さて、縦走するとなれば、北上するか?南下するか?色々と考えることがあります。
うーむと地図を見て、考えた結果、登山口まで歩いていけることだし、北上することにしました。
最初にハイライトである、岩峰のピークを見るより、最後にフィナーレを飾るほうがかっこいいかなと思ったからです。
また、岩稜ルートがエキスパートコースと書いてあったので、もしこの膝で歩けないと判断した時は、近くにエスケープがある、というのが良かったためです。トソンサに降りる道がエスケープが取れそうでした。
ので、北上に決定! もう、どっちのアプローチ(よくアルバイトと言われる)も、今回歩くの2度目で、偵察は、バッチリすぎるくらいバッチリです。
■ アカデミーハウスから大東門へ
ルートは、登りをアカデミーハウスから大東門、そこから、縦走路を行き、龍岩門。そこでエスケープするかどうかを決め、白雲台。あとは、白雲山荘経由で下山です。
行って見たら、なんということはない快適な縦走路で、時間も各ポイントまで10分とか30分で、日本だと完全に初級ルートでした。
これが登山口のアカデミーハウス前です。
龍岩門から、トソンサに降りれるようです。この先は、エキスパートコース、とありましたが、ここから先が絶景エリアでした。
これが懸念のエキスパートコース…日本では手すりがついているようなところは、上級ではないです。誰にとってエキスパートコースかというと、60代の初心者おじさんやおばちゃんにとって、です。
日本では、18歳の男子にとって、という前提で登山道が作られているので、18歳男子で大学山岳部に入部したところ、という男子にとって、初級のところは、60代初心者にとっては、上級です!!
この写真は、ただ見るだけで登らない場所ですが、日本で上級コースを登っていたら、うっかり、こっちなのかな?と思って、行ってしまいそうです。日本では、このクラスは、鎖場です。でも、落ちれば、確実に転げ落ちます。
結局のところ、7:30登山口、8:30大東門、9:30白雲台入り口、みたいな時間しかかからず、もう超快適な道でした(笑)。なんだー。ビビッて損した。
もっとも難しい道は白雲台の直下の鎖場?手すりが出ているところです。
でも、この日は空いていたし、4級程度の登りなので、2度目でもあるので、いくら壊れた膝でも、手すりなしで登りました。もちろんですが、ストックはしまいます。
結局、白雲山荘に11時にはおりてしまい、アイスを食べて、持ってきた行動食は全部食べてしまいました。白雲山荘のおばちゃん、わんことほっこり。
下山ものんびり下山して、歩荷仙人にもまた会いました。下山は12:00でした。
下山口で、どうやってウイドンまで降りるかな~と思って、トソンサのバスを見ていたのですが、参拝客が多く、登山者は乗るの悪いなーと思っていたら、韓国人の二人連れの男性登山者がちょうど降りてきて、車で降りる様子だったので、ちょっと声をかけて、乗せてもらいました!初?ヒッチハイクです。
お二人は、英語が通じてよかったです~
まだ下山しても、12:30だった(笑)。
■ 捨てる神あれば、拾う神あり
下山した頃合いで、韓国の友人から、夕食を一緒に食べましょうというメールが来てうれしかったです。旅行中、寂しいのは、お食事を一人ですることですよね。
実はいつも行っているなじみになってしまった薬食同源の店のメニューをGoogle翻訳してみたら、なんと、松茸ご飯定食があることが分かったので、前の日に相方に、奢ってあげるから一緒に食べようよ!と持ち掛けたのですが、答えはNO。奢ってあげるっていっているのにイラナイっていう話だったので…残念でした。
ので、来てくれたなおえさんに奢っちゃった!うれしかったですよ~ 会いに来てもらえて。捨てる神あれば、拾う神あり。
というわけで、次回へつなげる偵察がてら、松林駅まで徒歩10分くらい歩きましたが、適した宿泊場所は見つかりませんでした。
松林駅から、Dulegilで4.19記念公園まで、のんびり戻っても、まだ14:00で、楽勝の縦走でした☆
なんだか、自分一人で歩いた山だったけど、とても満たされて、幸せでした☆
私は山そのものが好きなんだと理解。
縦走では簡単すぎて、もはや満たされない、と思っていましたが、そんなことはなかったです。
それに、自分で自分を幸せにできる力があると確信しました。何はなくとも、山さえあれば!
今回はお天気も良く、自分が行ったことがない場所だったのも、幸せの理由です。私は知らない場所に行くのが楽しいみたいです。
Wifiが入る登山口 |
人生初 松茸ご飯 注文は2名から |
今日インスボン登ったら最高だっただろうなー |
アカデミーハウスの登山口へ行く途中に給水できます |
この地図が助かりました |