2019/10/02

3度目のインスボン その⑥ 大混雑の一般ルート

■ 相方と喧嘩

さて、もう、相方への義理は果たした!

もう私の幸せのバケツは、空になりそう!

韓国に来て、もう7日目です。いい加減、目的を果たさないと!!

私は私で自分を幸福にしてやらなければならない!!と思い立ち、

翌日は、オモニに会いに行くことにしました。

オモニに会わないなら、何のために今回来たんだか!

でも、事前情報で、白雲山荘には泊まれないし、オモニも、山にはいないと思っていたので、お土産をもっていなかったんですよね…

それで、下界で、甘いものを買って、トソンサで、お寺で使っているような価格帯のお線香を買って、持って行きました。李さんと4人で映っている写真を同封しました。

オモニにお土産を買うため、トソンサに行きましたが、本当に、とっても悲しくて、なんでこうなるの!と涙は出てくるし、やりきれない思いでした…。

きっと私が色々と我慢しているって、分かっていないんですかね?


が、山を登っているうちに元気になりました☆

今回は、私は誰かに頼らなくても、自分で自分を幸福にする力があると確信できました。

白雲山荘へ行く途中に、レンジャーのレスキュースポットと、お寺がありますが、女性のお坊さんでした。傷心中の私を慰めるように、穏やかな感じのお経をあげてくださっていたので、しばらく黙とうしてから、山に登りました。

韓国の山は宗教がいまだに生きている山です。日本ではとっくに形骸化してしまって、ほとんどが商業的なものとなってしまっていますが、毎日の勤行など欠かさない姿を見ると、素晴らしい精神性だなと思います。

■ 大混雑 白雲台

しかし、この日は土曜日…。ああ…大混雑です。



まぁ、分かっていたことですが。日本の山もこんなもんですよね。また、ハイキングの白雲台だけでなく、インスボンも、クライマーがわらわらと張り付いていて、土曜日はとてもじゃないが登攀は…と思いました。日曜も午後からなら良いのかもです。

この後、オモニに会うのですが、若い人が小屋に入っていて、楽しそうでした。ちょっとホッとしました。オモニ、さみしくないかなって思っていたんですよね。

一緒にツーショット取ってもらいました。わざわざ日本から来た人が写真を撮ってもらいたいと言ったことで、小屋の若い人は、ああそうか、と思ってくれたみたいでした。

オモニからサービスでジュースを一つ貰いました☆ お土産持って行ったからです。

旅を特別な旅にするのは、こうした、人との交流だと思います。

私はこの後下山して、気分が良くなって帰ったのですが、その後は、トンデモ事件が待ち構えていました(笑)。

あ、膝の具合は、ちょっと悪化してしまいました。でも、まぁ、オモニに会えたので良いです。表敬訪問、ってやつです(笑)。