2019/10/04

Dulegil 

今回のインスボンではDulegilにずいぶんと助けられました。

お天気がいい日に、窮屈な室内で待機するのは悲しすぎです!

まるで、ケージ飼いのニワトリさんではないですか?!なので、宿泊先がお散歩道が整備されているエリアで良かった!!

街の中は、排気ガスで快適に歩けないですよね。

さて、今回は

・Dulegil 2つ
・城壁へ大東門まで(北漢山城道の一部)
・白雲台
・大東門と白雲台をつなげた縦走

の4つを歩きました。近所の町の散策とは違うと思いますので、それぞれご紹介します。

■ Bukhansan Delegil Ui-dong コース3、巡礼の道

ウイドンから4.19記念公園までのDulegilは、パンフレットでコース3、巡礼の道になっています。5.886m、1時間44分、とあります。

牛耳洞出会いの広場 → 孫先生墓地 → 刺繍博物館 → 松林公園 → 4.19展望台→ 善光寺 → 近現代史記念館

このようなポイントを通りますが、各ポイントなど分かっていなくても通れますので、大丈夫です(笑)。

2時間くらいしかかかりませんので、レスト日はサウナとでも組み合わせるのがいいのでは?

色を選べば読めなくてもOK!大体わかる


牛耳洞では公園が出てきますが、たぶん、日本語では、出会いの広場という公園です。

この斜め向かいに登山ショップがありますが、その角から、Dulegilがスタートです。

これが入り口
この日は学生さんたちが、レインジャーに連れられて、歩いていたので一目瞭然でした。

混雑が嫌なのでわざと離れて歩きましたが、孫先生のお墓の前で解説中だったので、すぐ追いついてしまいました。


Dulegilの一般道路からの入り口はいつも、こんなゲート。なので明瞭です。

これは写真が混乱してしまってこのDulegilのかちょっと不安ですが…形状は一緒です。



こんな感じで解説物があるので、道迷いの可能性はゼロです。でも、韓国語しか書いていないので、韓国の方と歩くと楽しい♪と思います。教えてもらうべし!

日本にも、わざと日本語だけの案内板を作って、国際交流を促進したらどうでしょう?

AEDの紹介中でした。水場の近く
Dulegilからのエスケープも容易です。地元の人の踏み後があります。



すぐに松林公園に出てしまいます。松の木の公園で、なんとなく大阪の靭公園に似ています。



公園などをつないでいるので、トイレ休憩もバッチリ。



韓国の公園にはエクササイズマシーンが置いてあります。日本も真似してほしい!


松林公園からは、4.19記念公園の裏手の展望所まで、すぐ。

トイレもあります。

お墓の作りが、日本とは全然違って、アメリカ式でした。





















見えにくいですが、クロリス君

日本でもよくありそうな掲示版
こんな感じの簡単道

途中こんな少し高いところにも出ます










お墓巡りより、早く家に戻るほうがよかったので、途中でエスケープしたら、ほとんど家の前でした。林先生の墓に行く、の入り口らしい。Missryというカフェの前でした。ちょっとスタイリッシュ系のカフェでしたが、今回はカフェは入らず。


4.19道路


 韓国はキリスト教の人が多いので、教会の尖塔がヨーロッパぽいです。なんかスペインみたいでした。
 

 疲れたらバスに乗れます。

 01番はスユ駅にいくので、スユもいい登山基地になりそうです。ただ繁華街すぎたんだよなぁ。



2019/10/03

旅の清算

■ 旅の清算

今回の飛行機代 12932Yen 
宿泊代     14500Yen
現金での両替  15000Yen分 (残り10000KRW)@1026.00 
食事や行動食などのクレジットカード支払い 
40000KRW 松茸ご飯
5200KRW 行動食
8300KRW 焼酎と韓国のり
11000KRW ハンドクリーム
15000KRW サムゲタン

ということで、約5万円行かない程度でした。飛行機と宿泊や交通費で3万円、その他の出費で2万円って行かないくらいです。

裏技は、おいしかったご飯のレシートを取っておいて、それを注文時に使うことです(笑)!

■ 行動メモ

22日 入国日 Bukhansan Uiまで
23日 近所を散策 おいしいサムゲタンの日&プルコギ
24日 トソンサ&Dulegilの日 8.5㎞ 冷麺
25日 お洗濯&お昼寝 お見送り ビビンバ レスト日 
26日 城壁散策  プルコギ&冷麺 レスト日
27日 シュイナードB サウナ、小料理屋 喧嘩
28日 オモニに会いに白雲台へ アプローチも歩きで下山 地下鉄で帰宅 ダイソー
29日 レスト ミョンドン&近所のDulegil
30日 北漢山国立公園 縦走 松茸ご飯&おしゃれカフェ
1日 散策&カフェ 帰国

一泊6万円に泊まったとしても、この充実感は得られなかったと思います。

今回、同行してくださった方々、ありがとうございました☆






     


Insubong accommodation&transportation 2019 in English

This was my 3rd time in Insubong Korea and this time I got my knee dislocated right before the trip so I did mainly Bata collecting.

1)Accommodation

Climbers used to sleep and eat in Beagun shelter but After the owner Mr. Lee had died, they are not accepting overnight guests. 

So climbers has to find the accommodation elsewhere.  I personally believe this time we made a best choice in the selection of accommodation.  

We stayed here. 


It is located near the Suyu Ranger station, and the closet subway station is April 19th National Cemetery station in Bukhansan Ui subway line, which is a new subway line so the google map, at least Japanese one did not showed the location of the station, so be careful. 

The reason why we loved this place is;

1)Location, nice neighborhood with a lot of cafe and restaurants
2)reasonable price yet clean and private
3)Free wifi

The apartment is located near Konlon Apline school, and a Youth Center with artificial climbing wall.

See the detail for apartment here.
https://allnevery.blogspot.com/2019/10/airbbuk-han-mt-pine-tree-guest-house.html

They've got all you need in the neighborhood.  

2) Commuting 

We used a taxi to Dosonsa(= Deagundae Information Center), it is about 8000KRW.   

Altarnative is to use subway, the closest subway station is Bukhansan Ui station, which is 2 station away from the 4.19 memorial station.

On our way back home, we used a taxi to get down to the subway Bukhansan Ui station, the cost was 4200KRW for sharing with other hikers. So it is not much. 

You can buy a IC card for paying the transportation, including subway, bus. Sometimes taxi driver accepts the IC card payment.  

3) Eating 

We bought our food in nearest convenience store GS 25 and had dinner at Bukhansan Ui and near our accommodation. There are so many selection. Choose one you like. 

We paied about 10000KRW for dinner.  

