立の山岳博物館があります。韓国と日本の登山の歩みを確認してみたかったんですよね。日本と韓国は仲良しになったほうがいいですよねぇ?
博物館なら、足の故障だったら、ちょうどよいくらいです。足の故障でもない限り、博物館なんて行くことがないと思うんですよね… 優先度的に。
というので、何日も連続で願いがかなえられず、ストレスが溜まりました…。
ので、、翌日は、頑張って一人でも白雲台に行きました。この日は、同行者が一人返って、ベッドが一台空き、一人一台で寝れたので、ぐっすり寝ることができました。