4) Rest day

I was so happy to find Dulegil this time.  There are a nice walking trails are prepared around the neighborhood so you can relax in outdoor.  Bring a mosquito net and a bug spray. 

Bukhansan National park is a big area and not just Insubong, there are so many peaks to see, so if you feel like hike, the trail entrance called Academy house is nearby, only 10 min walk, and Ranger station(visitor center) sells a map(Only in Korean but you can guess mostly) cheaply.  Don't trust their information though, since I was told the trail will take me 4 hours but it was actually 1 hour... so I kind of think those ranger people are not mountaineer... 

5) Map 

Those are the maps I found it very useful to get around. 

Especially, Gangbuk-gu, City of History, Culture and Tourism was the only map that shows the actual location of the subway stations of Bukhansan Ui line. 



6) Best routes to climb

is perhaps;

Chouinard B  the most popular route among Japanese climbers
Uidae            the most popular route among Korean climbers

I have a topo book handed down from my climbing mentor but I don't see any climbing shop selling the guide book.  I wonder if there is any English one.








2019/10/02

貧しい若者vs豊かな高齢者

■ 今日本の高齢者と若者の間の経済観念の差

数年前ですが、お正月の帰省で、実家の義父を温泉宿に招待したことがありました。13800円のお宿でした。

その時の義理の父は、「一泊6万円のカニ食べ放題の宿に泊まりたい」ということでした。

今の温泉宿は、普通ランクで一泊15800円。ちょっと節約して13800円みたいな宿が普通で、お腹が苦しくなるほどのご馳走をもてなしてくれると思います。旅館に一人で泊まることはないので、大体3万円コース。

ただ義理の父が理想として語った贅沢は、一泊6万円の宿…(汗)。私たちが招待した宿ではちっともうれしくないと言われているようで悲しかった…(涙)。一泊6万円の宿の贅沢は、バブル時の話でしょう…。

一般的に言って、今の若い人は、低所得化しているため、一泊13800円も高すぎて出せません。私たち夫婦も年に一度の贅沢。

今回、AirBに泊まっていますが一泊3名で3400円ほどです。どうです?格安でしょう!

それでも、今までの素泊まりの民宿6000円みたいな、擦り切れた畳の、障子も破れたの、みたいなのではないです。インテリアにもそこそこ配慮され、家電も整備された、非常に快適な宿に泊まれます。半額しか出していない上、3人で割れば、一泊一人1500円です。

わたしは一人旅の時は、バックパッカーやゲストハウスで泊まるのです。東京でも1500円から3000円程度のに泊まります。海外ならなおさらです。それでも、海外だと、日本の素泊まり6000円の宿より、うんときれいで、洗濯もでき、自分で掃除、洗濯するし、個室だったりもして、プライバシーもあります。

日本の旅館の素泊まりは、プライバシーがない。毎日してほしくもない布団の上げ下げがあります…。私は人に何かされると、申し訳なく感じて、快適でないので、どっちかというと、自分のことは自分でするのが好きです。

というので、

 日本の贅沢=上げ膳・据え膳&贅沢&布団の上げ下げ

 世界で流行中の旅行スタイル=できるだけ安く長期間

と発想の土台が、そもそも全く違うのだということを今回は強く思いました。

■ やってあげる&やってもらう

日本の上げ膳据え膳スタイルを、バックパッカーの宿みたいな低価格の宿で、期待するというのは不可能です! 

しかし、年配の方、特に男性は、上げ膳・据え膳が家の中でも普通なので、それに慣れ切っているため、してもらっていること自体に気が付いていないかもしれない?と思いますが…。それを低価格の宿で、両立させるのは不可能ですので、やはり、そういうサービスが欲しい人は、お金を出して日本的旅館に泊まるのが良いと思います。

私は、安く長期に旅行したいタイプなので、食事や掃除、洗濯などの基本的な生活を自分で処理する旅行スタイルが好きです。これが

 暮らすように旅する、

という旅のスタイルだと思います。日本が気が付かない間に、世界の人の旅行のスタイルは、暮らすように旅するスタイルに変わっているのだと思います。

でも、そこの差に気がつけないと、暮らすということを日本のご家庭ですら、ちゃんとはやっていない男性たち(あるいは、地図を読んだり、携帯を使ったりできないおばちゃんたち)は、生活を自分で始末できない=旅すること自体もできない、ということになってしまうかもしれません。

暮らすように旅するのは、何でもやってもらうお仕着せの贅沢より、自分のスタイルにできるため、気を使わなくて良くて、自分でやるほうが楽だという人も多いのでは?

悲しいのは、団塊の世代の1世が、幸せだな、贅沢だな、と感じる幸福の基準が、一泊カニ食べ放題6万円みたいなところに照準が合わさってしまい、その時代はとっくの昔…そうですね…約、30年近く前に終わっているのに、その基準を下げられないことです。豪遊みたいなことがまだ幸福だと思っている。

そんなのに幸福を見出す若い人は、今の時代すごく減っているかもしれません。なにしろ、ビーガン男子がホリエモンを凌駕しそうな勢いです。つまり、草食マッチョな男性が、メタボのお金持ちよりかっこよく見えます。

■ 若い人は孝行したくても支払い能力がない

例えば、一泊6万円だと1泊で、普通の価格帯の旅館と比較しても、4日分です。格安でもない国際的には普通の価格で、3000円の宿に泊まるような場合と比較すると、20日分だということです。

今回も3人で、AirBの宿に泊まったからこそ実現できた低価格で、近所にあるシティホテルは、やはり一泊が9000KRW程度かかるようですので、それに泊まるとなると?

10日いれば、9万円。いくら飛行機が安くても、食事代も入れれば、12~3万円には、すぐになってしまうと思います…。12,3万もするなら、韓国までクライミングに来るより、宮崎の比叡に行った方がいい、となりますよね。

カウチサーフなどで会う海外の人は、どう見ても、すごく安く旅行していそうです。それは、むしろ中産階級の中国や韓国ではなく、ヨーロッパ系の人たちがそうです。

そういう人たちは安いからと言う理由だけでカウチサーフを利用しているわけではないと思います。

シティホテル宿泊の旅行スタイルで旅行しても、利便性が向上しないためだったり、お得とも感じられないし、人との出会いを楽しむことができないから、かもしれません。

旅を楽しくする要素、それはたぶん、第一義的に人、です。

■ 同じ構造

同じ構造が、たぶん、年金制度でも起きており、年配の人は、年金が足りない、足りないと嘆きます…が、現実を見れば、自分が支払った額より多く貰う、最後の世代であり、しかも、現役の月収より多いくらいもらっているので…。

正直なところは「贅沢に暮らしてきたので、今さら生活基準を下げれない」ということだと思います…。

だとしても、いくら若い人が年配の人に孝行してあげたくても、一泊3000円が最大の人が一泊6万円をおごってあげるのは、不可能かも?です。

それと同じことで、いくらクライミング同行してあげたくても…。一泊1万円が普通の、高額なホテルにしか泊まれないという場合、なかなか付き合えるだけの経済力のある若い人は、いないかもしれません。

それくらい年配者と若者の経済観念に差ができているということだと思います…。

■ 日本の若い人は情報に疎いかもしれません

クライミングでは、日本人の若い人が全然海外にいないのは、たぶん、情報の遅れと英語が話せないという思い込みのせいだと思います。

貧しい日本人の活路は海外ですよ~

山がある人生の豊かさを実感中です

今回は、海外登攀の直前に膝を亜脱臼してしまい、びっこひきながら来ました…。最初の数日は、夜に痛み止めの薬を飲み忘れると、痛くて夜中に目が覚めて、飲み忘れたことに気が付くほど…。

しかし、おかげで、もし体が正常だったら、絶対に登攀に取られてしまい、歩けなかっただろう縦走路を歩けて幸いでした。

私は最初の師匠、鈴木さんから、山はどんな山でも、できるだけ下から歩き、全体像をつかんでから、テクニカルルートへ進むということや、スポーツとしての山だけでなく、文化や民俗、山の背景も学んでこそ、山だ、ということを教えられたので、インスボンの登攀を経験した後、とても北漢山国立公園自体に興味が沸いたのです…。

一回目のインスボンの時、韓国の山岳会の人が50人も白雲山荘に泊まって山の会議をしているのも見ましたしね。

概念図を見ていたら、一杯道があることが分かります。見たら歩いてみたくなるのは、山やの性でしょう。

それは、八ヶ岳の全山縦走をしないで、バリエーションばっかり登っていると、”何か大切なもの”を見落としているよ、という話と相似形です…

最近のクライマーはフリークライミングから入る人が多く、フリーをやる人は、歩きの山から入らないので、フリーのルートだけを見て、難易度だけを上げていく山=グレード信奉、に陥りがちだという、落とし穴を師匠がわざわざ先に教えてくれた格好です。

グレード信奉に陥ると普通の山がつまらなく、楽しめなく、なります。逆に言えば、縦走をツマンないと思うようになれば、それはグレード信奉病にり患中って意味でしょう。

ので、今回の怪我のおかげで、一般ルートを歩けて良かったです。

トソンサにも行けたし。城郭がソウルの山の特徴だという言ことも分かりました。

ソウルと言う都市は、山岳民族と都市住民で対立していたという歴史も説明してもらいました。

山がある人生の豊かさとは、

   山を通じて、第一には人間的に成長していくということでしょう。

それ以外にも、

・地域文化の理解、

・国際交流、

・人や文化、地域との絆が築けること

だと思います。それはどんな形であっても良いのですが、今回は、

・北漢山国立公園の縦走

・4月革命記念公園のエリアが民主主義の旗手であることの理解

・オモニとの再会

で達成できてよかったです☆

また、自分の内なる強さを再発見できました☆ 幸福になるのに、誰かほかの人に依存していないってことです。

3度目のインスボン その⑩ 初AirB Buk-han Mt. Pine Tree Guest House

■ 初AirB

私は、CouchSurf.comで、ホストしています。外国の人を日本におもてなし中です。

でも、自分が行く側の時は、ずっと誰かと一緒にいるのはちょっと苦痛なので、どちらかというと、お金を払っても、行動の自由があるほうがいいかな、って感じです。

今回は、BukhansanUi駅近くで、宿を探しましたがないので、初AirBでした。

行って見たら、思っていた場所より、2駅先でしたが、再度事情が分かった上で、色々と宿泊先を探してみても、ここより良い宿泊はないだろうと思える良きロケーションでした。BukhanasanUi駅近くより静かで、少し上品なようです。

お部屋の中を紹介します。

これはお部屋へ入るためのロックを外すテンキーです。

マンション入り口は、オートロックで、別の暗証番号が必要です。

番号を伝えられるので、チェックイン時間を過ぎたら、勝手に入っていいことになっています。

逆に言えば、チェックイン時間前に行っても、お部屋の用意ができていないってことです。

チェックインは15時以降。チェックアウトは10時ですが、私はお願いして、11時半にしてもらいました。
 お台所は、一般的なワンルーム仕様。

洗濯機が組み込みです。アメリカでは一般的なタイプ。

日本ではミーレで買うと30万円くらいの高級品です。わたしも家をリモデルした時、本当は欲しかったんですよね。

組み込みにできると色々とスッキリしますので。

これは乾燥機はついていないタイプだったので、部屋で干すのが大変でした。

お部屋がそもそも小さいので!

あと、食器類は最低限が揃っています。コップは3つあったけど、マグカップが一つ足りなかった。自分のを持って行くべきでした。、

 シャワールームは、アメリカンスタイルです。

つまり、バストイレが一緒でシャワーってことです。

アメリカの人はバスタブ要らない人が多い。

シャワーヘッドの切り替えを、そのままにすると?手を洗うつもりで、シャワーから水が出て、ずぶぬれになります~



メディシンボックスの中に、タオルとシャンプー、ドライヤーがしまってありました。

一度、バスルームの電球が切れたのですが、すぐに替えに来てくれました。














お部屋はこのように狭いですが…とりあえず、登攀している分には十分。



 要らないけど、テレビもあった。よかったのは、携帯の充電コードが備え付けだったことです。

今回は、夜は一緒にトランプで遊んでもらおう~と思ってトランプも持って行ったのですが(笑)、遊んでもらうためには、居間、が必要で、居間がないので…

食事も、ここで3人が食べるのは考えにくい狭さでした(笑)。まぁ夜は外だし、朝は軽く食べるか外だし、昼は行動食なので、問題なし。

自炊をきっちりしたい人はダメかもしれません。

あと、ワンルームで窓が一つなので、風通しと開放感はイマイチですので、独房って気分になってしまうかもしれません。

でも、ここをベースに歩き回るには、荷物を置けて、夜は寝れて、体を清潔に保てるというのが、ポイントなので、そこはきっちり抑えてあります。

基本的な観光パンフレットも一杯置いてありました。

リンクはこちらです。https://www.airbnb.ca/rooms/25699559

私たちは、202号室でしたが、102号室は、お布団一枚の部屋みたいです。個室派の人は、3400円だったら、3人で割らなくても、個室でのんびりしたいかもですよね。

ちなみに同行者はベットの質が気に入らなかったのかな?と思いました。もっとシティホテルのようなスプリングが効いたベッドの快適性を求めるとしたら…というので、探してみましたが、近所ではスユ駅が最寄りの町です。

スユ駅で一度緊急避難的に宿泊したことがありましたが、お食事が大変だったんですよね。繁華街で客引きが多く、みんな居酒屋で飲んでる感じで、ちゃんとした健康的なお食事+晩酌って感じではなかった…。コンビニにもあまり軽食が置いてなかったんです。

新しい地下鉄のBukhansanUi線では、4.19記念公園駅の近くで、Hotel Rich Diamondがありますが、一泊9000円近くと高額です。10日いたら?9万円! 私たちは10日いて、一人1.45万円ほどしか払っていません。それでも、一般的な賃貸オーナーからすると、かなり実入りが良いビジネスと思います。10日で4.5万なら、20日埋まれば、9万円で、一般的な賃料より高い。稼働率次第と思いますが。

https://www.agoda.com/ja-jp/rich-diamond-hotel/hotel/seoul-kr.html?cid=1792549

ほとんどいないお部屋に快適性を求めるのも価値観ではありますが…今回は、とても良い印象をもったAirBでした。清潔でした。ダニには1、2か所食われましたが、すぐに自分でベッドリネンを洗濯しなおしました。

色々な人が泊まるので、清潔さに一面の不行き届きが出るのは仕方ないかもですが、一般的な家庭と同等にはきれいです。ホテル並みの清潔さはないですが、ホテルがそもそも過剰サービスと私は感じています。(インターコンチネンタルに一か月泊まったことがありますが、毎日ベッドメーキングしてくれるより、プライバシーがありがたいナ~と思いました。あと電子レンジがついているとお料理ができて助かります。そこ、あまりレストランが充実していない町だったので)


3度目のインスボン その⑨ 北漢山国立公園の縦走

■ 縦走

さて、縦走するとなれば、北上するか?南下するか?色々と考えることがあります。

うーむと地図を見て、考えた結果、登山口まで歩いていけることだし、北上することにしました。

最初にハイライトである、岩峰のピークを見るより、最後にフィナーレを飾るほうがかっこいいかなと思ったからです。

また、岩稜ルートがエキスパートコースと書いてあったので、もしこの膝で歩けないと判断した時は、近くにエスケープがある、というのが良かったためです。トソンサに降りる道がエスケープが取れそうでした。

ので、北上に決定! もう、どっちのアプローチ(よくアルバイトと言われる)も、今回歩くの2度目で、偵察は、バッチリすぎるくらいバッチリです。

■ アカデミーハウスから大東門へ

ルートは、登りをアカデミーハウスから大東門、そこから、縦走路を行き、龍岩門。そこでエスケープするかどうかを決め、白雲台。あとは、白雲山荘経由で下山です。

行って見たら、なんということはない快適な縦走路で、時間も各ポイントまで10分とか30分で、日本だと完全に初級ルートでした。


 これが登山口のアカデミーハウス前です。


龍岩門から、トソンサに降りれるようです。この先は、エキスパートコース、とありましたが、ここから先が絶景エリアでした。
これが懸念のエキスパートコース…日本では手すりがついているようなところは、上級ではないです。誰にとってエキスパートコースかというと、60代の初心者おじさんやおばちゃんにとって、です。

日本では、18歳の男子にとって、という前提で登山道が作られているので、18歳男子で大学山岳部に入部したところ、という男子にとって、初級のところは、60代初心者にとっては、上級です!!

この写真は、ただ見るだけで登らない場所ですが、日本で上級コースを登っていたら、うっかり、こっちなのかな?と思って、行ってしまいそうです。日本では、このクラスは、鎖場です。でも、落ちれば、確実に転げ落ちます。


結局のところ、7:30登山口、8:30大東門、9:30白雲台入り口、みたいな時間しかかからず、もう超快適な道でした(笑)。なんだー。ビビッて損した。

もっとも難しい道は白雲台の直下の鎖場?手すりが出ているところです。

でも、この日は空いていたし、4級程度の登りなので、2度目でもあるので、いくら壊れた膝でも、手すりなしで登りました。もちろんですが、ストックはしまいます。

結局、白雲山荘に11時にはおりてしまい、アイスを食べて、持ってきた行動食は全部食べてしまいました。白雲山荘のおばちゃん、わんことほっこり。

青ちゃんが、リッツやバナナと色々置いてくれていったので、早く食べてしまわないと!というほうで、むしろ消費に忙しかったです(笑)。


下山ものんびり下山して、歩荷仙人にもまた会いました。下山は12:00でした。

下山口で、どうやってウイドンまで降りるかな~と思って、トソンサのバスを見ていたのですが、参拝客が多く、登山者は乗るの悪いなーと思っていたら、韓国人の二人連れの男性登山者がちょうど降りてきて、車で降りる様子だったので、ちょっと声をかけて、乗せてもらいました!初?ヒッチハイクです。

お二人は、英語が通じてよかったです~

まだ下山しても、12:30だった(笑)。

■ 捨てる神あれば、拾う神あり

下山した頃合いで、韓国の友人から、夕食を一緒に食べましょうというメールが来てうれしかったです。旅行中、寂しいのは、お食事を一人ですることですよね。

実はいつも行っているなじみになってしまった薬食同源の店のメニューをGoogle翻訳してみたら、なんと、松茸ご飯定食があることが分かったので、前の日に相方に、奢ってあげるから一緒に食べようよ!と持ち掛けたのですが、答えはNO。奢ってあげるっていっているのにイラナイっていう話だったので…残念でした。

ので、来てくれたなおえさんに奢っちゃった!うれしかったですよ~ 会いに来てもらえて。捨てる神あれば、拾う神あり。

というわけで、次回へつなげる偵察がてら、松林駅まで徒歩10分くらい歩きましたが、適した宿泊場所は見つかりませんでした。

松林駅から、Dulegilで4.19記念公園まで、のんびり戻っても、まだ14:00で、楽勝の縦走でした☆

なんだか、自分一人で歩いた山だったけど、とても満たされて、幸せでした☆

私は山そのものが好きなんだと理解。

縦走では簡単すぎて、もはや満たされない、と思っていましたが、そんなことはなかったです。

それに、自分で自分を幸せにできる力があると確信しました。何はなくとも、山さえあれば!

今回はお天気も良く、自分が行ったことがない場所だったのも、幸せの理由です。私は知らない場所に行くのが楽しいみたいです。



Wifiが入る登山口 

人生初 松茸ご飯 注文は2名から

今日インスボン登ったら最高だっただろうなー


アカデミーハウスの登山口へ行く途中に給水できます

この地図が助かりました







3度目のインスボン その⑧ 神様から地図のプレゼント

ミョンドンへ出かけた日は、膝の痛みもぶり返していたので、山道を歩くことはせずにいて、正解でした☆

問題は、北漢山の大東門から、白雲台までの縦走をするかどうか?でした。

歩けるのかなぁ…。実は、青ちゃんが張ってくれたテーピングの仕方を見て、見よう見まねで張ったら、けっこうこれが上手に張れて、これなら歩けそう!と自信を深めたんですよね。

それに、前の日になんと運よく、誰かが登山地図を私の目の前に置いて行ってくれました。

その地図、落とした人と思しき人に、おーい、忘れ物だよ~と声を掛けたのですが、外国の人だったので、韓国語の地図はいらなかったのかもしれません。わざとだと思いますが、置いて行ってくれました。私も韓国人じゃないけど、本式の登山地図だったので、とっても助かる…

たぶん、ビジターセンターのお兄さんが言った4時間も縦走路にかかるというのは、嘘っぽかったので、とりあえず行って見ることにしました。行って見て、時間がかかれば、エスケープルートも多数取れそうでした。

というので、歩くことに!そうと決まったら、必要なのは早寝です!早寝早起き。

山の生活が気持ちよいのは、早寝早起きが定着してしまうからです。朝は6時より前に起き、夕方は6時には食事。8時にはすっかり、お眠モード。

そんなリズムで、山の中で生活が続くと、すっかり健康を取り戻します。

というので、明日は、BigDayです。 

それにしても、やっと心も満たされ、ほっとできるようになったのに、相方は、なんでちょっとのことが待てないのでしょう…

膝が痛いって言っている人に、マルチルート2本行こうよ~って、無理と思いません?

私は、無理をして悪化させたくなかったので、もし、本当に登りたかったのであれば、誰かほかの人と登ってくれてもよかったのに。私のコンディションが悪くて、登れない場合は、韓国のメンバーで登れるという話を最初はしていました。

北村、一緒に行ってほしかったのかなぁ…。ならそう言ってくれないと、山を登りに来たのに、山に行っていないじゃないか?!となっている私は、もう山しか関心ありませんでしたからね~(笑)

山やに山に関心持つなって、無理(笑)。

神様からプレゼントされた地図

3度目のインスボン その⑦ 2度目の置き去り&ミョンドンで変換プラグ

■ 2度目の置き去り

さて、帰ってきたら、なんと…。今日は、土曜日で山は混んでいるので、北村に韓屋の見学に出かけている相方から、

「先に帰国します。楽しんでください」との返事。

これで、この人から、置き去りにされるのは、2度目です(笑)。もう慣れた。

前に韓国のアイスクライミングの後も、同じように八ヶ岳のアイスに行く予定だったのに置き去りにされました。

まぁ、その時もどっちにしろ縦走したかったし、相方は、どうも私以外にも、可愛い女子でお金を払ってくれる人を見つけたみたいだったのです…バッタリその女子に会ってしまったんですよね、ジョーゴ沢、散策中に。世の中の男性クライマーは、女性にお金を出してもらって登る、つまり、ヒモ、になりたがっているんですかね?

相方とは、いつもすれ違います。私が本当にお願いしたいこと…私がクライマーとして成長するようなこと…ではなく、どうしても、ガイド登山みたいな感じが好きみたいなんでよね。

でも、それが私がしてほしい事ではないっていうか…。いくらシュイナードBがいいルートでも、ワイドだし、私はリードできそうにない…。それは私のような現代のクライマーには仕方がないことで、私の実力の問題ではないと思いますが…。

それに、この足で、シュイナードBと医大ルート、2本行くぞーって、普通、無理でしょう…。セカンドでもフリーで登れそうな、楽しいルートに行きたいです。

私は、普段から、ミーハーな山はあまり好きではないというのもあり、日本人に一番人気があるルートですよ、と言われても、あまり響いてきません…。医大のほうは、韓国人に一番人気のルートだそうです。まぁ、クライミングは、人気ルートのほうが安全性が高いのは、分かるようになりましたが…。

でも、やっぱり、人気の有無=価値、とは私の中では感じられないんですね。おもしろさ、と言う意味でだったら、分かるけど。でも、面白いかどうか?というのは主観的なものでしょう。

山では個人の、固有の思い出を作るのが大事だと思っています。

でも、たぶん、比叡やインスボンのようなランナウトの山は、私を呼んでいないかもしれません(笑)。

■ 後ろを歩いてくれる先輩が真の先輩です

それに今回は最初から、私が今後将来は、リードできるようにというので、インスリッジと言う話で、当日朝までインスリッジに行くと思っていたのです。

でも、今回は、膝が悪くなったということは、そういうリードしなくては!みたいな気持ちを手放していいよ、って意味だったのかもしれないです。

まぁ、足が足なので、ルートは何でもいいです。ワイド以外。

相方はギアをみんな背負ってくれたのですが、登山口で、「前にギアを背負ってほしいと人に頼まれて、7000円で引き受けた」とかいう話をされ、それって私に7000円払ってほしいって意味かなぁ…と考えたりしました…。

でも、もし、7000円払わないと登らないと言われたとしたら、そもそも、行かないと思います。ラオスも同じです。ほかのクライミングも、得るものがなければ行かない。

私も、ガイドさんをお願いするときはありますが、無料で技術をもらうのは悪いと思っているので、お金を払っているのは、技術指導に対して、です。ガイドを信奉して、その人の言いなり、っていうのは違います。

お金を払うんだったら、自分のセカンドをしてくれる、確実なビレイに払いたい、です。

それなら、払ってもいい。

なにしろ、クライミングで一番楽しいのは、リードすることです。

セカンドが楽しいって人は、クライマーじゃない人の感性です。

もちろん、初心者の間は技術的にアップアップなので、セカンドもリードも同じように焦って慌てているので、まったく同じようにアップアップですが、私はその時期は過ぎました。

そういえば、今回、相方のビレイはセカンドのビレイでも、何度もロープをアップしてくれるように言わねばならず、いい加減なビレイでした。セカンドでも、ロープがたるむと登りにくいです。

■ ゴミ、汚れたコップ、ストック、シップ、コーヒーのフィルター、ライター

と言う訳で、家に帰ったら、相方はもぬけの殻でした…(汗)。

これは、私を傷つけたいと思ってわざとやっていると思います…。まぁ、いいけど。

クライマーに限らずですが、日本の男性は、母や妻が黙ってやってくれているのに慣れ切っているので、ゴミを最後まで片付けないです。飲んだ後のコップも、自分で洗ってね、と声をかけてから出かけたのに、そのまま。

一つ一つの行為が完結していない。後片付けが誰かその辺にいる女性がやるのた当然でしょ、ということになってしまっている? たまたまそうなってしまった相手にストレスをかけているということは、たぶん、気が付いていないんではないですかね?なんで私がすることになってるの~って感じなんです…。でも、うちの夫もそうだからなぁ…。

男性でもそうじゃない人がいますが、それは次男ではないと思います。次男は甘やかされている?お母さんっこなのかなぁ。

海外では、お茶を入れてもらったら、コップは淹れてくれた人の分も洗ってあげるのが、ギブアンドテイクです…。あなた作る人、私洗う人、です。作った人は洗わないでいいのがギブアンドテイクでしょう。けど、日本のギブアンドテイクは、そうなっていない…。

男の人は重いものを持つ、とかもしないし、ドアを開ける、もしない。じゃ、何と何がギブアンドテイクなのか?と思うと、たぶん、下界では、男性は何かを女性にやってもらう代わりに、男性がお金を出す、です。が、クライミング仲間だと、それはない。クライミングにかかるコストは、半々です。

なので、それじゃ女性の側は、世話は無償労働で焼かされるわ、ずっと報われない思いを抱き続けることになる…のは、下界での生活と同じです。 職場では同じ労働をしても、女性に支払われる賃金は男性の半分以下ですし…。それは登攀で女性が不利なのと同じ状況です。

私が相方の歯磨き粉を無断で貰ったら、無断で使うなーと言われたし、行動食のオレンジジュース、二人で1本でいいというから、飲んでいたら、俺が払ったやつーと言われるし…。でも、私が凍らせておいた水でいいのでは?というと嫌だったのは相方なんですよね。それにいつも飲んでいる朝のコーヒー、私が持ってきたコーヒー豆ですよね?お茶も私の持って行ったの、八女の高級玉露で、100g2000円のなんだよ~? わたしが買ってきた韓国焼酎、飲んでますよね?とか、そう言う風になると、品性卑しく、どんどん意地汚くなるので嫌だなーと思います。貧すれば鈍する系?どうしてそうなるのかなぁ。

私は通常、細かい事にはこだわらず、いいよいいよってタイプです。

登攀の日、コストを半々にしたのですが、大体胴元がコストを割ると得するでしょう?それが、あんまり利益が出なかったのが嫌だったのかなぁ? よく分かりません。

でも、俺が満たされない!と思っているらしいのは分かりました。でも、私だって満たされていないし、私が満足するには、縦走でもいいから、山に行くしかない…。

で、置き土産は

ゴミ袋一杯のゴミ
汚れたコップ
靴下
モーラステープ
サロンパスのスプレー
コーヒーのフィルター 
飲みかけの飲み物
バナナなどの食べ物
行動食にしたと思しき、リッツ
空のオレンジジュースのペットボトル一杯~

などなど…。ほとんど私にとっても、必要ないものでした…。

相方は、私の膝を気遣って、モーラステープやサロンパススプレーを置いて行ってくれたと思います。ありがとうございました。

ストックも一本、くれました。私はストック使い慣れていないのと、山で拾った木でも代用できるので、いらないよ、とは言ったのですが、実際、助かりました。ありがとうございました。

■ 必要なものがない!!!

しかし、困ったのは…パソコンの電源プラグです。変換プラグ、相方しか持っていない。

私の幸福にもっとも大きく貢献するのが、Wifiとパソコンだけに、これには弱りました。まぁ、ダイソーで買って行かなかった私が悪いのですが。

すぐAirBのオーナーにピンチのメールを打ち、プラグを置いてくれましたが、韓国製品を外国に持って行くときに使うもの。

一駅先のダイソーまで、疲れた体に鞭打って出かけましたが、同様…。韓国人向けの変換プラグしか置いていないのです。

日本製品を海外で使うには、日本のプラグへの変換が必要です…。

というので、明日の朝いちばんでミョンドンに行かなくてはならなくなってしまいました。

でも、これでまた問題解決力に自信が(笑)。ダメージ、朝の3時間程度でした。韓国は先進国なので、たいていのことが何とかなります。

夏も相方の家に招待してくれたのはいいけど、ネットにつながらなくて、情報検索したり、仕事したりできず、ストレスだったんですよね…。

検索は、なぜか携帯とPCでは結果が違います。地図や駅の場所など検索が大事です。私の携帯のGoogleマップだと出てこない地名多いんですがなぜなのかなぁ。まぁパソコンのほうが情報量が多いという話です。

今どき、この時世でネットにつながらないと、色々不利というのがあり。私にとっては重要です。私の自立はパソコンに支えられています。

■ ミョンドン

というわけで、翌日は9時にミョンドンへ。雰囲気は原宿です。日曜ではありますが、通勤電車って感じです。

ミョンドンは、まぁ繁華街なので、そういうのが好きな人は見るところがたくさんあると思いますが…私はすっかり物欲を昇華中で、何も欲しいのがないので、目的のハーモニーマートで、変換プラグ1000KRW(100円)を買ったら、とんぼ返りで、4.19駅に戻りました。

変換プラグ、ハーモニーマートに置いています。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12162460907

4.19駅の家に戻ってからは、日の高い、暑い時間帯は、PCを打ち、夕方、お寺をつないだDulegilを歩いてみました。ちょうどよい散策路でした。

こういうご近所のちょっとステキな場所を歩くっていうのは、私は、甲府にいるときから、いつもやっていて、ちょっとした穴場を発見したりするのが、お気に入りの過ごし方です。

私の幸福には、大したお金がかからないという…安上がりな人(笑)。

帰りに近所で、商店街を見つけたり、ちょっとヒッピー風のカフェを見つけたり、で楽しめました。

私はお散歩、大好きなんです。

本当にこのエリアはいい感じです。ちょっと、お金持ち風な家もちらほらあるのですが、大学が多いためか、リベラルな空気感がありました。

そんなこんなで、一人でも十分楽しめたので、相方に置き去りにされたことはあまり堪えず…。まぁ、2度目で慣れているというのもありますし(笑)。

■ 機嫌が悪いことを責められても

私も前の晩、家の中で機嫌が悪いって非難されたたときは、プチっと来たんですよね。ストレスの元になっているのは…なので。

でも、ちょっとハッキリ言い過ぎました。ごめんなさい。

一説によると、怒ると良く寝れるそうで、実際この日は久しぶりに快眠でした☆

とはいえ、朝に、今から、ウキウキと、さっそく山に出かけようとしているのに、別のことしようよ、と誘いを受けても、承諾したら、また私がしたいことはできない訳じゃないですかね?

それで、”いいよ!”って返事を期待されても、言うわけないでしょう~。山は、早立ちが大事なんだし。

もうすでに我慢だらけで、自分のことしたい!ってなっている人に、さらにほかの人に合わせるように期待しても無理です。ちょっと考えれば分かるでしょう…

もう、何のための旅行なんだか…インスボンに行かなきゃ、意味がないわけなんで!

というので、自分の心を満たして、気分も回復して、帰ってきたら、「ごめんねー、今日は晩御飯、奢るね~」とでも、言おうかなーと思っていましたが、相方がいなくなっていたので、晩御飯の代わりに変換プラグを求めて、ダイソー探しに出た訳でした(笑)。

が、これはこれで楽しめました☆ ダイソーが発見できてよかったです。

というわけで、自分の内なる強さを発見しました…。というか、そもそも、外国で一人でいるのは、ぜんぜん嫌いじゃなかったんだった。

こういう時、”えーーん、一人にしないで~(涙)”となれば、可愛げもあるのでしょうが…、可愛くなくてすみません(笑)。



3度目のインスボン その⑥ 大混雑の一般ルート

■ 相方と喧嘩

さて、もう、相方への義理は果たした!

もう私の幸せのバケツは、空になりそう!

韓国に来て、もう7日目です。いい加減、目的を果たさないと!!

私は私で自分を幸福にしてやらなければならない!!と思い立ち、

翌日は、オモニに会いに行くことにしました。

オモニに会わないなら、何のために今回来たんだか!

でも、事前情報で、白雲山荘には泊まれないし、オモニも、山にはいないと思っていたので、お土産をもっていなかったんですよね…

それで、下界で、甘いものを買って、トソンサで、お寺で使っているような価格帯のお線香を買って、持って行きました。李さんと4人で映っている写真を同封しました。

オモニにお土産を買うため、トソンサに行きましたが、本当に、とっても悲しくて、なんでこうなるの!と涙は出てくるし、やりきれない思いでした…。

きっと私が色々と我慢しているって、分かっていないんですかね?


が、山を登っているうちに元気になりました☆

今回は、私は誰かに頼らなくても、自分で自分を幸福にする力があると確信できました。

白雲山荘へ行く途中に、レンジャーのレスキュースポットと、お寺がありますが、女性のお坊さんでした。傷心中の私を慰めるように、穏やかな感じのお経をあげてくださっていたので、しばらく黙とうしてから、山に登りました。

韓国の山は宗教がいまだに生きている山です。日本ではとっくに形骸化してしまって、ほとんどが商業的なものとなってしまっていますが、毎日の勤行など欠かさない姿を見ると、素晴らしい精神性だなと思います。

■ 大混雑 白雲台

しかし、この日は土曜日…。ああ…大混雑です。



まぁ、分かっていたことですが。日本の山もこんなもんですよね。また、ハイキングの白雲台だけでなく、インスボンも、クライマーがわらわらと張り付いていて、土曜日はとてもじゃないが登攀は…と思いました。日曜も午後からなら良いのかもです。

この後、オモニに会うのですが、若い人が小屋に入っていて、楽しそうでした。ちょっとホッとしました。オモニ、さみしくないかなって思っていたんですよね。

一緒にツーショット取ってもらいました。わざわざ日本から来た人が写真を撮ってもらいたいと言ったことで、小屋の若い人は、ああそうか、と思ってくれたみたいでした。

オモニからサービスでジュースを一つ貰いました☆ お土産持って行ったからです。

旅を特別な旅にするのは、こうした、人との交流だと思います。

私はこの後下山して、気分が良くなって帰ったのですが、その後は、トンデモ事件が待ち構えていました(笑)。

あ、膝の具合は、ちょっと悪化してしまいました。でも、まぁ、オモニに会えたので良いです。表敬訪問、ってやつです(笑)。



3度目のインスボン その⑤ 大東門&シュイナードB

■ 薬食同源の店でサムゲタン!

薬食同源の店
私は初日は一人で近所を探検して過ごしました。医食同源の店を見つけて、ランチに豪華なサムゲタンを食べ、もうすっかり任務終了です(笑)。

サムゲタン、15000KRWと安かった。日本では決して食べれない価格です。











プルコギの店

 夕方は、韓国の山岳会の友人を交えて、お腹が苦しくなるまで、プルコギ&平壌冷麺でした。一人25000KRWでした。

どっちの店もお向かいです。私はいい店を出張中に見つけたら、顔を覚えてもらって通うタイプなので、今回は、この2件に、ほぼほぼ、お世話になりました(笑)。







 ■ Day2 トソンサ&Dulegil

トソンサのバス停
入国2日目24日は、Dulegilだけの予定でしたが、タクシーがウイドンで降ろしてくれなかったので、しかたなく、一緒にタクシーでトソンサまで上がりました。

せっかくなので、トソンサを見学してから、参拝者用のバスで降り、Dulegilへ行きました。

トソンサは、大変立派なお寺でした。同行者の青ちゃんは、30回もインスボンを登っているのに、まだトソンサ行ったことがないそうでした。もったいない~。

トソンサ
私は参拝後だったので、当然、参拝者用バスに乗せてもらって降りました。

募金制なので、1000KRWくらい入れておきました。100円程度です。


お釈迦様は日本と同じでした


Dulegilも良い道でした。ヨタヨタしながらでしたが、なんとか8.5km、歩きとおしました。2時間です。

青ちゃんがしてくれたテーピングがとても良くて、これで歩けた。持って行ったサポーターは気休めでした。

ただ、二日目夜も、ちゃんとは寝れず。

夜中に何度も起こされて、眠かった。

夜、寝る前に、コーヒー飲んだのもダメでした。

■ Day4 レスト&飛行機勘違い

4日目は、それでレストにしました。寝不足だったので。午前中ゆっくり寝て、洗濯、掃除し、ほっとしたら、爆睡。

その途中で、みんなが帰ってきました。

最終日の人がいたので、送っていき、夕飯は、慣れた店で、えごまの葉のビビンバ。サービスでチゲがついてきました。

最終日の人、時間を誤解していたので、市内でお買い物する用事ができなくなってしまったのですが、ちゃんと飛行機乗れてよかった。

エーデルワイスと言う山の店が、ちょうど30%オフをしていたようで、たくさんお買い物していました。

■ Day 5 城壁でレスト日

北漢山国立公園の登山道をぐるりと縦走して、インスボンまで行っても、町というか、すそ野を歩いた感じだと、大して距離もなく、大変でも、なさそうなのですが、ビジターセンターで、レンジャーの格好している人に聞くと、4時間とかいう…え~本当なのかな?と思いました。

だって、登山口から白雲山荘まで1時間半くらいなのに…距離的にあまりないうえ、縦走路って、一般的にアップダウンがあって、楽勝の道ですよねぇ?

でも、掲示板には、”Expart”って書いてあるし…。エキスパートって?ジャンダルムみたいなの?

今のところ膝が確実感がないので、どうなのかなぁと思って、偵察でもいいかなぁと思っていました。

翌日から二人だけになるので、相方に「明日はレストで、縦走でどうですか?」と聞くと、「うん、いいよ」と快諾。うれしかった☆

城壁と城門は、行って見たら、大東門(Daedongmun)と書いてありました。

登山口から、1.9Kmと書いてあり、途中休み休み休憩も大休憩をして、大体1.5時間くらいでした。

ただこの日、結局、朝は寝坊で、出発も遅く、往復4時間で、まったりと楽しんで降りてきました。1.9㎞の往復で4時間はゆっくりですね。

普通に歩けば、片道1時間くらいです。

韓国では、山岳民族の人たちは、教育を得る機会が得られず、差別されていたのだそうです。野蛮人とカテゴライズされていたのだとか。

夜は、またなじみの店へ。もう顔を覚えてもらって、チゲもサービスで出てきちゃったりしました(笑)。

■ Day6 やっと登攀へ

この尾根歩きで、歩きが大体大丈夫そうなのが、分かったのですが、問題は重いギアを担いでの、アプローチの下りでした。重いと膝に負荷が…。

というので、相方がギアをみんな担いでくれて、翌日は登攀へ。ツインのロープ2本とカムワンセット、その他で、17Kgくらいでした。ありがとうございました!

ルートは、日本にいる間に相談して、私のリードを目指して、インスリッジに行くことになっていました。

私はインスボン3回目で、ほとんどの★ルートは登ったことがあり、これからは、自分がリードすることを視野に入れる段階だからです。

と、ところが…当日朝になって、急にルート変更…(汗)。シュイナードBと医大ルートに行くことになってしまいました。おすすめルートなんですかね??

しかし…、絶対に、この足で一日2ルートは無理と思いました。

健康体で、アプローチゼロ、食事もお抱えのときで、一日2ルートだったからです。

しかも、アプローチから、4級…。これは近道を通りたかった、という事情のためですが、一般ルートでも、昨日歩いた大東門への道で、Intermediateで、なんとかこなせるくらいだったのに…。正直、アプローチでスラブが出てきたときは、だいぶ慎重になりました。

それでもって、シュイナードB…。忘れていたけど、ワイドじゃーん!! 

ワイドは、私のような、現代のやり方で育っているクライマーは、人工壁でも経験値が貯めれないし、穂高などのバリエーションルートに行くというのは、さらに経験値が貯めれないので、もう、経験値的にインスボンが初ワイドくらいになってしまいますので、いくら2年前に一度来ていても、それ以降、全然、経験値増えていません…(><)

リード可能性?ゼロです。ので、なんで、このルート選択になったのか???

私からすると謎でした。しかも、ボディテンションで、突っ張り棒のように体を突っ張らないといけないムーブで…今、この足で一番やりたくない系…。

スラブだったら、小刻みに立ちこんでバランスでなんとかなったんですが…。ワイドは…。

というので、2度もフォールしました…(><)

岩場につくと、先行パーティがいたのですが、超下手くそ君たちでした(笑)。めっちゃ遅かった。でも、韓国の若い学生君たちでした。24、25歳で、兵役上がりだと言っていました。かれらであの様子なのですから、私のほうがうんと上手だなとは思いました。でも、私にリードさせると彼らと同じなるんだろうな~(笑)。一時は遅くて、どうなるかと思った(笑)。

相方の登山歴50年には、いたく関心してくれたようで、チョコなど色々と行動食を貰い、一緒にオアシステラスで仲良く、のんびり、下の景色を見て楽しみました。

再度オアシステラスに来る日が来るとは…。下のスラブ怖いですよね。今ならリードできると思いますが、あそこ、アプローチと見なされているんで、ボルトが一個しかないんですよ。

私たちは、行動食でおいしそうなおやつを高級パン屋でゲットしていたのですが、なんと、パン屋で17000KRWもかかったんですよね~驚いた。そのおやつとオレンジジュース半分くらいあげちゃいました。

しかし、この日は、私は今回の旅行で、初のインスボンなのに、以前の登攀でゆかりがある人…白雲山荘やオモニに会うことができず、とても残念でした。

シュイナードBじゃなくても、オモニに会えるルートのほうがよかったな…。

帰りは地下鉄で帰り、夕飯はまた、プルコギと冷麺にしました☆ 




大体、一日の中で一食をちゃんとしたのにする、って感じです。

■ 愛は華麗にすれ違う

正直言って、これは、愛は華麗にすれ違うってやつです…

私は人気ルートとか全く興味なく、興味があるのは、誰だってそうですが、自分の山、です。

1回目のインスボン=体験クライミング
2度目のインスボン=お付き合い

だったので、今回は、そうならないように、つまり無駄足にならないように、あらかじめ自分がリードしたい、将来リードできる可能性があるルートを相談していきました。

特にワイドは、私はやりたくない、というのは、伝えてありました。

でも、シュイナードB…。になったのは、アプローチが短いから、とか同じところに、降りれて、シューズを背負う必要がないからとか、色々あったのでしょうが…。

私は3ピッチ目のとりつきで、クイックドローを落としてしまい、拾いに出かけたのですが、別のルートで易しい箇所があり、これならリードできそう、というのもありました。

私にとって、この日が、インスボンの実質初日だったので、先にオモニとかに会いたかったです(涙)。

それで、これは自分で自分を満たすしかない!と思って、翌日、土曜で混んでいるとは分かっていましたが、足のほうは、少し無理をして、オモニに会いに行きました。

さらに言えば、実は、金土で、ソラクサンに行く人についでに乗せてもらって山岳博物館に行く予定だったのですが…。韓国には、日本にはない国立の山岳博物館があります。韓国と日本の登山の歩みを確認してみたかったんですよね。日本と韓国は仲良しになったほうがいいですよねぇ?

博物館なら、足の故障だったら、ちょうどよいくらいです。足の故障でもない限り、博物館なんて行くことがないと思うんですよね… 優先度的に。

というので、何日も連続で願いがかなえられず、ストレスが溜まりました…。

ので、、翌日は、頑張って一人でも白雲台に行きました。この日は、同行者が一人返って、ベッドが一台空き、一人一台で寝れたので、ぐっすり寝ることができました。